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2017-08-10

https://anond.hatelabo.jp/20170810011350

元々人間母系社会の生き物と言われてるから

女同士カップルとも言わず母系社会の中で協力して育てるのが一番効率いいんだろうと思う

同性愛でなくても、妻実家の傍に住んで妻の母や姉妹と協力して子育てしている夫婦(夫は存在感なし)も増えてるし

昔のように嫁が夫実家と同居して夫母や夫姉妹と嫁とで子育てってのはトラブルが多いが

こういう形態だとトラブルも起こりにくい

2016-10-15

親が競争から逃げて「まぁこのへんで」と着地したら、パイが縮小していく時代においては、子供地獄なんだよな。

大中妥協しつつも、乗っかってるだけで済んだけども。

それとセーフティネットは今以上に働かなくなっていくから、よく言われる”底辺”そのもの地盤沈下していくので、

「なんとか生きていける」と言う考えは現実的でない。

まだ日本は、ジェットコースターの落下直前にあるのを忘れてはならない。

底辺底辺でその環境に順応してしまい、新たな不可触賤民が生まれてきてるかもしれない。

親子3代風俗嬢ヒモなんて家系事実在る。ある意味原始的母系社会

こういう層の子供は被虐待率が高く、凶暴性を”発揮”出来たものけが生き残り、連鎖し、底辺は濃縮していく。

色々と”忘れて居られた現実”を思い出さざるを得ない段階に日本は入っていく予感。

2016-10-03

anond:20161003130854

・カネがかかるから子供産まないよ←自分の子貧乏でもいいじゃん・・てのも正解ちょい手前でとまってるとおもう。(日本人清貧って言葉好きだよね)、

あれっ、今時、教育とか生活ときにこれほど金がかかるっておかしくね?だと思うんだよね。日本富の再分配おかしいっつかヘタすぎ。

あのさ、人はもちろんJターンとか節約とかして努力してるし企業もやるとこはまあ努力してるのよ。酒税回避のためにヘンタイな米ビールつくるとか、信書回避の猫企業とか。

そういうちまちました努力をあとからきてどーんとひっくりかえすのは国の大きな方針なの。しょっちゅう地震とか台風くるししょうがないわ。いつまでまってても高等教育無償化の順番がまわってこない。

 

子育てコストっていう面では、子供ブラジルで産んだり、タイでそだてたり、ベルギー大学いかせたり、したっていいとおもうな。

世相が昭和前期の日本みたいになってるから中国おすすめしないけど。

こうやっていけば日本の文化なんてマゾ自虐文化だけ国内に残るんじゃないかな。そりゃ母系にもなるわ。

2016-07-21

http://anond.hatelabo.jp/20160721171216

原始社会母系社会で、文明が興ると男尊女卑化していくらいか

女性自然な欲求を満たす社会構造一夫多妻制ってことだね。

ヒトに近いサル社会ボス猿を頂点とする極端な一夫多妻制だし、

(というか、ほぼ完全な一夫一婦制なんて20世紀特有のものだし)

そういう方向に向かっていくのは自然な流れなのかも。

俺も非モテだけど、このまま一夫多妻制の流れが加速するのは支持するよ。

しろ非モテとしては一夫一婦制圧力の方が辛い。

2016-06-26

日本発達障害まれ機能不全家族育ちって

3要素の相乗効果で不幸人生確定なのが悲しい

新興国中間層なんて贅沢言わないからせめて母系社会の南の島でのんびり生きたかった

2016-04-11

馬を見習えばよいのか

馬の場合母系重要で、そこにどんな種をつけるか…ってことになるからな。

母親が家の中心ということであれば混乱はなくなるのかもしれない

http://anond.hatelabo.jp/20160411113027

2016-04-07

http://anond.hatelabo.jp/20160407140836

しろ圧倒的に女の権力を強めるべきだよ。

http://1-az.com/mt/sexual/555_1.html

母系大家族制度は、祖母(おばあちゃん)が家庭の中心で、一族資産管理します(家長財産は、代々女性に引き継がれていきます)。家族全員が祖母(おばあちゃん)の血を引き、結婚という制度をとらず、男は、妻を娶(めと)らず、女は嫁(とつ)がず(お嫁にいかず)、生まれた家で、母親兄弟姉妹と、生涯を一緒に暮らす女の国です。

男性は、子どもの養育義務も無く、父というよび方も無い存在です。

この地に住むものにとって、何の疑いも無く女系社会は最高に良いといいます。女は自立するし、好きな母親家族と生涯助け合って過ごすことが出来るし、子どもも全員で育てるから素直で良い子になるといいます

日本鎌倉時代以前は、母系社会であった。

2015-12-29

http://anond.hatelabo.jp/20151229194131

1代ずつずれながらうちの母系の発想にそっくりだ

母の代は仕事子育ての両立で疲れていたのもあるんだろうけど、いつも癇癪おこして家族に当たり散らしてたか

自分子供の面倒みるのに余裕を持ちたいんだよなあ。

今の時代専業主婦は難しいだろうが、仕事するなら家庭にしわ寄せの来ない程度の労働環境で…って思ってるわ。理想だけどね。

2015-11-02

http://anond.hatelabo.jp/20151102231946

母系家族ってことなんじゃないの

妄想とか忘れてるって言うより、長年来の友人との仲に

なにがしか似てるからって理由をつけたいだけだと思うけど

2015-07-27

さら藤田伸二著『騎手の一分』を読んだ。

最近藤田伸二名前をさっぱり聞かないなと思って、暴露本を出していたことを思い出して購入。

この本は福永岩田はへたくそディープは良い繁殖をもらってるだけ、エージェント制度が悪い。全部JRAが悪い・・・要するに「昔は良かった。今は駄目だ」以上でも以下でも無い。競馬ファンに多そうな懐古趣味者には受けるだろうが、建設的な提言は何もない。今の競馬界がとにかく気にくわないけど、惰性化・依存症化してて馬券を買うのを辞められないという人にはお勧めだがそれ以外の人は読んではいけない。

馬主大手生産者発言力が多い現状には弊害点もあるだろうし、昔気質ホースマンにはそれが我慢ならないだろうが、しかし今さら騎手を徒弟制度の下で育成するようには戻れまい。そもそも藤田だって自分で営業をするような昔気質騎手ではなく、かつてはエージェントを付けていたような騎手である。そのエージェントが亡くなって以来馬の質が落ちたと言われるが、手を差し伸べるエージェントや厩舎は居なかったのだろうか?あるいは藤田は営業をしなかったのだろうか?それほど藤田競馬から孤立してるのだろうか?

サンデーサイレンスは良くない繁殖からでも走ったけど、ディープインパクトは良い繁殖しか与えてないから走るのは当たり前」というのは藤田自体血統に詳しくないとはいえ明らかな事実誤認であろう。例えばトウショウボーイくじ引きさえ当たれば零細牧場繁殖に気楽に種付け出来る種牡馬だったのは有名だけど、サイレンススズカ稲原牧場がワキアにサンデーを種付けしようとしたときだってデビュー前の一番安価な次期なのに「他の種牡馬の株を処分すればなんとかつけれなくはない」という感じだったと聞いている。

競馬ブームの余韻で中小牧場だって今よりは潤ってたかもしれないが、サンデーサイレンスが駄目な繁殖に気軽に種付けできるような種牡馬ではないはずである日高産のサンデーサイレンス産駒の一番の出世頭であろうスペシャルウィークだって母系シラオキ系で母父はマルゼンスキーボトムラインを辿るととその時代時代日本で種付けの出来る最高級の種牡馬ゴロゴロ出てくるようなスジの通った血統である

さて、この本が書かれた当時は武は落馬事故後遺症と社台グループとの確執が噂された絶不調期だったためか、全体的に藤田は武に擦り寄るような記述が多く見られる。しかし、2年建ち武は、リーディング五指に入る程度まで回復し、サンデーレーシングの有力馬にコンスタント騎乗する機会も増えつつある。しかし、藤田はこの本の出版から二年が経つが相変らずの状況だ。気力・体力が限界というなら「さら競馬界」とまで啖呵を切ったのだから、鞭を置くべきではないのか?それとも、「2000勝したら画家肖像画を描いてもらうのが恥ずかしい」と言いつつ、2000勝に拘っているのだろうか?

男を自称する人間ほどその本性は女々しい物があるが、要するに藤田も本性は女々しい男なのだ競馬界を批判しつつ競馬界にしがみついているのだ。

仮に騎手を続けたいなら、現在藤田のような札幌内地競馬場(の調整ルーム)との二重生活ではなく、栗東に腰を落ち着け、厩舎回りや追い切りを積極的にすべきだし、札幌住まいに拘るならホッカイドウ競馬移籍すればいい。今の藤田は重大な決断をすることも出来ず中途半端に生き霊のように、惰性で生きているようにしか思えない。

2014-11-17

http://anond.hatelabo.jp/20141117014340

せっかくなので、更に追記と言うか、男性学のヒントをひとつ

実のところ、女性解放以前のずっと昔、今の男性上位社会を作り出した「男性解放運動」があったと見ていいと思う。

原始社会は「母系集団を中心としていた」というのはよく聞く話で、ある種女性人類のメイン種だったと思われる。

原始社会における文明の全て、すなわち火の管理、家の管理衣服の製造、主食となる植物性たんぱく質の確保、全部女性仕事だ。

男性はおまけというか、傍流に近い仕事(摂取しなくても生きていける動物性淡白の確保、及び他部族と居住範囲がかぶった際の交渉)しかしていなかった。

ところが人口密度が高くなってくると、他部族との交渉という本来はおまけにすぎない役割を負っていた男性が、大きな権力を握れるようになってくる。

そして母系社会を完全に覆す思想系統が、釈迦時代キリスト時代くらいに生まれてくる。

というか、そもそも仏教キリスト教ベースであるユダヤ教は、まさしく母系社会から解放教義に組み込んでいる。

それは「自然やそこからまれ常識押し付けてくる条理から自由になろう」というもので、「母から子に継がれる『自然』や『常識』」を管理していた母系の力を完全に断つ力となった。

これは法の始まりで、文明の始まりでもある。

で、「男らしさ」っていうのは、まさしくここに定義されている。

自身意思世界を切り開く者」だ。

もともと女性中心社会だった頃の支配方法自然』に立ち向かうための発明だったので、「意思女性にもある。世界を切り開ける」という事実は長らく絶対に受け入れられないものだった。

それを認めてしまうと、また女性性に負けてしまうのではないか、という恐れが社会の中心となった男性たちにあったからだと思う。

でも実際は「意思は性に関係なくある。誰でも世界を切り開ける」のが事実で、後に個人主義社会、すなわち基本的に「誰もが自分意思世界を切り開かなければならない」という思想が生まれると、こちらが世界を席巻するようになる。

個人主義の方が合理的で、より生産的だからだ。

フェミニズムもこの個人主義思想に含まれるのが始まりで、今でも多分メインの派閥

ただ世の中「自然」的なものに支配されていたい、という人間もいて、実はフェミニズムにはこちらを尊いとする一派もある(こちらは後から出た一派)。母系社会の頃の自然志向に帰ろう的なもの

女性的とされて貶されたものこそ、尊いのではないか? という派閥

ただこれは、社会活動自体とあまり食い合わせがよくないと言うか、そもそも社会的活動自体が「意思によって自然を打破する活動」なので、自然派とは対立する。

さて、で、一番大事なところだけれど、「男でかつこの自然に支配されたい派」ってのが「自称弱者男性」の正体なんだと思う。

女性的な尊さとされている『自然に支配される存在』でありたい。ただし男だけど」派というか。

この派閥は確かに現状色々と行き詰ってる。

ただでさえ社会的活動という反自然な行動に出られない思想で、自然に、つまり過去の慣習で押し付けてもらわないと納得できないんだけれど、「男性とは反自然派」というのが「自然な慣習」になっているので、根本的に矛盾している状態。

これはなかなか解決が難しい世界だと思う。他人から押し付け待ちだから

2014-07-19

http://anond.hatelabo.jp/20140719081627

そのレベルケチ付け出したら、そもそも男が女を支配するのが向いてる、自体無茶苦茶論法だしなぁ。

元が無茶苦茶ないったもん勝ち論法からだろうに。

というか多分最初ケチつけることで、最後まで読まないことにしてるよね?

最後まで、というかせめて途中まで読めば母系集団人類にとってもともと自然共同体だったから、とは読めたろうに。

2014-07-18

http://anond.hatelabo.jp/20140718165139

ちなみに共同体の維持には基本的に向いてないんだよ、男尊女卑は。むしろ破壊する。

じゃあなんで一時的にこいつが有効だったかと言うと、まさに共同体破壊するためにあったんだよ。

人類に向いた自然母系共同体破壊することで、国家と言う不自然効率的な新しいシステム人類に受け入れさせた。

基本的国家っていうのは、自然共同体無視して、文字で書かれた法律によってプログラムされるシステムによって成立する。

そのためにはいったん徹底的に、自然共同体破壊する必要があったわけ。

で、もう原始的母系共同体は潰れきって、法律システム根付き、先祖がえりする心配もなくなってくると、今度はその破壊のための無理をするのが、非効率になる。

おまけに、もともと増えすぎた人類効率的に支えるべく革命を起こして生まれた、国家単位社会というのも、人類さらに増えすぎたせいで限界になって、貨幣グローバルに繋がる社会へと更に革命を起こして生まれ変わった。

かつて自然母系共同体と不自然法律が置き換わったように、誰かが誰かを支配したがる本能は、金という不自然な人工物が作るシステムに置き換わった。より効率的にならないと人口を維持できなくなったから。

男尊女卑人類史の中で、一時的に与えられていた役割を終えたんだよ。

今後は人間を支配しようとする人間は、金への欲望によって弾圧されていくだろう。っていうかすでにされてるわけだ。弾圧者はプロ市民なりなんなりと呼ばれつつ。

そして更に次の社会が来る時にも、母系共同体が戻ってこなかったように、人間による人間の支配も戻ってはこないだろう。

人類が増えて一定ラインを超える度に、本能システムへと置き換わっていく。

2014-07-15

科博の太古の哺乳類展に行ってきました

7月12日から10月5日まで、東京上野恩賜公園国立科学博物館で開催されている「太古の哺乳類展」に行ってきました。

去年の夏はダイオウイカをやってたんでしたっけ。この時期の特別展示は、いわゆる夏休みファミリー向けで、科博としても特に力を入れている展示が開催されます。大恐竜展とかね。

これの前の回の特別展示が「医は仁術展」という日本医学史の歩みを見てみましょうという地味なものだっただけに、「太古の哺乳類展」には期待していました。

上野の科博は、生物関係宇宙関係という二大ネタ以外に、ちょくちょく地味系のネタ、それも科学と言うよりは歴史系のネタを入れてきます。オハコなのが「インカ展」です)

で、休日は混んでるので嫌なので、今日休みを取って(子供たちが夏休みに入ると混雑するので時期的にはこのあたりがベストだったのです)、行ってきました。それでも、いつ行ってもそれなりに混んでいますね。最近中国人ツアー客が旅程に入れているらしくて、そういう感じの人たちもけっこう見かけます

ちなみに、お隣の、松方コレクションで有名な国立西洋美術館では、指輪宝石)展を今やってますよ。こちらも面白そうなんで次の休みにでも行ってみます

で、「太古の哺乳類展」なのですが。

正直がっかり、というか、看板に偽りありですね。展示物がほぼすべて、日本産出の化石に限られます比較参照用としてアフリカゾウ骨格標本も展示してありますから「ほぼ」をつけました)。つまり、正確に言うならば、「太古の日本哺乳類展」ですね。ですから新世代第四期の巨大哺乳類たち、メガテリウムとかスミロドンとか、それより前の時期のサーベルタイガーとかを期待している方は真っ向から裏切られることになります

展示の二大柱は束柱類とゾウ、これだけですね。

だって日本ってプレートがぶつかる大陸の端にあって、環境が激変しやすくて、しか火山の多い国土で土が酸性なんでもともと化石が残りにくいんですよね。

それでもね、国立科学博物館恐竜化石コレクション世界でも随一です(これをしのぐのは、アメリカ中国博物館ぐらいです)。バブルの頃、カネにものを言わせて買い集めたんでしょうね。あと、現生哺乳類近代以後絶滅した種を含めて)の剥製標本はなんたってヨシモトコレクションがありますから、これは世界一といってもいい充実度です。

その科博にとっての弱点が、先史時代絶滅哺乳類化石標本なのですが、今回の展示は果敢にここに挑むのか、と期待されるものでした。

ところがね。

メインは、束柱類とゾウだけですからね。はっきり言ってしょぼい。

束柱類って聞いたことが無いでしょう?もう絶滅してますからね。完全な化石日本だけで発見されているという、おそろしく生息範囲が狭い種です。見た目は、なんだろう、コモドオオトカゲカバ寄りにしたみたいな、あんまり冴えない感じ、ただ大きさだけはカバくらいはあるのですかね。なんかね、見た感じが足が垂直に下りていないというか、横から突き出している感じがするというか、爬虫類っぽい感じですね。海生哺乳類だったらしいんですが、音声ガイドが言うように、数少ない、日本リードできる哺乳類化石で、逆に言えばこれ以外には大したものがないんですね。

歯が一本一本それぞれ、それぞれの歯の中に小さな山状になった歯が束になっている、これが束柱類の命名の由来なんですが、この変わった歯のために、いまだに何を食べていたかも分からない、草食なのか肉食なのかも分からないという生き物です。

地味です。ひたすら地味です。

それに比べればゾウは大きいだけ、まあ迫力はありますね。先史時代日本はゾウの王国だったのです。

大きいと言ってもね、新生代第四期の哺乳類ビルくらいの高さにまで巨大化してますから、そういうのと比較すればゾウのくせにちっちゃいんですね。悲しいかな、なにしろ、「日本絶滅哺乳類」ですから日本は島国ですから島嶼化の影響を受けて、大型哺乳類は小型化するんです。一番でかいのが現生種のアフリカゾウ骨格標本だっていうくらいで。

「うわー、なんだこれ、でっけー!」

という素朴な驚きはあんまり期待できません。アケボノゾウとかせいぜい軽トラックくらいの大きさですからね。鈴木工務店さんが配管工事に来ましたよーっていう時に乗ってくる軽トラくらいの大きさです。

今回の展示目玉が、ナウマンゾウの親子の骨格標本ですね。これが一番いけない。最悪です。

ゾウは基本的母系社会ですから一夫一婦制ではなくて、パパ、ママ子供が揃うなんてことはあり得ないんですよ。それくらいのことはもちろん分かってるでしょうがファミリー向けに目玉展示が欲しいっていう欲求に科学が負けちゃったんですね。もちろん生態のことは完全に正確なことは分からないんですが、アフリカゾウインドゾウなどの現生種と比べても、ナウマンゾウは雌雄差が大きい。これは一夫多妻型の種の特徴ですからね、パパ・ママ子供が揃ってのファミリーナウマンゾウでは見られなかったのはほぼ確実です。

で、骨格標本がですね、一頭から再現されているのがママだけで、パパなんて産出された場所年代も違うばらばらの骨格をひとつに組み合わせたフランケンシュタインです。子供なんて頭だけがナウマンゾウで、体はアフリカゾウの骨格を縮小してつなげている。

これ言わなきゃいいんですけどね、そこは科学として最低限度のモラルとして言わないわけにはいかない。それでいて、音声では「パパー、ママー、なんだい坊や」なんてやっている。よく考えりゃ相当グロテスクですね。

そういうわけで、「太古の哺乳類展」は単体の展示としてはあんまりおすすめできないかも、です。でも、科博に行ったことがない人なら、地球館や日本館の常設展示は、さすがの充実度なんで、この際、行ってみるのもいいかも知れません。ハチ公もいるしね。

2014-07-13

お互いに自分所属する文化の基準で勘違いしている 女子から見た男子文化 男子から見た女子文化

何となくすれ違ってそうな部分が見えてきたので、さくっとまとめてみた。

大体相手を自分が属している文化基準で計るので、根本的に勘違いしてしまってそうな系統


男子文化基礎

もともとオスは、性による遺伝子配合をするために生まれた性であるためか、いかに多くのメスと交尾できるか、その座をかけてオス同士で戦いあい一位のボスを決める文化

外敵からは共有財産を守るために協力し合う。

基本的男子文化は、マウンティング合戦、互いに上下関係を作りたがり、集団でまとまって外敵と戦うこともあれば、互いが互いを蹴落しあって女性全体からの「モテる」の座の獲得を狙うこともある。


女子文化基礎

もともと人間母系生物なためか、母系集団社会における「あるべき理想ルール」を維持しようとし続ける文化

母を共有しない相手の集団には互いに馴染みにくく、敵対しがちなため母系集団無視して作られる嫁姑は、ルールの違いをめぐってもめやすい。

とりあえず自身あるいは自身集団所属する女性の子供の品質を、自身理想にかなう形に維持し続けたがる。

同じ集団所属する、いわゆる姉妹に該当すると見込んだ相手が、自分理想に叶う子孫作りをすることを要求し、自身子供を作る場合母系集団理想に叶う子孫作りをする義務を負う。


で、女子自分文化基準で見てしまって勘違いやす男子像は


1.イケメンは攻撃的で怖い。地味でやぼったい人は攻撃性が低く優しいはず。

これは女子文化だと、品質の高い女子が、品質の低い女子を攻撃して、態度を改めさせたり、追い出すことで集団品質を上げようとするため、女子文化に多い傾向。

「彼にするなら、地味で優しい人が良いなぁ」っていうのは、大体それが男子にも当てはまると思ってしまっているせい。

実際は男子場合は地味なオタク系の人の方が攻撃的な傾向が強い。

マウンティングを全方向に駆使して、勝ち上がらなければいけない状態に置かれているせいか。

性的にすでに優位にいる男は、優位に立つために攻撃して回る必要性がないため、大体こっちの方が温厚。


2.行きずりの異性と片っ端から寝る男の人は、きっと寂しがり屋で、一夜の愛を求めて回っている

んな綺麗なもんじゃないです。

女性の数が多ければ多いほど良い、いわゆる女をトロフィーと見て、数を多く集めたがっているだけです。

その視線女性と言うよりは、同性へ向けて優位をアピールする方向に向いています

女性場合は、寝るのは恋愛感情を確かめるための、コミュニケーションの一種に過ぎませんが、男にとってはコレクション品なのです。


3.自分に対する愛があれば、彼が不特定多数女性に手を出そうとすることはない。手を出したのは愛がなくなった証拠

コレクションの一部に自分も、浮気あいても加わっているだけで、自分への愛がなくなったとは限らなかったりします。

ただ逆に言うと、自分ひとりだけしかいなくても、愛があるかどうかは別だったりします。

コレクションひとつをとりあえず増やして、男性同士の世界で優位性を保つためのだけだったりする場合もあるわけです。


逆に男子勘違いやす女子像は


1.女同士の争いやいがみ合いは、男にモテる座を獲得するための闘争

女性同士の場合、相手の品質が低いのが許せないのです。

性的にふしだらな女性を嫌う女性がいますが、これは取られるから、負けたからではなく、「ふしだらであることが、私の理想とする社会品質を下げる。許せない」と考えているからです。

女性同士で仲が良いのは、若いうちは理想基準をお互いに満たしている、素敵な存在であると看做しているからで、年をとってくると全てが理想どおりに行かないと諦めがついて仲良く出来るようになるようです。

特定男性に的を定めた場合、その人をとりあっていがみ合うケースはありますが、その場合女性同士が男の取り合いで互いに、きちんと所属社会の暗黙の仁義を守るかどうかを重視します。仁義に反して取ることが許しがたいわけです。


2.女が男を選別するのは、自分が選ぶ余地があるほどモテることを同性にアピールするための自慢行為でありマウンティング

男性文化だとそもそも選別を厳しくする利点がないため、少しひねって解釈してしまいがちです。

実際は女性場合品質の低い異性とくっつくことが、集団品質を下げてしまい、女性集団から顰蹙を買うためです。

そもそも品質を下げるくらいなら、自分子供を作らずに、集団の子育てをバックアップすることを選ぶこともあります

直接的に子孫を残さなくても、母系集団子供を残せればそれで良いわけです。

なので品質を低くするくらいなら、男と寝ない道を選ぶわけです。


3.女性理想王子様を欲しがっている

女性場合、欲しいのは男性のものではなく、理想の愛であり自身の恋心を理想的な形で味わいたいという願望で恋愛することがままあります

いわゆる恋に恋するわけです。

集団品質を高めるためには理想の子供を作るための過程必要であり、そのための理想となる恋愛像が先にあり、それを邪魔しない丁度良い釘として男性を探すわけです。

俗に言う女性にとって男性は、いわゆる愛をひっかけるための釘であり、品質のよい愛をひっかけるために、邪魔にならないよう変に尖っていない、無難な形をした釘が、俗に王子様と呼ばれるわけです。

2014-06-10

http://anond.hatelabo.jp/20140609130314

この手の記事に噛み付く男の「女は結婚したがっているにきまっている、そうでなければならない願望」は壮絶なものがあるよなぁ。

女って生まれつき避モテで、もともと結婚って女の誘拐から始まってることからも分かるように、そもそも女にとっては絶対したくないもの

(生物レベルでは、母系の生き物だから、そもそも他所の家に入りたくない生き物なのが、人間のメスなわけで)

それを、なだめすかしてどうにかしてもらうために、あれやこれやの式をしているわけで、結婚したいのって根源的には男であって女じゃないんだよなぁ。

現状でも「子供がほしい」とか「経済的な安定がないと困る」ってのを利用して無理矢理結婚させてるだけで。

この辺結婚なしでいけるなら、したがる女性ってほぼいないと思う。

多分根源的に、結婚したい願望って 男>>>>>>>>>>>女 なんだよなぁ。

からこの手の記事見ると、発狂して「不幸になるぅぅぅ後悔するうううううう」と呪いかけまくったり「それは本来なら男の思うこと」と必死に挿げ替えたりしようとするという。

2013-05-15

http://anond.hatelabo.jp/20130513220751

何だか統失患者の文章みたいでまとまりがなくさっぱり文意がつかめないのですが。こういう文法は正しいけれど意味は支離滅裂という文章を書けるのもある種の才能なんでしょうか。

どうもここには一見、女に不利なことを書くと理路もへったくれもなく噛みつくことが目的で噛みつく頭がおかしい人が常駐しているみたいですけどね。

さて、それはさておき、意味が分かる部分について反論しておきましょう。

それなら一夫一妻制の全ての哺乳類、あるいは全ての動物はその劣化とやらで絶滅してるじゃないか

まず先述したように哺乳類での一夫一婦制はごく珍しい例で、一説では全種の3%のみとも言われています。これはオスもメスも「本来は子育てをしたくない」という当然の行動原理があることを踏まえれば、特に哺乳類一夫一婦制ほとんど見られないのも当然です。

子育てをしない、もしくはオスかメスかのどちらか一方に押し付けることが可能なら、その間に押し付けた側の性は別の相手と繁殖活動が可能になりますので、そういう方向に進化するわけです。魚類でオスのみに育児行動が見られる例が割合あるのは、魚類の多くが体外受精をするせいです。つまりメスが卵を産み、オスが射精している間にメスが逃げれば、結果的に面倒を見るのはオスしかいなくなりますので、オスに育児行動が見られるように進化していくわけです。

哺乳類場合出産はもとより、哺乳行動が必ずありますから、メスが育児行動をすることはあらかじめ決定されています。メスが育児をする以上、オスは育児をしなくてもかまわない場合ほとんどになりますので、哺乳類では一般にオスの育児行動が見られない、オスの育児行動が見られるのはつまり一夫一婦制なので、一夫一婦制が見られない、ということになります

鳥類では肉食が多いために一夫一婦制が一般的ですが、鳥類哺乳類と違って雌ヘテロ型の性染色体の性決定様式なので、ここで述べているY染色体劣化の問題は発生しません。

ヒト以外での一夫一婦制哺乳類ではやはり肉食動物に多く見られるのですが、代表例であるオオカミ場合は、しばしばつがいの入れ替わりがある、集団の中において核となる夫婦けが繁殖するなど、ヒトとは少し変則的なのですが、まあ一夫一婦制による子育て行動が見られますオオカミの近縁種で他の繁殖形態をとる種がないので(家畜化されたイヌ別にして)、比較はできないのですが、他の種と比較すればやはりY染色体劣化は程度としては見られますが、ほとんど問題になるレベルではありません。

これはオオカミ場合ライフサイクルが短いこと、繁殖力が高いため個体数の増大においては繁殖力そのものよりも、空間的な制約の方が大きいことが挙げられます1995年イエローストーンでは31頭のオオカミが導入されましたが、それから20年を越えて、近隣三州での個体数は2000頭を越えていると見られます

まりY染色体劣化してそのため絶滅する個体系統があっても、すぐにそれを補う数が補填されるということです。蓄積されてゆくエラーの中にはY染色体機能向上させる方向に働くエラーもありますから、そういうY染色体を持ったオスの子孫がたちまち空いた空間を埋め尽くすので種全体としての健全性は保たれます。ヒトとは繁殖速度とライフサイクルがまるで違うので、比較になりません。ヒトの場合狩猟採集生活下では人口置き換え水準をほんのわずか上回る程度の繁殖速度ですから、遺伝的に絶滅する夫婦割合が高ければその空間を埋めることは出来ないのです。

劣化じゃなくて、種の偏りが修正され、種が多様化しただけだ。

Y染色体劣化した場合、当然、残されてゆくY染色体は同質化していきますので、繁殖力の弱い個体絶滅するだけで、種の多様化とは逆の現象が発生します。過剰繁殖かどうかは環境が決定するので、基本的に人口置き換え水準が維持されているならば過剰でもなければ過小でもありません。環境によって制約を受ける最大個体数に適応した人口置き換え水準がヒトの場合は、自然状態ではおおよそ特殊合計出生率にして4.2前後なのですから、これを下回る場合絶滅、もしくは生息域の縮小へと至ります一夫一婦制において結果的に特殊合計出生率が低下する現象がみられる場合、後になればなるほど遺伝的な同質性は強まっていきます。言うまでもなくそれは種の多様化とは正反対の現象であって、ここでのあなたの主張は「頭がおかしい」というしかありません。

また現在イスラム圏など「一夫多妻制度」の人類社会があるが、そこが生殖能力が高いか? 人口比では一夫一妻制の社会の方がよほど大きい。つまり、個々人のうち、少数者が生殖子がよわかったとしてもそういう種は一夫一妻主義のもとでも淘汰されへっていくはずなのだから問題はなく、この主張は一夫多妻主義者の虚偽だ。

イスラム圏での婚姻形態について余りにも無知すぎます。そもそもイスラムにおける一夫多妻制は未亡人孤児扶養目的としているため、扶養力がない時点での一夫多妻制は許容されていません。実際には9割以上が一夫一婦制での婚姻形態であり、比率から言えば圧倒的にイスラム社会一夫一婦制社会です。更に言えば、出生率イスラム社会の方が高めであるのは言うまでもないことです。ナイジェリアなどにはイスラム教徒キリスト教徒がそれぞれいますが、キリスト教徒の方が出生率は低いです。これは同様にエジプトコプト教社会などでも言えます

そもそも生物学における繁殖形態と、文明史上の婚姻形態の話は別です。オスとメスが性行為をすれば、その婚姻形態いかなるものであれ妊娠しますので、文明史においてはありとあらゆる婚姻形態が見られます。完全に一夫多妻制の社会、完全に一夫一婦制社会というものはないのです。日本中国では圧倒的多数一夫一婦制でしたが、権力者一夫多妻制であったのは言うまでもないことです。厳格に一夫一婦制を求めるキリスト教社会にあっても、フランスにおけるロワイヤル・コンキュビーヌの制度に見られるように、多妻制は見られます

生物学における一夫一婦制とは、繁殖形態が種のグランドデザインにまで及ぼす影響がある程度があることを指して言うのです。ヒトの場合は、雌雄差が小さい、性淘汰の影響が見られない、等々の理由から生物学的に一夫一婦制デフォルトであることが立証されているのです。

正直言ってこの程度のことさえ知らないで、何かを言おうと思うこと自体、蛮勇と評するよりありませんが、何か衝動に駆られて物を言おうとする前に少しは頭を使うとか知識を得ようとしてはいかがでしょうか。

文明社会における婚姻形態の話と、生物学における繁殖形態の話はまったく異なると言うことを言いました。

本来、生物的にはあり得ない一夫多妻制が文明社会でしばしば見られるのも文明による干渉、歪みです。

例えば、南米太平洋諸国ではY染色体ミトコンドリアDNAの不自然な組み合わせの例が見られますY染色体男系のみを通して、ミトコンドリアDNA母系のみを通して継承されることはよく知られていますが、南米太平洋諸国では、ミトコンドリアDNAが現地由来、Y染色体ヨーロッパ由来である場合が多く見られます南米先住民系として扱われている例でも、Y染色体割合では半数以上がヨーロッパ系という例もありました。これは言うまでもなく大航海時代以後のヨーロッパ帝国主義がもたらしたレイプ殺戮の影響であるわけですが、同様の例はアメリカ黒人でも見られます

 つまりY染色体を辿る限りアメリカ黒人男性ほとんどは実は白人の子孫なのであって、彼らをアフリカ系と呼ぶのは遺伝的には半分しか正確ではありません。オバマ大統領場合は、こうした普通アメリカ黒人男性と違って、ミトコンドリアDNAヨーロッパ由来、Y染色体が東アフリカ由来になっています。これは彼の両親が自由結婚した結果であって、オバマ大統領アメリカ黒人ではあっても、遺伝的にアメリカ黒人男性メインストリームとは奴隷制負の遺産を共有していません。

 自然界における一夫多妻制は遺伝子の優劣によって決着がつきますが、文明社会ではそうではないわけです。それは武力や財産社会的地位によって影響を受けますので、自然界における一夫多妻制のもたらすY染色体競争が起きずに、Y染色体の弱体化をむしろ加速させます。本来、子を持つことが叶わない生物学的に弱い男子が、社会的影響などによって多くの妻を得ることは、弱い男子の遺伝的影響が狭い集団の中で蓄積してゆくことを意味します。

 公家皇族男子が生まれにくいというのはまさしくこの影響であるわけです。おそらく公家夫婦の間ではY染色体劣化がいちじるしく蓄積しているために、男性の側で性染色体母系由来のX染色体しか機能せずに結果的に女子しか生まれない、女子が生まれやすくなるのです。Y染色体男系を通してしか継承されませんから、たとえば皇室健康女性をいくら導入しても、この問題は解消されません。

 文明社会では確かに一夫多妻制は純粋生物学的な競争ではなく社会制度によって干渉を受けるためにY染色体劣化をむしろ加速させるでしょう。逆に言えば純粋繁殖力や性的な魅力(ほぼ繁殖力と重なる場合が多いです)のみで一夫多妻制が行われれば、Y染色体能力がかさ上げされます

 しかしそれは生物学的な繁殖形態の話とはまた別の話です。この程度のことは説明されなくても自分の頭で考えて欲しいものです。

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