はてなキーワード: 結婚できない男とは
・男は経済力=一定以上の収入や資産がないと結婚できない(女性からパートナー候補と扱われない)現実がある
女は若ささえあれば無職・無収入・無資産でも相手を見つけられる。
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一定以上の経済力は努力と才能と運により限られた人間しか持てないが、若さは誰でも若い時期があるだろう。(不公平感)
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・この状況で経済的な男女平等が進めば、結婚できない男が増えるばかりじゃないか。
貧しい女は経済力のある男と結婚して人並みの生活ができるのに、男には無理だ。(不公平感)
経済的な男女平等を目指すなら、女も男のように無収入低収入の男でも結婚して養う意識アップデートをすべきだ。(←これがいわゆる「あてがえ論」の正体)
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・でも男は低収入でも家事しないよね ⇔ それ統計ある?偏見じゃね?家事する男もいるし、無職・低収入で家事しない女もいるだろ
でも女には出産があるから ⇔ 一時期の話なんだから貯金があればいいだろ。結婚して子供産まない夫婦もいるぞ
女が下方婚しないなんてミソジニーのでっちあげだ ⇔ 適齢期男女への調査で、女は年齢平均以上の年収を相手に求めてる結果があるけど?
女が下方婚しないのは男が自分より高収入の女を嫌がるから。女のせいじゃない ⇔ 適齢期男女への調査で、男は相手の年収が上でも下でも気にしない結果があるけど?
下方婚する女もいるよ ⇔ きわめて少ないのが問題って話をしてるんだが。少しいたところで反証にならん。てか見たことないし。
相手の収入に頼るのはリスクだよ。自分の生活費は自分で稼ごう ⇔ あなたはそう思ってても、俺は気にしないんだが。それ俺でなく現に上方婚してる・狙ってる女に言ったら?
まず経済的な平等が先、そうすれば自然と女も下方婚するようになる ⇔ 現に普通の男より稼いでる女、女子アナとかタレントもいるが、より金持ちの男と結婚する上方婚ばかりじゃないか。経済平等を実現したら下方婚率も平等になる保証ある?ないよね、懐疑的なんだけど。(男女平等が実現しても女性が下方婚していない実例・ノルウェーの現状 https://bit.ly/3rNSJnV 男女平等、格差対策、少子化対策のトリレンマhttps://bit.ly/3sYQcbQ)
以下、n=1や個人的な印象による決めつけ・反論が繰り返される
てところから始まってるんじゃないの?
非モテの話だけでなく、経済的・社会的な話だけでもなく、両方が絡み合った不公平感から来てるんじゃないの?
弱者男性側からの不公平感の訴えに対して、だいたいは抑圧・否定するばかりで「どうやったら不公平感をなくせるか、結婚条件における平等を保障できるか」て解決策は全く示されてないんだよね。
「男性にお願いだけど頑張って女の子誘って遊ぼ?」と発言した甲府市の幹部が「不適切発言」として叩かれた。ニュースはすぐリンク切れするだろうから下にコピーを載せておく(魚拓は取得禁止にだった。不適切なら削除する)。
個人の領域に関することを公の立場にある人が言及したというのがマズい、という趣旨は確かにそうだが、下記のようなデータを見て、そもそもこれは決して「個人」に帰着すべき問題ではないという認識もできれば増田諸氏と共有したいと思う。下記にあげるのは、国立社会保障・人口問題研究所(http://www.ipss.go.jp/)掲載の資料から作成した、「生涯未婚率」の推移の表である。
年 | 男性 | 女性 |
1960 | 1.26 | 1.88 |
1970 | 1.70 | 3.34 |
1980 | 2.60 | 4.45 |
1990 | 5.57 | 4.33 |
2000 | 12.57 | 5.82 |
2010 | 20.14 | 10.61 |
今日、ちょうどKKO議論の行く末も地獄、という論考もブクマに上がっていた(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/gendai.ismedia.jp/articles/-/81804)けれど、それらの問題は全て上の表に集約されているのではないか。つまり*失われた20年で最も失われたのは男性の結婚機会であったという単純な事実だ。生涯結婚できない男性の数は50年で実に20倍に増えた。これは、2010年の若年男性が、50年前の若年男性に比べて20倍も努力していないことを意味するのだろうか? そんなわけがない。
やれ「草食化」だの「非婚化」だの、いい加減、若者自身に責任があるような議論を止めて、国はまともにこの数字と向き合うべきだ。「(さまざまな事情で未婚に追い込まれている)若年者に手厚い政治」をしてこなかったことが、ヒステリックにも見える今日の社会問題の根源となっている。仮に1990年を参考に、経済的な問題がなければ未婚を選ぶ率は人口の5%程度、と仮定するなら、2010年時点で実に男性人口の15%、女性人口の5%、つまり均して人口の10%が「金がないから非婚(KNH)」民だということになる。はっきり言って立憲民主党の支持者より多い。現在、陰謀論、狂ったミソジニーやミサンドリー、過激な排外主義的主張、根拠のない伝統主義、ネットイナゴ…………などに食い荒らされているこのKNH民を、正しく政治的に救いとる方法が求められているのではないか。
山梨県甲府市で行われた中小企業の合同入社式の中で、甲府市の産業部長が「なるべく異性と遊んでほしい。そうすれば少子化は少しでも解消する」などと発言しました。
合同入社式に来賓として出席した甲府市産業部の志村一彦部長は、仕事だけでなくプライベートも充実させてほしいという趣旨のあいさつの中で「なるべく遊んでいただきたい。遊ぶのも男性同士、女性同士じゃなくて、楽なんですけどね、気持ちとしてはなるべく異性と遊んでいただければと思います。そうすることで少子化が少しでも解消されると思いますので」と発言しました。さらに「男性のほうにはお願いなんですけど、ジェンダーフリーとか、男女共同参画とか言われていますけど、遊びに行くときには男性のほうから誘っていただければと思いますので」と続けました。
個人の自由である交友関係や出産、それにジェンダーへの理解を欠いた発言ともとれます。
志村部長は式の後、UTYの取材に対し「結婚を意識してほしいという趣旨だったが、不適切だった。
不快に思われた方にはお詫びし、発言については撤回したい」としています。
この発言について山梨英和大学の近藤弘教授は「交友関係や出産などは、個人の領域に関するもので、公の場で言及することは適切とは言えない。
固定的な男女観にとらわれず、多様性に配慮して発言することが重要」と話していて、男女共同参画やジェンダーについて正しく理解してほしいとしています。
[UTYテレビ山梨]https://news.yahoo.co.jp/articles/9138c85984db13fe89923800938e6e4417b61c3f より引用
*……女性の生涯未婚率が6倍以上上昇していることも、決してなおざりにはできない問題ではある。だが、50年前の数字は女性の社会進出がそれほど進んでおらず、今ほど選択の自由がなかった時代のものである(つまり結婚「したくない」のに「させられて」いた女性も多い)ということも踏まえれば、男性とは事情が異なるだろう。思うに、男女ともそこのバランスがとれていたのが「生涯未婚率5%前後」の1990年頃であって、まさにバブル崩壊によってそれがガタガタになって回復できない状況に突入していったのではないだろうか。
https://anond.hatelabo.jp/20210315235816
ブクマのアホどもは自分の頭で考えられない畜群だから、どいつもこいつも聞きかじった知識と脳内コピペで脊髄反射するだけ。
増田の疑問は正しい。
いいんだよ。
「優生思想がいけない」という連中は、「将来どんな形質が生存に優位になるかわからないから多様性が大事だ」という。
ならばなぜ社会体制そのものが多様な戦略をとることが許されないんだろうね?
この世界は個人だけでなく、個人の集合たる国家や民族といった共同体が、いろいろな戦略で競争してるんだよ。
それらの共同体が個人の多様性を重視してもいいし、特定の形質を排除したり優遇したりする、ある種の優生思想を採用したっていいだろう。
将来、どんな形質が有利になるかはわからない。それは正しい。
だからこそ。
「結果的に見れば、優生思想が共同体の生存戦略上、有利でした」ということも起こりえるわけだ。
将来、火星で進化したゴキブリが人類に襲い掛かってきたとき、ゴリゴリの優生思想でデザインされたスーパーヒューマンでないと生き残れない可能性だってあるわけだよ。
もちろん逆もありえる。
共同体の生存戦略として優生思想を行使したことによって、特定の形質を排除したせいで絶滅したということも起こりえる。
みんな大好き人権先進国のスウェーデンでは、ダウン症が極端に少ない。
なぜかというと、出生前診断でダウン症と分かれば中絶するからだ。
将来、ダウン症だけ生き残るウイルスが人類を襲ったとしたらスウェーデンは滅びるだろう。
強固な家父長制からくる男児志向で、妊娠して女児だとわかったら中絶するからだ。
だが、勢いある経済力によって、東南アジアを中心に「花嫁を輸入」している。
女性を吸い取られる国にとっては、結婚できない男性が増え、男系の子孫が残せないことになる。
昔なら、物理的に侵略して男性を皆殺しにして、女性をレイプしなければ実現できなかった民族浄化を、経済の力で実現できている。
さて。
これらを「倫理的に正しくない」と責め立てることは容易だ。
「ダウン症の中絶は良くない」「女児を選択した中絶は良くない」と責めることも可能だ。
だが誰が止められる?
誰もこうした戦略をとる国家、民族、宗教を止めることはできない。
彼らがダウン症を中絶することも、子供に男児を志向することも、金の力で周辺国から女性を輸入することも誰も止められない。
共同体の生存戦略として、優生思想が成功するか否かはその思想に依存しない。
「優生思想は良くない。なぜなら多様性こそ将来の淘汰圧に適応できる可能性を残すからだ」という単純な反論は、共同体そのもの淘汰圧を想定できていない。
「将来に何が起こるかわからない」からこそ、「優生思想が勝ちました」ということもあり得るわけだよ。
増田の疑問は正しい。
「多様性が生存競争に有利だ」という立場をとるのならば、共同体が採用する社会制度の多様性(ダウン症中絶、女児中絶、イスラム教etc…)も、将来の淘汰圧に対して有効かもしれない、という可能性に思考を巡らせるべきだ。
男子校工学部・院メーカーエンジニアの経歴で、特に趣味はないため同世代の女性との接点は小学校以来10年以上0。
有料プランじゃないとメッセージが送れないらしくて、有料プランを登録する。
このときにプロフィール画像を登録しないといけないのだが、自分が写ってる写真自体がそもそも存在しないので適当に自撮りした写真を設定する。これがブランディング的にまずかったらしく、マッチしてもメッセージのやり取りし始めたら即ブロックされたり、やり取りできても3往復で終了するパターンが殆どで3ヶ月もしないうちに見切ってしまった。一年プランだったのでここで2万かかる。
次に自分は経験があまりにもなさすぎることに気づき、サポートが比較的充実してる楽天オーネットに登録する。スーツをそもそも持っていなかったりしたので事前準備と入会に13万くらい費やすことになる。
身長175で体重68くらい年収700くらいで、スペックだけで選べるプロフィール検索からの申込みが毎日のように来ていた。だが、いざ顔写真を相手に見せると即ごめんなさいされてしまうことがほとんどだった。確率だと8割くらい。残りの2割もメッセージのやり取りの途中でごめんなさいされるので、誰とも会えない。
この状況を見かねた専属アドバイザーがお見合いセッティングしてくれたり(一回5000円)、パーティの参加を勧めてくれたり(一回3000円)したのだが、お見合いは4回やっても残念な返事だし、パーティでも何も起こらない。
結局そんな状態が入会から3ヶ月以上続き、「必ず会えますよ」と言ってた専属アドバイザーに不信感を抱くようになりそのまま退会する。オーネットでの勉強料が計18万弱。
この時点で自分は女性にとって全く魅力のない人間であることに気づく。
スペックさえあれば一年で結婚はできると踏んでいたのだが、恋愛や結婚においては見た目やコミュ力といった人間的魅力のほうが重要なのだ。
服も親が買ったものばっかりだし、髪型も1000円カットで済ます。コンタクトつけたことない。普段はコンビニ惣菜かファストフードくらいしか食べない。話題は内輪で盛り上がる話題しか話せない。
所謂結婚できない男のテンプレを地で行ってるような生活をしていた。
その後で自分は努力のベクトルを変え、"普通の男"になるべく美容院へ行く、コンタクトにする、服をコーディネートしてもらう、ジムへ行く、海外旅行へ行ってプロフィール用の画像を撮るなど様々なことをやり始め、多少はマシになってきた。
今は30歳、女性への苦手意識はいまだにあるのだが、ピンクの9のマークの別のマッチングアプリで知り合った恋人と毎日楽しくしてる。
お前みたいに結婚できない男が増えるだけだぞ
2年ほど前だっただろうか、同僚が辞めるからってその送別会のために出張した。
しかも送別会にかこつけた出張なんてって半分遊びみたいなもんでその地で待っている業務なんて何もない。
経費削減の折に、なんて無駄なものなんだなんて思うけども、年度末の道路工事と一緒で部署としては確保した予算は使い切りたいもの。ありがたくマイルも頂戴する。
汚いお店だけども、美味しかった中華屋で光輝く去りゆくものと、残されたものたちのコントラストがなんともいえなかった。
そんな別れを惜しむ夜にホテルでデリヘルを呼んだ。我ながら最低だなと思った。しかも、ただのデリヘルじゃない、はじめてのデリヘル、はじめての風俗。
やはりはじめては特別で、忘れがたい。前から風俗が気になってはいたけど知らない土地で、知り合いもいないこの地が背中を押してくれた。
呼ぶまでたいぶ迷ったし、呼ぶと決めてからもお店選びにだいぶ迷った。優柔不断さがこんなところにも出ている。
シティへブンを見て電話したけど、何分はじめてのことなので システムや流れがよくわかんなくてタクシー呼ぶみたいに「一人お願いします」なんて言っていた。
その後もいかんなくコミュ障ぶりを発揮し受け答えも金魚のように口をパクパクさせながら言っていた。というわけでボーイに流されるままフリーでお願いした。後ほどきた嬢がボーイ曰く「いい人そう」とのことで、まぁ会ったこともない相手のホテル行くなんて不安で溜まらないだろうななんてコミュ障としては思ったり。
そこから嬢が来るまでが緊張の連続で、念入りに体を洗い、洗顔も歯磨きもして、整髪料で髪形を整え、どうせ脱ぐのに今まで着ていたものをすべて明日用の新しいものに着替えた。靴下とか要注意だ。結構臭い。
そしてなぜかベットメイクまでしはじめて、ごちゃごちゃした私物やら服をスーツケースに押し込んだ。そうしているうちにボーイからもうじき着くとの連絡があった。
最近ありがちのエレベーターにカードキーをかざすタイプなのでロビーまでお迎えいかないといけない。
ロビーでは意外と同志たちがいて、ボストンバッグやスーツケースを引きずる女性たちと次々エレベーターで昇天していく。
最初は奥様かななんて思ったが、夫婦がロビーであいさつを交わすことなんて稀だろうからきっと同志なのだろう。
明るいかわいい子がきた。スタイルもよくて、びっくりした。少なくとも普通に生活していて出会うことはない。
素直にはじめてであることを白状して、相手に任せることにした。
「はじめてもらっちゃっていいんですかー?」なんてわざとらしく言ってくるのだけども童貞には効果てきめんだ。
どのタイミングで服を脱ぐのかもわからないし、なんなら人前にで裸になること自体に抵抗というか、恥ずかしさを覚えるくらいには童貞だ。
そんなこんなで楽しんで、「普段は普通に働いているから出勤日少ないけどもまたね!」なんて言って帰っていった。
機会あればもう一回とは思っていた。やっぱ初めての女の子って忘れられないわけだし。
それから出張のタイミングに合わせては出勤しないか確認してみたり、なんなら出勤日に合わせて出張しようかと企んだくらいには僕の頭は弱い。
そんなこんなで僕の出張が少なくなり、それに彼女が出勤することはなくなりプロフだけが残った。
そして2年くらいして僕がかの地に転勤することになった。
いくらなんでも2年も経てば彼女のことなんてすっかり忘れていたんだけども、今時便利なもので普通に調べものをスマホでググっていたら、似た単語だったのかURLだったかで過去の閲覧履歴からのサジェストにそのお店が出た。
おっ!っと淡い期待を込めて見てみるも、やはりプロフはあるものの出勤にはなってなく、特に更新もされていないようだった。
そっからなんとなく、定期的に見に行くのが癖になってしまった。結婚できない男で「金田、更新しているぞ」の感覚に近い。
そしたら最近になって出勤になっているんだよ。ちょっと、いやだいぶテンション上がった。
電話したらボーイさんも、「えっ?この子で指名ですか? もしかして以前遊んだことありますか?」なんて言ってくるから「だいぶ前に~」なんて。
ボーイも「彼女は出戻りなんですよね~~」なんて言いつつすでに枠が埋まっていたり、女の子の日だったりで1か月くらい会えず。
僕ももう素人じゃない、なんとなく察する。サクラなんだろうなと。
先週もダメ元で電話したら、もうボーイにも覚えられていて「律儀にありがとうございます~」なんて言ってくるから、お互いに「やっぱ体調不良ですよね~笑、コロナではないと思いますよ~」なんて冗談言っていた。そんなわけでこの週末についに彼女のプロフがHPから消えた。
これ読んだ。
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70208?page=4
端的に言うと、知能レベルを用いたモデルを考えてみるとよいと思う。知能レベルの低い女性でも知能レベルの高い男性を捕まえることはできるが、逆はほぼ不可能。これを前提として、知能レベルを9~0であらわしてマッチングを考えてみよう。
*印より左はマッチング成立。
【完全マッチング】
男9876543210*
女9876543210*
…とマッチングしていけば問題ないが、上記の事情により知能レベル2や1の女性が左に割り込んでくると、
【2名割込による不完全マッチング】
男98765*43210
女29817*65430
このケースでは、2以上の差が生じた女7くらいから不満が生じ始めることが予想できる。おそらくカップル率は6割を切り、離婚も増える。
更に、ここに男側の「自分より頭のいい女性は辛い」という選好が働くと、女9や女8は右側にはじき出されてしまう。
男9876*543210
女2716*985430
この場合、男5から右、女9から右はマッチングが成立しないため、カップル率は4割となる。そして、婚活市場において女は「選びたい男がいない」、男は「選ばれない」という悩みを抱えることになる。女性からは「とにかく話が通じないんだ」と不満が出続ける。女5にとっては、一応男5がいるように見えるものの、男5は視界に入る女9や女8に目移りしているため、女5が視界に入らず、結局女5にも男3以下しか寄ってこない。…というように、このモデルは現在の状況を完全に説明できる。そして、このモデルが正しいとすれば、「だから、婚活男性、努力しよ?」ではこの状況が解決しないということも明白なのである。想像してみてほしいが、多少努力したところで、5は9とマッチングできないし4は8とマッチングできない。
つまり、大変気の毒ではあるが、男性は「全然無理」な2割、そして女性は「ハイスペをつかまえ損ねたハイスペ」な方2割に婚活をあきらめていただく。その代わり、前者には手厚い生活保護、後者には社会的地位などの見返りを付与する。この場合、全体のカップル率は8割を達成できる。まことに申し訳ないが、この方々には婚活市場の礎となって頂くのが最も効率が良い。
なお、しばしば話題に上るが、この9、8の方々が「専業主夫としてなら1、0はアリ」という考えをもってくださるなら、完全マッチングも不可能ではない。つまり、現在の効率の悪い状況は、男女両方に存在するこのようなジェンダーギャップが生みだしているのである。