「技術的知見」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 技術的知見とは

2021-06-15

Twitterで駆け出しエンジニアをこき下ろしている熟練ITエンジニアって

何か明確な思想目的があって向上心のある個人を笑い者にしているのだろうか?

基本的に駆け出しエンジニア技術力や発言力のあるエンジニア協働してTwitterに晒されるまでの流れって

1. 未経験者が無責任インフルエンサースクールの口車に乗せられ、駆け出しエンジニアになる

2. 応募した駆け出しエンジニアがハッタリをかました or 採用フローに関わる人間スクリーニングが甘かった などの理由で当該者が特定IT関連企業採用される

3. なんやかんやありそこそこ発言力のあるエンジニアと未経験者が一緒に働くことになる

4. 未経験者の無能さに辟易したそこそこ発言力のあるエンジニアTwitter罵詈雑言を吐く

みたいなもんだと思うんだが、まずこの流れでキレたり文句を言うことが正当化できる相手は、

諸悪の根源たるインフルエンサースクール

無能な駆け出しエンジニアスクリーニングできない所属企業採用フロー

なわけで(上記の 2. の部分で応募者が技術力を詐称していた場合議論余地はあると思うが)、この状況で一応正当な手段を経て採用された個人を公開の場でバカにするというのは、発言主も自身人間性をネガキャンしているため不利益しかなく、頭の悪い行動だとしか思えない。

特に疑問なのは、bioから容易に所属元が推測できる状態だったり、普段任意プラットフォームで明確な根拠思想信条に基づき有用技術的知見を共有したり、時にはポリコレ思想賛同したりしている人が、先に挙げた言動を行っているケースだ。駆け出しエンジニアに限らず、技術力の低い人間を笑い者にするようなコミュニケーションは、こういった権威があったり社会通念上正しい言動を心がけているように見受けられたりする属性アカウントだけを母集団にしても、歩けば当たるレベル散見される。言動一貫性が無いように感じられ、全く理解できない。一体どれほどの深いお考えで「こき下ろし」を行っているのだろうか。

発言個人見解です」なんて但し書き付きでも、所属元としては迷惑まりないんじゃない?

2021-05-18

はてなブックマークロードに3秒かかる件

広告ブロッカーだと判明した

そりゃいまどきNginxとかで3秒待たせてロードさせるWebサイトなんかないよね・・・

自分技術的知見の浅さを改めて思い知った

2020-10-02

事業が分かるエンジニアがいない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.timakin.com/posts/hacker-and-suits/

IT技術者のイメージ確立した頃のITというのは基本的技術収益性を決定していた。ビジネス人間からすれば「おかしなこと」で、普通に考えれば顧客が何を求めているか問題だ、という意識があったはずだ。

例えば、(フォードの速い馬車という意味ではなく)顧客ミント味のガムを求めていることが判明したとする。当然、ミント味のガムを製造すれば儲かる! のだが、ITでは「ミント味のガムを製造することを認めてよいかどうか」を決めるのはエンジニアであり、そしてエンジニア実装言語仕様書を読んでいるだけで、更にその仕様書半導体ベンダが決定し、加えてその仕様書も主にカリフォルニア辺りの国立大学発明言語化しただけのものだ。つまりITにおいては、顧客が何を言おうと、経営者が何を提供したくとも、カリフォルニア国立大学研究室学生が決めたルールに逆らうことは許されなかった(経営者的糖衣構文を使わずに言えば、実際に技術的に不可能)し、商業的に成功するプロジェクトとは「ルールの中で安価に実現可能もの」と「顧客が欲しているもの」の共通部分のみを的確に選んで提供することができたプロジェクトだけだった。「技術が分かる経営者」とは、現時点の最新のルールを深く把握し、損益にどう出るかイメージを掴みながら商品企画を選べる経営者だった。

ただ僕も不思議だったのは、3[他部署を巻きこみプロジェクトを推進できる]にいるエンジニアですら「事業がわかる」エンジニアとしての評価を得られないケースがあると言うことです。ユーザーにいいものを届けたいし努力をしているつもりだけど、膨大な負荷がかかっているし経営層は何もわかってくれないということで、奥歯を噛み締めながらその場を乗り切っている方は少なくないのかな、と思います

これはまさに「技術収益性を決定するのは、本来おかしなこと」という経営層の理解と、「現世で現実的可能かどうかが最優先」というエンジニア間の乖離ではないだろうか? 経営層は顧客価値提供して対価を受け取りたいのであり、学術的な努力目標を数多く達成したいわけでは、本来はないのだ。だから部署を巻き込んで膨大な負荷を受け止め新しい技術的知見を得ても、まったく意味がない。過去技術的な制約を解除することには大きな意味があった。今はそうでもない。高い技術それそのものによる金銭価値は少なくなったのだ。その結果、顧客が支払う金銭を最大化する製品設計価値は上昇したし、そもそもから低くはなかった。

そして、もちろん実行力も大事なのですが、彼らとの共通言語を持った上で会話ができる、具体的には採用方針を考えたりビジネスの状況を踏まえた塩梅での技術選定をしたり、さらには企業の将来像を共に議論するというある種の机上のフェーズですら、彼らは欲して止みません。それさえできれば多少の評価が得られるというのが、隠れた事実のように感じています(もちろん、それが良いとは言ってません)。視座が4にあるだけで相当な評価を得られるということですね。当然議論してるとしばらくしたら人事や社内管理事業ブラッシュアップ、営業など、全ての方面で駆けずり回ることにはなるのですが。

となると、自らのキャリアに集中したい、技術力への危機感がいい意味で強いエンジニアであればあるほど例の三大美徳に殉じた方が技術者として成長するし、それで評価を獲得できる会社転職するのが良い、となります。そして経営からしてもそういうタイプの人だと同じレイヤー議論をしてくれることへの期待値が高くないので、自然と「事業をわかって」くれないタイプだと見做して配置換えを行います。全てではないですが、こうした負の循環によって過剰にテックリードがいる組織が僕の頭にぼんやりかぶことがあります

「優れたエンジニアは汎用的な問題解決能力が高く、その能力を是非とも経営でも生かしてほしい。あとは興味を持ってくれる人がいるかどうかだけなんだ…」という意見経営層が漏らすパターンはこっち寄りです。そしてあくま個人の嗜好性の問題なので、解決難易度が非常に高く、共通解も存在しません。1つ目の問題のように配置換えで多少解決できることではありません。

以上のような理由から経営層はエンジニアにも「事業をわかって」欲しいと思いながら、その期待値を高く設定することができずにいるという印象を受けました。

まとめると、既存製品の改修にしろ製品企画しろ採用企業内の人員配置しろサプライヤや親会社との折衝にしろ、まず収益性KPIに選び、検討項目を洗い出し、貪欲裏付けを持って改善するエンジニア能力を活かしてほしいという話だ。顧客からの売り上げを最大化する商品企画ができないエンジニアが多い、それが要点だろう。この文章にはエンジニア経営者言語が疎通しない理由が詰まっている。話の要点を短くまとめていない。要点をまとめないことを要求している。要点を省いている。だから技術的な制約と戦うエンジニアには通じないのだ。正直に企業顧客からの売り上げで成り立っている。だからできれば商品企画の段階でも収益性第一企画進行が出来る奴が欲しい。そして社内外を問わずオジサンが求めているのは常に出会いだ。だから収益の話をグダグダ伸ばせること、酌ができることは必須だ」と言えばいいのだ。


昭和はそれで済んでいたはずだ。いつから日本語はこんなに空疎になった?

2020-05-26

anond:20200526002227

教養みたいなもんだよ。

知ってなくてもコードは書けるけど、知っていればより技術的知見で豊かになれる。

未知の課題に対して、広い教養があれば役に立つこともある。

2019-07-15

技術士2次試験かいう激ヤバ試験

今日受けてきたけどなんなんあれ。

午前中は2時間、午後に至っては3時間半ぶっ続け。ずっと手書き記述問題に答える。600字詰の原稿用紙合計9枚にみっちり回答ってなんだよ…… 科挙試験かよ。ある程度の技術的知見証明するための国家資格なのに手段手書きってどういうことだよ。こんな資格無意味である事がわかったからもう二度と受けんわ。

しか大学教室におじさんいっぱい詰め込まれておじさんは苦しかったよ

2018-12-18

Qiitaゴミ記事書いてる人

*ここでいう対象能力が低い人・初心者記事ではなく、技術系のことでもなくそれ読んで技術的知見を得られるわけでもない記事や、他人記事ケチつけてるだけの記事のこと


そういうのは増田でやればいいと思うんだ

ということで自分増田でやる、予定



2017-04-19

http://anond.hatelabo.jp/20170419104658

金が集まったのなら技術(人材)も買えばいいことなんだよね。

その件でなぜ金があるのに形にならなかったのかは、技術不足のせいじゃなく、技術人材を惹きつけるだけのビジョンがなかったからでしょう多分。

魅力的なビジョンはある程度の技術的知見ベースにしてないといけない、という側面はあるかもしれないけど、

基本的には技術は道具にすぎず、それを応用してつくるサービス顧客労働者を惹きつけてこそ。先進性だとか痒いところに手が届く感だとかのね。

そういう魅力的ビジョンが肝で、そこが良ければ好循環が起き、あとのものは付随してくるんだと思う。

技術だけあってもビジネスにはならないし、技術自体で差をつける云々はよほど先端分野じゃない限りはあんまりないんじゃないかというのは元増田に同感。

どう調理するか、どう世の中に「響かせる」か、という言ってしまえば文系的な才覚はやっぱり商売の根幹にくるわけで、技術系の人はそこを過小評価しがちだと思う。

2017-01-10

日本人生産性が悪いってこういうことじゃね?

日本場合

優秀なヤツ「これからはAが来ます! Aを取り入れたサービスを展開すべきです!」

上司「そんなもん根拠ないだろ。何か資料持ってこい!」

優秀なヤツ「一応こういうデータがありました。あと別会社の取ったアンケート結果も」

上司「これだと、Bがいいとも取れるぞ。そのアンケートも前提が曖昧だ」

優秀なヤツ「独自アンケート取ってみました。」

上司「よし、じゃあ上程してみるから資料作っておけ」

優秀なヤツ「できました!」

上司「不備があるからこことここ直して。あとここの言い方、引っかかるから表現変えておいて。」

上司「根回ししておくからちょっと一緒に来い」

上司部長はこの部分のリスクが引っかかっていたから、修正案考えておいて」

上司承認取れたぞ。4月から予算とれたからやってみろ」

優秀なヤツ「」



と、ここまでやらないとやらせてもらえない。本筋とは関係ない社内調整で追われ、それができないと何も新しいことができない。


生産性の高い国の場合(妄想)

優秀なヤツ「これからはAが来ます! Aを取り入れたサービスを展開すべきです!」

上司「よし、お前がそう思うならやってみろ。失敗しても会社としても知見が貯まるからいっきりやってみろ」


もちろん毎回都合よくこんな簡単にいくわけはないが、少なくとも日本よりマシだと思う。


## 追記

正直、半分愚痴で書いたんだが、そこそこブクマついてて驚いた。

IT系なんだけど、尊敬していた上司が、「こんな社内調整をやるためにこの会社に入ったんじゃない」

と残し辞めていった。

生産性の話で言いたかったのは、新しいことにチャレンジしていかないと従来の延長線上でしかなく、劇的な成長は見込めないが、

過度な社内調コストがあると、先見の明がある人はやる気をなくしてどこかへ行ってしまうということ。

## 追記2

ブコメを読んで何が本音だったかを考えると、

何でこんなに技術的知見を持った俺の意見採用されるのにこんなに時間がかかるんだよ、という愚痴に尽きる。

海外スタートアップ方法論を学んでから入社した。色々作ったり勉強した結果、ある分野では外部からそこそこ認められるようになった。

でも社内で色々やろうとすると、社内調整だらけでうんざりした。もっと本質的議論を重ねて、世界を驚かすものを作りたいのに。

こう思う俺は、起業スタートアップにでも行くべきなんだろう。

ちなみに、「こんなの作ってみたんですけど、どうですか」はよく使う。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん