はてなキーワード: キーンとは
ネットが繋がってたんで情報集めてたけど、なんか今はどーでもいい話ばっかりだ。
悲しい話も泣ける話も怒れる話も恐れる話も、全ては今この状況を生き抜いて、それからでいいやと思ってるし、まわりの皆もそう思ってる。
ぶしつけだけど、地震発生から今に至るまでの流れを書いていこうと思う、こういうケースもあったよってことで、今後の参考になればいいな。色々ありすぎたんで、出来る限り簡潔に書きたいんけど、よくわからんかったらごめん。仙台在住の会社員の場合
■3/11以前
地震発生の4日前くらいから、大小あれど地震が多発していた。地震にもだいぶ慣れてしまって、ちょっと揺れたくらいではなんとも思わなくなっていた。
■3/11
その日も忙しく仕事をしていた。14:46(らしいな)に大地震が発生。最初は「揺れる揺れる」とケタケタ笑っていたが、尋常ではない揺れと長さに社長が「逃げろ!」と一喝、書類棚からは中身がぼんぼん飛び出している。あまりの揺れに立つことさえ難しかったので、手すりを使って飛び降りるように階段を降りた。会社がビルの6階にあるので、降りてる途中でビルが潰れて死んでしまうんじゃないか、と思った。ようやくビルを出て、市営バスの広大な駐車場に避難する。同僚たちと「やー恐かったねー揺れたねー」なんて言いながら笑っていた。辺りを見るとビルやマンション、止まっていたバスがコンニャクのように揺れていた。新幹線は線路の途中で止まっていたし、SS30(なんか仙台では高い方のビルね)のアンテナがボッキリと折れていた。社長や上司に「宮城県沖地震と比べてどっちがヤバい?」と聞くと「今回の方がヤバい」と言っていた。揺れが収まってから会社に戻り、防寒具、貴重品、飴玉やお菓子を運びだした。電話も何も繋がらないので、お客さんと連絡が取れるはずもなく、津波が街まで到達するという知らせをパトカーから聞いたので、今日は解散ということに。社長の「明日はいつもお通り出社して片付け方すっとわ、そんじゃみんな気つけてけえってな」という言葉で僕らは散った。その日僕は車で出社していたので、車を停めていたヨドバシカメラの立駐に向かった。停電のために料金所が使えず、無料で出庫することが出来た。しかしながら、道路はかつて見たこともないような大渋滞で、とても車で帰れるような状況ではなかった。自宅の方向が一緒の上司と歩いて帰ることにした。発電機が付いた信号以外は全部止まっていたので、輪をかけて渋滞がひどくなっていた。日本革新党連合会という右翼の街宣車が自慢の拡声器で交通整理をしていた、ちょっと泣けた。やっとこさNHK前までたどり着き、街頭テレビをみると、津波が漁村をさらう映像、製鉄所が轟々と燃えている映像、とても信じられない禍々しい映像が映っていた。この時はじめて自分たちがどんな状況かわかった。またしばらく歩く。歩行者の列の中、泣き叫ぶ赤ちゃんを抱えたお母さんがいて、周りの人が赤ちゃんに毛布を掛け直してあげたり、フードを深く被せてあげたりしてお母さんを助けてあげていた。仙台泉線という道路をひた歩いた。通りに面している建物は本当に悲惨だった、車屋の窓は割れ落ち、マンションのレンガ風の壁が崩れ落ち、歩道は隆起して歩くのが困難だった。ふと一人のおばあちゃんが、僕らに声をかけてきた。なんでも旦那さんがいる老人ホームに行きたいのだが、道に迷ってしまったようなのだ。上司と僕で老人ホームを探して、職員さんに事情を説明しておばあちゃんを保護してもらった。またとぼとぼと道を歩く、その時はだいたい17:00頃で、場所は虹の丘というところを歩いていた。後ろから上司を呼ぶ声がする、上司の息子の同級生が僕らを見つけたので、車で送ってくれるということらしい。仙台駅から8kmほど歩いただろうか、膝も腰も股関節もヘロヘロ、昼飯も少なかったから疲労困憊だったから、すごくありがたかった。上司の家に着いて、玄関を開ける。中は酷い有様だった。まず靴箱が倒れていて中に入れない。隙間をくぐり抜けて中に入ると、引越しでもしたのか?と思うほどにタンスはずれて、食器は床に散らばっている。家の中に奥さんがいないことを確かめると、周辺の捜索を開始した。もちろん携帯は使えない、仲の良いご近所さんのところにもいない、車もない。上司は途方にくれていた。避難所にいるのではないかと思って小学校に行っても、まだ小学校が避難所としてすら使われていなかった。集まっていた人々は口々に「あんなに会議したり予算割いたりしたのに対応が遅すぎるよ、なにやってるの」と不満を漏らしていた。いよいよ不安になって上司宅に戻ると、ご近所さんを見つけた。上司の奥さんや家族と一緒に駐車場の端っこで、車の中でエンジン焚いて非難している、とのことだった。再会した上司と奥さんは、やれ書き置きしろだの、そんな暇ねぇだのと喧嘩をしていた。まぁ生きててよかったじゃん。そこからは上司の車で家に送ってもらった。車中で「明日仕事行けるっすかね?」と聞くと、奥さんに「なにいってんの!行けるわけ無いでしょ!」と言われた。続けて「仙台空港だって津波に飲み込まれてんだよ!」と。正直耳を疑ったが、カーナビのテレビをみると、本当に仙台空港が飲み込まれていた。愕然としたが、今まず自分が生きることで本当に精一杯だ。この先何を食って、どう生きるか、そればかり考えていた。やっとこさ家につく。時間にして19:00頃だろうか。一寸先はどうなっているかわからない最中に送ってくれた上司には頭が下がった。家も家族も無事だった。唯一、警官の兄が帰ってきていなかったが、無理もない。両親はろうそくを灯してラジオを聞きながらソファに横になっている。地震後すぐに片付けをしたらしく、家の中はそんなにぐちゃぐちゃになってはいなかった。この時までは、まだ水道とガスは来ていたが、それから2時間ほどでその2つとも供給は止まった。停電で冷蔵庫が使えないので、残っていたアイスを溶ける前に全部食べた、この日の晩飯はこれで終えた。自分の部屋の本棚やギター、パソコンのモニターが倒れている。この部屋にいたらきっと怪我をしていたことだろう。今後高い本棚を使うことはやめよう、そう思った。当時、情報を得る手段がラジオとツイッターしかなかった。携帯は電池が切れるし、電気が来てないので、充電のしようもない。車なら充電できるし、テレビも見られるし、エアコンで暖も取れる。そうしてエンジンを焚きながら携帯電話を充電した。他の家でも皆そうしていたようだ、おそらく皆この日に結構な量のガソリンを無駄にしたはずだ。車内でツイッターを使い、連絡が取れる範囲の人とは連絡をとった。十分に充電をしてから、この日はリビングに布団をしいて寝た。
■3/12
7:30ころ、両親たちの支度の音で目覚める。父は出勤で、母は介護施設に預けられる。父の車に便乗して出社することにする。この日は道もさほど混んでおらず、ストレスなく走ることができた。しかしながら道路の状態はひどい、アスファルトが隆起し、ひび割れて飛び出し、橋のつなぎ目は例外なくずれ、その度車を突き上げていた。周りでは緊急車両が忙しく走り回っている。街中の交差点では警官が交通整理をしていた。父曰く倉庫にしまわれていた新車両のパトカーも投入されていたらしい。父が勤める署内も人員が遺体回収に駆りだされ、人は少なかったようだ。つまり、今の宮城県警は非常に手薄だということだ。程なく会社に着いたが同僚は誰もいない。上司に連絡するも「ん、こなくてもよくなったんだわ」とのこと。せっかく来たのに。。。と思いつつ、昨日置き去りにした車を回収する。すでにコンビニや携帯充電所には長蛇の列が出来ている。しかし、いずれのコンビニも開店している様子はなかった。開くかもわからないコンビニの前に、長蛇の列が出来ていた。ご苦労なこった、と思いつつ、家路についた。家に帰ると少し様子が違う。電子機器のキーンという音がした。電気が復旧したいたのだ。冷蔵庫も電子レンジも炊飯器もポットもテレビも使える!そう思ってテレビをつけたが、我が家はケーブル回線を使っているため、テレビを見ることができなかった。まぁ、飯が炊けるだけ全然ましだ、と少し安心し、することもないので昼寝をする。昼寝から起きると両親が帰ってきていた。両親の晩飯は昨日ひねり出しておいた水で米を炊き、だるまストーブで温めた味噌汁を、僕は買い置きしてあったカップ麺を食べた。食後、会社にカップ麺を備蓄していたことを思い出し、回収しに行くが施錠されてしまい、カードキーも使える状態になく中にはいることができなかった。そうしてこの日は終わった。
■3/13
この日はだいぶ暖かかった。月曜から出社する。という話になっていたので、社員間で連絡をとりあうという事になったが、やはり連絡が取れなくなる人がいた。取引先がパソコンと僕達ごと東京にさらって仕事をさせようとしている、なんて不穏な話があったので、どういう事なのか聞き出したく会社に行くことにした。もちろん誰もいなかったので、近くに住んでいる役員の家に直接行くことにした。程なくして役員がやってきて、「○○さんと〇〇さんの家に行って出社の旨伝えてくる」「じゃあ俺は〇〇さんと〇〇さんとこ行ってくるわ」と打ち合わせをして、それぞれ足で人を探し回った。昨日とは打って変わって道路は大渋滞。スーパー、コンビニ、ガソリンスタンドには凄まじい行列ができている、どんなに小さな店でも必ず人が並んでいる。幸いバイクで動いていたので渋滞に悩まされることはなく、それぞれの同僚の家を回っていく。家を訪問するたびに「水はあるかい?ごはんはあるかい?家にまだ水があるから持って行きなさい、お菓子もあげるから」といろんなものをもらった。物乞いするつもりは全くないし、荷物が多いと動きが鈍るので多少困ったが、ありがたくいただくことにした、非常にありがたく、申し訳なく思った。福田町、というところに住む同僚のマンションに行く途中、45号線を走った。テレビでよく見た七ヶ浜の石油コンビナートの煙が見える。下から見上げる黒煙は、テレビで見るよりもずっと巨大だった。結局その福田町に住む同僚は留守にしてあり、申し送りすることはできなくなった。バイクはガソリンを使いきり、リザーブも残り僅かのところでぎりぎり帰宅することができた。下手にガソリンを使い切るものではなかった。。。電話回線は徐々に回復しているものの、自宅ではまともに受信できなかった。山一つ高いとなりの団地まで移動すると快調に電波が入ったため、そこの空き地でしばらくツイッターやメールなどをして連絡を取り合った。その日の夜、高校の先輩からメールが入った。ガソリンが無いので余っていたら実家まで送ってほしい、ということだった。場所が若林の古城、という所だったため、命に関わるかもしれない、と思い迎えに行くことにした。そうして国道4号線沿いにある先輩の住むマンションに到着した。津波が近くまで到達したことを伺わせるように、外は磯の臭いをさせていた。マンション内はところどころ天井が崩落しており、危険な状態だった。ひとまず先輩を預かり、実家である富谷町まで移送した。帰り道、片田舎にあるガソリンスタンドに目をやると、夜中の11時にもかかわらず2km程の渋滞ができている。みな翌日の開店を待って行列をなしていた。それほどまでに、皆ガソリンに困っているのだ。家に帰って程なくすると、兄が大地震以来はじめて帰ってきた。荷物をとりに戻ったのだという。どうやら兄は南署管内の本部にいるらしく、大変忙しいのだそうだ。「コンビニ、ガソリンスタンドでは暴動、略奪が起きている。通報が無いだけでいろんなところで起こっているから気をつけるように」と言われた。加えて「テレビとかラジオでは荒浜に2~300の死体って言ってるけど、そんなもんじゃねーからな、1000は余裕で超えるぞ」とも言われた。報道やネットでは綺麗な部分しか出ず、礼儀正しい、とか、皆冷静だ、と言うが、実際はそうでもない。避難所では大人が子供の食料をひったくり、灯油やガスボンベから目を話したスキに盗まれた、という話もこの日に多く耳にした。風呂に入らぬまま3日目となり、体はベタベタ、髪にワックスも付けてないのに自由自在にスタイリングが出来るようになっていた。パンツも変えていなかったので久々にパンツをかえることにした。不潔な状態でも大分慣れたが、さすがに辛い状況ではある。
■3/14
この日は出社日だった。2名を除く社員13名が揃った。それぞれ、家族の安否や地震後どのように過ごしたか、スーパーの情報や給水所の情報、ライフラインの復旧状況などを話し合っていた。それぞれ親類が漁村に住んでおり、連絡がいまだに取れないなどの不安を抱えながらも、冗談など言い合いって気丈に笑っていた。取引先との連絡も取れ始め、ほとんどの案件が震災で中止になったが、スーパーの広告だけは違った。3/25折込のチラシを打つとかなんとかで、制作することになったらしい。広告なんて打たなくても客が来る今、被災者である僕らがこのチラシを作るのはおかしいだろ、そこに載ってる商品、ホントは俺達が欲しいのに、なんて苦笑いをしながら「ま、仕事は仕事だから」と言ってスケジュールを組んでいた。忍耐強いのか、ただの奴隷なのかよくわからないけど、この震災を生き抜いて、生活を立て直すには今の仕事を守るしか無いのだと、そう思った。職場の周りは電気と水道が通り、そこかしこで炊き出しが行われていた。と言っても、もちろんお金はかかる。皆行列を作っておにぎりを買ったりしていた。上司がたまたま仕込み中の店を見つけ、一番乗りで150円のカレーを食べることができた。ルーがすごく緩かったけど、とても美味しかった。行列をつくっているとなりの店を尻目にカレーを食べていると指を刺されたり、じっと見られてすごく居心地は悪かった。ここ数日、袋を持って歩いているだけで、じっと見られることが多くなっていた。この地に住む誰もが行列や順番待ちに飽き飽きして、一様に殺気立っているのを感じる、もちろん、これを書いている今も。家に帰って、ダメもとでテレビをつけると、綺麗に映像が映し出された。ケーブル回線が復旧したようだ。あまりの嬉しさに僕は叫んだ。大地震があった日以来、大きな画面でテレビを観ていなかった。鮮明な映像で見る自分の住む街は、目を背けたくなるほど酷い有様だった。友人達と遊んだ思い出の浜や、そこに住む人々も、家も、跡形もなかった。自宅から30分もない距離にある街が、ただの更地になっている映像を見て、一瞬息が止まったのを覚えている。繰り返し流れる遺族の叫びと、デリカシーのないインタビュー映像になんだかとても疲れたので、また昼寝をする。目を覚まして、今度はネット回線のチェックをした。ネット回線も復活し、とにかく喜んだ。この数日何があったか無我夢中で調べたが、なんとも空っぽな情報で溢れかえっていた。「被災者のために歌を歌います、これしかできないけれど」みたいな話や「このツイートが感動した」とか「被災した人たちも頑張ってるんだ、私も頑張って仕事しなくちゃ」とか「東京のどこそこで買い占めが起きてる」とか、被災地の皆が今のいま命を長らえるための情報はほとんど無かった。人が死んでんだぞ、おそらく死者はこのまま1万を超えるよ。そんな状況で、なんで美談みたいな話が出るのか全く意味がわからなかった。似たような話をテレビでも流すようになった。出来れば、そんな感動話みたいなものは震災から立ち直ってからにして欲しい、この震災は過去の話ではなくて、現在進行中だ。
■3/15
そして今日も出社だった。取引先との話に決着がつき、必要な人員以外は招集があるまで自宅待機することになった。相変わらずの行列や渋滞。未だ風呂にも入れていないしなか、東京では食料やガソリンの買い占めが起こっているという報道がずっと流れていた。おまけに噂の雨ときたもんだ。もし噂なのか真実なのかよくわからない話を信じるとすれば、僕は雨に打たれたのであまり健康上よろしくないことになるのではなかろうか。シャワーを浴びる環境などそうやすやすとはない。今被災地では口伝での怪しい情報に困り果ててる。どうすればより長く生きられるかシビアに考えている。手元にある食料や物資、燃料はひっ迫して、移動することひとつとってもリスクが高い、離れた親戚を引き取りに行けない人もいるし、安否確認さえ取れないでいる人もいる。出来ることなら、物資の補給場所や時間、量についても出来る限り詳細に教えてほしいし、より苦しい人たちの所へ、より多くの物資を届けて欲しい。原発に関する情報も、政府や報道は本当に正しい情報を教えてほしい。この状況で命を長らえるために、正確に判断するための情報がほしい。どうか、どうかひとつ、よろしくお願いします。。。
少しやったことがあるんですが、贈与はできたと思います。なので
みたいなことも良くあるのではないかと。金額がどの程度で推移してるのかはさっぱり分かりませんが。
で、奪い合えるものは明確にゾーニングされてるので(宝以外不可能なので)、
一見して問題に思えたのは罠と武器かなぁ。
・ミッション1回に必要な時間が大きくなる→奪い合いのテーブルに出回る宝が減る
・一回の攻撃に必要な時間(仲間の数)も大きくなる→奪う機会が減る
・パイが減るので、奪う機会が減っても奪われる機会は変わらない→罠への需要が高まる→カキーン
武器は、仲間の数を上限とした個数と、固有の数値の掛け算になるので、進行にしたがって1個の課金装備の価値が薄れます。(→課金装備への需要が高まる→カキーン)
結果後半になるにつれ、宝の保持や進行の高速化に必要なコストが大きくなります。
・コミュニティ内部の進度の差を縮めたい圧力がある(学校などで流行れば、圧力は更に高まる筈)
てことで、月に何十万も使っちゃうようなことになるのではないかと。
一昔前のカードゲームだったりしたら現金が必要だし、現物が積み上がるので親も発見しやすいんですが、ことデータだけで後払いとなると、取り返しがつかなくなってから発見されるんでしょうね。着メロ・着うたの黎明期に月数万使ってたコギャルがいたのと同じようなもんだと思います。つまるところ親の管理の問題。
二十代後半♀。職場で知り合った彼と半年ぐらい前から付き合ってた。
昔から自分の事をどうしても女って認められなくて、赤いランドセルが嫌いでスカートは制服以外履いたことがなかった。
もちろん自分のことを「私」と呼ぶことにも抵抗があって、気が付いたらいつの間にか一人称は「僕」になってた。
学生の間は普通に「僕」で通してたけど、さすがに社会人になったらそういうわけにもいかんだろ、ってことで昔からよく知ってる親しい人以外の前では使わないように気を付けた。
それでも「私」と口にするたびにどうしても背中がムズムズする違和感があったんだけど。
もちろん彼氏なんていたこともなくりっぱな喪女だったんだが、ひょんなことから彼氏が出来た。人並みにお付き合いなんぞをするようになって、きゃっきゃうふふな状態になってたんだ。
手を抜きまくってた化粧を頑張ってみたり、生まれて初めてワンピースとかヒールの高い靴買ってみたり。なにコレ。スイーツ(笑)?自分きめぇwwwwとか思いながらも彼の前ではずっと敬語で「私」だった。
ちょっとでも気を抜いたら「僕」が出てきそうで、会うたびに(違う意味で)緊張してた。
彼はヲタクをなんとなく知ってるぐらいのどちらかと言えば普通の人で、自分は立派な腐女子。
いや、その時点でムリだろ、と思ってたんだけど、腐女子ですってカミングアウト(?)しても特に変わらなかったし、むしろ「コミケに連れてって」とか言われる始末。
二人でコミケ行ったりしたし、アキバでブラブラしたり、ベタにお台場行ったりしたし、それでも優しい人だったから、「うぉー、自分ってちょーラッキーじゃね?」とか「理解のある人で良かったわー」とか思ってた。
そんなこんなで半年経ったある日。
ついにね、気が緩んじゃったんだね。
「増田。どれにする?」
「あ。僕、これがいいです」
相手は目を丸くして「は?」って感で、自分はおそらくやっちまった感で顔が引きつってた。
ものすごい気まずい雰囲気に包まれながらその日はケーキを食べて帰った。
んで、一週間ぐらいしてメールが来た。「別れよう」って。
もちろん別れたくなかったけど、どっかで「仕方ないよなぁ」って思ってる自分がいる。
あの顔を思い出すと、もうダメだろうなーって。
あー!もー!なんであの時「私」って言えなかった自分!!
どっかに一人称「僕」の腐女子を彼女にしてくれる奇特な人いませんかね?
(自薦・他薦、老若男女問いません)
グッバイ受験生、というワタシ。
太宰風に言えばグッド・バイ。時代に遅れた感じを装えばバイビー、懐かしのあのアニメ、バイバイキーン!
バイバイ受験勉強、バイバイ夢のない私、バイバイアンチでしかいられない態度、バイバイ友達、バイバイ育った街、バイバイバイバイどこ行ったらいいんだろう、首都から遠ざかるよ、行きたいと言った大学へ。バイバイ。なにをしよう。なにがしたいんだろう、蛙みたいに跳び跳ねられたらいいのに、魔法を解いてもらって王子様になれたらいいのに、どこへ行こう。なにをしよう。なにができるだろう。
たくさんの人に応援してもらって、しないでもらって、受かったよと言うのに少し照れた。おめでとうをどう表現するか、言葉の問題から飛び出た祝福をくれた。あんな、嬉しそうな声、久しぶりに聞いた。ありがとう。私、いかに生きるか書けという課題に反発したけど、生きるもなにも生かされていて、そろそろ生きなきゃいけない、ほんとに。
どこに行き着くんだろう。みんな生きてるんだね。今日はどんな1日でしたか。お疲れ様です。たぶん大好きです。本当に本当に私、理由もなくこんな、よくしてもらって。どうしたらいいんだろう。あああ勉強、勉強しよう。貧乏旅行、貧乏暮らし、夜中まで馬鹿騒ぎ、マジ泣き、恋愛、ガチ討論!大好きです。こんなんでごめんなさい。こんなこと言ったら若造がなにを言うかと笑われるんだろうけれど、私世界を少し見た気がするよ。小さな女子校の外、見ずにいて、育てられ愛され教えられ、受身でいられるところじゃないところ、行く行くバイバイ。寂しいなあ。
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アフガニスタンの大統領選挙、投票率38%(前回は70%)、開票がおくれ、投票から一ヶ月以上が経過したのに、まだ当選が決まらない。
おそらくカルザイ大統領の再任となるだろうが、評判が凄まじいほどに悪いのは何故か。言うまでもなく汚職、諸外国からの援助の私物化。一族だけを要職に就け、利権を独占していることへの国民多数派からの怨嗟である。そのうえ部族対立というアフガニスタンの社会構造の揺るがぬ基層がある。
英米は反ソ戦争で80年代に「北部同盟」を支援した。この縁が重なって北部同盟の本質であるタジク人優先構造が尾を引く結果となった。タジク優先に反対するタリバンの多くはパシュトンと見られるからだ。アフガニスタンはパシュトンが半数近く、タジクは二割いるか、いないか。残りはウズベク、ハザラ人ほか多数の少数民族からなる。
たとえばアフガニスタン軍の構成である。副大統領候補のファヒム将軍はもっとも評判が悪いが、マスード司令官の後継と目されたこともあるタジク人だ。彼が退いてもタジク人の部下らが国防省を牛耳ることにかわりがない。軍幹部の殆どはタジク人(北部同盟)が掌握し、軍人の70%がタジク人で成立している。
「もしカルザイが再選されたら、躊躇なくタリバンに走る」と選挙中、南部を取材した欧米ジャーナリストやNGO関係者が証言している。カルザイはパシュトンだが、タジクの軍事力を計測し、かれらと妥協して政権の綱渡りをしているに過ぎない、と。
そればかりではない。『アフガニスタンの闇』を書いたセリグ・ハリソンに依れば、「軍のみならす警察、検察、司法もタジクが牛耳る。だからタリバンというのは反米の神学生と定義するのは危険である。そうではない。パシュトンで反カルザイ、基本に流れるのは“反「北部同盟」感情”だ」。
現場から帰ったアメリカ人の証言も出そろった。「失業が最大のポイントでタリバンやアルカィーダは失業の若者に一日八ドルで即席兵士を雇用している。つまり”フリーターのタリバン!”(ラルフ・フォペズ「NGOアフガンに職を!」の創設者)。目前の小銭で俄兵士が調達できる。そんなのを相手に米国は年間500億ドルを費消している。
▲行政が機能していないのに「機能している振り」を演じているカルザイ大統領
アフガニスタンの大統領選挙はむろん不正が横行し、十八歳以下でも年齢をいつわって投票した。南部ではタリバンは投票をボイコットしたが、「カルザイ一族が任命した教師は、生徒全員にカルザイと書かせ、十八歳以下を大量に動員した。もっとも戸籍がない国だから投票なんてどうにでも操作できる。五年前にはイランとパキスタンに逃れた難民にも投票権があった。今度は投票できなかった」(ハジナ・シージャン、NGO「アフガンに学校を」の代表、在米)
ましてカブールのインテリは殆どが棄権した。インテリ層と学校卒の若者はパキスタンやイランへ就労の機会をもとめ、アフガニスタンを去った。
「選挙は舞台裏で『ボス交』があり、はじめからカルザイにきまってら。選挙は茶番さ」(ミルワザ・アーマドザイ、「人権監視団体」幹事)。
アフガニスタン政府というが「政府」は名前ばかり、やっていることは汚職、利権あさりと権力の乱用。西側の援助はどぶに捨てるのと同じであると現場をみてきたアメリカ人は言う。「カルザイ政権と連立する政党、団体をのぞけば、残りはタリバンだ」(ジョセフ・キーンズ・グッドウィン前NATO特別補佐官、ヘラルドトリビューン、9月17日)。
政府なるものは行政的にまったく機能しておらず、「学校も道路も病院も、そのための援助が来ているのに巨額は闇に消えていつまで待っても学校も道路も出来ないのさ」と農民も失業者も口を揃えてアフガニスタン政府を批判している。それを支えてきた英米を暗に非難している。
▲泥沼から米国は這い上がれるのか?
アフガニスタンは人口3300万人、このうち300万前後がイランとパキスタンに難民として住み着いている。アフガニスタンは34県、398郡、34000の村々から成立する部族国家。それこそ村が違えば、おなじ言語体系でも方言が違い、行政単位の郡が違えば民族が混在し、県が違えば民族が違うから言語が根本的に違うモザイク状態。識字率は世界最低レベル。
それでも大部隊増派を謳うオバマ米国大統領は日本の鳩山某と同じで国際情勢に殆ど無知のようである。なぜか。戦略的にみれば、米国は01年911のテロ事件いらい、イラクを含めての『反テロ』戦争に年間7000億ドルを国防費に回してきた。従来の平均が年間4000億ドルだから、過去八年で余計な金を年平均3000億ドルとおおざっぱに捉えても、合計2兆4000億ドル使った計算になる。
つまりそれだけ赤字国債が増え、それを中国と日本とサウジが購入してきた。そして米国は経済のみかわ軍事力を弱体化させ、精神を萎縮させた。
これで米軍が世界の警察官として、アジアに自由に展開する軍事的余裕がなくなれば、アジアで確実にヘゲモニーを掌握するであろう中国は、タリバン様々というパラドックスになる。
中国はタリバンにミサイルを売り、98年と01年の米艦からアルカィーダ軍事基地へのトマホーク攻撃の時は不発弾のトマホークをタリバンから買い、タリバン統治下では軍の光ファイバー通信網の工事を請け負い、そして現在の戦争事態もなんのその、アフガニスタン最大の銅鉱山開発に乗り出した。
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通巻第2717号
「くぱぁ」って何なんだろうか。
はてなキーワードの説明だと、『「くぱぁ」とは、主にエロマンガで女性器を拡げた時に用いられる擬音』だとされている。
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%A4%AF%A4%D1%A4%A1
気になって仕方無かったので、妄想を交えつつ、テキトーに考えてみた。
(以下の文章は、面倒くさいのでネットで調べることもせず、思いつきで書いてます。増田のすることですんで、勘弁してやってください。)
擬音を、おおまかに分類すると、2つのパターンがあるんじゃないか、と思う。
(1)実際に発生している音に近づけるように、音を参考にして作る場合
(2)実際に発生している音とは別個に、独立して作る場合
とりあえず、この2つ。
まず、(1)実際に発した音を参考にして作るパターン。
実際に発生した音を耳で聴き、それに近いと感じるカタカナを当てはめて作ってるっぽいやつだ。
たとえば、マウスをクリックするときに発する音は、「カチッ」という擬音で表現したりする。
マウスをクリックしたとき、本当にカチッという音がしているか、と聞かれると、微妙な気もするけれど、そう聞こえないこともない。
「カチッ」=「クリックする際に発する音を表す擬音」だというのは、たいていの日本人にとって、違和感を感じないのではないか。
馴染むというか、何というか。しっくりくる擬音なんじゃないかと思う。
・・・でも、女性器を拡げても、たぶん「くぱぁ」なんて音はしない。
「くぱぁ」は、(2)の実際に発した音とは別個・独立して作っているパターンの擬音なんだと思う。
実際に発生している音とは、直接的な関係なしに、擬音を創作するパターンは、意外と多い気がする。
怒っている状態を「プンプン」などと表現したりするが、怒っている人は別にプンプンと音を発したりはしていない。
でも、怒っている状態を表す擬音として、プンプンを当てはめることに、何となく納得してしまう。
こういう擬音は、たぶん、日々の生活で、人と会話し、文書を読んだりTVを見たりして、繰り返し触れているうちに、いつの間にか、体に馴染み、腑に落ちるようになっているのだろう。
この(2)のパターンの擬音は、最初に、誰かが創作しているはずだ。
(1)のパターンの擬音も、誰かが最初に言い出したことに違いはないのだろうが、たぶんその人が言い出さなくても、いずれ生まれたんじゃなかろうか。
同じ言語を用いる地域内においては、実際に発している音は、みな、同じように聞こえるはずだから。
でも(2)のパターンの擬音は、そうはいかない。
音が実際に発しているわけではないのだから。
きっと、従来の擬音では表現しきれない感覚・思いを、誰かに伝えたくて、創作者が知恵を振り絞って生み出したものなのだと思う。
(2)のパターンの擬音は、実際に発する音とは、直接の関係なく生み出されるものであるとしても、既存の言語感覚とは無縁ではいられない。
社会で共有されている言語感覚と、まったく無縁の擬音を創作した場合、受け手にとって理解するための取っ掛かりがない。
TVのCMのように、繰り返し浴びせる手段があるなら、そのうち新しい擬音に馴染んでくれるかもしれないが・・・。
継続的に情報を刷り込むような媒体でない場合(小説や漫画などの場合)、一回で意味を理解させなければならない。
瞬間的に意味を理解するためには、従来の言語との連続性・類似性が必要なのだ。
擬音がどんな行為・状態を指すものなのか、理解されなければ、共感されようがない。
(2)のパターンの擬音は、自己の感覚・思いを他人に伝えるために生み出したものである、と先に書いた。
共感を生まない擬音は、この役割を果たさないものであり、ただの独りよがり、無意味な存在でしかないだろう。
(あまりに奇異な擬音の場合、2ch等のネット上で叩かれ、注目の的になり、逆に広まったりすることはあるかもしれないが・・・。)
手塚治虫氏が、静寂を表す擬音として「シーン」を創作した話は、有名な話だと思う。
そもそも、静寂とは、限りなく音のない状態なのだから、その状態を示す擬音を作れと言っても無茶とも思われる。
それでも、漫画表現の新境地を切り開くべく、知恵を振り絞って生み出したのが、「シーン」なんだろう。
「シーン」も、まったくの思いつきで作られたものではなく、周到に、当時存在していた言語感覚を踏まえて作られたものだと考えられる。
静寂、つまり外部が限りなく無音に近い状態の場合、人間の耳は、体内の音を拾うらしい。
そのとき人は、耳鳴りに類する音を感じるようだ。
「耳鳴り」は擬音としては、「キーン」などと表現されることが多い。
「シーン」という擬音は、この「キーン」との類似性を利用して、限りなく音のない状態を感じさせるために、作られたんだろう。
なんか、そういう話だった気がする(うろ覚えだけど)。
散々グダグダ書いてきたが、それでは、「くぱぁ」は、どうやって作られた擬音なのだろうか。
思うに、これは3つの段階を経て、形成された擬音なのではないかと思う。
【第1段階~反対語のイメージ利用~】
食べ物を口に入れ、「閉じる」ときの擬音として、「ぱくっ」「ぱくぱく」などがある。
逆に、「開く」動作の擬音として、「ぱかっ」、開いた状態の擬音として「ぱっくり」などがある。
だから、女性器を拡げる動作、拡げた状態を示す擬音として「ぱかっ」「ぱっくり」を用いることも可能である。
(現に、「ぱっくり」という擬音は、エロマンガその他小説等においても、時折使われている。)
しかし、「ぱかっ」では、女性器を拡げる動作、拡げた状態を示す擬音としては、軽すぎる。
どうにも、乾いた響きしかしない。
一部分、というより、足全体を拡げるときに使うほうが、しっくりくるだろう。
「ぱかっ」は、「粘着質な液体により接着された状態のものを開く」擬音としては、物足りない、どうにも力不足なのだ。
だから、新しい擬音を生み出す必要がある。この際、既に社会に浸透している擬音との類似性・連続性を利用しない手はない。
「ぱくっ」「ぱくぱく」「ぱかっ」「ぱっくり」など、メジャーな擬音のイメージが利用できるなら、するべきだろう。
「ぱくっ」は「閉じる」動作を示す擬音である。
「開く」のは「閉じる」の反対の行為だから、「ぱくっ」をひっくり返して「っくぱ」とすれば、開く動作を想起させる擬音として使えるかもしれない。
しかし、最初に小さい「っ」を持ってくるのは、発音しづらいく、擬音としておかしい。
小さい「っ」は、通常の擬音と同様、一番最後に持ってくるべきだろう。
だから、ここでは「くぱっ」となる。
【第2段階~語尾の変更~】
さて、その1の作業で、まず「くぱっ」という擬音ができた。
小さな「っ」が最後に来ると、小気味よいリズムが生まれる。
動作として素早い感じ、そんなイメージを持つ方が多いはずだ。
「くぱっ」でも、女性器を拡げる擬音として、用いることは可能だ。
だが、その用途は非常に限定されたものになるだろう(・・・勢いよく拡げるときとかだろうか)。
冷静に考えてみてほしい。
素早く開くなんて、如何にも味気ないのではなかろうか。
著名な仏閣の御開帳だって、数百年に一度だったりするではないか。
勿体ぶって、じっくりゆっくり開くべきだろう。
求められているのは、「粘着質な液体により接着された状態のものを開く」擬音なのだ。
そこで、「っ」の代わりに、「ぁ」である。
「くぱぁ」
柔らかくてゆっくりした、緩慢な動作・状態を感じとってもらえるのではないだろうか。
まぁ、なんで「ぁ」だとこういう感じになるのかは、説明しづらいのだけれども。
(段々、考えるのが面倒くさくなってきた)
【第3段階~ひらがな・カタカナの選択~】
もう、その2の段階で、「くぱぁ」は完成してしまった。
なので、その3は確認作業でしかないのだが、念のため一緒に確認してほしい。
日本語で擬音を表す場合、表記の方法として、2つの方法がある。
そう、「ひらがな」と「カタカナ」の2つだ。
擬音に込めた感覚・思いを、より正確に他者に伝えるには、「カタカナ」を用いた方がいい場面もある。
・カタカナは、直線的であり、鋭角的である。
・ひらがなは、曲線的であり、鈍角的である。
この文字を構成する線の形状の違いから、ひらがな・カタカナ自体に、一定のイメージが生まれる。
たとえば、スピード感、緊迫感、硬度、強調を伝えたいときは、カタカナで擬音を表記した方が、適正なはずだ。
だが、今回のテーマ「くぱぁ」は、上のようなスピード感等を伝えたいわけではない。
一応、試しに表記しておこう。
・「クパァ」 ・・・やっぱなんか違う。
・「くぱぁ」 ・・・やっぱ、こっちのほうがしっくりくる気がする。
そんなわけで、「くぱぁ」完成。
今回「くぱぁ」について考えたことのまとめ。
「くぱぁ」は、「反対語」の持つイメージを利用し、より感覚に近い「語尾」を選びつつ、「ひらがな」の特性を活かした、発明と評しても良いほど、優れた擬音なんじゃなかろうか。
・・・んなこたぁないか。
もしここまで読んでくれた方がいましたら、長文読ませて、すんませんでした。
【6月10日追記】
意外に読んでくれた人が多いようで、・・・ありがとうございました。
TBで指摘されていた「擬態語・擬声語・オノマトペあたりを使えば前半の説明が楽になりそう」ってのは、まったくもってその通りだと思います。
その通りだとは思うんですが・・・。
そうすると、擬音語・擬態語に区分する際に、「くぱぁ」を「擬態語」に分類せねばならなくなってしまう気がするんです。
う~ん・・・、上手く表現できないんですが。
何ていうか、「くぱぁ」は「擬態語」ではなく、あくまでも「擬音語」として扱いたかったんです。
先ほど見た、はてブのコメントで、『「「くぱぁ」なんて音はしないとは、さては童貞だなっ』というのがありました。
これって、凄く重要な指摘なんだと思います。
童貞かどうかはさておき、「女性器を拡げ」たら「くぱぁ」という音がする、
醒めた頭で考えれば、これは一種の「ファンタジー」です。
そう信じる子どもに、「サンタは来ないぞ」と告げ、ファンタジーを否定することはないんじゃないでしょうか。
時には、ファンタジーをファンタジーのまま、留めておくということも必要ではないかと。
・・・やっぱり上手く表現できませんね。
自分で「くぱぁ」なんて音はしないと書いておきながら、擬音語として扱いたいとか、何が言いたいのやら。
自分でもわかりません。
他にもTBで、『その理屈で「ドッギャーン」とか説明できるんかいな。』 とありました。
荒木先生がどのように考えてドッギャーンを生み出したか。
その生成過程は、私などの知見の及ぶ領域ではありません。
ゆえに、説明は難しい、と思います。
あえて、妄想を膨らませてみるならば、こんな感じでしょうか。
「ドッギャーン」は、たぶん、爆発音を示す擬音語の「ドッカーン」、人の悲鳴を示す擬音語の「ギャー」を組み合わせて作った擬音語。
まず、爆発音に対して、生物は、自己の身体を守るため、強い反応を示すだろう。
また、人の悲鳴に対して、人間は、自己の身体を守るため、強い関心を抱くはずだ。
創作者は、こうした本能に訴えかける場面を想像させる擬音語を、重ねて使用することにより、読者に、強烈な印象を与えたかったのではないか。
「くぱぁ」が出来るまでを妄想した、3つの段階に照らし合わせると・・・
(1)既存の擬音語2つを、その擬音語が持つイメージを利用するために掛け合わせる。とりあえず「ドッカーン+ギャー」。
(2)音声化した際に、一番伝えたい感覚・思いに近いように、言葉を並べ替える。この場合「-」のところが重なるようにするのが一番違和感がないはずだ。そうすると、「ドッギャーン」が出来る。
(3)この場合、強い衝撃を表現したいのだから、表記はカタカナのまま。
こんな感じに、似たような理屈で説明・・・できてるのかなぁ。
レスじゃないけど、補足みたいにつらつらと。
EDといえる状態なのかは私も疑問。
確かに性欲や精力はなさそうだけど、朝方やちょっとえっちな雰囲気になったときは、前より幾分元気はなさげながらも(`・ω・)シャキーンとしてるし。
ただ、やっぱり性欲が薄れてきているし、疲れてるときに、わざわざもっと疲れるようなことはしたくないんじゃないかと思う。
そりゃまあそうだよね。
昔から、「男性のセックスは運動量多くなりがちで、大変だなぁ」と常々思っている。
「どうしてしてくれないの!」なんて、絶対思えない。いつだって、申し訳ないって気持ちで一杯。
かといって、彼が寝転がってるだけだったり、とりあえず挿れるだけのセックスは、「そんな気が乗らないなら別にしなくて良いよ…。ごめんよ…」って思う。
気持ちよくもないし、申し訳ないし、寂しい。
別の人を探せば見つかる気はするけど、彼以外の人としたいとは、やっぱり思えないんだよ。
これからも、「彼としかそういう関係になりたくない」と思うくらいに、彼を好きでいれたらとても幸せなことだと思う。
そう思えることが、貴重であるってことを、よく知っているつもり。
ただ、「私はこの人としかセックスしたくないのに、この人が求めてくれないんであれば、ずっとこのまま、段々年を取って行くんだろうなぁ」とぼんやりと思う。
これが、性的な欲求不満なのかは、私にもよくわからないけど、どちらかというと「好きな人に求めて欲しいと思うのが、相手にとって煩わしいことで、悲しい」とか「年を取るのが怖い」とかそういった、寂しさやむなしさの近似値の感情。
半同棲が良くないって言うのは、あるかもしれない。
別居して、週末会っていたときは、今よりかはマシだったように思う。
でも、実際、お互いフルタイムで働いてて、かつ相手が激務だと、こういう形にしないとなかなか会う時間が作れないんだよね。
一緒にいられるようになって、穏やかに幸せ。
でも、確実に性的なものから遠ざかってる感じはある。
どうしたら良いんだろう…。
新しい下着を買ってみる作戦は、既に「可愛いね」といわれてなでなでされて、しかしながら別にエロい感じにならない挫折を経験していて、心が折れた…。
話し合いをしたいけど、なんて言えば良いんだろう。
仕事は波があるけど、激務期は本当に忙しい仕事。でも、彼がしたいことを頑張っているっていう状態。仕事自体は大変だけど楽しいらしい。
そんな中で、レス問題を話し合うと、私が「夜のお勤め」を強いてる感じになってしまうんじゃないのかなぁ。それは怖い。
違う。
私がお願いしたことを頑張って達成してくれるのを、求めてるんじゃないの。
ただ、2週間か3週間に一度で良いから彼が私を抱きたいなぁって思って欲しいし、そのうちの2回か3回に一度で良いから「愛されてるなぁ」って思うような丁寧なやり方をしてあげたいな、って思って欲しい。
それだけなんだけど。
他者に対して、「こうして欲しい」を伝えることより、「こう思って欲しい」を伝える方が、ずっと難しいんだね、たぶん。
でも、会う人会う人が「なんでそんな高いの買ったの?ワンセグ見れないだろ?」と聞くのはなぜですか。
インタフェースの研究をしているので、最新の機器に興味があるのさベイビー。と、花輪君のふりしてやり過ごしています。
もっとよい返答はないものか。
言われる言われるw
そんなときはシャキーンと取り出して、リッピングしておいたDVDなんかを見せつけてます。
特に洋画なんかが好評で、字幕がちゃんと読めるのに感心されたりします。
一時期YouTubeを見せたときがあったのですが、ダウンロードのもっさり感でじゃっかん受けが悪かったです。
そうそう、シャネルとかのAppだと動画が綺麗に入っていて、ファッションショーの写真も豊富なので女子に自慢するときには使えます。
#「なぜこんなの入れてるの?」と逆効果の時もありますが。
##そんなときは「自慢するため」と正直に答えましょう。
インターネットが発達して小学生でも無修正動画をタダで見られるこのご時世にエロ本がなんで存続してるのかと言えば、どうしてコンピュータが発達したこのご時世に電子ペーパーではなく紙に書かれた本をアマゾンで買っているんだってことと同じだと言える。本っていうメディアの偉大さだ。物心ついたときからネットで洋物の無修正動画見てる近頃のガキにゃわからないだろうが、思春期をエロ本で過ごした自分のような世代には、何とも言えないノスタルジックも相俟って、エロ本というだけでたまらないものがあるから、いい歳こいてもエロ本を読み続けているわけだ。
だか悲しいかな、内容はやっぱりネットの足下にすら及ばない。何てったって、基本からして静止画しかねえんだから、56k時代の裏本画像でハァハァしてた頃ならまだしも、光回線で高画質の動画が見られる時代に於いては勝負にならん。だからエロ本を読むのは、エロ本を読むという行為自体に興奮するためであって、極端な話、中身は猫の写真でも問題ないわけだ。可愛いし。だから気分を盛り上げるためだけの道具でしかないエロ本をわざわざ金払ってまで買うのは憚られるんで、家に帰ってオナニーしようかなって気分の日には、帰り道にある近くのセブンイレブンでにやにやしながらエロ本を立ち読みをしているわけだ。
そんなわけで俺は今日も帰りにセブンへ寄った。休日出勤ってだけでも腹が立ってたのに、昼寝中に地震があったらしく、飲みかけのコーヒーが服にかかってむかついていたから、もうこれは抜いてスッキリするしかねえだろというわけだ。
投稿物にしようかな、AVアイドル物にしようかな、それとも熟女物にしようかな、っと至福の顔して選んでいると、目にちらちらと黒い物体が映り込む。なんじゃこりゃっと見てみると蚊だ。そうだ、そうなんだ。ここのセブンは蚊が多い。だが俺も慣れたもの。物心ついてから蚊に刺されたことのない蚊マエストロな俺を舐めるなよ。少し眼の焦点を暈かして全体を観る。数瞬。ピキーン。見えた。刹那。神経を伝うパルスが両腕を動かす。距離は最短。蚊を中心に左右10cmに両手をセットアップ。近いが俺の目は正確だ。スナップを利かせて手首をパン!手のひらを見るまでもない。蚊は死んだ。
さてさて、今日は熟女物にするか。熟れ熟れの年増女を貪りたい気分だしなと熟女物を手に取り読んでいると、またも目の端にちらちらと映り込む黒い影。機影は3。気合いを入れて叩くのも面倒になったから左手にエロ本を持ちながら右手だけで握って潰す。パッパッパッ。だらしねえセルライトがたまんねえな!ハハ!もっと若作り頑張っちゃいなよババア!なんてご満悦だったのだが、またも目に黒い影が映り込む。いい加減にしろよと振り向くと20匹くらいの蚊の編隊。うお何だこりゃとビビリながらもパンパンパンと叩き落とす。店内を見回すと全体的に黒っぽい。蚊だ。数百匹の蚊が飛んでいた。よく見ると店員もいねえ。何なんだこりゃとしばらく観察していると、店内の奥の方がより黒い。全部殺すのも骨なので、何があるのかと奥の方へ行ってみると、従業員控え室の入り口の奥から、ブブブブブブブ!と気持ちの悪い耳障りな低音が唸ってた。恐る恐る開けてみるとそこにあるのは一面の黒。ざわめく羽音。そして蠢く黒いババア。
ババアの皮膚という皮膚に蚊がくっついていやがった。何度も吸われたのか肌は赤く血が滲んでた。おいババア大丈夫か!?声をかけると蟲みてえに前後運動を繰り返すババアが腕をあげて指をさす。なんだなんだ向こう側になんかあるのかと見ると1m近くの黒い長方形。近づいて見るとそれは水槽で、中には数万匹の蚊がぶんぶん押し合いへし合いしてやがった。なんだこれ?っとババアに聞くと、口ごもる。な・ん・な・ん・だ・よ!?とキレながら襟首つかんで問いただすと、どうやら立ち読み客を追い払うための蚊を培養してたらしい。バカじゃねえのかこいつ。がゆいーがゆいーって指で掻くだけじゃ足りねえのか、全身を床に擦りつけている。
ババアが休憩で昼寝している間に地震で水槽の蓋が外れたらしく、気がついたら全身が痒くて、こうなっていたらしい。バイトはどうした?と聞くと薬局に痒み止めを買いに行かせてるらしい。常備しとけよムヒくらい。喋りながらもパッパッパッと両手で蚊を殺すのも疲れたので、俺は帰ることにした。エロ本とショウガ焼き弁当に焼きプリン。いつものセットで928円。ババアに1000円渡して72円の釣りをせがむもそれどころじゃねえと金払いやがらねえ。むかついたからババアの乳を72回揉んでから、ババアの頭に蚊で真っ黒になってる水槽をかぶせてから店を出た。ハハ!じゃあなババア!
家に着くとさっそく抜こうかと服を脱ぐと右の二の腕のところが赤くなっていた。どうやら蚊に刺されたらしい。何十年ぶりだろう。白い二の腕にぞわぞわと違和感を覚える。ああ、これが痒みか。初めての感情に興奮した俺は赤く滲んだ二の腕に噛みついた。気付くとギンギンに勃起していた。余ってる左腕でじゃっじゃっと扱く。しゅっしゅと動かずもどかしい。不器用な左腕を補うかのように腰が前後に動く。右腕の痒みは噛んだ痛みとツバで緩和されたのかぼんやりしたよくわからない感覚になってきた。左腕の動きが大きくなる。腰がガクガク前後に動く。顎に力が入り血が出たのか鉄の味がする。全てが加速しエレクチオン。壮絶に射精した。膝を付き、そのまま横にぶっ倒れる。投げ出された右腕を見やると蚊が刺した患部の周りに女陰部のような鬱血した歯形。またコンビニに行こう。そうして俺は寝た。
催促の動物としてまず思い浮かぶのはハヤブサだろうか。急降下時には時速400キロにも達するという。水平方向で最速を競うのがハリオアマツバメ。時速300から350キロと言われている。夏鳥だが北海道では比較的良く見かける。渡りの時期ならどこの上空にいてもおかしくない。アマツバメ類は見かけはツバメによく似ているが、鎌形の長い翼でツバメよりも精悍な印象、飛ぶことへの特化が著しい。ツバメは巣材を集めるために地面に降りるが、アマツバメ類は地上に降りることはない。空中を飛びながら虫などの餌を食べるところはツバメと同じだが、アマツバメ類は巣材集めも、交尾も、給水もすべて空中で行う。そもそも足は退化しており岩につかまるのがやっと。歩くことはできない。飛ぶことに特化した身体は機械のように見え、潔い。
実際、ハリオアマツバメに目の前を飛ばれるとキーンという金属的な羽音すら聞こえ、白黒の弾丸にしか見えない。ツバメより一回り大きく翼長は50センチほど、その名の由来である尾羽の羽軸が針のように飛び出している針尾は速すぎて見えない。
九月、ツバメたちが南へ帰るころだ。「燕帰る」は秋の季語である。
燕去つて 丘のあをぞら のこりけり
キーンと冷やしてみる、とかどうかなー。
まあ、蔵元には悪いけど、やっぱりはずれはあるので、そんなときはカクテルにするとか、酒蒸しに使うとか・・・。
外では雨が降っている。登校してきた時は、パラパラとしか降っていなかったのが、気がつくと窓を越して音が聞こえるほどに強くなっている。
雨音にもみけされそうなチャイムと同時に、いつもより5分短い、5限目の社会の時間が、終わった。今日は先生たちの用事で6限や部活はない。早く帰れる。
別に、早く帰ったって、何かをやる、というわけじゃない。目的は無い、だけど、なんとなく、憂鬱な学校から抜けられるのが、今日はとても待ち遠しいく感じられる。
皆が下校の用意を始めた。しばらくして帰りHRが始まった。先生のつまらない話が淡々と続く。どうでもいいような話ばかりが、耳を通過していく。下校時刻まで、あと10分。先生の話があと少しで終わる…。そう思っていた。そうなるはずだった。
その時、廊下のほうでガッシャーンというガラスが割れる音がした。教室に沈黙が走る。もやもやの雨の音が、さっきより大きくなった気がする。下校時刻まで、あと1分。「ちょっと待っててね。」先生は教室から出て行った。
今日の帰りはもう少し遅れそうだ。雨の音が、再びざわめきに埋もれていく。どうやら隣のクラスで喧嘩があって、廊下側の窓ガラスが割れたらしい。そのクラスの担任は、確か今日は出張のはずだ。長い針は下校時刻の「9」を越えて、「10」に近づいている。
隣のクラスまで見に行く野次馬や、席を立って友達と話しに行く人が現れ始めた。窓側で一番後ろの席に座っている僕は、じっと窓の外を見つめる。灰色とも黒ともいいがたい、複雑な色の雲から雨が降っている。他のクラスの生徒が、帰っていく。下校時刻はとうに過ぎている。「せっかく早く帰れるのに・・・」事件を横目に、僕は独り言を言っていた。
下校時刻から8分過ぎた。
先生が戻ってきた。事件のことを軽く話して、ようやく帰りの会が終わった。雨はさらに強くなっていた。「さようなら。」この言葉を言うと同時に、僕はかばんを持って教室から出た。長い針がもうすぐ真上を向きそうだった。早足で昇降口行き、傘を持った時に、誰かに肩を叩かれた。振向くと、事件のことを話してくれた友達がいた。「一緒に帰ろう」今日は一人で帰りたい気分だった。でも、なぜか断れなかった。「いいよ」と言って、傘を差した。
友達と、なんともない話しながら門に向かう。隣のクラスと僕のクラス以外はもうとっくに下校をしているので、人が少ない。門を出ると、僕は傘を閉じた。なんとなく、傘を差すのがめんどくさかったのだ。濡れることはかまわなかった。と言うより、濡れたかった。
なんともない話をしながら歩いていき、周りに誰もいなくなると愚痴に変わる。そんなのは、いつものことだ。でも、今日はなぜか愚痴を聞くのが嫌だった。しかし、そんなことに友達は気づくはずもなく愚痴を始める。最初に来たのは、やはり下校が遅れたことだ。確かに気にいらないことだったが、別に愚痴にする気はない。いつもなら二人で愚痴を言い合うのに、今日は友達一人が勝手にはき捨てている。ようやく気づいたのか、話が急に変わった。
「山本が、お前のこと好きらしいぜ。」
頭に巨大なスイカが落ちてきたような気分だ。ずっと片思いだと思っていた恋は、両思いだったのだ。ピーン。僕の気は、そのあたりから狂い始めた。
公園で雨の中サッカーをやっている小学生がいる。目の前にボールが転がってきた。「うひゃはほいひーっ」もっと遠くへ、俺は蹴飛ばした。
公園を出ると、いつもなら前の家の犬がほえてくる。しかし、今日は雨で犬が小屋に引きこもっている。「ヘッ、ざこめ。」と声を出して、犬小屋を思いっきりけった。
横に倒れた。「はーっはっはっはっは。」俺は勝ったんだ。犬なんて、所詮ざこなんだ。
向こうから、車がやってくる。「ヨユウ。」自然と口からこぼれた。俺は車の前に立ちふさがった。
キーッ、ドンッ。
勝った。勝ったのだ。車が。僕は負けた。そして僕は死んだ。
閉じ込められることはよくあった。濃淡のない闇にだんだん目が慣れて、少しずついろんなものが見えるようになる。キーンと言う音が耳の中でずっとなり続けていて、強まったり弱まったりする。世界は濃淡でできている。闇の中にいるとそういうことがわかる。
ただ静かだった。遠くに誰かの声が聞こえるけれども、ここまではやってこなかった。自力で出ることはもう諦めていた。じっと我慢していればそのうち明るいところへ引きずり出される。それからちょっと我慢すれば終わりだ。それだけだ。そういうことを学習していたから別に怖くもなかったし恐れもしなかった。人の声も、感情も、出来事も全て濃淡でできているのだ。そう思えば、何も特別には感じなかった。ただまた、波がくるんだな、と思うだけだった。
あの頃、いつも見ている人がいた。窓際の席に座っている彼女はいつもまじめにノートを取っていた。正しいシャーペンの持ち方でいつもうつむいて何か書いていた。午前中の光の中で、その顔は逆光になり見えなかった。日が昇り、午後になり、それでも彼女は何かを書き続けていた。少しうつむいて、背中を丸めて、たまにちらりと黒板を見上げて興味なさそうに頬杖をついた。僕はどこかしら彼女に近いものを感じていたのかもしれない、いや、感じようとしていたのかもしれない。彼女が動くたびにさらさらと前髪が揺れているのばかり目に入った。
いつだったか、彼女が一度だけ僕に話しかけたことがあった。その日もよく晴れていたから、逆光の中で彼女の顔はよく見えなかった。僕は彼女の表情がわからなかった。笑っているのか、嫌そうなのか、起こっているのか、悲しそうなのか、僕にはわからなかった。逆光の中の彼女の顔には濃淡が見えなかった。彼女は僕の名前を読んだ。少し低い声で。
「カイセツコウシって知ってる?」
「…………」
僕はしばらく考えてから首を横に振った。彼女はそう、と答えた。
なぜ、彼女が僕に聞いたのかはわからなかった。一瞬全てが静寂に包まれ、全ての濃淡が消えた。ような気がした。
「ここに見えてるから」
「…………」
やわらかくもなく、硬くもなく、均一でもなく、かといって抑揚があるわけでもない声。僕はそこに濃淡を読み取れなかった。僕にはわからなかった。彼女の顔は逆光で見えなかったから。だからわからなかった。
「……なんで僕に?」
「さぁなんとなく」
「…………」
またざわめきが戻ってくる。彼女は僕に背を向けて座った。何事もなかったかのようにまた、日常が始まった。また、波が、僕らを包み込んだ。僕は背を丸めて、親指を噛んだ。
僕はまた、闇の中にいた。わずかな隙間から光が漏れていた。いつまでたっても闇の濃淡がわからなかった。光は僕にはまぶしすぎる。光は闇の濃淡をかき消してしまう。僕は不安になって暗闇のほうへ身をかがめようとした。身をねじったとき、僕は見た。そこにある濃淡に気付いた。
(カイセツコウシって知ってる?)
僕はその光に手を伸ばした。干渉縞はほんのりと暖かかった。
リアルタイムに勝手にまとめておくので参考にしてください。僕は寝ますので、朝の8時から更新は止まってます。
残すはNYCとブラジルのみです。
個人的な流れ&お勧めの流れ、
JACK JOHNSON&KT TUNSTALL&JAMES BLUNT→BEASTIE BOYS&MANDO DIAO→FOO FIGHTERS→MADONNA→後はNYCを主体でブラジルのポイントを抑える。
http://www.liveearth.msn.com/about/factsheet
2chより。
※ブラウザ重くて見れない人は Media Player を使ってみるといいかも
■アメリカ(NY)(日本時間:3:00??12:00):進行中
http://asx.liveearth.msn.com.edgesuite.net/US.asx
KENNA
KT TUNSTALL
AFI
↓今このあたり
MELISSA ETHERIDGE
ROGER WATERS
■ブラジル(4:00??11:00)
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XUXA
JOTA QUEST
MV BILL
MARCELO D2
↓今このあたり
O RAPPA
JORGE BEN JOR
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■アメリカ(DC):(日本時間:23:30??8日2:00予定):終わったらしい。
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TONI COLLETTE & THE FINISH
SNEAKY SOUND SYSTEM
GHOSTWRITERS
PAUL KELLY
ESKIMO JOE
CROWDED HOUSE
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GENKI ROCKETS
AYAKA
AI OTSUKA
KUMI KODA
http://asx.liveearth.msn.com.edgesuite.net/China.asx
さっぱりわからんけど、一応貼っておく。中国の歌とかわからんけど、普通に聞けるかも。
EVONNE HSU
ANTHONY WONG
SOLER
HUANG XIAO MING
12 GIRLS BAND
JOEY YUNG
WINNIE HSIN
SARAH BRIGHTMAN
WANG XIA OKUN
EASON CHAN
■イギリス(日本時間:21:30??8日6:30):終了しました。再放送中。
http://asx.liveearth.msn.com.edgesuite.net/UK.asx
DAMIEN RICE AND DAVID GRAY
PAOLO NUTINI
TERRA NAOMI
SPINAL TAP
PUSSYCAT DOLLS
●ジェネシス「Turn It On Again」「No Son Of Mine」「Land Of Confusion」
●レイザーライト「Before I Fall To Pieces」「America」
●スノウ・パトロール「Open Your Eyes」「Shut Your Eyes」「Chasing Cars」
●ダミアン・ライス&デヴィッド・グレイ「Babylon」「The Blower's Daughter」「Que Sera Sera」
●カサビアン「Empire」「Club Foot」「I.D.」
●パオロ・ヌティーニ「Wonderful World」「Last Request」「New Shoes」「Jenny Don't Be Hasty」
●ブラック・アイド・ピーズ「Let's Get It Started」「Pump It」「Don't Phunk With My Heart」「Big Girls Don't Cry」「Where Is The Love?」
●ジョン・レジェンド「Ordinary People」
●デュラン・デュラン「Planet Earth」「Ordinary World」「Night Runner」「Falling Down」
●スヌープ・ドッグ(ハンブルグより中継)「I Wanna Love You」
●レッド・ホット・チリ・ペッパーズ「Can't Stop」「Dani California」「So Much I」「By The Way」
●ブロック・パーティ「Hunting For Witches」「Banquet」「So Here We Are」「The Prayer」
●コリーヌ・ベイリー・レイ「I'd Like To」「Mercy Mercy Me」「Put Your Records On」
●キーン「Everybody's Changing」「Somewhere Only We Know」「Is It Any Wonder?」
●シャキーラ(ハンブルグより中継)「Hips Don't Lie」
●メタリカ「Enter Sandman」「Nothing Else Matters」「Sad But True」「For Whom The Bell Tolls」
●スパイナル・タップ「Stonehenge」「Warmer Than Hell」「Big Bottom」
●ジェームス・ブラント「Same Mistake」「Wisemen」
●キース・アーバン&アリシア・キーズ(NYより中継?)「Gimme Shelter」
●ビースティ・ボーイズ「Sabotage」「So What'cha Want」「Sure Shot」「Intergalactic」「Off The Grid」
●プッシーキャット・ドールズ「Buttons」「I Don't Need A Man」「Feelin' Good」「Don't Cha」
●フー・ファイターズ「Best Of You」「All My Life」「My Hero」「Everlong」
●マドンナ「Hey You」「Ray Of Light」「La Isla Bonita」「Hung Up」
■ドイツ(日本時間:21:00??8日6:00):終了しました。
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ROGER CICERO
MIA.
STEFAN GWILDIS
MARQUESS
MARIA MENA
SILBERMOND
MICHAEL MITTERMEIER
REAMONN
SAMY DELUXE
LOTTO KING KARL
REVOLVERHELD
JULI
YUSUF
■World:再放送らしい、美味しいアーティストだけ流してくれるかも?ちなみに、各放送局が終わったら再放送をするところもあるらしい。
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