はてなキーワード: 黒木とは
[ Mail Delivery Subsystem the original message was recevid at ...... ]
返信来てる!と喜んだのも一瞬で、指を滑らせて開けたメールは意味のよく分からない英語のメール。
最近何もかもうまくいかず、満面の笑みなんて表情は、遠くにおき忘れてきちゃったみたい。
寂しさの波が大きくなりすぎた昨日の夜、勢いで、アイツへメールを送信した。
[ 突然すみません。黒木ミサです。覚えてますか?このメアドまだつかってるのかな ]
" 送信 "をタッチする瞬間いろんな考えが頭に浮かんじゃった。
(仕事中だったらどうしよう)
返信が怖くて、スマホをソファーに投げた。そのまま布団をかぶって気づけば朝だった。
メールもダメかぁ。LINEの “知り合いかも?” には、アイツの名前は出てないし。
今日が日曜ってのも最悪。予定もなく家で一人悶々と考える羽目になっちゃう。
(あ、そうだ、電話・・かけてみる?)
時計を見るとまだ8時。寝てるかな。心臓はメール送信をタッチする時の数倍も、早く鼓動を打っている。
(そういやアイツ朝弱かったよな・・・)
と、アドレス帳のアイツのページの “電話アイコン” に吸いつけられるように指が触れてしまった。
とまどっているうちに呼び出し音が鳴り始める。なかなかでない。
(切っちゃおうか)
「ガチャ」
(あ、つながっちゃった、えっと、)
「もしもし、杉尾さんですか?」
なにやら街の喧騒が聞こえる。問いかけてから返事が返ってくるまで数秒もないのに、相手の声が聞こえてくるまでの間が、長く、長く、感じた。
「いいえ、ちがいますよ」
「そ、そうですか」
(あ、番号間違っちゃったかな)
アドレス帳をタッチしたから番号を間違えるなんてないのにこういう時の思考回路はどうかしている。
「番号は、080-XXX-XXXXですよね?」
電話もダメかぁ。やっぱり私の満面の笑みは、どこかに落としちゃったんだ。
相手はしっかりした喋り口調の男性。励まそうとしてくれているのか、落ち着いた感じで話しかけてくれる。その声を聴きながら、涙が目に溜まっていく。
「あの・・・迷惑じゃなければ、もう少し話してもいいですか?」
振り返れば、いつの間にかアイツと話していると錯覚に落ちたのかもしれない。今週部長にひどく怒られた話や、シャワーが壊れた話とか、なんでもない話を赤の他人に話してしまった。話しているうちに、背丈を超えそうな大波になっていた寂しさは、さざ波くらいになっていった。
「あ、だらだらとすみません。吐き出せてよかったです。突然失礼しました。」
「いえ、私は何もしていませんよ。聞いていただけですから」
「それでは」
メールも電話ももう変わっちゃんだね。10年経っちゃったからね。スマホの連絡帳を開き、アイツの名前をタッチ、編集をタッチ、削除・・・タッチしようとしたその瞬間、画面にSMSの通知があらわれ、ブブというバイブの振動が手に伝わる。
(あ、いや、もうこれはアイツじゃなかった)
(どうしよう。どして?)
無視しようか、お礼だけ返信しようか、そう考えていると、耳奥で、さっきまで話していたあの声が聞こえてきた。
(そういえば、しっかりと、穏やかに話してくれたなぁ)
[ はい§^ o ^§ ] 短く返信し、
削除しようとしていたアイツのページを、削除じゃなく名前の編集をする。
(あれ、お名前聞いてなかったな)
コメントの「この瞬間から電話帳の「杉尾さん」の名前が「増田さん」に変わるんだな。」が素敵だったので、続きを書いてみました。
ここにきた理由は深くは覚えていないけれども、気がつけば飛行機を手配し仕事の休みを取り、誰とも繋がらない気ままな旅に出たのだ。
到着時、空港を出るとあたりは薄暗く、どことなくみんなは家路に急いでいるようだ。
私はというと特に予定もなく急ぎもしていないので、自分だけ周りの世界から隔離されたような不思議な感覚を味わっている。そう、まさに、この感覚を味わうために旅にでたのだった。
とりあえずタクシーで宿まで向かいチェックインを済ませ荷物を置いたあと街へでてみた。日本とは違う街の雰囲気ににんまりしていると、不意に着信音がなる。
「もしもし、杉尾さんですか?」 耳慣れない女性の声だ。私は杉尾ではない。すぐに切ろうと思い、歩きながら話す。
「いいえ、ちがいますよ」
「そ、そうですか」
とたんに、女性の声が、急に元気がなくなり、か細くなった。どうしようかと思いあぐねていると
「番号は、080-XXX-XXXXですよね?」
女性は、確認するように、そう尋ねてくる。よほど会いたい相手だったのだろう。
実は、女性の気持ちが痛いほどよくわかる。それでつい尋ねてしまった。
「もしかすると、その杉尾さんに長く会えてないのですね?手がかりはこの番号だけなのですね?」
そう、つい2週間ほどまえだろうか、まったく同じことを私もしていたのだ。10年前に引越で疎遠になった古い異性の友人に、逢いたくなり、メールを入れるもエラーで、LINEでは繋がらず、思い切って電話をかけたら違う人がでたのだ。きっとこの女性も同じことをしているのだ。そう思うと急に親近感が湧いてきた。だれとも繋がらないためにここにきたのに、急につながる相手ができた今、なぜか心が高まっている。
今思えば、女性はすでに泣きそうな上ずり声だったかもしれない。最後の手掛かりが途切れてしまっては、落ち込むのもわかる。
「私も、少し前に、手掛かりの番号にかけても、出たのは別人でした。 とってもがっかりしたし、もう会えないかと思うと、途方にくれましたよ。なので、こうして同じ経験をしているあなたとつながったことは偶然じゃないのかもしれませんね。その人に出会えるといいですね」
「ありがとうございます。 あの・・・迷惑じゃなければ、もう少し話してもいいですか?」
「あ、いいですけど、いま私アメリカにいるんです、なので国際電話になっちゃってると思うんで、長電話はやめときましょう」
海外に行っている間の電話料金形態をよくわかってなかったので、話しているうちに心配になったのだ。
「え? そうなんですか? あ、でも大丈夫です」
そういった彼女は、改めて軽く自己紹介をし、気晴らしをするかのように取り留めのない話をし始めた。
しばらく話したら、気分がすっきりしたのか、彼女は軽くお礼をいい、通話はそこで途切れた。
通話が終わったスマホを、私はいつまでも耳に当てていた。彼女の声がまだ頭の中で反射している。反射の声が遠くなっていくにつれ、もう一度つながりたい!そう思い始め、SMSをうつ [ よければこれからメール等させてもらえませんか? ]
[ はい§^ o ^§ ]
早く日本に帰りたい。
という夢をみた。あまりにもリアルで、見えてた世界観が印象的だったので、ここに書き留める。多少補足して文章や背景を書き足したが、ほとんどこのままの通りの夢だった。あの女性は、いったい誰なんだろう。
http://anond.hatelabo.jp/20130606080237
http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20130606080237
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このブコメな。
いやさ、あんなん(実はかなり居るんだけど)幻想だぞ
私とか、げんしけんの久我山をベースにみーたんの新人と私モテの黒木智子を足して3で割った感じだぞ
実のところ、げんしけん2のリアル波戸くんみたいな奴、かなりの数いやがるのが厄介でな
そ、それで、私みたいなホモショタ版クガピーの立場が無いのが、こ、困るんだよね(どもる)
あと、ホモ特有のリアル交流好き&容姿重視で、腐男子クラスタみたいなのは、如何にもリア充同士で固まってるしね
ネットはネットで、意識の高いはてなーやツイッタラーが「ジェンダーやセクシャリティ」を語ってるんだけど、どうしたものか「セクマイに理解があるクラスタ」ってのはオタク批判が好きで、セクマイはオタクに批判的みたいな風潮あるんだよな
以下ははてな等で行われる「私モテ」に関する想定問題集と推奨される回答。
1. もこっちのキャラ造形は「泉こなた」を連想させる。オタクキャラであったこなたと同様にオタクはもこっちに自己投影している。オタクの自己愛が駄々漏れである。幼児的だ。未成熟だ。許されない。このような作品を見ているオタクは成熟するべきだ。
2. 私モテの主人公の内面は男オタクである。しかし外面は女性として描かれている。つまり喪女を消費して搾取している。私モテは男性オタクによる性消費である。このような作品を見ているオタクはジェンダー的に正しくない。差別者であり政治的に許されない。自己反省をするべきだ。
3. 私モテは女性性を搾取している。女性へのヘイトスピーチである。このような作品が作られているのが日本のオタク文化の構造的問題である。慰安婦問題にも通じる構造である。差別的社会構造に加担するオタクは許されない。自省するべきである。ジェンダーについての勉強が足りない。反省が足りない。差別的社会構造を野放しにしているどころか無邪気に構造から産出された差別的偏見的抑圧的作品を消費することで構造の強化に加担しているオタクに表現規制に反対する権利はない。オタクの自省の無さが橋本と石原を産んだ。反表現規制は笑うべき論だ。
4. モテない男が空想の中で女性に自己投影をしている。これは女性の女性性を消費する行為だ。更にはトランスジェンダーに対する差別でもある。現実で努力とリスクを負うこと無く空想を愉しむ行為は自らの男性性からの逃避である。男性が持つ加害性に対する自省が足りない。市民社会の一因として男性の加害性に向き合い男性としての自覚を新たにせよ。それが男性として生きる道である。それが男性としての責任である。男性性からの逃避は許されない。お前は男だ。男としての自省が足りない。男として生きろ。男の責務を忘れるな。お前は女ではない。お前は女にはなれない。染色体から逃げるな。男性ジェンダーから目を背けるな。逃避するな。空想に逃げるな。男の義務を果たせ。現実と戦え。
5. 非モテ男という自らの現実を空想で女性に投影している。自傷的自己愛に耽溺する行為である。非モテのウィンプ性が駄々漏れである。お前たちは堕落した醜いウィンプだ。だがしかし実のところお前たちはマッチョであり強者なのだ。オタクが好む作品がその事実を示している。私モテを見ればわかる。お前たちは自らのマッチョ性から目を背けている。醜いナルシズムに浸る行為であり許されない。自らの強者性と無自覚な加害をウィンプの態度で覆い隠しているのだから単純な暴力よりも邪悪である。私モテを見ることは女性へのDVに等しい。現実と戦え。成熟しろ。自省が足りない。反省するべき。
6. 私モテは学校で孤立している黒木智子が自分は男にモテないのが最大の問題と思い込んでいるように描いている。したがって私モテは男女二元論的ジェンダー規範に加担している。私モテは異性愛社会の権化だ。つまり同性愛者に対する差別である。セクシャル・マイノリティへの配慮が足りない。政治的に正しくない。自省しろ。反省しろ。お前が同性愛者あるいはその他のセクシャル・マイノリティだとしても異性愛社会の差別的構造を内面化しているだけだ。可愛らしさを是とする理想化された女性像に囚われた同性愛者でありながら非モテ的心性に共感するお前は黒木智子に対する自己投影を行いジェンダー規範を強化している。許されない。お前のしていることは抑圧移譲だ。お前は女性への抑圧者だ。お前は社会の生き辛さを強化している。差別的社会構造への加担者である。許されない。反省するべき。自省しろ。
7. 私モテ読者は女性への抑圧者だ。見ればわかる。作品が示している。おまけに日本社会の差別的抑圧的社会構造に加担する無自覚な加害者であるオタクが邪悪な欲望に塗れた作品を描いて消費することで抑圧された女性の苦しみを搾取している。私モテが存在することで女性が生き辛くなる。許されない。自省しろ。反省するべきだ。私モテは性差別でありヘイトスピーチに等しい。更にはセクハラである。私モテの存在が性暴力である。辛い。苦しい。規制しろ。焚書するべき。されたくなければ自省の態度を示せ。お前たちは政治的に正しくない。女性へのヘイトスピーチを娯楽として消費しているのだから規制されて当然。自省しろ。反省しろ。
8. 以上のように私モテが差別であり偏見でありヘイトスピーチであり抑圧であり生き辛さを生み出す邪悪な社会構造の根本原因であることが理解された。お前たちは何故自省しないのか。反省しろ。自省しろ。弱者に対する態度を示せ。被差別者に対する態度を示せ。マイノリティに対する態度を示せ。私モテはウィンプを偽装したマッチョであり弱者を偽装した強者であり無自覚な加害者であり無自覚な差別者であり無自覚な偏見を眼差すひ弱で醜い零落したいじめられっ子でぼっちの気持ち悪いモテないオタク男が性欲に塗れた自らのナルシズムを慰撫するために作り出した黒木智子という自傷的自己愛のカリカチュアを性的に愛でるオナニーであり即ち女性のモノ化でありハラスメントであり性的搾取であり性消費であり性暴力のイコンなのだ。私はそれを指摘した。故に私は道徳的に正しい。倫理的に正しい。政治的に正しい。私こそが弱者の擁護者でありマイノリティの庇護者である。だがお前たちは邪悪だ。許されない。自省しろ。反省しろ。お前たちが悪いのはどう考えてもお前らが悪い。許されない。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。自省しろ。反省しろ。
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うるせえ死ね
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うるせえ死ね
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うるせえ死ね
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(もっとも「もしくはウソを言っても一般人にはばれないことをよく知っている」という推論が正しい確率がどの程度あるかについては疑問があるけど、まあ、論理的にはそういう可能性ががることを否定はできない。)
しかし、「いずれにしてもクズ」って、どうして付け加えちゃうんだろ。
それを言うことで、リフレ(でもなんでも、とにかくデフレ脱却)に何かプラスになることがあると考えたんだろうか。
それとも、単に感情的になってるだけだろうか。
前者だとすれば、その考えには同意できない。肝心なのは巷に溢れてる「国債の日銀引き受けは禁じ手です」っていうもっともらしい解説を見聞きして「ああ、そうか、禁じ手なんだ」と素直に受け入れちゃう人達に、いや、少なくともデフレの時はそうでもないです、っていうことをちゃんとわかってもらうことじゃないのか。で、そういう人たちに向かって「あの池上さん」のことを「クズ」って言いきって見せることで、何がしかの望ましい効果が起こるとはとても思えない。せいぜい最初から同意見の人たちがちょこっと気持ちよくなるくらいで、少数派同士で気持ち良くなっててもしょうがない。
後者だとすれば、まあ共感はできる。ただでさえ震災やら原発やらでガックリきてるのに、この蔓延というか猖獗を極めるデフレ愛のことを考えると、本当にお先真っ暗で絶望的な気分になるもの。毒の一つや二つは吐きたくなるだろう。
で、僕としては後者だと思っておこう、そして、あの黒木掲示板の黒木さんですらこういう毒を吐くくらい状況は暗い、ということをせめて多くの人にわかってもらいたい、と考えている。