はてなキーワード: ラプソディーとは
ボヘミアンラプソディは見ていない。
かといって嫌いでもない。興味がないのだ。
興味がない人間がわざわざクィーンの映画を見てもしょうがないと思ってるから見ない。
なので映画自体は見てないのだが、ボヘミアンラプソディーを見て褒めてる人を見ると嫌な予感がするのだ。
どういう予感かというと、昔流行った音楽映画アマデウスを褒めていた人間に感じるのと同じ下品な感性である。
知らない人のために説明しとくと、アマデウスとはモーツァルトとサリエリの映画である。
音楽家として世俗の成功は納めたが凡人のサリエリが、天才モーツァルトの才能に嫉妬し、
まるでゴシップ週刊誌のような筋書きである。しかし昔これがヒットしてしまったのだ。
こうしたゴシップ趣味のフックで引っ掛けていくしかないのが悲しい現実である。
さて、ボヘミアンラプソディーだが、どうも感動したとか言ってる人の感想を見たり聞いたりしてみると、
「いまバインミーの食べ比べをしていて息子を連れてテイクアウトしていることも、プレスバダーサンドが大好きで近くで催事やらないか心待ちにしていることも、ボヘミアンラプソディーを映画館で観たいことも、行きたいバーが恵比寿にあることも。」
夫はレディーボーデンのアイスクリームが好きだ。チョコやストロベリーではなく、正統派のバニラが好物だ。スーパーで安売りしているときは妻である私がコツコツとまとめ買いをしている。仕事や育児で疲労が溜まった時に食すと心身ともに回復するらしいので切らさず冷凍庫にある。
最近言葉を覚えた娘はアンパンマンチーズが好きだ。アンパンマンのパッケージのベビーチーズ。舌足らずな喋りで「アンパンマンちーず、ちょーだい!」これも冷蔵庫に常備している。
まだ赤子である息子は手遊びが好きだ。流行りのUSAをBGMに手を握り上下に揺らすと声を上げて笑う。
だがしかし私の機嫌は誰がとってくれるのだろうか。
そもそも誰かに機嫌をとってもらおうとすること自体が傲慢なのかもしれない。でも今までの自分は友達や彼氏、同僚、顧客、お給料、美味しいご飯、お酒、旅行、クラブ、彼氏っぽい男、ご飯を奢ってくれるおじさん…エトセトラに機嫌をとってもらう人生を送ってきた。仕事でもそれなりの成果をあげて評価もされて復帰も希望されている。
結婚して出産して産休育休をとった今、育児休業給付金以外には無収入だ。出産でとにかく老けてボディラインも崩れたので女としての価値は大暴落、チヤホヤもしてもらえなくなっただろう。そもそも私の仕事の評価、容姿と若さ込みだったよな?!と思い返して感じることが多い。
浪費と、誰かに機嫌をとってもらうことで自己肯定感を高めてきた私にとって、浪費もできずチヤホヤされない今の状況は由々しき事態である。つらい。堪え難い。
そして、お金と男という自己肯定感満たしツールを無くした私はどうやって自分自身の機嫌を取ればいいのだろう。
他者はお前の道具じゃねーよ!という意見もありそうだけど、じゃあそれを言うあなたは自分の機嫌を自分自身でとれると言い切れる?承認欲求なしに生きていける?
私は夫や子供の機嫌をとるすべを知っているけど、彼らは私の機嫌のとり方をしらない。いまバインミーの食べ比べをしていて息子を連れてテイクアウトしていることも、プレスバダーサンドが大好きで近くで催事やらないか心待ちにしていることも、ボヘミアンラプソディーを映画館で観たいことも、行きたいバーが恵比寿にあることも。
知らないことよりも、機嫌をとる必要がないと思われて蔑ろにされていることか不満なんだろう、知ってる。
きょう初めて行ってみたパン屋の鯖サンドが美味しかったな、とかそういった小さな幸せを積み重ねて自分の機嫌をとって生きていくのだろう。
たぶん、それでいい。
アメリカの政治について、特にトランプ大統領の誕生の経緯やアメリカの政治の腐敗についての、マイケルムーア監督のドキュメンタリーだった。
トランプの友達の知事による黒人地域の迫害、民主党の腐敗、銃所持問題、あるいは希望ー草の根運動や高校生による全国的な銃所持に反対する運動、公立学校の教師のストライキ。そして希望にすがるのではなく行動しろ。またトランプはヒトラーのような独裁者と似たような傾向があるぞ、という映画だった。
何でアメリカはトランプ大統領が選ばれたのか、あるいはなぜサンダースではなくヒラリーが選ばれたのか→民主党の腐敗と選挙制度の崩壊
トランプのような人間が大統領になるとどうなるか→トランプの友達の経営者スナイダーが知事になったミシガン州フリントの惨状
この話は聞いたことなかったが、知事の政策により水道水に鉛が含まれるようになった。その結果そこの住民は鉛中毒になってしまった。
https://www.bbc.com/japanese/36098699
最後にトランプを放っておくと、ヒトラーのような独裁者になるという警告。トランプは権力の延長に興味を示し、民族排他的な発言、経営者を優遇し、中産階級を没落させる政策。ヒトラーも最初は発言が過激なだけだと思われていたし、憲法があるからユダヤ人が虐殺されることはないと思われていた。
ネットde真実ならぬ、ムーアde真実という感じだが、リベラルなはずの民主党の保守化やヒラリーやオバマの腐敗、ミシガン州のスナイダー知事によるフリント市の迫害などは初めて知ることだった。
ボヘミアンラプソディーもいいけど、はてなでこそ流行りそうな映画だと思った。
勉強になるし、怒りもあるし、希望もあるし、恐怖もあるし、行動しなければとも思う。映像としても退屈しないからぜひ見に行って欲しい。
今日の増田はうちの彼氏は変態?(どう思います?)を抜きに語れない。はてブ的には下手でも他人に公開する勇気らしいが。
その他、すき間の名前、うよさよ問題、女性はオナニー何時から?など。個人的にはたこ焼きラプソディー、天気がいい日には思い出すが好きだけれど。あと、増田バーベキュー大会のお知らせもあげておく。
そして、ZARDの坂井泉水さん、松岡農水相の死もそれぞれ波紋を呼んでいる。死に至った経緯について憶測が飛び交っているが、まずは哀悼の意を表したい。