はてなキーワード: 星占いとは
星占いというと、女の子というより女性全体がやるイメージだからな。
逆バージョンでいうと、男の子がPCやオーディオの本を買うイメージ感じかな。
「男の人ってPCとかそういうの好きだよね」
なかなか難しくないかい?
ただしどこで何時に生まれたかはホロスコープを読む上でとても重要。
なぜなら西洋占星術は実際に天空にある天体の正確な位置情報を必要とするから。
試しに以下のサイトに自分の誕生日と出生地の緯度経度を入力してみてほしい。
仮にシドニー生まれだとしたら、北緯151度12分、南緯33度52分。日本との時差は-1時間。
2013年9月5日、日本時間の正午に北半球と南半球で生まれた二人の子どもがいるとする。
時差があるので一人の子どもはシドニーで午後1時に、もう一人の子どもは日本で12時に生まれたことになる。
西洋占星術では天体の位置を示すため、春分点を起点に黄道を12に区分けし
30度ごとにそれぞれ星座の名前をつけている。これをサインと呼ぶ。
いわゆる○○座というのは生まれたとき太陽がどのサインにあったかを意味している。
ちなみにサインに○○座という名前がついていても、そこにその星座があるとは限らない。これはあくまで番地名。
太陽は他の天体と違って毎年ほぼ同じ位置にくるので目安にしやすい。
id:mythmは真夏のクリスマスをビーチで祝う家庭で育ったかもしれないけれど
雪の中ふるえながら年賀状を投函しに行く日本の山羊座っ子たちと同じ位置に太陽がある。
先ほどの二人の例だと、9月5日は太陽が乙女座の位置にある。よって
となる。
さて、西洋占星術は主に10個の天体の位置を元に森羅万象を占うんだけれども、
見上げた空に違いはあれど、世界中どこで生まれても生まれた瞬間天体があった黄道の位置は同じだよね。
じゃあ北半球で生まれようが南半球南で生まれようが、地球の真裏で昼夜逆転していようが占いの結果は同じなのか。
結論から言うと、雑誌に掲載されるような万人向けの占いでは紙面の関係で同じ扱い。実際共通点は少なくない。
ただちょっと詳しく見る場合はもちろん違う。そこに前回書いたハウスというのが関係してくる。
さくっとホロスコープ作成でレポート結果を出すと右下に出るのがそれ。
実はホロスコープ(チャート)というのは、地球を中心に天体がどう配置されていたのかを図にしたもの。
チャートの円を上下で二分割している線の左側9時の位置が東の地平線、右側3時の位置が西の地平線になる。
この上下をそれぞれ6分割したものが12ハウス。起点になる東の地平線は1ハウスに、西の地平線は7ハウスになる。
山羊座と土星と10ハウスで書いた、例の10ハウスの起点が天頂。ちなみに4ハウスの起点は天底と言う。
天頂と天底は南半球と北半球ではずれがあるし、昼夜が逆転している東西では星の位置は真逆になるよね。
同時刻のチャートを出しても、起点になる東の地平線の位置が変われば1ハウスの位置が変わる。
12ハウスにはそれぞれ意味があるので、それがずれるとそのチャートの解釈は色々と違ってくる。
たとえば10ハウスの起点(10ハウスカスプ)はその人の社会的な頂点と考えるんだけど
同じ時間に生まれても生まれた場所によって位置が変わってくる。
増田子 2013年9月5日現地時間13時00分 シドニー生まれ 乙女座 MC天秤座
となる。三人は同じ時間に生まれたけれど、増田子はデザイナーに、増田太は事務職に、増田介くんはプログラマーになるかもしれない。
でも三人には「柔軟性が高く、用心深い。細かいことをちまちま研究するのが好き」という共通点がある。
あくまで一例だけどね。
出生時間が同じでも、特定の目的に対して星の位置は有利、不利があると考えられているので
出生時間から理想的なロケーションを探し、そこへ引っ越したり旅行をしたりすることで人生に変化をもたらせると考えるわけ。
(増田子はプログラマーになりたければブエノスアイレスに、増田介は事務職目指すなら東京に移住したりすればいい。)
「天文学は賢い母。占星術はその愚かな娘。しかし貧しい母には娘の稼ぎが必要だった」
という言葉があるんだけど、近代に入ってオカルトとして切り捨てられるまで占星術はイギリスで省として機能していたこともあった。
そのせいか西洋占星術はとてもシステマティックで、細かい数字と角度にこだわり、再現性を重視する。
パソコンが普及するまで、占星術師には数学の才能と分厚い天文歴片手に星の位置を記録する大変な根気が必要だった。
ただ当時東洋ではいかんせん天体観測の技術が不足していたので、それに変わる物として天体の運行を元に暦を作った。
しかし星は24時間区切りで動くわけじゃないので誤差がおきる。それで調整のため暦には閏日や閏月が入れられていることが多い。
その間にも星は動いているので、暦の上の天体と実際の天体はどんどこずれていく。
しかもそれらの暦は流派によって多少違うので、東洋系の占術は西洋占星術以上に経験と勘に負うところが大きいように思う。
そんなわけで理系は西洋占星術にはまりやすい。自分は数字弱いからパソコンなしでは占えない。
興味が沸いたらAmateruをDLして遊んでみてほしい。
PATTERN48
http://ptn48.shaberizon.jp/ ・・・サインの特徴を鋭く言い当ててる
フリーウェアAmateru
http://tetramorph.to/ ・・・見やすくて使いやすい
http://homepage3.nifty.com/Almanac/ ・・・日本人占星術家はプロアマ問わずこれ使ってる
高学歴増田の話には、山羊座と土星と10ハウスが意味するものがよく表れていると思った。
西洋占星術、いわゆる星占いでは、山羊座は野心と自己否定の星座とされている。
野心が自己否定とどう繋がるのか、山羊座が強くない自分には今一つわからないところがあった。
自己否定が強かったら自信をなくして何にも挑戦する気にならなくなるんじゃないのか。
でも増田の話を読んで納得した。自己否定あっての努力であり、野心あっての自己否定なんだな。
土星は山羊座の支配星とされていて、成長のための試練を与える教育の星と言われており
土星が位置する場所は、自分の生き方を否定せざるをえないような苦しい問題が起きると言われている。
女性誌でおなじみのはてなダイヤラー石井ゆかりさんは、成長させてくれる星として土星を「土星先生」と呼んでいるけれど
人によっては、土星は星一徹やロッテンマイヤーのような影響を持つ星だと思う。
「一事が万事」で「明日のため」に、常に成長のために駆り立てられる高学歴の世界は
という高学歴増田の世界では、時間は「明日まであと何分」という風にただただ消費されていくものみたいだ。
西洋占星術ではチャート(いわゆるホロスコープ)を作る際、人生の様々な分野を12に分けて考える。※分け方については割愛。
10ハウスはキャリアとステイタスのハウスで、山羊座が担当する。10ハウスは土星を支配星とするハウス。
まさに医者や弁護士、大企業の重役など、社会的に認められ、成功する立場にある人たちの縦社会のハウス。
ひとつ前の射手座が担当する9ハウスは高等教育と哲学のハウスだけど
10ハウスは学んだことをキャリアに活かさなければ意味がない。
世界的に価値ある大発見だろうが、社会的ステイタスの向上にまったく貢献しない分野では意味がない。
(そういう縦社会から飛び出した新人類的な活動は、お隣の水瓶座11ハウスが担当する。)
そんなわけで高学歴増田の世界は、山羊座の国の土星人が住む10ハウスの話に見えたんだけど
こうして考えてみると山羊座土星的高学歴の国はちっとも優雅じゃない。
優雅さがあるとすれば、それは優雅であることがステイタスを得る上で必須だったからだろう。
遊びも仕事も家庭も結婚も友人も、すべてはステイタスを獲得、維持するため。
山羊さんもたいへんだ。山羊座の国の土星人でなければ耐えられないと思う。
一般的に山羊座と10ハウスが強い人は社会的に成功している人が多いので
いいなあ、うらやましいと思っていたけれど
これから山羊座や土星や10ハウスが強く影響している人のチャートをみたら
その心情をもっと思いやろうと思う。
http://anond.hatelabo.jp/20130903002317
こうなるよ。天文学は賢い母。占星術はその愚かな娘
個人の心理が物事を動かし、それが星に現れていると考える心理占星術という占術がある。
原著は1981年。もう絶版なのでアマゾンで購入。川北稔先生が、「イギリス近代史講義」のなかで、イギリス衰退に関する代表的な議論として紹介していたので。
本の主張は単純。イギリスの産業衰退は文化的にビルトインされてたってこと。「世界の工場」として華やかなりし頃だった1851年のロンドン万国博覧会のときすでに、反産業の気風が高まっていたということ。騒々しくなく、あくせくせず、保守的で、物質的利益を追求せず、汗をながさない。そんな「ジェントルマン的な精神」が英国の産業を破壊したっていう議論。
英国企業の経営者達は、「重役協会」にみられるような経営管理という世俗的な役割から超然としたグループを形成し、変化への対応や、利益の追求を嫌い、政治的、社会的活動などの非事業的な分野へいれこむのが美徳とされた。産業界への社会的地位は低いままで、オックスブリッジに見られる一流大学では産業界で「使える」ような応用的な知識は蔑まれ、優秀な人材は全然集まらなかった。これは、製造業の役員の名刺にはほとんど必ずドクターとついているドイツや、職人的技巧が敬われる日本と比べると、まさに20世紀英国では他のどの国よりも、産業界での経歴が低く評価されたのである。
本書では、このジェントルマン的精神のせいで衰退した英国産業についても多く触れている。経営陣が保守的だったために、ドイツのIGファルベンや、アメリカのデュポンに完全に敗れた、プランナ=モンド社(ICIの前身)。経営者が政治の世界にいれこんだために、オランダのロイヤル・ダッチにに会社を買収されてしまった英国のシェル石油など。そんな中で、唯一金融業だけが繁栄を続けたのは、そこが実際の生産とは一歩離れた場所にあり、世俗的な空間とは一歩はなれた「きれいな」空間で優雅にビジネスができるからであり、ジェントルマン的な精神と親和性が高かったのである。
本書の問題点はあげようと思えばたくさんある。「衰退」へ向かった歴史的流れを説明するはずなのに、やたら20世紀後半の「現代的な」資料ばかりが目についてしまうこと。引用の仕方がけっこうかなり怪しいこと(ケインズが金儲けを否定していた、と言う箇所とか)。本当に英国の反産業主義が他のどこよりも根強かったと言えるのか(大量生産に批判的なエートスは震源地のアメリカでも当時見られた)。そもそも文化決定論って自体、星占いと同じようにイエスともノーとも言えるわけで。
ただひとつ、現代に生きる日本人として、今日的なレッスンをあげるとするならば、衰退の色が見えはじめた時の英国政府・産業界がとった行動である。本書では、国内での過当(と言われた)競争を排除すれば雇用も減らず産業競争力は強くなると考えていた当時の英国の事例を紹介している。1890年代に始まった英国の企業合同や、30年代の市場配分協定など。結局、当時民間で行われた合併の波も、経済全体に利益をもたらすことはほとんどなかった。逆に、それは英国の保守的気風に棹を指し、産業界を革新からますます遠ざけ、産業衰退にさらなる拍車をかけることになったのである。
こういうのは星占いを相対化することにつながるから、エセ科学排除の立場からでもアリなんじゃない?
ハンドリングが難しそうだけれども。
ここのはてなー(エセ科学排除原理主義)にとっては、こういう教育もNGかな?
http://www.geocities.jp/ino_hideki55/020602-kokugonoheya-hatugenkiroku.htm#02060202
から引用。
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道北サークルページ http://homepage1.nifty.com/dohoku/index.htm
に載っています。
《引用開始》…………………………………………………………………
野 村 智 明 e-mail:EZB07655@nifty.com
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ユーモアのある表現が生まれ、楽しい授業となる。原実践は石川晋氏。
サークルの仲間・小野敦司氏のレポートをもとに追試したものである。
<準備>北海道新聞日曜版 日曜版「アリアドーネ・ユウコの星占い」(人数分)
星占い作文用紙(人数分)
北海道新聞の日曜版を提示する。どのような記事があるか、大まかに見せる。
この中に、星占いがあります。今週のみなさんの運勢が出ています。
「アリアドーネ・ユウコの星占い」の部分をあらかじめ印刷しておき、それを配布する。
他の星座のところも読んでみましょう。
『今週一番の運勢は何か』『今週あまり運勢のよくないのは何座か』をきく。
こうしてみていくうちに、星占いの中に書いてある◎○△×などの記号の意味が分かる。
星占い作文用紙を配布する。
4種類の運勢がたった74文字の中におさまっています。
74文字の中に入れる書き方の秘密を「アリアドーネ・ユウコの星占い」の中から見つけましょう。
3分間1人調べをして、その後グループで話し合いをする。子どもたちが見つけた、書き方の秘密は次の通り。
・句読点を多く使う。
・一文を短く。
・「です」「ます」「でしょう」などを省く
・助詞を減らす
・なるべく漢字を使う
・大事なことだけ書く・・・・
それでは、アリャドーナッテンネ・○○の星占いを書いてください。
10分後、読み方の例として教師の作品を紹介する。出来上がった作品を、グループ頃発表し合う。
各グループよく書けている作品を1点ずつ選出し、学級全体の場で発表する。
<児童の作品>
健康運上昇。今欲しいものが手に入る。人助けをして、金運&勉強運アップ。
ストレスがたまっているなら、ペットと遊ぶこと。来週からあなたの人生はゆず色に。愛情△健康◎金運◎勉強◎
スポーツで、スノーボードの大会でみごと優勝するかも。優勝すると家ですし5人前特上だ。
健康では体ばっちり。勉強では、たぶん中学ではよいと思う。(英語)愛情×健康◎金運◎勉強○
http://ameblo.jp/moonsun3/entry-10618363273.html
http://b.hatena.ne.jp/entry/ameblo.jp/moonsun3/entry-10618363273.html
これは良エントリなんだが、なぜか「はてなー」は当エントリ前半部分の
「女性誌がホメオパシー好きな理由」の部分のみクローズアップしている。
こんなもの、「星占い」とか「血液型」とか「幸運の石の通販」とかが紙面を占める女性誌に
おいては「さもありなん」という話で、「今さら驚くに値しない」。
(勿論、問題がない、と思ってませんよ。問題大アリですが、既知の話です)
むしろ、自分が心底「恐ろしい」と感じたのは、殆どのはてなーが取り上げていない、当該エントリ後半部分。
>B氏が語った「母親のコミュニティーでの、医者は信じられないし厚労省も信じられないといった意見」
>について、私とのやりとりでは長くなるので割愛しましたが、
>彼はここで子宮頸ガンワクチン(HPVワクチン)接種の話をしています。
>いま小学生の女の子を持つ母親の間で、HPVワクチンを打つべきか、打たないほうがよいか迷いが生じています。
>母親のコミュニティーで、打つか、打たないかが話題になったとき、ある母親が医師と厚労省から情報を集め、
>安全性と効果が確認できたので接種すると発言しました。すると、多くの母親がワクチンは危険だから
>接種させないと、猛烈に反論の声を上げたというのです。
>危険性の根拠はインターネットの情報と「黄色いチラシ」でした。
>インターネットを検索すると、ホメオパシーなどの団体や個人が発信するワクチン危険論と
>HPVワクチン危険論の記述が多数飛び込んできます。ワクチンの有用性を支持する論調がかき消されているのです。
>次に「黄色いチラシ」とは黄色の紙に黒く大きく「危険」と印刷され、「接種で不妊になる」
>「ワクチンを推進していのは共産党系の団体である」と書かれているものです。
>する派の母親が、「黄色いチラシ」の出所は論調からあきらかに右翼系の団体で、危険を煽ってHPVワクチンの
>問題を政治利用しようとしていると反論しました。しかし、左翼は恐いと声が上がり袋だたき状態になったそうです。
>危険派の母親は自然志向派の人と、自らは情報強者で医療の闇を知っていると自認している人だったということです。
>余談ですがB氏は、30代は何よりもwebの情報を正しいとし、それは雑誌を含むメディア以上の信頼度だと感じています。
>真偽の判定は、検索して出てきたサイトの数の多数決になっている傾向があり、同数だったとしても何かを肯定する
>意見より否定する意見や、陰謀論が好みのようだと言っていました。(すべての30代がそうだという話でありません)
「医学リテラシー豊富なはてなーにはにわかに信じがたい話かもしれないが、
はしかパーティ・水疱瘡パーティは、ママ友ネットワーク内部では、そんなに違和感なく実践されている」と投稿し、
「その中には、ママ友の同調圧力によって、内心疑問に感じながらも参加している母親もいるのでは?」と投稿した。
http://anond.hatelabo.jp/20100715105846
この投稿をした際、自分は「可能性としては、ママ友同調圧力なんてのもあるの『かもしれない』(ないかもしれない)」
ということで投稿した次第。
実際のママ友同調圧力の現場を見聞きした訳ではないし、願望としては「そのような同調圧力が存在しないで欲しい」と願っていた。
しかし、仮に先述のブログのB氏の発言が正しいとすれば、HPVワクチン接種の現場では、
ママ友の同調圧力によって、「本来科学リテラシーが高い側が、バッシングを受け、接種を断念せざるを得なくなっている」
という最悪の状況になっている。
しかも、「お前は新日本婦人の会系・共産党系だ」というネトウヨ的陰湿な党派攻撃で以って。
ホメオパシーの新生児ビタミンK2欠乏問題は、こういう言い方しては何だが、
助産師の実態を調べて、自宅出産を回避すれば防げ得たかもしれない話である。
もっと冷酷に言えば「自らの科学リテラシーを高めることで、防ぎえた」
しかし、今回のHPVワクチン問題は、たとえ自身の科学リテラシーを高めても、
まとめて日割りにしてみた。
2009/10/27-2010/1/8 3481 47 ヤフー星占い「鏡リュウジの星に願いを」
2009/12/15-2010/1/5 12000 545 ハウス食品採用ホームページ
2009/12/28-2009/12/30 450 150 ローソン採用ホームページ
2009/12/25-2010/1/3 4300 430 民主都連政策紹介
2010/1/4-2010/1/5 3800 1900 モロゾフ
2009/12/16-2010/1/4 1900 95 京王電鉄高尾山観光キャンペーン
2009/12/18-2009/12/21 5000 1250 ホンダミニバン「ストリーム」
2009/12/8-2009/12/22 50000 3333 JR東日本
2009/12/26-2009/12/28 5400 1800 信越放送
テレビをつけると笠井アナが仕切りを間違えている。いつも通りの朝、と言っていいかもしれない。以前、仕事していた頃は笠井アナがしくじるたびになんだか安心できた。だけど、今では毎日はらはらしながら笠井アナを見守っている自分がいる。つまり、自分と重ねている、彼の失敗を。
けさは七時前に起きた。起きたらすぐテレビで星占いのコーナーをチェックする。今日の僕の星座は4位、ラッキーアイテムがないかと無意識に部屋を見渡す。くすんだ部屋には段ボールと図書館から借りてきた本ばかりだ。
星占いをみて仕切り直しのつもりで冷蔵庫からグレープフルーツジュースをコップに注ぎ、タバコに火をつける。ささやかな朝食がわり、朝のジュースだけはすばらしいと毎日思う。パソコンを開くと転職サイトからメールが3通届いていた。ニュースを見ながら求人を確認する、だけど頭に入らない。
たくさんの言葉が画面に出てくる。営業、企画、未経験者歓迎、語学を活かす、不動産、IT、コンサルティング。いろんな用語が出てくるけど、どれもこれも全くイメージが浮かんでこない。前の職種すら。自分がこれらのことをやっている姿が全く想像できない。想像力は大切だ、小学校でよく先生が言ってた。実体験で考えても先生の言葉は正しいと思う。これまでの人生で自分の想像が及ばないところまで到達できたことがないから。そして、今、僕はちょっとした想像力に不自由している。
現在無職だ。もう2年になる。無職とは英語で言うとunemployedだったりもするけど、わかりやすくout of workとも訳される。つまりworkという「場」の外にいるということだ。なにをそんなわかりきったことを、というかもしれない。そこなんだ、違いは。わかりきったことそのこと自体が重いんだ。わかるかな、普段感じないはずの大気圧が肩にみっしりと食い込んだような感覚。
仕事はしないといけない、義務だ。だが、将来の絵をかけない。図書館で転職の本と資格の本を借りてきて読み終えた、8冊。だけど想像力は刺激されなかった。期待してたのに残念だ。会社を立ち上げる本も借りたけど、社長をしている自分のイメージが生まれてこなくて本を閉じた。想像力が生まれないなら、今いる場所を妄想の足場にしてみるしかない。そんなとき陥りやすい罠なんだけど、できれば格上の相手を乏して自分の身を守るような立ち回りをout of workの自分がやってしまうことがあるかもしれない。たしかに小ずるい。だけど、逆に問いたい。相手をたたえてどうなる?相手をたたえたところで何が得られる?
実は準備はもうできてる。どんなことでも全力でいける準備。体力作りに腕立て伏せなんてことも実は毎日してる。だけど、"work"の外縁をうろうろとふらついていて、自分が何をしたいのか毎日問い詰めても出てこない。要は勇気はある、だけど勇気を向ける先が見あたらない。好きを貫きたい、しかし好きなもの自体がない。というか、挫折したばかりなんだ。人生はたしかに神ゲーだ、だけど僕はゲームをするとき勇者としてしかプレイしたことはなかった。村人Aとしてプレイしたことはない。
さて、どうすればいい。しかたない。人生に詰んで投了するわけにもいかない。11時になったら図書館にいって新しく本を借りてみよう。ついでに髪をバッサリ切ってみよう。証明写真も撮らなければ。職務経歴書ももう一度見直してみよう。
たしかに弱い方が強いかもしれない、批判はされないからノーガード戦法で一方的に文句をたれつつ、いつの間にか強い方へとチェンジできる可能性だってある。何もないから一方的に攻撃はできる、だけど何もないことそのものが重い、すでに十分なハンデだ。そんな気持ちを振り切って自分を騙し騙し「軽さ」へとシフトさせてみる。なんとか行動へと意識を向ける。こういったまやかしめいた発想の転換をしてから僕はこれから外出の準備を始める。もう4時間たった。
(ここには自分の書けることは、できる限りすべて書いてみた。以上です。)
完全に主観で統計とったわけではないですが、外れたことなしなので各自ご確認ください。
http://www.tv-asahi.co.jp/yajiplus/uranai/
朝ニュースの占い、それのテレビ朝日版なんだけど、実は法則があってですね。
じつは牡羊座をみるだけで自分のその日の運勢、細かくいうと星の数が平均以上かどうか、
というのがわかってしまうという法則です。
はい、簡単にいいますと、奇数グループである牡羊座の運勢が平均よりまあいい場合、
その日の奇数グループは、まあまあ良い運勢からすばらしく良い運勢となります。
反面、偶数グループはすべて、まあまあ悪い運勢からとっても不運となります。
放送時は常に牡羊座から始まるので、自分が奇数グループの星座なら牡羊座の運勢をそのまま、
偶数グループなら牡羊座の逆をみるとたいていあっていることになります。
そのときは偶数グループのトップである、牡牛座をみるとわかる、ということになります。
星の数だけ気になる人は、たったこれだけで一日の運勢がわかってしまうわけですね。
(このエントリーはhttp://anond.hatelabo.jp/20070111122307に触発されて書いたものです)
「納豆がダイエットに効く」と『あるある大事典』の中で放映したとたん、納豆パックが全国で品切れになる事態が続出しているらしい。
たしかに納豆はイソフラボンやナットウキナーゼといった成分を有しており、体質改善にも有用な食物ではあるが、一方で1日2パック以上食べると発ガンのリスクが逆に増加するといったデメリットも分かっている。
思い出せば過去にも、たとえば『午後は○○おもいッきりテレビ』や『朝ズバッ!』の中で、司会のみのもんたがココアやきな粉を紹介した時にも、このような騒ぎはあった。
家計や家族の健康を預かる身である主婦が、生活情報に耳さとくなるのはある意味当然のことではあるが、その情報源としてテレビや女性週刊誌といったマスメディアが影響力として関わる強さに関して言えば、身内からの提言とは比べ物にならないほどのものがあるのが実情だ。そのため、このような「健康番組」で取り上げる内容がスーパーマーケットでの売り上げに与える影響は、決して少なくない。
あくまで聞いた話だが、前述の『あるある』や『おもいッきり』、そして『ためしてガッテン』や『伊東家の食卓』といった番組は、こうした生活関連商品のバイヤー部門の担当者は欠かさずチェックしているのが常なのだという。真偽のほどは定かではないが、さもありなんと思わせる話である。
と、この段階でとどまっていれば問題ないのだが、困った事にテレビ番組の隙間に流されるCMには、およそ科学的根拠がみじんも感じられない、いわゆる『疑似科学』・あるいは『ニセ科学』とでも表現される原理を応用?した商品が蔓延しているのも、事実である。少しでも理系的知識があれば、疑ってかかるべき存在であるマイナスイオンやトルマリン・あるいはオーラといった物に対して、鵜呑みにしている人が身近に多かったり、あるいは身内がそういうものを信じ込んでいる人だったりすることに愕然としたはてなダイアラーは居ないだろうか。
それだけではなく、朝から昼間に掛けての番組では、大まじめに星占いや血液型占いといったものを、日替わりで流している。しょせんは「占い」なのだから、そんなものを端から信じるほうがバカなのだ、と言われてしまえばそれまでの話なのだが、統計結果との因果関係がいまだにはっきりしていないものを堂々と公共の電波に乗せて放送するというのは、およそ「公的機関」としてのマスコミの存在意義を疑うものである。
このように、マスコミは市民生活に対し多大な影響力を持つ存在であるにもかかわらず、例えば『はなまるマーケット』で「便器を掃除する際に熱湯を用いると消毒になる」といった方法を紹介した例では、実際に試して便器にヒビを入れた事故が多発するなど、苦情が殺到したケースもある。
だいたいTOTOもウェブサイトで説明してはいるが、悪臭を塞ぐ意味も兼ねて常時冷水を蓄えている便器に、いきなり熱湯をかけたりすれば膨張する部分との温度差でヒビが入るのは、ちょっと考えてみればすぐ分かることである。ドラマなどのフィクション作品での描写を真似てケガをする例ならいざ知らず、“視聴者にも実際に試してもらう”のを前提としている番組の中での紹介なのだから、単に「被害が出るとは思わなかった」と謝るだけで済む次元の話では無いはずだ。
それにしてもどうして、世間の主婦は「夫や身内からの説明」よりも、みのもんたや薬丸裕英・立川志の輔といった、身内でもなんでもない『見ず知らずの人』の言う事を、こうも簡単に信じ込んでしまうのだろうか。これでは、悪徳商法や新興宗教の勧誘に引っかかる人があとを絶たないのも、むべなるかなと感じざるを得ない。