はてなキーワード: うな重とは
あ、まず前提として、
はたして貴女を幸福にするかどうか、それはまた別問題だけれど。
したがって、釣り師たる女たちにとっては、
なかなかあなどれない釣り場です。
では、ワイン大好き男に「どのワインが好き?」と訊ねられたとき、
まず最初に、その男がレストランのグラスワインや西友のワイン、
あとはイエローテール、そして(毎週行くほどではないけれど)イタリアンが大好きな、
貴女はかれの目を見て、微笑みとともに質問など無視して、こう言いましょう、
「わたしが、家でカプレーゼとローストビーフつくってあげる♪」
これこそまさに必殺の答えです。
そこでワイン大好き男が、えへへ、とやにさがったならば、
貴女は、ひそかに、「カプレーゼ 盛りつけ、ローストビーフ 簡単な作り方」あたりをググって
ひそかに練習しておきましょう。これで成功まちがいなしです。
ただしその男は金を持っていません。
皆様には「シロクマ」や「わかった」と言えば通じるでしょう。
しかし、ここでは、もう少しハイブロウな(?)いわゆるVin(フランス語でワインのこと)好きの男の
落とし方をお伝えしましょう。
赤坂のワインバーで85を飲んだことがあるの。香りもさることながら、果実味・ミネラル・酸が完璧なバランスを保っていて、まるで完璧な結婚式みたい。
もしも貴女がそう答えたならば、
かれの貴女への恋心は、
20%増量になるでしょう。
ミネラル、グレープフルーツ、レモン、ライム、パイナップルの溌剌とした香りを漂わせつつ、
完璧なバランスの味わいを持つ、誰もが驚愕する異次元の美味しさ、
しかも、モンラッシェは「三銃士」「モンテ・クリスト伯」を執筆したアレクサンドル・デュマが
「帽子を手にし、跪いて飲むべし」とまで讃えた、
本来なんの接点もないまったく縁もゆかりもない別々の世界に生きている、
フェイト・テスタロッサ系の綺麗系美人と、玉もあれば石も混じっている、そんなワイン大好き男たちが、
●
では、参考までに、危険な回答を挙げておきましょう。
なるほど白ワインは、一般的に飲みやすく美味しいことが多いジャンルです。
しかし、「良いワインを何一つ知らないし、ワインの区別も付かない」という、
ただのなんちゃってワイン好き女だと思われてしまう危険性があります。
「白ワインが美味しいお酒」というずぼらな考えは、ワイン大好き男にとっては天敵なんです。
また、もしも貴女が「ドンペリ大好き♪ あたしドンペリしか飲まないの♪」
と答えたとしても、同様の効果をもたらすでしょう。
確かにドンペリはそこそこ美味しいです。
ですが、あなたの飲んでいる最新ヴィンテージのドンペリ(恐らく02か03でしょう)はまだ飲むに早すぎ、、
シャルドネの個性が強くて、バランスが今ひとつ取れておらず、そのポテンシャルを見せていません。
ドンペリしか飲まないと言うと、ブランド好きの女だと勘違いされるでしょう。
どこかの社長がドンペリをdisっていましたが、彼はまだ25年以上熟成し真価を発揮したドンペリを知らない未熟者です。
http://d.hatena.ne.jp/shi3z/20130327
「わたし、DRCが好き、エシェも飲むけど、
最高に好きなのはリッシュブール♪ あの深淵で膨大な世界観に陶酔しちゃうの。」
と、答えたとしたらどうでしょう?
たしかにDRCのリッシュブールは、ラベルがトラディッショナルであるのみならず、
味も最高においしいんですけれど、
しかし、貴女の答えを聞いて、ワイン大好き男はきっとおもうでしょう、
(なんだよ、超お高くとまった女だな、カネかかりそう。俺まだ飲んだことねーよ)って。
なぜならば、ルフレーヴはふつうのOLにもマニアにも愛される幅広いラインナップを持つ素晴らしいドメーヌ(醸造家)で、
しかもワイン大好き男が夢中になっているブルゴーニュの一本なので、
貴女がその名前を挙げても必ずしも、あなたがワインおた宣言をしているとは受け取られないでしょう。
しかし、たとえば、ほんのり甘口の飲み心地のマルセイユ・ダイスのゲヴェルツトラミネールにせよ、
美しい酸がたまらないにプラガーのグリュナーフェルトリナーにせよ、
ニューワールドのレベルを完全に超えた美しいエラスリスのソーヴィニョンブラン・シングルビンヤードにせよ、
オークのような素晴らしい重厚感とミントの茶目っ気さを感じるグランジにせよ、
力図良い華やかさと上品さを持つ三銃士の1つギガルのラトゥルクにせよ、
日本人が作り出したニュージーランドのトッピピノ、クスダのピノノワールにせよ
セコイアの樹のような重厚さを感じるモンダヴィのオーパス・ワンにせよ、
熟成感が素晴らしくボリューミーなルイス・パトのバイラーダにせよ、
サクランボの美しさを集結させたようなジャック・セロスのロゼにせよ、
ましてや貴女が、「コントラフォンのムルソー・ペリエールが大好き♪
わたし、もう55、65、75、85、95、05を村名も含めて垂直水平で飲んじゃったんだけど、
丁度熟成のピークにきていた75が最高だったの♪」
と答えたならば、どうでしょう?
これはかなり博打な答え方で、
なるほど、コントラフォンは1868年、ジュール・ラフォン伯爵により設立された歴史のある生産者で、
あなたがそう答えた瞬間、ワイン大好き男がいきなり超笑顔になって、
しかし、逆に、(なんだよ、この女、ワインおたくかよ)とおもわれて、どん引きされる可能性もまた大です、
なぜって、必ずしもワイン大好き男がワイン大好き女を好きになるとは、限らないですから。
男たちは、女を導き高みへ引き上げてあげることが大好きゆえ、
もしも貴女が、「コントラフォンのムルソー・ペリエールが大好き♪ 水平垂直全部飲んだの♪」なんて言ってしまうと、
そこにはもはや、男が貴女をワイン教育する余地がまったく残されていません、
したがって貴女のその答えは、
ワイン大好き男の貴女への夢を潰してしまうことに他なりません。
ま、ざっとそんな感じです、貴女の目には男たちはバカでスケベで鈍感に見えるでしょうが、
しかし、ああ見せて、男は男で繊細で、傷つきやすく、女に夢を持っています、
貴女の答え方ひとつで、男の貴女への夢は大きくふくらみもすれば、
一瞬で、しぼんでしまいもするでしょう。
●
では、スキットを繰り返しましょう。
赤坂のワインバーで85を飲んだことがあるの。香りもさることながら、果実味・ミネラル・酸が完璧なバランスを保っていて、まるで完璧な結婚式みたい。
そして、その瞬間、ワイン大好き男の目がらんらんと輝いたなら、
貴女はこう重ねましょう、
「それからね、いま、わたしが行ってみたいのは、
ブルゴーニュのドメーヌ巡り、もっとあなたと一緒にブルゴーニュのことを知りたいの。
あなたの好きなヴォーヌロマネの赤も気になるし。
これでもう完璧です。
そうなったらこっちのもの、
マダム・ルロワを見習ってシャネルの可愛く動きやすいワンピースを着てゆきましょう。
では、ワイン沼の底から貴女の、愛の幸運と幸福をお祈りします!
元ネタ:
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13002457/dtlrvwlst/3464106/
http://anond.hatelabo.jp/20130509010206
http://d.hatena.ne.jp/tokoroten999/20130510/1368113084
http://anond.hatelabo.jp/20130510224636
感想:ラモネの85バタールモンラッシェ、テイスティングで飲んだけど60mlで13,650円しました。超絶美味しかったけど。
http://d.hatena.ne.jp/iad_otomamay/20130318/1363596244
この記事。本当に腹が立ちました。
まず質問自体が酷いのが多い。
省略したのは知らないと障害の危険があるので知っとくべきってことで同意なんですが、
これは使うときにググれば良い話。暗記しておくメリットがわからない。
結合テスト中のシステムで、OutOfMemoryErrorが発生しました。UT後ソースコードの変更はしていません。ヒープメモリは足りているようです。原因として何が考えられますか?(筆記解答)
「UT後ソースコードの変更はしていません」という一文が意図不明。単体テスト終わった後にソースコード変更したら、再度単体テスト必要だと思うのですが?この一文は何のヒントにも制限にもなっていないです。
なぜNGなのかというのは「文字列連結演算子(+)では速度が遅いから」であり、StringBufferかStringBuilderのような結合用クラスのappend()を使うことでパフォーマンスは向上する、というところまでが質問の狙いなのかと思いました。もう一歩踏み込むならば、+をしたときにコンパイラでどのようになるかを知っているかどうか、みたいな。しかし結合用クラスにはデメリットもありまして、append()は冗長過ぎて可読性が酷く低下するデメリットがあります。文字列の連結時にクラスをnewするタイミングを調節したほうが速くなることもあります。近年ではマシンのスペックもあがってますので、そんなに気にする部分ではないと思います。そもそも、このStringBufferの仕組みは絶望的に救いがないJava言語の汚点と言ってもよい部分です。なんで文字列の連結方法に複数のやり方を速度だけの理由で取捨選択させるというバッドノウハウなので、早くコンパイラが最適化して一元化くれることを望む部分です。
StringBufferかStringBuilderと書いていて、そういやスレッドに関しての質問がないのはどういうことなのかと感じました。JavaのWeb系ってスレッド重要だと思うのですが。
JavaScriptでHTML要素をid属性の指定により取得するメソッドは何ですか?(筆記解答)
もうjQueryやDojoも使われるようになってきたからこれも知らなくてもいいんじゃないかと。id指定で取れるということとを知っておけば答えにはたどり着けるはず。バッドノウハウです。どうしてJavascriptが最近になって流行ってきたかを思い出して欲しいです。
プログラマーはバッドノウハウの塊でなくてはならない、というのが見えてくる質問内容ですが、最近は覚えなければならないことが多く、技術の更新スピードも早いので、あの質問のような重箱の隅まで暗記するようなことをしていては、重要な部分が抜け落ちているし、暗記の苦手な人は辛いと思います。書籍もネットのような情報の蓄積と抽出する部分は充実してきたので、概念は知っておいて、実装手段はその都度調べるほうが効率的であるかと思います。質問は、応用の効く根本的な部分を問う方がよかったです。
「現実は、もっと凄惨な世界を経て時代が進んでいくようだ。」などと締めくくっていますが、この人は凄惨な世界が嫌なのでしょうか?不安を煽るだけで対策も講じていません。まず、質問の回答を書くだけでも、読んだ人の知識の底上げに貢献できると思うのが普通です。「これは基礎教育をやってれば当たり前」とか言ってドヤ顔して、できない人間を馬鹿にしているだけに見えます。本心では凄惨な世界を望んでいるのでは?としか思えてなりません。
この記事を読んだことで、またSI業界から優秀な人が遠のくことでしょう。こんな人間が居る業界には居たくないと。
どうして悲しみを減らす方向に動いてくれないのかと…
※追記
頭沸騰しててスルーしてしまったのですが「淘汰」って書いてあったので、業界の底上げは望んでないんだなあと、見当はずれなこと書いてしまったなあ、と、後悔した。
【けじめをつける】間違いや過ちなどについて、責任を取ること、または、区別をはっきりさせること。「けじめ」は、区別や差別や違いなどを幅広く指す表現。
【処分】規則・規約などを破った者に罰を加えること。
米エンタメブロガー、ペレズ・ヒルトンの運営する"PelezHilton.com"に史上2つめのAKB48の記事があがった。
「度を越して不気味」という文からはじまる記事の締め括りはこうだ「アメリカやヨーロッパのポップスターが同じことをするのを想像できる?全員ハゲになるよ(爆笑)」
今回、峯岸みなみがとった行動について日本人でさえも「大げさ」「不可解」と感じた人は多いだろう。
峯岸みなみは何故あのようなケジメをつけたのか。それは彼女の"責任"がいままでスキャンダルを起こしたメンバーよりも重かったからだ。「1期生」にどのような重みがあるのか、AKBをあまり知らない人はわからないかもしれない。
1期生は会社でいう「会社設立から関わっている役員クラス」みたいなものだ。
「まさか会社を誰よりも大事に思っている役員が規約違反を犯すとは思わなかった」。このくらいの"事件"なのだ。たかがアイドルグループの一員、たかが二十歳の女の子。でも彼女には組織の中心としての"責任"があった。
下った"処分"は「研究生に降格」。それとは別に彼女はケジメをつけた。「平気な顔をしていちゃいけない」「罰を受けなきゃいけない」。こういう意識が働いたのは組織の責任者としての重圧故だろう(じゃあルール破るな、という話はおいといて)。
ルールは完全ではない。しかし社会や人間は完全ではないからルールが要る。
AKBをそういう風にみていたつもりでいたけれど、今回ばかりはヤクザや武士にも通ずるような(あまりにも日本人的な)組織・責任に対する思想に、一種の嫌悪も感じた。"重い責任"を背負わなければいけない存在は必要なのだろうか。組織には必要だろう。アイドルには必要なのか。あんなの見せられたら、「AKBには長居するもんじゃない」と後輩は感じてしまいそうだ(今後は責任を感じなければいけない存在がいなくなるかもしれないし、責任者もファン投票で決まる、なんてこともあるかもしれない)。
株主の希望をきく。ルールを破れば降格になる、地方に飛ばされる。ストレートな出世が望めなければ、起死回生をかけて海外支部への転勤を希望する。役員がルールを破ったら、処分だけでなく、自らケジメをつけて、社員や顧客にしめしをつける。
あまりにも夢のない世界だ。アイドルなのに、夢が無い。しかし夢を追うからそこに居るのもまた事実だ。AKBは不思議なアイドルだ。
そのまま殺されるか、殺されずに殴られるかのどちらかを選ばねばならなかった。ただしどちらの選択肢を選んだとしても、声を出してはならない。助けを求めてはならない。家族殺しというのはそういうものだ。毒親に育てられるとなおさらその呪いが強くなる。被害者は共犯者にならねばならない。自分の命よりも、自分の痛みよりも、毒を飲ませた親を優先する。そうしなければならないと思ってしまうのが、毒親に育てられるということなのだ。
首に冷たい指が食い込んでいた。しびれるような重みが体の上にあり、窓ガラスの向こうでは街灯のきらめきがぼやけてはくっきりと影を持ち、私は指を引き剥がそうともがいていた。声を殺し、手の甲に爪を立て、そのくせ冷静に街灯のきらめきの数をかぞえている。いつ舌を噛もうか、死のその時が目の前にやってきたら自殺に見えるように死のうと考えながら、でも体は生きようとしていた。緑、オレンジ、緑、青、黄――頭の上にのしかかる闇の向こうにはっきりとその色が見えていたことを覚えている。
幸いなことに私は殺されないまま、今も生きている。死んだほうがましだという思いは長く続いたが、それでもまだ生きている。生きていてよかったと思っている。
その後、ほとんど無一文で家を飛び出したあとの生活を、人は惨めだと言うだろうか。冗談交じりに貧乏話をすると、たいてい驚かれる。その貧乏はおおよそ日本の、五体満足な両親がいて、平均より少し経済的に余裕のある家庭の子どもが陥る最貧の状況からは想像できないところにある。一歩間違えば、私は夜の世界に沈んでいたかもしれないし、今もまだ行き場なくまちの中を徘徊していたかもしれない。私の履歴の中に、その崖っぷちの生活は滲み出さない。綺麗に取り繕ってまるで日向だけを歩いてきたような顔をして私は生きている。
自分の力でここまで来たと言ったら、両親は烈火のごとく怒るだろう。また私を殺そうとするかもしれない。それに私の過去をよく知らない人も、知っている人であっても、そう発言した時にいい顔をしないだろうと私は知っている。だからただ笑顔を取り繕って無言の抵抗を貫いてきたのだった。
でも、君は違った。まるで当たり前のようにやすやすとそう口にしてみせたのだった。自分の力で、ここまで、来たんだから。だからもっと自信を持って。
私はたじろぎ、それからまた黙り込んだ。私の心のなかにある怯えが口を塞ぎ、息ができなかった。
君は日本人ではない。日本の社会で家族がどう振る舞うべきか、君は知らない。そのうえ君は本国でもやはり典型的な家庭の出ではなく、それこそ自分の力でここまで歩いてきた人である。それは君の立ち居振る舞いからも簡単に推し量ることができる。行動パターンや表情や、距離のとり方やあるいは頑固さに、同じ匂いを私は嗅ぎ取ることができる。君だってそうだから、私と仲良くなった。
しかしだからこそ、君は怯える私のことを理解できないのだろう。不自然に話を逸らした私のことを理解できないだろう。理解できないことがあると育った文化の差が出る。矢継ぎ早に君は私を責め、なぜもっと自信を持たないのかと詰る。なぜだ、なぜだ、なぜなんだ。少ない語彙で君は聞きたがる。この話はもう少ししてからねと私は言うしかない。君の言うことはよくわかるし、そうすべきこともわかっているけれど、心がまだ追いついてこない。言葉はもっと足りない。すべて言語化して伝えるしかないのに、私と君の間には言語の壁があり、文化の壁があり、なんとなくで伝わるものはほんとうに少ない。でもいつかきっと話すよと私は言う。いっぱい英語とか、君の国の言葉とか、勉強して、それで話すよ。ちゃんと伝わるように、話すよ。