はてなキーワード: 連載漫画とは
100話だとかを視野に入れて世界観やテーマの作り込みとか悠長なことを言ってられないのが少年誌の連載漫画の現実
3話相当60pくらいまでに読者の心を掴めなければ打ち切りコースで長大な計画は日の目を見る事はなかったという事態が100話続いた漫画の100倍くらいの頻度で発生してる
描きたい世界やテーマから、現状考えうる最高のものをその分量までにぶつけた後にしかその後はないので、最高のキャラとエピソードで最高の結末を読み切り分量で描き切る覚悟が最重要で、それが出来てはじめて増田の書いたような事が評価の対象として浮上してくるというか、俺は好きだ俺は気に食わないという感想の対象になれるのである
全巻合わせて10巻未満の作品ではあるんだが、大好きで出来るだけ長く読めるようにと紙書籍で買ってた漫画の最終巻が、電子書籍限定だった。
出版社も厳しいんだろうことは分かる。最近ただでさえ電子でしか出ない作品、連載してるのに1巻以降電子も紙も出版されない作品もたくさんあるから。本好きですらキャパの問題で紙書籍は買わなくなってるだろうし、益々縮小しちゃうのかなという気もする。
書店もどこもメジャーな作品しか置かないから、缶を重ねるごとにより売上は減るというのもあるかもしれない。
そんな時代に、いっぱいいっぱいの本棚を何とかこじ空けて、最終巻以外はすべて紙書籍で購入した。紙でほしいから、紙で持っておく価値がある作品だと思ってるから紙で買った。
正直今わざわざ紙の本を買ってる層はそういう層だと思っている。
それなのに肝心の最終巻 "だけ" が電子書籍限定ってどういうことなんだよ。前巻の最後に電子書籍のみとは一言も書いていないので管理の意味でも非常に面倒くさい。
電子媒体や電子書籍そのものの形が変わったら、その作品は完結したのか途中で打ち切られたのか分からない。紙って紙だけで完結するからいいのに。
当の最終巻がとにかく最高だったので、とにかくどうにか紙書籍で最終巻が欲しい。
もういっそ、中小web媒体連載漫画なんかはデフォルト電子書籍で1回だけオンデマンド印刷できる権利とか売ってくれたらいいのに。
ワンピースってもう25年くらいやってるわけじゃん。
8歳のちょっと海賊にあこがれちゃうお年頃だった少年が読み始めて、今ではそろそろ子供もできててもおかしくない33歳のおじさんなわけじゃん。それでもまだ終わってない。
描き始めた時には「10代~20代くらいをターゲットにした冒険活劇にしよう」と思って描き始めたとして、25年も描いてたらその時はまだ幼くてターゲット外だった子供ですら逆に年とりすぎてターゲット外れるみたいなことになっちゃうわけじゃん。
これが仮に後15年続いたら当時10代だった子供が50代とかでしょ。
いやこれどうすんのって作者はならないんだろうか。第1話を描いたときの読者を切り捨てることもできないし、じゃあ読者の成長に合わせて作風をどんどん変えていって自分の本来描きたかったものとは別のものを描いていくのかっていうのもどうなのかと思うし。
俺はクリエイターじゃないからわからんけど、当初目指してたはずのものがどんどん変容していくのってどういう気持ちなんだろうか。
まぁ連載漫画読んでるような奴は精神性がいつまで経っても成長しないからずっと10代向けで描いてても何の問題もないって言われたら、確かにそうかもしれんってなるんだけどさ。
連載漫画の路線変更で途中からバトルものになる……とかそういう話ではない
指輪物語的なファンタジーものかと思ったら遠未来が舞台のSFものだったと物語終盤に判明するようなやつ
古代の日本を想起させる土地で亜人たちを率いて国盗りする男を描くファンタジーが終盤でSFと判明したり
記憶喪失の男が記憶を取り戻そうとするもなぜか数日後に世界が滅ぶ伝奇ホラーが終盤でSFと判明したり
実は遠い未来の話でした、実は仮想空間での話でした、みたいな……
未開の惑星を旅するファンタジー&スペースオペラかと思ったら仮想空間内での話でしたなんて設定の作品もあった あれも好きだ
そういえば「巨大移民宇宙船の中で昭和の日本を再現していました」みたいな作品もあったな
「実はループものでした」ってのも良いな
田舎で祭りの日に殺人事件が起きるミステリーもののゲームが続編が出るたびにだんだんジャンルを変えていった体験は他で得難いものだった
(今となってはオチを知ってるから殺人事件と書いてしまったが、連続怪死事件と表現した方が適切だっただろうな)
第一話時点ではループものってわからなくて、最終的にファンタジーになって、実はそのファンタジー成分も宇宙からやってきててSF成分含有と判明するんだよな
言ってしまえば私は「どんでん返し」が好きってことなんだろうな
教育実習生が生徒と親交を深めていくお話かと思ったら、すべて主人公の妄想と判明したり
自分のことを童話のキャラクターと思い込む病気の人々と交流するお話かと思ったら、病気ではなく洗脳だと判明したり
みたいなのも好きだからな
「ラーメンを頼んだのにカレーライスが出てきた」みたいな例え方をされる
しかし叙述トリックものにも言えることだけど、むしろ裏切ってほしいんだよね
しかも不意打ちで裏切ってほしい
『バーナード嬢曰く。』の三巻でも語られた内容だ