はてなキーワード: 棋士とは
「ほぼ勝つ」の範囲の問題ではあるけど、プロ公式棋戦に出場する男性アマチュアと女流棋士がそれぞれ一人のプレイヤーであると仮定した上で、18年間の全対局成績から算出されたレーティングが
・女流棋士:1167
だからな。(平均的な新四段のプロ棋士のレートを1500と仮定して求められた数値)。
出典:http://kishi.a.la9.jp/ranking2.html
プロ公式棋戦に出てくる女流棋士はいずれも女流棋戦では成績上位の棋士で、それが男性アマチュアに対してeloレートで236差というのは、女流棋士上位は男性アマチュア上位に対して期待勝率20.5%ってこと。
もちろんプロ公式棋戦に出てくる男性アマチュアの多くはプロ一歩手前の元奨励会三段とかそれに勝って出てくるひとなわけで、実際このレベルの人達は、プロ棋士最後の壁となる奨励会三段リーグにはギリギリ入れるか入れないかのレベルなんだけど、それでも、女流棋士上位のほとんどは、男性アマチュア強豪には全く歯が立たないレベルという事実はある。
ちなみに、女流棋士自体、女性のアマチュアの中である程度成績が良ければなれるレベルではあるので、その強いところが女流棋士に抜けていった残りの女性アマチュアより弱い女流棋士、というのもこの手法を使うと見えてしまう。まあ、そこまで力の落ちた女流棋士は遠くないうちに強制引退制度の適用対象になるんだけど。
確かに囲碁のプロ棋士採用には女性特別採用枠があり、一般枠で採用されるよりはるかに多くの女性がそこでプロになっているが、でも一般的な男性プロ棋士に比べると総じて棋力は劣る。
囲碁棋士のレーティングサイトが経年的なレーティングによって分析を試みた結果が下。
・国内でのトップレベルの棋士の棋力と,女性棋士のトップの棋力にはタイトル戦時代以降,2子程度の差があった.
・世界の囲碁界では,近年女性棋士の上位レベルも上昇しているが,それでも依然としてトップレベル同士を比較すると2子に近い差がある.
・最近は女性棋士のレベルが上がってと言われることもあるが,タイトル戦初期から女性トップのレベルはそれほど変化していない.
・近年,謝依旻が過去の女性棋士のレベルを超過する位置まで到達してトップレベルを引き上げた.しかし,それでも一般棋戦の本戦で活躍できるほどではない.
上の評価は2014年のもので、2018年現在は藤沢里菜が当時の謝依旻のレベルを超えているけど、それでもまだ国内男性棋士のトップ50には入れていない。
また、16歳の上野愛咲美が新たに頭角を現すなどの流れもある。
とは言え、実のところ女流棋士全体としてみれば、上が伸びているというよりは、下が底上げされたことで向上しているのであって、数十年かけてもそうは男女差が埋まってないといえる。
囲碁に関して言えばプロに女流枠があるよ。将棋と違って男性棋士と混じって戦う普通のプロになれる。
(そのおかげかどうか女性棋士全体のレベルが上がってるそうなので、アファーマティブアクションが有効に機能している例と言えると思う)
分裂・独立
2006年11月、女流棋士会が日本将棋連盟から独立する動きが報じられた。女流棋士は対局料などの面で棋士と格差があること、棋戦を自ら運営できないこと、連盟の意思決定に参画できないこと、などの点で待遇改善を求める声があった。また、将棋連盟としては引き止めるどころかむしろ、独立を促すような言動があったとされている[24]。女流棋士会側ではこれ以前から制度委員会を発足させており、独立も視野に入れて体制改革への意見集約が進められていた。
同年12月1日、女流棋士会は臨時総会を開き、独立に向けた新法人設立のための設立準備委員会の設置を賛成多数で可決した。しかし、「これで独立が決まった」と解釈する者と「単に設立準備委員会の設置のみが決まった」と解釈する者とがいた[25]。独立に至る過程で、準備委員会と連盟理事会との間の交渉が難航し、また、女流棋士の中の意見も一つにまとまらなかったため、結果的に56名(引退女流棋士を含む)中39名の女流棋士が残留を表明し、女流棋士会は分裂することとなった。
若手でものすごいイケメンで大企業御曹司っていう少女漫画キャラみたいな棋士いるんだけど、全然人気ないよ。そもそも知られてないから。クラス低くてネット中継もされない。もっと前面に出して女性ファン増やせばいいのにと思ってるが。
ハッシーとかがキャラ付けしてるのは、あれは「並み外れて強い」上で将棋普及のためにキャラ付けしてアピールしてるんであって、自分の人気獲得のためじゃないよ。
「他人の目を全く気にしない」という強靭な精神力と「人並み外れた将棋の才能」を兼ね備える人間でないと女性棋士になれないってことになれば、今より競技人口減るよね。
何言ってんだお前。
これ、本当にあって、男性の棋士は汚い格好で頭ボサボサでも「無頼派」とか言って個性で受け入れられるんだよ。
でも女流棋士は、将棋だけじゃ食べられないからバイトしてる人がほとんどなのに、人前に出るときはきれいな服を着て化粧して姿勢良くハイヒール履いて、ハキハキと女子アナみたいに振る舞わないといけない。
「そういう意味では女流棋士の負担は男より大きい」って色んな男性棋士が語ってる。
競技に集中したくても容姿を他人に評価されるストレスがハンデになってる可能性は高い。
あと、男性だと疲れたらゴロゴロしたりあぐらかいたりするけど、女流がそれするわけにいかないからなぁ。「女流はノーメイクジャージでも可」ってしたら、もう少し強くなるかもな。
見る人間増えなきゃやる人間も増えないよ。テニスの王子様やスラムダンクがヒットしたら、スポーツ人口が増えるだろ。存在を知って、それを好きになるチャンスが増えなきゃ、やろうって人間も増えないよ。
だから今は「見る将」とか言って見るだけのファンだけでも増やそうとしてるしな。手遅れだと思うけど。これを羽生ブームの時にやればよかったんだよ。藤井聡太ブームの影響が出てくるまであと10年くらいかかるだろうしなぁ。
女流棋士が女性ファンを増やすための活動しようとしても、連盟が全く協力しないんだから、まあ、すぐには増えないよ。若いイケメン棋士も結構いるんだから、そこらへんから売り込んでいったほうが早いのかもね。
羽生七冠は20年前だよ。女流発足から20年経ってる。そんだけ経ってても、将棋連盟は女性競技人口獲得をなーんも考えてなかった。ちなみに今も何も考えてない。連盟は女性棋士を誕生させようって気がほぼゼロ。
女性人口獲得の施策を何もしないまま40年で、ようやく里見香奈みたいに男性棋士と渡り合える存在が出てきた。
女性競技人口が男性に匹敵するようになれば、男性とガチでぶつかり合える女性棋士が出てくるだろうけれど、多分、その前にプロ棋士って存在が滅ぶ。
女流棋士は、棋士としての実力以上に容姿について批判されるからじゃないの?
本当に力のある女流棋士であったとしても、冴えないブスだったら将棋世界では生きていけない。
まさかとは思うけどアファマーティブアクションって囲碁ガールとか囲碁ドルとかいうのの事を言ってるんだろうか。
あれで女の子達が棋士になろうと思うのか甚だ疑問なのだけど、でも何も無いよりはマシなのか。
こちらでは高齢者をのぞく成人女性が碁を楽しめる環境が壊滅的に無いので(高齢女性もどこで碁を学びどこで腕を磨いてるのか謎だし)、子供囲碁教室や部活動で鳴らした女の子達が大人になっても囲碁を続けるビジョンを描きづらいのではないかと想像する。実際に碁を打つ女の子と関わった事が無いのであくまで想像だけど。
アイドルという本筋を外れた活動でも取り敢えず食にありつけそうな感があれば、碁を続けるモチベーションは上がるのかなあ?
こっちは元々が働かない男は許容されても働かない女は絶対許すまじなお土地柄なので、女子に実利の無いような習い事をさせるインセンティブは無いわけで。特に今の子持ちは金持ってないから。
でも囲碁ガールみたいなふんわりした夢物語よりも、藤沢里菜と謝依旻のプロ棋士賞金ランキングでの順位を周知させる方が効果ありそうじゃないか。
ググったら既に存在していたみたいなのでトラバしておく https://anond.hatelabo.jp/20170614144018
将棋とか囲碁とかでAIが人間に勝った話を見て、AI>人間みたいな話になりがちじゃん
でもテレビとか見てると当の将棋や囲碁の棋士の人達はあんまり悲観的じゃないというか、
むしろ新しい定石や戦法を学べそうな事にわくわくしてる人が結構いるっぽい
ああいう人達にとって頭打ちになりかけてたところに、AIの思考という突破口が出来てまた伸びしろが見えてきて今すごく楽しいんじゃないかって思う
こういうことがこれから色んな分野で出てくるんじゃないだろうか
AI関連の技術が発展してAIを日常生活で利用する機会が増えていく最大のメリットって、こういうAIの思考を人間が学ぶことなんじゃないかって気がする