はてなキーワード: 特別養子とは
「長女がダウン症なんです。とても育てられないので特別養子に出したいと思うので、お願いいたします」
岡田は親が育てないと言っている以上やむをえないと判断し、その子を引き取って不妊症の夫婦に託した。その後、家庭裁判所に申し立てをしたが、調査官が実親のもとを訪れて調査をした。家が経済的に豊かであり、長男を育てていること。それに長男が「妹に会いたい」と言っていることなどを突き止めた。そして、特別養子を認めるまでの理由にはならなず、実親が責任をもって育てるべきではないかと指摘された。
なるほどね。
いくら親が育てられないと言っても、本音は単に育てたくないだけで経済的には豊かだったのか。
そりゃあちゃんと育てさせなきゃ。
むしろ本音では育てたくないと思っている親にこそその子を育てさせることで、嘘を吐いたことに対するペナルティの効果も発生しそうだ。
ただし自己選択から徹底的に逃げるのでこういう話題は嫌いでスルーだよ
○ 育てられない子供を引き取るNPO法人が感じている「ある変化」
この特別養子縁組に出される赤ん坊に占めるダウン症の子の率が年々増えてきているという。Babyぽけっとの代表・岡田卓子は言う。
「当団体を立ち上げた当初は、今ほど障害児の割合は高くありませんでした。けど、特別養子縁組を行う団体の認知が広がったことで少しずつ増えてくるようになり、最近では出生前診断で異常がわかったあとでうちに問い合わせをしてきて、『産んでも育てられないので、そっちで引き取ってくれないか』なんて言ってくる人も出てきました。赤ちゃんの顔を見る前から特別養子に出そうとするのです」
「夫婦がダウン症の子の育児を負担だと思うのは自由です。でも、何カ月か育ててみてダメだという結論に至って特別養子に出そうというのならわかるんですが……出生前診断の結果だけで判断したり、保育器越しに何回か見ただけで育てられないというのはちょっとちがう気がする。出産直後に目に見える障害だけで判断しないでほしいというのが本音です」
障害は、生まれてすぐに判明するケースだけにかぎらない。知的障害にせよ、発達障害にせよ、二歳くらいになってようやくわかることも珍しくない。
また、五歳、六歳になって先天的な病気が見つかったり、難病になったりすることだってある。
多くの夫婦は、障害や病気が後からわかっても子供をかわいがるし、育てていこうとする。こうしたことを考えれば、なぜ出生前診断の結果だけで簡単に手放してしまうのかと岡田が感じるのも当然だろう。
○裁判で認められなかった例
その夫婦はそれなりの仕事についていて高給をもらっていて、一軒家を構えて暮らしていた。長男が一人おり、その下に生まれてきた長女がダウン症だった。
母親はダウン症の長女を授かったことに動揺を隠せなかった。幼い頃にきょうだいが事故に遭って障害を抱え、苦労した体験があったのだ。この子を引き取れば、家庭が崩壊してしまう……とまで思ったという。
母親は夫を説得してから、Babyぽけっとに連絡をした。そしてこう頼んだ。
「長女がダウン症なんです。とても育てられないので特別養子に出したいと思うので、お願いいたします」
岡田は親が育てないと言っている以上やむをえないと判断し、その子を引き取って不妊症の夫婦に託した。その後、家庭裁判所に申し立てをしたが、調査官が実親のもとを訪れて調査をした。家が経済的に豊かであり、長男を育てていること。それに長男が「妹に会いたい」と言っていることなどを突き止めた。そして、特別養子を認めるまでの理由にはならなず、実親が責任をもって育てるべきではないかと指摘された。
手放せば?
増田みたいなゴミカスクズは最初から子ども作らないのが一番だけどそれは優生思想になるから
○ 育てられない子供を引き取るNPO法人が感じている「ある変化」
この特別養子縁組に出される赤ん坊に占めるダウン症の子の率が年々増えてきているという。Babyぽけっとの代表・岡田卓子は言う。
「当団体を立ち上げた当初は、今ほど障害児の割合は高くありませんでした。けど、特別養子縁組を行う団体の認知が広がったことで少しずつ増えてくるようになり、最近では出生前診断で異常がわかったあとでうちに問い合わせをしてきて、『産んでも育てられないので、そっちで引き取ってくれないか』なんて言ってくる人も出てきました。赤ちゃんの顔を見る前から特別養子に出そうとするのです」
「夫婦がダウン症の子の育児を負担だと思うのは自由です。でも、何カ月か育ててみてダメだという結論に至って特別養子に出そうというのならわかるんですが……出生前診断の結果だけで判断したり、保育器越しに何回か見ただけで育てられないというのはちょっとちがう気がする。出産直後に目に見える障害だけで判断しないでほしいというのが本音です」
障害は、生まれてすぐに判明するケースだけにかぎらない。知的障害にせよ、発達障害にせよ、二歳くらいになってようやくわかることも珍しくない。
また、五歳、六歳になって先天的な病気が見つかったり、難病になったりすることだってある。
多くの夫婦は、障害や病気が後からわかっても子供をかわいがるし、育てていこうとする。こうしたことを考えれば、なぜ出生前診断の結果だけで簡単に手放してしまうのかと岡田が感じるのも当然だろう。
○裁判で認められなかった例
その夫婦はそれなりの仕事についていて高給をもらっていて、一軒家を構えて暮らしていた。長男が一人おり、その下に生まれてきた長女がダウン症だった。
母親はダウン症の長女を授かったことに動揺を隠せなかった。幼い頃にきょうだいが事故に遭って障害を抱え、苦労した体験があったのだ。この子を引き取れば、家庭が崩壊してしまう……とまで思ったという。
母親は夫を説得してから、Babyぽけっとに連絡をした。そしてこう頼んだ。
「長女がダウン症なんです。とても育てられないので特別養子に出したいと思うので、お願いいたします」
岡田は親が育てないと言っている以上やむをえないと判断し、その子を引き取って不妊症の夫婦に託した。その後、家庭裁判所に申し立てをしたが、調査官が実親のもとを訪れて調査をした。家が経済的に豊かであり、長男を育てていること。それに長男が「妹に会いたい」と言っていることなどを突き止めた。そして、特別養子を認めるまでの理由にはならなず、実親が責任をもって育てるべきではないかと指摘された。
少子化問題の原因として、「産みたいのに、産めない」人の存在ばかりが取り沙汰されるが、「産む理由がない」という人もいるんじゃないか?
金持ちが不妊治療を続けるより、一度代理母をたのむ方が効率的だろうしな。
もちろん、代理母側のリスクもあるし、少々の金でできるようなものにしない方がいいだろうな。
費用は、百万、二百万じゃなくて、1千万以上ぐらいのほうがいいんじゃないか?
なんで、テレビで話してるお偉い学者さんは、それを無視するんだ?
受精卵を他人の身体の中に入れて代理出産した子供が、遺伝子情報は確かに親子関係のはずなのに、特別養子縁組しなきゃいけないのって、致命的だろ
正確に言うと、重度の障害を持った子供が産まれてきたときに、特別養子縁組が認められず、そのまま育てることになるリスクが怖い。
平均より大きく劣った能力を持って産まれた子供に対し、愛情を向け続けられる気がしない。
もちろん親として他の子供と比較してしまうことはアンチパターンだが、
「なんでうちの子は…」という気持ちを消化して、親としての義務や規範を果たせる気がしない。
ただでさえ大変と言われている育児だが、障害児の場合は更にコストが高くなると言われている。
例えば自閉スペクトラム症の児童が高頻度で引き起こすパニック発作の対応をするのは保護者。
自分の場合は育児をサポートしてくれる親族もいないので、自分の可処分時間は皆無になるだろう。
相談相手がいれば多少は楽になるのかもしれないが、レアな事象である以上、身の回りに同じ境遇の家族はまずいない。
観測可能な範囲のオンライン上にある障害児の保護者コミュニティは、育児を前向きに捉えるために、
ほとんど共感不可能な価値観がまかり通っていると感じる。あのノリに自分が馴染むのは難しい。
最後に、その子本人が楽しく暮らせるようになるための支援をして送り出す自信がない。
「うちの子は、別に立派な人になんかならなくても、元気に暮らしてくれたらそれでいい」というのは多くの保護者が達する境地だが、
劣った能力しか授けられなかった己の生と、劣った能力の自分を産んだ親を恨まずに生きていける気がしない。
つまりその元気に暮らすという最低限度のラインすら満たしてあげられる気がしない。
まとめると、自分も子供もつらい状態を必死で維持し続ける、そういう人生になってしまう可能性が怖い。
思いつくままに色々書いたが、結局の所、自分の中にこびりついた差別意識がこの悩みの原因だと思う。
だから、仮に障害を持たない子供が産まれたとしても、似たような機序で自分と自分の子供は苦しむことになるだろう。
産まれてもいない子供とその育児に対してこんなネガティブな感情をいだいてしまう自分は、そもそも子供を設けるべきでは無いのだろう。
話題になってる特別養子縁組の件についてるブコメを見てて、やっぱ女性からの視点とはだいぶ違うなと思った。
視点の問題というか、ダブスタを感じている。
旧来的な父親像に対して、「妊娠・出産は父親も当事者なんだから、力の限りコミットせよ」というのは正しいと思う。
でも男性がどこまでコミットしても、母親の代わりに自分が妊娠・出産することはできない。
ここを盾にしているように女性って割にいると思う。
「最終的に妊娠・出産するかどうかを決めるのは私だ」
「お前のために命がけで産んでやるんだから」
「男は身体に変化がないんだから気楽だ」
特別養子縁組の件についてのトップブコメも近しい問題を孕んでいると思う。
「できることなら自分たちと血の繋がった子供が欲しい」
「それが叶わないとしても子供が欲しいだろうか」
「血の繋がりの無い子供を愛せるだろうか」
父親も当事者なんだから、こういう悩みは持って当然だし、母親が「それでも子供が欲しい」となった時にNoを言う権利は平等にある。