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はてなキーワード: 全身麻酔とは

2024-04-23

anond:20240423134244

全身麻酔を使うのはガン摘出の手術で、増田がやったのは検査なのでは?

2024-03-25

死んだ後どうなるのか、知りたい

認知症になって自我崩壊するのなら、進行が進む前に安楽死にしてもらいたい。

死とは無なること。全身麻酔意識が飛ぶような感覚で、そのまま二度と目が覚めない。

輪廻転生があるのか。

また何かにまれるのか。

2024-03-11

知的障害

みなさんは、知的障害病という病気をご存知だろうか?

おれは、知的障害病の患者だ。高2の時に発症し、 それから今まで約20年間、ずっと苦しみ続けてきた。

知的障害病の主な症状は、その名のとおり、知能の低下だ。 またそれに付随して、精神状態悪化健康悪化も引き起こす。 恐ろしい病気だ。 真の病名や治療法については、いつか話すことがあるかも知れないが、 約束は出来ない。

知能の低下についていうと、 まずIQ推定で50ほど下げる。 主に障害される能力は、ワーキングメモリーと単純記憶であり、 これは受験的な能力に直結する。 これがおれが大学受験競技プログラミングで失敗した理由だ。 もちろん、精神健康悪化による影響も大きかった。

この病気になった時点で、東大受験は諦めざるを得なかった。 記憶力と計算力がなくなったからだ。 今思うと、 中学から好きでやってた英語は強かったので そこまで悲観することもなかったかも知れないが、 国語で明らかに不利になることを考えると、 断念せざるを得なかった。

おれにはもともと膨大なワーキングメモリがある。 最近では、これが算数トレーニング法として認知されているようだが、 おれが中学受験の時にやっていたのは、問題を頭の中で解く遊びだ。 なぜこんなことをしていたかというと、囲碁将棋では頭の中で考えるのに、 算数だけは紙に書いて考えるというのでは、 考えるの意味矛盾すると考えていたからだ。 最後まで解法を読み切りそれから答案に着手する。 自分でどう考えたかもわからないほどに 一瞬で読み切った時には脳の中に電撃が走るような感覚があり、これが快感であったことを覚えている。

あの快感をもう一度味わいたいものだ。

この状況で、 とにかく出来るだけ勉強せずに行ける大学といえば、 東工大か、あるいは京大くらいしかなかった。 それより下の大学に行くくらいならば、死んだ方がましだという考えだった。 韓国にはSKY or dieという考えがあるらしいが、 これを日本に言い換えると東京一工 or dieとなるだろう。 そういえば最近アジアンドキュメンタリーというところが出してる 「SKYに届け!韓国受験戦争」という映画を見たが、かなり面白かった。 行ったことはないが、韓国面白い国だと聞く。

ところで、人はなぜ、自身の不幸を感じるのだろう? 残念ながら、知的障害病のおれよりも頭が悪い人間死ぬほどたくさんいるのだが、 なぜ、彼らは幸せそうなのだろうか? 思うに、人は自身の望まぬ人生を生きなければならないと感じた時、不幸になる。 彼らは生まれからずっと馬鹿なので、今が馬鹿であっても不幸にならない。 一方でおれは、天才だったもの病気によって馬鹿になったので、不幸になる。 こういう理屈だろう。 この意味で、病気は確実に人を不幸にする。

絶望の中、人生呪い、親を恨み、何度死のうと思ったことか。 しかし、将来的に治療法が見つかることを信じて、なんとか耐えてきた。 容姿が良い方のため、女性関係を持つこともいくらかはあった。 これには精神的に支えられたと思う。 女にはどうやら、男を支える効果がある。 逆も真なのだろうか。 うまく出来たものだ。

まぁなんとか命からがら京大に入ることは出来て、 その頃には、あるいは京都気候が少し合ってたのかも知れないが、 多少は自身の病をコントロールする術を覚えた。

わかったことは、どうやらこの病には波があり、良い時もあれば悪い時もある。 自身スケジュールを柔軟に管理し、 調子が良い時に集中して成果を出せば、 平均的には人並みにすることは出来る。 こういう考えで、今まで生きてきた。 独身仕事スタイル含め、おれが完全な自由を好むのは、 そもそもおれが麻布京大スーパーフリーダムガンダムであることも関係するが、 そうでないと自身生活破綻してしまうからというのも大きい。

こうした自分の考えもあり、 また相手側の考えもあっただろう。 結婚を逃してきた。

おれは、おれの人生をめちゃくちゃにしたこの病を治す必要がある。 もちろん、外科的手術には何度もトライした。 しかし、すべて失敗した。

明日、おれは最後の戦いに望む。 これで最後にしたいという思いがある。

自信はある。 医学タイムスパンの中では 比較的新しめの理論に基づく手術であり、 2010年から臨床研究報告がいくつか出されているが、 これらのうちめぼしいものは大体目を通し、理屈に関しては大体理解した。 おそらく、ベクトルとしては正しいだろう。

外科手術というのは本当に恐ろしいものだ。 今回は相当な侵襲ダメージが見込まれ、動けない時期がしばらく続くはずだ。 筋トレなども、いつ再開出来るか見込みすら立たない。 手術自体も、事故は常に起こりうる。 静脈穿刺で神経を傷つけて手が麻痺したという事例もあったようだ。 また、全身麻酔中に死ぬこともある。 途中覚醒というのも起こり得る。 もちろん、手技自体ミスがあって後遺症が残ることもある。 ノーリスクの手術はあり得ない。 ブラックジャックですら、手術は賭けだと言っているのだ。

怖いが、やるしかない。やるか、死ぬか。 マックスか、死か。 この考えを持つことが重要だ。

手術は成功する。 おれは知的障害病を克服する。 そしたらやってみたいことがたくさんある。 自身の抑圧されていた頭脳解放してチャレンジしたいこともある。

もちろん、結婚もしてみたい。 出来るだろうか。 とりあえず、今夜は子供名前を考えながら 明日に備えてぐっすり眠ろうと思う。

2024-02-25

anond:20240225110926

顎が小さすぎて抜歯しても更に全身麻酔の顎切り?の手術も必要と言われてビビって矯正できてない

2024-02-12

anond:20240212165650

臓器が最優先の死なるということだと思います

 保守派論客ウェズリー・スミス自身ブログ5月8日)で引用している上記論文の一部と、オックスフォード大学サイト5月10日付で全文公開されている同じ著者による論文 Organ Donation Euthanasiaを読むと、その主張とは「生命維持治療の中止にも死後の臓器提供にもそれぞれ自己決定権が認められているのだから生きたまま全身麻酔で臓器を摘出するという方法による安楽死を選べるようにするのが合理的そうすれば臓器が痛まず提供意思を今よりも尊重できるし、患者本人も延命停止後の苦痛を避けることができる」というもの。「どのみち死んでいく患者だけに適用するのだ」から意思決定能力のある患者自己選択と、独立した委員会での承認を条件にすれば、「死ななくてもよい患者死ぬということは起こらない」。

http://www.arsvi.com/2010/1008km.htm

anond:20240212164053

臓器とか使われる予定なので痛くないは気のせいかもしれません

そもそも激痛だと全身麻酔じゃないと起きちゃうこととかあるしね

処置が行われた当日、女性コーヒーに鎮静薬が入れられ、女性昏睡した。しかし、医師が致死薬を注射しようとしている時に女性が目覚めた。安楽死完了するまでの間、親族女性を押さえ付けていなければならなかったという。

 

安楽死後臓器提供ベルギーオランダカナダスペインですでに合法

誰がどこで死ぬかあらかじめわかっていて、新鮮な臓器が得られるから

貧しい人に対して欧米はどこまでも残酷だね

2024-02-07

無理していたら腫瘍ができた(追記あり

プロフィール

 33歳。女。発達障害自閉スペクトラム症ADHD)と双極性障害2型。ただし、この話に理解のある彼くんは登場しないので、安心して読んでほしい。

家族構成

 家族は父のみ。母は自殺した。兄弟はいない。

 父は、一流企業定年退職した後、趣味で一流大学や一流大学院に通っている。私なんかを養ってくれている。

 しかし私が、私を含む社会的弱者、例えばホームレスなどに同情的な発言をしてしまうと、「お前は馬鹿からパヨクに騙されてるんだ!」と怒鳴り散らす。選挙になると、私を選挙会場に連れていき、この候補投票しろ命令する。

 母は、私が発達障害で、理想的な娘ではなかったため、統合失調症になり、自殺した。母には毎日、よく殴られ、よく蹴られていた。

 悲しかったのは、高3の夏に、両親が、私が飼っていた水色のマメルリハインコを殺してしまたことだ。鳥籠を室外機の上に置いて蒸し焼きにした。同じ高校のみんなが旧帝大医学部を目指している中、MARCH文系でさえ危うかった私を勉強させるためだと言っていた。日付だって覚えている。2008年7月19日だ。それまでは、親の人間性を信じていた。親に殴られたり蹴られたり死ねと言われたり自殺しろと言われたりしても、いくらなんでも小さな小鳥の命まで粗末に扱うとは思っていなかった。

就労移行支援基本情報技術者

 B型作業所に通っていたが、去年の5月から就労移行支援に通うことになった。職員に、障害者雇用で働くには何が何でも週5フルタイムで動かなければいけないと言われて、夜眠れなくてふらふらでも、レッドブルモンスターエナジーなどのエナジードリンクを何本も飲んで通ってきた。

 月〜金曜日就労移行支援土曜日基本情報技術者の講座に通った。

 去年の10月基本情報技術者には受かった。今はJava SE Bronzeの勉強をしている。

肺の腫瘍

 実は、去年の6月から咳がひどく、咳の勢いで吐いてしまうので、去年11月にようやく病院に行った。すると、町の内科市民病院大学病院と、病院がどんどんランクアップし、肺の腫瘍が見つかり、全身麻酔で肺の腫瘍を切除されるはめになってしまった。2月下旬に良性か悪性かの告知がある。

 何がいけなかったのかと考えれば、全部がまずかった気がして、どこから手を付けたらいいのか分からなくなる。良性でも悪性でも、今後どう動くか考えなければならない。

今後

 良性だったら、このまま就活をがんばって、障害者雇用でどこかの企業に雇われること。障害者雇用相場を考えるとかなり無茶な話だが、手取り14万円以上もらうこと。東京都精神障害者生活保護費がそれくらいと聞いた。それさえあれば生活できる。

 悪性だったら、どうしようかな、生活保護でがんの治療って受けられるのだろうか。

追記(02/08/15:30)

 たくさんの反応ありがとう。力になった。

 病院には早く行った方が良かった。幸い、PET-CTの結果、全く転移はしていないそうだ。

 基本情報のこと、認めてもらえて嬉しい。本番でRAID0とRAID1を間違えるという初歩的なミスをしてしまったけど、なんとか合格できたよ。

 2年前に別の増田に書いた、超有能な相談支援専門員とはまだ繋がっているし、今の就労移行の職員も、親身に話を聞いてくれる。また、オンラインカウンセリングでいい公認心理師を見つけて、定期的に話を聞いてもらっている。

 あと、精神障害でも障害基礎年金をもらいながら働けるの?身体知的の人だけだと思ってた。本当なら、生きることが完全に怖くなくなるなぁ。

2024-02-01

煙草を煮詰めた液体を飲んだので、一応共有

自殺目的タバコ一箱(銘柄は捨てたからよくわからん)を鍋でぐずぐずにして何日か経ってから飲んだ。

結果として死ななかったし、この方法じゃ死ねねーなとも思った。


以下飲んでからの体調変化。

尚、計ってないから経過時間はてきとーである

(〜飲み込んだ直後)喉が痛くなる

激痛ってほどじゃないが、ビリビリする痛みがある。

辛さからくる痛みとは全然違うし類似感覚も思い当たらない。とにかく、なんかビリビリする。

(〜2分くらい経過)視界がグラつく

全身麻酔の前に入れられる導入剤?が入った時の感覚が一番近いと思う。

ふらつきこそすれ歩けるし、今思えば大した変化ではないけども、当時としては「こっから死ぬのか…!!」という期待感は持てた。

(〜30分くらい経過)気持ち悪い

とにかく気持ち悪くて、二時間くらいたって最終的に吐いた。



情報が少なくて申し訳ないが、ほんとこれくらいのもんだった。

人間はよくできてる。

2024-01-11

anond:20240111014041

過多じゃなくても学生だとまだ定まってなかったり、大人でもストレスで止まりやすい人不正出血やすい人とかもいるしね

治療は何してるのかは分からないけど、もしピルとかだったら血栓できやすいしもし大怪我してすぐ全身麻酔で手術必要とかなったらかなりリスクいからそれも気をつけた方がいいよ

私は家の玄関と持ち歩くカバン名前と緊急連絡先とピル飲んでること書いた紙を社員証入れに入れて、避難しがてら首にかけられるようにしてる

2024-01-05

手術時、全身麻酔前にリラックスするために麻酔科医が側管から入れてくれた薬ってなんてやつなの?

調べても出てこない。

まじで手術の不安とか動悸とか鼓動が一発で消し飛んで平常心になれた。

あの点滴さえあれば、彼女がいなくても結婚しなくても孤独でも平穏に暮らせる。

頼む。

誰か医療系の知識ある増田いないのか?

anond:20240105205331

落ち着いた状態かな。

自分なりに努力しても思ったようにならない時、女性から拒絶された時、この先も独りで生きていかなければならないことを考えた時に動悸がすごくなる。

市販薬で抑えていたけど、最近効果がなくなった。

前に初めて虫垂炎腹腔鏡手術受けた時、全身麻酔と手術の不安で動悸がすごくて「ピッピッピ」って高速で鳴ってた。

その時に麻酔科医が「麻酔の前に気持ち落ち着ける薬を側管からしますね」って言って、直後にものすごいリラックスして落ち着いた気分になり息も鼓動も正常になった。

常にあの感覚でいたい。

というかあの点滴が常に欲しい。

2023-12-23

歯科医全身麻酔死亡事故

素人危険全身麻酔させなくても、鎮静剤と部分麻酔の併用じゃダメなのか?流石に併用するのは無理?

2023-12-21

anond:20231221173916

子宮取ると更年期障害みたいになる人もいるし、子宮に限らずそもそもあるものを取るのは前とおなじ生活にはならないね

かと言ってピル毎日同じ時間に飲み続けなきゃ効果ないし、(どっかに誤差2時間が限度と書いてあった気がする寝坊寝落ち昼寝気をつけなきゃならない)保険適用にしてくれない場合もあるし、人によっては合わなくて体調崩す人もいる

ピル血栓できやすくなるから全身麻酔必要な手術は薬抜いてからだし、緊急手術とかは死亡リスク高くなる

こういうのを天秤にかけるから人それぞれ

あと子宮摘出は母体保護法禁止されてるから子宮系の病気にならない限りは国内では物理的に無理

2023-12-12

https://anond.hatelabo.jp/20231212155609

うちの父親タバコの吸いすぎで肺気腫で死んだんだけど、とてつもなく苦しんだんだよね。そりゃもう「いっそ殺してくれ」と言わんばかりに。

痛み止め? 肺の病気って痛いんじゃなくて苦しいんだよ。呼吸ができないんだから

やんわり首を絞められたまま、病院のベッドでずっと生かされることになる。最終的には危篤状態になって意識を失うけど、それまでずっと地獄の苦しみが続く。この苦しみは、薬では緩和できない。

コロナ活躍した人工肺ECMOを使えばいい?

あれって全身麻酔意識ほとんど無くなるからコロナみたいに治癒する見込みがあるならいいけど、肺がん肺気腫のように治らない病気場合死ぬまで意識を失ったままになる。

2023-11-12

つぎはどこの飲食店に行ってみようかな

免許センター最寄りの食堂とか

でも、もうあんまりたくさんたべられない身体なっちゃった

酒もやめといたほうがいいから頼まないので、前ほどは楽しくないんだ

親も親戚も年上の有名人もどんどんしんでいく

人の振り見て我が振り直せで、年下の作ってる社会に遠慮しつつ独りで暮らしてやり残したことこなしてしんでいきたい

こないだの手術で全身麻酔のかかった瞬間と覚めた瞬間と、その間の記憶がぜんぜんなかったからそんなふうにしたら安楽死できるのかなぁって

2023-10-29

[] 基本的他人のことや自分のロールを気にしない(出来ない)ワイやが

病院の時だけはめちゃくちゃ他人意識する。中年なのに犬猫幼児並に病院苦手なのよね

苦手意識を持っているという比喩表現ではなくて、文字通りの意味で、

ビビり過ぎて尿検査ができないレベル(引っ込んじゃって、1リットル飲んでも出ない)

血圧もメッチャ上がる、全身麻酔とかなら大丈夫だけど、そうじゃない場合血圧上がり過ぎて検査も手術も出来ない予感

(あ、大腸検査大丈夫でした。なんか上手いひとだったのと見えないからだね、緊張はするけど・・・)

コロナ検査で鼻にブッ刺すレベルで既にトラウマなんだよな・・・

  

これは基本的に何も気にしない(気にできない)ワイでも閾値超えてて、他人意識しないの無理ですね

2023-10-17

見てみたいドッキリ

ターゲット健康診断病気発見されたので急いで手術をする必要があると告げられ、全身麻酔にかけられる。

遠い未来っぽいセット(壁自体ぼんやり光ってたり、立体映像があったり)を作って、

目が覚めたターゲットに「麻酔をかける際にミス昏睡状態から目覚めなくなってしまったのでやむなく冷凍保存されていたが、科学進歩治療できるようになったので解凍した。今は西暦2100年」と伝える。

嘘のニュースアメリカ消滅した、エイリアン統治されているなど)を流したり、知ってる人の子孫として知り合い本人が出てきたりしていつ気付くかドッキリ。

見たい。

2023-09-24

オレ明日全身麻酔かけて手術するんだ

今度、目を、覚ましたときに、

まれ変わって、

いればいい

















生活習慣病の尿管結石尿道からの取り出し手術ってだけだから恥ずかしい…(/-\*)

2023-07-29

anond:20230723205746

承前 https://anond.hatelabo.jp/20230723205746

カテーテルでの手術だが、気管挿管をして全身麻酔で行うことになった。ミリ単位での治療になるので頭をなるべく固定したいとのことだった。

夫いわく、カテーテル検査局所麻酔で行ったのだが、造影剤が入った瞬間、うわぁつとなる感覚があって、思わず身体が動いてしまう時があるそうだ。

主治医は「脳ではそういう感覚は出ないはずですが」と言っていたが、術中に身体を動かさないように念のためとのことだった。

カテーテル手術が終わったら、1日明けて、開頭手術を行う。

開頭手術は、主治医ではなく、ベテラン脳外科医が担当してくれることになった。

脳外部長を務めるぐらいのキャリアがあり、後頭部からの手術の経験豊富だとのことだった。

頭蓋骨を外したらその部分はどうなるんですか?」

「骨をはめてから金属の添え板でふさぎます

「その金属があると飛行機に乗れないとかないですか」

「まぁ、金属が体に入っていると説明する必要はありますね」

詳細を聞くと、これはかなり大手術であることがわかった。

頭骨を切って外して、窓を作り、そこから顕微鏡で見ながら、脳の神経を避けながら、奇形になっている血管をレーザーで焼いたり、クリップを設置したりで、血流がいかないようにする。

こんな大手術に耐えられるのか。

説明を受けた夫が車イスで病室に帰った後、主治医に再度聞いた。

「どのぐらいリスクがあるものでしょうか? 夫の前では聞けないのですが」

持病がいろいろとある夫が開頭手術に耐えられるのか。開頭手術にはなんらかの後遺症が出るのではという不安があること、あまり例がない手術ではないかなど、率直に話をしたところ、執刀を担当する医師から話を聞けることになった。

執刀医も、主治医も、懸念をしているのは、問題の血管から出血脳幹にたまったことだという。

今回はたまたま出血量が少なかったから良かったが、次はこうはならないだろう。

脳幹生命維持に関わる個所なので、なるべく手術を急ぐのは再出血が怖いからだと。

このような部位に血管の奇形があるのは珍しいが、術式としては経験があるし、一か八かのような手術ではない。

セカンドオピニオンを取りますか?」と聞かれたが、セカンドオピニオンの手配をして、手術の段取りを壊すよりは、なるべく早く手術を受けた方がいいだろうと判断した。

1日目、カテーテル手術のために手術室に入ってから時間

懇談室で待っているのもくたびれて、手術室前のベンチに座っていたら、ちょうど主治医が出てきた。

「無事終わりました。もうすぐ出てきますよ」

と声をかけてくれた。

ICUに運ばれていくところで、

「終わったよ、手術うまくいったよ」

と夫に声をかけたが、麻酔ぼんやりしていて「え、なになに」というような反応だった。

ICUへ運ぶ看護師たちもホッとしたようだった。意識も戻っているしとりあえず、第1関門は通過したと思った。

ところが、翌日の午後、主治医から電話がかかってきた。

明日の手術は延期させてください」

なにか悪いことが起きたのか、とドキッとしたが、

「思ったよりうまく行って、開頭の必要がなくなったからです」

昨日のカテーテル手術は、脳の奥にあってメスがいれられない箇所にある奇形の血管を塞ぐのが目的だった。

夫の体の血管の配置が、生まれつきカテーテルを入れにくくなっているので、時間がかかっていたのだが。

今回は通常とは違う部分から入れるように工夫をしたところ、思いのほかうまくカテーテルが入ったそうだ。

それで、第一目標は予定よりも早めに成功

「昨日はとてもカテーテル調子が良くて」

主治医説明をしていたが、開頭手術で対応しようとしていた箇所の血管にもカテーテルアプローチをしてみたところ、ふさぐことができた。

造影しながら手術を進めていたが、画像を見る限り、対応しようとしていた血管のほとんどで血流がみえなくなってしまった。

翌日、画像を見ながら、夫と再度説明を受けることになった。

術前術後の画像比較して見たら、一目瞭然だった。

かに、血管の影が映っていない。

モヤモヤしていた部分が消えている。

予想していた以上の成功だった。

そのまま治療はせず、1週間後には退院となった。

治療副作用で、しばらくは激しい頭痛が続いたので、大事をとって入院をしただけで、再出血の恐れはほぼなくなっていた。

退院の時はタクシー帰宅をした。その日は近所を歩くのも難しかった。入院していただけで体を動かしたわけでもなかったのに夫は10キロ以上やせたそうだ。

「脳が回復しようと、エネルギーを使ったのかな」

「脳ってエネルギーを使うんだね」

リハビリとして、昼間は出歩くと体力が消耗するだけなので、夜二人で歩くようにした。

少しずつ距離が伸びて、やっとスーパーまで行けるようになった。そんなことがうれしい。

並んで歩けることがこんなにうれしいなんて。

2023-07-28

anond:20230728121405

江戸時代医師華岡青洲の「乳巖治験録」によれば、日本で初めて全身麻酔乳がん摘出手術に成功したとのこと。

乳巖=乳がんのことですわよ

2023-07-26

アラサー 男 鬱病歴15年

中学生の時から両親に虐待を受け、(人格否定暴力鬱病発症

高校2年生は鬱病が酷く、引き取られた祖父母の家で1日中寝ている生活

担任教師のお情けで3年制に進級はでき、なんとか登校できるまで回復したが、もとから落ちこぼれ気味だったのもあり、勉強は全くついていけず

療養&浪人で3年間浪費し、21で大学入学するも、その年に中退

鬱病の症状が改善しないので、主治医から電気けいれん療法全身麻酔をして、脳に電極刺して電気を流す治療)を勧められ、受けるもの記憶力、思考力が落ちるだけで鬱病改善はせず

なんとか就労するものの、1社目は仕事ができなさすぎて1年ちょっとでクビ(遠回しに退職しないかと打診された)になる

今も辛うじて2社目で会社勤めをしているものの、仕事ができない無能自覚はある

薬を変えたり、朝日を浴びたり、運動をしてみたり、電気けいれん療法を試してみたりと色々改善できないか試したが、全く実らず

人生の半分以上を鬱病の症状に苦しみながら生きてきたが、まったく良くなる気配が感じられない

元々突発的な希死念慮はあったが、今は「この先良くならないなら今死んでしまったほうが楽ではないか」という考えに取り憑かれている

自分が異常である自覚はあるものの、異常であるという自覚がある故に自分判断に自信も持てなくなってしまった

昔は「普通幸せな家庭を築く」という憧れがあったような気はするが、今は叶わないことも理解している

今後、どうしたいか・どうなりたいかすら思い浮かばないが、何らかの救いを求めてここに書きなぐっている

この文章を読んで「こんな奴もいるんだな、こいつよりはマシだな」と誰かの救いになることを願っている

2023-07-03

anond:20230701233043

歯科恐怖症や嘔吐反射で調べたらいいと思う。

今の保険制度だとどうしても複数回治療に行かないといけないから、途中で行けなくなる人がそれなりにいそう。

自費治療なら全身麻酔を使った治療薬できるらしいが、やっぱりすごく高いらしい

2023-06-28

全身麻酔何秒耐えられた?

俺のタイムは27秒

医者のセンセと一緒に測ったので公式の記録になります

結構耐えたほうらしいですよ。

2023-06-25

手術室で知らない間に爆音音楽さないでほしい。難聴の気配があるから気を付けているのに

初めて知りましたが、https://togetter.com/li/2173391

手術室の音楽話題

内耳センサーである有毛細胞消耗品で、壊れたら二度と回復しない。普段からイヤホンなども音量には気を付けているのに。

全身麻酔で手術を受けたことがありその時は術前は無音だったけど、もし患者に無断で”爆音で”音楽かけるならば、やめてほしい。ほしかった。

麻酔意識記憶がなくとも、耳には物理的に音波が到達するんだから

程よい音量で、先生方の集中力高まるのなら別に構わないけど。

一度の手術時間で大げさなと思われるかもしれないが、昔爆音演奏するライブ(ハウス)に行った後しばらく耳がおかしかったので、やっぱりよくないのでは?手術時間が何時間にもわたる場合特に

せめて事前にお断りくらいしてほしい。お願いします。

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