はてなキーワード: リボーンとは
上から期待してる順。
「やれやれ系主人公がなりゆきでお悩み相談部に入ってストイックな対応で解決するラノベ原作」
としてはここ10年で最高の出来。
原作1話をとくにカットせず無理に3分アニメにするため声優に早口で言わせてる。
アニメでは聞き取れなかったセリフを原作で読もう、とCMで言うレベルで早い。
ヤクザお頭の息子の俺が、なりゆきでマフィアのボスの娘の彼女のふりをすることになったぜ!
なラブコメ。
とにかくかわいいキャラがシャフトの謎の演出で大げさに繊細に暴れ回る。
勝率100%の最強主人公が熱い戦いを繰り広げる、っておもしろいのかそれ?
アニメの尺的に5分10分で決着が可能なスピーディーな戦いのおかげでスムースにトーナメント戦もできる販促にすぐれた競技。
主人公はエースを狙う野球部員!ライバルの同級生に負けないぜ!
2004年開始のジャンプ原作。ゼロ年代後半のジャンプをリボーンやDグレと支えてきた苦労人。
ハイテンションでセリフ長くてシモネタ多めのギャグと、長編での熱さのギャップよ。
Webコミック原作!オタクヒッキーなダンナと働き者の嫁のドタバタ日常。散りばめられたネタに追いつかねえよ!
魂を狩るのに奮戦する
TCGにも進出しているサンライズのアイドルアニメと言えばバトスピ!
ペンデュラム、レギオン、アルティメットなどで大混乱に陥ったTCG業界で唯一アニメを一旦やめて力を蓄え再始動したシリーズ。
サンライズの技術でカードゲームでも最高のCGがみどころだじぇ!
コロコロらしい激しく熱かりし戦いが繰り広げられる。
背後霊のような不思議な能力、スタンドを駆使する能力バトル物。ジャンプ原作。
セリフ回しが有名で実況が熱い。
異世界から敵が侵攻してきた!特殊な武器を手にして戦うぜ!平凡、異世界人の戦闘の達人、エネルギーはすごい新米スナイパー、なんかすごい天才の中村の4人の主人公ががんばるぜ!
独特な戦闘方法で頭を使って敵兵、ときには上層部と戦うのがおもしろい。
2クール続くよね?
多くのTCGアニメは実際のカードの動きをアニメで再現して販促するのだけど、ヴァンガードはそれをほとんどしない。
対戦描写を大きくカットして物語だけで、カードの能力を知りたい勢としては物足りなかったけど、最近ちょいちょい能力見せるし展開もシリアスでよくなってきた。
熱い決闘と異世界人との会話のドッジボールと顔芸がみどころのTCGアニメ。
アイドルになれるテーマパークみたいなところプリパラで、今日も3人組でアイドル活動してるぞ!
世界征服を目論む鷹の爪団。実際は探偵ナイトスクープ+ドラえもんみたいなことをやってる。
思考が暴走しすぎてると思う。
「ミソジニー」みたいなテクニカルタームを覚えて乱用するようになると
思考が全部「あれもミソジニー」「これもミソジニー」みたいになって
物事の分析が浅くなっていく(頭が悪くなっていく)よ。
「男女ともに楽しめる」と別に「腐向け」という趣向は貶し以前に実際ある。
貶そうとする人間が「腐向け」というジャンルを作るのではなく、
既にある「腐向け」というジャンルを蔑視して貶そうとする人間が居るだけ。
ジャンプで言えばリボーンや黒子、最近上昇株ではハイキューなど
別に男が読んでつまらないとは言わないけど女性ファンの方が多い作品、
それも作中の男性キャラが絡むところをメインに消費されてる作品、
ていうのは実在するじゃないか。
アニメが、でもない。
むしろそれらは好きだ。
でも、どうしてもダメなのが杉田&阪口の醸し出すあの押し付けがましい雰囲気が。
そしてファンが、だ。
同属嫌悪は自覚しているが、なんであんなに2ちゃんねる的というか
厨二的な言動を表に出すんだろう。
基本的に原作、アニメが好きでも、それらが苦手なもんだから、静観するようにしている。特に触れないようにしている。
それなのに、何故草たっぷり生やしたコメントとか投げてくるんだろう。
オンでもオフでも、さして親しくもないのに、いきなり草生やして馴れてくる神経が知れない。
銀魂のファン層の精神年齢の低さは、ブリーチファンの上を行く気がする。
不快・不愉快を通り越して、親御さんはこんな姿を見てどう思うんだろう、という遠い目をしてしまう事さえある。
基本的に、漫画だの、アニメだのは、裏方やファンの姿を目にするものじゃないよなぁ、としみじみ思う。
とはいえ、別に全部が全部じゃない。最近でこれを感じたのは鋼錬と銀魂くらいだ。
リボーンなんかも同じような年齢層なのに、なぜかキャッキャウフフ的な、まったりムードなのが不思議だ。
痛いファン層、そして裏方の痛さって、どこから来るんだろう。
痛いファンやキャストってのは、勿論どこにだっている。
でも、なんか違うんだ。その密度が。空気が。
単なる好みの問題だとは思うんだけど、どうにも不思議でならない。
「腐女子のためのTwitter入門」を書いた方のtwitter発言
女性オタク同人界でTwitterが大流行したら「フォローしたら必ず挨拶すること」、「無断リムーブはマナー違反」、「BL系はプロテクト推奨」などの独自のマナーができそうな気がします…。」
既に人気ジャンルではその傾向がある(自分が見た限りではリボーン、銀魂、落忍、ヘタリア、BASARA、アトラス系等)
特に自らが自重して、「最近腐発言多いので鍵つけました」とプロテクトしている人が多い。おそらくこれからもプロテクト利用者は増えるだろう。
ソースが自分なので信憑性はないが、ネットに明るく、幅広くオタな人は鍵をつけないが、特定のジャンルにハマっていて、そのジャンルの話ばかりしたい人は鍵を付ける。
いわゆる「ジャンルを守るための自衛策」なのだろう
キャラ名が漢字であれば、ひらがな、カタカナ、もしくはあだ名・通名を使うことで、検索避けをしている
「フォローしたら必ず挨拶すること」もよく見かける光景で、「しらないひとにフォローされたこわい・・・」みたいな反応をされないためにまず挨拶したりする
「フォローし返しありがとうございます!」という@発言もよく交わされている
無断Removeに関しては、twitterで「ジャンルの話がしたい腐女子」のfollow/被followは少なくて10人以下、多くて30~50人程度。つまり1クラス規模。
Removeしたらすぐ目に付き、「私っていらない子なんだ…」勝手に傷つく人が多いのも事実
腐女子のコミュニケーションというのは、いい意味でも悪い意味でも重い
鍵付でtwitterでやるならスカイプなりメッセなり使えばいいのでは、とも思う
増田を見ているような腐女子は「ジャンルの話がしたい腐女子」としてtwitterをやるとだんだん窮屈になってくるかもしれない
カプの違い、カプ観の違い(腐女子の悩みの7割がカップリングに関する事ではないだろうか)などでRemove/ブロックしたいのに相手のことを思うとできない、とか
別のジャンルにハマったら、今followしているジャンルの人たちにどう思われるだろうか、とか(新ジャンルへ移動することを、旧ジャンルの人はあまり良く思わない)
さらにはちょっとエッジの尖った発言をしようものなら、誰かによってジャンルのヲチスレ、もしくはpink難民のジャンルスレに晒されてしまうかもしれない
不思議に思う方もいるだろうが、たいていの女性向け人気ジャンルには
2chジャンルヲチスレ(ウオッチスレ。痛い行動・発言をした人を徹底的にネチネチと叩く場所。半年くらいは余裕で粘着する)
BBSPINK・pink難民ジャンルスレ(口調が「~お^p^」etcで無法地帯。ノリがVIP。流れが速い、愉快犯が多いため晒しのダメージは少ない)
があり、特にヲチスレに晒されて弗(アイドル)になろうものなら、そのジャンルでの同人活動およびジャンル友達は絶望的になることも多々。
「めんどくせーーーー!!!これtwitterじゃねーよ!掲示板かチャットじゃねーかっ!!」とブチ切れてしまうかもしれない
だから「腐発言も時々するけど、基本はネットのおもしろい事好き腐女子」としてかる~く取り組んだほうがいいと思う
特に
がウゼーって人ならなおさら。
twitterにいる人たちは変態ばかりで、腐女子も変態の1クラスタである。
キャラ名絶叫や、「(キャラ)の靴底舐めたい」といった発言をしても、「変態がなんか言ってる」と思われるだけである。
しかしカップリング萌え語りとなればいきなり生生しくなる。マジに語れば語るほど腐臭が出てくる。
そのため腐専用アカウントを作る人もいるが、己のサイトかblog・mixiでしたほうがいいかもしれない。
twitterは文字制限があり、レイアウト的にも長文を読ませるのに向いていない。(いきなりBL小説を書き始めた人がいて、内容はともかくものすごく読みにくかった)
学校のクラス・部活みたいなものに属するか、街のざわざわとした雑踏に耳を傾けるか、どっちにしろ使う人の自由である。
誰をfollowするかという自由もこちらにある。
ちなみにこれは非コミュ腐女子の書いたエントリであり、ジャンルを越えた腐友達がいて、内輪でわいわいやれる人には参考にならないだろう。
あらかじめ謝罪しておく。
http://anond.hatelabo.jp/20090324145314
ただデータだけ見て楽しんでる人もいるんだろうけど、その割には
あんまチェックしてないけどせいぜい神田くらいでしょ人気あるの。
別にだからどうってわけじゃないんだけどなんとなく「俺」って一人称と書いていることのギャップが気になったから。
http://b.hatena.ne.jp/entry/http://anond.hatelabo.jp/20090324023202
nodada Dグレ、リボーン、銀魂はほぼ同期だが、この中で一番早く腐女子が食らいついたのは、一番絵が地味で下ネタも多い銀魂<ソース暮れ。
はい
http://d.hatena.ne.jp/myrmecoleon/20081228/1230421347
この数字にも出てるけど、俺は銀魂よりリボーンのほうが食いつきよかったと思う。
銀魂は新撰組の出番が多くなってからの方が盛り上がってたけど、リボーンは獄寺と山本が出揃った時点(かなり初期)で既に盛り上がってたはず。その後は骸が出てくるあたりかな。Dグレはみそっかす
↑の数字からもわかるように
http://anond.hatelabo.jp/20090324103120
Dグレとリボーンはほぼ同期だけど銀魂は半年違う、入社時期ならともかく漫画連載で半年の差をほぼ同期とは言えないだろ。単行本3巻分だよ。
その時期のずれに関係なくみそっかす。今でもDグレは単独のジャンルコードないし。そして、半年のずれは同人誌の流行りでは大した問題にはならない。コミケの申し込み1回に影響はあるけど、一旦盛り上がると半年で衰退するようなことにはならない。そもそも盛り上がってないDグレには関係ないずれ。
腐女子叩きしてる側の定義でどういう意味合いを持ってるかを問題にしなくてどうすんの?
だいたい、折角「実際の腐女子」より多めになる「同人誌を読み書きする女子」に定義を広げたんだからのっかっときゃいいじゃん。「割合」が減っちゃうよ。もっと言うと「女の癖にジャンプ読んでる奴」まで広げちゃった方がいいと思うけど。
Dグレにどのくらいの割合で女子票が入ってるかわかんないけど、コミケでの人気のなさから考えると「腐女子票」より「腐じゃない女子票」の票の方が多そうな気がするけどね。あんまチェックしてないけどせいぜい神田くらいでしょ人気あるの。
ブコメでも言及されてるけど割合で考えないとどうしようもない。
「男オタの言う『腐女子向け』」ってのが必ずしも「絵柄がキレイな漫画」のことを言っているわけじゃない。
Dグレとリボーンはほぼ同期だけど銀魂は半年違う、入社時期ならともかく漫画連載で半年の差をほぼ同期とは言えないだろ。単行本3巻分だよ。
腐女子を「同人誌読み書きしているオタ女」って定義もおかしい、ヤオイだけが同人誌じゃないんだし。
男の言う腐女子向けがどういう意味合いを持っているかって話じゃないぞ、
トラバ先(俺が書いたんだけど)が適切かと言う点も含めてあんたのその書き込みの論旨はおかしいって話な。
やおい同人誌は美形化美形化と言われまくってますが、単に作家さんが自分なりの絵柄で描き直すから、結果的に美形になってるだけのような気がします。
今の女性向同人界の絵柄の主流は、小畑健・星野桂あたりのスタンダード絵柄か、雁須磨子・羽海野チカあたりのサブカルオサレ絵柄かな、と思ってるのですが、基本はやはり少女漫画。少年漫画的なデフォルメが得意な作家さんは少ないでしょう。極端な体型とか、髪型とか、不細工には対応できない。絵柄のテンプレートが既に美形だから何描いても美形に見えてしまうんですね。わざと美形にしているというより絵柄の問題なんです。
そう思うと、腐女子の中で流行る漫画やアニメって、「描ける」っていう条件がかなり重要なんじゃないかな、と。やっぱり少女漫画的絵柄だと、標準体型で奇抜な髪型でもない、普通or美形の10歳から30歳ぐらいのキャラクターが一番描きやすい。
遊戯王なんて「城之内くん、大好きだ」みたいな核弾頭級のセリフがあったのに、腐的に大流行しなかったのは、ひとえに遊戯の髪型のせいじゃないかと思うのです。
アイシールドも男子高校生がたくさん出てくるけれど、標準体型で普通の顔が圧倒的に少ない。一番人気のヒル魔がそもそもギリギリラインで、セナ、十文字、進、桜庭(ヒゲレス)、高見あたりまでが描写可能範囲。でも少女漫画に近い絵柄でモン太や栗田、照光を描くのは辛いでしょう。
事実、「描ける」キャラクターが少ないと腐界ではあっという間に廃れていきます。Dグレも廃れています。
反対に、テニスはその点すごく優秀な漫画。3桁を軽く越える男子中学生がいて、描けなさそうなのは田仁志と樺地ぐらい。リボーンや銀魂、おお振りもおおむね描きやすいだろうと思います。
この条件がアクロバティック解決されたのが、最近人気の電王ですね。イマジンにはそれぞれ分かりやすい擬人化ビジュアルが決められていて、萌えるのに描けない…というジレンマが起きない。実際にジャンル内の人に話を聞いてると、ガワ萌えだけど描くときは擬人化する人が多いようです。
もうね、やおい同人誌を出されたくない少年漫画家さんは登場キャラクターをデブ・奇抜な髪型・不細工で固めるしかありません。そうしたらいくら男同士の友情を描こうと、間違いなく同人誌・同人サイトという媒体では広がりません。描けないもんは描けないですから。まぁ、そういう漫画が大人の男性ならともかく昨今の男子小中学生に受けるのかどうかは甚だ疑問ですが。
もちろんそうしたとしても、本が出ないだけで腐女子が萌えるのは止められないでしょう。大概の腐女子はデブ・奇抜な髪型・不細工でも関係性に萌えることは可能ですし、文字媒体や2chの801板あたりで大人気になる可能性は高いと言えます。アイアンリーガーのように、福本作品のように、情熱で絵柄の差異を凌駕するジャンルになるかもしれない。
やおい的流行を狙う漫画家さんが勘違いしているだろうなと思うのは、キャラクターは特別に美しくなくてもいいということです。描きやすい絵柄であれば補正可能です。それよりも、「私はこの漫画が好きだ」と人に誇れるような、純粋に面白い漫画であって欲しい。やおい流行を狙って作品が面白くなくなれば、購買力のある年齢層の腐女子は逃げてしまいます。そもそも女性読者を狙うのと、腐女子読者を狙うのとでは、アプローチが全く違います。いくら目立っていても腐女子は所詮女子の5%程度です。男子小中学生に人気のない面白くないものを流行らせるほどのプラスにはならない、と申し上げておきます。
腐女子のファンがいて同人誌がたくさん出てるっていう意味なら、ワンピやナルトだって充分腐漫画なんだが、あんまりそう言われないような。
「腐女子のファンの多さ」じゃなくて、「ファンの中の腐女子の占める割合が高い」ってことが重要なんだろう。
その点ワンピースやナルトは有名ゆえに勿論腐女子ファンも多いが、普通の本来のジャンプ層であろう少年達の支持が高い。ワンピにいたっては特にオタでもない一般人の支持も結構あるしそんなこんなでそれらの漫画は、おそらくファンの中での腐女子の割合がそう高くない(あるいは高くないように見える)。
これには同意せざるを得ない
腐女子向け漫画と呼ばれる漫画ってどういうものなんだろう。今のジャンプだとテニス、リボーン、銀魂、ブリーチ、Dグレってとこだろうか。
腐女子のファンがいて同人誌がたくさん出てるっていう意味なら、ワンピやナルトだって充分腐漫画なんだが、あんまりそう言われないような。反対に腐漫画って言われているブリーチやDグレは、女性向同人ジャンルの勢いから行くと、腐女子に人気があるようには見えない。なんつーか、基準が分からん。
で、いつものごとく腐女子の彼女に聞いてみたところ、「絵がきれいめで、男がたくさん出てて、自分には面白さが分からないのに何故か続いてて、ようするに気に入らない漫画が腐漫画って呼ばれてる」(ギャグ除く)という回答が返ってきた。「絵がきれいめで、男がたくさん出てる」っていうのは納得したんだが、「面白さが分からないのに何故か続いてる」っていうのにはちょっと驚いた。
腐漫画という言葉を使うのは、主に10代後半から30代の男だと思うんだが、その世代に受けなければ腐漫画になってしまうというわけか。そういやリボーン、銀魂、ブリーチあたりは子供にも受けてるっぽいけど、子供向けじゃなくて腐漫画扱いだもんな。近頃、トンデモ展開で大人の男にうけまくってるテニスが「アニメは腐向けだけど漫画はそうじゃない」とか変な擁護されるようになってきたのはそのせいか。
そうなると、「ジャンプは誰のものか」っていう話になってくるんだが、俺はこれは少年のものだと思っている。10代以下な。もちろん、男女問わず大人も読んでる現状があるわけだが、それは想定範囲外の読者だ。だけど腐漫画という言葉を使いたがる人は自分が想定範囲外の読者であることに気付いていない。子供と大人に受ける漫画、子供向けギャグ漫画は許せても、子供と腐女子に受ける漫画は許せないのだ。
これだけ世の中が腐女子腐女子と言っているのに、腐女子の代表格とも言うべきカリスマ腐女子の人が出てこないのは不思議だ。腐女子であることが当然であるBL漫画家やBL作家を除いて、純粋に腐女子であることをアイデンティティとして出てきた有名人がいない。オタクなら中川翔子がいるけど、あれは腐女子じゃなさそうだし。喜屋武ちあきも腐女子内では黙殺されてるっぽいし。三浦しをんがギリギリそうなのかな。カリスマ腐女子ネット有名人とかもいないよな。オタク界でいうところのゴルカムさんとか、かーずさんみたいな。
というようなことを腐女子の彼女に聞いてみたら、腐女子が表に「出てくる」ということじたいが禁忌なので、そんな身内を売るような人がカリスマ扱いされるわけがないんだそうです。有名な腐女子系サイトもあるにはあるが、そういうサイトさんは管理人さんがあまり表に出てこないようにしていると。
そもそも腐女子界のカリスマとは、萌え対象作品に対しての知識が豊富で愛情が深く、瞬発力と持久力と表現力がある人のことを言うのだそうだ。広く浅く移り気な腐女子はかえって蔑視される傾向にあると。
昔の尾崎南があれだけカリスマだったのは、若島津健と日向小次郎に対する愛情が度を越えていて、「誰もこの人の妄想には勝てねぇ」と無条件降伏させれられていたせいなんだと。なんかぱんつにおけるたかすぃさんみたいだな。
腐女子のカリスマは作品ごと、ヘタをすればカップリングごとに存在していて、ファン同士のコミュニティから出てくることはない。出てきた奴は一瞬にして敵になっちゃうから。俺としては、カリスマリボーン腐女子vsカリスマテニス腐女子討論会みたいなの、見てみたいけどなぁ。
2007年夏現在、最大勢力を保っているのは、テニスの王子様です。ただし、テニプリは学校が違えば別ジャンルという原則があるとおり、青学・氷帝・立海・六角等の対象校ごとに住民の住み分け、独立採算制度を採っており、かつてのソビエト連邦の様相を呈しております。また、ジャンルブレイクしてから早5年。新たにミュージカル独立行政区が力をつけてきたものの、2128という空前のサークル数を誇った2004年の夏コミ以降、サークル数は減少傾向にあり、テニプリジャンル全体を見れば停滞期に入っております。
第2勢力は、鋼の錬金術師です。原作は堅調に進んでいるものの、最大カップリングのキャラクターにノーマルカップリングフラグが立ち、こちらも勢いを落としております。特定の大手サークルのみに買い手が集まるドーナツ化現象がここでは顕著です。
第3勢力は、ガンダムSEED、SEED DESTINYですが、放送終了から約2年。同じく当時の勢いは無くしております。しかし、書き手・買い手共に人材が豊富で、ジャンルとしては比較的踏みとどまっているように思われます。同じサンライズであるコードギアスへの移動組がやや見られたものの、現在はガンダム00待ちの状態に入ったというところでしょうか。
一方、テニプリ以外のジャンプ勢はと申しますと、女性向同人界第4勢力にリボーンが食い込んでおります。ここ1年で急速にサークル数を伸ばし、銀魂を抜いてジャンプ2番手に急成長しました。惜しむらくは、住民の年齢層が低く、ジャンルを牽引するような大手サークル不在の状態が続いていることでしょうか。そして、銀魂も減少したわけではなく、安定してサークル数を伸ばしております。リボーンとは対照的に年齢層が高く、大手サークルも豊富なようです。ここしばらく女性向同人界は大ブレイクする作品に乏しい状態で不作が続いており、他ジャンルが軒並みサークル数を落としていく中、リボーン・銀魂の2つは成長株と言えましょう。
そしてBLEACHも数こそ増加傾向にありますが、ノーマルカップリングが強いこともあり、こちらは鎖国に近い雰囲気を保っております。テニス・リボーン・銀魂等はサークルや買い手がややかぶる傾向があるのに対し、ジャンプ勢の中である意味浮いている存在でもあります。D.Gray-manと同じく、同人即売会までたどり着かないライト層・小中学生が人気の中心で、熱心なコア腐女子層にはあまり響いていないのではないでしょうか。
さらに、連載長期化で停滞期に入ったONE PIECE、NARUTOは、サークル数こそ減りはしたものの、熱心な買い手に支えられて下げ止まりの傾向にあり、こちらは住民の高齢化がみられます。
おおきく振りかぶってはアニメ化がカンフル剤となって、勢いを取り戻しつつあります。しかし、原作がマイナー月刊誌という壁は高く、このプチバブルも一時的なものとなるでしょう。
ゲームジャンルは、ここ数年ゲーム全体で一定数を保っています。昨年のペルソナ3、テイルズ・オブ・ジ・アビスのスマッシュヒットの流れが現在も続き、戦国BASARA、戦国無双、逆転裁判4が勢力を伸ばしています。
最近注目のつまみ食い株としましては、プリキュア5のココナッツ、涼宮ハルヒの古キョン、電王、地球へ…等があげられます。こちらは1、2冊程度、サブジャンルとして本を発行するサークルが多い傾向にあり、勢いはあるもののジャンルとして大成はしないものと思われます。
全体を俯瞰すると、かつての大ジャンルは停滞・減少傾向、ジャンプ中堅が勢いを増す中、ゲームは勢力図などどこ吹く風で、つまみ食いジャンルが少し賑やか、といったところでしょうか。女性向同人界では、そろそろ大ブレイクするジャンルを待ち望んでいます。
ブリーチが腐女子漫画と言われて久しいけれど、今の女性向同人界でどれぐらいのシェアを持っているか分かっている人は少ないと思う。
ついでに言うと、ジャンプじゃなかったら、さらに弱小のジャンルになってただろうと思う。
だいたい、原作そのものが中2病向けの漫画なんだから、高年齢化していく腐女子界でそこまでの人気を誇ることは難しい。「オメーの周りがそうなだけだろ」と言われたら確かにそれまでだけど、私は「ブリーチ好きか」と聞いて「大好き!」と答える20代腐女子にお目にかかったことがない。少なくとも「ジャンル何?」って聞いて、「ブリーチ」と答えられたら、「あぁ同人ハマリたての若い子か」という印象を受ける。
現在の女性向同人界ジャンプ漫画シェアは、やっぱりテニスの地力が強い。中堅として安定してきた銀魂・リボーンも強くて、その下にワンピ・ナルト。ワンピとナルトは連載長期化で勢いを失ってきているので数こそブリーチと同数ぐらいだけど、一時期は銀魂以上の数を誇っていたし、作家層の厚さが違う。で、実質6番手がブリーチ。Dグレはそのさらに下ってとこだろう。
流行してきたジャンルに共通しているのは、「その漫画が漫画として面白いか」「その作品を尊敬できるか」。リボーンはキャラ人気でゲタ履かされている感もあるけど、ジャンルとして流行している漫画はみんなそれなりに面白いし、「なんでこれ流行ってるんだろう」と不思議に思うこともない。
同人誌を作る、ということはそれ相応の愛と経済力が絶対に必要で、今のブリーチやDグレにそれをさせるパワーがあるかと言われれば、他の作品と比べて少ないと言わざるを得ない。特にメイン作家層である10代後半から30代前半の腐女子にはそれほど受けていない。
つまり何が言いたいかというと、ブリーチみたいなクソつまらん漫画が載ってるのは腐女子のせいだという言いがかりは止めていただきたいということである。ブリーチのメインターゲットはジャンプ本来の読者層である中2病患者であって腐女子ではない。どこかで読者層は13歳前後という記事を読んだけど、まさにそうなんだろうと思う。