はてなキーワード: コックスとは
イギリスの孤独省を推進したジョー・コックス議員って女性だったのね
そりゃあ親として子供達の未来を本当の意味で案じるならば、子供達が生涯独身になったとしても幸福に生きられる社会を目指すのが当たり前だものなあ
それに比べて日本の子持ちママ達と来たら、自分達が首尾良く男と番えて依存先を手に入れたらすっかり喉元忘れて独身女性の権利なんて知った事かと言わんばかりの人達ばかり
それどころか自分らの子供の未来すらもどうでもいいとしか思えないし
https://globe.asahi.com/article/13016730
「陰の功労者は、労働党のジョー・コックス下院議員(享年41)だ。選挙運動で、移民や労働者の多い英中部で何千軒と戸別訪問するなかで多くの人が孤独を抱えていると気づく。コックス氏自身も地元を離れた大学時代や子育てを通じて孤独を経験し、その辛さを理解していた。世代にかかわらず影響する孤独の問題は政策的な対応が必要だ。そう決意した彼女は15年に初当選すると、超党派の委員会を立ち上げるが、翌年6月、極右の男に射殺されてしまう。」
そのなかで、ベンガル株とも呼ばれる今のインド株の影響をもっとも直撃している可能性の高いバングラデシュの動向はやはり興味深い。
3月から4月上旬にかけ、インドの感染拡大に連動するように、バングラデシュの第2波での新規感染者数は過去最高を簡単に塗り替えた。
バングラデシュとインドの関係は深い。バングラデシュにとってインドは独立を支援してくれた恩からの50年来の付き合い。
陸続きであり、政治経済的な関係が強い地域。3月のバングラデシュ独立記念日の行事にはインドのモディ首相が来訪し、さらなるワクチン供給を約束したほどだ。
もっともインドの感染拡大に伴い、現在、バングラデシュのワクチン接種は停滞してしまっている(それでも日本の7倍は接種済みだが)。
しかし、にもかかわらずバングラデシュの感染状況は4月中旬を境に、現在にいたるまで新規感染者数は減少を続けている。
お酒を飲まない文化が効いているのか?とか、南アジアのなかでは肥満が少ないからか?エッセンシャルワーカーに率先してワクチンを打った戦略か?
それとも、実はまだインド株の影響を受けていない?
昨年の第1波のとき、よくささやかれたのは平均的なバングラデシュ人が持つ自然免疫の力。だからり患するのは富裕層が多いのだとか。
いろいろと考えるなかで、カースト(社会階層の分断)も大きな要因なのかなと思い始めた。
そう思ったきっかけは、8割おじさん、西浦先生が集団免疫の落とし穴として3月に書いた以下の文章
マスコミが伝えない「集団免疫」の“本当の意味”…ワクチン接種で流行は収まるのか?(西浦 博) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
現実の予防接種では、接種が行き渡りにくい層の方が固まって接触しつつ暮らしていることが多い。例えば、行政が決めた接種ルール上で予防接種が行き渡りにくい人(一例として在外邦人の一時帰国者や不法滞在者など)へのケアができるかどうかは未だハッキリとはわからない。
また、何らかの理由で接種に反対する方が空間的に近しい地域に固まって住んで暮らす、という状態が起こる、という可能性もなくはない。
すると、地域レベルで接種が行き渡らない人たちが固まって残ることになり、その人たちの間で集団発生が続くことになる。様々な他の感染症の予防接種を見ていてもこれだけは避けがたいのである。こういった流行は、国全体で75%の接種をしても起こり続けることは忘れてはならない。
バングラデシュの人の流動性の高さが案外、重要なのかも。イスラム社会であるバングラデシュにはカーストは存在しない。
バングラデシュ政府公認の風俗産業にいち早くワクチン接種が進められたくらいだ。これにはさすがに驚いたが。
バングラデシュ風俗はそれはそれで闇が深いのだが、感染症対策に関する限り、政府は合理的に物事を考えていることがわかる。
バングラデシュは、近年、もはや最貧国とはとてもいえない経済的な急成長を遂げている国。
その成長の原動力になっているのは、超過密都市ダッカやコックスバザールだ。
労働集約的な縫製産業が都市に集中した人口1500万のダッカでは、徒歩で何千人もの工員が工場に通える人口密集度。
工場は違法建て増しが横行し、6階建てを13階建てに増築を画策している途上で崩壊し、数千人の工場労働者が犠牲になった事故は記憶に新しい。
そんな3密どころではない急速な都市化の進んだ、超過密状態の都市で、コロナが蔓延しないわけがない。
そう思っていたら、案外そうでもなかったというのが昨年の第1波だった。
新規感染者数のピークは4千人足らず。人口1.6億の国。日本と比較しても少ないといえる。
しかし、3月に訪れた第2波では、4月初旬、7千人を超える数字に一気に急上昇。インドの拡大と同時期。
バングラデシュ政府もロックダウンなどの措置を講じたが、コントロールがもう効かなくなったかもしれないと思った矢先、
少しずつ減少に転じ始めて1日平均(7日間移動平均)2100人程度まで下がっている。
なぜなんだろう?
感染者が都市であぶり出されやすく、補足しやすい。都市の保健衛生は割と整備されている。
案外、ちょっと心にとめて考え続けていい視点かも、と思っている。
もっとも、感染者数が減ったといってもまだ2千人(1日平均)。
もうちょっと様子を見ようと思う。
(追記)ブコメへの反応(それにしても皆さんのコメントはとても参考になった。どうも)
ブコメで、人口ピラミッドに言及しているので、調べてみたところ
バングラデシュはインドと似た構造だった。平均年齢でみると24歳(バングラデシュ)、25歳(インド)つまり若年層が多い。
https://www.populationpyramid.net/ja/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%89/2020/
何か大きな違いがあるだろうか。
逆にいうと、じゃあ高齢化が進んだ国の罹患率が高いかというとそうでもないのでよくわからない。
イスラムのワクチン接種への忌避はひょっとするとあるのかもしれない。
でも、情報ソースとして参照したロイター(英語版のみワクチン接種状況の分析がある)
を見る限り、5月初旬時点、
Bangladesh has administered at least 8,625,350 doses of COVID vaccines so far. Assuming every person needs 2 doses, that’s enough to have vaccinated about 2.6% of the country’s population.
860万回は少ないとは言えないと思う。
仕事上知りえたことからいうと、ホテルの従業員はすでにワクチン接種済み(アストラゼネカ)、定期的なPCR検査という体制。
ロックダウン中のラマダンというのは想像できないが、昼間は水も飲めず免疫力低下に寄与し、
かつロックダウンで夜の活動停止。とても可哀そうなことになっていると思う。
平素のラマダンは、日が暮れれば爆食い。茶で夜な夜な語り合う。ロックダウン中は集うことができずと思われる。
もちろん、これが運命を分けているのかも、というのは直感の域を出ないが、気に留めておきたい。
バングラデシュの場合、なんといっても金融を巻き込んだ組織力を持つNGOの存在がでかい。古くは結核対策から住民へのエントリーポイントを熟知。もうちょっと調べてみたい。アフリカはわからない。
(5月10日)
https://anond.hatelabo.jp/20210510133514
へつづく
グレタ・トンベリさんは社会に強い影響力を持っています。だから言動には最新の注意を払う必要がある。
これは彼女の主張の是非を、態度の問題にすり替えて否定するトーンポリシングではありません。
つい先日、イギリス議会でジョンソン首相の扇動的な言葉遣いが問題になりました。
https://www.bbc.com/japanese/49834344
ジョンソン首相の「扇動的」で「危険」な物言いが、国民を先鋭化させ、結果として議員を
危険にさらしているというものです。2016年にEU残留派だったジョー・コックス議員が、極
さて、これはジョンソン首相へのトーンポリシングでしょうか?違いますよね。
首相という影響力のある人間が、過激で扇動的な物言いをすれば支持者を暴力的にしてしまうというのは単なる事実です。
アメリカでは、トランプ大統領がその座についてから、国内の憎悪犯罪が急増したというデータもあります。
さて、こういうと「英国首相や米国大統領と、一介の16歳の少女を一緒にするな」と反論する人がいるでしょう。
たしかに、トンベリさんにジョンソン首相やトランプ大統領ほどの影響力はないでしょう。
一介の少女は国連で演説したりしません。ノーベル平和賞の候補者になったりしません。
250万人ものツイッターのフォロワーはいません。世界中に支持者がいて、世界中のメディアに報じられたりしません。
彼女は環境保護活動家として、間違いなく社会に、それも全世界に対し影響力を持っています。
そういう人間が過激で扇動的な表現を使うことは非常に危険です。
たとえ本人にそのつもりがなかったとしても、支持者を暴力や過激行為に走らせてしまう危険性を秘めています。
重ねて言いますが、彼女の主張の是非を態度の問題にして否定したいのではありません