はてなキーワード: 4Chanとは
ツイッターのトレンドに出てきた「#トランプ大統領勝利」で初めてQアノンについて知ったのですが、wikiを見るとどうやら陰謀論らしいです。合衆国を裏から操る秘密結社が存在し、民主党の政治家やハリウッド俳優が悪魔崇拝、児童買春を行っているとの主張です。
在日特権とか在日認定みたいな主張がアメリカでも起きているというのは面白いですね。しかも2ちゃんねるを参考に作られた4chanからの発信です。
日本だけの問題だと思っていたことが海の向こうでも起きていたという話ではネトウヨとオルタナ右翼アニメアイコン問題を思いだします。
これらはインターネット社会における人類普遍の問題なのか、ツイッターや2ちゃんねるのようなサービスから可視化、発生した問題なのかどうなんでしょうね。
それこそ4chanでも見てろって話じゃないの
インターネットの歴史では隔離場所や肥溜めみたいな空間が発展して大きなコミュニティや文化が生まれるということが度々あると思うんだよね
割と真面目な時事スレのみ扱うニュー速板にたまに建つ「○○しようずwwwww夢ひろがりんぐwwww」みたいなクソスレの強制移転先というような言わばクソスレのゴミ箱みたいな成り立ちなんだけど
そんな場所が何年もしないうちに当時の2chで一番人が多かった元のニュー速板よりも賑わうほど人が集まるようになって、結果ニュー速VIPは長年2chのNo.1として君臨して良くも悪くもいろんな文化を発展させた
若干経緯は違うけどステマ炎上騒動でニュー速民が嫌儲に集団移住してニュー速の人口が激減・絞りカス状態になってからニュー速に右寄りな人が集結して元の雰囲気と全く異なるものになったのも似たような話かもしれない
こんな感じの例って世界的にもあって、韓国の大手掲示板日刊ベストストア、通称イルベは別の大手掲示板の削除された過激な書き込みのまとめサイトとして生まれ、それが独自のコミュニティとして発展した
今話題の8chanだって規制が厳しくなって存在が許されなくなった4chan民の右翼が集結したような経緯がある
こういう隔離場所や絞りカスが意図せず発展してしまう状況って日本史とか世界史で似たようなのありそうだなーって思ったんだけど
セリーナが表彰式でスピーチをしてブーイングを鎮めたから素晴らしいって?
そもそもてめぇの異常な抗議で会場中を巻き込んだ上に、大会運営委員はセリーナが勝てなくて残念とか言ってんだぞ。
アメリカは良い国だって擁護したいからってあれは擁護できねぇよ。
新チャンピオン誕生の場でずっとセリーナ優先してブーイングし続けてる時点でクソ過ぎる。
擁護してる奴滅茶苦茶少数派だぞ。
アメリカ擁護 or 左派の癖してうさんくせぇアメリカンナショナリストに餌与えんなよ。
あと前から思ってたけど、最近の「一部の人間の行為を日本人全体に拡大する手法」にはうんざりする。
もちろん日本に純血主義者や差別主義者がたくさんいるのはわかるが、皆が賞賛してる中で必死に一部の差別的ツイートを拾ってきて、日本は差別主義者の糞野郎とかあげつらうののどこが差別に対する対抗なんだよ。
4chanのクソレス拾ってきて「アメリカ人は史上最強のレイシストの糞野郎」って言ってるのと同義じゃねぇか。
黒人は犯罪者ばかり、朝鮮人は犯罪者ばかりとか言ってるのと何が違うのか。
血統主義、出生地主義、挙句の果てには、日本語が上手くできてるかどうかで決める言語主義、精神が日本人かどうかで決めるというわけのわからない精神主義まで出てくるコンセンサスの無さ。
全員お互いに差別主義者と罵り合ってる。
もう、うんざり。
今のオタクの最先端の話題は間違いなくバーチャルユーチューバーである。
去年の末頃から爆発したVtuberブームだが、今も衰えずに続いおり、おそらくは一過性のもので終わらず、技術の発展や新規参入が続いてくれば話題性も絶えず、ある程度は続いてくように思える。
00年代末に出てきたボーカロイドが10年ほどたち、派生文化を含めていまだに大きな位置にあることを考えると、それに近いレベルでオタク文化の歴史に残っていくだろう。
ボーカロイドといえば初音ミクだが、バーチャルユーチューバーでそれに相当する存在といえば間違いなくキズナアイだ。
自分はキズナアイが出てきたわりと初期から追っかけてきた。最初の動画投稿が2016年末頃だが、2017年の1月頃にチャンネルがBANされるという事件がありその直前に見始めたのを覚えている。
その頃のチャンネル登録者数はまだ1万人にも満たなかったので、いまや200万にも届きそうな勢いを考えるとキズナアイファンとしては古参と言っても差し支えないと思う。
この頃に自分がキズナアイの動画を見るきっかけになったのは4chanという有名な海外掲示板である。
実を言うと今の本格的なVtuberブームが起こる以前に何度か小規模なVtuberブームが起こっていた。
当時はVtuberと言える存在はキズナアイただ一人だったのでキズナアイブームと言った方が正しい表現だろう。
このキズナアイブームだがその中心は日本ではなく海外であった。
そしてそのブームに一役買っていたのがこの4chanという掲示板である。
ちょくちょくこの掲示板を見ていた自分だが、ここのゲーム板でキズナアイをサムネにしたスレッドをよく見かけており、ある時何の気なしに開いたのを覚えてる。
確か最初に見た動画がキズナアイが炭酸風呂に入るという趣旨の動画で、ペットボトルの中をキズナアイが突っ込むシュールな映像を見て妙なもんが出てきたなあ・・・と最初の感想はそんなもんだった。
スレッドではやたらはまってる人が多く、これ面白いのか?と半信半疑で過去動画をあさり、とある回のUnityアセットの親子モデルセットを買ってワーイ友達ができたよーとアイちゃんが喜ぶという企画を見て
「あっこれはコンテンツとして面白いものだ」と確信したのを覚えている。
4chan内ではアイちゃんにハマる人が続出していた、キズナアイスレが立つと即効で伸びるような状態だった。
4chanは画像掲示板なので字幕入りのキズナアイの動画はすごく相性がよかった、関係ないスレッドでもキズナアイのドヤ顔(smug ai-chan)に字幕が入ったのスクショをよく見かけた。
最盛期には乱立するレベルでキズナアイスレが立っていたほどである。
ところがこの4chanのゲーム板ではe-celeb(Youtuberなどのネット有名人)に関するスレッドが禁止されていた。
スレの乱立に反発する人も当然多かった。ほとんどゲームとは関係ない話題だから当然である。
最終的にはゲーム板でのキズナアイスレは禁止となり、日本に関する板に総合スレが立ち、キズナアイ関連の話題はそこに集約されることとなった。
こうして4chan内のキズナアイブームは一息つくことになる。
とはいえ、それ以降もフェイスブックのアニメ関連のページで紹介されて話題になったり、キズナアイのDiscordチャンネルができたりと4chan外の海外コミュニティでも緩やかなブームが続いていき、後の大ブームとなる下支えを築いていった。
そして、この第一次Vtuberブームとも呼べる現象だが、実はもうひとつ英語圏とは別に中心となった場所があった。
自分は韓国語がわからないので詳しくはわからないがどうやらキズナアイブームは4chanよりも韓国の方が少し先行していたらしい。
これは初期から動画を見ていた人なら確実に覚えていると思う。初期のコメント欄が英語と韓国語にほとんどしめられてたことを。
自分が覚えているのはやたら韓国語が多くてたまに日本語を見かけてプロフィールを見ると単に日本語のうまい韓国人だったりとか、
アイちゃんは韓国語がわからないからなるべく日本語で書き込もうみたいな呼びかけをしている韓国人がいたり
字幕をつける速さで韓国と英語どちらが先か争ってたりだとかそういう初期の頃のコメント欄の雰囲気だ。
この辺の雰囲気は初期の動画を見れば今でも確認ができるし、17年の1月31日にはツイッターでアイちゃんの「韓国からのコメントが増えて嬉しい」とツイートしているので見て取れる。
日本語のコメントが一番多いという状況は実はここ最近の状態なのだ。
もちろんある程度は日本人もいたわけだが間違いなく初期のキズナアイを支えていたのはこの韓国や英語圏のファンが中心である。
では海外のオタクでキズナアイがブームになってた頃、日本のオタクたちは何をしていたのか?
「すごーい」「たのしー」
糞アニメを持ち上げて幼児退行するという趣味の悪いゲームに興じていたのが日本のオタクなのだ。
そして結果はどうか?
一目瞭然である。
今やけものフレンズは身内のゴタゴタと大企業の勝手な都合に振り回された挙句に見るも無残な状況であり。
バーチャルユーチューバーは未来あるベンチャーや技術者、クリエイター達の手によって一つの時代を築こうとしている。
当時の日本のけものフレンズブームにのれずに陰で海外のオタク達とキズナアイ動画を見ていた自分としては
「これの初期を支えたのは俺達だよな!日本のオタクとか大したことねーよ!」
と4chanや韓国のオタク達と肩を抱き合いたい気持ちになるのだ。
余談だが今のオタクの最先端をもうひとつ挙げるとしたポプテピピックであるが。
この原作者である大川ぶくぶの才能を見出していたのも海外ファンの方が遥かに先行していたこともつけくわえておきたい。
追記