はてなキーワード: 消毒薬とは
「検査数が少なすぎて国が信用できない!もっと検査数を増やせ!」
という人と
「検査数を増やすと医療崩壊が起きて助かる人まで助からなくなる!増やせとか言う奴はバカ」
という人と2手に分かれているように思います(かなり極端に分けてますが)。
私は、今の「陽性者は程度の重い軽いに関わらず一律隔離入院」という制度下で検査を韓国並みに行えば確かに医療崩壊を起こす可能性は高いと思っています。
ダイヤモンドプリンセスの体制に批判動画を上げた岩田医師が「ホテルと病院の中間のような施設ができればいちばんいいがすぐには難しい」とおっしゃっていましたが、韓国ではすでにそのような施設が整備されているそうです。
ただ、日本ですぐにできるかと言うとすぐには難しいでしょう。
しかし、今の「検査対象を抑制する」という方法はいつまでたっても軽症者は市中にウロウロすることになり、それがリスクの高い人に感染して新たなクラスターが発生するという連鎖はなくなりません。
以前、厚労省の加藤大臣が「軽症者は自宅静養」という話をしていましたが、制度さえ許せばそれが感染抑え込みの近道ではないかと思います。
そのためには、感染者から同居者に感染を拡げないための仕組みが必要かと思います。
感染者とそれ以外の人の動線を交わらせない、感染者はできるだけ1つの部屋で生活してもらう、というところが基本となるでしょう。
どうしても共有せざるを得ない、トイレや水道、お風呂等は使用後の消毒を徹底し、そのために必要な物(消毒薬等)はできるだけ国や自治体から支給してほしいと思います。
また、食事については使い捨ての食器(割り箸や紙のお椀や皿、紙コップ等)を使用し、ごみは指定日に専門の係員が回収する、といったことができないかと思います。
今はだいたい1人1台以上のスマホを持っていて、ほとんどの人がLINEをやっていますので、これを利用しない手はないと思います。
LINEのテレビ電話機能で毎日の健康チェック、家の中での過ごし方の指導、各種相談を受け付ける窓口を作って一元管理できる機関を作り、
LINEができない、やりたくない人のためにSkypeやZOOM等、複数チャンネルで窓口を作っておくといいと思います。
また、スマホを持っていない人のために電話でも相談や健康チェックを受け付けられるようにし、目視が必要な状況があるなら係員が自宅まで訪問する。
年配の方はなかなかスマホを使ってああしろこうしろと言っても難しいと思いますが、今回のコロナ禍を機に年配の方にも可能であればスマホやタブレットを支給して
ITの力を使えるようにできるとコロナ禍が終息した後に様々な経済的効果が見込めるのではないかと思います。
ただ、同居者がいて自宅に部屋が1つしかない家ではこの仕組み作りは不可能です。
そういった方のためにやはりある程度「ホテルと病院の中間のような施設」を作る必要はあると思います。
軽症者全員を収容しなくていいので何とか国や自治体の持つ施設を利用して整えてもらえないかと思っています。
日本ではとにかく手間暇かけることが美徳とされているような気がするので、このような仕組みの変更には反発も多いと思いますが、今はそれどころではないことを国全体に意識付けすべきではないかと思います。
全員を病院に収容するよりはかなり効率化できますが、そうは言ってもかなりのマンパワーを必要とすることは確かで、様々な専門知識を持った人を集めないとこのような体制は作れないと思いますが、新型コロナウイルスを完全に抑え込むにはこういった手が有効ではないかと考えます。
このような体制ができると医療崩壊を気にせずに検査数を増やすことができますし、軽症者が外を歩き回ることもなくなり、新たなクラスターを生む危険性もぐっと低くなります。
検査の偽陽性、偽陰性の問題はありますが、今の体制が最善ではないと考え、素人なりに、ITの力も利用しつつ、今の災禍を乗り切る方法を考えてみました。
ここに、
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/ful/keikaku/pdf/h29_koudou.pdf
パンデミックを起こすのは新型インフルエンザ、特に、H5N1とほぼ狙い撃ちして対策を立てていたからだ。
ワクチンやら抗インフルエンザ薬といった、インフルエンザに絞った行動計画の細目はあるが、基本的な蔓延防止の施策については、どんな感染症についてもパンデミック時はこの行動計画が基本になっている。
今般のコロナウイルス感染症(COVID-19)での現状を顧みて、この行動計画がどの程度役に立ったのか、検証したい。
なお、
本政府行動計画の対象とする感染症(以下「新型インフルエンザ等」という。)は、以下のとおりである。
ただし、今般のコロナウイルス感染症(COVID-19)は「新感染症」には指定されないらしい。
SARSも一度は新感染症に指定されたにも関わらず、COVID-19が指定されないのはなぜなのかよくわからない。
「指定感染症」というカテゴリーに入れられたので、感染症法によって様々な制約と処置をうけることになったが、新感染症ではなく既知の感染症ということを強調している。
ただ、「指定感染症」のままでは、検査で感染が確定してしまうと、入院が確定してしまう。
原則的に感染症指定医療機関における感染症病床に入院しなければならないとされているからだ。
個人的には、指定感染症ではなく新感染症としたほうがよいと思うのだが(省令でよい)
この行動計画、「Ⅰ初めに 2.取組の経緯」にある通り、策定は2005年である。
パンデミックは現実に2009年に引き起こされたが、H5N1ではなかった。
幸いにも、病原性は従来の季節性インフルエンザ程度で済んだが、国外発生期はこうする、水際対策は、国内発生期は、と細かく設定していたものの、全く役に立たなかった。
通常、新薬は有効性や安全性を審査しなければならないのだが、全てを超法規的にすっ飛ばしワクチンを作らせたが、出来たころには流行は終わっていた。
個人的には、仮にH5N1インフルエンザであっても、対策は役に立たなかったのではないかと思う。
例えば、行動計画ではワクチンに期待している節があったが、未知の感染症に対する予防薬を作ることは不可能であるし(プレパンデミックワクチンとして当たりをつけて作るとされていた)、パンデミックが起きてから終息するまでの間に予防薬を作ることも不可能だと思う。
全ての新型インフルエンザ等患者の PCR 検査等による確定診断は、患者数が極めて少ない段階で実施するものであり、患者数が増加した段階では、PCR 検査等の確定検査は重症者等に限定して行う。
少なくとも、パンデミックがH5N1インフルエンザだった場合は国内発生早期においては全ての確定診断はPCRで行うつもりだったらしい。
これ、発生したのがCOVID-19じゃなくインフルエンザだったとしても、検査のキャパが足りてたとは思えない。
それから、鳥からヒトへのH7N9インフルエンザが大量発生した後も、SARS、MERSが発生した後も、パンデミック対策はH5N1インフルエンザを想定しつづけたというのはどうなのか?
昨今、マスクに感染予防の効果はないとされているが、この行動計画では推奨されている。
個人における対策については、国内における発生の初期の段階から、新型インフルエンザ等の患者に対する入院措置や、患者の同居者等の濃厚接触者に対する感染を防止するための協力(健康観察、外出自粛の要請等)等の感染症法に基づく措置を行うとともに、マスク着用・咳エチケット・手洗い・うがい、人混みを避けること等の基本的な感染対策を実践するよう促す。
一方で、
患者はマスクを着用することで他者への感染を減らすことができる。他者からの感染を防ぐ目的では、手洗い等との組み合わせにより一定の予防効果があったとする報告もあるが、インフルエンザの予防効果に関する賛否が分かれており、科学的根拠は未だ確立されていない。
つまり、国の推奨は、科学的根拠はないがマスクを着用すべきと言っている。
と言っている。
出来てるのかこれ?
国、都道府県、市町村は、新型インフルエンザ等対策の実施に当たっては、基本的人権を尊重することとし、検疫のための停留施設の使用、医療関係者への医療等の実施の要請等、不要不急の外出の自粛要請、学校、興行場等の使用等制限等の要請等、臨時の医療施設の開設のための土地等の使用、緊急物資の運送等、特定物資の売渡しの要請等の実施に当たって、国民の権利と自由に制限を加える場合は、その制限は当該新型インフルエンザ等対策を実施するため必要最小限のものとする。具体的には、新型インフルエンザ等対策の実施に当たって、法令の根拠があることを前提として、国民に対して十分説明し、理解を得ることを基本とする。
1.患者クラスターや地域の流行状況に応じ、学校医と相談のうえ、 地域における学校の臨時休業や春休みの弾力的な設定
2.医療現場におけるマスク、手袋、防護具、消毒薬等を含めた医 療資機材の確保と迅速な配備
3.医師の判断による PCR 検査を確実に実施する体制の強化
5.感染症危機管理体制の強化、並びに健康医療情報を学術的な見地から国民に発信し情報共有ができる「いわゆる日本版 CDC」 の創設
http://www.toyama.med.or.jp/wp/wp-content/uploads/2020/02/osirase_iryoukikan_2019_2019ken2_293.pdf
https://www.yoshida-pharm.com/2018/letter128/
インフルエンザ感染の予防について、マスクの着用と手洗いによる予防効果に関するランダム化比較対象試験を行った報告があります5)。米国の学生寮にいる1437名の学生を対象に、マスク着用群、マスク着用+手指衛生群、コントロール群に分け、6週間にわたり試験が行われました。参加者全員に対し適切な手指衛生方法と咳エチケットに関する基礎的な教育が行われ、加えてマスク着用群には適切なマスク着用に関する資料が提供されました。また、マスク着用+手指衛生群には適切な手指衛生とマスク着用に関する資料が提供され、さらに調査期間中はアルコール系手指消毒薬が支給され手指衛生に使用しました。結果として、マスク着用+手指衛生群がコントロール群より有意にインフルエンザ様症状の発生率を低下させ、マスク着用と手指衛生の両方の実施が効果的であったと報告されています。
また、インフルエンザの家庭内感染について、香港の家庭を対象に、手指衛生群(マスク着用なし)、サージカルマスク着用+手指衛生群、コントロール群で比較を行った報告があります6)。まず参加者全員に対して健康的な食事と生活習慣の重要性について教育が行われました。手指衛生群、サージカルマスク着用+手指衛生群に対しては、患者を含むすべての家族に対して伝播を減らすための適切な手指衛生の潜在的効果について教育し、洗面所へ行った後やくしゃみや咳をした後、手が汚れた場合に、通常使用している石けんの代わりに提供した液体せっけんを使用するよう指導しました。また、家へ帰った時や汚染された場所を触った後はすぐにアルコール手指消毒薬を使用することも指導しました。サージカルマスク着用+手指衛生群に対しては、患者とすべての家族に対し、全員がマスクを着用すれば家族間接触での伝播が減少する潜在的効果について教育し、7日間、食事や就寝時を除き家庭内でできるだけマスクを着用するようにし、また、患者が家庭外で家族といるときも着用するよう依頼しました。調査の結果、マスク着用の有無に関わらず、手指衛生はインフルエンザの家庭内感染を減らす傾向が見られたものの、コントロール群と比べ有意差は見られませんでした。サージカルマスク着用+手指衛生群では最初の患者の発症後36時間以内に実施された場合には、コントロール群と比較して家庭内感染の有意な低下がみられたと報告されています。
手指衛生やマスク着用に関する報告を総合して検討すると、感染予防には手指衛生のみやマスク着用のみなど単独の方法ではなく、手指衛生にマスク着用などを追加することによる複合的な感染予防がより有効であると考えられています7)8)9)。
5) Aiello AE, Murray GF, Perez V, et al.:
Mask use, hand hygiene, and seasonal influenza-like illness among young adults: a randomized intervention trial.
J Infect Dis. 2010;201:491-498.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20088690
6) Cowling BJ, Chan KH, Fang VJ, et al.:
Facemasks and hand hygiene to prevent influenza transmission in households:a randomized trial.
Ann Intern Med. 2009;151:437-446.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19652172
7) Jefferson T, Del Mar C, Dooley L, et al.:
Physical interventions to interrupt or reduce the spread of respiratory viruses:systematic review.
BMJ 2009;339:b3675.
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19773323
8) Wong VW, Cowling BJ, Aillo AE.:
Hand hygiene and risk of influenza virus infections in the community:a systematic review and meta-analysis.
Epidemiol Infect. 2014;142;922-932.
が多くて困る。
その根拠としてよくあげられるのが以下の報告だ。
確かに、医療従事者や感染者の家族がマスクをしていても効果が無いのは実験で確かめられている。
だが、忘れてはいけないのは、医療従事者や感染者の家族というのは感染者への濃厚接触者に当たる。
室内に感染者が居て、ウイルスがバンバンまき散らされている超・ウイルス汚染空間の中に何時間もいたら、
そりゃ市販のマスクなんて意味がないだろう。鼻とマスクのわずかなすき間からウイルスがもわもわと
体内にはいってくるにきまってるじゃん。防毒マスクレベルじゃないと意味がない。
そういう特殊な環境下の実験で、マスクは効かないと結果がでたところで、
インフルエンザ感染の予防について、マスクの着用と手洗いによる予防効果に関するランダム化比較対象試験を行った報告があります5)。米国の学生寮にいる1437名の学生を対象に、マスク着用群、マスク着用+手指衛生群、コントロール群に分け、6週間にわたり試験が行われました。参加者全員に対し適切な手指衛生方法と咳エチケットに関する基礎的な教育が行われ、加えてマスク着用群には適切なマスク着用に関する資料が提供されました。また、マスク着用+手指衛生群には適切な手指衛生とマスク着用に関する資料が提供され、さらに調査期間中はアルコール系手指消毒薬が支給され手指衛生に使用しました。結果として、マスク着用+手指衛生群がコントロール群より有意にインフルエンザ様症状の発生率を低下させ、マスク着用と手指衛生の両方の実施が効果的であったと報告されています。
ちゃんとマスク着用+手指衛生の効果があったと実験で確かめられているんだよ。
手や指についた飛沫もちゃんと洗い落とせば感染は防げるということ。
みんなマスクしよう。
チロはマングローブの湿原でベンガルトラに育てられた。ベンガルトラに拾われた理由は分からない。
ベンガルトラはチロが何なのかは分からなかったけれど、とりあえず猫だと思って育てていたようだ。なぜ猫だと思ったのかは分からない。ベンガルトラの自分になつくのだからネコ科の生き物だと思っていたのかも知れない。
チロは日本に渡り、山中で暮らすようになった。たまに猫と交流をした。猫たちはやはりチロが何なのか分からなかったけれど、仲間が多いにこしたことはないのでチロのことを猫だと思うことにした。厳冬でも動き回れるチロのことを凄いと思っていた。
そんなある日、町に酒鬼薔薇聖斗がやってくるという噂が流れた。チロは酒鬼薔薇のことを知らなかったが、次々に山中に避難してくる猫を見て異変を察した。猫たちはチロに酒鬼薔薇は猫を殺す恐ろしい人間だと説明した。
ベンガルトラも猫だと思っていたチロは、猫を殺せる人間などいないと考えた。いつしかチロは山に避難してきた猫たちの言うことを信じなくなった。酒鬼薔薇聖斗は人間ではなく何か別の生き物なのだろう、と。
酒鬼薔薇聖斗とは何なのか、チロはいろいろと想像をめぐらせた。猫に殺されたネズミが報復のために雇った生き物なのだろう。猫が死んでしまうのは、ネズミからもらった病原菌を使っているのだ。
チロは築地市場のネズミを一網打尽にすることを考えた。殺鼠剤でネズミを殺し、築地市場に消毒薬を撒けばよい。そんなことはたやすいことだと猫たちに言った。
猫たちはチロの気が狂ったと思った。チロが暮らしているのは北海道の山中。日本のことを知らないとは思っていたが、いったい、酒鬼薔薇聖斗がどこにやってきたと思っているのか。そもそも酒鬼薔薇聖斗に触れようとすること自体が猫のすることではない。
チロは山を降りて町を徘徊した。するとパトカーのサイレンが鳴り響き、銃声が響き渡った。チロは苦しむこともなく死んだ。チロの死はニュースにはならなかった。クマが一匹死んだところで誰も見向きはしない。
消毒薬とは言ってないんだよなぁ。
昨晩、風呂場で少し離れたところにおいてあったタオルを取ろうとしたら滑って転んでしまった。
一気に血の気が引いて、体のあちこちの痛みに耐えながらも、頭を打ったり骨折しなかったことに感謝していたら左足のかかとに違和感。
ぱっくりと割れて血が滴っている。
やっちまったなーと思い急いでタオルで止血をして、いくらか治まったところで友達にLINEで報告したりして昨日は寝た。
何も考えないように寝逃げしたはずなのに、左足の出血でちゃっかりサッカーの試合を欠場するという夢を見た。
小中高と私はサッカー部だったけれど、サッカーの試合は嫌いだったことを思い出す。
今朝は新しいタオルに替えて(幸い、出血は収まっていたし腫れてもいなかった)消毒薬を買わなきゃなと考えながら出勤して、道中、駅前の公衆トイレにアルコール消毒液(図書館とか、公共施設の入り口にあるようなボトルのやつ)があったことを思い出した。
それを染み込ませたハンカチを巻きつけておく。
かなり困っている。
死ぬわけではない。
が、とても感染力が強い。
ウイルスが原因なんだが、そのウイルスは薬用石鹸くらいでは死なず、消毒薬もオマジナイ以上気休め未満という程度で、確実な消毒方法といったら、熱消毒くらいのものというから恐れ入る。
「なんだ、でも死ぬわけじゃないんだろう?」
と思うだろうが、やはり出勤できないというのは痛い。
鼻と眼はつながってるわけで、花粉症も患っている自分が出勤したら、くしゃみを通じてウイルスを撒き散らすのだろう。
はっきりと言っておく。
一般に、それを知らない人々は致死率が高い感染症ばかりをおそれる。
口蹄疫の騒ぎの時、牛が死ぬわけでも、人が死ぬわけでもない病気があれほど騒がれたことに不思議に思った人もいるだろう。
でも、考えても見てほしい。
100人病気で死ぬのと、ある1日ピンポイントでJR新宿駅の駅員全員がインフルエンザで欠勤するのと、どちらが恐ろしいか。
感染力の強さこそが恐ろしいというのは、そういうことだ。
この病気に関しては、どうしようもない。
ところで、同じように感染力が問題となるような病気、いろいろあるだろう?
ちょっとでも具合が悪いと思ったら、迷わず休めるような職場に勤めているなら、打たなくてもいいかもしれない。
でも、大多数の人間は、ちょっとくらいならと出勤しちゃうんだろう?
牛なら殺処分できるし、移動制限もできるけど、人間を殺処分するわけには行かないし、電車も飛行機も運休には出来ないだろう?
自分一人の病気が、とんでもないことの引き金になり得るということを自覚しよう。
なにかの偶然で、その年のインフルエンザは例年の数倍感染力が強いとか、そんなことがあったら、大パニックは起こりえる。
高度に分業化したこの社会だと、集団発生はとっても困るわけだ。
新宿駅のたとえは少し極端すぎるとしても、経理担当が全員休みとか、そんな程度でも会社は困ったことになる。
回りくどくなったが、ワクチンを打とう。
この間、初めて一人暮らしをする後輩に簡単にレクチャーしたんだが、
「当たり前」だと思ってることが意外に当たり前じゃないらしいことにショックを受けたので、
ざっくりとまとめてみた。
安くすますための話とか、美味しく作るための話じゃなく、
それ以前に「食中毒にならないため」の話。
今までどう暮らして来たら、こんな当たり前のことを知らずに生きてこれたのか不思議なんだが...
キノコには有毒な成分が入っているので、「何も書いてなければ加熱する」のが基本。
生で食べれる物には 「生食用」 というシールがある。
食品の「中心部の」温度が75度以上を1分以上とか、いろんな条件があるにはあるけど、
分からなければ中まで色(もしくは固さ)が変わってから2~3分加熱すれば大抵のものは大丈夫。
ついでに書くと、シイタケやエノキは、「加熱すれば食べれる」毒キノコ。
「食中毒になるものを売ってるんですか」って言われたけど、加熱前提で売ってるんだよ。
鍋・フライパンからはみ出さないくらいに炎が立ってるのが強火、
火の先端が鍋底に触れるくらい(変形しない程度)が中火で、
バーナーからの炎が安定するギリギリ(これ以上弱くすると火が揺れて点いたり消えたりする)がトロ火。
つまみ全開は使わないし、慣れないうちは強火はあまり使わない方がいいかも知れない。
チャーハンをパラパラに作りたいとか、もっと経験値積んでからやるべし。
後輩は「コンロのつまみを全開に回したら強火、半分で中火?」とか言っててどうしたものかと。
強火で焼くと、中まで火が通る前に外が真っ黒になるから、
最初は強火で表面と裏面だけ焼いて、きつね色になったら弱火で中まで火を通す。
よくわからなければ、ずっと弱火で焼いてればとりあえず食べられるものにはなる。
もしくは、強火で表面だけ色が変わる程度に焼いて、
レンジ加熱は目を離して別のことできるので、個人的にはおすすめ。
間接的にでも触れたものには、すべて食中毒菌がついたと考える。
炊飯器の蓋って大抵の製品は2重になってて、内側のアルミ板は外せるので、
毎回外して洗う必要がある。
そうしないとあっという間にカビる。
お皿を洗い終わったスポンジは、ちゃんと干して乾かすこと。
生肉を切った包丁を洗ったりするから、意外に食中毒の汚染経路になる。
パンがカビたとき、表面のまだら模様のはカビの一部だけで、
本体は中にびっしりと広がってる。
あの模様だけ削っても食べちゃダメ。
手指消毒用のアルコールとか、食品に吹きかけて消毒するアルコールが売ってるけど、
あれ、ノロには効かないから。
食べるものは加熱、食器とか器具は水で物理的に洗い流すのが現実的で有効。
ついでに書くと、次亜塩素酸(製品名だとミルトンとか)はノロにも有効。
一般人が入手可能な範囲では最強の消毒薬なのでいろいろ便利に使えるけど、
間違っても直接食品とか手を触れないこと。
上司の挑戦状
http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20110322#1300804667
なんか気が向いたので作成。
部長の暗号と、その辺から拾ってきた防災マニュアルの落とし所を見つけてサクッと作成したもの。
詳細化と詰めで、この変をきちんと参考にされたほうがよいかと思います。
事業所のための「防災マニュアル」(愛知県防災局防災課防災支援チーム)
www.pref.aichi.jp/bousai/jigyousyo_manual.doc
で、ここから下が折衷案的な叩き台。見づらいのは勘弁。
地震についてのみなので、家事とかについては追記が必要。でも文章長くすると部長が読まなくなるか・・・
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1:普段の心がけ・準備
2:緊急時に実施すること
3:危機を脱してから気をつけること
4: 救急措置
1:普段の心がけ・準備
a)非常用具をあらかじめ会社・自宅に準備しておく。用意するべき品は下記6種類で、リュック等に入れて取り出しやすい場所に保管しておく。※定期的に賞味期限等を確認すること
【防災用品】・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器 ・紐つき笛 ・乾電池 ・ヘルメット
【貴重品・身分証明】・現金(小銭も必要) ・預金通帳や有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印 ・年金手帳 ・家の鍵 ・免許証
【食料品関係】・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・ビタミン剤 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品) ・嗜好品
【衣類関係】・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル ・マスク10枚 ・メガネ(衛生不安からコンタクトは難あり)
【医療用品】・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ
【その他】・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチ、ライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパ(スニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手・ポリ袋
b)家や会社の中を安全に保つ
・本棚が崩れ落ちないように整理し、テレビ・箪笥・食器棚などを固定金具で固定しておく。
・ベッドの周り・上に倒れてくる・落ちてくるようなものを置かず、安眠できるようにする。
・日々の生活の中で、災害が発生した際にすぐに対応できるよう、時間や心に余裕を持った行動を行い、また事前の情報収集を心がけること。
・ワークライフバランスを保ち、イザという時に動けるように疲労やストレスをためないでくこと。睡眠や趣味や運動を十分に行うこと。
・自宅・通勤途中・仕事場・家族の勤務先・子供の学校の5箇所について、緊急時に非難する、避難所の確認を行う。
2:緊急時に実施すること
a)地震が発生した際は、丈夫なテーブルや机などの下に避難する。ビル街では、ビルの外の広い場所(看板が落ちてこない場所)に非難する。
テレビ等を押さえることは危険なので注意すること。室内の場合、ドアを開けて非常脱出口を確保する。
b)海の近くにいた場合、津波に備えて揺れが収まり次第すぐさま高台・コンクリート製の丈夫な建物の3階以上に避難すること。
3:危機を脱してから気をつけること
被災後は、電気・ガス・水道がとまり、それによって交通機関がマヒを起こす場合がある。
交通機関のマヒが食料・毛布・薬品・ガソリンなどの物資の不足を引き起こすので、皆で分け合い、節約をして過ごすこと。
冬場に暖を取る際は、ストーブ等の一酸化炭素中毒に気をつけること。
b)不安と付き合う
被災後は、被災の恐怖と共に、日常とはかけ離れた環境に身をおくことになる。肩の力を抜いて、軽く体を動かしてリラックスするよう心がける。
十分な睡眠をとれる環境を早くつくりあげ、体温・体力・気力を維持できるようにする。
他の被災者は運命共同体であるので、冷静さと思いやりを忘れずに、相互に助け合って行動すること。
被災の恐怖を克服するために、希望のあることを考えたり、今までの生活について考えてみる。震災で受けた痛みを、正しく癒す方法や気持ちを大事にする。
4: 救急措置
被災の際に、救命処置や、応急手当を行う必要になる場合がある。
あらかじめ講習等できちんとやり方を学んでおき、非常用具に必要な道具を入れておくこと。※会社での講習実施が良い
a)救命処置
・人工呼吸
・AEDの使い方
b)応急手当
・応急手当マニュアル(メルクマニュアルや、iPhoneアプリ「家庭の医学」など)の準備
・骨折
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