はてなキーワード: ファストフードとは
私たちは戦わなければならない。
いつも、脳みそが沸騰するほど怒りを覚える。人類の半分を超える女たちは、虐げられるために生まれてきたのではない。特にこの国は、クソみたいなこの国は、私たちのことを長年のクソみたいな風潮で貶めてきた。私たちは、戦わなければならない。
と、思っていた。
今日、仕事の休憩中に、ファストフードの店でサンドイッチを頼んだ。その場で具を選んで作ってもらう形式で、仕事場の中にある、よく行く店。仕事で疲れていたので、店員にオーダーする声が小さかったかもしれない。私服ではなくて仕事着だったので、地味に見えたかもしれない。
頼んだサンドイッチの端に、陰毛が挟まっていた。誰がどう見ても陰毛。店員が全裸だった訳でもないし、ましてや野菜の加工場なんかはきちんと清潔に保っていると思う。わかんない、わかんないけど。
意図的に入れられたんだと思う。
頭が真っ白になって、すぐに抜いて捨てた。残りのサンドイッチは食べられなかった。飲み物を飲んで、落ち着こうとしたけど、どうにも気持ちが悪かった。あとで抗議しようにも、証拠なんてどこにもなかった。捨てちゃったし。
わかんないけど、わかんないけどね。ただ、一方的に悪意を持って貶めようとすれば、いくらでも傷つけられて、傷つくんだよ。サンドイッチに具を挟むだけなのにやたら動作が芝居かかってて覚えてる、名札の名前も覚えてる、向こうは私の名前なんて知らないはず、もしかしたら顔もすぐ忘れたかもしれない、なんてことない悪戯なのかもしれない。それでも。名前を晒して尚、一方的に私のことを傷つけることができる。その事実がただひたすら死ぬほど悔しくて、惨めだ。騒げなかったよ、私は。理不尽に抵抗できなかった。
誰にも言えなかったけど、帰って、母にだけ話した。母は一言、そんな気持ち悪い考え、忘れなさいと言って背中を向けた。ショックだった。
忘れれば。適応して、見過ごして、考えなければ、それで。このクソみたいな国で生きてゆける。確かに私は戦えなかった。けれど、私たちは戦わなければならないのではないのですか、お母さん。
ベジタリアンになった
以前からメンタルクリニックには通院していたのだが、定期的に採血をする
で、これ以上デブると色々とマズイぞ、と脅かされ、しかたなくデブの原因となっている抗うつ剤を抜いた
ここまでは予定通りである、体重も週に1kgは減り続けた、ブラボー、BMI値も25を切った、なんとか正常値の範囲内である
食欲が落ちたのは結構なことなのだが、肉・魚を体が受け付けなくなった
食べられるのはせいぜい野菜の煮物と漬物、納豆に白飯といったところ
それすら食べたくなくて、週の半分は夕飯がカロリーメイトゼリーである
その友人は「丼物」が男性社会において最適化された食のありようだと考えているのかもしれない。
だって丼物って、その形態上どんぶりを手に持って掻き込むように食べるファストフードだから。一般的に体格の劣る女性の手では、どんぶりを持ち上げるのも辛いし食べにくい。口のサイズ的にもつらい。結果として、男性なら一口にほおばって食べられるご飯の上の具をちまちま小分けしたりかぶりついてかみ切ったりする見苦しい食事行動を強いられ、また、持ち上げられないどんぶりをテーブルに置いたまま犬のように食べる屈辱的な姿勢を強要されることにもなる。このような丼物が安価で広く提供されており、これを避けると自社近くでの食事の選択肢が大きく減るのは、男性原理社会の表れである。
その友人が男性か女性か分からないが、その人が「女性が丼物を食べている光景が許せない」のは、このような屈辱的な状況を女性に強いている社会への憤りである可能性はないだろうか?