はてなキーワード: 浅田真央とは
Q「あの子は、大事な時に必ず転ぶ」と発言したことをどう思ったか(発言内容ではなく要約?)
A「私は別になんとも思っていないですけど、森さんが今、後悔しているのではないかなと思います」
(朝日新聞:http://www.asahi.com/articles/ASG2T3K3KG2TUTQP006.html)
Q「森さんは、後5年間会長を務めるわけですか、日本人はそれに耐えられると思いますか?(海外メディア)」
A「(笑)。私は、今別になんとも思っていないですけど、たぶん森さんは、ああいう発言をしてしまったことについては、今後悔しているんじゃないかなと少しは思っています」
Q「森元総理大臣が会長を務めていくことに日本人は耐えられると思いますか」
A「私は何とも思っていませんが、森さんはああいう発言をしてしまったことを少し後悔しているのではないかと思います」
(NHK:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140225/k10015527391000.html)
Q「森元首相は5年間、東京五輪組織委員会会長を務める予定だが、日本チームは耐えられるか」
A「私は何とも思っていないが、ああいう発言をしてしまい、森さんは今、少し後悔しているのではないか」
(産経新聞:http://sankei.jp.msn.com/sochi2014/news/140225/soc14022514340008-n2.htm)
Q「日本人は東京五輪組織委員会会長としての森さんを任期の5年間、耐えられるのだろうか?」
A「森さんも少しは後悔しているのではないかと思っています」
(スポニチアネックス:http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/02/25/kiji/K20140225007662610.html)
これ、どれが一番正確なんだろう。
些細なニュアンスの違いには違いないんだけど、スポニチの『少しは後悔しているのでは』なんて、『は』を入れるだけで明らかに皮肉に見えるし。
あと、BLOGOSのみが「『少し』後悔しているのでは」ではなくて『後悔しているのではと、『少し』思っている」と書いててこれも明らかに意味が変わって来る。
ついでに朝日は質問内容を要約しすぎている所為もあって受け答えがちぐはぐな上に、『後悔している』のが発言内容に関してなのか、発言をしてしまった事に関してなのかが非常に曖昧になってる。
特にこの記事にこだわる必要もなかったのだけど、記者にしては随分といい加減な聞き取りしてるんだなと思う。
スポニチの「すこし『は』」ってのは他が一切書いてないのを見ると、どうも余計に付け足してしまったのではないかと思うけれども、文章を書くからにはもう少し言葉のニュアンスは大事にしてほしい。
一文字入るか入らないかで、すごく印象が変わるし、ましてや『少し』という表現が掛かる言葉が変わって来るなんて有り得ないと思うんだけどなぁ。
その場でメモ取るのもいいけどボイレコとかでとってないの???
恣意的なものも山程あるのだろうけど、こういうのを見ていると全文書き起こし以外は殆どあてにならんなと思う。
ちなみに森さんの発言については浅田真央さんへの言葉はデリカシーが欠け過ぎにしろ、思いやっての言葉であることは伺えた。
ただ、それ以外の部分でナチュラルDisをかましてて、田舎のオッサンがそのまま偉くなった感じだなと。
町内会長くらいの立場なら多分その場で笑い飛ばしてもらえたかもしれないけどね。
まあ話がそれたのでこの辺で。
http://anond.hatelabo.jp/20140225061332
これを受けて思ったんだが。
現実問題、浅田真央が最高の演技をしたフリースタイルだってソトニコワとヨナに負けてる。
もちろん演技順の不利はある。有力選手が演技する後半に点数が盛り気味になり前半は抑え気味になることは分かる。
だが、だ、負けてるんだ、点数で。なにが6種8トリプルだ、回転不足取られてるじゃないか。
ネットではヨナ憎しで買収だの八百長だのと言う声が高いが、ヨナについてはどの大会でも審査員が平均して高得点を付けているんだ、全員買収されているとでも言うのか?
正直、真央を評価しろっていうネットの反応を見ていると、マスコミによる真央神話は見事に完成したと思える。
真央は最大の武器であるトリプルアクセルですら確実に決められるわけではないし、ジャンプで回転不足を取られやすい。
ところがマスコミは女子で数少ない3Aを跳べる選手であることをたてに、彼女がまるで世界一の選手であるかのように報道し、出来栄え点と構成点が伸びないという彼女の持つ弱点については極力触れなかった。
今朝のNHKの「おはよう日本」のスポーツコーナーでな、ソチ五輪を振り返って大会で起きた「初めて」のことをいろいろ取り上げてたのよ。
カーリング女子で初めて全勝金メダルとったとか、フィギュアでロシアが初めて金メダルとったとかやってて、「ふーん」と思いながら見てたのよ。
「初めて6種のトリプルジャンプを8回飛んだんです!」と紹介してたのさ。
いや、飛べてないだろ
それだけ6種8トリプルは偉業なのだから挑戦するだけでも素晴らしいことだと褒め称えるのは当たり前。
http://anond.hatelabo.jp/20140225061332
ソチの試合だけみたらショートでやらかして\(^o^)/オワタ なんだけど、
バンクーバーでラスボスに負けて(ラスボスに一度やられてリベンジという一番盛り上がる展開)
ソチで金メダル取ってハッピーエンドをみんな見たかったわけで。
ここで聴衆は思うわけ。終わったと。
人生の全てをかけてきた目標に届かないとわかって望むフリーの演技に万全のコンディションで望めるはずがない。
凡人なら、もういいやーと投げてしまう、相撲取りなら休場するぐらいの展開。
そこを、翌日強い精神力で全てをやりきった。
もう結果じゃない、その演技が自分の全てだと思えるようなスケーティングをした。
そして鬼気迫るスケーティングで自ら化したプログラムを完璧にこなした。
演技終了後抑えきれない涙、そして笑顔。
金メダルでハッピーエンドの安っぽい脚本しか思い浮かべていなかった
そりゃ感動するなってのが難しいわ!
たとえばこんなの
http://ameblo.jp/taka24kawa/entry-11724564340.html
ミッツ・マングローブがブログで羽生選手の点が高すぎると指摘しました。
そう思っていたのは私だけじゃない!! まともな神経をしている人はそう思う。
(中略)
昨日、いやでいやで見たくなかったFSを見ました。
大ちゃんにはもちろん、チャンにも勝っていると思えない演技、後半はバテバテ。
最後のスピンは軌道がずれてぶれまくっています。なのに、何で-なしで+がつくの?
こんな選手、今までにいなかった。
毎日メディアで浅田真央選手が6位入賞という事を連日賞賛している。
そりゃそうだ。
転倒を繰り返し絶望と言われた16位からまさかの自己ベストを更新。
それ自体はすばらしいしスゴいと思う。
でもこのストーリーが逆だったらどうなった?
ノーミスからの自己ベスト更新で堂々の1位から転倒を繰り返すも6位入賞。
結果は同じだが多分報道のされ方は違うんじゃないかな。
最初の演技で多少失敗してからの成功の方が同じ結果でも賞賛されるならそっちの方がいい。
俺はそう考えちゃう。
結果よりもストーリー重視の競技ってもはや競技ではないでしょ。
ちなみにチッ、うっせーよコーチの指導のもと史上最年少でメダルを取った15歳の少年は対した扱いされてないでしょ。
結果を見ればこの少年の方が全然すごいしもっと賞賛されてもいい。
恐らく世間的にチッ、うっせーよコーチの印象が悪いのと、この少年にメダルを取るまでの苦労や苦しみが感じられないからでしょ。
定時にきて定時に帰り500万の売上を作った営業マン。
誰よりも朝早く出社して誰よりも残業して500万の売上を作った営業マン。
耳が聞こえない全盲の障害者が苦しみながら作曲したクラシック。
評価されるのは後者。
日本て何なんだろう。
いや、フリーの演技直後にTwitterやFBでこぞってプロスケータから一般人までコメントしてたじゃん。
「評価」って言い方が大げさだっていうならそれは訂正するが。
予定といえば、閉会式の日本選手団の旗手を開会式と同じくカーリング選手がしたと聞いて、「ああ本当は浅田真央の予定だったんだろうなぁ」と推測してしまった。
前回は浅田真央、今回もメダリストに閉会式の旗手をさせるつもりだったんだろうが、浅田真央がまさかのメダルなしに終わり、そこで他のメダリストに旗手をやらせると、浅田がメダルをとれなかったことが目立ってしまう。
それもまたマスコミの弊害ではある。
可能性は0ではないにしても、恐らくメダルは無理だろうという状況のなかで、
上位陣も組まないような難しいプログラムで全力を出して挑んだからだよ。
これは一見非合理的に見えるかもしれないが、これこそがスポーツマンシップというもの。
下位グループの誰もがメダルは難しい、しかしがんばらなければいけない。
それはなぜか?その答えを浅田真央が身をもって示してくれた。
それをみんな褒めてるわけ。
6位で良かったとか、自己ベストおめでとうとか、そんなことはマスコミが宣伝文句に飾ってるだけで
誰1人として本気でその結果だけを見て「わ〜良かった。おめでとう」なんて思ってないぞ。
滑りが他の上位選手よりも図抜けて素晴らしかったから、みんな賞賛してるだけだよ。
採点は基準があやふやだし(ホントはよくないが)地元びいきもあるから、すでに絶対的な価値基準を表すものではないとみんな分かってきているから、尚更浅田真央の演技を賞賛しているわけだ。
世界中のトップスケーターたちですら浅田真央を賞賛しているんだから普通に考えりゃわかるだろ。
浅田のフリーの演技とスキーハーフパイプの小野塚が銅メダルを獲得したのは同日だが、翌日のワイドショーは全て浅田フリーをメインで扱っていた。
「とくダネ!」「スッキリ」はトップニュースから延々1時間浅田真央特集。
「モーニングバード」はトップにチョロッと小野塚メダルを紹介して、後は浅田真央。
同日のNHKニュース7でも、トップから10分以上浅田真央で始まって、その次に小野塚銅メダル。もちろん時間は浅田真央より短い。
フィギュアとか好きでも嫌いでもないんだが、久々にテレビを見て首をかしげざるを得なかった
http://anond.hatelabo.jp/20140225061332
今朝のNHKの「おはよう日本」のスポーツコーナーでな、ソチ五輪を振り返って大会で起きた「初めて」のことをいろいろ取り上げてたのよ。
カーリング女子で初めて全勝金メダルとったとか、フィギュアでロシアが初めて金メダルとったとかやってて、「ふーん」と思いながら見てたのよ。
「初めて6種のトリプルジャンプを8回飛んだんです!」と紹介してたのさ。
いや、飛べてないだろ
フリーのジャンプは8回中、2回が回転不足で1回がエッジミスで、結局成功したのは5つのジャンプだけだっけ?
まあ、NHKの原稿も言葉を上手くはぐらかしているというか、「飛んだ」という言葉は使っても「達成した」とか「成功した」という言葉は使ってなかったんだけどな。
それにしても事実誤認を誘う伝え方だろう。
ソチ五輪のフリーの演技は感動したけどさ、それは五輪前の「物語」とショートでの失敗があったからでさ、フリーの演技自体は3位だし、複数のミスもあったし、まだまだ上を目指せるものであって、引退発言もあってか「浅田真央神話」をキレイに終わらせたいのは分かるけど、わざわざここまでゴリ押しするものでもないよな。
ソチ五輪最終日の夜にNHKで「視聴者が選ぶベストシーン集」をやってたけど、
7位:スキージャンプ団体4人(葛西紀明、伊東大貴、竹内択、清水礼留飛)でつないだ銅メダル
予選落ちした男子選手はダイジェストやヘタしたら静止画でサラッと流され、
確かに俺も浅田真央には感動した。
結果6位でも素晴らしいと思ったし、フィギュア界隈でとはいえ世界的な話題にもなった。
でも、メダルなんてどうでもいいとかぬかし始めてる外野にはメダルにしかこだわってない外野と同じレベルで
オリンピックやら世界選手権やらスポーツ大会に向けて時間割いて選手が何のために頑張ってるかって言うと
やっぱり結局メダルなんだよ。
結果としてのメダルが全てというのは間違ってるけど、そこはメダルなんだ。
そのメダルの価値をどうでもいいとか外野がわかってる風に言って同調し始めてるのにアホかと申し上げる。
浅田選手といえば、子供のころから活躍し、その純粋さ無垢さ天真爛漫さで、日本国民を虜にしました。
今回のオリンピックも、曇った表情、思いつめた発言、見ていられないほど追い詰められていました。
SPが大失敗に終わった後、彼女は「なにもわからない」と答えています。
もう3回転アクセルを飛ばないでいいという声も、ありました。
浅田選手ほどの技術を持っていれば、ほかのジャンプステップを磨くことで、他にも金メダルへ到達する道はあったはず。
それが、ファンやマスコミや日本国中が「飛べる!」と望みをかけたがために、彼女は3回転アクセルに呪われました。
羽生選手は、FPで何度も失敗をしました。それでも、彼自身の話す、「絶対に飛んでやる」という気迫が、最後まで見て取れました。
ロミオとジュリエットは悲劇ですが、その悲劇の物語と相まって、何度うまくいかなくても諦めないという
結果的にはある種すばらしいプログラムにすることができていました。
それは彼の話した「自分の中にいるオリンピックの魔物」との戦いでもあったでしょう。
羽生選手の一番のライバルは自分自身の影でした。これは羽生選手に限らず、多くの選手が戦っていたものでした。
一方の浅田選手は、抽選順が決まったときの記者会見でもアメリカの記者に突っ込まれていたのですが
3回転アクセルが「飛びたいジャンプ」ではなく「飛ばなくてはならないジャンプ」になってしまっていました。
日本中から、「3回転」「3回転」と言われ続け、飛べないときも飛びたくないときも飛ばされ続け
それが「存在価値」と言われ続け、思い込み、転倒し続けました。
自分の中で、飛ばないという選択肢を導き出すことが、彼女だからこそ、できなかったのです。
浅田選手の心を支配していたのは、3回転の呪いだけです。オリンピックの魔物すら近寄れませんでした。
ある種の思考停止状態のなか、それでも、強迫観念に似たものに突き動かされ、ただ、飛ばなくてはならないのです。
そして、飛んだのです。
あのような深い慟哭を、あの愛らしかった少女が、あんな慟哭をするとは、それほどまでに呪いが深かったのだと、思い知らされました。
うれし涙ではない、あれは慟哭です。
できた!!!!!飛べた!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
自分の生活のすべてを、人生を、人質にとられ、あらゆるものを犠牲にし、最愛の母も亡くし、それでも、強いられ、休むことも辞めることも赦されず
「真央ちゃんなら大丈夫!」「真央ちゃんならできる!」という無責任な期待を背負わされ、日本中から呪われ、
初日で大失敗をし、呪いの底で押しつぶされている彼女は、恐ろしいことに、それでもなお、泣くこともできず
私たちの、悪意ある無責任な期待を、背負わなくていいのに背負い続け、滑ってくれてました。
自分の意思とはまともに向き合うことを必要とせず、ひたすら耐え、為しました。
これは、ある種の奇跡であったことと思いました。あの慟哭は、あのシーンは神がかっていました。
でも、奇跡が起こったこと、それこそが、彼女が最も一途で、最も純粋な証拠で、だからこそ日本国から愛されのでした。
この呪いから、なんと、自らの手だけで、解き放たれたプリンセス。
美しかったです。強かったです。