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2024-11-01

平成史上最も重要テレビドラマ10

本当のオールタイムは選べなかったため平成に絞って俺もやる。テレビドラマは消えものアーカイブされにくいジャンルで、時代をここ35年に絞ってみても網羅できないという問題はある。そのため、俺の観ていない重要作の話をどんどんしてほしい。1脚本家1作品に絞った。俺はテレビドラマ脚本家のものだと思っている。

 

 

1.坂元裕二東京ラブストーリー平成3年(1991年) フジテレビ

トレンディドラマ代表作の1つにして、トレンディドラマの終末期の傑作。フジ月9」枠の代表作でもある。「東京では誰もがラブストーリー主人公になる」をキャッチコピーに掲げ、等身大若者たちの姿を描き出した。2010年以降の坂元裕二の影響なども考えランクイン。

 

 

2.野島伸司101回目のプロポーズ平成3年(1991年) フジテレビ

こちらもトレンディドラマの終末期の傑作であり、お世辞にも男前とは言えない武田鉄矢叫びは、"トレンディ"の終わりを印象付けた。TBS高校教師』でも、好きな野島作品に入れ替えてもらって構わない。90年代には確かに野島伸司時代があった。

 

 

3.三谷幸喜古畑任三郎平成6年(1994年) フジテレビ

田村正和亡き今も、再放送され、パロディされ、やたら話題になる三谷幸喜コメディホームドラマ恋愛ドラマなど、会話による人間関係機微などを守備範囲にしていたテレビドラマが、ストーリーダイナミズムによる面白さにシフトしていったのは、アメリカコメディから影響を受けた三谷幸喜の功績がある。個人的には『王様のレストラン』のほうが好み。

 

 

4.深沢正樹ほか『金田一少年の事件簿平成7年(1995年) 日本テレビ

他のタイトルに合わせて脚本家クレジットしたが、今作を選出したのは何といっても堤幸彦出世作ということにすぎる。『ケイゾク』『池袋ウエストゲートパーク』につながる斬新な演出は一時代を築いた。「土曜グランド劇場」に旧ジャニーズの若手が主演していくのもこの頃からで、後の『透明人間』『ごくせん』『マイ☆ボス マイ☆ヒーロー』などにつながっていく。

 

 

5.君塚良一踊る大捜査線平成9年(1997年) フジテレビ

テレビドラマ」というフォーマット映画館拡張した功罪ある作品テレビドラマメディアミックスの先駆けといえ、映画館はこれ以降テレビ局製作作品であふれることとなった。『踊る大捜査線 THE MOVIE』は未だに実写の日本映画歴代興行収入1位に燦然と輝いている。今秋新作が公開された。

 

 

6.岡田惠和ちゅらさん平成13年(2001年) NHK

21世紀最初朝ドラシリーズ化され、現在再放送されている。『ちゅらさん』が描いた疑似家族によるホームドラマはその後も『すいか』『11人もいる!』『逃げ恥』『カルテット』と平成ドラマの1つのパターンとなった。岡田惠和の功績は膨大な作品数の作品を書いていることで、彼がいなければこの時代テレビドラマシーンは空洞化していたかもしれない。

 

 

7.宮藤官九郎木更津キャッツアイ平成14年(2002年) TBS

クドカン物語自体面白さに注目されがちだが、彼の功績は、若者たちがダラダラ話すという「日常ドラマ」を描いて見せたことにある。彼の脚本は、小ネタギャグストーリーに連結してゆく。木更津という周縁の田舎共同体風景ドラマになるということは革命出来事だった。大きな物語を失った後のゼロ年代的転換。

 

 

8.遊川和彦女王の教室平成17年(2005年) 日本テレビ

遊川が成し得た功績は『女王の教室』の真夜(天海祐希)のような強い、誇張されたキャラクターによるドラマを成立させたこと。それは後の『家政婦のミタ』の大ヒットにもつながった。彼の過剰な演出賛否が分かれるが、常に時代と向きあい続けるための一つの方法論なのかもしれない。

 

 

9.山本むつみゲゲゲの女房平成22年(2010年) NHK

2000年代後半に停滞していた朝ドラ復権は間違いなくこのドラマからで、この作品がなければ『あまちゃんブームもその後の『ごちそうさん』や『あさが来た』『ひよっこ』などの良作、令和の『カムカムブリバディ』のヒットも存在していなかったと過言しておきたい。そういう意味ハッシュタグなどでのTwitterなどの賑わいにも一役買っている。朝ドラ復権は同時にその後のNHKドラマ復権意味していた。

 

 

10.八津弘幸半沢直樹平成25年(2013年) TBS

TBSドラマ復権ということでいうと後述の『JIN-仁-』を挙げてもよいのだが、その後池井戸潤ドラマの隆盛という意味でも半沢直樹を。いうまでもなく『VIVANT』へと繋がる日曜劇場系譜である。主演の堺雅人は『リーガル・ハイ』や『真田丸』という傑作でも存在感を示した。

 

 

 

次点

 

木皿泉すいか平成15年(2003年) 日本テレビ

本当は問答無用に最重要作として今作を挙げたかったのだけど、視聴率知名度を考えて日和ってしまった。今作は『ちゅらさん』で描かれた疑似家族によるドラマ、『木更津キャッツアイ』で書かれた日常のやり取りのドラマを深化させた。そこに大島弓子ファンタジーブレンドさせ、ドラマ物語対象を変えてしまった傑作。

 

坂元裕二それでも、生きてゆく平成23年(2011年) 日本テレビ

90年代10年代の坂元裕二を別人とするなら10選にねじ込んでしまいたい。10年代の坂元裕二作品は、テレビドラマが扱えるダイアローグレベルを一段上へと引き上げた。10話における瑛太風間俊介の会話は他に代わるもののない名シーンだと思う。現在ドラマシーンは、坂元裕二フォロワーで溢れている。

 

鎌田敏夫29歳のクリスマス平成6年(1994年) 日本テレビ

これだけトレンディドラマの話をしているのに、鎌田敏夫の名を漏らしてしまい、それは平成以前になってしまうので、それ以降から一作挙げるなら『29歳のクリスマス』を強く推したい。元祖『9ボーダー』。取り巻く環境は変わっても、年齢を巡る憂いは不変のものなんだと。

 

野沢尚眠れる森平成10年(1998年) フジテレビ

坂元裕二と並び、この時代天才をもう1人挙げるなら、野沢尚を挙げてしまおう。野沢の深いキャラクター造形はその後の作品に影響を与えた。彼が存在し続けたら、この選も変わっていただろう。またキムタクドラマも1本を挙げていないというのも偏っている。それだけこの時代の彼の存在は異常だったのだ。挙げるならこの作品を挙げたい。

 

北川悦吏子ロングバケーション平成8年(1996年) フジテレビ

あるいは今作か。トレンディドラマ2000年代の間には間違いなく北川悦吏子時代があった。北川悦吏子は近作が色々言われることもあるが、それは(例えばミスチルがそうであるように)強烈に時代と寝た人物にだけ得られる特権だ。そのため、俺は何があっても今後北川悦吏子擁護し続けていきたいと思う。

 

三木聡・ケラリーサンドロヴィッチら『時効警察平成16年(2006年) テレビ朝日

この10からは確実に存在していた深夜ドラマ文脈がごっそりと抜け落ちている。『孤独のグルメ』や『おっさんずラブ』に繋がっていくような深夜ドラマ系譜。『時効警察』はシティーボーイズ放送作家三木聡最高傑作である。近年では主演だったオダギリジョーが謎の力でそのパロディNHKドラマ映画化までさせているが、盛大にスベっている。

 

渡辺あやカーネーション平成23年(2011年) NHK

一部では「朝ドラ史上最高傑作」の呼び声もある今作。戦争もの・女の一代記としての朝ドラ岸和田の街に生まれ、生きて、老いて、死んでいく強いヒロイン渡辺あやは強烈な作家性を朝ドラにおいて発揮させ、それはこれ以降の朝ドラの指針が転換される契機にもなったのかもしれない。(だからこそ『純と愛』などが生まれしまったとも言える)

 

森下佳子JIN-仁-平成21年(2009年) TBS

坂元裕二岡田惠和宮藤官九郎遊川和彦木皿泉渡辺あやらの作品を挙げておいて、森下佳子名前を出さないわけにはいかない。構成力という点で彼女の右に出る者はいないのではないだろうか。森下佳子の手にかかれば、物語における伏線人生因果に映り、プロット運命へと変貌する。TBSドラマ復権きっかけとしても、今作を挙げておきたい。

 

野木亜紀子逃げるは恥だが役に立つ平成28年(2016年) TBS

野木亜紀子10から漏らしてしまったのは痛恨の極みであるが、令和の選が今後もし出来るなら1番に入る人であるのでご容赦いただきたい。社会的テーマをポップにテレビドラマ次元で取り扱い、ヒットさせてしまったのは見事。野木亜紀子はもともと原作もの実写化の手腕に定評があったが、『アンナチュラル』『MIU』とオリジナル作品もヒットさせている。

2024-08-01

anond:20240801082705

エ段で喋ると田村正和っぽくなる、ってのも昔見た気がする

イ段、ウ段、オ段についての発見が楽しみだ

2024-03-23

田村正和って生きているのか死んでいるのかわからなくなるな

2024-03-12

anond:20240312173129

大泉洋キムタクではバックボーンが違いすぎる

ふと思ったんだけど、大泉洋を水どうで楽しんでる連中は、ある意味ずっと大泉をまともに役者として見てないのかもしれんなぁ

キムタクキムタクで、「何やってもキムタク」ってのは、ある意味そういう稀有役者としてのスキルじゃねぇか?と思わんでもないというか、

例えば田村正和なんかも「何やらしても古畑」だったように思う

2023-01-18

キムタクがよく

「何をやらせてもキムタクになる」

って言われるけど、田村正和もそんな感じだったなーって思う。

そう考えると、二代目古畑任三郎キムタクってのもあながち間違ってはいない気もする。

まったく古畑っぽくはないが。

2022-08-17

田村正和ばりのスタイルのいいイケメンおじさんおったけど、頭がザビエルだった・・・!!!

頂点がハゲなだけなのにすべてが残念になるのってすごいな

2022-05-12

vtuberのなにが受けつけないんだろうって考えてみた

ふとした瞬間にvtuber増田ありん(仮)じゃなくて中身の東京花子(仮)が出てるからかな。

ガワかぶるののはいいんだけど、それならガワのキャラを演じきれよと。

たとえば古畑任三郎が本編でいきなり素の田村正和になったらぶち壊しじゃん?


そういうキャラ意識してる人もいるんだろうけど、みんなにやんややんやされてると出ちゃうんだろうね。東京花子がさ。

「本当の私を見て!」みたいのが。

でも俺が萌えてるのはあんたのガワなんだよ。

2021-08-10

貯金

私と夫合わせて貯金が4000万円くらいある。親からもらったお金ではなく、自分たちで貯めたもの

家も車も持っていないし、ユニクロばかり着ているし、旅行ふるさと納税でもらった金券を使っている。化粧品ちふれだし、台所スリッパは100円で買ったし、外食ほとんどしない。でも家族お好み焼き作って食べるのが楽しい。FODで田村正和の古いドラマを観るのもすごく楽しい

それで貯金が4000万円くらいあるの。いつか郊外に家がほしいから。誰にも言っていないけど言いたくなってしまった。

2021-06-14

田村正和さん追悼 anond:20200916130557

ってことで、BS再放送された「総理と呼ばないで」ひさびさに見たけど、やっぱオモロかったわーw

鈴木保奈美がやってた奥さんが、あの安倍昭恵さんを予言してたような...

唐沢寿明がやってた新総理が、あの小泉進次郎さんを予言してたような...

感じもして、趣き深かったねww

2021-06-04

TVerGyaoで『パパはニュースキャスター』が無料配信されてるがスゴイ面白い

娘に翻弄される田村正和面白い古畑任三郎よりこっちが合ってるわ。放送年が1987年時代ギャップ間違い探し面白いけど『専業主夫最近普通になりましたからね』とか今にも通じるセリフも見られて興味深い。

普通に地上波で追悼放送してほしいわ

現状1話から6話までしか配信されてないけど最終回まで無料配信されるために皆見てくれ

 

https://tver.jp/feature/f0075278

https://gyao.yahoo.co.jp/title/60adfa0c-2e37-4ea3-b075-f3867ef0a272

2021-05-26

anond:20210526182537

下手だよ。

田村正和もそのことは自覚していて、劇団稽古をつけてもらいに行ったりしてたと思う。

でも馴染めなくて、結局演技の個人指導とかを受けてたはず。

から田村正和は顔がいいだけの大根。本人も自覚してた。名優ではない。

anond:20210526182537

木村拓哉の演技は絶賛されてる。

よって田村正和も名優。

2021-05-24

死ねば転生ガチャガッキーの子供になれる可能性あるぞ!お先!

看護師星野さん、元気な男の子ですよ」

田村正和「おぎゃぁおぎゃあ」

看護師「این پسر سالم است.」

俺「おぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」

2021-05-18

田村正和

とんねるずものまねしなかったら多分見向きもしなかった程度には自分はガキだった。

ご冥福をお祈りします

田村正和さんが亡くなったのか…ショックだ

ニュース文字を追いながら思い浮かべてたのは何故か京本政樹だった

お二方すみませんでした

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