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はてなキーワード: 獲得議席とは

2023-12-17

anond:20231217191942

根本なすれ違いがある気がしてきたが

2021年自民公明の得票率と、獲得議席比率がおおむね比例している

②だから小選挙区自民党有利はデマ

①が②に繋がってなくね?と言っている

俺が「その「得票率」を与党(自民公明)が得やすい という話じゃないのか?」と言ったのは

俺がそう主張しているわけではなく、その主張をしている奴らの言い分としては~ という文脈だよ

2023-11-10

2000年以降の衆院選での自民党議席数得票数

総理大臣獲得議席小選挙区得票数比例代表得票数
20002332494万1694万
2003小泉2372608万2066万
2005小泉2963251万2588万
2009麻生1192730万1881万
2012野田2942564万1662万
2014安倍2912546万1765万
2017安倍2842650万1855万
2021岸田2612762万1991万

2009年政権失陥時より2012年政権奪還のときのほうが得票数が低いのは草。

2023-07-23

anond:20230722233852

比例代表 党派別得票・獲得議席 https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/sangiin/00/hsm12.html

自公維で60.9%、自公維国参Nで72.6%。

右派左派の力関係は7:3となり、その勢力差は当然ネットの各所に表れる。

右派妄言正論に仕立て上げられる一方、左派正論妄言に仕立て上げられてしまう事例が続出する。

 

在日朝鮮人差別するコメントネット日常風景となり、それに感化されたヘイト犯罪が繰り返し起きようが、

山田宏議員が「朝日(ちょうにち)新聞」とツイートしようが、杉田水脈氏がLGBT生産的でないと言おうが、

伊藤詩織さんに対して「〇営業」という右派誹謗中傷があふれようが、百田尚樹氏が梨泰院事故を何度も嘲笑おうが、

虎ノ門界隈が小室夫妻に罵詈雑言を浴びせ続けて眞子さんをPTSDに追い込もうが、右派論客元総理を銃撃する事件が起きようが、

埼玉公園水着撮影会問題著名人を含む右派・反左翼の人々が共産党女性議員3人の容姿揶揄するツイートをしようが、

東浩紀氏が「左翼は口が悪いから、攻撃的だから支持されない」と言い続け、それに多数の共感者が出てきてしまうのが良い例だろう。

2023-02-27

2023-02-27 松竹伸幸記者会見 質疑応答

質疑応答日本語部分だけを文字に起こした。

質疑応答の前のスピーチ日本語版:https://ameblo.jp/matutake-nobuyuki/entry-12791264458.html

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Q) 現在党員資格回復を求めていらっしゃるということで

来年の一月にそれが党大会で取り上げられる

ということなんですが

他の党員の方々が松竹さんを支持するという風に思いでしょうか

また、中央委員会がそういう声をちゃんと聞いてくれて党員資格回復する、

除名決定を撤回するという決定をする可能性は

どれぐらいあるんでしょうか

もし党首選挙が行われる場合

松竹さんが立候補されて党首に選ばれる可能性というのはどれぐらいあるとお考えでしょうか

松竹さんの主張がどれくらい支持を受けているか

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A) 何と言っても27万人の党員がおりまして

でも私は直接に自分支部所属している党員以外と、そういうことを語り合うことが許されてないものですから

からないところが多いですけれども少なくともSNSなどでの共産党員

あるいは地方議員を名乗る方の投稿を見れば

もちろん私を批判する投稿もたくさんありますけども同時に私に理解を示してくれる投稿もそれなりにある

そういうことがSNS上で可視化されているっていうのは

これまでの共産党歴史の中ではなかったことで

歓迎すべき変化だと思います

それで私を批判する声がそれなりに存在することは確かです

けど同時にそれ以上に、今回、除名ということに踏み切った

共産党にとってこうやって本を出して

党に改革を求めたっていうだけで除名されるような事件って

この何十年間なかったことなので本当にそんなやり方でいいのかっていう風に思っている人の方がたくさんいるとは思います

ただそれが大会に集まってくる人達の多数の声になるかは、なかなか難しいところはあるかなとは思います

党首公選が実現したとして私が立候補して志位さんに勝てるかという話ですけれども

私は勝つ勝たない、ということよりも

党の安全保障政策のあり方みたいなもの

党首公選をすることを通じて党員の中で活発に議論を起こすことが一番大事なことだと考えていて

私と志位さんってそういう点でいうと先ほど述べたようにそんなに大きな違いは無いんですね

自衛隊とか日米安保はずっと否定してきた立場だけども

しか野党共闘の中で

そこに修正を加えざるを得なくなった、その志位さんの苦渋と言うか難しさを私も感じていてそこに行こうとしてる

でも共産党員の多数は日米安保も即時廃棄で自衛隊なんか絶対認められないっていう人が多数で

おそらくそういう人の中から立候補者が出れば

そういう人が圧勝してしまうかもしれない

でも政党としてそれでいいのかっていうことを

党首公選実施することを通じて議論をして

共産党員がそこから

政党党員としての自分の考え方を鍛えていくと言うか発展させていくっていうことを期待して

立候補を表明しているということです

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Q) 公選制になれば共産党のより原理主義的な主張を持った人間がむしろ代表に選ばれてしま可能性が高い

ということは松竹さんの考えとは相容れないというか

その逆の効果を持つことにはなりませんかという質問です

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A) そういう大事問題共産党の中でほとんど議論されてこなかったっていうことが一番大きな問題

でも同時に共産党員は本当に憲法9条大事にして日米安保を廃棄して自衛隊を解消したいと思ってるけども

同時に共産党党員としては共産党政権に就くということも真剣に考えてそこを議論すればね

自ずから自分思想信条はあっても

共産党としてどういう態度をとるかっていうことについては

新しいステージに行くんじゃないかなって思ってます

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Q) 志位委員長が何度もこの間、再選されております

その選挙過程は非公開であるとおっしゃいました

その非公開の場で何が起きていると思われますか?

もし公選制にしたら志位委員長が負けるのではないか

というふうにおっしゃったと思うんですけれども

公選制にしたら共産党もっと議席を増やすことができるようになるでしょうか?

というのはここずっと、だいたい共産党獲得議席数っていうのは

まり変わっていないように思うのですが

公選制になったら志位さんは勝てないと思いますかっていうのが

二つ目質問です

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A) 共産党党首選出システムは現状は大会が開かれて

その大会代議員が200人ぐらいの中央委員を選びます

その中央委員が選ばれたら

中央委員200人ぐらいの方が別室に移動して

から大会代議員の目に見えるのは

その会議終わった人たちが戻ってきて

第1回中央委員会が開かれて委員長は誰々さんになりました

という報告があるだけで、確かにその中央委員会

どういうことが行われているのかっていうのは

大会代議員にさえ見えない

おそらくメディアもこれまで取材を申し入れたことも

おそらくないんじゃないかなと思います

今後はきっと取材させてくれっていう風になると思いますけれども

それに参加した中央委員会の方から伝え聞く限りでは

集まった中央委員会の前で年長者みたいな方が出てきて委員長として誰々さんを推薦しま

副院長は誰々さんですっていうことを読み上げて

拍手確認するということが行われているということです

率直に言ってそれがもしメディア取材が入ることになったら

ちょっと違和感を持つ国民が多いかなと思います

そういう点でもいろんな改革は求められていて

私はちょっとラディカルに全党員投票って言ってますけども

例えば少なくとも大会代議員は全部

その党首選挙システムにこの関われるとか

中央委員の推薦で選ばれたとしても

党員の不信任投票にはかけるとか

いろんなやり方があってそういう点では現実にあって少しでも党員国民の目にも見えるし党員権利保証される

みたいな改革は積み重ねていくべきだと思っております

それと公選にしたらどんな結果が出るかっていうことについては

本当にその共産党の中で27万人の党員を巻き込んで徹底的な議論が行われるんだったら

いろんな可能性があると私は思います

例えば戦後共産党を作ったのは宮本顕治さんという方で何十年も党首をやった方ですけど

その宮本さんは実は共産党が分裂した時期に少数派で九州の方に左遷されて

全国の党組織から宮本分派だ、除名しろみたいな決議が

全国の党組織であげられるくらい追い詰められたんだけれども

しかしそれではダメだっていう党内の徹底的な議論を通じて

すごい少数派だった方が党首にまでなった

からそういう点では議論を通じていろんな可能性、

もちろん志位さんが当選する可能性もあれば

しかしたら私がそれだけの議論すればやることになる可能だってあると思います

そしてそうやって共産党っていうのは

他の政党と同じように色んな考え方が存在している

政党なのに国民の目にはすごくモノトーン多様性のない政党として写ってるっていう事が

国民から遠い存在になって思われている

そこが共産党の支持がに席が増えないという点で

ひとつ障害になっているので

そこを克服することにもなると思います

公選制を導入して共産党の中にいろんな考え方の人がいるということが国民に伝われば

国民にとっては共産党もっと近い存在になって

議席は少しは増えるんじゃないかなっていう風には思います

今この自民党政治が続いてそれを何とかするために

野党に頑張って欲しいと言うそれなりの世論

あるわけですけれど、立憲民主党ちょっと期待できない

から本当にここは共産党が変わることによって野党の協力がもうちょっと進んで欲しいって感じている国民

やっぱり少なからずいると思うんですね

からそういう点で党首公選もするっていうことも含めて

共産党が変わるということが国民の期待に応えて

議席も増える道だっていう風に思います

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Q) 統一地方選に関連した話です

松竹さんの件があって非常に共産党についてメディア露出が増えているわけですね

でも志位さんは先日の演説

事実を捻じ曲げた反共キャンペーン

みんなで力を合わせて打ち破ろうと。

こういった紙面が赤旗さんにも大きく出ている

共産党松竹さんの件をめぐる動きがそのどういう影響を与えるのか

二つ可能性あると思っていて

無党派層が離れていく面がある一方で

その党内はもう運動量が増えて

地盤が引き締まるということがあるかどうか

今回の件でどういった影響があるところになってるかこれが一つ目の質問です

質問二つ目

松竹さん自身はこの統一地方選にどう臨まれるか

もうすでに除名されてしまってるわけですけど

実は密かに仲の良い人を応援するですとか

それとも何もせずに距離をとっていらっしゃるとか

その辺り、どういったご予定でいらっしゃいますでしょうか

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A) 率直に言ってこのまま進めば工藤さんがおっしゃった

最初可能性の方に傾いてしまうっていうのが率直なところで

そういうことは私も想定もしていなかったというか

何らかのものを出せばハレーションあるかなと思っていた

出版社には選挙の終わった5月に出すか、あるいはその選挙の影響を避けるために1月にするかみたいな事を相談しまして

1月だったら多少何かあっても選挙の本番には影響ないんじゃないかなと思ってたら

予想を裏切るようなことになった

から大変苦慮しているとしか言いようがなくて

現実味がないのであまりこんなことを

言っては仕方ないんですけども

それこそ何かこの処分について見直しをして

何か別のところで言いましたけれども

私と志位さんが握手するような場面ぐらいくれないかなぁ

なんてことはちょっと考えますけれども

現実味のないことだなって

そういう点ではちょっと無力感みたいなもの

抱えているということですね

二つ目問題もそれと関わりますけども

私としてもどうしても今度の地方選挙で通ってほしい

知人とか友人とかいまして、その中には若手で初めて共産党に入って

挑戦しようっていう風に思ってくれた人もいて

できれば応援しに行きたいなっていう気持ちはあるんです

でも逆にこんな世論状況だからこそ

私が応援演説でもすれば支持者が広がるんじゃないか

っていうぐらいのことは思うんですけど

逆にそれは共産党にとっては許されないことなので

これも為す術がないということで

苦しんでいるというのが率直なところです

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Q) 志位さんが書記局長に選ばれたけど

あの時は党内でもほとんど知られない

我々取材してて広報部長に志位さんはどんな人だと聞いたけど

広報部長も全く知らなかったと、そういう人でしたけども

しか共産党は非常に苦しい中で若手の志位さんを

党首にして目眩ましですけども

少なくとも ものすごく状況を変えようとした

そういう知恵はあった

今回の場合処分を巡って

これは志位さんのリーダーシップでやったのか

それともと党内には異論があったのか

それも全く聞こえてきませんけども

この苦しい局面を思い切って展開しようとして

どんな知恵があるという風に思ってらっしゃるのか

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A) 率直に言って短期的に統一地方選挙のご質問とも関わりますけど

大逆転の秘策みたいなのは

ちょっと難しいかなと思ってます

先日、田原総一朗さんのYouTubeチャンネルに出たとき

田原さんが「志位さんと松竹さんと僕と3人で食事でもしようよ」

「志位さんと松竹さんの対談を実現するから」みたいな、その場で握手でもして何とかならないか

みたいなことも言っておられましたけども

ちょっと現実味のないことだなっていうふうに思います

から私の立場としてはここまで

私に逆風が吹いてると言うか

共産党に逆風が吹いている状況ですけど

それを打開するためにも

私は来年1月党大会での再審査というものを重視して

本当にこういう状況、こういう共産党でいいのか

もっと国民に近い共産党になろうよ

もっと議論ができる共産党になろうよ

っていう訴えをして そこで根本的に変えていく

さっき宮本さんの話しましたけど

本当にそれぐらいの覚悟でやっていけば

その先に何か見えてくるんじゃないかなという

期待をしているという状況です

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2022-07-14

anond:20220714165912

人気のある辻元のせいにするのはちょっとかわいそうだな

立民にもうちょっと人気があって獲得議席数が1多ければ当選してたって話でいいと思う

anond:20220714094318

でも自民野党獲得議席数はほぼ予測通りでしたよ

福山が粘ったくらい

2022-07-13

赤松健の得票は「表現規制派」議員当選に資したかどうか

しばしばはてなでは「赤松への投票自民党への投票でもあるから表現規制派が当選することにつながる」という話がよくみられる。

では実際に今回の選挙ではどうだったのか。

まず参議院比例の選挙システムはドント式という面倒なやつで、何票取れば1議席増えるというはっきりした基準は算出しづらい。

ただ、約90万~100万票程度あれば1議席増えるというようには言われている。

そして今回赤松がとったのは約53万票だ。仮にこの票がすべて無くなったとしても、自民党の比例獲得議席に影響するのはせいぜい1議席だ。

では今回自民党最後の1議席となった候補はどういう候補なのだろうか。

今回比例18位で滑り込んだのは越智俊之氏だが、この候補は全国商工会組織候補だ。

今回が初当選政治家としての経歴もないため、いわゆる表現に関するスタンスがどのようなものなのかは正直わからない。

ただし表現規制派の議員バックグラウンドとしてよくある、宗教団体との関係などはおそらく希薄だ。表現などの問題については大して興味がないというのがもっともありうるところだろう。

ちなみにその上の17位の候補である神谷政幸氏は薬剤師連盟組織候補で、まあ同様のことがいえるだろう。

そして今回の自民党候補の中で表現規制派として悪名高い山田宏山谷えり子宗教団体との関係が強い井上義行といった候補は、いずれも16万票以上の個人票を取っており、比例順位1012、13位でまず落選することはなかった。

まり赤松の票によって規制議員当選した、という話は、今回の選挙においてはかなり説得力がないのだ。

2022-07-11

比例獲得議席(2以下の政党政治団体)

政党獲得議席比例得票数比例得票率
れい2議席231万9077票4.4%
参政1議席176万8479票3.3%
社民党1議席125万8493票2.4%
NHK1議席125万3764票2.4%

参政党に負ける社民党

2022-05-17

まず比例代表制選挙をして「獲得議席数」だけを決める。

そのあとに政党ごとに立候補者投票をして「政党ごとの当選順」を決める。

これで議席数は公平、かつ有権者が望まぬ政治家当選するのを防げるんじゃないかね。

2021-11-05

自民議席を減らした理由維新の躍進ではない

立民大敗理由は「かさ上げされていたのが元に戻ったから」

https://anond.hatelabo.jp/20211102032036

 これの増田です。多くの方にブクマブコメしていただきありがとうございました。やっぱり自分が書いたものに反応がいただけると嬉しいですね。

 ただ一切見たことも聞いたこともないブログURLを貼ってパクリ扱いしてきたブコメ意味不明すぎて笑いました。単純に前回と比較してるだけの内容なんだから同時多発的に同じ結論に至っても全く不自然じゃないってば。

 いただいたコメントの中で「維新が伸びたのも前回希望の党に吸われた分が戻っただけ」というものにはハッとさせられました。立民についての話なので立民が結党した2017年のものと今回の比較しか目が行ってなかったんですが、ちゃんと見るためにはそれ以前もチェックしておくべきでした。素直に反省

 というわけで、今回は民主党政権から再び自民党政権政権交代した2012年以降の4回の衆院選の結果を見てみます

 今回の立民の敗因として挙げられているのが比例で議席を伸ばせなかったことなんで、以下は比例での獲得議席数です。

民主・立民

2012 30

2014 35

2017 37

2021 39

維新

2012 40

2014 30

2017 8

2021 25

自民

2012 57

2014 68

2017 66

2021 72

 2012年2014年立憲民主党はまだ存在しないので、前身である民主党の数字を当てはめています

 以上を見るとわかることとして、まず、民主党・立憲民主党の比例での獲得議席数は下野以降少しずつ伸びています。立民は比例で議席を伸ばせなかったせいで大敗したと言われていますが、今回の立民の比例での獲得議席数は民主時代を含めても下野以降で最大のものとなっています

 維新は今回大きく勢力を伸ばしたと言われていますが、やはり前回が希望の党に票を吸われた影響で極端に少ない数字になっていただけで、実は今回比例で得た議席数は2012年2014年に及んでいません。

 自民党は全体では15議席減という結果でしたが、比例での獲得議席数は政権奪取以降最大でした。つまり、比例では伸びたもの小選挙区で大きく減らしてしまったということですね。ここで小選挙区の結果も見てみましょう。 

民主・立民

2012 27

2014 38

2017 18

2021 57

維新

2012 14

2014 11

2017 3

2021 16

自民

2012 237

2014 223

2017 218

2021 189

 今回の衆院選では自民党が小選挙区で大きく負けているのがわかります政権奪取以降で衆院選小選挙区で200議席を獲得できなかったのは今回が初です。

 ではどこにこれまで自民が得ていた議席を吸われたのか。

 大きく伸びた維新なのでは? と考えるのが自然ですが、数字を見てみると比例と同様に希望の党に吸われて前回極めて大きく議席を減らしていただけで、それ以前と比べるとそこまで大きな伸びではありません。2014年と比べると5議席2012年と比べると2議席の増加です。一方、自民議席2014年と比べると34、2012年と比べると48減っています。この数字維新議席を伸ばしたというだけでは全く説明がつかない。定数の減少11を全て自民が被ったと仮定してもまだ全然足りません。

 では立民はどうか。前回の18という数字結党直後で小選挙区に満足に候補を立てられなかった影響が大きいとして民主時代比較したとしても、2014年から19、2012年からなら30も伸ばしています。要するに今回立民は小選挙区では過去と比べて大勝だった。もちろんその最大要因は野党共闘で票が分散するのを防いだからでしょう。比例での伸びはここまで大きくないため支持自体が伸びたと考えるわけにはいかず、そうすると野党共闘が効いたと考えるのが最も自然です。そしてこの伸びは自民党の小選挙区での負け分のうちのかなり多くを説明できるくらいに大きいものです。

 つまり今回自民党が議席を15も減らしたのは、維新が伸びた影響よりも野党共闘の影響の方が大きいと推測できます。立民は野党共闘議席を伸ばし小選挙区自民議席を削った。一方希望の党として議席を得た議員を引き入れていた立民はその分を失い、それらは希望の党ができる以前の投票先であった維新に戻っていった。それが今回の衆院選で起きたことだったのではないでしょうか。


 そしてここから先が本題。

 あのね、みんな適当なこと言いすぎ。

野党共闘は失敗だった! 見直すべきだ!」とか「立憲民主党は左に寄りすぎて支持を失った!」とか。

 ここまで見てきたように事実として立憲民主党旧民主党時代比較しても選挙区・比例ともに議席を少しずつ増やしている。野党共闘をしていなかった旧民主党時代よりも今のほうが比例での獲得議席数は少し多い。

 要するに野党共闘のせいで票を減らしているなんてことは別にない。一応野党共闘しなかったらもっと伸びたはずだと考えるならそう言うことも可能かもしれないけれど、そこまで立民のポテンシャル過大評価すべき理由ちょっと思いつかない。

 大敗理由本来立民の支持層にはならないはずの希望の党議席自分たちのものにしてしまっていたのでそれが剥がれたと考えるだけで十分に説明がつく。そこで「共産党と組んだせいだ!」「左に寄りすぎたせいだ!」と言うのはあまりにも短絡的でデータ無視した議論と言わざるを得ない。

 立民が大敗した!→今回共産党共闘していた!→だから共産党と組んだのが失敗だったんだ! なんてのはただの連想ゲームであって分析ではない。

立憲民主党はなぜ若者の支持を得られなかったのか?

https://news.yahoo.co.jp/byline/murohashiyuki/20211104-00266257

 そしてこの記事なんかがまさに典型なんだけど、なぜ支持されないか分析するていでなぜ自分は支持しないのかを語る人が多すぎる。

 自分他人は違う。自分がこれこれこういう理由で支持してないから支持してない他の人たちも同じように考えているはずだなんてことは別にない。本当のところはどうなのかはちゃん調査してみないとわからない。

 左に寄りすぎたから支持されないんだという主張は、有権者の多くが各党の主張、思想政策といったものを把握した上で投票先を決めているということを暗黙の前提に置いた発想から出てくるものだ。でもまずその前提が成り立つのかがだいぶ怪しい。

 普段からネット政治の話をしているような政治オタクたちからすれば右だ左だというのは共通言語だろうけど、それが政治オタク以外にも本当に通じるのかちゃん想像してみてほしい。

 政治オタクたちは各党が掲げる政策を重視するけれど、大多数の人たちも本当にそうなのか。維新大阪で支持されている。でも維新が掲げていた主要政策のはずの都構想は住民投票で否決された。都構想に反対した人たちは維新投票しない人たちだったのだろうか?

 立民がツイッターエコーチェンバーの中で狭い支持者たちに引っ張られてしまっているというのは、まあ、そうかもしれない。では、立民が左に行き過ぎて支持されないんだとかおしゃべりしている人たちはエコーチェンバーの中にいないんだろうか?

2021-11-04

anond:20211104112359

私の住む神奈川10区象徴的だなと思っている

自民現職共産現職維新新人の三つ巴かと思ったら直前に国民新人が出てきて共産何故かキレる

結果は自民>維新>共産>国民自民候補得票数少し減らしたくらいで余裕の当選

維新国民比例復活共産比例名簿単独2位で優遇されてたのに比例での獲得議席を減らした結果議席を失う

共産候補小選挙区の得票も前回と大差なかったしその程度の効果だったと

2021-11-02

立民大敗理由は「かさ上げされていたのが元に戻ったから」

 衆院選での立憲民主党大敗を受けてその理由は何かとあれこれ語られている。その中で多くある意見に「共産党との協力によって支持者が離れたからではないか」というものがある。これは妥当見解だろうか?

 仮にそれが正しいとするなら、小選挙区においては候補者調整によって地力以上のものが出たにしろ比例においては得票を減らしているはずだ。では前回の2017年衆院選比較してみよう。

 2017年衆院選では立憲民主党は比例で11,084,890票を得て37議席を獲得した。

 一方、今回の衆院選では11,491,737票を得て39議席を獲得している。

 

 つまり、比例においては得票数獲得議席数の双方においてほぼ横ばいで、今回のほうが少しだけ多いという結果になっている。(もちろん得票数に関しては投票率自体が今回のほうがやや高いため単純比較はできないが)

 そして小選挙区での獲得議席数は、前回18から今回57と大きく伸びる結果となった。比例においてほぼ横ばいであるにも関わらず小選挙区では躍進しているというのは候補者調整の賜物と見るのが自然だろう。

 さて、ここまでの話を読んで誰もが疑問に思ったはずだ。「躍進!? 立民は今回大敗したんじゃなかったの!?

 このような状況が生まれている理由ははっきりしている。立憲民主党の改選前議席選挙を経ない形でかさ上げされていたからだ。

 そもそも立憲民主党結党時のことを思い出してほしい。当時の民進党小池百合子率いる希望の党と合流するかで割れた。そうして希望の党立憲民主党に分裂したのだ。

 その後、希望の党解党し、国民民主党、新希望の党無所属割れた。

 そして去年立憲民主党国民民主党解党し、無所属議員も含めて新立憲民主党と新国民民主党が生まれた。現在立憲民主党は新立憲民主党である

 つまり、改選前の立民の議席数は109だったがこれは立憲民主党看板選挙で得た議席数ではない。選挙で得た議席数は55に過ぎず、残りの54議席野党再編によって選挙を経ずに得た議席なのだ

 

 立憲民主党という看板投票する人の数は4年前と比べて大きく増えも大きく減りもしなかった。その結果どうなったかというと、選挙を経ずに得た、かさ上げされていた議席を立民は失った。これが今回起きたことだ。

 もともとの議席数が選挙での得票力という実力を大きく上回ったものだったのだ。それが実力通りの議席数に戻った。それだけだ。得票力が下がったわけではない。ただ選挙以外で得たものを維持できるほど上がってもいなかった。(当然、4年が経ち人も大幅に増えたにも関わらず得票力が横ばいというのは党執行部の責任が問われるべきだろう)

 その上で言えることとしては、野党再編によって旧希望の党議席が立民のものになっていた以上2017年希望の党を支持した層の多くは立民支持に回るはずだった、という仮定が正しいとするなら共産党と組んだことはこの層の離反を招いた可能性が高く野党共闘デメリットが出たという見解には一定の理がある。一方この仮定が誤りであれば野党共闘デメリットはさほど大きくなかったと言える。

 個人的意見としては旧希望の党を支持した人たちは野党支持層というよりも第三極支持層であり、この仮定ちょっと無理があるんじゃないかと思っている。今回の維新の躍進も希望の党がなくなってぽっかり空いた第三極ポジション維新が得たと考えると説明がつく。

2021-11-01

マスコミ議席予想を殺す「出口調査立憲民主党」というインターネットミーム

今回NHK民放各社も投票20時発表の獲得議席予想を大きく外したが、これは「出口調査民主党!」(実際は自民党維新投票)というインターネットミームが定着してしまったせいだろう。

Twitterをよくあさると分かるが、普段まり政治的ツイートをしない人も今回の選挙では「出口調査では立憲民主と答えた」というケースが増えていた。

ざっくりとした計算だが、出口調査自民党投票した人を100人捕まえて、そのうちの3人(3%)が「立憲民主党投票しました」と回答するだけで、立憲民主党獲得議席数予想は30議席以上も上振れしてしまう。

逆に、本当に立憲民主党共産党投票した人で「出口調査自民党」という人はいなかった。

出口調査民主党!」というインターネットミーム国民レベルのお遊びとして定着してしまったのだ。出口調査の在り方を再考する時代がやってきた。

2021-09-16

anond:20210916151122

2019年参院選は、立憲民主党議席を伸ばして、自民党は後退した。


あのとき野党の支持者たちが

自民党単独過半数を阻止した」

改憲勢力3分の2を下回った」

みたいに勝ち誇っていて、まじで気持ち悪かった。


野党得票数でも獲得議席でも負けているのに、なんで喜んでるん?

2000年代の党や政権を壊滅に追い込んだ政治家失言ベスト5

政治家失言は時に致命的なダメージ政権または政党のものに与える。酷い時には、党そのものが消えてなくなりそうになるほど大きな傷跡を残してしまう。

そんな失言が致命傷となった政治家のうち、2000年現在までで失言ベスト5を選んでみたい。

第五位 「最低でも県外」 鳩山由紀夫

後に詐欺とまで言われる大胆なマニフェストを掲げて政権交代を果たした民主党政権だったが、財源の疑問などは当初から囁かれており、政権担当能力に疑問を持つ人は、自民党支持者を中心に少なくはなかった。

そうした中で、米軍普天間飛行場返還合意から14年目。民主党鳩山由紀夫が発した「最低でも県外」の言葉きっかけに、移設計画が問い直されることになった。

この一連の流れの中で、鳩山自身同盟であるアメリカからルーピー」と呼ばれてしまうなど、交渉は迷走を極めてしまい、政権担当能力の無さを日本の内外に喧伝する事となった。

その後に続く菅直人政権野田政権も、東北震災時に失言などがあり、イメージ挽回するどころか悪化させてしまったのだが、民主党は駄目だという印象を決定づけた一言が「最低でも県外」であったと言える。

鳩山場合は、現在の彼を見ても「最低でも県外発言がなかったとしても、別のどこかで民主党政権を終わらせていたに違いないのだが、それにしてもだ。

第4位 「金がねえなら結婚しない方がいい」 麻生太郎

失言の多い首相だった麻生なので、取り立ててこの発言が致命的な失言だったとは言わない。この言葉自体は、今から振り返ってみれば若者に向けるには常識的忠告であるようにも見える。

だが、2009年ころは、麻生おろしメディアというメディアが騒いでいた時期だったから、あらゆる言葉失言であるように扱われてきた。麻生言葉尻を捉えてあらゆる批判が行われ、

挙句の果てには、ほっけの煮つけを食べたと言った(ほっけに煮つけ料理はないので庶民感覚が備わってないという批判)、カップラーメンの値段を知らない、ホテルで高級なカレーを食べた、と言った批判を受けるに至った。

国会では、漢字を読み間違う麻生に対する漢字クイズが繰り返され、異常ともいえる麻生おろしによって自民党は壊滅的なダメージを受け民主党政権誕生したのだが、一連の流れの象徴として冒頭の失言を挙げたい。

狂想劇ともいえる麻生おろしによって誕生した民主党政権が後に悪夢と呼ばれるものであったことがトラウマとなり、メディア民衆への影響力が大幅に小さくなる事にも繋がった。

後の安倍政権があれほどの攻撃を受けても、まったく揺るがなかった最大の理由には、メディアが自らの信頼を「麻生おろし」によって失っていたことが挙げられるだろう。

第3位 「全員受け入れるようなことはさらさらない。排除いたします」 小池百合子

2017年衆議院選挙を前にした9月25日小池百合子希望の党結党した。結党当初、民主党への失望、長く続く安倍政権への批判の声を背景に、政権交代が実現するのでは?と言う勢いを示すことになる。

小沢一郎率いる自由党民進党民主党から名称変更)との連携や合流が囁かれると、民進党希望の党との合流を決定し、事実上解党選択する等、巨大政党誕生の流れは着実に出来ていた。

もしも、民進党との合流を果たしていたら、政権交代は決して白昼夢ではなかった・・・だが、小池民進党との合流を問われると「様々な観点から絞り込みをしていきたいと考えております。全員を受け入れるということはさらさらありません」と答える。

排除するのか?と問われ、排除いたします、とまで答えた。この発言が、排除原理と呼ばれマスコミの強烈な批判を受けるに至って希望の党の勢いは大幅に失速し、排除される予定の議員たちが結党した立憲民主党にも獲得議席数で及ばずに衆議院選挙を終えた。

民主党への失望を背景にした発言だったのだが、「排除いたします」とまで言った小池発言は、彼女の生涯における痛恨の失敗だろう。

第2位 「私や妻が関係していたということになれば、それはもう間違いなく総理大臣国会議員もやめる」 安倍晋三

民主党政権を打倒し、希望の党危機をも跳ねのけて快勝し、株価を上昇させ、今日外交安保の基礎となる多くの重要法案を通し、大きな成果を挙げ得意絶頂にあった安倍晋三が、森友学園土地売買に関与していたのでは?との疑惑を向けられた際に行った発言

事実として、今日に至るまで首相夫妻が関与していた証拠は何一つなく、首相夫妻の関与を訴えて来た籠池夫妻が有罪となり「安倍犯罪がとか、私らも(安倍政権打倒勢力に)乗っかかって、そうやなぁと思ってました。」と答えるほどでもあり、

安倍本人には何もない事が分かっていたのかもしれない。だが、この発言によって野党側に火をつけることとなり、のちに続く加計学園問題桜を見る会へと終わりのない追及の流れが続くことになる。

安倍犯罪者のごとく扱おうとする野党メディア言動への対処の為に、安倍政権予算委員会質疑応答で多くの時間を浪費する事となり、世論が厳しさを増す中で以降の安倍政権は以前ほどの強さを見せられなくなった。

余計な一言を言わなければ、悲願だった改憲への道筋も立てられた可能性もある。それだけの成果を残した政権だった安倍政権だが、安倍の悪癖が出た一言によって改憲と言う100年先に残るレガシィを作ることは出来なかった。

無能も侮りすぎれば致命傷になる、という教訓が安倍には残ったかもしれない。

第1位 「拉致などない」 土井たか子

2000年以前には自民党と堂々と渡り合い、与党として政権をも担当した経験を持つ社会党が壊滅する切っ掛けとなった発言が 「拉致などない」だ。

北朝鮮と深いつながりを持っていた社会党は、ずっと以前より「拉致などない」という姿勢を貫いていたので、正確には2000年以降の発言ではないかもしれないが、社会党が壊滅したのは2000年代初頭なので、ここに挙げたい。

2002年小泉政権において、安倍晋三官房副長官の尽力によって、小泉首相の電撃的な訪朝が実現した。

この際、金正日総書記首脳会談にて、横田めぐみさん、田口八重子さん、市川修一さん、増元るみ子さん、原敕晁さん、有本恵子さんと、松木薫さん、石岡亨さんの計8人の死亡を主張。

一方、地村保志さん、(浜本)富貴恵さん夫妻と、蓮池薫さん、奥土祐木子さんに加え、日本政府が把握していなかった曽我ひとみさんの計5人の生存を伝えた。これによって「拉致などない」と言ってきた社会党立場は瓦解する事となった。

死亡した有本さん、石岡さんは生前北朝鮮から家族に宛て手紙を出しており、その手紙を元に社会党を頼ったものの、土井たか子から冷たくあしらわれた事が知られている。そして、家族手紙を受け取った二か月後に有本さん、石岡さんは亡くなってもいるという。

社会党は従来の態度を改めて謝罪したが、こうした事実が明らかになる中では無意味しかなく、2005年に行われた選挙では党首である土井たか子すらも落選する程の大敗を喫し、社民党として名を変えた今日では、党として存続すら危うくなっている。

かつて2大政党を期待された社会党だったが、「拉致などない」と言い続けて来た一言によって、そのすべてを失った。土井たか子は、政治史にのこる女傑でもあるが、同時に最悪の裏切り者としても記憶される事となった。

まとめ

印象深い失言を犯した人を並べてみても、その歴史において相互に関連があり、政治歴史と言うのは面白いもんだなと感じさせられる。

仙谷官房長官の「暴力装置」、柳澤 伯夫の「産む機械」、松本龍の「知恵を出さないやつは助けない」など、味わい深い失言は多くあっても、ダメージの深さではどうかなと個人的には思っているのだが、

皆さんの中には、他に印象に残っている大きな損害を招いた失言はあるだろうか?

2021-07-12

anond:20210712131131

所属議員や支持者が偏ってるから力をうまく発揮できてないだけだよ。

獲得議席数が増加すれば、調整能力は高いかもっとうまくやれるよ。

2021-06-07

ひとくちに与党といっても獲得議席数の割合でかなり出来ることが変わる

ということが意外に知られてなかったりするんかな。

まず単独過半数を取れるかどうか。

次に連立で過半数を取れるかどうか。

それを超えると「安定多数」を取れるかどうか。

その次は「絶対安定多数」を取れるかどうか。

そして改憲発議ができる「圧倒的多数」を取れるかどうか。

2020-04-14

anond:20200414102232

与党だったら獲得議席が4割だろうが6割だろうが8割だろうが出来ることは同じ」

……というわけではない。

国会では議席数が多いほど出来ることが増える。

これは「世論を味方につけやすい」みたいな曖昧な話でなく

もっと具体的に「内閣不信任案を提出するには50人の賛同必要」とかそういう話な。

特に憲法改正

いまの与党憲法改正発議の要件をぎりぎり満たしてない状態

消極的」な支持で与党改憲ができるほどの権力を与えるべきか?

というのが一つの問題

与党への投票というのはいわばアクセル野党ブレーキ

真夜中で道がよくわからんなら普通ブレーキを踏むだろう。

「よくわからんけどアクセルを踏み込もう」という人間は少ないはずだ。

2019-12-14

イギリスでもリベラル嫌われすぎで草

これに関しては恐らく大方の人の予想通り。

EU離脱党ことブレグジット党が実質的な後押しに回った時点で大体の人はこうなる事を予測できたはずだろうしね。

無論最大の焦点はEU離脱だけど、これに関しても過剰なグローバル化反動による所も大きいしね。

移民難民問題による所や宗教関係問題等もあるし、何よりイギリスイギリスでこれまでポリコレフェミ女性の権利やら子供権利やらLGBTやらで大暴れした結果、差別再生産まで起こす事態になっていたから、リベラルに関しては嫌われて当然とも言える状況だったのも確かだったからね。

何もイギリスに限らず、アメリカフランスドイツでもリベラルへの反発が目に見え始めたし、今後は国家ローカル化が進んでいくのではないかなと思う。

フィンランドでは女性首相が連立を組んだ5つの政党党首を全員女性にしたとかやらかしたみたいだけど、あっちはあっちで右派が台頭しだしているみたいだし、北欧北欧スウェーデンノルウェーとかでも移民問題問題視され始めているから、時間問題だと思う。

2019-07-22

悲報立憲民主党、史上最弱の野党第一党だった

野党第一党獲得議席/全議席比率
立憲民主党201917/12413.7
民進党201632/12126.4
民主党201317/12114.0
自由民主党201051/12142.1
民主党200760/12149.6
民主党200450/12141.3
民主党200126/12121.5
民主党199827/12621.4
新進党199540/12631.7
日本社会党199222/12717.3
日本社会党198945/12635.7
日本社会党198620/12615.9
日本社会党198322/12617.5
日本社会党198022/12617.5
日本社会党197727/12621.4
日本社会党197428/13021.5
日本社会党197139/12531.2
日本社会党196828/12622.2
日本社会党196536/12728.3
日本社会党196237/12729.1
日本社会党195938/12729.9
日本社会党195649/12738.6
日本社会党195328/12821.9
日本社会党195036/13227.3

安倍政権を支持しない全ての人が選挙に行っていたら与党は負けていた

内閣不支持率は朝日新聞で34%、産経新聞33.3%であり、日本有権者1億人のうち安倍政権を支持していない人はおよそ3300万人くらいいる。

しかしながら、比例代表における立憲民主国民民主共産社民れい新選組の得票を全部合わせてもおよそ1921万票であり、3300万には遠く及んでいない。

ではもし、安倍政権を支持しない3300万人が全員投票に行き、上記つの政党投票していたらどうなっていただろうか。3300/1921は1.717程度なので、各政党および選挙区候補者が1.7倍の得票を得ていたと仮定すると選挙結果は以下のようになる。

1人区福島栃木群馬山梨岐阜三重奈良岡山徳島高知(合区)、香川佐賀長崎熊本鹿児島野党候補が逆転勝利

2人区:変化なし

3人区:千葉県は自自立→自立共、兵庫は維公自→維公共に。北海道福岡は変化なし。

4人区:神奈川は自立公維→自立公共に、大阪は維維自公→維維共立に。埼玉愛知は変化なし。

6人区:東京では自民党武見敬三落選し、立民の山岸一生が当選

比例区自民15、公明5、維新4、立民12国民5、共産6、社民1、れいわ3、N国0 1議席ラインはおよそ112万票

まり自民選挙区22(38)+比例15(19)、公明選挙区6(7)+比例5(7)、維新選挙区4(5)+比例区4(5)となり(※カッコ内は実際の獲得議席)、選挙前と比べて公明プラマイゼロ維新プラス1だからともかく、自民マイナス29という大敗となっていたわけである

もしも読者の中に『安倍政権は支持していないけど、どうせ私が選挙に行っても変わらないよ』と思っているような人はこの数字を見て心を入れ替えて欲しい。

2017-11-12

政党の先の衆議院選挙での獲得議席と、比例代表の得票率で議席を分配した場合議席を表にまとめてみた

(比例代表制での得票率を使ったのは、小選挙区だとすべての政党選択肢にならないから)

政党実際の獲得議席得票率による分配
自民 283(61%) 154(33%)
公明 029(06%) 058(13%)
立憲 054(12%) 092(20%)
希望 051(11%) 080(17%)
与党 312(67%) 212(46%)
与党 153(33%) 248(54%)

(参考:2017年衆議院選挙 比例代表 政党得票率一覧 | election-portal.com)

2017-10-10

長谷川豊代議士になれるか

日本維新の会公認千葉1区から比例重複で立候補

千葉1区では、自民前職、希望(元民進)前職(前比例復活者)、共産と競り合う。

小選挙区での勝利は、いくら知名度あっても難しい。

 

となると、比例で勝てるかの問題

前回(2014年)の総選挙では、維新比例南関東ブロックで4議席獲得している。

しかしこれは分裂前の旧維新の党の結果である

今回は希望の党の台頭もあり確実に維新獲得議席は減るにしても1議席は確実に取ってくるだろう。

 

維新南関東ブロックの比例順位をつけていない。

から維新南関東小選挙区敗者5人からなる惜敗率勝負となる。

 

長谷川豊以外の4人の選挙区は、千葉2区千葉4区千葉6区神奈川6区

そのうち、千葉2区では前回の選挙で今回と同じ維新候補自民候補ダブルスコアで敗退。

千葉4区野田佳彦首相選挙区で、維新泡沫候補しかない。

千葉6区自民第一野党が競り合う選挙区。前回、次世代の党出馬して最下位だった候補が今回は希望の党で、前回敗退した民主党候補立憲民主党立候補。やはり維新は泡沫となる。

神奈川6区は、公明党の牙城。小選挙区での当選は敵わない。ただし、前回は維新候補公明候補と競り合い次点となり、惜敗率比例復活している。しかし、その比例復活した元維新候補は、今回は立憲民主党立候補。そこに新人維新候補が挑戦する。

 

で、長谷川豊千葉1区は、自民第一野党が競り合う選挙区で、前回民主党当選した候補が今回は希望立候補。前回、自民民主は、3位の次世代の党候補に3倍近い得票数の差をつけた。そこに長谷川豊が出てきても負けるのは確実だが、長谷川豊知名度と、希望の党イメージ悪化自民党のモリカ疑惑などで、票が長谷川豊に流れて惜敗率は上昇する可能性はある。

そうすれば比例復活当選可能性は大いにあるだろう。

 

まとめ(追記)

小選挙区での当選はない

・比例順位を決める党内5人による小選挙区惜敗率競争では優位に立てそう

維新南関東ブロックで比例議席を取れるかにかかっている

2013-07-08

http://anond.hatelabo.jp/20130707104403

(A)自民党に(候補者名を指定せず)投票した場合

  自民党当選人数が増える可能性がある(ワタミ当選効果

  自民党内での当選者の優先順位には影響がない(効果なし)

(B)自民党に、他の候補の名前を指定して投票した場合

  自民党当選人数が増える可能性がある(ワタミ当選効果

  自民党内でのワタミ優先順位が下がる可能性がある(ワタミ落選効果

(C)他の政党をしていして投票した場合

  自民党当選人数が減る可能性がある(ワタミ落選効果

  自民党内での当選者の優先順位には影響がない(効果なし)

ワタミ落選効果を狙うなら、(B)か(C)を選ぶことになる。では、どちらがマシか。

1.ワタミ自民党内で当落線上にいる場合

 (C)によって自民議席を1つ減らすために必要な票数より、(B)によってワタミの順位をひとつ下げるために必要な票数のほうが少なそう。そのため、支持政党特になくて、とにかくワタミを落としたいなら(C)より(B)が有効かもしれない。ただ(B)でワタミを落とす効果が現れるのは、「ワタミより順位の低かった候補が、投票行動によってワタミを抜いた場合」なので、あんまり劇的な効果はないと思う。まぁ、泡沫候補に票が集まったら、間接的に「ワタミ不信任がそれだけ多い」というメッセージ自民党に伝えることはできるかもしれない。

2.ワタミ自民党内で上位にいる場合

 (B)によってワタミの順位を下げるのも、(C)で自民議席ワタミが落ちるほど減らすのも無理。自民を支持するなら(B)、他政党を支持するなら(C)でいいんじゃないか。

 

 結論として、「自民支持なら政党名と一緒に他の候補者名を書く」、「他政党支持ならその正当に投票する」というごふつう投票行動有効なんじゃないかしら。

 「みんなで飛沫候補の○○さんにいれよう!」でワタミが落ちるのは、「1.ワタミ当選者名簿の最下位」で「2.飛沫候補に票が集まることでワタミと順位が入れ変わり」、かつ「3。自民党獲得議席自体は増えない」場合から、狙って実現するのはまず無理なんじゃないかしら。

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