「石油メジャー」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 石油メジャーとは

2024-03-28

anond:20240328081845

SNS馬鹿可視化されただけで増えてないと思う

からCIAとか軍産複合体とか石油メジャー世界を牛耳ってるっていう陰謀論はあったし、

一部は真実だった(NSA世界中の電話携帯電話を盗聴していたとか、ファイブアイズ)

同じ陰謀論にしても最近のはレベルが低過ぎる

2021-05-09

anond:20210509144643

石油メジャーから当面は猛反発にあうだろうね

2025くらいから徐々に市販されていってほしいね

追記水素エンジンの車のワクワク感がやばい

水素クルマ=FCV(燃料電池車)だと思ってたのだが、

なんとガソリンエンジンと同じ動力水素で動くとのことで驚いた。

化石燃料の枯渇がまったく心配がなくなる

ガソリン車と同じだからこれまでの技術無駄にならない

・廃棄されるのは水だけ!んぎもぢいい!

ガソリン車と同じだから安全で低燃費MT車が作れる

日本車未来永劫売れ続ける

これもう最強じゃん。FCVがMT対応してくれればなーと妄想してたんだが、

妄想じゃなくなる可能性が高くなってきた。

https://www.youtube.com/watch?v=eQ7mDk5IIiI&ab_channel=RideNow

追記

いやー詳しい人の情報ありがたい。

EVと食い合うのでは?って話だけど、良い意味棲み分けになるんじゃないかな。

いまもAT車MT車では明確にポジションが違うでしょ。

前者はクルマを「足」としてみてるだけの一般ユーザー向け(ラクから)、

後者物流業者ファンドライビング向け(低燃費事故が少ないから)。

さらファンドライビングに欠かせないのがエンジン音。

上の動画にもあるけど、EVはそれが欠けている。

から水素エンジン需要は、クルマを楽しむ人間いるかぎり、存在し続けると思う。

あとはエンジンが使いまわせるから過去70年間の自動車エンジニアの業績が消えることもない。

追記2)

発展阻害要素があるとすれば、技術的にというよりは、

石油メジャーから政治的圧力だけだと思う。

2020-05-07

anond:20200507104206

アラブ石油王だって石油メジャーから権利を奪い取ったかアラブ石油王になれたんだぞ。

ほいほい人の言うことを聞いてるようなのだったら石油メジャーが今でも権利を持ってただろうね。

そして、初代アラブ石油王サウジアラビア国王から見て今が世代的には2代目。3代目がどうなるかはまだ見えてない。

2019-06-14

石油は枯渇しない説

「昔から30年後に枯渇するとか言ってるのに、いまだに枯渇してないw」

石油価格を下げないために危機をあおってるw」

石油メジャーの偉い人にあったことあるけど、石油なんてどこを掘ってもでてくると言ってたw」

Youtubeで某保守系メディア配信を見てたらこんな感じで、石油が枯渇するという話を馬鹿にしてた。

でも、最初は地面に穴を掘るだけで自噴してた石油が、次にはポンプでくみ出すようになって、次は海底油田を掘るようになって、今ではシェールオイルのような特殊技術で掘るようになった。

採掘コストはどんどん上がり続けてる。

そのうち採算が合わないレベルになる(枯渇する)のは確実だと思う。

2013-11-04

欧州銀行家の計画を理解したらすべき事は解るよな?



2. ソーゾー君 2012年08月24日 10:09

ロシアベネズエラの国営の石油石油メジャー仲介なしに買えば問題は軽減する。

現在石油代替エネルギー存在しない。

代替エネルギーとされる物は全て石油が無ければ採掘・精製・運搬が出来ない。

ロシアベネズエラ日本石油を売りたい理由は経済制裁の大義を無くす為でもあることを知らんのか?

からミャンマー等の資源大国は日本経済的に繋がりたがってるんだぜ?


ミャンマーロシアベネズエラ中国経済的に繋がってるだけだと悪の枢軸国同士が手を結んだとレッテルが貼れる。

欧米=民主主義の国の敵とレッテルが貼れる。

石油の取引は政治的な制約があるのだよ?

欧州銀行家の計画を理解したらすべき事は解るよな?




脱原発

http://blog.livedoor.jp/z400kai/archives/14879552.html

中央銀行・発行権】黒幕銀行家37【信用創造

http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1343051395/

なぜ真実を避けるんだ?



1. ソーゾー君 2012年08月24日 08:00

原発石油依存し火力よりco2を大量放出するのはスルーか?

火力の代替えは石油依存せず、co2放出しないクリーン原子力って言うデマスルーか?

なぜ真実を避けるんだ?

これを避けて代替エネルギーの話をしても温暖化=co2の話題にふられて又は原子力必要性を説くぞ?


それにメタンハイドレート石炭ウランも採掘・精製には石油必要だろ?

当然、co2放出する。

石油欧米石油メジャー=中東一極依存するのは石炭メタンハイドレート代替え発電にしても危険性は変わらないんだよ?

発電を石炭にしたから問題ないと終わらしたいのか?

原子力を煽る馬鹿と同じじゃねーか・・

石炭石油依存するんだよアホ・・

2013-08-29

http://anond.hatelabo.jp/20130823235420

市場の内外と、組織の大小で4分割するフレームワークは概ねあってると思う。

ヒト・モノ・カネの3大リソースIT化のおかげでますます国をまたがった移動が低コストになっていて、

そうすると大きな資本で集中投資できる大きな組織が、大きな市場で勝負するのが最も効率的合理的ということになる。

アップルアマゾングーグルIT御三家は言うに及ばず、ウォルマートコストコ日本ならイオンなどの流通業GAPZARA日本ならユニクロなどのファストファッションマクドナルドスタバなどのファストフード、話題の外食チェーン、グローバル展開したりしなかったりしている銀行保険証券金融サービスなど、多くの業種で「大きな組織、大きな市場モデルによる市場寡占化が進んでる。

もともと、エネルギー石油メジャー)、自動車(日米独仏の各国数社)、原発東芝日立三菱)をはじめとする重電分野(米GE代表例)など参入障壁が高い業種では、「大きな組織、大きな市場モデルによる寡占的な市場が形成されやすかったが、近年IT化によって、消費財消費者向けサービス提供する上に挙げたような業種でも「大きな組織、大きな市場モデル適用できるようになったと見ることもできる。

このように考えると、ひとりの個人として身を立てる、あるいは中小企業ベンチャーが生き残るには夢も希望もない社会のようにも感じられるけれども、俺は必ずしも捨てたもんじゃないとも思ってる。

どういうことかというと、大手資本が「大きな組織、大きな市場」で効率的市場環境を整えてくれたおかげで、逆説的ではあるが「小さな組織、小さな市場モデルの個人やスタートアップ活躍できる余地が広がってるんじゃないかということだ。

効率的市場環境ってなにかというと、例えば決済。国際間の決済が個人レベルでも簡単にできるようになった。

流通しかり。これは物理的に大きく重いものはまだ敷居が高いけどね。

広告Googleなどのおかげで世界中安価かつ瞬時に広告を出せる。

販売。猪木じゃないが「ネットがあればなんでもできる」。そして英語ができれば(かつ物理的に大きく重いものでなければ)世界市場を相手に販売できる。

仕入。ネット(ry

製造。これはさすがに工芸品のようなものでなければ個人でどうこうするのは難しい。ただしはてな民に馴染みのあるところで言うとenchantMOONが可能性を示したように一介のベンチャー工業製品を作るのは、規格の標準化安価海外リソース存在もあり、やはり敷居は下がっている。3Dプリンタもここの部分の効率化に大きく寄与しそうだよね。

資金調達:これも可能性は広がっている。上述したようにスタートアップの敷居が思いっきり下がっている現状では競争倍率がハンパないが、ダメビジネス資金調達できないという意味ではここも効率化されていると考えることもできる。あとWebサービス系のスタートアップならばプロトタイプ作るところまでは必要なのは人件費だけだから、そういう意味でも個人やスタートアップには恵まれた環境と言える。

こんな感じでビジネスの上流から下流まであまねく効率化、標準化オープン化されつつあるのが今の世界で、そういうわけで、個人やスタートアップ活躍できる余地が広がっているというのが俺の考えだ。

立ち上げたビジネス大手に売るか、大手触手を伸ばさない程度にニッチ市場を狙うか、最高なのはTwitterDropboxなどのように買収提案を蹴って独立の道を歩めるだけのブランド力あるいは特許をとって身を守りつつ自らが新たな「大手プレーヤーになるか。

個人にいたっては別にビジネスを立ちあげなくたって能力英語力さえあれば、国際間での雇用の流動化とクラウドソーシングの普及で、収入を得る方法は格段に広がっている。

逆に今後厳しい立場になると思われるのは、とくにこれと言って強みのない個人や、接待や御用聞きなどの人間関係だけで仕事をとっていた企業

これまでならそういった企業でも「呼べばすぐ来てくれるから」とか「他に手頃な業者がいないから」ということで仕事にありつけていたのが、コミュニケーションコスト・移動コスト情報コストの低下で、探せば他に同じ(あるいはもっと高い)バリューを安価にを提供してくれる業者にコンタクトやすくなると、仕事を失う。

これは日本製造業小売業過去20年でイヤというほど経験してきたことだからここであらためて書くまでもないけどね。

そんなわけで俺は今後数十年の競争社会というのは、増田が言うように大資本が中心にはなると思うけど、大資本以外にも十分にチャンスがある世界だと思ってる。

かくいう俺はフリーランスでやっててこの手の話っていうのはガチ人ごとじゃないので、意見にそういうバイアスがかかっているかもしれないことは断っておく。まあ正直なところ、ここに書いたようなことを自分に言い聞かせてないとやってられんという気持ちはあるな。

ただ同時に、こういうボーダレス世界からこそ、俺みたいな組織で生きられない社会不適合人間でも、独立という選択肢を持てて、それなりに家族を養うことができてることも事実なんだよ。まあ俺個人の話は余談でした。

2012-04-03

ロスチャイルドって知ってる?あの一族のホームグラウンドは何処だ?

926 ソーゾー君 [] 2012/04/02(月) 20:16:54 ID:RIGT7PfMO Be:

欧州資源海外依存しているのか…

世界資源国有化しているのかね?

石油メジャーって知ってる?鉄や銅などの鉱物大企業が独占してないかね?

ロスチャイルドって知ってる?あの一族のホームグラウンドは何処だっけ?

レベル低すぎ…まーロシア離脱してガスの供給権限はないが

石油等は問題ないわな…だから資源国有化すべきなんだよ?

寄生虫が宿主より肥太ってる自体がおかしいのだよ?

寄生虫北欧は貧しくて同然なの…豊かなのがおかしいの…

何にも作れないチンカス国家がなぜ豊かなのか?

寄生してるから…」←答え出ましたね?

黒幕銀行家4

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1329613996/

中央銀行・発行権】黒幕銀行家5【信用創造

http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/business/9191/1333369457/

2009-06-04

グレートゲームの大激変、米国オバマ政権、闘う前に敗れたり。

イランのガスはパキスタンから中国ルートが確定、米国勢は敗退

▲第一幕 イラン悪魔、でもタリバン交渉相手だった

 

そもそもの新グレートゲームの始まりはクリントン政権のときである。

中東から南アジアにかけての資源争奪戦争冷戦後新しい局面を迎えていた。

ユノカル」は米国石油メジャーの後発企業で、カリフォルニアが地盤、ただし海外に鉱区の開発権を多く抱える。米国内での政治コネクションが薄く、主流のメジャー共和党系が多いため、ユノカル民主党を頼った。

出発からボタンの掛け違いだったかも知れない。

クリントン大統領ホワイトハウスに実習生モニカ・ルインスキーを招き入れ、情事にふけっていた。

後日、大統領弾劾裁判において、「あれは挿入していないからセックスではない」ととてつもない言い逃れの詭弁クリントンは危機を切り抜けた。

そんなおりに遠路はるばるとアフガニスタンから珍客があった。タリバン幹部である。

要件はなにか。

トルクメニスタンのガスを、アフガニスタン経由でパキスタンの港へ運ぶ。総延長1560キロのパイプラインを敷設する。これをユノカルが主導する。

米国を引きつけた魅力の第一は、このルートは「悪魔」のイランを通過しないこと。

第二にロシアを通過しないこと。クリントンは乗った。

ソ連崩壊後、世界帝国の輝きを取り戻したかの錯覚のなかに米国は酔った。

クリントン政権はこのプロジェクトに前向きで、カリフォルニアメジャーユノカル」はトルクメニスタンアフガニスタンを根回しし、それからパキスタンから分岐してインドへも輸出ルートを追加でつなげようとインドを訪問した。

インド工業化を急ぎ、ガスは必需品、プロジェクトに乗ってきた。

これをトルクメニスタンアフガニスタンパキスタンインドの頭文字をとって「TAPI」という。

直後、タリバン系アルカィーダがタンザニアなどの米国大使館を襲撃し数百の犠牲がでた。

クリントンは激怒し、ただちに報復としてインド洋上の米艦からトマホークミサイルを五十発、アフガニスタンのアルカィーダ軍事基地にお見舞いした。

当時、カブールタリバン政権に協力して電話工事をしていたのは、中国企業だった。不発弾トマホーク中国タリバン政府から買った。

もちろん1560キロのパイプラインプロジェクト[TAPI]はご破算になった。

▲第二幕 NATOの勝利が上海シックスを刺激した

01年9月11日、NY貿易センタービルワシントンDCのペンタゴンが、テロリストの奇襲を受けた。ブッシュ大統領はただちにアフガニスタンへの空爆準備に入り、まずはロシアを口説いた。

旧ソ連衛星圏のカザフ、ウズベク、キルギス、タジク上空を通過して爆撃機は飛んだ。

米本土からは長距離爆撃機ウクライナ上空をかすめ、NATOトルコ基地から旧ソ連イスラム国家の上空を飛んだ。

そればかりか世俗イスラム国家となったウズベキスタンキルギスンは空軍基地米軍に貸与し、タジキスタンには訓練基地パキスタンも四つの空軍基地を貸した。

この時点での図式は米軍NATOの大勝利だった。

グレートゲームの変質を知覚していなかった。表面的に米軍の装備が優れていたため、地上戦ゲリラ戦抵抗をかるく想定してしまった。

仇敵ロシアとその配下だった国々がテロ撲滅戦争に協力するという目的米軍NATOの活動を支援したことも見通しを曇らせた。

そしてアフガニスタンに米傀儡のカルザイ政権が発足し、カブールにしか統治が及ばない新生アフガニスタン誕生した。

一応は合法政権ゆえに外交権をもつ。

ユノカルは、「あの話」(TAPI)を復活した。カルザイ政権発足直後にトルクメニスタンアフガニスタンパキスタンの三カ国は、例のパイプライン敷設プロジェクトで正式に合意した。

これを不快に見ていたのは第一にイラン、第二にロシア、そして第三が中国である。

密かな反撃が準備された。

イラン中国と密かに武器輸入などを交換条件として、ガス鉱区を与え、さらには25年の長期契約でガス輸出を許可していた。イラン中国からえるものは武器と核技術である。

中国上海シックスの主導権をもつが加盟六ケ国(中ロ、カザフ、キルギス、ウズベク、タジク)にオブザーバーとして、イランインドパキスタンモンゴルを加え、あたかもNATOに対抗するかのような、東側の軍事盟主の立場を確保し始めた。

解体されたワルシャワ機構に変わるものとしてロシアは「全欧安保」を言いつのり、CIS間では個別あるいは集団的安全保障条約を結んだが、バルト三国グルジアと、そしてトルクメニスタンが加わらなかった。

プーチンはがむしゃらにロシア帝国の栄光の復活を夢見て、バルト三国ウクライナへのガス供給をとめ、グルジアには戦争を仕掛けた。

同時に欧州ロシアルート一本のガス供給ルートを多角化するためにナブッコ、ジェイハン・ルート建設を始めるや、同時に対抗して北方ルート黒海ルートを提示して欧州を揺さぶっていた。

とくにオーストラリアブルガリアドイツにはそれぞれが薔薇色のシナリオを提示し、欧州の団結をそぎ、利益誘導型で西側の分断パイプライン建設を妨害する。

 

▲第三幕 「中東金正日」=ニヤゾフ大統領の怪死

トルクメニスタン独裁者が「突如」死んだ。

トルクメニスタン砂漠の国だがイランやクエートの匹敵するほどの天然ガス埋蔵があり、いまのところ地政学的にロシア流通依存せざるを得ない。

だからこそニヤゾフ大統領はガス輸出の多角化に乗り気でアフガニスタンルートの開発が急がれた。これを“脱ロシア”化と捉えるモスクワ不愉快である。

 

ニヤゾフが突如急逝、主治医ドイツ人は前日に逃亡していた。

直後、トルクメニスタンの中立路線は変更となり、新政権はややロシア寄りに外交姿勢を修復した。

そして延々と中国へ輸出される総延長7000キロものガス・パイプライン敷設工事が始まり、TAPI・ルートへの比重は軽くなった。

いや、というよりも投げやりになった。

(所詮、アフガニスタン戦争は片付かない。パキスタンは所詮、米国にはつかない)。

つまり米国事実上の敗北が見えた。

トルクメニスタンは変心した。

イランはこの機会を待ち望んでいた。

もともと内陸部のトルクメニスタンアフガニスタンを経由して、パキスタンの港を目指すというユノカル案は、「イラン回避」ルートである。

米国イラン悪魔と呼びつつけた。

だとすればイランはガス油田から運搬ルートを南下させ、南の港へパイプラインを敷設していた。全長900キロのうち、残すところはあと250キロ。

地図凝視していただきたい。この地点からパキスタンのグァイダール港は「となり」なのである。

中国は古くから、この地政学的利点に目をつけた。

すでにパキスタンムシャラフ政権のときから、治安の悪いバルチスタン地域に中郷は労働者を運び込んで道路建設し、資材を運び、グァイダール港を近代的港湾設備を持ったものに改築してきた。

つまりイランからパキスタンの隣町へ運ばれるガスを、この地で精製し、パイプラインパキスタン西安から北東へ貫き、しかもインドへは分岐せず、この点でイラン中国パキスタンの利害は完全に一致した。

これが「IPCルートと呼ばれる。

▲第四幕 パキスタンイラン反米

パキスタンは白昼堂々の裏切りを演じた(ここで「裏切り」と穏当でない語彙を用いるのは米国契約概念からみれば、そういうニュアンスだから)。

五月下旬にパキスタンイラン契約したのだ。

中国が最終ユーザーとなり、中国パキスタンがともに天敵であるインドへは分岐しない。

パキスタン西端に位置するグァイダール港は、すでに中国資本技術をもって港湾のかたちをなしており、大々的改築(新築に近い)が進み、アラビア海に面する深海は将来、中国海軍の原潜基地になりうる。

げんに中国の六隻の軍艦アラビア海ソマリア沖の海賊退治に参加している。

パキスタンから中国への高速道路も着々と工事がすすみ、嘗てのカラコルム・ハイウエィは完成しているため、ガスの運輸ルートはこれに添ってパイプラインを敷設すれば良いのだ。

中国がこのルートに執着するのはマラッカ海峡への依存度を低減させるためで、ほかにもアンダマン沖合のガス田から(開発成功後は)ミャンマーを南北に貫くパイプライン建設して、マラッカ海峡への依存度をさらに激減させる計画がある。

中国にとっては、ユノカル買収を土壇場で拒否された米国への心理的復讐劇にもなる。

パキスタンはこのパイプライン通貨収入を年間五億ドルと想定、つまりこれをAPAI計画では、アフガニスタンがもともと受け取る予定だったのだが。

イランパキスタンとの正式調印はイラン大統領選挙の直後に盛大にテヘランで開催される(アジアタイムズ、5月27日、6月3日付け)

敗者はインドアフガニスタン米国、勝者はイランパキスタン中国

くそ笑んだのはロシア、臍を噛んだのはトルクメニスタン、そして日本はいつものように、こうしたグレートゲームの変質さえ知らず、ユウセイの人事とか、セシュウ制とか、およそ世界現実とは無縁の矮小な論議にエネルギーを費やしている。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん