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レンゲの有用性
レンゲはセイヨウミツバチの良い蜜源となるため、多くのはちみつがレンゲの蜜から作られています。また、マメ科植物であるため、前回の記事で詳しくお話した窒素固定を行うことができます。そのため、水田の肥料(緑肥)として利用することができ、水田の休閑期に見られる一面のレンゲ畑は緑肥のために栽培されていることが多いです。
レンゲによる緑肥の利点
レンゲ畑
レンゲ畑
レンゲを稲を植えていない時期に植え、成長させて窒素をたくさん取り込ませたところで、植物体ごと土の中にすき込みます。これにより、化学肥料を与えずに窒素分を田んぼに供給することができます。化学肥料は手軽に安く利用できる反面、問題点もあります。耕作地に撒かれた化学肥料の50%くらいが利用されずに土壌から流れ出し、川や海の富栄養化に影響すると言われています。また、化学肥料だけを土壌に与えていると土壌に住む微生物やミミズを代表とする土壌動物の餌が不足し、生息しにくい環境になります。そういった生物が居なくなると、土が硬くなり、植物も生育しにくい土壌になると考えられています。有機物を土壌に与えることは、土壌が劣化してしまうのを防ぐのに欠かせません。レンゲによる有機肥料を用いた農法は化学肥料を使用するよりも知識や技術が必要になりますが、持続的な田んぼの利用や周囲の環境への影響を考えると、良い手法であると考えられます。
レンゲ畑の減少
レンゲの栽培は、1960年代以降に急激に減少しました。その原因は、稲の苗を植える時期が早まり、レンゲの栽培時期と重なるようになったことや、化学肥料を容易に使えるようになったこと、農家が家畜を飼わなくなり、その飼料としてレンゲを栽培することがなくなったことが挙げられます。また、アルファルファタコゾウムシ Hypera postica というレンゲの害虫が1982年に海外から侵入し、九州から西日本に広がり、開花前のレンゲが全滅するという被害がおこりました。
アルファルファタコゾウムシ Photo by AfroBrazilian, CC BY-SA 3.0, via Wikimedia Commons
これに対し、日本では、生物的防除として1988年からタコゾウチビアメバチというアルファルファタコゾウムシの天敵がアメリカ合衆国から導入され、2006年までに福岡、熊本、大分、山口、岡山、兵庫、岐阜で定着したことが確認されました。それらの地域では、アルファルファタコゾウムシのレンゲへの被害が減少してきたことが報告されています。しかし、生物的防除は、外来種を積極的に導入する方法であり、在来種にどのような影響が起きるのか想定することが難しく、非常に危険な手法です。生物学的防除として沖縄に導入されたマングースは、結局目的の生物が駆除できず、むしろ在来種に多大な影響を与え、しかも、一度広がったマングースを駆除するのも困難な状態になっています (沖縄のマングースについて1, 沖縄のマングースについて2)。幸い、今のところは在来種への影響は明らかになっておらず、レンゲへの被害は減少しているようです。
近年は、2015年から施行された「農業の有する多面的機能の発揮の促進に関する法律」で、緑肥を行う農家への国からの支援も行われるようになって来ました。レンゲ畑、復活の兆しが見えてきたのかもしれません。
妊娠7ヶ月。
4日間の出張があり、九州から東北まで各地を巡って帰路に着く。17時に帰宅。
炊飯器は洗われておらず、水出しのお茶パックは浸されたまま、キッチンペーパーは芯だけ残っていた。金曜日にあったはずの資源ごみ回収は忘れられていて、ゴミ箱にペットボトルが積まれている。出張前に夫には「猫の世話と燃えるゴミだけはお願い」と言って出てきた。なので、これは指示をしなかった私が悪い。
夫は21時過ぎの帰宅になると言う。疲れてくたくただが、この4日間の1人出張でろくな飯を口にできなかった上、最終日の昼に支給された弁当があまりにも冷たくて美味しくなかったので、今夜はちゃんとしたご飯を食べると決めていた。
スーパーで根菜の水煮セットを買って、ホットクックで筑前煮を作る。後はきのこの炊き込みご飯、わかめと豆腐の味噌汁、ほうれん草の胡麻和え、惣菜コーナーで買ったコロッケ。
ホットクックと炊飯器を駆使すれば、私は食材を切って調味料を入れるだけ、ほとんど何もせずに滋味溢れる料理の出来上がり。待つだけでできる料理、最高。
丁度いいタイミングで夫が帰宅。今日ほど早く帰ってご飯を作ってもらいたかった日はなかったが、共働きだし仕方ない。メシマズ嫁なので「ありがてえ」は言ってくれるが「美味い」は言ってもらえない。私としては味噌汁もご飯もあって野菜もあるし最高の飯が作れて大満足である。
妊娠7ヶ月ともなると腹が出てきて動作もしづらく、体力も無くなってきた。妊娠後期は出張も行かないつもりなので、来月が出張納めである。
今朝は出張土産として送った黒豚が自宅に届いた。こういう機会も余裕も出産後はなくなるんだろうな。産休中の不安も大きい。でもまずはしゃぶしゃぶ食べてから考えよう。
親父は九州出身。アホみたいに厳格で口うるさい(俺には優しい)祖父から逃げ出すため、底辺工業高校を中退しギターを持って上京。
東京で出会った仲間とバンドを組む。生活費のためにバーテンダーになる。
薬剤師だった母親がバーの常連になる。バンドが売れずバーもクビになり露頭に迷った親父は母親の部屋に上がり込み同棲開始。姉ができて結婚。
姉が産まれる。
母方の祖父母に「アーティスト」と自己紹介し説教された親父は工場に就職するも2週間でクビ。家事を習得し本格的に主夫となる。
俺が産まれる。
現在親父も母親も50代後半。母は相変わらず薬剤師として勤務。父は職歴なし。
母が結婚前、病院薬剤師だった頃に人伝で「母がヒモを養ってる」ということを聞いた1人の医者が「そんな男といたらダメになるよ。俺が幸せにしてあげる」的な感じで迫ってきたが絶対お断りだったらしい。