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はてなキーワード: どっちもどっちとは

2024-02-13

anond:20240208215941

「きちが◯」は流石にどうかと思ったよ

この一単語だけでnoteの方、読むに値せんなと言う気はした。

ただ、それを踏まえても、どっちもどっちという感がある

2024-02-09

anond:20240209162016

そう言うどっちもどっち論が世の中を停滞させてることに気づいてくれ、まじで。

2024-02-06

anond:20240206102107

どっちもどっちだし国によると思うわ

PC何台か自分たちエリアに運ぶとかそういう雑用率先して手伝ってくれるのは外国人社員だし、日本人は締切守ろうとしてくれる

2024-02-01

右翼でも左翼でもない人からしたらどっちも同じように見えるとかいうけど、争っている連中ってそんなもんだと思う。

喧嘩している子ども同士のうちどっちが悪いなんて子供関係ない人からすればどっちもどっちだし、

アイドル戦国時代を競い合っているアイドル達も、興味ない人からしたらみんな同じに見える。

2024-01-30

anond:20240130202005

そうな、数字がでない以上どっちもどっちしかいいようがないからな

正直な話、出産直後の女性にはもっと休んでいてもらいたい。

(海外ではすぐ働きにでるらしいが、その常識を輸入してほしくない)

突然倒れる夫の数も中々に多いとは思うが、大事を取れば基本OKな妻側に無理させて欲しくはないわ。

2024-01-29

anond:20240128163849

ancv えええ……女性側を騙して時間も労力も奪ってるに等しいことは気にしないのか……。

どっちもどっちだろ。むしろ婚活パーティーだと男を食い物にしてタダメシ扱いする女のほうが多いんじゃねーのか?

そっちも当然批判すんだよな?

2024-01-26

anond:20240125214431

自分別にどっちもどっちというか、思想言論の自由ってのは当然ある訳で。

からadoがそんなのファンじゃねぇや!!って言うのも自由であるし、ファンスタンスを変えずに言い続けるのも全然良いと思う。

誤解が生まれていれば説明をすれば良いし、それで理解ができない人がいれば単純にいろんな機能をつかって消せば良い。

そのために双方にミュートやブロック機能があって淡々と嫌な意見は消し続ければ良いのよ。

アーティストファンって1対多のコミュニティの括りではなくて、SNSに参加する人間単位で1対1で見れば平等に思った事を発する権利は当然ある。

からさまに本人へのリプみたいなのは流石に除くけど、SNSでポッとつぶやくのを封じるのをadoがごちゃごちゃ言える権利はないだろう。

それでもジャッジしたいなら誹謗中傷か否かは最後に出てくる法的なラインだけでしょ。こんなの。

2024-01-25

anond:20240125124149

裁判の内容に触れずに、どっちもどっち論に持って行こうとしてるからでしょ

2024-01-22

anond:20240122172654

うーん

トラバ群見てるとどっちもどっちって感じの残念な頭だと思うけど

anond:20240122011713

最後まで煽ってた人は勝利宣言までしてるやん?

どっちもどっちって感じするけどね、お互いムキになっとるだけで、、、

ま、増田でお説教してるワイも同類やな、すまん

2024-01-16

フェミニストの行いって弱者女性立場からすると敵だと思っている。

男女平等女性の権利向上のために活動している人達のこと全てをフェミニストと呼ぶけど、今回はXや増田で見かける「男性優遇されているからその分女性有利にしよう」みたいな女性優遇を主に主張しているフェミニストに物を申したい。アダルト表現規制問題だとかは今回は除外ということで。

まず私の立場増田でよく言われている弱者男性女性版だ。

容姿擬態のできていない女オタクと聞いて想像される一つ結びで触覚が太くて小太りなブス、あんな感じ。色々自分なりに変わろうとしても清潔感が無い、男で言うところの足掻いている低身長チー牛みたいな残念な存在だ。チー牛の方ごめんなさい。

そしてADHDASD障害があってコミュニケーションに難がある。中学から不登校高卒バイトは続けられない引きこもり現在障害年金と親に養われて暮らしている。

勿論、増田にいる貧困で苦しんでる弱者男性と比べるとすごい恵まれていることは間違いない。どこが弱者だと思われるだろう。ただ売春結婚といった逃げ道は選びたくとも選べないという点から一般的社会人と比べると弱者女性と名乗っても許されると思ってる。

本題に入るけど、最近フェミニストフェミニストアンチ一般にも広がっていると感じる。前までは一部のネットの内輪向けみたいな深い意味のない女叩き・男叩きが多かったのに、今は連日至る場所フェミニストやアンフェの炎上騒ぎが起きている。それも一部の同じ人間がというより、身近な友達とか声の大きな知らない人とかが平気で女叩き・男叩きにいいねを押したり積極的に主張したりしているのを見て、私は遅くも危機感と恐怖を感じた。

おそらく最初は真面目に男女平等を訴えていただろうフェミニストも、男女平等ならば女性の不遇だけでなく男性の不遇も正さなくてはいけないというアンフェも、双方に紛れ込んだ女叩き・男叩きの連中によって、もはや個人ではどうしようもなく男女対立が治らなくなってしまった。

双方の主張を穏やかに擦り合わせ男女平等を近づけるべきなのに、議論最中に平気で暴言を吐き、それを軽率に持ち上げる今の風潮は何の未来のためにもならないし余計にストレスが溜まり対立が激化する一方だ。

お互い冷静でないからより過激権利主張がもてはやされる。男女平等とは何だったのか、一方が得をする分もう片方の性別全体が不遇に沈むのは差別で不当だ。

明らかにおかしいじゃないか

どっちもどっちだが特に私は女性なのでフェミニストに怒りを覚える。彼女らが過激なことを言えばいうほど、また彼女らの女性優遇案にデメリットを考えず軽くいいねを押す一般女性の姿によってアンフェでない男性さえも女性に対して失望するのだ。勿論性別を入れ替えても同じことが言える。

若者結婚否定派が増えたのもこの悪目立ちする男女対立が大きな要因になっていると私は思っている。

そして資本主義日本階層社会とまではいかなくても学歴とか属している社会かによって同じような人と関わることが多い。

私の場合障害病気のある人、支援する仕事をしている人、引きこもりニート人生に強い不満を抱えている人が多い。当然その人たちは余裕が無いし普段ネットを見ている人が多い。

一般の人は多分公の場では大っぴらに性別叩きはしないだろうけど、私が関わる人たちはお構いなしに性別叩きをしだすし、何なら皆コミュニケーション経験が少ないせいかネットが異性の現実だと思っているのかもしれない。男性に仲良くしようと声をかけると、昔より意地悪なことや卑猥なことを言われることが多い気がする。ソースなしの感覚論で申し訳ないけど。

私は経験していないが、あるいは弱者男性女性に意地悪や不都合押し付けられたりされているのだと思う。ただでさえ色々足りない私達弱者が、周囲は敵ばかりと思ってしまうと自立の道が遠のき社会お荷物状態がずっと続いて、普通の人の負担も増えると思う。

それに弱者こそ団結し世の中をサバイブするべきだと私は思う。結婚とか、友達とか。

フェミニストの行いで特になのは女性管理職を増やすために昇格の際女性下駄を履かせろ、ただし育児中は周囲に仕事を任せろ、ってやつ。管理職で休んでばかりの上司なんて不公平問題になるに決まっている。性別でそんなことを決められたら不当だし下駄を履くぐらい実力がない人が責任者になるのって女性にとっても不幸だ。

難しいかもだけど育児をするって決めた人は妊娠から子供小学生ぐらいに育つまではサポート体制が整った責任が軽めの仕事でそのあとはまたキャリア積みに戻るようにすれば良いと思う。子供小学生超えても責任が軽めの仕事が良いって人は非正規に移るとか。

子供出世か選ぶ女性と比べて男性はどちらも選ぶことがずるいっていう意見もあるだろう。その場合キャリア積みに戻った際出世やすくする補正とかをつけるように国が命令すればいいんじゃないのかな。出世したくない男性女性出世を断る権利があるかわりに会社は今より意欲のないいらない人材は辞めさせやすいように変えたら平等じゃないの。

子供仕事も選べて能力や意欲ある女性管理職になれる道が当然にあるのなら、管理職の人数に性差があっても男女平等であると考える。機会が平等から

人によって対応が変わるのは管理する人にとっては大変でも、行きすぎた女性優遇は後世での火種になるから避けたい。

勿論まともな社会人経験無い人が考えたわけだから実用性は低いと思うけど、改善案があったら欲しいです。

私の長いお気持ち文読んでくれてありがとうございました。

2024-01-14

災害関連生存

災害のおかげで避難所炊き出しが通常時より充実した結果今も生きてる(災害がない世界線では死んでた)ホームレスかいつかもしれないよね。

そりゃ災害は悪影響を総合すれば起こらないに越したことはないけど、災害関連死を報道するのは、まるで災害が起こった場合の方がが死ぬ人間が多いか災害は起こるべきじゃないよねって認識がにじみ出てるので「それって本当なの?」と違和感が出てくる。

災害がある場合とない場合とで死者数自体とんとんかもしれないじゃん。

それでも災害関連死を強調するとしたらそれはホームレスよりも災害関連死するような老人の命を重く見てることになるのだろうが、ぶっちゃけ経済貢献度的な意味で命の重さ考えたら、消費税は両者払ってる(老人の方が多いかもしれないが)、老人は福祉税金をつかってる、でどっちもどっちじゃね?

2024-01-09

anond:20240109121750

twitter.com/chutoislam/with_replies

twitter.com/chutoislam/status/1744142128803160223

つの間にか「どっちもどっち」に持ち込むんだよな。いつもの手口。これは頭が悪いのではなく、わざとやっていますね。詐欺師の手口。

twitter.com/chutoislam/status/1744042582622261639

同工異曲極右中傷アカウントウェブ街宣車実態を明らかにします。

twitter.com/chutoislam/status/1744032455487865044

休眠アカウント在庫がなくなって、新しく作り始めた模様

twitter.com/chutoislam/status/1744030773802631653

中傷するためだけの、フォローフォロワーも少ないアカウント。こういうものを大量に駆使して世論を動かそうとする手法を解明していきます

twitter.com/chutoislam/status/1744024957829657052

フォロワーフォロー数が極端に少ないアカウントを乱発して世論作ろうったってバレてますよ。この人たちの実体は、ものすごく少ない。フェイクニュースフェイ世論政治を動かそうという動きには徹底的に対峙しないといけない。

twitter.com/chutoislam/status/1743920918697803941

大掛かりに言いがかりをつけていますね。非常時にこういった手法世論捏造してアタックをかけられても、メディア政府機関大学も動じないことが重要です。動じて政策を変えたり人事予算等で不当な影響を受ければ、今度は影響を受けて行った者にも責任が生じます

twitter.com/chutoislam/status/1743653419942805686

言いがかりつけて誹謗中傷して開き直る人たち。逮捕者さないとやめないでしょうね。

twitter.com/chutoislam/status/1742927017128153490

2024年デマフェイクニュースに対する反攻の元年となりそう。勝敗を決するのは意志と誠意。

twitter.com/chutoislam/status/1742058975355654412

参考。こういう業者アカウントを動員する勢力の動きは今年かなり大きな問題になりそう。

twitter.com/chutoislam/status/1742058963523588148

業者アカウント10ぐらいいいねを付けるのがパターン。誰に依頼されて誰がやっているのか。

twitter.com/chutoislam/status/1742058220292890749

こういう工作アカウント極右ユーチューバーに指示があるかにように見せかけているんですよね。

twitter.com/chutoislam/status/1741253631175995461

業者を使ったフェイクニュースによる印象操作で、認知がおぼつかない層を憎悪扇動世論と誤認させ、日本外交政策に影響を与えようとする動きが見えたことは、来年もっと大きな問題となると予感しています。これ、単なる馬鹿馬鹿しい言い争いじゃなくて、もっと複雑な問題ですよ。

twitter.com/chutoislam/status/1733837750015848742

こういう暇な嫌がらせ業者が何百アカウントウェブ街宣車をやっているということを意味します。

anond:20240109122743

どっちもどっちしかならないものなのにどうして野党支持者はそんなえらそうなの?

anond:20240109122632

それ肯定したとしても「どっちもどっち」にしかならなくね?

「俺等はパヨカスと違って自民党の腐敗に責任を感じているぞ」

とは言えないわけ?

2024-01-07

anond:20240107124930

社会学問の上で何十年も議論され尽くしてる話題に、素人荒唐無稽コメントを並べて、どっちもどっち(笑)とか価値観(笑)思い込み(笑)とか言い始めるの明らかにワクチン陰謀論者のそれなんだよな

この考えが正しいとか寛容とか議論する前にまず大学行った方がいいよ

医師免許ない奴のワクチン持論なんか存在意味ないでしょ

anond:20240107061612

日本最高学府である東大卒

それを使うんだから

日本凋落するわな。

と言いたいところだが、

しかし、匿名誹謗中傷に対する

返しだからどっちもどっち

自己防衛本能に過ぎない。

Xは、そろそろ治安をよくした方がいい。

難しい問題だと思うよ。

匿名誹謗中傷が争いの始めだから。

攻撃に対してお上品には成り立たない。

はて。さて。

2023-12-31

クラスで一番の嫌われ者だった彼が地方公務員になって無双するお話 part.3/7

前 https://anond.hatelabo.jp/20231231221401

三つ目になる。飲み会のことだ。

あれは、F君が福祉課2年目の時だった。課内で飲み会があったのだ。肝心のお店だけど、和風洋風かどっちつかずの、食い倒れ的な意味で名店と呼ばれるところを予約した。課のほぼ全員が参加する、夏場の納涼飲み会だった。

あの頃の俺は……異動した先輩の跡を継いで苦戦中だったけど、ようやくマトモに業務を進めることができるようになり、調子に乗ってた。後輩にもマウント取ってたかな。まだ当時は、マウントを取るというネットスラング一般的ではなかった。

しかしまあ、俺はやはり調子に乗っていた。当時は、市内に軽く十以上はある社会福祉法人指導監査をする立場だった。会計報告も読み解かないといけない。その業務担当者になったのは、俺が史上最年少だった。

でも、仕事負担はどんどん重くなった。特に人間関係トラブルとか、犯罪性のある監査事案になると実力が追い付かなかった。年を経るごとに消耗していった。躁鬱的な症状だ。

年を経るごとに、冒頭あたりで説明したような、よくない先輩方に近づいている感覚が出てきた。

飲み会の話に戻るけど、自分と若手複数名が幹事役だった。予算を考えるとか、お店を押さえるとか、当日の司会進行とか、みんなの注文を伺うとか、二次会の手配とか、上司タクシーを呼ぶとか――増田社員のみんなもやったことがあるような飲み会仕事だ。

納涼会にはF君も参加していた。こういう会だと奥の方で大人しくしてることが多い。協調性がないキャラだったから、どの上司もF君に幹事を任せようとしなかった。彼も任されそうになると断っていた。

予約した居酒屋は、料金に比して料理がたくさん出ることで有名だった。部屋に案内されると……広い客間の中に、テーブルをいくつも合体させたうえで純白のクロスが掛けてあった。みんなゾロゾロ椅子腰かけて、料理を楽しみに待っていた。いや、サランラップがかかった刺身はすでにあったかもしれない。

食卓の見た目は洋風で、床はカーペットだったけど、部屋の造りは伝統和風スタイルだった。参加人数は、三十人ほど。

飲み会スタートから数十分後のテーブルの上には、刺身の盛り合わせとか、おしゃれな豆腐とか、唐揚げとかポテトとか天ぷらとかフランクフルトとか、なんかもういろいろと並んでいた(高そうな料理もあったが名前がわからない)。食事的な意味で皿を片付けるのも難しかった。

俺と同年代職員幹事役で手一杯だった。注文の多い上司や先輩が多かった。福祉課長もその1人だ。毎回違うお酒を注文する。飲み放題メニューにないお酒の注文は、もはや基本だった。

そのうち、飲めや歌えやの大騒ぎになった。カラオケはなかったが、大声で民謡を歌う人はけっこういた。フローリングの上に敷いてあったカーペットが柔らかかったな~。もう長らく行ってないけど、今度地元に帰った時に行ってみよう。

F君は、端の方で大人しくしていた。たまに会話に混ざったりしてたかな。俺は参加者全員の様子を見てたけど、F君は基本こぢんまりと黙食していた。お酒は飲んでなかった。烏龍茶緑茶のどっちかだ。

覚えてるのは、F君が年配の職員とか、臨時職員さんとおしゃべりしてたのと、あとは女性職員がおそるおそる彼に話しかけていたのを見た。会話の内容はわからなかったが。

F君は、隣の人の空になったビールグラスをサーバー(※樽の方だ。基幹システムの方じゃない)まで持って行って、注いであげてた。

うるさい飲み会だったけど、若いから気にならなかった。でも、嫌なことが数点あった。こういうのが、数年後に市役所を辞めたきっかけになる。

早い話、この福祉課全体の飲み会でひと悶着あった。ひとつはF君案件だ。その飲み会で片隅に座っていたF君が、近くにいた福祉課長や直属のグループリーダーその他先輩がいた席まで呼ばれた。「おい、ちょっと来い」と呼ばれてた。なんか最近、彼が失敗したことがあったらしい。

ところが、F君はストレートに断った。「行きません」だって。周りの空気が冷たくなったのを感じた。要は突っぱねたのだ。

それで、上司や先輩方と口論になった。周りは雑談してたけど、やっぱり気にしていた。俺達幹事はどうしようかって感じだった。そしたら、先輩方の態度が軟化してきて、F君のところに行って「まあ一杯飲めや」と勧めたのだ。そしたら、それも断ってしまって、また険悪な雰囲気になった。

でも、そのうち優しめの年配職員がF君の隣の席に移ってきて、「まあ飲みなよ」とお酒を注ごうとした。「グッジョブ!!」と心の中で感じたけど、F君は「帰りが~」と言っていた。聞き取れなかったけど、そんなことを言ってた。※F君は自転車バイク通勤していた。飲酒運転を気にしてたのではないか

それで、そういう態度に憤った福祉課長その他数名が、F君のところに詰め寄ってお酒を飲ませようとしていた。下は、ほぼ福祉課長セリフだ。印象的なやつだけを抜粋してる。

「帰りがバイクでもいいだろう。一杯だけでいい。飲め」

「ここは呑んでおく場面だ。呑まなかったら男じゃない」

「上の人から酒を勧められたら飲まないと。法律かい問題じゃなくて、社会常識だ」

「お前。結婚してるか、する予定があるのか……ない? だったら、増田君の方が『上』の存在だよ。婚約者いるんだからな」※当時、俺は婚約中だった。

結婚できない人間は、お前みたいに人間性に問題があるやつが多いんだよ」

といった、福祉課長その他の発言が心に残ってる。それでも断固とした態度のF君に、彼らは声を荒らげて、ついにグループリーダーがF君の胸襟のあたりを掴んだところで、「やめてください!!」と彼が拒否して……。

隣の客間にも聞こえていたと思う。はっきりいって大声だった。店員数名が「どうしました!?」と客間に入ってきたことで、それでようやく騒ぎは収まった。

かくいう自分は、どっちもどっちだと感じていた。双方とも行動に問題があった。まず、F君は協調性がない。お酒の一杯くらい飲んでもいいじゃん。限りなく透明に近い酎ハイとか作ってもらってさ。

上司や先輩方だってアルハラなる言葉はまだ世間に浸透してなかったけど、さすがに飲酒運転容認はまずいだろう。

それからも、俺にとっては歯がゆいというか、嫌な飲み会風景が続いた。大体こんなところか。これでもだいぶ端折ってる。

福祉課長柔道の技を職員にかけて転がしまくっていたこ

臨時職員パートさん達がみんなにお酌をして回っていたこ

 ※公務員原則たる身分保障が働かないから、首を切られないように気を遣ってる

女子職員キャバ嬢扱い。女の子場合、全員の席を周ってお酌は基本だった

・酔いつぶれて動けなくなった職員を店の駐車場放置して帰ったこ

・少なくとも3名の職員飲酒運転二次会に行っていたこ

低い次元の話は置いといて。飲み会の話に戻ろう。

あんなことがあったが、F君は堂々としてたよ。その後にあった余興(参加者がひとりずつ挨拶抱負を述べる。やりたい人は芸とかする)でも、超然として仕事抱負を述べていた。「自分、まだまだだけどフツーに頑張ります」みたいな感じか。

堂々としていた。自分が正常な人間みたいに振る舞っている……微妙に笑いも取っていた。それを見てる人達は「おー」みたいな雰囲気になってた。

さすがに一発芸はしなかったけど、F君には芸があった。中学生の頃、ムジナ(アナグマ)の物まねをして剣道部の先輩連中に気に入られてた。「ムジナってなんやねん!!」て感じで。ムジナが身を低めながら、スウェーバックで後ろに下がって、また出てきて、身を起こして威嚇するポーズだった。

ようつべで野生のムジナ(アナグマ)を見ることができる。「アナグマ ムジナ」で検索してみよう。

(一応、YoutubeURL)

Youtube検索:アナグマ ムジナ

別に、そこまでF君に興味があったわけじゃない。ただ、あまりに珍しいというか。学校公務員民間を通じて、これまでに見たことのない存在だった。

その飲み会でも、確かにF君は浮いてたけど、でも完全ボッチチェリというわけではなかった。年配の職員とも、中年職員とも、同年代とも、若い職員とも、数は少ないけどコミュニケーションは取ってた。料理の取り分けとか、空いたグラスや皿の片付けもやってた。もしかすると、発達障害とかパーソナリティ障害の人がする『擬態』みたいなやつかもしれないが。

飲み会が終わった後は、手配したタクシー上司や先輩を乗っけて二次会まで連れていく仕事が待っていた。帰ろうとするF君を見ると、なんと杜甫ではないか!! 今日バイクに乗ってないみたいだ。

帰り際に呼び止めて、F君とちょっと話をした。「今日は災難だったね」と言うと、「まあ、こんなもんでしょ。次に期待。料理うまかったし、無事に終わって神に感謝」という答えが返ってきた。ひどい目にあったのに他人事みたいだった。キャラクターが読めない。

それからF君は、上司や先輩から姿を隠すように、公道に出ずに駐車場フェンスを飛び越えて(笹食ってる場合じゃねぇ!のやつ)、店の裏側にあった河川管理道に躍り出ると――そそくさと帰って行った。



まあ、問題職員(モンスター社員)のことばっかり書いてるけど、実際なんであいつらは発生するんだろうな。普通イメージだと、モンスター社員採用試験で間違えて採用される、といったところだろうか。

いや、でもわからない。もしかしてモンスター社員採用試験を受ける時はまともな人間なのかもしれない。それが、組織環境に当てられることでモンスターに変化してしまう――そういう見方はできないだろうか?

こんなことを書いてたら、とある書籍記述を思い出した。書棚から引っ張り出して引用してみる。

 組織の成員を変えようとするよりも、創造革新を阻む組織内の要因を探った方がよいのではないだろうか。「現在環境で、なぜ人びとは創造したり革新したりしないのか」という問題を提起すれば、正しい方向に一歩踏み出したと言えるだろう。ここで思い出されるのが、もはや伝説存在となった著述家であり、いまなお精力的に啓蒙活動を続けるピーター・ドラッカー逸話である。彼は企業上級管理職向けの講演会で、社内に「無用の長物」を大勢抱えていると思うひとは挙手するよう求めた。多くの手が挙がったところで、ドラッカーは次のように尋ねた。「そのひとたちは、皆さんが面接を行い、採用を決定した時点から無用の長物だったのですか。それとも、入社後に無用の長物と化してしまったのですか」 P19 完全なる経営(2001) P.19 A.H.マズロー (著), 大川 修二 (翻訳)



モンスター社員が先なのか、組織文化にあてられるのが先なのか。どっちなんだろうな。

次 https://anond.hatelabo.jp/20231231221403

2023-12-30

anond:20220425175146

俺は字が下手だけど、必要もないのに字が上手いやつを見下してるところあるのでどっちもどっちだと思うよ

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