はてなキーワード: ヒイロ・ユイとは
意図通りに読解されてるブコメもある反面、そうでないものもあるので追記。
自分自身が弱者男性と本気で思っているわけではないです。ただ従来の子供だとか女性っていうわかりやすい弱者像に対して『弱者男性論』では属性としては強者なんだけれども生きづらさを抱える人にも弱者の範囲を広げようとしている従来よりも少し進んだ論理だったはずなのに、今度は収入で区切って自分たちの立場を守ろうとしているのは滑稽だなと思って書きました。それを理屈をこねて遊んでいる、と言われればそういった側面は多分にあるかもしれません。
平均年収+パートナーなしの立場と交換できると提案されて拒否したいと思うのであれば、弱者ではないと言えるのではなかろうか。/そもそも大多数の人生が非人道的である。
現在トップブコメなのでこれに回答しておくと、自分は今の責任と権限のバランスがちょうどいいと思っているのでその立場の人と交換したくはないです。また他のブコメでも似たようなコメントをしている人がいますが、逆にイケイケ経営者や大谷翔平みたいな自分よりも圧倒的な強者と立場を交換したいとも思いません。彼らの努力や重圧は想像しきれないですし、そんなものを背負う人生は勘弁してほしいです。同様に、結婚のための努力も育児も面倒だし仕事もそこまで頑張りたくないから平均年収で独身くらいがちょうどいいという人も世の中には大勢いると思います。結局、属性で判断できず同じ条件でも個人の価値観に依存して生きづらさが変わってしまうのが私的領域に踏み込んで支援を行う難しさなのでしょう。
こうやっていろんな弱者男性・女性が出てくるのは仕方がないと思うんだよね。
そもそも弱者男性論とかKKO(金のないキモいオッサン)論って『属性が強者側であるからと言って弱者でないとは限らない』という、わかりやすくラベリングされた弱者しか救おうとしないラディカル・フェミニズムへのカウンター的な文脈が含まれているよね。そういった理屈を唱えて自分から弱者の定義を曖昧にして弱者男性という枠組みを作っておいて、それが認知され始めたら『年収が高いのは弱者じゃない』とか、『恋人のいるやつは弱者じゃない』とかいって弱者の線引を勝手に始めるの身勝手すぎん?
属性が強者側でも弱者とは限らないんでしょ?年収が高い弱者とか恋人のいる弱者がいてもいいじゃん。
俺も属性で言えば強者側だけど、仕事の内容はしんどいし、大して贅沢ができるわけでもないし、税金は高いし、プライベートな時間は全部家事育児に吸い取られるしで毎日しんどいよ。
だからもう皆それぞれ苦しい思いをしている弱者ってことでいいんじゃないかな、強者など何処にも居ない!人類全てが弱者なんだ!俺もお前も弱者なんだ!ってヒイロ・ユイも言ってただろ。
それが望みだったんじゃないですか。
Twitterで1998年の10月21日はゲームボーイカラーの発売日だったってのを見た。
当時の自分はゲームボーイでポケモンなどもやっていたが、一番やっていたのはワンダースワンのGジェネだ。
若い時分にはガンダム作品のクロスオーバーなストーリーが本当に楽しかった。
(ヒイロ・ユイとユウ・カジマの「……」の応酬の末、ヒイロが「無口な男だ」とか言う交信とか好きだった。)
PS2のGジェネNEOやゲームボーイアドバンスのも随分やり込んだ。
若さゆえか、ワンダースワンカラーの方でGP03とノイエ・ジールを編成できた時は少し感動したりもした。
(大人になった今では「どうやって戦艦に入ってんねん」とか「どんなご都合主義だよ」と思わずにはいられないだろうが。)
〜追記〜
ムーンナイト→ムーンライト、その他ちょい修正。初歩的すぎるミスでめんご。。
〜追記終わり〜
なろうって書いてるけど、なろうムーンノクタごっちゃ。女性向けなのでハーレムは皆無。
一応こんな基準で↓
男性作者のノクタ作品だけど、ムーンにあっても違和感ない珍しい作品。
乙女ゲーム転生の悪役令嬢もののラブコメ。主人公(男性)は乙女ゲームに出てくるモブに転生するが、お気に入りの悪役令嬢(ヒロイン)を手に入れるため、乙女ゲーの逆ハービッチヒロインのシナリオ攻略をアシストする。
魔法学校が舞台の学園ファンタジーもの。ジャンルはヒューマンドラマなので、恋愛要素は控えめ。
冒頭は嫌われ展開でヒロインは何者かに殺害されてしまうが、タイトル通り延命してもらい、悔いのないように全力エンジョイしようとするヒロインの奮闘記。延命中にできた仲間たちとの交流を通して、ヒロインの死の真相に迫っていく。余命が近づくにつれて切なく温かくなるお話。
ムーンライト / 51部分 / 202,072文字 / 書籍化
剣と魔法の異世界に転移するファンタジーもの。ヒロインは美少女クラスメートと2人で異世界転移するが、何故かヒロインだけ虐げられ、追い出されて露頭に迷い娼婦に、、、という序盤は割とテンプレなドアマット展開。でもヒーローと終始いちゃいちゃしてるのでそんなに暗くならない。
ヒーローの謎やヒロインに隠された力の真実が解き明かされていくにつれ段々とシリアスな展開に。バトル要素が割と多い。
ヒーローがソフトSで、にやにや楽しそうにツンツンヒロインをいたぶるので、そういうのが好きな方には特にオススメ。
異世界転移の聖女召喚もの。のほほんマイペースヒロインが故郷に戻るために頑張る話。王家が絡んできてシリアスな話になってくるのだが、ヒロインがマイペースであまり悲壮感がない。アホの子かき回し系ヒロインかと思いきや、決めるときは決めるやればできる子なのでイラつくことがあまりない。ヒーローは見守り系で出番控えめ。
同作者さんの作品「悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい」が書籍化されていて、他作品ともに、設定に独特の工夫があってなかなか面白い。
ムーンでは有名作家さん(別名のなろう作品は書籍化作品あり)の作品。自称オナニー卿の真面目系変態ヒロインとヤリチンヒーローの、性欲を持て余した思春期男女が織りなすほのぼのエロラブコメ。この作者さんは欲望に忠実なヒロインが割と多く、アホっぽい現代エロコメがとてもうまい。長さもちょうど良いし恋愛ものが苦手な男性にもおすすめしやすい。
ムーンライト / 42部分 / 251227文字 / 書籍化
ヒーローが騎士団長、ヒロインが騎士団の事務方の、ファンタジーラブコメ。
設定はファンタジーなものの、構造はオフィスラブもの。テーマもオフィスもの鉄板の偽装結婚。最初は利害の一致で契約したものの、相手のことを知るうちに本気に、、、という王道展開なので安心して読める。カジュアルな文体なものの、キャラの背景も丁寧に描かれている佳作。
この作者さんは同様の騎士団ものをいくつか出しており(愚者シリーズ)、そちらもオススメ。
ループ物かつゾンビパニックもの。しかも魔法やチート要素のないくっそハードモード。最初はスペランカーのごとくヒロインが即死ぬ。
ヒロインは過酷なループを繰り返す中で、運命を共にするヒーローとの絆を深め、彼を救うために強く逞しくなっていく。ヒーローは真面目不器用誠実系(私の中では相楽宗介とかヒイロ・ユイみたいなイメージ)。ムーンにしてはエグめの流血・レイプなどあるので、大丈夫ならば是非。
なろう / 110部分 / 504,928文字 / コミカライズ
死者を見ることのできる富豪の娘と、両親を亡くし若くして爵位を継いだ貴族男性が主役で、オカルト要素のあるヒストリカルっぽい話。タイトルにある政略結婚自体はあまり重要な要素ではない。
ヒロインは大人しいけど凛とした聖女系、ヒーローは智略と才気で成り上がるイケメン、な王道カップル。
法廷要素もあって、ヒーロー一家の死の原因である犯人の起訴から3つの公判の様子もそれぞれ描かれる。なろうではなかなか珍しく感じた。
現代もので、高校生〜大学生の幼馴染もの。純愛系の少女漫画のようなお話。10代の真っ直ぐな恋、セックス、親との関係がすごく丁寧に描かれている。比較的短めの話なので読みやすいのも良い。切ないハッピーエンドなので、癒されたいときにどうぞ。
なろう / 44部分 / 267,121文字
魔術師ヒーローが、国王を狙った暗殺者の魔術を受けて、直近数年の記憶が消されてしまう、いわゆる記憶喪失もの。ヒロインは記憶を失ったヒーローの将来を考えて身を引くが、身ごもっていることが判明しシングルマザーに(ハーレっぽいね!)。数年後再開した2人は、、、というお話。切ない系。
魔術のある世界なのだが、スーパーとか保育園とか現代と同じ施設もあってちょっと珍しい世界観。(私は海外パラノーマルに近いイメージで読んでいた)
シングルマザーヒロインで現代オフィスもの。ヒーローは鉄板の上司ではなく同僚。普通のオフィスもののようなドキわく感はあまりないが、主人公2人が普通に大人で、穏やかに恋愛してる感じが素敵で良い。
ヒーロー、ヒロインそれぞれの過去を掘り下げつつ、2人の距離が少しずつ近づいていく様子が丁寧に描かれている。
19世紀ぐらいの雰囲気のヒストリカル。ハーレクインとかの海外ヒストリカル小説の雰囲気に近い作品。序盤は、親友に夫を寝取られて傷心のヒロインというテンプレドアマットだがザマァ要素は薄い。同じく失恋経験者のヒーロー(公爵様)との恋の駆け引きが丁寧で、会話もザ・ヒストリカルって感じで良い。
ヒストリカル風。タイトルのでいがんは能のお面。ちょいホラー。顔面コンプレックスで能面つけてるヒロインが男娼を買って癒されてたところ、旧知の中の男性が近づいてきていろいろある話。ドロドロヒリヒリ系でメリバっぽいので、そういうのいけそうな方は是非。
なろうって書いてるけど、なろうムーンノクタごっちゃ。女性向けなのでハーレムは皆無。
一応こんな基準で↓
男性作者のノクタ作品だけど、ムーンにあっても違和感ない珍しい作品。
乙女ゲーム転生の悪役令嬢もののラブコメ。主人公(男性)は乙女ゲームに出てくるモブに転生するが、お気に入りの悪役令嬢(ヒロイン)を手に入れるため、乙女ゲーの逆ハービッチヒロインのシナリオ攻略をアシストする。
魔法学校が舞台の学園ファンタジーもの。ジャンルはヒューマンドラマなので、恋愛要素は控えめ。
冒頭は嫌われ展開でヒロインは何者かに殺害されてしまうが、タイトル通り延命してもらい、悔いのないように全力エンジョイしようとするヒロインの奮闘記。延命中にできた仲間たちとの交流を通して、ヒロインの死の真相に迫っていく。余命が近づくにつれて切なく温かくなるお話。
ムーンナイト / 51部分 / 202,072文字 / 書籍化
剣と魔法の異世界に転移するファンタジーもの。ヒロインは美少女クラスメートと2人で異世界転移するが、何故かヒロインだけ虐げられ、追い出されて露頭に迷い娼婦に、、、という序盤は割とテンプレなドアマット展開。でもヒーローと終始いちゃいちゃしてるのでそんなに暗くならない。
ヒーローの謎やヒロインに隠された力の真実が解き明かされていくにつれ段々とシリアスな展開に。バトル要素が割と多い。
ヒーローがソフトSで、にやにや楽しそうにツンツンヒロインをいたぶるので、そういうのが好きな方には特にオススメ。
異世界転移の聖女召喚もの。のほほんマイペースヒロインが故郷に戻るために頑張る話。王家が絡んできてシリアスな話になってくるのだが、ヒロインがマイペースであまり悲壮感がない。アホの子かき回し系ヒロインかと思いきや、決めるときは決めるやればできる子なのでイラつくことがあまりない。ヒーローは見守り系で出番控えめ。
同作者さんの作品「悪役令嬢は旦那様を痩せさせたい」が書籍化されていて、他作品ともに、設定に独特の工夫があってなかなか面白い。
ムーンでは有名作家さん(別名のなろう作品は書籍化作品あり)の作品。自称オナニー卿の真面目系変態ヒロインとヤリチンヒーローの、性欲を持て余した思春期男女が織りなすほのぼのエロラブコメ。この作者さんは欲望に忠実なヒロインが割と多く、アホっぽい現代エロコメがとてもうまい。長さもちょうど良いし恋愛ものが苦手な男性にもおすすめしやすい。
ムーンナイト / 42部分 / 251227文字 / 書籍化
ヒーローが騎士団長、ヒロインが騎士団の事務方の、ファンタジーラブコメ。
設定はファンタジーなものの、構造はオフィスラブもの。テーマもオフィスもの鉄板の偽装結婚。最初は利害の一致で契約したものの、相手のことを知るうちに本気に、、、という王道展開なので安心して読める。カジュアルな文体なものの、キャラの背景も丁寧に描かれている佳作。
この作者さんは同様の騎士団ものをいくつか出しており(愚者シリーズ)、そちらもオススメ。
ループ物かつゾンビパニックもの。しかも魔法やチート要素のないくっそハードモード。最初はスペランカーのごとくヒロインが即死ぬ。
ヒロインは過酷なループを繰り返す中で、運命を共にするヒーローとの絆を深め、彼を救うために強く逞しくなっていく。ヒーローは真面目不器用誠実系(私の中では相楽宗介とかヒイロ・ユイみたいなイメージ)。ムーンにしてはエグめの流血・レイプなどあるので、大丈夫ならば是非。
なろう / 110部分 / 504,928文字 / コミカライズ
死者を見ることのできる富豪の娘と、両親を亡くし若くして爵位を継いだ貴族男性が主役で、オカルト要素のあるヒストリカルっぽい話。タイトルにある政略結婚自体はあまり重要な要素ではない。
ヒロインは大人しいけど凛とした聖女系、ヒーローは智略と才気で成り上がるイケメン、な王道カップル。
法廷要素もあって、ヒーロー一家の死の原因である犯人の起訴から3つの公判の様子もそれぞれ描かれる。なろうではなかなか珍しく感じた。
現代もので、高校生〜大学生の幼馴染もの。純愛系の少女漫画のようなお話。10代の真っ直ぐな恋、セックス、親との関係がすごく丁寧に描かれている。比較的短めの話なので読みやすいのも良い。切ないハッピーエンドなので、癒されたいときにどうぞ。
なろう / 44部分 / 267,121文字
魔術師ヒーローが、国王を狙った暗殺者の魔術を受けて、直近数年の記憶が消されてしまう、いわゆる記憶喪失もの。ヒロインは記憶を失ったヒーローの将来を考えて身を引くが、身ごもっていることが判明しシングルマザーに(ハーレっぽいね!)。数年後再開した2人は、、、というお話。切ない系。
魔術のある世界なのだが、スーパーとか保育園とか現代と同じ施設もあってちょっと珍しい世界観。(私は海外パラノーマルに近いイメージで読んでいた)
シングルマザーヒロインで現代オフィスもの。ヒーローは鉄板の上司ではなく同僚。普通のオフィスもののようなドキわく感はあまりないが、主人公2人が普通に大人で、穏やかに恋愛してる感じが素敵で良い。
ヒーロー、ヒロインそれぞれの過去を掘り下げつつ、2人の距離が少しずつ近づいていく様子が丁寧に描かれている。
19世紀ぐらいの雰囲気のヒストリカル。ハーレクインとかの海外ヒストリカル小説の雰囲気に近い作品。序盤は、親友に夫を寝取られて傷心のヒロインというテンプレドアマットだがザマァ要素は薄い。同じく失恋経験者のヒーロー(公爵様)との恋の駆け引きが丁寧で、会話もザ・ヒストリカルって感じで良い。
ヒストリカル風。タイトルのでいがんは能のお面。ちょいホラー。顔面コンプレックスで能面つけてるヒロインが男娼を買って癒されてたところ、旧知の中のサイラスが近づいてきていろいろある話。ドロドロヒリヒリ系でメリバっぽいので、そういうのいけそうな方は是非。
「新機動戦記ガンダムW」という作品がある
1995年から1996年まで放送された、従来の「宇宙世紀」の世界観を一新し新たな世界観を構築・定着させた「機動武闘伝Gガンダム」に続く、まったく新たな視点から《ガンダムワールド》を描く新世代ガンダムの二作目である
人類がコロニーに住むようになって百数十年。地球を巣立った人類は、宇宙コロニーでの生活に新たな希望を求めていた。しかし、《地球圏統一連合》は宇宙での権益を確保するため、非武装を解く指導者を暗殺。正義と平和の名の下に、圧倒的な軍事力をもって各コロニーを制圧していった。アフターコロニー195年。作戦名オペレーション・メテオ。連合に反目する一部のコロニー居住者たちは、流星に偽装した新兵器を地球に送り込む行動に出た。それは、五体の最新型モビルスーツ「ガンダム」。そして、それらを操る五人の少年…戦闘のプロフェッショナル…彼らこそが、コロニーから送り込まれたエージェントだった。というあらすじだけど、Gに負けず劣らずこちらも非常に斬新だと思う。
僕はこの作品の存在を視聴する前から知っていた。ゲーム作品によく登場していたからだ。ガンダムWは放送中は勿論の事、放送が終わってからも非常に高い人気を誇り、長い間ロボットが登場するゲームには引っ張りだこだった。
そこで僕はこのガンダムWという作品に一目惚れをした。「こんなに美しいロボットが居るのか!?こんなに主題歌がカッコいいのか!?このヒイロって主人公クールすぎるだろ!」ともう好きになる要素しか無かった。何もかも好みだった。
厳密に言えばその作品は「Endless Waltz」というWの続編だったけど、事情をよく知らない僕はこういうサブタイトルなんだろうなと勘違いしていた。「ビーストウォーズ」の「超生命体トランスフォーマー」のような副題だと思っていた。
ガンダムシリーズを取り扱ったゲーム作品において、このガンダムWの人気の絶大だった。どの作品にも五人の少年と五機のガンダム達は登場していた。その中にTV版を取り扱った物もあったので、そこでやっと僕は勘違いに気付いた。
ガンダムWの主題歌はどれもカッコ良かった。「JUST COMMUNICATION」も、「RHYTHM EMOTION」も、「WHITE REFLECTION」も、そして「LAST IMPRESSION」も。原曲の良さがゲームのアレンジ曲から伝わってきた。
そして、本編もカッコ良かった。「お前を殺す」「死ぬほど痛いぞ」などWを視聴する前から知っていた有名な台詞を実際に聞く事が出来た。「50階建てのビルから飛び降りても骨折するだけで死なない」「骨折を自力で治す」「鉄格子を素手で握り潰す」などあまりにも有名な主人公ヒイロの逸話も全て真実だった。まさかGガンダムの後とはいえガンダムでこんな事を出来るキャラクター達が登場するとは。宇宙世紀の強化人間でもここまで人間離れしてない気がする。
Wといえばカトキハジメ氏が手掛けた数々のMSも忘れられない。古くからのガンダムファンの中には「GとWはガンダムとして認められない」と否定的な人間も昔は少なからず居たらしい。そんな人でもMS「トールギス」のデザインに関しては唸らずにいられなかったそうな。デュアルアイや特徴的なV字アンテナなど所謂「ガンダム」的な記号は無いのに、あれほどまでにヒロイックな印象を放つMSはそう無いと僕も思う。非ガンダムライバル機の頂点の一つではないだろうか。
ゲーム作品ではあまり出番の無いヒロイン「リリーナ・ドーリアン」の動向も気になった。序盤で父親を殺された彼女は父を殺した犯人への復讐を目論んだり、物心付く前に生き別れた兄と再会したり、とある王国の王女として国家再興のため学園を経営する事になったり、その国が攻められ再び滅びたと思ったら今度は世界国家の元首に祭り上げられた後すぐに辞めさせられたり。MSにも乗らないというのに何と波乱万丈な人生だろう。Wって4クールの話なのに。
設定記録集に抜粋された放送開始前の企画書によると「新機動戦記ガンダムW」という番組の最大の特色は、息をもつかせぬドラマ展開らしい。確かに、主人公達の立ち位置も倒すべき相手も次々に移り変わるガンダムWという作品は非常に目まぐるしくスピーディーな展開だった。勢力図の複雑さは歴代ガンダムNO.1と言っても良いと思う。Zガンダムにも同じ事が言えるけど、一度見ただけでストーリーを把握出来た人はきっと居ないんじゃないだろうか…?
物語の終盤、遂にコロニー側革命軍ホワイトファングと地球側世界統一国家軍は激突する。ガンダムのパイロット達は、どちらにも与さず双方を否定した。未来とは強者の支配によって訪れる物ではない、自分達の手で掴む物だと。
このガンダムWの終盤の展開は本当に熱い。それまで世界各地で戦っていたガンダムのパイロット達が、遂に5人全員肩を並べて戦うのだ。全49話のアニメでチームが結成されたのが44話目だと言うのだから堪らない。待ちかねたぞ、ガンダム!後期OPもラスト10話でようやく解禁された!その後期OPの映像が完成したのは何とラスト2話!最終回のTVシリーズとは思えない超絶作画といいガンダムWという作品のクライマックスは最高に面白かった!!傑作だ!
そしてこの「新機動戦記ガンダムW」という作品は前述したように非常に人気が高かった。宇宙世紀でない所謂「アナザーガンダム」であったにも拘らず翌年にはOVAが製作され、後にOVAを一本に纏めた劇場版も公開された。
僕はTV版を見終えた後すぐにこのOVA作品「Endless Waltz」を見た。この作品に僕が初めて「ガンダムW」の存在を知った時から恋い焦がれていた。ここまで長かった。そして…冒頭の戦闘シーンから度肝を抜かれてしまった。
「何だこの超絶作画は!?量産機の動きがTV版と全然違う!しかもこのMSの描き込み!!あ、ガンダムのデザインもEW版になってる!スゲー!!」とTV版から圧倒的に向上したOVAクオリティにもうテンションが上がった。
舞台はTVシリーズから1年後。地球と宇宙の戦いが終わり平和になった世界で突如何者かに誘拐されたリリーナを連れ戻すために、世間はクリスマスだというのにヒイロ達がまた働くはめになるという内容だった。いかにも続編物らしい。
何と言っても超絶美麗な作画が特徴で、90年代OVA作品としては「ガンダム0083」や「マクロスプラス」と同じくセル画ロボットアニメの極致の一つだと言えるかもしれない。その美麗な作画でカトキハジメ氏が新たにデザインを描き下ろしたガンダム達が戦う。この所謂「EW版」の機体はガンダムファンから絶大な人気を得ており、一時ガンダムWのガンダムといえばこの「EW版」を指す事もあった。現在でも定期的に新商品が出続けている。何という人気だろうか。
Endless Waltzでは最終的に『平和と自由』を自らの手で掴み取るために立ち上がる民衆の姿が描かれる。弱者たちの代弁者として戦っていたガンダムのパイロットは役割を終え愛機を爆破した。彼らは自分の道を歩いていった。
こうして、ガンダムWというお話は綺麗に終わった。TV版で完全平和への道を模索し様々な人達が戦った。EW版でその平和を維持するためには一部の人間が戦うだけでは駄目なのだと民衆が立ち上がり声をあげる姿が描かれた。
TV版では描き切れなかった問題とその解決までを描いた見事な続編だと思う。「Endless Waltz」の数十年後の世界を描いた「Frozen Teardrop」という作品もあってこちらでも何らかの事件は起きているらしいが、僕は恒久平和の実現は非常に難しいと考えているのでそういう続編があっても良いと思う。まだ最初の方しか読んでいないけど結構自分好みだったので僕は好きだ。古くからのガンダムWファンにはあまり評判が良くないなので人には薦めないけど…。
この「新機動戦記ガンダムW」という作品は非常に個性的で面白い。キャラクターのエキセントリックな言動や行動からギャグアニメという人も居るけど、平和と戦いについてキャラが哲学を続ける内容は硬派である、と高い人気がある。
ここからが本題なんだけど…実は「ガンダムW」という作品の結末は企画当初に予定されていた物から変更されたらしい。これは「ガンダム」に限らずどんな作品で起こりうる事なので悪い事ではない。変更した結果面白くなる事も多い。
TVアニメではラストに亡き父と同じ外務次官の任についたリリーナがヒイロから贈られた手紙とぬいぐるみを発見し、その手紙をヒイロの前で破り捨る所で話が終わる。1話でヒイロはリリーナからの手紙を破り捨てたのでお相子だろうか。
一方小説版とコミックボンボンでときた洸一先生が連載していた漫画版では微妙に異なる結末が描かれる。TV版ではヒイロ達5人の少年の顛末は描かれずその後幾つかの外伝を経て「Endless Waltz」に繋がるのだが、この二作ではヒイロ達は火星地球化計画に参加し開拓者として火星へ向かう事となる。ガンダムWで火星が舞台となるのは「Frozen Teardrop」なので、大分先取りしている事になる。というよりEWが無ければ即FTが始まるのだろうか。
これは完全に僕個人の好みなので良い悪いの話ではないけど、僕はTV版のラストより小説版やボンボン版で採用された企画当初に考えられていた終わり方の方が好きだ。ガンダムWという作品でTV版だけでは「ヒイロ達はこの戦いの後何をするんだろう?」という疑問が残るけど、当初の構想では彼らは火星に赴くと断言されている。また小説版でヒイロは《戦いしか知らない俺たちは今の世界にはすぐには適応できないだろう。俺は戦いの中に身を置く事に慣れきってしまったのかもしれない。赤い惑星には俺たちの戦いが待っている。俺は再び戦いの中に身を投じるつもりだ。だが、今度の戦いは死への戦いではない。生きるための戦いだ。俺は必ず生きてみせる》と語っている。幼い頃からエージェントとして戦闘訓練を受けてきた彼らが日常生活にすぐ適応できるかは分からない。実際で「Endless Waltz」においてガンダムのパイロットの一人であった「張五飛」は平和な世界で無用な存在であると切り捨てられた兵士のために立ち上がり、自らが「悪」になる覚悟でヒイロ達と戦った。ベトナム戦争でPTSDを負いどうしても平和な生活に馴染めなかった「ランボー」のような兵士がきっとあの世界にも沢山居たんだと思う。ヒイロも、トラウマに苦しめられていた。
僕がこの終わり方が好きなのはヒイロ達の戦いがまだまだ続く所にもあると思う。ヒイロはTV版で《地球圏統一連合》を裏から操る秘密結社「OZ」の企みにより地球と宇宙の和平を望む平和論者であり連合軍最高司令官でもある《ノベンタ元帥》を殺害してしまう。ヒイロは己の犯した過ちの審判を仰ぐため、元帥の一族すべてに面会する旅に出る。己の罪を告白した後相手に拳銃を手渡し「ご家族の怒りと無念だった元帥の魂が引き金で静まる事」を願う。
ノベンタ元帥の孫娘・シルビアは「こんな事させて自分だけ楽になろうなんて!!卑怯だわ!」とヒイロに怒る。僕も少しそう思う。僕は続編でヒイロが生きている事を知っているので、彼が元帥のご遺族に殺されない事を知っている。
「命なんて安いものだ。特にオレのはな…」という台詞にあるように、ヒイロ・ユイという主人公はとても自分の命を安く見ている。1話で民間人に顔を見られて早速自害しようとしたが死ねなかった。2話でも機密保持のために自殺じみた行為を行ったが死ねなかった。3話では飛び降り自殺を図ったが死ねなかった。10話ではガンダムをOZに渡さないために機体を自爆させたが死ねなかった。物語の序盤でこれだけ自殺を図った主人公は他に絶望先生くらいだろうか。
そんな死にたがりの彼にいきなり拳銃を手渡されて「貴方のご家族を私が殺しました。許せなければ撃ってください」と言われても大半の人は困惑すると思う。怒った相手に殺されたとしても死にたいヒイロからすれば願ったりだろうし。
そのヒイロが、最終回でついに「俺は死なないっ!!」と生きる意思を見せるシーンは感動だ。これまで手にかけた相手の事で内心ずっと悔やんでいたヒイロが、EWの終盤戦いを終え「オレはもう誰も殺さない…」と呟くシーンも良い!
つまり自分の行いを悔やんでいるヒイロには、火星開拓への従事という初期の終わり方は前向きな贖罪になったんじゃないだろうか?と僕は思うんだけど…その終わり方だと「Endless Waltz」という作品は生まれなかったろうな…。
続編の製作が決まる事で現在進行中の物語の結末が変わる事はきっとよくあるんだろうけど、それはつまりその作品の続編が生まれるという事だから良い事だ!と僕は思う。ガンダムW、今年で放送終了25周年らしいです!
放映当時の年齢も調べてみた
「機動武闘伝Gガンダム」東方不敗マスター・アジア 秋元羊介 50歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」テリー・サンダースJr. 玄田哲章 47歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」カレン・ジョシュワ 小山茉美 41歳
「機動武闘伝Gガンダム」チボデー・クロケット 大塚芳忠 39歳
「機動戦士ガンダム00」ロックオン・ストラトス 三木眞一郎 39歳
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」イオ・フレミング 中村悠一 35歳
「新機動戦記ガンダムW」トロワ・バートン 中原茂 34歳
「機動戦士ガンダムSEED」アスラン・ザラ 石田彰 34歳
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」コウ・ウラキ 堀川りょう 33歳
「機動戦士ガンダム00」アレルヤ・ハプティズム 吉野裕行 33歳
「機動戦士ガンダムUC」リディ・マーセナス 浪川大輔 33歳
「機動戦士ガンダム00」ティエリア・アーデ 神谷浩史 32歳
「新機動戦記ガンダムW」デュオ・マックスウェル 関俊彦 32歳
「新機動戦記ガンダムW」張五飛 石野竜三 32歳
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」アナベル・ガトー 大塚明夫 31歳
「新機動戦記ガンダムW」カトル・ラバーバ・ウィナー 折笠愛 31歳
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」三日月・オーガス 河西健吾 30歳
「機動戦士ガンダムSEED」キラ・ヤマト 保志総一朗 30歳
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シン・アスカ 鈴村健一 30歳
「機動武闘伝Gガンダム」アルゴ・ガルスキー 宇垣秀成 30歳
「機動武闘伝Gガンダム」ジョルジュ・ド・サンド 山崎たくみ 30歳
「機動戦士ガンダムNT」ヨナ・バシュタ 榎木淳弥 30歳
「機動新世紀ガンダムX」ガロード・ラン 高木渉 29歳
「機動新世紀ガンダムX」シャギア・フロスト 森川智之 29歳
「機動新世紀ガンダムX」オルバ・フロスト 佐々木望 29歳
「機動戦士ガンダムF91」シーブック・アノー 辻谷耕史 28歳(故人)
「機動新世紀ガンダムX」ウィッツ・スー 中井和哉 28歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」シロー・アマダ 檜山修之 28歳
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」ソル・リューネ・ランジュ 福山潤 27歳
「機動戦士ガンダムAGE」フリット・アスノ 豊永利行 27歳
「機動戦士ガンダムΖΖ」ジュドー・アーシタ 矢尾一樹 26歳
「新機動戦記ガンダムW」ヒイロ・ユイ 緑川光 26歳
「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ 宮野真守 24歳
「ガンダム Gのレコンギスタ」ベルリ・ゼナム 石井マーク 22歳
「機動武闘伝Gガンダム」ドモン・カッシュ 関智一 21歳
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」クリスチーナ・マッケンジー 林原めぐみ 21歳
「機動戦士ガンダムUC」バナージ・リンクス 内山昂輝 19歳
みんなわけーな!
それはそうとやっぱり主人公25前後が多いな、無印、Ζ、ΖΖの3つが25、25、26、とそこあたりがボリュームゾーンかな。主人公は30代少ないな。
アニメと限定したのはゲーム系のキャラを除くため。主役級は、ガンダムがゾロゾロ出てくる作品などを考慮して。主人公、ならびにそのライバルあたりまで含みます。なお逆シャアのアムロや、SEEDのクルーゼなどは声優がかぶってるので省略
一応2018年10月26日現在だけどWikipedia調べなので細かい正確性は担保しません
「機動武闘伝Gガンダム」東方不敗マスター・アジア 秋元羊介 74歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」テリー・サンダースJr. 玄田哲章 70歳
「機動武闘伝Gガンダム」チボデー・クロケット 大塚芳忠 64歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」カレン・ジョシュワ 小山茉美 63歳
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」コウ・ウラキ 堀川りょう 60歳
「機動戦士ガンダムΖΖ」ジュドー・アーシタ 矢尾一樹 59歳
「機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY」アナベル・ガトー 大塚明夫 58歳
「新機動戦記ガンダムW」トロワ・バートン 中原茂 57歳
「新機動戦記ガンダムW」デュオ・マックスウェル 関俊彦 56歳
「機動戦士ガンダムF91」シーブック・アノー 辻谷耕史 56歳(故人)
「機動武闘伝Gガンダム」アルゴ・ガルスキー 宇垣秀成 55歳
「新機動戦記ガンダムW」張五飛 石野竜三 55歳
「機動武闘伝Gガンダム」ジョルジュ・ド・サンド 山崎たくみ 54歳
「新機動戦記ガンダムW」カトル・ラバーバ・ウィナー 折笠愛 54歳
「機動新世紀ガンダムX」ガロード・ラン 高木渉 52歳
「機動新世紀ガンダムX」シャギア・フロスト 森川智之 51歳
「機動新世紀ガンダムX」オルバ・フロスト 佐々木望 51歳
「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」クリスチーナ・マッケンジー 林原めぐみ 51歳
「機動戦士ガンダム 第08MS小隊」シロー・アマダ 檜山修之 51歳
「新機動戦記ガンダムW」ヒイロ・ユイ 緑川光 50歳
「機動戦士ガンダム00」ロックオン・ストラトス 三木眞一郎 50歳
「機動新世紀ガンダムX」ウィッツ・スー 中井和哉 50歳
「機動武闘伝Gガンダム」ドモン・カッシュ 関智一 46歳
「機動戦士ガンダムSEED」キラ・ヤマト 保志総一朗 46歳
「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」シン・アスカ 鈴村健一 44歳
「機動戦士ガンダム00」アレルヤ・ハプティズム 吉野裕行 44歳
「機動戦士ガンダム00」ティエリア・アーデ 神谷浩史 43歳
「機動戦士ガンダムUC」リディ・マーセナス 浪川大輔 42歳
「機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER」ソル・リューネ・ランジュ 福山潤 39歳
「機動戦士ガンダム サンダーボルト」イオ・フレミング 中村悠一 38歳
「機動戦士ガンダム00」刹那・F・セイエイ 宮野真守 35歳
「機動戦士ガンダムAGE」フリット・アスノ 豊永利行 34歳
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」三日月・オーガス 河西健吾 33歳
「機動戦士ガンダムUC」バナージ・リンクス 内山昂輝 28歳
「ガンダム Gのレコンギスタ」ベルリ・ゼナム 石井マーク 26歳
70代は自分で掲げた条件だとよく考えるとこの人もひっかかるやん!となった人。
60代のお二人は80年代から90年代のイケメンキャラ声優として有名だよね。
40台は思ったより少なく30台も同程度20代はさすがに2名のみ。
例外はあるけど、大体20代後半くらいの声優としての人気も固まってきた頃に出る人が多い感じかな?
増補 うっかり忘れてた08小隊を追加。これで女性パイロットは二人に。要望にこたえてシャッフル同盟追加。あとXのフロスト兄弟等も追加。
省略したけどガンダムパイロットを複数キャラ演じてる声優は、Wとシードの関俊彦にGとXの山崎たくみ。あとやっぱりボリュームゾーンは50代だけど51歳と50歳多いなー