2008-11-22

体罰よりも聞く耳を持ってもらえなかったのがつらかった

小学校低学年のころ、三人のバケツ係を僕も担当していた。

床を雑巾で拭いている人たちが使うので、係りの僕らは水道と教室を二、三回往復するのだ。

ある日のこと、その三人で水をくんで教室に向かう途中、自分以外の二人がバケツを揺らしたり回したり、遊び始めた。

すると、案の定というか、一人のズボンに水がかかってしまった。

別に、それはそれでどうでもいいのだが、そいつはズボンが汚れてしまったと泣き出したのだ。

僕ら三人はバケツを教室へ持っていった。当然、先生は泣いてるやつを気にするわけだ。

「どうしたの」

ズボンに水がかかって汚れた」

「誰がかけたの?」

もう一人の奴が「***くんです」とつぶやいた。そう、俺の名前

先生はどうして水をかけたのか、遊んでいたのかと俺に言い始めた。

俺は遊んでもいないし水もかけてないと主張したが、残りの二人が君がやったと言っているから間違いないと、結局、その掃除の後のホームルームで一人立たされたっけな。

それ以外にも先生子供の聞く耳を持たないんだということに気付いたことは何度もある。

以来、自分は信じてもらえないという気持ちはいつまでも今でも残っているし、自分人格形成に大きな影響を与えている。

そういう教師はいらない。

学校で体罰うけて成長した人、いる?

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