「司書」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 司書とは

2023-08-07

anond:20230806152814

日本修士博士に進めるのは金銭的に恵まれたひとが多いし、博士課程進学者は減っているんだよね。

現在図書館司書専門性の低さは、

博士が少なく就職でとくに優遇されない日本社会構造など、複数視点から考えなければいけない問題だと思うよ。

anond:20230806152814

言うまでもなく日本にも正規雇用図書館司書がいるわけで給料もたとえば地方公務員なら他の職員並で決して低くないですね。

正規になるのに修士課程必要なわけでもなく、むしろ日本の方がアメリカよりもハードルが低いのではないだろうか。

しかアメリカ場合専門職司書といえども雇用は安定せず、比較的安定してるのは大学図書館ぐらいだともいう。

anond:20230807022335

そうは言ってもポン大修士東大学士なら後者の方が信頼性は高いわけじゃん(そんな事ないというポン大修士いたら実名出して返信よろwww)

そこらへんの日本特有事情もあると思うんだよね~。

ぶっちゃけ司書なんて日本のマトモな学部卒のする仕事じゃないんだよね、既に。

anond:20230806152814

とりあえず日本だと司書資格公共図書館のためだけのものって点が絡むからそうではない国と話がずれるのでは?


大学図書館職員の方々が高度な仕事をしている知識能力を身に着けた存在なのは理解してるけど

日本だとそれでも司書資格必須仕事かどうかという話だけで言えば必須ではないに分類されるわけで


しろなんか自分観測範囲だとああいタイプ専門家大学職員場合によっては研究職に近い存在みたいな感じがして、

公共図書館司書と同じ仕事って感覚自体があまり持たれていないような気がする。

anond:20230806152814

まじでこれなんだよな。

arXiv ミラーみたいな現代に求められてるもの提供できたなら、図書館司書必要性理解する人も増えただろうにね。

実際に日本図書館司書がやってるのは本の整理とかたいした生産性のないことばかり。

そりゃあ、お前ら全員クビだ!!に納得なんだよなー。

2023-08-06

anond:20230806152814

アメリカ著作権法のちがいにより

図書館電子書籍を貸し出しできる

個人自分が買った電子書籍を日数をきめて友人・家族に貸し出しすることができる

なお日本はできません。

このシステムの整備や改善やってるのがアメリカ司書だとしたら?

そう、専門性妥当性はある

日本司書は和綴じや和紙による補修というわりと美術品あつかい司書やらせてる

絵にしろ彫刻しろ日本刀だの戦艦しろ日本で「美術品」「博物館収蔵品」になるってのはすなわち国しか金を出さない死蔵品に棚上げされました、だーれも興味をもってません、という意味なんだよね

ゲームで再発見してようやく注目が得られる

じゃあ日本にもいるはずの本来キュレーターはなにをやってるの

そう、ゲームをつくっているのです

今日も何十万人の人が孔明やオジマンディアスをフレンドから借りて周回してる

これがキュレーター仕事です

anond:20230806152814

文系で勢い余って修士とか博士取った人は学芸員になっている印象

日本敬称としてドクターとかプロフェッサーを全く使わないくらアカデミアに対する敬意がないのに、司書がーってのは違和感ある

ところで欧米図書館司書専門職位は修士課程相当って知ってた?

なんか定期的に「図書館司書待遇悪すぎ!」という記事はてな村はてさ民会でバズっては

左翼新自由主義連合に「そもそも図書館司書なんてなりたいやつ多すぎ、市場価値無い、図書館自体電子化など先進技術についていけない無駄ハコモノ」とぶっ叩かれるのを繰り返し観測する。

まあそれ自体はいいんだけど、気になるのは

どっちサイドも「欧米先進国ではどうなん?」という普段大好きな切り口に全く興味がないんだよね。なんでどうして。

個人的には欧米図書館司書専門職位は修士課程相当が基準だって話が気になる。

これは労働供給過剰、市場価値低い、技術力低いという問題への対応力の差になるだろうか。



欧米図書館司書正規職になろうとすると、日本で言うと筑波とかでとれる図書館情報学の修士、要するにmaster of library and information science相当のもの必須とされている。

専門職修士要求するというのはなかなかの高水準だろう。

図書館欧米アカデミアでは歴史的にかなり重要視されていた影響で、電子化時代もとくに大学図書館を中心にけっこう独立性や利権を保っている。

たとえば理系アカデミシャンが大好きなarXivロスアラモス国立研究所物理学者が始めたが、現在コーネル大学図書館管理運営している。

ちなみに日本ではミラーサーバ京大基礎物理研にあったけど予算不足で停止。まあこれ自体きついが、図書館管理しないで研究所がやるというのはやはり差だろう。

他にも欧米では「科学芸術文学情報オープン化・電子化」という図書館情報学の重要課題について、各地の図書館プロジェクトにおいて中心的な役割果たしている。

日本場合はどうか、というとかなりしょぼい。

ちゃん予算がついてやっているのは国立国会図書館ぐらいだろう。東大図書館ですらオープン化・電子化の取り組みはまばらだ。まあ予算がないんだろう。

逆に欧米ではそういう専門性必要とするプロジェクトの実行権やポストを各地の大学図書館が握っており、それを推進するために専門性を持った職員必要としていると。

こういうでかいプロジェクトに関わることができれば技術力はつきそうではある。


しかし、じゃあ欧米圏での図書館司書専門職位の経済的待遇がいいか。というとなかなか微妙だ。

よく米国話題になる「修士学位ごとの年収中央値」では下位常連である

登録がいるが下のサイト情報を見ると2021年修士学位のなかで下から五番の年収中央値で、約5万3千ドル

https://www.statista.com/statistics/226674/worst-masters-degrees-for-jobs-in-the-united-states/

学費が高く物価も高い米国では修士としては低い。

とはいえこの年の全米の年収中央値は5万1千ドルなので、一応上回っているし、労働時間や負荷も考えたらそこまで悪くない待遇ともいえるか。

まあ日本の「司書」の平均待遇に比べたら雲泥だろう。

修士課程を取った人間でそれ以上の条件(正規職に就職してるとか、公的機関に雇われてるとか)がないサンプルの中央値なので、学位の時点で市場価値自体がある程度保証されてるということになる。




では、直ちに欧米では図書館司書年収日本より高い!といえるかというとそうではない。

アメリカ図書館協会によると図書館職員全体の年収は2万ドル-3万ドルほとんど。

図書館司書専門職位をもって「司書」を名乗れるのは修士を持っている人間だけ。

当然それだけで業務は回らないので、窓口スタッフやら配架やら、日々の業務をやるのは結局パートタイマーって感じ。

日本では「司書」としてひとくくりにされてる層が末端までやってるわけだが、この層が単に「司書」を名乗れなくなるのが米国

比較対象となる、日本図書館司書年収中央値公的データで出てこなかったのだが、求人サイト中央値を出してるところを眺めるとおおむね300万円台みたいだ。

あと、米国での図書館司書専門職位のような専門性のある仕事を確実にやってるであろう数少ない日本組織国立国会図書館常勤職の年収を見てみると

だいたい中央値500万円ぐらいらしい。国家公務員行政職と同じ給料という扱いみたいだ。昇給もするし退職金他の福利厚生もしっかりある



なんか、日本米国年収の違いを差っ引くと、大体の仮説ができそうだ。

(1)日本欧米も一部の専門職は安定雇用で、全職業中央値と同じぐらいかそれ以上にもらえる。それ以外の業務パートタイマー年収は低い。

(2)この構造自体は変わらないうえで、専門性要求するプロジェクトポストの数が欧米のほうが多い。

(3)だから日本司書制度に高度な専門性を課した場合、(1)は変わらず(2)は変わる可能性がある。



飽きてきたので仮説を検証するための詳しい定量データを集めるのはやめる。

ただ、結局のところ欧米型にすると、「図書館司書」としてそれなりの待遇を受けられる人間は増えて

その層は技術力もあり、市場価値も最低限は保証され、需給のバランスもとれるが

現在の低待遇人材は「図書館司書」ですらなくなって

待遇はそこまで変わらないという事になりそうだな。

暇なはてな民もっと調べてみてくれ。

2023-08-03

はてなから知性を感じられなくてつまらない

旦那育児を手伝わない

嫁の料理がクソまずい

田舎者文化に触れる機会もないんだろ?

文系Fランでもコミュ力ある方が理系チー牛より得

真夏甲子園とかやめろや

親がレズ

推しゲイ

きもいおっさんナンパされた。痴漢された。

ジャニー性犯罪を許すな

司書解雇された

アメリカ原爆を茶化した、許すな!

議員が親子で優雅海外旅行とか許さん

・・・

もっとまともにならないんか

2023-08-02

anond:20230802005151

郷土史系の研究者なんかは「こういう情報が載ってる本を調べてください」ってリクエストをして調べてもらうらしいので、そういう点では司書にも明確な専門性がある

その記事で挙げられてる子どもたちへの読書支援サービスなんかはマニュアル化して引き継げよって話なので、たぶん労組トラブルにそれっぽい理屈を持ってきただけやろね

司書専門性ってどういう専門性があるんですか?具体的に教えてください。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/biz-journal.jp/2023/07/post_357611.html

はてぶで司書専門性が~ってよく書いてあるけど

みんな具体的にどういう専門性があるのかは一切書いていないので

誰か司書にどういう専門性があるのか教えてください。

2023-07-28

anond:20230728214713

うちの高校普通科しか無かったし(今は国際情報とかあるんだったかなあ。しらん)

大学文系学部のみだったんで授業の選択の幅全然無かった。経済みたいな理系文系学科も無いから授業も無い(初等教育算数の授業やってる程度じゃないかな)

まあ流石に語学は色々選択出来たか面白かったけど、ラテン語とか取る勇気無かったし

そもそも入ってから国文じゃなかった。社学の方が良かった」って思った。社学の授業受けたら明らかにこっちが面白いと思った

かと言って学部変わる程の熱意も無かった

基本やる気も無かったのでゼミは近現代という体たらく。これが漢文中古とかだったらまだ格好つくけど

現代作家卒論書いて大学出て後の人生の何の役に立つというのか

一応資格司書取ったけど、自分学問はやっぱり「趣味」だと思った

まあ「人生を豊かにする」とかなら100歩譲ってあるかもしれないけど、少なくとも「社会人人生の役に立つ」はゼロ

2023-07-21

どこで誰にどう調べて貰ったらいいんだ?

数日前にチラっとみたネタ番組で、オリジナル歌ネタやってるピン芸人が居た

そのネタに使ってる曲の最後メロディがどうにも聞き覚えがある(歌詞は全く違う)

一緒に見てた同世代に聞いてもそんな曲は知らないと

流行った曲ではない?

芸人男性だったが、曲は女性ボーカルだった気もするがわからない

図書館行って司書さんに聞いたらいいのかなぁ

追記てか、これ替え歌か?

追記2 なんかアレンジがいい感じに癖のライブ動画見れたから良しとする

追記替え歌ってわけでもないなぁ

追記特に言及してる人は某SNSざっと検索した限りは居なかった

googleでも出てこなかった

なんか頭に残っててたまたま似たのか、すごい偶然か

2023-07-13

anond:20230713193927

亡くなったのは気の毒だけど…

でもハッキリ言って、ryuchellさんの示したトピックはかなり深いと思う。

子育てのどこまでが “当たり前” なのか。

“当たり前” なら感謝しなくていいのか。

日本語「ありがとう」は「有り・難い」

図書館司書さんにありがとうって言うのに違和感があった。

だって税金で働いてる人の当然のサービスなんだから、有り・難く、はない。

でも、ならば当たり前の仕事に thank you気持ちを伝えるにはどうすればいいのか。

ホテルサービスチップを渡す欧米

子育ては当たり前だから、まるでドレイのように要求し道具化する日本

日本人の国民性日本語の中に、すでに、ビルトインされてる。

2023-06-26

夢をかなえるゾウ」に関するツイートについて

この長文を書いている間にツイート主が自ら問題点に気付いたようなのですが、一応書いたので載せます

公に相応しい言葉を使われた「夢をかなえるゾウ」の批評論文普通に読みたい。




勢いに任せて書いていたら思いの外長文乱文になってしまった。歴史については細部に誤りがあるかもしれません。ご容赦ください。

発端と一連のツイート

https://twitter.com/dfuz4/status/1672629861524062213?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672958086733250562?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672973973825650689?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

https://twitter.com/dfuz4/status/1672965101517955073?s=46&t=RfgMyrvtZQTMi53tj0NN1A

長いので要点まとめをしました。

この時点で既に長いですが、この下に本文があります

--------------

1.筆者の思うツイート主の問題点

「公」と「私」の視点および言葉遣いの混同

--------------

2.「公」における良書主義について

ツイ主の考え方は所謂「良書主義」であり、

公の場では良書主義否定されている。

公による良書主義は、先の大戦で見られた悲惨言論統制思想弾圧に繋がる。

民主主義においては、全ての本、全ての人、全ての思想信条は法の下に平等に扱われるべきとされる。

また歴史的に見ても、本と人間(思想信条)は密接に紐づいており、

公の姿勢としてその部分が守られているため、

特定の本を否定することで人格否定されたと考える人が現れてもおかしくはない。

--------------

3.「私」における良書主義について

私の場では(各個人における)良書主義は認められている。

公の立場からしても、本来良書・悪書判断個人に委ねられるべきとされている。

ただし、文字通り一人一派であり、そうでなくてはならないため、

私人立場から私人言葉特定の本を肯定否定すれば、

当然、他人から私人立場から私人言葉反論される場合がある。これもまた自由であり、自然かつ健全である

--------------

4.「公」と「私」の混同

マッチングアプリを使っている1ツイッタラーは「私」の立場である

大学指導を受けている文学研究者は「公」の立場である

前述の通り、私人立場で、私人言葉を使ったことが発端だが、

途中から研究者批評研究という公の立場を持ち出しているため、区別がついていないと思われる。

公の立場には公に相応しい言葉があり、当然集まる意見にもそれが反映される。

--------------

余談.「全ての本は素晴らしい」と考えている人はいるのか?

いない。

公の立場では「全ての本は平等」に過ぎず、

私の立場では「全ての本は平等ではない」。

--------------

5.今回のまとめ

「私」の立場で発信したのであれば、他人の「私」の意見も受け入れるべき。

反論を受けてから「公」の立場を持ち出すのは、「公」に相応しくないという点で悪手である

また、その二つの視点は明確に区別しなければならず、

研究者であるならば、嫌いなどの私情を挟まない冷静で平等視点で、相応しい言葉論理的批評しなければならない。

あくまでも私人としての意見であるならば、自らのためにも研究者立場を途中で持ち出したりせず、最後まで私人意見に留めたほうが無難

個人的には発端のツイートの内容はあくま私的意見であり、さして騒ぐようなものではないと思う。が、意見を言いたくなる人がいてもおかしくない。

ただし、途中で研究者という公的立場を持ち出したことで、認識として危険だと思ったためコレを書こうと思った。

ツイ主に敵意はない。出来れば本人に届いてほしいが、読みづらい文章申し訳ない。本を愛する気持ちは勿論自分もそうなので、よくわかる。




ここから本文

〜〜〜〜〜〜〜〜

1.筆者の思うツイート主の問題点

ツイート主のツイート及び意識問題点として以下がある。

・「公」と「私」の視点及び言葉遣いの混同

本人がこの視点区別がついていないことが、一番の問題なのではないかと思う。

--------------

2.「公」における良書主義について

まず前提として、日本には古く戦前に「良書主義」という考え方がある。

コレはざっくり言うと、

"世の中には(ツイ主の言葉を借りれば)「しょうもない」「薄っぺらい」=悪書存在し、それらは教育および教養において価値を持たない。歴史的・文学的に意味を持った良書のみに価値がある。"という考え方である

ただしコレは、例え「公」の立場が定めたものだとしても、突き詰めていけば、ツイ主も表明しているようにどこかの個人「私」の主観に基づくものである

そのため「公」とされる場所においては、近年ではこの考え方が否定されている。

「公」の最たる例が図書館(※1)である

"絶歌問題"と言えば大々的にニュースにもなり、記憶にある方も多いと思う。

大筋は以下。

①「こういった内容の図書図書館が置いて良いものか」と市民からクレームが入った

クレームを受けた一部図書館が該当の図書閉架=職員の出納が必要場所に置いたり、除籍とした

図書館対応として正しいのか議論が起こった

論点としては、

公的自治体である図書館が、特定出版物市民の目に入らないように検閲排除するのは正しいのか

・それは言論弾圧に繋がり、思想信条自由に反するのではないか

といったものである

議論の中、多くの図書館ではこの絶歌特別扱いせず、他の一般図書と同じように取り扱った。つまり開架=誰でも手に取れる場所に置いた。

この対応は良書主義への抵抗であり、

"本の評価は、読んだ各個人「私」に委ねられる。図書館「公」において、すべての本(すべての人間、すべての思想信条)は平等である"

という姿勢を強く示したものである

民主主義に端を発する図書館歴史を学んだ者であれば、この姿勢には拍手を送るだろう。

「公」においては、良書も悪書もあってはならない。

図書館ひいては司書職の人間私的判断で、特定の本への接続を薦めることまた同様に妨げることは越権行為であり絶対的タブーである。(※2)

また、この対応からも分かるように、本というもの個人思想信条人格と密接に紐付けられて考えられている。

一冊の本は一つの思想であり、一つの信条であり、一個の人である

二次戦前夜のドイツ焚書に対するハイネ言葉である「本を焼く者は、いずれ人間も焼くようになる」からもそれがよく分かる。

「公」の場において、特定の本を特例として扱い肯定否定することは、その本に書かれた思想およびその思想同調する人を肯定否定していることになる。

からこそ、良書主義言論統制思想弾圧に繋がるとして廃れていった。

ただし、繰り返すが、コレは「公」における話である

--------------

3.「私」における良書主義について

前述の通り、評価は「私」に委ねられる。

司書職の人間に、職務外で好きな本・嫌いな本を聞けば全員がその両方を答えるだろう。コレは「私」の範疇であるため自由である

ツイート主の発言に戻ると、

本人も表明しているように、発端となるツイートした時点での立場は明確に「私」である

マッチングアプリをしている私人としての発言しかない。自由である

そしてそこに、たくさんの「私」の反対意見が集まった。コレもまた自由であり、自然である

--------------

4.「公」と「私」の混同

問題はその後だ。

自然の摂理で発生した反対意見に不満を覚えたツイート主は、「批評」「研究」という言葉を持ち出して、文学研究をしている学生という立場から発言を始めた。

研究者言わずもがな公の存在である学生であっても、指導教員がおり、大学には国から補助金が出ている。

批評研究はもちろん存在するが、公には公に相応しい言葉がある。

しょうもない薄っぺらい、大嫌いという言葉で語られた批評存在しない。(文芸商業誌にならあるかもしれないが、当然「私」である)

研究者は、特定の作者・文書研究対象に選んだからといって、選ばなかった文書を見下しているかといえばそうではない。

(内心の「私」の部分ではそうであったとしても、それを「公」である研究の中で露悪的に表現することはない)

それが「公」における平等である

公に相応しい言葉を使って正しく批評していれば、反論であっても同じように公に相応しい言葉を使った建設的な意見が来ていただろう。

指導教員に聞いてみてほしいが、以下のように言われるはずだ。

個人としての発信なら問題ないが、研究者としての発信なら相応しい言葉ではない」

--------------

余談.「全ての本が素晴らしい」と思っている人はいるのか?

これはハッキリ言うが、いない。

公の立場では「全ての本は平等」に過ぎない。コレは法の下において、そうでなければならない。

私の立場では「全ての本は平等ではない」。コレは法の下において、また民主主義において、そうでなければならない。

ツイ主にアレコレ言ってる人は全ての本が素晴らしいと思ってそう言っているのではなく、

好きな本を貶された、好きではないけどその言い方はないでしょう、お前の態度が気に食わない、なんとなく鼻につく等等、一個人の「私」の立場から意見に過ぎない。

また途中から研究者立場を持ち出したことに対して違和感を覚えたり、それはダメでしょうと思ったり、マウントを取ろうとしていると捉えて不快になった人もいるだろう。

何度も言うが「私」の立場からであれば自由自然健全である

ただし、当然、誹謗中傷や現行の法に触れる発言自由範疇外なので、コレについては受け入れる必要はない。(警察に行ってください)

--------------

5.今回の件のまとめ

ツイート主は「私」の立場で「私」の言葉を使い、

特定の本およびその本を好む人を選別・選民したために、

「私」の立場から「私」の言葉反論不快感の表明、揶揄が集まった

(自然な流れ)

これに尽きる。

「私」の言葉を使った時点で、「私」の言葉は集まってくる。

そして、後から「公」ぶるのは無理があり、「公」の在り方に照らせば悪手だ。

まり公と私を混ぜるな危険。ということで一度冷静になって考えてほしい。

研究者ポーズを取って「批評という文化に馴染みがない…?」等と煽っているが、それこそ公に相応しい言葉を用いた批評という文化に対して失礼である

研究者であろうが、ツイッター発言している時点で"私"の立場です。だから自由でしょ?」というなら納得できる。しかし、ならば他の人の「私」の意見が集まることも受け入れなければならない。

何度も言うが研究者という「公」の立場を取るのであれば、「私」の好き嫌いを挟むことは相応しくない。

この区別をはっきりさせて、「公」の姿勢理解していないと、研究者としては危険すぎる。

※1) 公の最たるものには文書館もある。文書館は歴史的・文学的に保存価値があるものが選別され保管されている。そこには「公」=研究者による評価判断が下されている。

ただし、文書館および文書職員は当然「文書館に所蔵されない本はしょうもない薄っぺらい。大嫌い」等とは言わない。

あくまでも歴史文学的な保存価値という一要素を選書基準としているに過ぎないからであり、良書・悪書を選別しているわけではないかである

また、勿論そういった言葉が「公」に相応しい言葉ではないかである


※2)近年ではCCC一般企業の参入、指定管理業務委託といった制度により、自社や関係各社に利益が上がるような本の取り扱い方をしている図書館もある。しか本来図書館の在り方としてはこの限りではない。実際に問題にもなっている。

2023-06-25

司書やめる

非正規司書やってて仕事内容も好きだったけどやめる!

手取り16万でボーナス1万円前後、土日祝勤務ありはどうあがいても無理!

年取ってリタイアしたらまた司書やりたいけど体力仕事から多分できないだろうし本当にこれでお別れ

金払って資格取って仕事も楽しかったけどさよなら

あとずっと思ってたけど日本アメリカかに比べて司書資格取りやすすぎ!

どんだけ専門性高いんですよ!って言っても正直誰でも取れる資格だしあん説得力ないよ

実際働いてみて、確かにすごい人はすごいけどそうでもない人もいるってイメージ 個人的

2023-06-24

anond:20230624170418

司書になればいい→図書館司書求人いから無理→じゃあ本屋店員本屋も減ってて無理→アマゾン倉庫で働くのはどう?

2023-06-07

anond:20230607104847

単にワナビ職ってだけだよ

それに憧れる人が一定いるか待遇悪くても人が集まる仕事

本に関わる仕事なら書店員なんかもそうでしょ

バイトとしても割が合わないのに本好きが集まるから時給が上がらないし上げる必要もない

司書書店員より更に文化的香りがするから尚更

ゆるく働きたい人向けの仕事

自治体図書館司書の大半が非正規雇用だとか、フルタイムで働いても食っていけないだとか問題になっているらしいが、たぶん昔は「好きなことを学んで得た資格を利用して、家の近くで、夫の扶養内で働きたい」みたいな人の就く職種だったのだろう。

技能を獲得するためのコスト仕事にした時の収入が見合わない仕事ってそういうのが多い気がする。ピアノ教室先生とか。

はてなぁって図書館にどのくらいの頻度で行ってるの?

図書館大好きでやたら司書待遇が気になるみたいだし最低週1では行ってるよね?

2023-06-04

これはaiテストする場所ですか。私の日記を見た人はあまりいないのではないでしょうか。今年からchatgpt、claudeなどのai製品を使い始め、彼らはまだスマート司書のような気がします。中国でもいくつかのaiを作ったが、私はまだあまり使ったことがない。スマート司書に似ているかもしれませんね。ほとんどは、データベース内で関連する構造コンテンツを迅速に提供するために構築されたクエリリプライです。 日本ai世界サプライズを与えるかどうかは分からない。ただai未来を持っており、近いうちにai設計者たちもみな未来を作るのに夢中になる日がくる

Anond AI作成

2023-05-25

司書とかクソ雑魚じゃん(呆れ

国会図書館が見つけられなかった作品Twitterに聞いたところ1時間で見つかる

https://togetter.com/li/2152851



こんなんでイキってたのか・・・

2023-05-04

はてなブックマークの人気エントリ劣化がひどい

なんか解りやすいお涙ドラマとか税金無駄遣い役人シカランとか女は犯されるとか司書給料上げろとかまとめてみましたいかがでしたか、みたいな話ばっかりだ。なんていうか年寄くさい。水戸黄門の印籠シーンと入浴シーンを楽しみにしている年寄のようだ。クリシェ、わかりやす至上主義

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん