はてなキーワード: 結婚式とは
結婚式に参加したい人もいるし、参加したくない人もいる。それだけのこと。
したくない人の方が圧倒的に多いみたいだけどな。
まあごちゃごちゃ言わずにそういうもんだからと素直に高い金かけて結婚式やる人間の方が社会性(というか社会順応性)が高くてその後も何かと上手く生きるよなと思う。
「一生に一度なのだから数百万払うことで得られる最高峰のサービスを体験しておきたい」と言っていたやつには、いや結婚式のサービスやってるのは大半が何もわかってない学生バイトとかだぞと思ったけど…。
(ちなみに俺はムービー自作したり式場でレンタルするより買った方が遥かに安いプロジェクターを買ったりして(使った後は売った)200万くらいに抑えてやったなあ。東京のそれなりにちゃんとしたところでやったけど、担当のプランナーがすごい無能で辛かった。あの業界、平均勤続年数2,3年とかのブラック業界だから自力で上手くやれる人以外には社員教育とかもロクに無いんだろうなと思った。)
友人の間のグループラインに「うぉー!結婚式見積600万!金が足りねぇ!」ってメッセージが飛んできた。
60人程度でその値段とのことだけど流石にたけーよ!緊急グループ通話会議が開催される。
なんとか削減できるところは削ることになったが、風呂に入ってゆっくり考えたら、一生に一回のことだし、奥さんの望みを叶えてあげるために色々と二人でこれまで考えたことを、浪費だとか無駄だとか断罪するのは甚だおこがましいことだったなと思い直して反省。詫びの電話と困ったなら何でも相談してくれ、俺については車代もお礼も何も要らないと伝えた。
打算的な文脈で言えば、そこで漢気をみせたからこそ幸せな思い出が夫婦関係や出席者からの見られ方がよくなるんだろうし、そんな打算的な話はおいておいても、二人で頑張ったという話は一生覚えているかけがえのないものだと思う。
人生におけるムダとしてよく挙げられる結婚式。多大な費用がかかる。
けれど、俺たちはその幸せを得るために戦っているのではないのか。
かっこええぞ、応援してるぞ。頑張れよ。
★追記★
一つだけ追記させてほしいことがある。
話になってるラインのグループは男子校出身の俺たち5人のグループなんだ。ずっと格闘技とかやってて、家族より長く一緒にいたし、大学受験だってスクラムで乗り切った。結構みんな落ちたけど。本当に文字通りブラザーで、誰よりもお互いを理解して信頼してる仲間なんだよ。
だから、俺含め他の友人たちに対して、この友人が高額な結婚式やるからってマウント取って来たわけでもないし、それを俺(達)が馬鹿にしてる訳でもない。それは分かって欲しいんだ。
家を買う以外にも、結婚式挙げたら、籍を入れたら、(お祝いや遺産などで)大金が入ったら、
配偶者の頭がおかしくなっちゃったって話は意外とあるみたい。自分の元夫は子供が生まれたら頭おかしくなっちゃった。
結婚前に見抜けなかった自分が悪いって思っちゃうと思うけど、どうか自分を責めないでほしい。こういうのはなってみないと本当にわからない。運が悪かったと割り切るしかない。
普通の家で家族と暮らしたかったって気持ちめちゃくちゃわかる。多くを望んだ訳じゃないのに普通の幸せでいいのに、どうしてこんな目に合わなきゃいけないんだろうって。
すぐには無理だろうけど、早く立ち直って再出発できるよう祈る。
うちの親も他所の家の子供の写真の年賀状届くと「だから!?」と切れていたので割と普通だと思う。
あと個人的には「その場で最適な返答パターンで返答する」というのは他所の家の子に限らずやってることなので、これも「特に興味ない所でも友人と行ってはしゃぐフリをする」「上司の褒めて欲しさを察して褒める」「結婚式に招待されたら喜んでみせる」「頂き物はいらなくてもありがたがる」「死にたいと言う人には『死なないで』と言う」「私太っててと言う人には『そんなことないよ』と言う」「退職者には『お世話になりました』と言う」とかと同じようなものかと。
心なんか篭ってなくていいんだよ。
そういう人結構いっぱいいる。
アラフィフ以上のジジイババアでないと分からないネタだろうが。
記憶が曖昧だったのでネットで調べてみたら、あれは1984年末の紅白歌合戦だったらしい。
当時の紅白は、まさに“国民的番組”で、視聴率は八割近かったはずである
当時、松田聖子と郷ひろみの交際というのは国民的な関心事で、このときの紅白のオープニングでは郷ひろみが松田聖子の手を引いて入場するという演出がなされていた。
歌唱順も当然のごとく、紅組の松田聖子と白組の郷ひろみが並ぶように組まれていた。
その直前がやはり交際が話題になっていた(そしてその後破局した)中森明菜と近藤真彦で、二組をステージに並ばせて“今、なにかと話題の二組”とかいって紹介してたと記憶する。NHKの番組で。
すごい時代だ。
(なお、このときの紅白の一番の話題は“都はるみ、紅白のステージを最後に引退!”であった。“あと1分時間をください!”と強引にアンコールを迫った鈴木健二アナウンサーとか、生方恵一アナウンサー、いちばん大事なところのナレーションで“みやこ”と“みそら”言い間違える事件とか、
で、年をあけてすぐの週刊文春(これまたネットで調べたら1月22日発売だったようだ)、松田聖子は郷ひろみとの破局を告白したのである。
当時は文春砲なんて言葉はなかったが、この記事は日本中に衝撃を与え、松田聖子は緊急記者会見を行う。
このときの泣きながら「今度生まれ変わって来たときには、きっと一緒になろうねって言いました」と語る松田聖子の映像は、飽きるほど繰り返しテレビで流れていた。
そして、このときも泣き顔なのになぜか涙は流れない、いつもの松田聖子だった。
(当時、松田聖子は賞レースで受賞したときなど、感激して泣くのに決して涙が出ないので有名だった。嘘泣き? 演技? いやよく知らんけど、“ぶりっ子”という言葉も松田聖子とともに流行った言葉ではある)
で、話はこれで終わらない。
この直後に、主演映画のポスター撮影のため、ハワイへ飛ぶ直前の松田聖子が、映画の相手役の男性と交際宣言をしたのだ。
これまたネットで確認したのだが、わずか10日後のことだったそうだ。
(なお、まだバブルも本格化する前で航空料金も自由化されておらずLCCなんて影も形もなかった時代、ハワイは日本人にとって、大スターがバカンスを過ごす夢の島であった)
映画は前年11月から撮影していたらしい。そして紅白、記者会見を経て翌年には交際宣言、である。
これ、昭和の価値観なら松田聖子はとんでもない悪女になりそうなものなのだが、なぜか彼女はこれを“致命的なスキャンダル”に貶めることなく、“自分に正直に生きる強い女”みたいなキャラを確立してしまう。
もちろん目黒の教会での挙式からホテル・ニューオータニでの結婚披露宴まで生中継。披露宴の司会は当時日テレの人気アナウンサーだった徳光和夫。
なぜか当時の日本では、大スターの結婚式というのはテレビの大イベントだったのだ。
その後、娘(神田沙也加)の誕生、神田正輝との離婚、“ビビビッときた”という流行語を生んだ再婚と離婚、さらには略奪婚とも噂される三度目の結婚と、話はまたまだ続いていくわけだが。
先日、亡き娘の位牌を手に、遺骨を抱えた元夫と並んで会見した彼女をみて色々とショックを受けた人も多いようだが、彼女のデビュー同時からずっと知ってる世代の人々は、わりと自然に“彼女らしいな”と受け止めたんじゃないかと思う。
ただ、そんな彼女の“昭和のスター”な振る舞いも、なんだか時代とはずれてきてるのかな?という感じもする。
なお、元彼の郷ひろみはその後、二谷友里恵と交際。交際中に二谷友里恵の書いた『愛される理由』がベストセラーになったり、結婚披露宴が古舘伊知郎の司会でテレビ中継されたりしたのだが、このふたりも離婚してしまった。
二谷友里恵はその後、「家庭教師のトライ」の創業者と再婚している…という話を聞いて以来、あの「トライさん」のCMを見るたびに、なんとなく余計なことを思い浮かべてしまう。
いまや紅白歌合戦で、松田聖子と郷ひろみは大ベテランで、かつての華やかで派手で、だけど歪な芸能界の空気をまとった数少ない出演者になっている。
今年も何事もなかったように、“松田聖子”と“郷ひろみ”を舞台で炸裂させるのだろうが、そろそろ時代との乖離が覆い隠せなくなってきたような感じはしている。
【追記】正式に松田聖子の辞退が発表されたようだ。一部スポーツ紙の報道を信頼して、“まあそりゃ松田聖子なら出るだろうな”という確信の元、駄文をしたためたが、やはりどこか自分の中に“昭和バイアス”があったのだなぁと感じている。
来年以降、復帰するのは難しいかもしれないな。なにかスマッシュヒットでもあれば別だが、しれっと復帰しても“そういえば去年は…”となりそうだし。