はてなキーワード: はあちゅうとは
俺童貞。かなりいい歳。
自分が過去に受けたセクハラを告発したのはいいが、しかし、他ならぬ自分自身が「童貞いじり」というセクハラを繰り返していた、という。
それを指摘されて、なんか言い訳としか思えない釈明をして、結局謝罪したんだと。
これについて、
https://run-way.jp/walkers/career/metoo/
この記事が良く書けていると感じた。
『一方、告発したはあちゅうさんは「お前もセクハラをしてきたくせに」と糾弾されることになりました。はあちゅうさんは童貞を揶揄する表現を繰り返しており、それが男性から #MeToo として逆に告発される立場にもなったのです。』
無慈悲にも、はあちゅうの釈明など一顧だにせず、「童貞を揶揄する表現を繰り返し」と、シンプルに言い切っているところがいい。
もし、ここで書き手が、はあちゅうの釈明を好意的に取り上げていたならば、
「はあちゅうは童貞へのセクハラを意図していなかった。だからこそ、自らが受けたセクハラを告発する資格があるのだ」
「はあちゅうが童貞へのセクハラを意図していたのは明白だ。にもかかわらず、自らが受けたセクハラを告発する資格はあるのだ」
フェアな人だなと思った。
「僕は無自覚に人を傷つける人が許せないんです」と言い。
それに対しさんまが「たけしさんなんて、奥さんどんだけ傷つけてるか!おまえ!」と言い、
「ちょっとおま」とたけしが言いかけたのを遮るように太田が「いや僕は無自覚な人が許せないんです。たけしさんの場合は相手が傷つくとわかっててやっている」
「えらい」とたけしが言う非常に身勝手な会話があったんだけど。
僕はこの会話を妙に気に入っていて、今、この瞬間にこれを思い出したんだけど。
はあちゅうはいろんな事に無自覚で、さらに自覚的になる気もさらさらないんだなと日頃の所作から感じさせるから、嫌われるんじゃない?
僕は是非、彼女にセクハラの研究者や、哲学者や詩人などと、彼女が今置かれている状況について対談させる企画を
編集者は立てるべきなのにと思っている。彼女は今、童貞差別という透明な存在だったものが言語化されていく中心にいるんだ。
なぜ、それを記録に残さないのか。
なんか、セクハラだのはあちゅうだのMeTooだの騒いでるけどさ、
そんな中で、今年生まれた子供の数 - 今年死んだ人の数 = マイナス40万人なんだとさ。
人口減≒GDP減だから、大前提として人口が減るのはダメなんだろ?
生涯未婚率とか、生まれつき子供を生めない人とかを加味すれば3人でも足りないぐらいか。
3人またはそれ以上の子供を育てるって、まあどう考えても、子供が生まれた時点で
極端な言い方かもしれんが、自分の人生を子供に捧げてるようなものだ。
未婚率にしたって、別に確固たる意思をもって結婚しない奴は少数派で
でも、異性に対するアプローチの仕方を間違えれば、有無を言わさず告発される世の中になっていくわけだ。
現実問題として、"ハラスメントが世の中から消え去る"と、"出生率が上がる"の二つが両立するとはとても思えない。
セクハラ問題やら、少子化問題を叩きまくってる人たちには、こういった矛盾(と個人的には思っている)を
解消できる策だったり案を持っているんだろうか?
煽りとかではなく、あるならば是非教えてほしい。
注:「こんな日本滅べばいい」とかそういうのは要りません。
こんにちは。エルサレムのアイヒマン警察です。上司がインフルエンザで休んで暇なので、大好評炎上中のはあちゅうセクハラ告発について調べてたら id:plagmaticjam 氏の「はあちゅうとヨッピーとナチスドイツと経験主義~ハンナ・アーレントは何を語ったのか~ - メロンダウト」という記事を発見。
タイトルからして地雷臭がヤバイと思ってたら案の定トンデモだったので、おうちにあった『エルサレムのアイヒマン 新板』を読み返しつつ反論したいと思います。
炎上の経緯はハゲ子大先生 id:hagex のまとめが鬼詳しいのでこっちを読んでください。→はあちゅうのセクハラ告発大炎上まとめ(追記あり) - Hagex-day info
件の記事でブログ筆者は、アイヒマンとはあちゅうの類似性を下記のように定義しています。
はあちゅう氏=「自分が被害者になったら告発する。いっぽうネットで実際に被害者が見えないなら加害者になれる凡人」
「アイヒマンが命令によって思考と行為を切り離し悪人になれたように、はあちゅうはネットをかませ被害者を特定しないことによって思考を切り離しているように見える。」
「ヨッピーも童貞いじりが誰を傷つけているのか、と擁護していたが「誰がわからない」から傷つけてもいい、なんてアイヒマンが「名前を知らない」から業務的に虐殺したのと構造的に同じだ。」
ブログ筆者は「思考と行為を切り離すがゆえに、無自覚な悪人になる」構造があるとし、類似性を下記のように指摘しています。
ですが、前提にしているアーレントの読みがそもそも間違っています。
アーレントが指摘したのは「アイヒマンが何も考えていない=無思想性」ということでした。
「俗な表現をするなら、彼は自分のしていることがどういうことなのか全然わかっていなかった。」
「彼は愚かではなかった。完全な無思想性−−これは愚かさとは決して同じではない−−、それが彼があの時代の最大の犯罪者の1人になる素因だったのだ」(p.221)
アイヒマンは相手が匿名だから虐殺したわけではありません。知っているユダヤ人も知らないユダヤ人も等しく虐殺しました。
彼は「善悪を弁別する能力をまったく欠いている」(p.20)のであり、「彼は自分の義務を行った。命令に従っただけではなく、法律にも従った」(p.107)のです。
アイヒマンの特徴は「自分の思想がなく、善悪の区別がつかず、ただ義務と命令と法律に忠実な男」であり「自分よりも権威のある立場の人が『正しい』と言ったなら盲目的に従う男」であるということです。
アイヒマンには、反ユダヤ主義の思想も教育もなかった、とアーレントは指摘しています。
好き嫌いがあるゆえに行動するのではなく、一切の好き嫌いがないからこそ、自分より高い立場の権威から命令されたことをマシーンのごとく忠実に実行しました。
実際、アイヒマンは「良心の問題については、命ぜられたこと(筆者注:虐殺)をしなかった場合にのみ疚しさを感じた」(p.20)と述べています。
アイヒマンのような「無思想で、法律や義務、命令に忠実である」人は、平和な時代であれば、上司の言うことを忠実にこなす「優秀なサラリーマン」、法律など絶対に破らない「良き市民」として一生涯をまっとうしたでしょう。
アイヒマンはあまりにも「普通のおっさん」であるという事実について、アーレントは<悪の凡庸さ>と指摘しました。
「アイヒマンはきわめて凡庸な一般人」であるというアーレントの見解は、「ナチスは、ユダヤ人を絶滅したくてたまらない極悪人・狂人」という世間の見解とはまったく違うものだったので、多くの反発を招きました。
一言でまとめると、アーレントが語る「悪の凡庸さ」とは、「平和な時代ならあまりにも普通のおっさん、ただし無思想で善悪の判断がつかないから、彼が従う権威や法が狂えばなにも考えずに極悪人になれる」ということです。
以上の経緯から見ると、ブログが「悪の凡庸さ」を誤用していることがわかると思います。もう一度、ブログで言及されていた構造をおさらいしてみましょう。
「思考」と「行為」が個別にあり、それらの連結を切り離す「X」があるという前提です。
しかし、アイヒマンはそもそも「思想」がありません。だから自分に注入される命令や義務を己のものとして実行します。
そもそも、はあちゅう氏はアイヒマンのような「無思想」ではありません。むしろ自己主張が強く、自分を良く見せたいタイプだと思います。
善悪の判断力はわかりかねますが、盲目的に命令や権威に従うタイプではありません。
「はあちゅうは凡人」と言うとなんとなく納得感ありそうなんですが、アーレントが言った「凡庸な悪」とは意味が違います。
「ネット」とか「不特定多数の他人」とかも、アイヒマンにはまったく関係ありません。
「凡庸な悪」というパワーフレーズはすさまじいものがありますし、引用したくなる気持ちもよくわかります。
しかし、なんとなくキャッチーな単語やフレーズだけを使って独自理論を展開するのは、引用源にも読者にもどちらに対しても失礼ですし、誤解を与えます。
名著や歴史的パワーワードを換骨奪胎して持論を展開するのはやめてほしいです
ぜんぜん引用源を正しく参照してない記事内で、ナチスドイツという激烈ヤバイものと名前を同列に並べられたはあちゅう氏とヨッピー氏、さすがに流れ弾すぎるだろ…と思います。あとブログで言及されてる「経験主義」も「違うだろ…」て感じなんですが、続きは経験主義警察の方々にお譲りします。
参考文献:ハンナ・アーレント、大久保和郎・山田正行訳『エルサレムのアイヒマン 悪の陳腐さについての報告 新版』(みすず書房、2017年)
エルサレムのアイヒマン――悪の陳腐さについての報告【新版】:Amazon.co.jp:本
(所要時間:45分)
※もちろん「書籍を読む」行為に、明確な正解はありません。私の読解もまたひとつの意見にすぎませんから、別のハンナ・アーレント警察の方から「違う!」とおしかりの言葉を受けるかもしれません。とはいえ、いくらなんでも適当すぎる読みだと思うんで反論を書きました。
やっぱり少年漫画でも絶対的で強い敵って、憎らしくて嫌いだけど、やっぱりカッコいいじゃん
改めて作品を振り返ると、ああ、あのボス好きだったわ、って思ったりするじゃん
俺気付いてなかったけど、結構はあちゅうのこと買ってて、憎らしいはあちゅうの存在感が好きだったのかも
id:triggerhappysundaymorning あのオバハンが本当に辛い被害者感情で告発してる訳ねえじゃんね?今回だってブームにいっちょ噛み企んだのは明白でさ.しかもてめえの悪行をさも被害者面してさあ./お友達を庇うのはどうぞご勝手に.
http://b.hatena.ne.jp/entry/b.hatena.ne.jp/entry/yoppymodel.hatenablog.com/entry/2017/12/21/172005
こういうはあちゅう個人を特定して侮辱中傷する方がよほどひどいと思う