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2023-10-25

仁藤夢乃さんはトランスジェンダー問題についてとてもクレバーである

現在インターネットフェミニストトランスジェンダーの扱いをめぐって大きく2つに割れているのは、トランスフェミニズムに関して興味を持つ人ならばよく知っているだろう。

フェミニズム的な主張をするこのアカウントトランスヘイトも主張しているので、RTしないようにと呼びかけられる光景もしばしばある。

そして学者活動家などの記名で活動しているフェミニストについても、トランスアライと反トランスで分かれている状況にある。

特に学者などを見るとトランスアライの方が多いようだが、千田有紀や先日話題になった牟田和恵など、有名な学者でも反トランス側に立つ例も見られる。

さて、今一部の界隈である意味一番有名なフェミニストとなっている仁藤夢乃さんだが、氏はトランスに関してどのように述べているのだろうか。

…これについては実は「何も言っていない」のだ。少なくともネットなどで確認できる範囲では、トランスジェンダー単体について何も言っていない。

LGBT」全体で見ても、少なくともここ数年はたまに別団体活動について言及したりする程度のようだ。

もちろんそれ自体問題があるとは全く思っていない。人がどのような関心を持ち、どのような社会活動をするかは完全に自由だし、

自分が仁藤夢乃さんの活動する問題領域に対して強い興味関心を持っていないように、仁藤さんも別の社会課題についてはそうするのは当然だし、現実的リソース問題は常にあるのだから

そしてそれだけではなく、自分は仁藤さんのこの姿勢はとてもクレバーだと思っている。

何故なら、仁藤さんの周りには反トランストランスアライ双方の人士がいるからだ。

トランス代表としては、日夜トランスヘイトを発信しているAPP研https://twitter.com/appjp_kokusai代表中里見博や、

男性身体に恐怖を感じる女性配慮せよと主張したり韓国のTERFが出版した書籍翻訳出版している北原みのりなどが挙げられるだろう。

一方トランスアライは、「トランスヘイト絶対〇〇マンであることを宣言したり、「女性スペースを守る会」の滝本太郎に敗訴したりした(https://note.com/sws_jp/n/nfb6cadfe4cca神原元などが挙げられる。

たこうした記名の有名人だけではなく、colabo支持を明らかにしているアカウントでも、反トランストランスアライの双方に分かれているのが見られる。

こうした反トランストランスアライ双方に囲まれている状況の中、仁藤さんがトランスジェンダーについて特定立場を示さないことは、とても有利に働いていると言えるだろう。

トランスジェンダーによる女性スペース利用に関しては「女性シェルター」も問題俎上にあげられており、トランスジェンダーを受け入れない姿勢を示したシェルター運営者が非難されたりしている中、

仁藤さんの団体運営するシェルタートランスジェンダーの利用についてどのような方針を取っているかは若干気になるところではあるが、そんなことは些細な問題なのだろう。

女性支援という「シングルイシュー」のためには小異を無効化する姿勢を取るのは実にうまく、さすがだと思う。

2022-12-15

ぱっぷすはTERFが組織の中心にいる団体です

追記 colaboと比較しているわけでは無いという指摘があったのでタイトル修正しました

最近騒動でcolaboだけではなく、同じモデル事業を受注した他の団体にも注目が集まっているようだが、その中ではぱっぷすがかなり問題のある団体だ。

まずこの団体は、福島大学にいた中里見博が、身内での性暴力問題https://ja.wikipedia.org/wiki/ABCD%E5%95%8F%E9%A1%8C)で組織が分裂した新左翼セクト革共同第4インターナショナル所属している森田成也らと結成した研究団体ポルノ・買春問題研究会」(APP研)を源流としている。

このAPP研メンバーに加え、外部のメンバーを加え結成されたのが「ポルノ被害と性暴力を考える会」(ぱっぷす)だ。中里見はこの団体設立から一貫して現在まで副理事長を務めている。

この2団体の間ではうっすらとした役割分担(APP研研究活動、ぱっぷすは運動被害者救済活動)といったものがあったが、最近になってAPP研積極的運動をするようになってきている。

また2団体の間で共通して役職を務めているのは中里見だけではなく、後述するキャロラインノーマも国際顧問を務めている。

そしてこのAPP研が抱えている問題は例えば草津の件、AV新法の件などいくつもあるが、特に悪質なのはトランスジェンダー差別問題だ。

この団体はいつ頃からか、トランスジェンダー女性に対しあからさまな差別扇動を繰り返すようになり、トランス医療大企業オープンソサエティ財団などと結びついているという陰謀論を主張するにまで至った。

https://translogs.org/%E3%82%A8%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AA/%E3%83%9D%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%BB%E8%B2%B7%E6%98%A5%E5%95%8F%E9%A1%8C%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A

twitterアカウントhttps://twitter.com/appjp_kokusai/)の投稿RTは、もはや半数近くがトランスジェンダー差別扇動するようなものとなっている。

APP研アカウントを誰が運用しているかは判然としないが、中里見本人もトランス女性女子トイレ利用を否定する声明https://sites.google.com/view/no-self-id-japan/)に賛同しており、トランス排除姿勢を明らかにしている。

また先述のキャロラインノーマも、twitterアカウントhttps://twitter.com/carolinenorma76)では反トランス情報積極的に発信しているだけではなく、

トランス姿勢を取っていることを理由に、参院選維新政党・新風から立候補した橋本久美を支持している。(https://twitter.com/CarolineNorma76/status/1548657429348761600

このように母体団体及び会の中心となる人物公然トランスジェンダー女性排除を主張している団体がぱっぷすという団体である

ぱっぷすは東京都から若年女性保護事業受託しているが、このようにトランスジェンダー排除を主張する人物が中心となっている団体がそのような事業受託するのは果たして適切なのか?

保護対象となる女性トランス女性であった場合、この団体は適切な対処を取ると言えるのか?

2022-09-28

仁藤夢乃がTERFと共闘してるのって全然問題視されないよね

すでに言われているけど、仁藤が中里見博APP研と一緒に運動しているのって本当にスルーされているよね。

中里見博APP研いかやばいTERFであるかはtwitterアカウントhttps://twitter.com/appjp_kokusai)見れば一目瞭然だし、

中里見博本人も「女性人権安全を求める緊急共同声明」(https://sites.google.com/view/no-self-id-japan/)で署名してるからな。

中里見博以外でも、一緒に活動している北原みのり千田有紀を明確に擁護し始めてるし。https://twitter.com/minorikitahara/status/1570245245392285698

TERFの本を扱っただけの書店糾弾されているのに、TERFそのものと一緒に運動している仁藤夢乃が何も言われないってのはどうなんだろうか。

anond:20220926120341

仁藤夢乃さんの偉業をお前ら凡百のはてなーにもわかるように紹介していく。

矯風会で講演

仁藤さんは矯風会で講演し、その前会長(当時)と親しげに寄り添うツーショット投稿なさっている。矯風会を知らないお前らのために説明しておくと、キリスト教プロテスタント母体になっている由緒正しい組織で、性道徳を紊乱するような悪書に対して抗議し、わいせつ表現への規制を強めるべきだと主張している高潔団体だ。そのような団体と仲の良い仁藤さんもまた高潔な志を受け継いでいることに疑問の余地はないだろう。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/620808038937526276

秋葉原児童売春巣窟

アキバ性犯罪者がたむろして若い少女買春する街だという衝撃的な事実告発されておられた。アキバに何度も通ってきた増田も「そ、そうだったのか、知らなかった……!」とハッとさせられ蒙を啓かれた鋭い指摘だ。>ttps://togetter.com/li/935702

エロゲーは許せない

エロゲー開発で赤字が救われたエピソードを聞いて「そんなもの許せない!」と憤っておられた。女性への暴力助長する表現なのだから彼女が怒るのは当然だろう。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/977760034946863106

ホストは頼れる存在

ホストに世話になった経験からホストは若年女性の実情を知っている頼れる存在だと指摘しておられる。ホストのことをそういう存在だと思ったことがなかったのでハッとさせられた素晴らしい投稿だ。>ttps://togetter.com/li/967888

若い女は盾として有用

彼女辺野古基地反対のための座り込み若い女性たちを連れて参加し、強制排除しようとした警察官を「若いの子の体を触るな! セクハラだ!」と威嚇しておられる。なるほど若い女性を抗議行動の前面に出せばそういう攻め方ができるのだなぁとコロンブスの卵のような発想に感心した。彼女政治的センスが卓越したものであることを示すエピソードだ。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/1166875826278686720

表現規制反対派は「表現不自由展」に無関心

増田観測範囲表現規制反対派は「表現不自由展」も守られるべきだと主張し、オタク公言する地方議員の中には「表現不自由展」に足を運んで支援の意を表明した者もいたのだが、やはりそれらはごく一部のノイジーマイノリティであって「表現の自由」を掲げる人たちのマジョリティは「表現不自由展」に冷淡だったという当然の事実を指摘なさっていてハッとして涙が止まらなかった。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/1157645637602533377

シリーズ キモいおじさん

2020年から継続中の動画シリーズ。これは差別では? というトンチンカンツッコミを入れる阿呆もいるが、「キモい」というのは性暴力ハラスメントをしてくるという意味であり、容姿趣味揶揄しているわけではないから何も問題ない、というごくごく当然の理屈がなぜわからないのだろうか。理解に苦しむ。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/1254226451949207552

室井佑月さんは夫の性欲処理機

彼女パパ活で辞任した経緯のある米山隆一さんをたいそう嫌っているのだが、彼が選挙に出たときに「妻も夫の性欲処理機ではない」と発言した。これに対して米山さんの妻である室井佑月さんが激怒していたが、仁藤さんが室井さんを性欲処理機だと言っているのではなく仁藤さんが米山さんに向けて「お前は室井さんのことを性欲処理機だと思っているのかもしれないが、それは間違いだ」と忠告している文脈なので、これで怒る室井さんはちょっと冷静になってほしいものだ。>ttps://togetter.com/li/1800362

なんでこんなイラストを置いているの😩💢

仁藤さんは温泉地に出かけたときに『温泉むすめ』という温泉擬人化キャラクターパネルを見つけ、その設定に問題を見つけたので強く批判した。それらの問題がある設定はパネルではなくウェブサイトに書かれていたのだが、パネルイラストを見た瞬間に「なんでこんなものを置いているの😩💢と思って」調査を始めたという慧眼には驚くばかりだ。増田のような凡人であれば絵を見ても何も思わずサイトを調べることはしなかっただろう。ただのイラストから設定に問題があると勘づくことのできる能力稀有である。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/1460060377379602434

セルフID制」反対の学者とも連帯

仁藤さんは、「AV新法」と呼ばれる法律に反対していたが、そのとき中里見博さんという法学者と共同で勉強会を開いている。>ttps://twitter.com/minorikitahara/status/1527146739311865856

この中里見博さんという方は、トランスジェンダーとされる人たちが性自認のみに基づいて法的に性別変更できるようになる、いわゆる「セルフID制」に反対されている方だ。身体性別に基づく女性専用スペースを守るために活動され、そのために心無いTRAトランス権利活動家)からはTERF(トランス排除派ラディカルフミニスト)でありトランス差別であるという誹謗中傷を受けておられる方だ。女性スペースへの男性身体者の侵入を防ごうと尽力なさっている学者とも積極的連帯する仁藤さんは、まさに女性権利のための闘士といえるだろう。>ttps://sites.google.com/view/no-self-id-japan/

AV新法にも反対

一部のAV女優が、AV撮影に様々な規制を入れたAV新法によって仕事がなくなったと主張し、AV新法賛成派を攻撃している。立憲民主党地方議員経験者にいたっては、まるで仁藤さんが新法賛成派であったかのようなデマを流布した。とんでもない話だ。彼女AV存在を認めるAV新法を手ぬるいとして批判し、AVの法的禁止を主張していたのだから彼女AV新法賛成派だというのは事実に即していないただの言いがかりだ。>ttps://twitter.com/colabo_yumeno/status/1524037374186901505

さら彼女は、セックスワーク従事から相談窓口を設置し、性売買から脱出を勧めている。この団体は、同じく性売買に憤るジャーナリスト郡司真子さんも「AV仕事がなくなった人は相談すれば福祉に繋げられる」として紹介していた。AV規制し、女優たちの仕事を失わせ、その上で自分団体を紹介して彼女たちが食うに困らぬようにしてくれるのは、仁藤さんの優しさが、まさにアジア的な、無償の優しさであることを示している。無知はてなー彼女活動高潔さに瞠目するように。>ttps://key-official.net/about.html

まとめ

自分の中では家出少女バス保護してる人というイメージ

ご覧のように、仁藤夢乃さんは家出少女バス保護する以外にも多岐にわたる物事に関わりを持ち、ご自分意見を発信してこられたことがわかると思う。このように多方面にわたって高潔な志のもとで有意義活動をなさっている彼女が、なぜあれだけ多くの人の憎しみを浴びねばならないのかはまったくの謎というべきだ。

増田は、アキバ系やエロゲー萌えコンテンツを憎みホストと良好な関係を築きキモいおじさんやTRAトランス権利活動家)に立ち向かう仁藤夢乃さんを応援しています

2021-08-13

牟田和恵が本格的にトランス差別に参戦していて笑えない

ポルノ・買春問題研究会|国際情報サイトというTwitterアカウントがある。

https://twitter.com/appjp_kokusai

その名の通りラディカル・フェミニズム団体であるポルノ・買春問題研究会通称APP研の国際情報サイト公式ツイッターという立ち位置だが、

一見してわかるようにポルノ買春問題に関するツイートほとんど見られず、毎日トランスジェンダーは女ではないみたいなツイートをしたりリツイートしたりしている。

このアカウントを見ればツイッターにおけるトランス差別的な言説を広めるインフルエンサーはだいたいフォローできると言っていい。

このアカウントAPP研の中心メンバーである森田成也が運用していると言われている。

昔は同じく中心メンバー中里見博運用しているって言われてた気もするけどその辺はわからん

まあとにかくポルノグラフィや売買春問題についてではなく常にトランスジェンダーは女ではないみたいな話をしているってことです。

個人的にはAPP研外郭団体のPAPsでトランスジェンダーの金尻カズナが理事長を務めていたりするのにAPP研アカウント毎日トランス差別言説を繰り広げていることについて関係者たちがどう思っているのかとかが気になるところだけど、まあそれはいいわ。

で、そのAPP研アカウントがこのようなツイートをした。

幸せそうな女が憎いというインセル心理と、シス特権をもっている女が憎いというトランスセル心理とは酷似している。どちらも女性現実無視し、自分主観一方的評価し、自分が持っていないものを持っている存在として憎悪する。

午後1:45 · 2021年8月8日

https://twitter.com/appjp_kokusai/status/1424230315329871876

先日の小田急刺傷事件に絡めて、女を憎んで事件を起こした犯人と同じようにトランス女性にもインセルを併発しているやつがいる、という話をしたわけですね。

当然普段からトランス女性は女ではないみたいなことを言っていいねリツイートを稼いでいるアカウントがこのようなツイートをしたわけですからトランスジェンダー当事者や一部の学者から批判されました。

そしてそれに対して牟田和恵教授ツイッターで行ったリアクションが以下の通り。

トランセル」はトランスジェンダー一般を指しているのではなく、女性恫喝的、攻撃的なTRAのごく一部を批判しているだけ。他方、トランス権利擁護主張派の方々には「Terfは、持って生まれた性を変えるのは異常だとトランス差別してる」と、フェミには有り得ない誤解をしている方も。皆、冷静に!

午後8:16 · 2021年8月12日

https://twitter.com/peureka/status/1425778321745350660

TRAvsTerfの対立が作られてしまって、フェミ(いわゆるTerf)攻撃の陰で、まだまだ一般的に多いあからさまなトランス差別が見過ごされ、かつ、女性安全を後退させるような動きが「多様性」として称揚されることに危機感を感じてます

午後9:07 · 2021年8月12日

https://twitter.com/peureka/status/1425791103756759045

要するに「TERFと呼ばれている人たちはトランスジェンダー差別しているのではなく一部の攻撃的なトランス当事者活動家批判しているだけ。本当にトランスジェンダー差別しているやつらは別にいるのにそれを見過ごしているぞ!」と言っているんですね。

トランスセルっていうのはトランスジェンダー+インセル造語だけど、元の由来がどうかは知らんがAPP研が使うからには「女を憎みながら女になりたがってる男」というレッテル貼り用途しか見えないわけで、そんなもんを擁護するために「差別者は他にいるぞ!」なんて援護を送るフェミニズム研究者教授様はマジですごいな~と思うわけです。

だいたい「あからさまなトランス差別を見過ごされ」って、あなたがいつもいいねしているjijiなんかがまさにあからさまなトランス差別言説を展開しているインフルエンサーじゃんって話で。

anond:20210714204405

“「Terfは、持って生まれた性を変えるのは異常だとトランス差別してる」と、フェミには有り得ない誤解”に関してもAPP研リツイートしているアカウントを見りゃ「チンポを切ったところで女になれるわけがない、女は女」くらいのことを平気で言ってるアカウントいくらでも出てくるわけです。

それらすべてに目をつむった上で「本当に差別してるやつは別にいる=女は安全を求めているだけ=本当のトランス差別は男がやってる」って言ってるんですよ。なんじゃこりゃ。

「実社会トランス差別しているのは男」だったとして(全然そんなことはなく女も普通に差別していると思いますけどね)、今まさに「インターネット上でトランス差別言説を繰り広げているお前」について問われていることにそれが関係あるんですか?

ただのwhataboutismじゃん。いや、「女は安全を求めているだけの完全なる無謬であり一切差別をしていない」まで普通に言ってるやつが大勢いるからwhataboutismですらないか。無敵かよ。

普段インターネット上で行われた女性差別的言説に対し厳しい批判を行い、時に実社会立場までもキャンセルする活動に邁進している方々が、なぜ自分差別を指摘されたときには実社会差別インターネット上の差別言説を比較して後者はるかに低く見積もり無罪を主張するのでしょうか。

あ、実社会女性差別インターネット上の女性差別言説は両方男がやってるけど、実社会トランス差別は男がやっててインターネット上のトランス差別言説は女がやってるから繋がらないという理屈なのかな。すごいな~

普通にインターネット上のトランス差別言説を見て死にたくなってる当事者大勢いると思いますけどね。

ほんとなんで自分たちの差別を問われたときだけインターネット書き込みなんて大したことないみたいな話になるんだろ、不思議だ~

APP研アカウント見てると、あ、この人もそっち側なんだ~ってなるんで勉強になりますよ。食欲がなくなるのでおすすめしませんが。

追記

b:id:nikakuinikaku 非常に残念だ・・・・・/そのAPP研アカウント男性運用してるって事?だとしたら最悪だな、女性のTerfは勿論肯定は出来ないがそこに至る気持ちは分かる部分も有るが、男性Terfってもはやただの差別主義者だろ

APP研にはかつてあった四トロっていう新左翼の残党が合流していて、森田成也もそこで幹事をしていた人物

そこでは過激活動をしているか警察に駆け込めないことにつけ込んで男性活動家女性活動家レイプするという行為が平然と行われていた。

それが明るみになったらなったで「組織運動の名を貶めたことを反省します」みたいな謝罪になってない謝罪をして、女性活動家が離れることに繋がったりした。

詳しくは「ABCD問題」でググってください。

そういう経緯もあってフェミニズム理論を受け入れざるを得なくなった新左翼APP研苛烈な反ポルノ・反売買春・反セックスワーク運動などを行っているということだと思われる。

でもお前らの卑劣レイプはお前らの卑劣行為であってポルノ売買春セックスワークも何の関係もないじゃんって? 私もそう思います

まあとにかく組織内での女性差別を厳しく指弾され組織自体が瓦解したというトラウマから反対側の極端なフェミニズム理論に傾倒してるってことなんじゃないかな。

女の安全第一だ!って言いながらトランス女性差別する言説を流布するのもその一環。

凶悪強姦魔ツイッターフェミニスト自称して男の原罪だとかポルノが悪いとか言ってたやつと似たようなものかもね。

anond:20210714204405

この記事で紹介した牟田和恵が乗っかったデマ性的マイノリティ権利向上に反対しているネトウヨが広めたものだったんだよね。

女性安全のために女性性的マイノリティ権利向上に反対しているネトウヨデマを広めるってもうわけわかんねーよ。

「ただの差別主義者だろ」っていうのは「その通りですね」としか言いようがないです。

2019-11-04

anond:20191104142158

Cornellの議論は、ポルノグラフィ危害を認める一方で、ラディカル・フェミニズムの主張するような形での危害を相対化する。「さらに言えば、マッキノンによると、ポルノグラフィ男性レイプへと駆り立てることによって産業の外においても女性への直接的な暴力を引き起こす原因になるという。これから見ていくように、私はポルノグラフィの直接的効果としてレイプ輪郭づける因果モデルの適切性を疑問視する。……私は原因―結果モデル自体に関して疑問を呈したいのである。これほどまでに複雑で多層的に象徴が刻み込まれているセクシュアリティ世界でこのようなモデルを使うことは難しい。しかし、このモデルはドゥウォーキン/マッキノンの条例案の基礎として決定的な意味を持っているのである」 。実際に、McKinnonのポルノグラフィ観は、その表象性を(意図的に)無視したものであり、その点について法による規制という強力かつ一方的手段を用いることには強い疑問がある。「……しかし忘れてはならないのは、ポルノグラフィーは、「グラフィー」という接尾辞が示すように、何よりもまずひとつ表象、ひいては表現作品で……ある。人種差別と同列に語りうるのは性差別であってポルノグラフィーではない(性差別は様々な形をとりうる)。ところがマッキノンらにとっては、結局のところ、ポルノグラフィーと性差別同義語なのである彼女らが、ポルノグラフィーにおいて重要なのはそれが「する」ことであって「いう」ことではない、行為であって思想ではないと、ことさらに強調するのはそのためである。……ある表現物が「いう」ことは、なにも(一義的な)「思想」や「メッセージ」に限られるわけではない。言語というものは、自然言語であれ映像言語であれ、ある奥行きをもった立体であり、そこには多重な意味作用が畳み込まれうる……。マッキノンらの議論は、……ジョン・R・サールが「間接的言語行為」と呼んだような現象をいっさい捨象した議論である」 という批判は、言語行為の間に明確な区別を設けずに、ポルノグラフィ性差別のものであるという一種イデオロギー依存した議論に対する批判のものである

もちろん、McKinnonらの条例案は、ポルノグラフィという言葉制限的に定義することによって、そうした一般的議論ではなく、特に女性に対して酷薄もののみを定義域に含めている。しかし、それですらなお表象問題は不可避であり、言語行為限定なく同一視する立場には、疑念がある。まして、直接的効果が後年の研究によって疑問視されている状況にあって、規制根拠果たしてどこまでの力を持つといえるだろうか。仮に、McKinnonの主張がなされた当時においてそうした言語行為が一致するような時代的状況が存在したということを承認したとしても、その射程は現代日本には必ずしも及ばないだろう。つまり日本におけるポルノグラフィ製作必然的にそうした女性虐待表彰ではなく行為として含み、またそうして製作されたポルノグラフィ表象必然的に(fuckerとしての)男性レイプに至らしめ、(fuckeeとしての)女性従属化を固定化する構造を持っているということが実証的に明らかでない限り、法による規制という手段は困難であろうと考えられる。

また、Cornellの依拠するポストモダンフェミニズムは、立場としてのポストモダン主義を前提としており、そこでは、男性性/女性性といった二項対立的な概念整理はそれ自体批判対象となる。McKinnonらの議論は、女性解放というフェミニズム根底目的に対して、一定文化コードとしての女性性を再定義し書き込むものである、というのがCornellの分析である。そしてこれは、ポストモダニズムコミットするか否かというメタ的な問題を抜きにしても、汲むべきところのある議論であろう。つまりポルノグラフィ規制根拠として、加害者/fuckerとしての男性被害者/fuckeeとしての女性を暗黙裡に前提し、それを基盤として提示される議論は、必ずしも現代において盲目的に首肯されるべきものではないというところである

そもそもポルノグラフィは、男性のみによって消費されるものではない。これは、少なくとも現代日本においては議論に際して念頭に置かれてよいことであるように思われる。レディースコミックと言われるジャンルは、1980~90年代ごろから女性向けの(広義での )ポルノグラフィとして書店に並ぶこととなった。また、同人誌として、いわゆる「やおい本」や「BL」というジャンルもこの頃から一定勢力として存在していた。これらは全く女性使用し、消費することを前提に(そしてその多くは女性たちの手によって)制作されたものである。ここでは、ポルノグラフィ概念として当然に前提されていた男性消費者ということさえもが相対化されている。それは、女性性的欲望セクシュアリティがfuckeeとして規定されていたこから解放であるとも評価できるのではないだろうか。そこでは、主体として性的願望を抱く女性が前提されている。ここでは、主体-男性/客体-女性というメタ二項対立接続否定されている。これは、ポルノグラフィ危害論において、根底を掘り崩す事実であるのではないか、と考える。これに対して、メインストリーム男性製作し、男性が消費するポルノグラフィであるという反論はまた、十分に考えられる。しかし、仮にメインストリーム男性向けであって、女性けがサブストリームであるという主張を容れたとしても、なおポルノグラフィ必然的に男女を社会的構造化し、差別を直接的効果として助長し、あるいは引き起こすものであるという根本主張は、強く相対化されたものとしてとらえられなくてはならなくなるということは言ってよいように思われる。

4. 結び

前章において、ポルノグラフィの及ぼす危害について、その直接性が少なくとも現代日本においては相対化されるべきであることを示し、また、McKinnonやDworkinの議論それ自体に潜む女性性のコード化はフェミニズムの本義からしてなお批判可能性を有するものであるというポストモダンフェミニズム見解を紹介した。そのうえで、表現の自由という価値原理ポルノグラフィに対していかに向き合うべきかということを簡単に整理する。

日本において、表現の自由の価値は高く見積もられる 一方で、定義づけ衡量のもとでポルノグラフィを含む一定表現について規制肯定する。そして、ことポルノグラフィにおいてはそれが善良なる性風俗や最低限の社会道徳の維持という目的のもとに正当化されてきた歴史判例上有する。McKinnonらの議論において革新的であったのは、ポルノグラフィ規制道徳的な問題と訣別し、女性に対する危害の面から規制検討されるべきである、ということであった。この指摘は、法と道徳可能な限り切り分けようとする立場をとるならば高い妥当性を持つものであり、その危害現実的に認められる限りにおいて表現の自由に対する制約は当然に許されるものとして考えられる。しかし、この危害に関しても、「(リューベン・)オジアンの著作[ポルノグラフィーを考える(2003):筆者註]は、ポルノグラフィーに対する道徳哲学の立場からアプローチであるという点で注目に値する。彼は、ジョン・ステュアート・ミルの「危害原理harm principle」……の流れを汲む自身の「最小倫理éthique minimale」に基づいて、ポルノ規制正当化する議論……に反駁している。ポルノグラフィーがもたらすとされる「危害」について、オジアンが反ポルノフェミニストとは大きく見解を異にしていることは容易に想像できるだろう。興味ぶかいのは、オジアン同様「善」ではなく「正義」の問題として……ポルノグラフィーをとらえたはずのフェミニスト議論すらじつはある「善」概念を暗黙裡に前提していると彼が指摘している点である」 という指摘がある。つまり特定の善概念に基づいた特殊的な危害が主張されているに過ぎないのではないか、ということである。例えば、守旧派的なキリスト教における「善」の概念同性愛を悪と断じたことを考えれば、一定の善が前提されたうえで主張される危害は、相対化してとらえられるべきであろう。

こうした危害についての理解は、法規制についてネガティヴであるさらにMcKinnonらの主張には逆行することとなるが、むしろその主張における「道徳から危害へ」の転換は現在規制すら過剰なものであるという結論への親和性を有している。もちろんこれは、女性に対してポルノグラフィ制作現場において発生する暴力虐待を許容せよということを決して意味しない。むしろ、そうした事態が発生した場合に、適切に法が救済を与えることは、考えるまでもなく必要なことである。そのためにいかなる手段妥当であるかが問われるべきではないだろうか。

一部のフェミニストが主張するように、ポルノ出演や売春を含めたセックスワーカーである女性が、法規制対象となるのではなく、むしろつの職業」そのものであり、合法であるという社会的及び法的な認知必要となるのではないだろうか、と考える。それが社会的正業である認知されることは、その「職場」におけるハラスメント虐待を看過しないことにつながりうる。問題が発生した場合に、自らの「クリーンハンド」において司法の救済を要求することが可能となる。そして、そうした「解放」は男女(あるいは性的少数者性)を問わずに自らのセクシュアリティに対して真剣に向き合うことを要求する。それによって、直接的は生じないものの、間接的にあるいは無意識的に発生しうる「危害」は社会的に相対化されうるのではないだろうか。

以上のポルノグラフィ規制緩和論が、法が向き合うべき一つの筋道ではないだろうかという主張をもって、本レポートの結びとする。

参考文献

キャサリン・マッキノン,アンドレア・ドウォーキン中里見博,森田成也訳「ポルノグラフィ性差別」(青木書店, 2002)

・ドゥルシラ・コーネル仲正昌樹監訳「イマジナリー領域」(御茶の水書房, 2006)

大浦康介編「共同研究 ポルノグラフィー」(平凡社, 2011)

キャサリン・マッキノン森田成也ら訳「女の生、男の法」(岩波書店, 2011)

スーザン・J・ヘックマン著 金井淑子ら訳 ジェンダーと知 : ポストモダンフェミニズムの要素(大村書店,1995)

 
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