はてなキーワード: ホームルームとは
表題の人物がネットから消えた。 恐らくSkypeやLINEといったコミュツールは残しているが、Twitterなどの表舞台からは完全に消えてしまった。
原因は間違いなく“意中の女性を落とせないどころか、別の男とのいちゃらぶを見せつけられるから”なのだが、そんな内輪な話はどうでもいい。 どうでもいいというかm9(^Д^)プギャー!プギャー!m9(^Д^ )m9(^Д^)9m( ^Д^)9mプギャー!プップギャーッ!!m9゚。(^Д^゚≡。゚^Д^)m9゚。プップギャ-ッ!!m9。゚(゚^Д^゚)゚。プギャーハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \なのだが、そこはまあおいておくとして。 私が今日言いたいのは、ネット全体に対する苦言だ。
「ばいばい」というtweetと同時に退会(ちなみに退会したらtweetも消えるので、彼の遺言を目に出来たものは数人だろう)した彼だが、それに対するネット上のリアクションがまったくと言っていいほどないのだ。 彼にはTwitter上の仲間がいて、日々、和気藹々と会話を楽しんでいた。 凹んだtweetをする度に「大丈夫?私で良かったら話聞くよ?」なんて優しい言葉をかけていた女子(恐らくハメタロウに喰われたハメられ系女子)もいた。 だが、彼が消滅した今、Twitter上で話題に触れた者は見る限り誰もいない。 消えたことが当たり前のように、タイムラインは粛々と流れている。
もしかしたら他のコミュニケーションツールで直接やり取りをし、事情を理解した上で静観しているのかもしれない。 しかし、表面上は誰も、毎日のように会話していた人すら、触れようともしない。 事情さえわかればどうでもいいのか? 消えた人間はタブー扱いとでも言うのか? 私はこの状況に、一抹の不安と恐怖を覚えた。
だってそうだろう? リアル社会で言えば、学校に登校したらいつも中心で騒いでいる元気な生徒がいない。 朝のホームルームで彼が自主退学したことが告げられても、誰も声に出して彼の話をする者はいないのだ。 と思えば、何人かは机の下で携帯をカタカタ動かし、各々が直接本人と連絡を取って事情を知る。 ホッとしたり、悲しんだり、怒ったりといったリアクションを各々が内々に処理し、あとは授業が始まろうと、昼休みになろうと、放課後が訪れようと、彼の話題が持ち上がることは永遠にないのだ。 各々が直接本人に連絡、とはいっても、クラス全員がそんな行動を取るとは思えないし、何人かは直接連絡を取る事すらせず、消えた現実を黙して受け入れるのだ。 これを異常と評せずして何が異常か?
実は私も以前、Twitterを退会した経緯がある。 50人近くのフォロワーさんがいたが、僕の退会後、直接連絡を取ってきたのはリア友を含めて3人。 だが、Twitter上でその話題が上がることは一度も無かった。 当時は仲の良いメンバーと毎日のように交流を深めていたにも関わらず、誰もその違和感に触れることなく、や、違和感を感じることすらなく、みんないつもの生活をいつも通りに送っていたのだ。(退会後に各々のTLをチェックしてるとか気持ち悪いんですけどね^^)
ネット上の交流においては、後ろ暗いことは発言しない、といった暗黙のルールがあるように思える。 みんなの気分を害してはいけない、なんて気遣いと、文字という事実だけがログとして残り続ける懸念からだろうか。 いつも楽しい話題ばかりしてるのに、裏では号泣Skypeを毎日誰かに放ってる、なんてのも珍しい例じゃない。 これも上記の学校の例に照らし合わせれば、気持ち悪いことこの上ない。
もしかしたら、戻って来ようと思った時、戻って来やすいように、なんて気配りがあるのかもしれない。 だが、退会歴のある筆者から言わせてもらえば、これは退会したことのない人間の妄言と言わざるを得ない。 自分が消えたのに誰一人話題にすら出さなかった“自分に対して無関心な世界”に、誰がどうして戻ろうなどと思うのだろうか。 仮に戻って「おかえりw」なんて言われようものなら、薄ら寒いものを背中に感じてしまうだろう。 実際にその言葉は“薄ら寒い”。
私は退会したからこそ、消えてしまったからこそ、話題に上げていくべきだと思う。 表題の人物、ハメタロウは退会した。 だが彼は死んでいない。 仮に故人であっても、我々は彼を忘れるべきではない。 女との性行為しか頭になかった彼でも、私たちに笑顔と元気を与えてくれたことに変わりは無い。 Twitter上から彼の名前が消えても、彼の存在までかき消してはいけないのだ。
・・・あー、もう。 ほんっとくだらない。 Twitterってのはつぶやきだろ? 思ったことを思ったように言えばいいんだから、消えたと思った時点で「あれ、ハメタロウいなくね?」って言えばいいんだ。 ちなみに私はつぶやいた。 全力でつぶやいた。 なのに、ハメタロウを知ってる人は大勢いるはずなのに、反応したのは鍵付き副垢の友人だけ。 タブーとか気遣いとか、おっかしくね? だからリアルとネットは違うとか言われちゃうんだよ。 同じ中の人が同じように生きてるんだから、変な線引きしてるんじゃねえ! 意味の無いことこそ、大声で叫べ! それでこそのトモダチだろうに! おまえらみんなおっかしいら!
さぁ、叫ぼう! ハメタロウという人が消えたのはただの横恋慕だと。
忘れちゃいけないことがある。 流しちゃいけないことがある。 私と同じ犠牲者をこれ以上出してはいけない。 彼を本当に想うなら、毎日のように話題に出せ! そんなことも出来ない浅い付き合いしかしてねえから、ハメタロウはいなくなっちゃったんだよ! 横恋慕! 横恋慕! 横恋慕! 狙ってた女に飽きられた哀れな男を、これ以上ディスったらいかんに! おこだお!(`へ´)ノ
ミュージカル「夢から醒めた夢」を観に行ったのだけど、虐めを苦に自殺した少年と、それにあわせて「最近は虐めが深刻化している」という台詞が出てくる。何とタイムリーな。世間の話題を機敏に台本に反映したのかしら、と思いながら観た。
ところがこのミュージカルは20年以上前に作られたもので、オリジナル版の頃からこの台詞はあったという。
何が言いたいかというと、大津の虐め自殺報道を見た大人が「最近の子供は冷酷で怖い、陰湿化・残虐化している。昔はこんな事無かった」なんて他人事みたいに言うのは許されないという事だ。
何故なら私たちだって都合よく忘れているだけで、子供の頃に虐めにかかわっていたかもしれないし、そうでなかったとしても被害者のクラスメイトのように虐めを遠巻きに見ていて止めようとしなかった一人なのだから。
虐めの内容が昔の虐めより過激になっているという論調への反論だが、
靴や鞄をトイレに捨てられるのは、蜂の死骸を口に入れられるよりマシか?
校舎の裏で暴行を受けるのは、衆人環視の中で葬式ごっこをされるよりマシか?
された経験がある人以外には、どちらの方がマシだなんて知った風な口をきく権利は無い。
あなたの周りで同級生が自殺しなかったのは、虐めがなかったからではなく、自殺する前に運よく被害者が逃げおおせた(卒業・転校・不登校)からに過ぎない。
虐めってのは、一人 対 数名じゃない。独り 対 その他全員なんだよ。
虐めを苦にした自殺事件が全国で大きく報道されているのを観た全国の加害者が、今自分もやっている暴行・恐喝・脅迫を止めると思う?止めるわけねえだろ。そんな判断力があればはじめからやってない。
虐めを黙認している教師や生徒が、事件を自分の事として受け止めて加害者を諭したり、突然ホームルームを開いて虐めをやめるように動くと思う?動くわけねえだろ。生徒なら、次のターゲットが自分になる事は火を見るより明らかだし、教師なら、時節柄(笑)政治的配慮(笑)でますます隠蔽工作に走るのがオチ。
加害者や加害者の親族が社会的制裁を受けたり、教師や教育委員会や市長や警察が叩かれているのを観て溜飲を下げるような他人事意識丸出しの傍観者が世間の大多数を占めている限り、虐めはなくならない。ただの少しも減りさえしない。
某地方の専門学校の教員をしている。一応、地域ではNo.1と呼ばれる学校だ。
元々はIT系を仕事にしており、今はその時に得た知識を教えている。
就職予備校としての位置付けにあるとされる専門学校だが、現実社会とは大きく乖離している。
モラトリアム期間とはいえ、あまりにも目を覆うしかない現状をここに記す。
当校では担任制をとっている。
最近では大学でも担任制をとっていると聞くが、一部の大手専門学校以外では担任制は普通。
(聞いた話では某人気校は40人分しか机がないのに退学者を見込んで60人ほど合格させるらしいが)
先の連絡でもそうだが、宿題を出していない学生への対応は担任。
客観的に見て学習障害(ADHD等の発達障害を併せている事も多い)。小中高での問題を先送りした結果。
認定をされているものもいるが、大半は現実を見たくない保護者の反対で医者にすらかかっていない。
成果で評価せずに、努力の量や伸び幅(そんなにないけど)で評価する。もちろん、努力させるのは担任の仕事。
(発達障害への評価の仕方は高等教育機関に文科省が通達を出したもの。専門学校は都道府県の管轄だから管轄外だけども)
入学した以上、ムリヤリにでも卒業はさせるけど就職は難しいと思う。
先の学生のように明らかに問題がある学生は「就職辞退」させて就職率の分母を削る。
就職率は「就職希望者」に対しての就職決定率だから、「就職希望者」で無くさせるという事。
ひどい学校だと「契約社員」「派遣」「アルバイト」も就職とみなしているからなあ。
専門学校の大半は「福祉系」「IT系」。最近は公務員も多いけど。
学生が理系離れが進んできたので、IT系の募集も思わしくない。その結果、生まれたのが「ゲーム系」というジャンル。
しかし、ゲーム系は大手の学費がクソ高い学校以外ではゲーム開発経験者は限りなく少ない。
IT系の教員がゲーム系を教えていることも多い。就職はもちろん、IT系。
ゲームクリエイターになりたければ安いゲーム専門学校に行くな。大学行って、空いてる時間にバリバリプログラムをするべき。
高校までの延長だから、環境は整えてもらって当たり前。大学生は履修も自分でするし出席も自分で管理する。
それができなければ専門学校に行くしか無い。専門学校は就職したくない、勉強したくない学生の溜まり場。
専門学校の教員には教員免許が必要ない。だから、教えるための最低限の知識すら持ち合わせていない事もある。
つまり、教える教員の人格による部分が多い。もちろん、教えるスキルを身につけることも可能。
もちろん、組織がバックアップするなんてことはない。ハズレの教員もいる。
前々から不思議に思っていたことがあって、それに対する自分なりの答えが出た気がするので書いてみる。
「これだけは誰にも負けないぞ、というものを自分の中に作れ。それが自信になり、お前を支えてくれるだろう」
「なんでもいい、自分だけの武器を持て。それをとことん伸ばせば将来直面する困難にも打ち勝つことができるんだ」
とかいう訓示をたれてくることがあった。
多分これを読んでる人たちも、ホームルームだの卒業式だので一回ぐらいはそんなこと言われたことがあるんじゃないかと思う(なかったらごめん)。
俺はというと、それはもう何度も何度も聞いてきた。
細かい表現は違うけど、人生の後輩へのメッセージなんて場になると、なぜかみんな上に書いたようなこと言うんだよ。
で、一緒に聞いている同級生も同級生で、うんうん、て頷いてたりして分かったような顔をしてたりする。
あれがさ、俺物凄く不思議だったんだよ。
その「誰にも負けないぞ」っていう特技とか、「自分だけの武器」とかいうもの、皆本当にあるの?誰にでも見つかるの?
俺さ、そういうの一切ないんだよ。全く思いつかないんだよ。
学校の勉強はわりと真面目にやってきたほうだから、ぶっちゃけ平均より上だと思うが、それでも自分より頭のキレる奴なんて山ほどいるし、
運動も走りはまあまあ速いけどそこまでじゃないし、球技全般下手糞だし、筋力だって十人並みだと思う。
ルックスだってこれと言った特徴のない薄い顔面、しゃべりだって特に人を笑わせるのが得意なわけでもないし、人見知りだから交友関係も広くない。
知識や経験の量もごく普通、手先は基本的に不器用、お酒はどちらかというと弱い、チンコだって特にでかくない。
もう、さっぱり自分の中に飛び抜けた特徴とか特技とかが見当たらないんだよ。
そんな疑問を抱きながらもまあ大学院まで出て、なんだかんだで一応希望の職種に就くことができた。
ただ、そこでも仕事に役立つスキルとかも覚えるものの、そんなのは同業者が大体やってることだから、自分だけの武器には当然ならない。
周りを見渡したら見渡したで、自分より遥かに技術や知識が豊富な人がわんさかいる。
コミュニケーション能力を生かしてあちこちから良い仕事を取ってくる同僚もいるし。かたや俺は相変わらずの人見知りで世界もあんまり広がらない。
要するに、社会人になったというのに未だに「誰にも負けないぞ」というものも見つからないし、「自分だけの武器」も持てていない。
もし先生や先輩の言うとおりだとしたら、俺はこのままじゃやってけないわけだよ。
自分の今持ってるのはこれだ、っていうのが特にないから、自分がいる立ち位置がそもそもあやふやなんだよね。
今にもがらがらと崩れ落ちそうで、そうでなくても他人に足元をすくわれそうな、そんな危ないところに立っている。そんなイメージ。
とにかく自信がなくて、劣等感ばかりあって、毎日いろいろと不安で。
先生や先輩は武器があって成功できていいよな。俺はそんなのない平凡な人間なんだよ。そういう奴の気持ちなんかきっと分かんないんだろうな。
そんなふうに心のなかでくさったりもした。
立ち位置があやふや、自信の源になるような礎がない。
そんな状態に自分があると認識してるからこそ、俺は今の仕事に必死になれてるのかなって。
何だかんだ言っても、俺はやりたかった職業に就けているわけだし、この仕事が好きで、辞めたくないと思っている。
そして今自分は決定的な武器を持っていないから、心の拠り所がない。頼れるものがない。
かと言ってぼんやりしていたらぽろっと脱落しそうだから、今の位置に留まるためにはがむしゃらになるしかない。
自分には何もないからこそ、これを続けるためには、他の奴に負けないためには、もう死に物狂いでやる必要があるんだ。
今思うと、学生の頃からこれまでも、わりとそんな気持ちでやってきてた気がするんだ。意識してなかっただけで。
その気持ちのおかげで今こうしてちゃんと働けてるんだと、ようやく気がついた。
きっと、何か安心して頼れる独自の武器みたいなものを持っていたら、ここまで頑張れていたかどうか分からないな、とさえ思う。
ああ、俺はこういう戦い方なんだな、ってすとんと腑に落ちた。
まあ、そこに思い当たったからといって、急に今までできなかったことができるようになるわけでもないし、
仕事を続けられる自信を取り戻せたわけでもないんだが、劣等感に打ちのめされ続けた自分の精神が、ちょっとは楽になれた。
自分が不安定な足場にいることを嘆くより、その事実をまんま受け入れて機動力に変えていきゃいいんだ、って思えるようになった。
それからはもう、上のようにくさったりはしてない。
俺が誰かの先生になったり、後輩にアドバイスするような機会があったりしたら、こう言おうと思っているんだ。
誰にも負けない特技や自分だけの武器を見つけたなら、それを伸ばせばいい。
でも、そういったものを持っていないからといって、落ち込んだり無理して作ろうとしたりすることはない。
そういう奴にはそういう奴なりの戦い方がちゃーんとあるんだ、って。
あの子が居なくなってからまた皆で集まって、あの子の事で盛り上がって、
馬鹿だ糞だとは言わないけど「あれって困るよね~www」
でもあれは人間性とかじゃなくて明らかに軽度の(発達?)障害で、
皆は分かってるのかどうか知らないけど「空気読めないよね」「私苦手だwwww」哂ってて、
ああ
あなた達はイマドキなお嬢ちゃん達だもんね。
ボス猿の意に沿わない者は排除して生きてるんだもんね。
ああ
己に火の粉が降りかからない様に必死で「ね~w」と話を合わせて。
あの人達も保身だったのかな
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更に追記。
週1・2回のホームルーム的なものです。出席しなくてはならない。嫌でも顔を合わせなきゃいけない。
ボス猿が...というよりか「同じクラスメート同士みんな仲良くしようね☆」な空気がありまして。
波風立てずその場をやり過ごせたら一番なんですが…貴様らと仲良くまではしたくない。
皆の意識が《あの子》《あの子以外の子》にいつの間にか分かれてたらしく、
あの子がその場に居なくなった途端、場の流れで皆があれこれ言い始めた次第です。
実際に「ね~w」と言った訳ではないけど、言うのを《見ている人》にはなっていた。
見ていた側の人間になってしまっていた。
http://news.ameba.jp/domestic/2009/06/40732.html
この手のアンケート結果を目にする度に、高校時代にクラスで実施されたアンケート(以下、エロアンケートと呼ぶ)を思い出す。
いったい、何の目的で、どうして私のいたクラスに実施されたのだろうかと。
ホームルームか何かのときに、担任とどこかの調査員だかがやって来て全員に冊子を配布した。
・セックスは何かを知っている。やったことがある。
・オナニーは何かを知っている。やったことがある。
みたいな質問が並んでいた気がする。印象に残っているのはこれぐらいで、細かい質問はもう10年程前のことなので覚えていない。調査員がどこの団体なのかも覚えていない。
解答を終えてから、後ろから全員のを回収。今の座席と冊子を照らし合わせれば、誰が何答えたか分かるなぁ…なんて思っていると、目の前で調査員が冊子を封筒に入れてテープでぐるぐる巻きにし、「もうこれで誰も見られません。ご安心下さい」的なことを言っていた。
さて、私のいた高校は、当時、ガリ勉進ほどでも無く、DQN高校でも無いという、バランスの取れた、はっきり言って絵に描いたようなリア充さんが多かったと思う。さらに私のいたクラスは、明言はされていかったが、明らかに学年でも成績のよくない生徒が集まっていたクラスであった。一方、とあるクラスは成績優秀者が集まっていたと思う。根拠はないが、偏差値とリア充値は反比例する傾向にある気がする。まぁ、それはさておき、大きく文系と理系に分かれていて、当時全クラスでエロアンケートが実施されたかどうかはもはや確認のしようがないが、エリートクラスにこれが実施されていたかと言えば、否、である。
ヤリチン・ヤリマンが多い…もとい、リア充全開なみんながいたクラスと、男子ばかりの理系クラス。普通に考えて、この2つのクラス単位での回答集計結果は同じになるとは思えない。実施するクラスや高校の選定で、ある程度結果を意図的にゆがめてしまうことはできるのではないだろうか。
さらに、アンケートは自己申告である。こればかりは真実の確かめようもないが、いったいどれくらいが正直に答えていて、どれくらいが嘘を書いているだろうか。
実施した団体や結果レポートなどをじっくり読んだ訳じゃないが、もはや記事などから「高校生の半数がヤッている」という結果だけが一人歩きする。本当に、何が目的なんだろうこのアンケートは。
「ちょいと小耳に挟んだんだがな――言い寄ってくる男を全員投げ飛ばした、ってのは本当の話か?」
この間、1日で2回もそれに類する惨劇を目撃したから、限りなく事実に近いのだが、あえて聞いてみよう。
あれ以来。
ホームルーム前のわずかな時間に、ハルヒと話すのが日課になりつつあった。
今朝もその類なのだが……それより何よりクラスメイトの視線が痛い。
それは喩えるなら「ああ……アイツは通りモノに当たってしまったんだね」といった意味合いの。畜生、放っとけ。
「何でおんしにそんなこと言わなきゃならんでごわすか」
至極もっともだ。
「何を聞いたかは知らんでごんすが――まあいいでごわす。たぶん全部本当のことでごわすからな」
「1人くらい、まともにお前の相手ができるヤツはいなかったのか?」
「全然駄目でごわした」
そう言ってかぶりを振るハルヒ。そしてそれに合わせてぷるんぷるん揺れる頬肉。
実を言うとこの肉の揺れ具合を見るのが面白くて仕方ない。
毎朝わざとかぶりを振らせるような流れに話を持っていっているのは秘密だ。こらそこ変態とか言うな。
「どいつもこいつも、阿呆らしいほどまともで弱いやつでごわした。宇宙人幕内でも未来人幕内でも幕内超能力者でもなかったでごわすし」
そりゃ普通そうだろうよ。
「あと、告白がほとんど電話だったのはなんなんでごわすかアレは!? そういう大事なことはちゃんと面と向かって言えってんでどすこい!
そうすれば即座に勝負ができるのにも関わらず、次の日まで待つとかじれったいことになるんでごわすよ!」
勝負がしたいのか男の勇気の無さに物申したいのかどっちだよ。
そういえば「手紙が一番であります」と言ったのは誰だったか――いやそんなのはどうでもいい、ここは一応同意しておくとしよう。
「まあそうかなぁ、俺だったら何処かに呼び出して言うがな」
「そんなことはどうでもいいんでごわす!!」
なんなんだよ。
「問題は、弱くてつまらない男しかこの世に存在しないのか? どうなの? ってことでごわすな。
――本当は、中学時代はずっと物足りなさが付きまとっていたでどすこい」
「宇宙人、もしくはそれに準じる何かで、かつ幕内力士並みの強さの持ち主でごわすな」
そんな飾りじゃない足が付いている機械みたいなのはいねえよ。
「とにかく、普通の人間でなければ、男だろうが女だろうが――」
「そっちの方が――ワクワクするでごわす!!」
穏やかな心を持ちながら激しい怒りに目覚めてしまう奴丸出しの、無邪気といえば聞こえは良いが、
怒るのは筋違いでしょ。
プロのピアニストを目指して、卒業後にコンクールに出たんだとしたら、高校三年の時期なんてレッスン漬けですよ。
どこの高校か知らないけど、地方の高校だとしたら、著名な先生のレッスンを受けるために東京に通わなくちゃいけないなんてこともある。
ピアニストの彼は、そういう事情を同級生に話してもおそらく理解してくれないだろうし、ただピアノが弾けるからというだけでレッスンの時間を台無しにされることを考えて、ホームルームでもだんまりを決め込んでいたし、進路についても一切話すことはしなかったんだろう。これは仕方ないことだよ。
んで、元増田もその同級生たちも、そういった彼の苦労や心情を、現在もまるで理解してないんだよな。
だったら彼はそんな地元に帰らないほうがいい。傷つくだけだから。
大海に乗り出した彼の活躍を素直に祝ってやれよ。
という、まさに「青春の一ページ」的な話に花を咲かせていたわけだが、しかし事態は一変する。
それは、クラスではさほど社交的ではなかったとある男子生徒(同窓会には欠席)が、幼稚園時代からピアノの英才教育を受けて現在はプロとして海外で活躍中だということが、海外赴任から一時帰国したクラスメートによって報告されたことに端を発する。高校卒業直後にどこかのコンクールに参加し、そのままやたらと長い名前の欧州の楽団にスカウトされたとか何とか。彼女が持ってきたパンフレットや現地の雑誌には、彼の来歴は確かにそう記載されてあった。
しかし彼がピアノに力を入れていた事を把握している者は(担任も含めて)当時誰一人としておらず、また当人は当時某有名私立大学を受験、合格し、その前の進路相談でも当然のように進学の意思を示していたので、その場にいた我々は鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしていた。
その「出世」ぶりに驚く人もいれば、やはり激怒する人もいた。担任は前者だったが、しかしその心中はいかばかりか・・・。
立候補者が現れないまま時間だけが過ぎ行く重苦しいホームルームの空気と、学級委員や文化祭準備委員の苦悩に満ちた表情が思い出される。あの時あいつはあの場でいったい何を思っていたのだろうか。当時あの高校の敷地内が全てだった俺達の価値観を、なんだか最悪のタイミングで彼に否定されたようで、俺はその夜まんじりともしなかった。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090404-00000525-yom-soci
この問題に対して、「私の学校では~」や「私の子供のころは~」といった個人的な体験からくる議論やコメントに対して非常にもどかしい思いをしています。もしかしたら財政難というのは言い訳にすぎず、ただ面倒だから拒否したのかもしれませんが、この学校の内部構造を知る人間として車椅子で登校する際、不便そうなところを挙げます。これらの問題点を解決するのにどれだけの予算がいるか、またどんな知恵が必要かという議論に役立ててください。ただ卒業したのがずいぶん前であり、すでに改築されていたり記憶違いなどもあると思うので、あくまで参考程度にしてください。
この少女や両親がどのような学校生活(特別学級に入るのかなど)を想定しているのかは不明ですが、とりあえず通常の授業を受けるとして考えます。
学校内部について
●1階に通常授業に使える教室が1つもない。
本当に1つもありません。生徒のホームルームはすべて2~4階にあります。1階にあり、大人数(30人程度)で使える部屋は職員室ぐらいです。また、これは変更可能だと思いますが、この中学では通常1年生が4階を使います。
●音楽室、調理室、視聴覚室、美術室、理科室がすべて2階以上にある。
特に美術室と理科室は旧館と呼ばれる建物にあり、幅1メートル50センチほどの渡り廊下(壁なし柵のみ、渡り廊下を渡るために3段ほどの階段あり)を通る必要があります。1階の渡り廊下は多少余裕があります。ただ扉が非常に狭かった記憶があります。
●階段について
階段は4つあります。
1.中央階段と呼ばれる最も大きな階段です(校舎中央にあるわけではありません)微妙に弧を描く螺旋階段。
2.外に面した取り付けられた小さな階段です。一人で通るのも苦しい。
3.通常の学校にあるような間に踊り場がある階段その1。ただし4階までいくと屋上に出る。
4.通常の学校にあるような間に踊り場がある階段その2。ただし給食室に一番近く、給食運搬の要。
学校外部について
●校舎に入るまでの段差
この学校の校舎は道路から20メートルほど高い位置にあり、校舎に入るまでの方法はだいたい3つあります。
2.正門から階段を通る方法
3.横から入る方法
このなかでは3が一番現実的だと思います。車で学校の横の道(広くはない坂道)から中庭に入る方法です。ただ、中庭は砂利を敷いてあり、溝と段差だらけなのでそこに何か対策をする必要があるでしょう。
1はまず不可能だと思います。20メートルの高さ分の急な階段(途中に踊り場を挟みだいたい60段)を上る必要があり、校舎と体育館の間(幅30メートルはない)にあるので緩やかな坂を作るのも不可能です。
2は正面の階段(石、30段ほど)を登る方法ですが、この階段はぐらつく部分があるので車椅子を持って運ぶのは危険ではないかと思います(作り直すなら別)
●体育
この少女が体育に参加するかは不明ですが、一応書いておきます。ただこの件は車で移動すれば解決するので心配は不要だと思います。
学校前にあるグランドは狭すぎるため(バスケットコートのぐらいの大きさ)、町のグランドを使用しています。グランドは校舎から約700メートルほど離れており、生徒は体育の時間に10分ほどかけてそこまで歩きます。道路の舗装は美しいとは言い難い状態です。またそのグランドに行くまでには少し急な坂道があり、砂利道も通る必要があります。
その他気になる点(不便なのか不明)
●山をえぐるような位置に立っているので、スペースにかなり厳しい制限がある。
廊下にあるのは壁ではなく柵です。雨が降ると濡れて非常に滑ります。廊下は固いゴムのようなものでできてます(なんなのかは不明)彼女の通っていた阿知賀小学校は吹き抜けではありません。
これだけ問題点をあげましたが、私はこのことから彼女が養護学校に行くのが当然だと言う気はありません。かといってどんな犠牲を強いても彼女が下市中学校に行くべきだとも思えません。
下市町は豊かな町ではありません。インフラも十分に整っていない町です(もちろんバリアフリーも)上水道が整備されておらず、井戸や湧水で生活している地域があります(簡易水道ができたと嬉しそうに電話がかかってきたことがありました)道路が1本しかなく、木が倒れただけで学校にも買い物にも行けない地域がたくさんあります。下水道も整備されておらず、生活した後の水が直接川に流れ込み、魚がぷかぷか浮かんでいるのを何度見ました。
どこにお金を使うのか、誰が我慢するのか、とても難しい問題です。
私はどうすることが一番良いのか、結局判断できませんでした。
あんまり関係ないこと。
田舎に川遊びに来る方へ
きちんと調べてから来てください。田舎の川は全部きれいなわけではありません。上にあるとおり生活した水を直接垂れ流しのところもあるので、都会より危険かもしれません。わざわざテントまで持ってきて病気にならないように気を付けてください。
機種変更したとき残った古いヤツをとっておいてそれを担任に渡す。高校とかでそういう事例が実際に有る。
じゃあ、いちいち電源入れて動作確認とかするかね?「充電忘れたんで今は電源入らないっすー」って言えばどうしようもないんじゃね?あとでバレても「今使ってるのと間違えて持ってきました」と言えば罰するわけにもいかない。
一番確実なのは『使ってるのを見つけ次第没収、本人には返さないで必ず親を呼び出して返却』……とかなんだけど、まあキレる親もいるわけで(そりゃ仕事中にそんなことで呼び出されちゃー、いくら自分の側が悪くても、不満の一つも言いたくなるわな)消耗すんだわ。
だから、生徒が素直に携帯渡して問題解決するくらいなら最初から「電源OFFにしとけ」で良いハズなわけ。
まあ携帯持ってることで学力を云々する大人は馬鹿だと思うけどな。学力低下論に躍らされてる時点で、情報リテラシーが無いのは誰だっつー話。
床を雑巾で拭いている人たちが使うので、係りの僕らは水道と教室を二、三回往復するのだ。
ある日のこと、その三人で水をくんで教室に向かう途中、自分以外の二人がバケツを揺らしたり回したり、遊び始めた。
すると、案の定というか、一人のズボンに水がかかってしまった。
別に、それはそれでどうでもいいのだが、そいつはズボンが汚れてしまったと泣き出したのだ。
僕ら三人はバケツを教室へ持っていった。当然、先生は泣いてるやつを気にするわけだ。
「どうしたの」
「ズボンに水がかかって汚れた」
「誰がかけたの?」
もう一人の奴が「***くんです」とつぶやいた。そう、俺の名前。
先生はどうして水をかけたのか、遊んでいたのかと俺に言い始めた。
俺は遊んでもいないし水もかけてないと主張したが、残りの二人が君がやったと言っているから間違いないと、結局、その掃除の後のホームルームで一人立たされたっけな。
それ以外にも先生が子供の聞く耳を持たないんだということに気付いたことは何度もある。
以来、自分は信じてもらえないという気持ちはいつまでも今でも残っているし、自分の人格形成に大きな影響を与えている。
そういう教師はいらない。
もう、あの話は思い出したくなかったんだけどな。20年くらい目を背けていたんだが、今これを読んでまた思い出しちゃったよ。
俺たちの高校もそんな感じだった。歴史ある公立高校(うちの田舎じゃ公立のが上な)ってことで進学率は高いしやっぱ地域の中学から頭のいい奴らも集まっていた。で、たいていそんな連中は(俺も含めて)天狗だろ?それを教師達が上から威圧感でぐいぐい押さえつけていた。若手の先生連中なんかは平気でびんたを飛ばしてた。まぁ、殴られて後で文句を言う奴はいたが、殴ること自身を暴力だ何だって騒ぐ奴はいなかったな。とにかく、そんな雰囲気だから体育教官室には近寄りたくなかったし、体育教官もいくらか横暴だった。校長も生徒に対する重石として大目に見ていたんじゃないかと思う。
体育大会の練習でまさに、「お前らちゃんとやれ!」ってのがあったよ。まぁ、頭は良いけどやっぱりそれはそれ、昭和後期の甘やかされて育ったがきだからな。中には俺から見ても躾のなってない馬鹿がいた。とうぜん、行進なんか何度怒鳴れてもちんたらちんたら歩くわけよ。教官によっては「停まれ!」と大声を出した後、自分が見つけた「欠陥」まで走っていって殴り飛ばしていたが、違う教官はそれこそ
「違う、やりなおし」
を何度でも繰り返した。午後の合同体育授業が全部行進なんてこともざらだった。当たり前だが、この方法は本当にうんざりした。教官に対する不満も相だが、いつまでもテレテレやる馬鹿に対する怒りが蓄積していった。そういう連中は学年でも有名なワルだった。ワルといっても別に本格的な不良じゃないんだが、進学校に来てドロップアウト、成績が悪いだけならともかく、明らかに人間の芯が馬鹿でしつけが悪い。あとはどうするんだこいつ、と周りが思うような連中が数人居た。
あるとき、とうとう怒りが臨界点を越えたやつが出てきた。学年合同体育の授業で、その日何回かのやり直しを食らった後、とうとう一人が声を上げた。
「先生、お願いがあります。僕達で話をさせてください」
「なんだと!」
と、スピーカーを持った体育教官が怒声を飛ばしたが、それでも聞いたのはその生徒が学年でも数人いる骨のある奴だったからだ。剣道部のエースで成績も上の中。発言も明晰で礼儀も折り目正しい。職員室の覚えがよかったのは当然として、生徒の人気も男女を問わずあった。人気ってのは尊敬じゃなくて友達としてな。快活な奴だったよ。違うクラスだったが俺だって好感を持ってたくらいだ。
そいつは150人の隊列から教官のほうに数歩歩みだして、何度やり直しを言われてもうまくなっていない事実、教官が今日はどこが悪いか指摘しない事実、このままでは午後の2時間が無駄になろうという考えを述べた後、だから自分達で何が悪いのか検討させてくれといった。
俺はそいつが…田中としておく…教官にぶん殴られると思っていたが、そうはならなかった。後から考えると、言われるままに手足を動かすにとどまらず、自分達で与えられた課題を考えさせろというのが、体育教官の胸を打ったのかもしれない。体育教官が許可を出すと、田中は俺達のほうを向いて演説をぶった。
俺達は、時間を無駄にしている。お互い何度も繰り返すのはもううんざりだ。クラスごとに分かれて悪いところを検討し、一発で気持ちよく終わらせようじゃないか。
見事な正論だった。何人か大声で同意を唱えたのは、それぞれのクラスにいたりいなかったりするムードメーカー風の奴だ。校風にかすかに男っぽさが残っていて、そういう堂々とした生徒がいる雰囲気が残っていた。小声で愚痴る連中はもちろんいたが(そして、誰が愚痴るか実に予想通りだったが)多数の同意でその場でクラスごとに集合して話し合いになった。元々隊列はクラスごとだったので集合は簡単だ。で、ムードメーカーが音頭を取る形で話が始まった。俺のクラスではやはりムードメーカー…佐藤にするか…が音頭をとって、正直面倒だから早く終わらせよう、そのために気合を入れてきちんとやろうという雰囲気がすぐできた。
ただ、茶々が入った。そういうことを決してまともに受け取らない馬鹿が、めんどくせーよ。と声を上げた。普段、周りがそれで黙っているので考えなしに言ったのだろうが、そいつの誤算だった。なにしろそいつのせいで体育の授業がめんどくさくなっているのだ、気の短いやつが「おまえのせいだろうが」と声を上げると、まわりから賛同の声があがった。一瞬でその馬鹿と数人の小馬鹿対クラスのほかの連中の対立構造が出来上がった。普段どっちつかずの奴らもこのときは周囲の圧力で意見を強制的に明らかにされた。だから「当事者を挟んで周りが見守る」構図にはならなかった。クラス真っ二つ。気がつけば運動場中がそんな感じだった。クラスごとに対立の激しさや構図は違うようだが、五十歩百歩だろう。
馬鹿のほうは何でもかんでも不満があればわめき散らす。本当に分かりやすい反応。一方、嫌々ながらまじめに授業を受けていた連中は誰のせいでこんなことになっているかはっきり理解しているのでものすごく攻撃的になっている。とにかく、どっちもひかない。双方お前らが悪いの一点張り。結局あてが外れた体育教官がスピーカーで怒鳴り散らして全員を整列させると、なぜか田中が呼び出されて全員の前で殴られた。さすがに相当数がぶちきれて
「田中は悪くねーだろ」
と怒号が飛んだ。俺もその口。すかさず
「今、口をあけた奴は出て来いっ」
と怒鳴る体育教官。俺達も幾分バンカラな校風にそまっているたもんだから、出てってやろうじゃないかと出て行く。30人くらいが一列に並べられて右から左にびんたを張られた。俺は張られるとき、これまで人をそんな風に見たことがないような憎悪で教官を見ていた。全員そうだったんだろう。俺達は2往復殴られた。列に戻るとき、馬鹿がニヤニヤ笑いながら「いい子にしてろよまじめちゃん達」と小さな声で俺達をからかった。その日の行進連中はめちゃめちゃ繰り返されて苦痛だった。ずっと「まじめにやんねーからだぞ、お前らのせいだぞ」と馬鹿連中が教官に見えないようにつぶやいていた。
殺伐とした空気のまま授業とホームルームが終わった。職員室にも連絡が行っていたのだろう。ホームルームではわざわざ「お前達、気持ちに任せて軽率なことをするなよ」と釘を刺された。
翌朝、田中が入院したというニュースが飛び込んできて俺達は呆然とした。「リンチじゃないのか」と憶測が飛び交う中に、やはりリンチらしいと別の憶測が飛び込んできた。後になって分かったのだが、憶測は正しくて田中は帰宅途中馬鹿連中に囲まれて袋にされたらしい。骨折していた。次の大会は絶望的。全校生徒に緊急放送で体育館に来るよう呼びかけがあったが、遅かった。教室の端でニヤニヤ笑う馬鹿に佐藤が「何がおかしい」と大声を浴びせると突進していった。佐藤にあおられた様子で、ほかの何人かも殺気立った顔つきで同じ場所に殺到した。一瞬で教室で乱闘が始まった。
結局9クラス中7クラスで乱闘があった。男女クラスでは女が泣き喚いてそれが一種のブレーキになったらしいが、俺達は男子クラスだった。双方入院者が出た。ガラスが割れて結構な血が流れたクラスもあったらしいが、一番ひどい怪我をしたやつは左目破裂だった。
違う大騒ぎがこの後に来た。怪我をした奴の親が学校に乗り込んできて、初めて大乱闘だったと気づいた。夜からPTAの緊急会合が召集され、校長が詰め寄られた。当たり前だが新聞沙汰、裁判沙汰になり、田中を殴った体育教官はクビ、校長は左遷された。田中を袋にした連中は結局3人が退学。学年で20人以上が停学をくらった。俺も1週間くらい家でごろごろしていた。その年の体育大会はなかったし運動部もたぶん全部が一年くらい大会出場を辞退した。
その年の進学は相当わるかった。俺のほうは軽い怪我をしただけで、4月に考えていた志望大学より上に受かった。何しろあれから火がついたように勉強したからな。もう、馬鹿と一緒くたに扱われるのはこりごりだと思ったから。もう二度とチームで何かしたいとは思わなかったし、話し合えば何とかなるなんてことも信じなくなった。
今?そこそこうまくいってるね。田中や佐藤がどうしているかは知らない。俺達の学年って同窓会出席してるのか? 残念ながらサラリーマンだから、気楽な一匹狼ってわけじゃない。仕事では部下の自主性なんか信じてないよ。細かいところまでゴリゴリ俺のやり方を押し付けてる。部下に考えさせる必要なんかないよ。
中学を卒業してすぐアルバイトしながら一年間受験勉強。偏差値38の公立高校に一浪して入学、一年間だけ通って退学。
願書提出の当日は、染髪+パーマに黒のロングコート。ここではコートとか脱ぐんだろうなとなんとなくは思っていたけど、集まる視線が気になって脱げなかった。「帽子脱いでない男子もいるし…」「両手塞がってるし…」と頭の中で言い訳をしながら、願書提出の列に並んだ。脱いだらもっと目立つし。
すぐに、願書の受付を担当していた職員(教師?)のひとりから「室内ではコートを脱ぎなさい」と注意され、返事もせずに慌ててコートを脱ぎ、全裸に。はならなかったけど、地味とはいえ私服だったので、廊下で待つ保護者の視線がつきささるかと思うくらい集中した。
【合否判定に使われた主なチェック項目】 茶髪に染めた跡がある▽つめが長い▽願書受付日や受験日の態度が悪い▽願書提出時に軍手をつけたままで受け渡しをした▽胸ボタンを外している▽服装がだらしない▽ズボンを引きずっている▽スカートが短い▽まゆをそった跡がある▽化粧をしている
http://www.asahi.com/national/update/1028/TKY200810280363.html
これを読んで、軍手つけっぱなしの子には注意してやりゃいいじゃんと思ったんだけど、注意したらダメなの?教えてやる必要なしってことかな。15年間誰も教えなかったことを、高校の職員が教えてやらねばならぬってほうはないけど、それくらい教えてやりゃいいじゃんとも思う。
私はコートを脱ぐたびに「室内ではコートを脱ぎなさい」って声が聞こえるってくらい記憶に残ってて、ありがたいと思ってる。ホテルのレストランに行った時「コートは自分で脱がないんだよ」と一緒に行ったおっさんにコソコソと教えてもらったのも良い思い出。
y_arimが、
「神田高校: 神奈川県公立高校入試マップ」によると、偏差値は37(内申点の目安は61)。「神奈川県高校偏差値(2009年版)へようこそ!:高校偏差値-偏差値最新情報」を見ると39で、公立の普通科高校としては県内最低ランクである。これよりも低いのはみな工業高校や私立の女子校。こういう公立高校は、事実上セーフティネットの役割を果たしているといえる。
http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20081030/1225341851
と書いてて、私の場合はそうだったなと思った。
入学式の後、担任になる教師に少し残るように言われ、中学卒業後一年間どう過ごしたのか、なぜこの高校を受験したのか、とかいろいろきかれた。家庭環境とか将来の夢とか。授業料の減額免除の手続きの方法とか、奨学金制度のこととかも、この時教えてもらった。
はじめての授業(ホームルームみたいなの)では、すでに数人が無断欠席の状態。そこで担任の教師が言ったのは「この学校にきて、自分がうけもった生徒を全員卒業させたことがない」ってことで、自分の夢は担当した一年生が全員卒業することだと話した。夏休みが終わると、私の後ろの席の子は退学していた。
中退する生徒の数を減らしたり無くしたりすることが目的になってしまって、高校も教師もかわいそうだなと思う。
ちなみに現在は、有名誌では描いたことのないイラストレーターのできそこない。誌面デザインをちょろちょろやらせていただいています。
>「告白されて、断ってその結果として今も童貞」である事と、
「告白もされず、ましてや告白しても断られ続けて今も童貞」である事が一緒だと思ってんの?
まったく違うと思います。
ただし論点は、付き合えるか付き合えないかを決める要因が2つあり、
その2つを満たすことで付き合えるようになるかも知れないということです。
ご指摘の通り、私は中学校や高校では文化祭やホームルームなどがあったので、異性と話したりすることは日常的でした。
ですから、告白されることもあったわけです。
大学に入ってからは、学部から女性との交流はまったくといっていいほどありません。
なので、私が今誰かに告白しても断られる公算が非常に大きいです。
そうした経験から、「モテたこと」と「モテないこと」を両方経験した私の意見は青春時代の10代、20代には気付くべき点があると思ったわけです。
これなんだが。
容疑者は「ぐらついた時にバランスを崩して握った」などとあいまいな供述をしている。
調べでは、新島容疑者は9日午後1時半ごろ、勤務する埼玉県戸田市内の小学校教室で、ホームルーム前の空き時間中、小学1年生の女児(6)をひざの上に座らせ、ズボンの中から、自分の下半身を触らせるわいせつな行為をした疑い。
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/event/182669/
握ったとか供述しているのでこれはアウアウだと思いますが、小学生低学年の女児が男性教諭のひざの上に座るとか、よくある光景なんですよ。
そこだけは、おさえておいてほしい。さもないと俺も捕まる。
ひどいときなんか、教室の前にある先生の机??俺専用デッキ(仮称)で、保護者の連絡帳記述に返事を書いているとき、女児2名が左右両方の脚に乗ってきて、こちょこちょし始めやがった。
それで、連絡帳には「ビー」って横線引いちゃったりしたけど、迂闊にもどっかさわるとセクハラで捕まるし、何もできないわけ。
さらに言うと、握ったのはアウアウだと思いますが、何らかの間違いでズボンの上から触れてしまうことは考えられるわけ。
んで、知識が浅いですから、言っていい言葉とだめな言葉も分からず、「せんせーのおちん(略)ちいさーい」とかクラス中に響き渡る声で言い始めたりするわけ。
俺は何のために教師になったのかと。
まだ一桁の児童に蔑まされてヘコんでる場合じゃないだろ、と。
新卒なんだからまだ現役バリバリなはずなんだと、決してまだ薬品に頼らずともやっていけるはずだと。そう。俺はやればできる子なんだと。
そんなことを考え終わったら、次の日の朝自習の内容を黒板に書いて、帰宅。余力があれば予習と○付け。
んで翌日。
「せんせー。今日も小さいの?」
一日で変わるか、ボケと。
そんなことを繰り返しながら、子どもたちは成長していくんです。
だから、セクハラとスキンシップは紙一重かもしれないけど、決しておろそかにできるものでもなく、その線引きは大変です。
女性の教師はお母さんのスキンシップという好意的な捉え方になりますが、男性教師に対しては良い捉え方をしてくれる保護者は少ないでしょう。
でも、家に帰ると父親になんて甘えられないじゃない。お父さんが帰ってくる時間なんて、よい子は寝る時間だし。
でも本当は低学年なんて、まだ自分を一番みてほしい真っ盛りだし、甘えたい盛りなんですよ。
過度なスキンシップは不要ですが、適度なスキンシップは必要だと思うんです。
大事なことなので3回目ですが、「握らせるのはアウアウ」だけど、座るまではとりあえず見逃してあげてください。
そうしないと俺が捕まる。
追記:
そりゃ、乗っかっられて放置してないですよ・・・。さすがにこれが常態化するとマズい!適度な場面で指導入ります。立ち上がれば終わる話ですし。
ですが、乗っかってくる→なんかおうちに帰って児童が膝に乗ったと親御さんに言う→すごい曲解される→タイーホの流れはもっとマズい!
そうしないとエスカレートして教育上必要なこと(転んだ児童を負ぶって保健室運ぶとか)もできなくなる恐れを感じた。それはマズい。
それはほんのちょっとしたいたずらだった。まさかそんなことになるとは、Cは夢にも思っていなかった。
先日学校からいじめバッジというのが全生徒と全職員に配られた。それをつけている者はいじめをしませんという証であり、それをつけていない者はいじめをされているという無言のメッセージを意味するらしい。しかしCのクラスでは、少なくともCの知る限りではいじめなんてなかったし、自分たちには関係のないものだと思っていた。それでも、教師がつけろというものだから皆仕方なくバッジをつけていた。
ある日の体育の授業開始時、Cは日直の仕事のため職員室へ行っていたため皆より少し遅れていた。授業開始のチャイムが鳴り、皆が出る頃に更衣室に入った。更衣室にはCが一人で取り残された。Cは焦って着替えていたが、そこでふと、友人Dの制服が目に入った。その襟元には例のバッジが光っている。Cの心に瞬間的にいたずら心が芽生えた。「このバッジを隠したらどうなるだろう」
DとCは自他共に認める親友同士だった。小学校以来の友人で、家族ぐるみの付き合いだった。よくふざけあったりしていたが、お互いに最も心を許せる友人だと思っていた。だからこそ、CはDにいたずらをしても許されると思っていた。
CはDの制服からバッジを取り外し、自分のポケットに入れた。バッジがなくなったことに気付いたDの焦った顔を想像するとニヤニヤとした笑みが浮かんでしまう。そこで「なんちゃってー」とバッジを出して笑いを取るという寸法だ。
体育の授業が終わり、皆が制服に着替え直す。しかしDはバッジがなくなっていることに気付かなかった。Dだけでなく、周りの誰もそのことに気がつかない。CはいつDが気付くかヤキモキしながらも、何も知らない風を装っていた。
次の授業は担任の受け持つ数学だった。担任が出席簿を見ながら点呼をはじめる。教室を見れば空いている席がないことなど一目瞭然なのだが、この担任はなぜかいつも一人一人の名前を読み上げる。そうやって生徒とコミュニケーションを取ってでもいるつもりなのだろうか。Cの名前が呼ばれ、少し後にDの名前も呼ばれた。Dがダルそうに返事をすると、そこで担任の点呼が止まった。
「おいD・・・。お前バッジはどうした?」
Dは最初、なんのことかわからないようだったが、すぐに自分の襟元をまさぐり、そこにあるべきものがないことに気付いた。Cはいまにも笑い出しそうだったが、必死に平静を装っていた。
「え・・・と・・・わかりません・・・」
Dが小さな声で答える。顔が真っ青になり、目がキョドっている。ここまで効果的だとは思わなかった。Cはそろそろ頃合だと思い、ネタばらしをしようとしたのだが、授業中のしんとしたこの重い雰囲気の中で「なんちゃって」を言い出すことができず、言葉を飲み込んでしまった。
「お前、いじめられているのか?」
「え・・・あ・・・」
Dはいつもの快活さを失い、どもりながら是とも非ともとれない返事をするだけだった。Cはいじいじしていた。ここで「違います」とか「なくしました」とか言えば、自分も「なんちゃって」が言い出せるのに。
「授業の後に俺のところに来い。ゆっくり話を聞いてやる」
「あ・・・ちが・・・」
「違う」と言ったようだったが、それは担任の耳には届かなかったようだった。クラスメートたちは哀れみや同情の目でDを見ていたように見えた。しかしどうやらそれだけではない空気も流れていた。「いじめられていたのか」「めんどくさいことしやがって」。誰かがそう言ったわけではないのだが、Cは皆がそんな風に思ってDを見ているように思えた。そしてCは、ますますネタ晴らしを言い出すことができなくなってしまった。
授業が終わった。今の数学がこの日最後の授業だったので、その後は掃除をして放課後だ。Dは掃除もそこそこに、担任のところに行くためか教室を出ていった。Cはもうニヤニヤしているどころではなかった。どうにかして誤解を解こうと思ったが、完全にタイミングを失ってしまっていた。ポケットの中のバッジを握る手は、嫌な汗でじっとりと濡れていた。Cは掃除が終わり、教室に人気がなくなったのを確認してから、Dの机の中にこっそりとバッジを返した。その後はDが戻ってくるのもまたず、逃げるように家に帰ってしまった。
翌日。Dはまだバッジをつけていなかった。机の中にバッジがあることに気付いていないのだろうか。しかし教科書の出し入れをしていたので、気付いていないはずはない。では意図的に付けていないのか、それとも本当にバッジがなくなってしまったのか。しかし暗い顔で俯いているDに、それを尋ねることはできなかった。Cは朝からDと言葉も交わすさず、ただじっと様子を見守っていることしかできなかった。
朝のホームルームがはじまる前、トイレに行っていたCは廊下で担任と出会った。適当に朝のあいさつをしたところ、担任がCにだけ聞こえるような声で「後で職員室に来い」と言った。担任は理由はいわなかった。心当たりがあるといえば、昨日のDの一件くらいだ。ホームルーム後に職員室に行くと、担任は人のいない談話室へとCを連れていき、話をはじめた。
「Dから聞いたが、お前、Dの物をよく隠したりするそうだな。お前はいたずらと思っているかもしれんが、それでDは深く傷ついていたらしい。昨日バッジを外していたのはそのためだそうだ。お前のいたずらが、Dにとってはいじめだったんだ」
Cはとてもショックだった。まさかDがそんなふうに思っていたなんて。確かによくふざけてものを隠したり、背中を叩いたり、スリーパーホールドかましたり、ノートに落書したりしていた。そういうことをDはいじめと受け取っていたのかもしれない。
Cはどんよりした気持ちで教室に帰った。いつもと変わらない教室のはずなのに、皆の視線が自分を責めているような気がする。いや、昨日の今日で職員室に呼ばれたのだ、皆薄々と感づいているのかもしれない。CはDの方を見た。Dは一人で席に座り、何をするでもなくじっと俯いている。Cはとにかく悪意がなかったことを告げ、許しを請おうとDの前に立った。深々と頭を下げ「ごめん!」と叫んだ。Dは俯いたまま、小刻みに肩を震わせている。泣いているのか、起こっているのかわからなかった。そして次の瞬間、
「なんちゃって!」
Dが吹き出し、大笑いをはじめた。教室中がDに注目する。
「俺の方が一枚上手だろ?」
Dはいつもの快活な表情に戻り、ニヤニヤと笑っていた。
特別教室ではあるかなと思うのだが、番組の中の描写ではいわゆるホームルーム教室が段の教室だったからね。
たわいないことだけど、段になっているとイベントごとなどの時に不便ではないかと思ったわけですよ。
http://anond.hatelabo.jp/20071015104110
それらの番組は見てないけど、平和イイ戦争ハンタイみんな武器を捨てて!みたいな小学生のホームルームチックなエントリーに違和感を覚えたので。
ほとんどの戦争は自衛を目的に、少なくとも自衛とか平和の回復を大義名分として行われます。
戦争したいなんて最前線の兵隊さんはいない。民主主義体制の政治家で戦争の方が平和より好き、なんてヤツも多分あんまりいない。
誰かを殺すのが好きなんてやつもごく一部を除けば居るはずない。
じゃ、なんで戦争すんの?
アンタの言うとおり殺すのも殺されるのもイヤなんです。大切な人が殺されるなんて耐えがたいんです。どちらかを選べといわれたら、殺す>殺される だから戦争になるんです。飼い猫を殺され家や土地を奪われ、家族が皆殺しにあう、そんな事態がイヤだから自衛するんです。
みんなで核兵器をなくして!武器を捨てて!平和がイチバン! みたいな事を言ってても、いつまでもホントの平和はこないから、いろいろ考えて白熱した論議になっちゃうんです。
こんなアホみたいに簡単なこと判らないの?