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はてなキーワード: 著作権者とは

2023-09-23

無断引用重言だ」とかいデマについて

引用」という言葉には、たとえこれを著作権法32条意味に限ったとしても、「著作権者に無断で」という意味内包しない。

無断引用という言葉おかしい」というデマは、もともとは(無断リンク禁止の如く)適法無断引用に対して「無断引用だ!」と言いがかりをつけてくる輩に対する「引用は無断でやっても良い」という反論が、「引用は無断で行うものから無断引用という言葉おかしい」に転化したのではなかろうか。

 

職場に行かないとちゃんとしたコンメがないので、さしあたり手元のおぐおぐコンメから引用するけれども、

1.3.1 引用定義

引用定義規定は、現著作権法には置かれていない。

引用」をあえて定義するならば,自己著作活動への利用目的引用目的)で,自己著作物の中に,他人著作物を複製または無形に再生して,利用または自己著作物等を創作,または自己著作物等の中に複製以外の方法で利用する行為である

小倉金井著作権法コンメンタール[改訂版]Ⅱ」94頁)

とあるとおり、そこに「許諾が無いこと」は要件とされていない。許諾がある場合引用ではなくなるということもない。

 

そもそも著作権法32条ベルヌ条約10条の引き写しだ。ベルヌ条約に加盟するためにそのようにしている(条約国内法化)。

Article 10

(1) It shall be permissible to make quotations from a work which has already been lawfully made available to the public, provided that their making is compatible with fair practice, and their extent does not exceed that justified by the purpose, including quotations from newspaper articles and periodicals in the form of press summaries.

日本語訳

第十条 〔引用

(1) 既に適法公衆提供された著作から引用新聞雑誌の要約の形で行う新聞紙及び定期刊行物記事から引用を含む。)は、その引用が公正な慣行合致し、かつ、その目的上正当な範囲内で行われることを条件として、適法とされる。

著作権法

引用

第三十二条 ① 公表された著作物は、引用して利用することができる。この場合において、その引用は、公正な慣行合致するものであり、かつ、報道批評研究その他の引用目的上正当な範囲内で行なわれるものでなければならない。

したがって著作権法の条文における「引用」はベルヌ条約における「make quotations」という程度の意味しかない。

そしてベルヌ条約は、make quotations が(許諾なしに)適法化される条件を示しているに過ぎず、この条件を満たさなmake quotationsが許諾によって適法化されることを排除していない。

世界中多くの著作権者が、copyrightのあるworksをquoteするためのpermissionのガイドラインを示しているのはそのためだ。

 

「許諾があるならそれは引用ではなく複製だ」みたいな意味不明な主張も見られた。

上記おぐおぐコンメの引用部分にもあるとおり、「引用」には「複製以外の方法」も含まれている。裁判例上も、たとえば複製ではない要約引用も認められている(「血液型性格事件など)。

 

ついでに、法律家が「引用」といった場合、もしかすると原著作物を書き写さな用法のほうが多いかもしれない。「本件控訴の趣意は,弁護人**作成控訴趣意書記載のとおりであるから,これを引用する。」とか「**は、次のとおり付加・訂正するほか、原判決の**の「**」に摘示のとおりであるから,これを引用する。原判決の*頁*行目の*を*に改める…」といったアレだ。

民訴規則刑訴規則には、下の例を含めさまざまな書面の「引用」が認められているが、いずれも「他の文書に書き写さなくても、同じ内容が書いてあることにするよ」という意味だ。

刑事訴訟規則

判決書への引用

218条 地方裁判所又は簡易裁判所においては、判決書には、起訴状記載された公訴事実又は訴因若しくは罰条を追加若しくは変更する書面に記載された事実引用することができる。

民事訴訟規則

第一審の判決書等の引用

第184条 控訴審の判決書又は判決書に代わる調書における事実及び理由記載は、第一審の判決書又は判決書に代わる調書を引用してすることができる。

2023-09-07

anond:20230907185322

独立事象まり関係ないんだろ?

独立判断事項なのに「実際は許されている事項」を介して「違法行為」と子供関係づけようとすんなよ

おまえこそなにがいいたいのかわからねえわ

もちろんおまえが「広義すぎて直接感得できないものまで違法とする著作権」なるもの存在するという幻を抱いているんだよな

どうしてそういう幻想を受け取ることになったのかそっちから説明してくれ

著作権てのは創作ありきの法律なんだよ

サルタイプライターいくらたたいても違法でもなかろうが保護もされない

おまえら侵害クッソ広すぎ

個人創作がすべて国家のものとして管理していた近代中国人かよ

国家文字をつくった武則天かよ

そうであっても使わせることは使わせてたのに一体なにさまなんだろう 

侵害かそうじゃないか親告罪である以上裁判所で決めるんだよ

主権者wwwバカか、著作権者であっても決められない物を勝手判断しやがって

読書感想文だの似顔絵だの好きになんでも学べば良いんだよ

人間自由創作をするんだ

2023-09-03

anond:20230829150558

文化の発展に寄与云々と言ってるブコメがあったが、別に条文や罰則はそういう目的に適ってると判断されたものなら適用されないという性質のものではない。(そんな例外規定条文としては存在しない)

法律目的とか阿吽の呼吸やらを持ち出して独自理論無許可二次創作擁護してるのはむしろそっちサイド。

そもそも親告罪からって書き方が線引きを誤解させたかもな。

親告罪だろうが非親告罪だろうが違法違法親告罪は罰することを請求する権利被害者にあるというだけとはそちらサイドも言ってることだね。罰せられない可能性もあるから自己責任でやれ、じゃないんだよ。翻案権なく無許可二次創作することという違法構成要件を満たしうることをあえてやるなってこと。

違法行為」だから自己責任でやれなんて口が裂けても言えないんだよ。これは著作権者立場以前に法治国家主権者としてものを言っている。著作権法問題がないとは言わないけど、悪法から改正される前に法律尊重しなくていいというような考え方ならそれは急進的な医療大麻推進者で逮捕されるようなやつと同類だ。民意が反映された法律が破られようとしてるから、やるなと言う主権者としての権利行使してるに過ぎないのだ。

多くの著作権者が黙認してるというが、そもそも「黙認」なるものは法的な権利の共有譲渡等に有効なのか?有効じゃないなら二次創作が出されないことで割を食うべきなのは黙認してる権利者たちであって、ガイドラインを出すべきだ。そして法的に有効契約によって著作権関係権利が与えられてない限りは「違法になり得ると知っる事はするな」の原理で控えられることは、翻っては単に許可許可を明示してないが二次創作を発表されるのは都合が悪い人の保護にもなるだろう。ここで副次的権利者の立場ものを言ったことになるわけで、ブコメ等は「権利者の判断は全てで外野がごちゃごちゃ言うな」と言うけど、こういうことを言ってる人自身やその人が支持してる人の考え方として「権利者は黙認してくれるはずだから二次創作していい」と自己判断肯定してるんだからよっぽど矛盾してると思うんだが。

私は基本的には「法を破る事について、自己責任しろとは言えない」という立場であるだけなので

2023-09-01

anond:20230831212509

どうやってカメラマンを調べろと?

敵対している相手カメラマンが誰かを尋ねても、自分たちに不利になる可能性が高い情報を正しく答えるはずもない

であれば、訴訟著作権者を明らかにするのはさほど悪い手ではない(裁判慣れしていればだが)

そして訴訟としては以下の勝ち筋が当初あった。

批判されたのりこえねっとが言論で戦わず著作権侵害批判封殺しようとするのは不当

批判が主で写真が従なので写真利用は引用として合法

③当該写真は、新聞記事に仁藤から写真提供という情報があることから、のりこえねっとが著作権を持っている可能性は低い

2023-08-30

なぜ、暇空茜を支持するのか?

結論から言うと、戦略的勝利できると思ったから。

現在の状況

男性向けの表現コンテンツに対する立場

まず、仁藤夢乃女性性を利用する男性向けコンテンツに対する憎悪敵愾心がある。これは、彼女の生い立ちや、現在社会的位置、支持者や周辺の人物意向などさまざまな要因があると思われる。

実在女性モデルに用いた性的コンテンツはもとより、イラストアニメなど架空女性性的に扱うような表現について、明らかに敵対的に振舞っており、そのようなコンテンツ製造流通、消費全ての段階において公的ないし私的規制がされることを歓迎し、あるいは規制を行うように働きかけると予想できる。

重要な点は、仁藤夢乃はこれらの表現コンテンツが一掃され、その作者、著作権者消費者流通広告などの関係者が損失を被ることについて、一切考慮する必要が無いということである。少なくとも、そのような配慮妥協そういった姿勢を見せたことは無く、現実的温泉むすめのスポーツ文化ツーリズムアワードの受賞辞退という事態を招き、そのことに対し一切の後悔も配慮もしていない。

したがって、仁藤夢乃が、将来にわたって、その社会的影響力に応じて、そのような男性向けコンテンツに対して一切の限度なく攻撃し、最終的にはこれの完全な社会的排除を目指し続けることは間違いない。

したがって、そのような男性向けコンテンツに対して愛着のある者は、必然的に仁藤夢乃とは同じ社会共存することが不可能な、実存的な異質者として対峙することになる。

公的助成に対する状況

仁藤夢乃は、都から委託事業を受けており、その中で都から指導に対して不満があるという姿勢を何度も示している。

これは逆に言ってしまえば、都から指導に対して適切に対応できていない可能性が高いということを示唆している。

これは、明らかな弱点である

役所の状況

筆者は元地方公務員である

行政無謬性という法的な擬制がある。これは、行政行為(いわゆる行政処分、つまり許認可や行政罰、補助金交付決定など)は裁判で覆されない限り、法的に正しいと見なすという仕組みである

この、行政無謬性を担保するために、役所は間違ないように慎重に仕事をし、自分たちが悪くないと証明するために膨大な文書という証拠を積み上げている。そして、万が一間違ってしまったときは大問題になり、間違いを起こした事業は改廃を余儀なくされたりする。

しかし、現実的に間違いは存在する。ただ、多くの間違いは些細なもので、そんなものを細かく指摘することは、手間や金がかかる割に意味が無く、自分の利害にも悪影響を及ぼすから、誰にも気づかれず無かったことになる。

稀にオンブズマンが重箱の隅つつきをするが、これは、政党労働組合市民団体といった人的・金銭的なバックアップがあるから政治的目的のために手間がかかることができるだけである

そして、役所はこのような事態が起きることを徹底的に避けようとする。

戦略的方針

現在の状況をまとめると以下の通りである

実は、私も開示請求で精査しようと思ったが(元地方公務員なので文書は読める)、金と時間問題で諦めた。

しかし、金と暇があり、最高裁まで戦った実績のある男が現れたのである

結果

実質的監査委員会が認容した段階で、戦略的には勝利している。

役人立場から言えば、舛添以来の認容であり、それが出た時点で本事業受託者はアンタッチャブル存在になった。

桜を見る会」は今後開かれることは無いし、「温泉むすめ」が今後何かの公的な賞を取ることも無いだろう。それと同じである

2023-08-29

anond:20230829110703

親告罪からセーフ、という理由付けはおかしいのは同意とはいえ

みたいなことを考え合わせたら知恵袋で聞いて「訴えられても自己責任覚悟でやってください」という答えになるのは別におかしくない。

増田二次創作倫理的に相当悪いこと(それこそ小学生との性交と並べて論じられるくらいに悪いこと)だと感じているんだろうけど、世間一般はさすがにそこまで悪いこととは思っていない。

anond:20230829195356

著作権法上の複製権曲解ですか?

二次創作のものにも著作権があり著作権者は二次創作描いた人ですよ。

キャラ名や特徴そのものアイデアであり著作権対象になりません。

一日許可制みたいなのが出来るんなら

月額◯◯◯円で二次創作し放題なサービスあっていいんじゃない

と思ったんだけどワンフェスの一日許可制にしても、著作権者がわざわざチェックしてOK出してるらしいか

し放題はやっぱ現実的じゃないか

にじファンは潰れたのに、何で暁やハーメルンは今も続いてるんだろうって謎

https://anond.hatelabo.jp/20230829110703

この増田を見てて思い出した。

にじファンって二次創作小説投稿サイト過去にあったんだよ、二次創作に対する著作権者側の規制強化の動きなどを受けて閉鎖したんだ。

まりどういうことかっていうと「著作権者が直々に動いて、二次創作規制強化をにじファンに求めた」んだよ。

結果的ににじファン閉鎖、二次創作禁止を表明してる著作権者作品は取り扱わないようになったんだ。

これはもう十年以上前の話。

暁やハーメルンはというとにじファンのように潰れていない、今日平常運転だ。

なんでこれらの二次創作小説サイトは生き残っているのだろう? 著作権者たちがにじファンには動いて、これらのサイトには動かない理由はなんだろう?

anond:20230829171217

JASRACのくだりをまるっと無視

やっぱり理解できなかったか

コンテンツをおまえが自分では取り締まれないと瞬間的に判断したように、著作権者にとっても、実質とりしまれないくらい「二次創作」の範囲はひろいんだよ。

そして自粛要請すら人権侵害であるし取り締まるべきでもない。

まあおまえだけは全コンテンツに対する自粛をしたいならしてろよ。

ただし以後オレの発言へのトラバ言及はオレの発言二次創作と見なすことをここに宣言するわ。

おれは「ガイドライン」をまもった範囲自由にやるよ。

anond:20230829163932

ならおまえがスーパー似顔絵コンテストコーナーにずらーっと貼られているエセピカチュウを取り締まれよ。

あるいは幼稚園お絵かき貼り出しにかかれてるアンパンマンもな。

親告罪は罪かどうかを受けた人がきめるんだよ。

バカチビハゲ等と発言すれば侮辱罪が成立しうるが侮辱罪は親告罪であり、中学生の友人同士は平気でこのようなことを口にする。罪だとおもわなければ罪ではない。

ピカチュウアンパンマン似顔絵ももしかしたら二次創作として著作権侵害を成立させ得るが、著作権者被害をうけたと思わないのなら罪ではない。

おまえは親告罪意味がわかってないし、著作権もわかっていない。

anond:20230829131348

でも著作権者は「二次創作に使っていいかを聞かれたら拒否せざるを得ないからいちいち確認してくるな」などと言ってますよね

2023-08-27

anond:20230827115027

現行の法制度では著作権者確認するには訴えるしかいから、

そもそもが争う目的ではないんだよ。あの裁判は。


あの写真著作権は、Aのものではない。なぜなら、証拠はコレコレ。みたいな話しじゃなくて、

あの写真著作権をAが主張してるけど、ホントなんですか?証拠みせてくださいよ。だからね。

証拠がでてくれば、みんな納得して終了。

2023-08-25

anond:20230825112052

シリーズキモいおじさん」をのりこえネットYoutubeでやってるようにのりこえと仁藤さんが関係あるのはわかりきってるわけで

のりこえが出してきた仁藤さんの写真に関する著作権侵害申し立てに「お前は権利者じゃないはず!」って根拠レスな難癖をつける時点で常軌を逸してるよね

家の物を壊されたか父親損害賠償請求したら「所有者は実は母親じゃないのか!」って言ってるようなもん。それいって何か意味ありますかっていう

しかしたら暇アノンは「〇〇の著作権者:△△」みたいにどこかに厳密に登録されてると思ってるんだろうか

anond:20230825163230

例え寝返ったところでのりこえねっとが写真の納品を受けた時点で著作権譲渡を受けた認識であったことは慣例上不自然ではないし

カメラマンとのりこえどちらに著作権が認められるかに関係なく

のりこえねっとが著作権であるという認識の元権利侵害申し立てたことは不当とは言えない、で終わりだと思う

anond:20230825112052

著作権者である根拠のうち、訴訟から存在したものはある?意図的に誘った可能性だけじゃなく、後から作った可能性も考えられる。

のりこえねっと vs 暇空について解説

一言でいえばDMCAの延長戦をやっただけで訴え自体はそんなに不当でもない。

裁判対象となった写真について:仁藤夢乃さんの写真

新聞などでも使われていて、仁藤夢乃さんを知ってる人はこの写真を想定する人も多いでしょう。

https://mainichi.jp/articles/20211027/k00/00m/040/092000c

毎日新聞にも書いてあるが、この写真は仁藤夢乃さん提供とある

写真はColaboのHP活動でも使われている。

さて問題です。上記情報から想定される写真著作権者は誰でしょう。

仁藤夢乃さん?Colabo?その他仁藤さんが主導する関連団体

いいえ、答えは「のりこえねっと」でした。(裁判で判明)

「のりこえねっと」と仁藤夢乃さんは関わりがあり所属メンバーであったり、仲が良かったりするとは思いますが、別に代表的人物ではありません。

https://norikoenet.jp/about_us/representative/ 乗ってないですね。

活動で使う写真を仁藤さんが代表でもない団体が持ってるのは不思議ですが別にいいでしょう。個人的には芸能事務所か何かなの?って感想ですが。


ここで、のりこえねっとが暇空のYoutube動画DMCAで削除を行いました。

理由上記仁藤夢乃さんの写真の利用についてです。

アメリカDMCAは迅速に対処することができますが、DMCAを行ったのがちゃん権利者かどうか、削除が正しいかを判定しません。

虚偽DMCA被害に遭う例もそれなりにあります

https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2103/14/news033.html

DMCAテイクダウンされた人が問題があると感じた時には異議申し立てができます

DMCAしてきたけどお前著作権本当に持ってるの?」と

異議申し立てに対してDMCAをした人が本当に著作権を持ってるのか?が問われます

ここで、のりこえねっとは著作権について回答をしませんでした。

すると、異議申し立てが認められてDMCAテイクダウンで削除された動画が復旧します。

まり、外形的には”のりこえねっとが著作権証明をせずにDMCA使用した”

という状況になるわけです。

それに対して暇空はDMCAは不当だと訴訟して、のりこえねっとは裁判になってから著作権証明をした。

なのでDMCA自体も正当だったし、暇空の訴えは不当だったと裁判になってから証明されたのが今回の裁判の結果でした。

裁判を起こした理由自体は不当なものとは言えないけど、のりこえねっとは勝って当たり前だよね。ってのが結論です。

のりこえねっとがDMCAの異議申し立てに回答してれば暇空の動画は削除されたままだったし、クソみたいな裁判不要でしたね。

しかし、仁藤夢乃さんを中傷するクソ動画が垂れ流しになってる状況で、なぜ削除された状況にしなかったか不思議です。

DMCA複数回削除されればチャンネルBANとなり、暇空の収益源を止めることもできました。

個人的考察ですが、仁藤さん側は意図的にこの構図作って確実に裁判で勝てる状況を誘ってないですかね?

一見して著作権者と分かりにくい、のりこえねっとがDMCAして異議は放置して動画は復活させる。

これに対して暇空ならキレて攻撃してくるだろうと想定まですることは可能でしょう。

敵対した相手のことをよく見ていて、裁判を見据えた戦術家がいるのでしょう。

確実に取れる暇空の失点を回収してお見事でした。

2023-08-16

YouTube「にんげんTalkチャンネル著作権利者の承諾を得ているのかどうか?

デブガリ食事交換、ありえない結果 (950万回再生)

https://www.youtube.com/watch?v=nMd_jjKe9wM

という動画が(再度)バズっているけど、これは概要欄に Supersize vs Superskinny と堂々と(?)記してある通り、下記の人気動画シリーズ日本語編集したもの

Supersize Vs Super Skinny Series 5 Ep 2 (250万回再生)

https://www.youtube.com/watch?v=kJxSKyDQpl8

この日本語版をアップした「にんげんTalkチャンネルは、海外のバズった動画をたくさん日本語編集公開してるんだけど、少なくとも正式著作権利者の承諾を得ている様子はまったくうかがえないよ。明確な例はこちら。

にんげんTalkチャンネルによる動画:

零下70度の環境での生活はどんな体験なのだろうか?ここにはなんと学校があり、体育では狩猟を学ぶ (1.9万回再生)

https://www.youtube.com/watch?v=5Ao_8WDAH58

サムネイルオリジナル:

COLDEST PLACE on Earth (-71°C, -96°F) Why people live here? | Oymyakon, Russia (300万回再生)

https://www.youtube.com/watch?v=sFWtQ5AV0vg

本編のオリジナル:

One Day in the Coldest Village on Earth | Yakutia (4100万回再生)

https://www.youtube.com/watch?v=lj5GXZaE7qs



表に見えていないだけで実はちゃん著作権者に承諾を得ている可能性はなくもないけど、だったら堂々とその旨まで含めて掲示してほしいよね。

(もっとも、後者の例では、キャッチーサムネだけを使わせてくれという品のない申し出を、気骨あるロシア人YouTuberのEliが快く受け入れるとは思いがたい)



以下蛇足:

「にんげんTalk」に限らず怪しい海外動画チャンネルは他にもたくさんあるけど、日本語翻訳して字幕を添えて部分的編集までして日本視聴者に届ける労力は、本来は正当に評価されるべき立派な貢献だと思う。ちゃん交渉して正式に承諾を得てビジネスとして成り立たせることは十分に可能なんじゃないかな。

2023-07-12

anond:20230712042740

無許可での書き起こしと推測しますが、著作権者に訴えられる覚悟はあるのでしょうか?

無断での文字起こしは、翻案権侵害となる可能性があります

著作権法で認める引用にあたるので違反ではないと考えてるかもしれませんが、引用には主従関係自分著作が「主」であって、引用される著作が「従」であること)が必要であり、元の文章からは到底引用とは認められません。

2023-07-01

anond:20230701195805

Minecraft』作者 お金に余裕がなければ海賊版プレイしろ

https://www.gamebusiness.jp/article/2012/01/13/5186.html

ユーザーのAndresLeay氏:

「やぁ、Notch。私は本当に『Minecraft』が好きなのですが、それを買うお金がありません。私は海賊行為が行われるよりもフリーアカウントがあると良いと思います

Markus “Notch” Persson氏:

「それなら海賊版プレイしてください。今後お金に余裕ができ、その時にまだ『Minecraft』が好きなら購入して下さい。そしてそれが良くない行為である事を忘れないで下さい」




日本人著作権者人権国人著作権者、どうして差がついたのか、、、

2023-06-05

anond:20230605175944

AIが生成した画像などを公開したり、そのイラスト集販売したりする場合は、通常の著作権侵害と同様の法が適当される。

AI画像既存著作物との類似性依拠性(既存著作物を基に創作したこと)が認められれば、著作権者著作権侵害として損害賠償請求差止請求可能であり、刑事罰対象にもなるという。

AI推進派がずーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっと言ってたことを言ってるだけじゃん。

2023-06-03

だーくえるふ

別になにか意図があって(著作権者の許諾を得た上で)登場人物などにアレンジを加えるのは表現として基本有りであるのは前提として

ただ、指輪物語トールキンが色々な民族とその民話を見聞きし、考察して取り入れ作り上げた架空民族神話であり

それを、例えば「水木しげる指輪物語とは無関係海外民話自分で見て、結果独自エルフ表現されている」みたいな、その構築過程自分自身の解釈が入っているのならまだしも

肌の色を変えた事に関して「平等にするべきだから」という民族性の何も感じられない動機に基づき改変を加えた挙げ句、その(建前上の)理由に「トールキンエルフの肌を「基本明るい色」とは言っているが白とは記載していないから」なんて事を初手で言ってる辺りに、トールキンへのリスペクトが何も感じられない

それどころか、「トールキン作品なんてなろう作品と変わらない」みたいな解釈をしているとしか思えない、なんていうかアレな作品しか見えてこない

2023-05-17

AI生成物が著作権侵害になる恐れについて

特に画像生成についてアホみたいな曲解とかあからさまなミスリード記事が出回っているので、文化庁が実際に出している見解を置いておく

https://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&deli_id=54604&media_type=

2時間26分あたりから

要約すると、

AIモデルに食わせて学習させるのは完全合法

AIモデルから生成されたデータについては通常の著作物と同様に著作権侵害判断がなされる。

・まずこの著作権制度の基本を理解してもらえるよう周知に務める。

以上

以下私見

「通常の著作物と同様に著作権侵害判断がなされる」というのが非常に重要

というか、その点が異なるという謎解釈を繰り出してくるのが「AI通したって言えばパクり放題だぜヒャッハー!」する加害側じゃなくて「AI通せば何でもセーフにされてしまう!」と叫ぶ被害側というのは想定外だったんじゃないか

そりゃあ、意味が分からないだろう。「権利者が本気で権利侵害だと思うなら、個別具体的に訴え出ればいい」という基準著作権侵害親告罪化を拒否した本邦の創作界隈が、突如として真逆のことを言い出しているのだから

が、細かく見ていくと何が起きているかは分かる。

まず前提が食い違っていて、反AI絵師が「権利」と称していたのは法で定められた著作権者の権利やその運用実態ベースの話ではなく、お絵かき因習ムラ独自基準を守らせることだ。

食い違いが問題になった点を具体的に挙げると、例えば「権利」の侵害になるかどうかについて、最終出力物そのもの類似性ではなく「トレス等の手抜きパクリ行為を行ったかどうか」を非常に重要視している。

言い方を変えると「最終出力物が類似していてもトレスしていないのでセーフ。類似性は同程度でも手抜きのトレスなのでアウト」という基準である。他にも「愛」「オマージュ」等のジャーゴンによって、おおむね絵がお上手な方ほどセーフ範囲が広がる運用がされている。


権利侵害を行う側がコピー機一発で終わらせようが苦労を重ねて超絶技巧を駆使しようが、権利侵害しているという点で何一つ差がない。そんな当たり前のことを全く理解できなくなっている。


こんな訳の分からない基準がまかり通っていたせいで、真っ当に遵法意識のある業界ロビーしてがっちり法整備した上で繰り出される画像生成AIという新しい道具にぶつかってパニックヒステリーに陥っている。

トレスではないから」という実際の著作権とはかけ離れた独自のセーフラインを何故か法的な権利だと思い込んでいたせいで「類似はしているが事実としてトレスではない」i2i粘着なども対処不可能だと勝手に思い込んでしまっている。

「どんな手順と道具を使っていようが最終的に出してきたもの類似性だけで判断される」というごく当たり前の基準でいれば、i2i粘着など粛々と訴えれば済む話だったのだ。

(正直、著作権侵害よりネットストーカーとして訴える方が楽だと思うけど)

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