はてなキーワード: 失言とは
今回の事件の概要は「自衛隊哨戒機が韓国駆逐艦から火器管制レーダー(以下、FCレーダー)を照射された(と主張している)」です。事件の中心にいる韓国海軍の駆逐艦・広開土大王には、2種類のFCレーダーが搭載されています。
照射を受けたP-1哨戒機は飛行機です。従って、対艦FCレーダーのMW-08は関係がなく、STIR-180が問題になるというのが、一般的な考え方です。
昨年12月20日15時頃、作戦行動中の広開土大王に、自衛隊のP-1哨戒機が近距離で飛行します。韓国国防部が言うように「威嚇的」だったかはさておき、「ウザい」と感じる状況ではあったのでしょう。
艦上層部の「はねっ返り」が、レーダー照射で追い払おうと考えたとします。そのとき、わざわざ司令部に許可を求めてSTIR-180を使うでしょうか? そんなわけないですね、司令部に却下されるのがオチです。では、どうしたか。本来なら対艦用のMW-08を哨戒機に対してFCモードで撃ったのです。
レーダー照射時のP-1の高度は公開されていませんが、高度数百m程度の「水面すれすれ」なら、対艦FCレーダーの照射が届く可能性はあります。
実は、広開土大王的には「試しに照射してみたら当たってしまった」というのが、実態だったのではないでしょうか。
MW-08の照射は、P-1では「FC系レーダーの照射を受けた」として検知されます。FCレーダーなので、当然ですね。
そして、約28時間後の翌21日夜、防衛大臣による記者会見として外部発表されます。岩屋防衛相は「実際の火器の使用に先立って実施する行為」と述べます。おそらく、この時点では「STIR-180/MW-08の確定が済んでいなかった」あるいは「MW-08に対空FCレーダー機能があると誤認していた」か。いずれにせよ「対艦FCレーダーの照射だった」とは認識していなかったと考えられます。
その後、どこかのタイミングで、対艦FCレーダーだったことに気が付いたと思われますが、大臣が発表した以上、もう、後には引けません。
12月24日のブリーフィングで、韓国国防部は「日本側はSTIR-180を撃ったと言っている」と言っています。おそらく、それまでの時点で、日本側が「対空FCレーダー」と失言したのでしょう。韓国は狂喜乱舞したと思います。
この段階で、日韓両国は、共に「引け目」を抱えることになります。
日本:対艦FCレーダーだったのに気づかずに、話を大きくしてしまった。
お互い、相手の状況は把握していますが、自国の「引け目」も、バラされると困る内容です。FCレーダーを照射したことが確定する韓国はもちろん、自衛隊も「対空FCレーダーと対艦FCレーダーの区別が付かなかった」となればマヌケな話です。両国とも、勇ましいことを言いつつ、交渉では強気に出れないわけです。
そんなわけで、日韓共に白黒を付けられず、交渉は泥沼に…。更に韓国が「威嚇飛行」を持ち出して、狙い通り、更なる泥沼へ持ち込んだ…というのが、今回の情景だったわけです。とっぴんぱらりのぷう。
アホなものはスルーする力が身につく。アカンやつには触れない力が身につく。
周りの人がみんなそれに触れてても、自分は自制する精神力が鍛えられる。
程度の低い言説ってのは、いくら叩いてもなくならないんだよ。
人間が生まれ続ける限り、学の足りない状態にある人は一定数いる。
今アホぶっこいてる人間も、叩かれようが叩かれまいが一定年月を経れば大半は洗練された考え方を自然ともつだろう。
その過程状態のものをいくらか間引きしたとして、何になる。徒労でなくてなんなのだ。
一定の地位にある人が失言したとかなら、それは大いに批判されるべきだ。
だがネットの有象無象を矯正していくこと、それらが一切見逃されず全員抹殺される環境にすること、
そんなことよりも、個々がネットの扇動的な言説に容易には惑わされない知性を備えるよう、脳を鍛えること。
世の中には知性の階層があることを知り、ネットは階層が混ざり合う場であることを熟知し、自覚すること。
そういうことによって得られる、慎重さや言葉遣いの繊細さ。
現政権が良いんじゃなく一回やらせてみよってやった政権交代のおかげちゃう
あの全方位ええとこ無し加減思い出すと相対的に評価甘くなるのもしゃあなしって思えるわ
あの時大企業も下請けも派遣も就活もやばくて政治と金の話に失言に大臣交代に口蹄疫とか震災のお粗末さも全部盛りでやばかったやろ
外交も尖閣国有化からの中国反日デモとか竹島上陸とか今のこじれてる沖縄の基地問題もあそこ発端やろ
その時点で何年もかけて説得して決まってた話を県民煽って県外移設言ったのはええけど実は何の考えも根回しもなく思いつきで勝手に移設先挙げてそこの知事キレさしたり啖呵きって1日経たん間にあそこに基地ないとアカンて理解したみたいに言ってたのやばすぎて笑ったの覚えてるわ
あと政権交代前の短期政権連発の不安定感とその時の経済の感じ重なって思い出すとかちゃう