はてなキーワード: 浪漫とは
ドレスコーズも好きですがマリーズ時代の曲もやっぱいいよね、ってことで今もよく聴いてます。
あんまり周りに知ってる人(≒興味ある人)いないからここでツラツラ紹介させてください。
早速まずは第10位から。
10位は「VELVET GOLD WAY」です。
イントロ&歌い出しの「甘い日々だったようだった〜〜」の一節がカッコいいので好きです。
終始勢いがあって約4分があっという間に過ぎます。
勢いの中にもなんというか、抜け感みたいなものも感じられます。
9位は「ダンデライオン」です。
ラストアルバムは初期の頃の曲とは対照的に優しい雰囲気の歌が多いんですが、
その中でも特に優しい雰囲気で王道?ラブソングな感じの曲です。
ブランネルサンズの意味を分からずずっと聴いてましたが、イギリスの町の名前みたいですね。
普段あんまり歌詞を気にして曲を聴くことがないんですが、この曲の歌詞はすぐに覚えられました。
それくらい歌詞が良い曲なんでしょうね。
8位は「センチメントがお好き?」です。
デル・シャノンの悲しき街角オマージュな間奏がメチャカッコいいです。
7位は「「ジャーニー」です。
「Keep on 不安定 さらば安定」って歌詞がマリーズらしくていいですよね。
6位は「ラプソディ・イン・ザ・ムード」です。
これは優しいというか、少ししんみりしたムードの曲ですね。
昭和歌謡を彷彿させるメロディと志磨さんの歌い方が相まって聴き心地がいいです。
ロックバンドの出すこういう感じのスローテンポなポジションの曲って名曲多い印象です。
(毛色は違いますがBlack SabbathのChangesとかいいですよね)
バンドの幅というか、可能性を感じさせる1曲でアルバムを通しで聴いていると先の展開が
5位は「悪魔も憫む歌」です。
収録順だと最後の曲でかなり落ち着いた曲で、志磨さんの優しい歌い方が好きです。
元ネタはストーンズの「Sympathy For The Devil(タイトルのみオマージュ)」。
ちなみにSympathy For The Devil収録アルバムのべガーズ・バンケットも好きです。
志磨さん曰く「物憂げ系」ラブソングとのことですが、まさにピッタリなキャッチフレーズです。
浅川マキさんの訃報をうけて作成された曲らしいので、なるほどなと感じられますね。
東京をテーマにしたアルバムなのでどことなくハイカラな雰囲気も漂ってるところもオシャレで良いです。
3位は「ジ・エンド」です。
ラストアルバムの最後の曲なのでまさにマリーズの集大成的位置付けの曲だと思ってます。
ゆっくりした出だしから、一転してロックな感じに切り替わる瞬間がメチャ痺れます。
歌詞もまさにジ・エンドって感じで、解散前最後の曲にふさわしいと思います。
初期の頃の荒々しさはなく、綺麗にまとまった1曲だと思います。
2位は「上海姑娘」です。
大人しい曲が多いラストアルバムの中で異彩を放つ騒がしい曲です。
何が良いか、というと何となくイメージで持ってる「中国っぽい感じ」を
しっかり音に落とし込んで曲として成立させているところが単純に凄いな、と思いました。
ただただ中国っぽい感じな曲なだけではなくて、普通にカッコいい1曲なんですよ。
ラストアルバムのしんみりムードもこの曲のおかげで暗くなり過ぎずに済んでると思います。
そういった意味でもかなり貴重な1曲。
1位は「BABYDOLL」です。
4枚目のアルバムであり、メジャーデビューアルバムから1曲です。
この曲は不動の一位ですね。
全体通して凄いキラキラしていて、凄い元気がもらえるので好きです。
以上、ベスト10でした。
10曲に絞るのかなり大変でした。
これで興味を持ったり、思い出したりで聴いていただけると嬉しいです。
日本のゲーム会社アトラスより2020年10月29日に発売される『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』をめぐって中華圏のファンの間で戸惑いが広がっている。
同作は真・女神転生シリーズファンの間で名高い『真・女神転生III』のHDリマスター作であるが、正確に言うならば『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』をベースとしたHDリマスター作である。大変ややこしいことに、『真III』にはいくつかのバリエーションがあるのだが、まずはじめに2003年に『真・女神転生III NOCTURNE』がリリースされ、それに追加要素を加えた完全版として2004年に『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス』がリリースされた。『マニアクス』はそのゲームバランスからファンに絶賛されたが、しかし販売本数が少ないこともあり一時は1万円以上の価格で取引されるプレミアソフトになっていた。それを受けて2008年に発売された『デビルサマナー 葛葉ライドウ対アバドン王』の限定版には、『マニアクス』の復刻版が『真・女神転生III NOCTURNE マニアクス クロニクルエディション』として同梱された。
『マニアクス』には、他社であるカプコンのデビルメイクライシリーズの主人公キャラクター・ダンテがゲスト出演していたが、それが再販の障害になったと考えられている。『マニアクス クロニクルエディション』では、ダンテの出演シーンはアトラスの自社キャラクターであるデビルサマナー 葛葉ライドウシリーズの葛葉ライドウに置き換えられている。
今回のHDリマスター版も葛葉ライドウが出演する『マニアクス クロニクルエディション』がベースとなっているのだが、しかしアジア版では葛葉ライドウの存在がオミットされるという。
Shin Megami Tensei III: Nocturne HD Remaster to Exclude Raidou and Goto from Devil Summoner in Chinese and Korean Release - Persona Central
https://personacentral.com/smt-iii-nocturne-hd-remaster-devil-summoner-remove/
たしかに『真・女神転生III NOCTURNE HD REMASTER』の繁體中文版公式サイトには「※「葛葉雷道」與「業斗」不會出現在繁體中文版遊戲中。」、韓国語版公式サイトには「「쿠즈노하 라이도우」「고우토」는 한국어판에는 등장하지 않습니다.」の一文が確認できる。
これらはおそらく昨今の「大正ロマン」問題と関連している。葛葉ライドウは学ランの上からマントをまとい学生帽を被るという大正時代の日本の男子学生の格好をしている(参考画像 https://game.watch.impress.co.jp/docs/20060217/devil02.htm )。このような大正時代の風俗を連想させるファッションは韓国では強く忌避されており、日本のオタクコンテンツ(とりわけ女性向けに多い)が大正時代のファッションを気軽に登場させると、まあとにかく「炎上」しやすい。
この煽りをくらったのが中華圏(台湾、香港)のゲーマーたちである。繁體中文地域はさほど大きなマーケットではなく、ローカライズにおいては韓国とひとまとめに「アジア圏」として扱われる。そのため韓国市場に向けた「配慮」が、アジアのほかの地域のユーザーにとってはフルプライスで「不完全版」を買わされるという迷惑にもなりうる。セガ/アトラスに向けて署名活動を行うユーザーも出てきているが、どうなることやら……。
cannot accept remove Raidou Kuzunoha(葛葉ライドウ) from the traditional chinese version and need to pay to get content The Labyrinth of Amala separate from base game.hopefully Raidou kuzunoha (葛葉ライドウ)can make as dlc downloadable, we not KOREAN ! — JAYLOO! (@JAYLOO20) August 14, 2020
SEGA gonna remove Raidou from #SMT3 #SDDS3 HD Chinese and Korea Version. Yea, I prefer Dante more than Raidou, I still feel bad. I believe more people should know SEGA did this bullshit. pictures took from https://forum.gamer.com.tw/Co.php?bsn=583&sn=27715&subbsn=20&bPage=0 — DSS WORKSHOP (λ:Alyx) (@DSSWORKSHOP) August 13, 2020
As a Taiwanese player, this decision is very confused for me... It seems like the publishing of Traditional Chinese/Korean version are both controlled by SEGA Asia. And you know, Raidou's costume style might be offend Korean. Korean is sensitive for this kind of things. (2/3)— 超人王(Kos) (@KingOfSuper) July 25, 2020
少女小説が好きだ。
戦前の吉屋信子氏に代表される「少女小説」から始まり、時代の流れのなかでいちどは途絶えそうになるものの、70年代後半にやはり「少女小説」を愛していた氷室冴子さんをはじめとするコバルト文庫の作家さん方によって再び脚光を浴び、2020年まで連綿と息づいてきた少女小説が、好きだ。
昔からずっと変わらず月が愛でられてきたように、百年前から変わらず「少女小説」を愛しているひとたちがいる。そんな長い歴史の浪漫の一端に、きっと私もいるのだろう。
青春時代、「少女小説」というひとつの空間のなかで、ひそやかに繰り広げられてきた世界に没頭し、陶酔し、生涯大切にしようと胸の前でそっと本を抱えながらその思い出を心の奥底にある宝箱のなかにしまったのだ。
私が初めて少女小説を読んだのは、中学生の頃だった。学校の図書室で、静かに置かれていた『シュガーアップル・フェアリーテイル』シリーズを偶然手にして、優しく柔らかに、そして美しく描かれる銀砂糖師と妖精たちの世界に魅了されたのだ。そこから、『ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』シリーズや、『おこぼれ姫と円卓の騎士』シリーズ、『英国マザーグース物語』シリーズ、『彩雲国物語』シリーズなどなど、様々な少女小説に手を出した。あるときには、とある少女小説作家の方に、人生で初めてのファンレターを送ったら、返事が届いた。今もその手紙は、机の引き出しの奥できらきらと輝き続けている。そうした読書体験を含め、少女小説を心から愛している。
とはいえ、たぶん。現在の若年層は、そもそも「少女小説」という言葉を知らないひとも増えているのだと思う。実際、私(※大学生)の周りでも、「少女小説」という言葉を知らなかったというひとは多い。コンテンツに溢れた世の中で、他作品よりも目立つことの難易度は、どんどんと高くなっているのかもしれない。だが同時に、「キャラ文芸」あるいは「ライト文芸」といわれるような作品群や、Web小説のなかに、少女小説の文脈はいまも引き継がれているのだとも思う。
ある言葉の持つ意味が時代と共に少しずつ変化することがあるように、時代に合わせて本もまた少しずつ変化していくのだろう。だから、そうした時代の変化を悲観する必要はないのかもしれない。けれどやっぱり寂しい気持ちもあり、もっと沢山のひとに「少女小説」という存在を知ってほしいと思ってしまう自分もいる。
「小説家になろう」発のWeb小説や、「ライトノベル」という言葉の定着によって、昔なら「少女小説」と呼ばれたかもしれない作品群も、「Web小説」や「女性向けライトノベル」という枠に入ることも増えつつある。その結果、「少女小説」という言葉が再び「知る人ぞ知る」ものになりつつあるのだろう。名前が変わっても、物語が描き出すもの自体は何も変わらないのだから、繰り返しにはなるがきっと悲観することではない。それでもやっぱり、どこか寂しい。その思いから、筆を執った次第である。
「少女小説」という言葉に執着する必要はないのかもしれない。前述したように、物語が伝えたい想い自体は、変わらず在り続けているのだから。
それでも、百年前から愛されてきた、そして私が愛した「少女小説」を、再び世に広く知ってもらえる未来が来ることを祈っている。
コスプレ系喫茶とか、そういうイベントの時の話じゃなくて、日常生活でゴスロリ系ファッションしてる方の話ね。
俺は仕事で接客やってるんだけど、ゴスロリ系ファッションのひとへの接客に苦労してる。
着物系とか現代アート的ファッションの方は何の苦労もないんだよ。一般ファッションの人たちとほとんど変わらないし、こちらも経験量が多いから、それなりに振舞える。
しかしゴスロリ系の方となると、皆目わからない。団体さんとかを案内してきたが、いずれもなんか、こう、とらえどころがなくて正解がわからないまま煙に巻かれた感じで接客が終了してしまう。
愛想悪いってわけじゃないくて、反応が薄いんだよ。おもてなし業務の中で、例えばお食事は洋食にしますか和食にしますかみたいな質問をするときが必ずあるじゃない。そういう時、反応が「~~……------…」という感じで、ぼんやりとしちゃっていうか、ふわ~っと質問が宙に散るというか。聞き方が悪かったかなとか、和食はないだろ空気読めという圧力なのか、分からないわけだよ。でもゴスロリを身にまとっているとはいえ和食は食べたいときもあるよね?中には和人形的な方もおられるわけで、「やはり洋食でございますね」とか勝手に進めちゃいかんわけで。じゃあ大正浪漫系統は和なのか洋なのかとかさ。
ゴスロリ系と書いたけど、ロリータ系ゴスロリではなく、ゴス系ゴスロリかな。特にわからないのは。配色黒多めというか、そういう感じの。怖い系。
リピートしてくれるゴス系の方もいらっしゃるので、こちらの接客に致命的な問題があったわけではないのかなぁと予想はしてるんだけど、やっぱり質問が宙に舞うわけだよ。「今回もご利用ありがとうございます」と言っていいものなのか。どうなんだろう。読めない。それがゴス系のスタイルなのだろうか。
前回は洋食(たとえの話ね)だったから、やはり今回も洋食?とか、いや、逆に和食か?とか、今回はお人形さんも同伴なので、料理に何か気を付けるべきことはあるか?椅子は増やすべきか?とか、いろいろとこう…知りたいわけだよ。あるいはさっとメモ用紙と羽ペンを差し出すべきなのか。そもそも質問をするなということなのか。
これが着物系とか先生系とかカミサマ系とかヤンキー系とかアゲアゲ系とかお勤めご苦労様でした系なら、割と対応の仕方は経験として持っているんだけど、ゴスロリ系は経験値がない。
仕事の誇りは持ってるつもりなんで、別にゴスロリだから「うひょー、なんか変なのが来た」とかは全く思わないんだけどね。
とにかく、ゴスロリ(特にゴス系)のひとへの対応のしかたというか、空気の読み方を知りたい。NGな行動はあるのかとか。
ゴス系の方が来店されると「やったるで!」という気持ちになるんだけど、その緊張感までもがふわ~っと霧散していく感じなんだよ。
男コミュでの女クリエイターやパフォーマーはどこまでいっても姫であり良くも悪くも一目置かれるかオナペットにされるかが現実なんだよ
男オタクは浪漫を追い求める馬鹿野郎なんで、きれーな美少女イラスト描く奴がいたら「美少女を描き出す本人も可憐で美しい」っつうドラマを求める。なので増田が性別を公言していなくても、顔出し等でかなりあからさまに男であることを示していなかったのなら、基本的に女として、男のコミュニティないのマジョリティとは違う扱いをされていたと考えたほうがいい。
要は女だからちやほやされていただけで、男のクリエイターから見た男の世界はやっぱりそんないいもんじゃない。
増田も騙されたと思って、顔出し要員の身代わり男を雇ってオタ活してみればいい。
大正の浪漫主義と言われるのがどういう思想であり、人々の行動や伝統、その影響を一切調べもせずに、単に和洋折衷のファッション的なもの程度の理解で「大正ロマンはギルティ」とか言ってるその愚行、滑稽を通り越して有害なのでやめてほしい。女給という存在やそのファッションスタイルも、全て「女性の社会進出」の一環であり、明治政府が押さえつけてきた「大衆」の力の高まりの象徴なんだよ。それを否定するのは、日本におけるフェミニズムの誕生、民主主義の勃興、社会主義と労働者の闘争など、20世紀の日本の民衆運動史を全否定するのと同じだ。
とりあえず、せめてこれでも読んでおくように。https://www.klnet.pref.kanagawa.jp/yokohama/information/doc/web_exhib201302_chapter2.pdf
例の炎上している作品は日本語の作品で、クールジャパンは日本の文化を世界に発信する運動。
世界に発信するなら色々調べろと言われても、それ以上に日本語でできる言葉遊びも発信するべきだと思う。
なので他国のいち用語を持ち出して文句を言われていること自体が不快。
なによりまるたはこの作品だけじゃない。
世の中にはマルタ共和国もある。
珍宝湖やエロマンガ島みたいに他国の言葉を自国の響きに置き換えるのも幼いと思う。
自国語で不適切な言葉が含まれるから名称を変更してほしいと他国に対して依頼するのは、元からその国にあった言語を否定すること。
日本語を壊すためにマンガを読んでいるなら、クールジャパンは失敗だと思う。
anond:20191109191407で紹介されているやつな。機械翻訳にかけたあと適当に修正しただけなので誤訳勘弁。
大正ロマン(大正浪漫)。日本の大正時代 (1912〜1926)をロマン化した(romanticized)視点で表現する風潮のこと。
(中略)
本来、大正ロマンは韓国で特に批判される要素がなかった。しかし、2016年の『アイドルマスター ミリオンライブ!』右翼議論の後に、大正ロマンが間違っているという主張が一部のオタクの間で提起され、急速に伝播されて、いくつかのインターネットコミュニティを中心に大きな議論を呼ぶようになった。
韓半島の歴史的には、大正ロマンの前半は、日本植民地時代の武断統治期、あるいは文化統治期初期に該当していた時期で、躊躇なく野望を曝け出した民族抹殺統治期よりは相対的に良いが、知ってのとおり制服を着た日本の憲兵/巡査が韓半島で悪名を轟かせていたので、大正時代をひたすら肯定的にのみ見ることには無理がある。軍服だけ除けばどうかという人もいるが、明治以降の西洋化は日本政府と軍隊が主導して民間に広がったものであり、また大正ロマンにおいて日本軍と制服は概ね必須要素だ。それが無ければぎこちなく感じられる。少なくともマントを羽織った学ランは出なければならない。
これらの背景には、日韓両国の時代を眺める視点の違いがいくつかあるが、韓国は帝国主義時代の日本全体を否定的に見る傾向があり、日本は軍部が政権を掌握した昭和時代以前の帝国主義については一面的に否定的な評価をしない。そのために、日本のメディアでは「あの頃のように帝国主義に戻って大きく強く豊かな日本を作ろう」といった極端なメッセージを含んでおらず、単に「ユニークで美しい時代だった」という意味しかなくとも、周辺国では拒否感を覚える場合がある。
本来、韓国で大正ロマンは批判される要素ではなく、いくつかのインターネットコミュニティを除けば、大正ロマンの批判はない。特に植民地支配を擁護する要素がないのであれば、韓国の一般人にとって大正時代は何の変哲もない時代であるだけだ。ポン・ジュノ監督は、鈴木清順の大正ロマン3部作のブルーレイBOXを購入したとインタビューで述べたが、誰も問題にしなかった。日本へのパッケージツアーで大正ロマンのコンセプトカフェに行くこともあるし、大正ロマンを題材にした日本の文学作品が流通することもある。そもそも韓国でもこのようなものが存在することを知らない人が大半である。
韓国でもその時代を扱った作品を見ると、大正ロマンの必須要素がすべて登場する場合が多い。大正ロマンの説得力のある描写とされている要素が、日帝時代、特に1920〜30年代を舞台にした作品でも、同様に美化されて描写される。主に日本植民地時代を時代背景にした作品の中で、日本の悪行や独立運動のような重い素材ではなく、恋愛や芸術などの軽い素材を扱った作品で、このような要素が著しく現れる。パク・チャヌクの『お嬢さん(映画)』の衣装監督は、最初から大正時代の反物を探して駆け回った。しかし、これをもって、その時代を美化したと批判する人はいない。これは、韓国でも三・一運動後から太平洋戦争以前の時期までは、文化統治と経済の好況という流れがあったからだ。
実際、韓国オタクのなかでも、大正ロマンの批判をする風潮は、あまり古くからあるわけではない。2000年代後半、さらに2010年代初頭までは、韓国オタクたちも大正ロマンは良いという話を公然とした。この時期に、韓国でよく挙げられた代表的な作品としては『るろうに剣心』がある。ツイッターなどを検索すればログが残っているので確認可能である。大正ロマンが問題視され始めたのは2010年代中盤だと言うことができ、この時期に起きた事件は、2016年1月の舞台『あんさんぶるスターズ!』 右翼議論である。正確に何をきっかけに突然大正ロマンがタブーになったかはわからないが、概ね韓国の成長と民族主義化、日本の右傾化が原因と思われる。
とりあえず、昔からタブー視されてきた日本帝国と日本の軍服要素に対する批判が、大正ロマン全体に対する批判に拡張されたものと思われる。大正ロマンに批判的ではないコミュニティでも、日本軍の要素については批判的な態度をとる場合がほとんどである。
また、『ヘタリア』(ウェブコミック) 、『進撃の巨人』(作者がプライベートにおいて自分の政治的・歴史的な見解を発言した)などの後に、「避難所ドットコム」などの女性向けのコミュニティで、右翼的な要素が徹底的に検閲された影響もある。おりしも2010年代中盤に入って際立ったコミュニティの先鋭化も少なからぬ影響を及ぼした。現在は、男性の多いコミュニティでは日本軍服など軍国主義要素は批判しても大正ロマンに対しては問題を感じない人々が大半だが、ツイッターおよび女性の多いコミュニティでは大正ロマンは軍国主義の美化および戦争の美化と同一視して、徹底的に排斥しなければならない要素として扱われている。
(後略)
昨日の増田で、今年に入って大正時代のスタイル(特に軍服)に批判がある事を知った。
https://anond.hatelabo.jp/20191109184755
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 116 | 9165 | 79.0 | 33 |
01 | 95 | 13978 | 147.1 | 33 |
02 | 51 | 4200 | 82.4 | 48 |
03 | 20 | 1328 | 66.4 | 36.5 |
04 | 11 | 1319 | 119.9 | 53 |
05 | 10 | 659 | 65.9 | 40 |
06 | 30 | 1982 | 66.1 | 22 |
07 | 32 | 2583 | 80.7 | 42.5 |
08 | 60 | 6301 | 105.0 | 48.5 |
09 | 65 | 6782 | 104.3 | 48 |
10 | 105 | 10457 | 99.6 | 52 |
11 | 94 | 8449 | 89.9 | 43.5 |
12 | 74 | 6974 | 94.2 | 43 |
13 | 120 | 8034 | 67.0 | 26.5 |
14 | 101 | 9474 | 93.8 | 43 |
15 | 130 | 10802 | 83.1 | 40 |
16 | 151 | 9748 | 64.6 | 35 |
17 | 92 | 11977 | 130.2 | 34 |
18 | 82 | 9681 | 118.1 | 38.5 |
19 | 118 | 8316 | 70.5 | 31.5 |
20 | 109 | 12499 | 114.7 | 46 |
21 | 78 | 5904 | 75.7 | 34 |
22 | 112 | 14749 | 131.7 | 40.5 |
23 | 125 | 10211 | 81.7 | 44 |
1日 | 1981 | 185572 | 93.7 | 39 |
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