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はてなキーワード: 降伏とは

2024-02-14

anond:20240214221007

長文お気持ちで味方を増やそうとする

政治だの何だのの界隈で、敵を論破すれば相手降伏して傘下に入ると思うくらいの勘違い

そういう長文を書く人らは、(あわよくば味方が増えるかもと思ってるかもしれないが)自陣の結束を固めるための表明を主眼としてやってるんじゃないか

2024-02-02

ゲーミングノートPCは嫌いだ

今日経済学の授業に入ったとき、目を閉じたくなるほどの恐ろしくなるものを見た。

誰かが新しいゲーミングノートPC教室に持ち込んでいたのだ。

座って奴の野獣を眺めながら汗をかき始めた。

奴はすでに机を鉄骨で補強し、マツコデラックスの太ももよりも太い電源ケーブル用のコンセントを探しているところだった。

私は震え始めた。大丈夫心配することはないと自分に言い聞かせる。

奴はどうにかコンセントを見つけた。

涙が頬を伝い、家族に「愛している」と最後メールを送った。

先生講義を始めると、生徒はノートパソコンの電源を入れた。

奴のRGBバックライトキーボードカラーライトが核爆発のように燃え上がり、深いハミングが耳を満たし、私の魂を揺さぶる。

街中の電力網が真っ暗になる。巨大なファンが回り始め、教室が揺れ始める。

ほんの数秒の間に、世界は活気に満ちた生命から、暗い、大地を揺るがすような虚空へと変わり、時速150マイル強風と500デシベルの冷却ファンのうなり声によって、身体は引き裂かれていく。

身体はついに降伏し、泣いた。

学校は、街は、つぶれてしまった。

ゲーミングノートPCは嫌いだ。

2024-01-05

anond:20240104094708

内政は時間切れって感じで理解できなくもないけど、外交マクロ経済政策は最悪だった。中韓に全面降伏して自ら全裸になってしっぽ振りに行ってた。

2024-01-03

戦犯ちゃん画像と噂だけで膨らんだ二次創作

「実のところ、私はとうに覚悟を決めているのだ。女だてらに家を飛び出して兵士に志願したときからな。……なに、気にすることはない。これは戦場ではよくある作戦なのだ。放っておけばゴキブリのように増える下等民族の女を犯すことで二度と産めない心身にしてやる。ボランティアなんだ。私もよく部下たちに指示したものだ。最初は彼らも皆、故郷恋人に顔向けできないだとかこんなことは神聖な軍のやることではないだとかたわごとをわめいて泣くのだがな」

薄暗い取調室で、窓からの光を浴びた彼女金髪けが白く浮かび上がっていた。

女は敵国の捕虜しかし捕らえられた彼女は生きて捕まったとき屈辱の表情を浮かべた以外、至って冷静だ。

女は自軍での女性捕虜に対するとんでもない扱いを暴露した上で、挑発的に口角を上げる。

「というわけで覚悟はできている。どうだ、やらんのか?」

女の態度に、これを捕らえてきた血気盛んな若い兵士たちからまらず上擦った声が上がった。

「く……っ殺せ! この女を殺せ!」

尋問官はそれを手で制しながら淡々と告げる。

「やらないよ。お前の罪は法廷で裁かれるーーお前の国と違って」

そしてかがみこみ、女と目線を合わせた。

「それが文明国というものだ。捕虜現場兵士私的な腹いせで裁く、それもフェイクニュースゲリラに仕立て上げた一般人をーーそんな貴様らのやり口に我らの人口は半減し、ついに耐えかねて武器を取った。おとなしく降伏してもゲリラとして殺されるなら本当に一矢報いてやる。そうして我々は貴様ゲリラゴキブリだというものになった。挑発しても無駄だぞ。どうせ貴様自分の体すら、我々が野蛮だというプロパガンダに利用するのだろう。貴様国際法できっちりと裁く。恥を知れ」

それを聞いた女は、ふふ、ふふふ、と肩を揺らして笑い出す。

「何も知らされてないんだな、可哀想に。君たちの味方だって同じだ。私と同じことをしているよ。実のところ、学のない私は君たちの軍からよく学んだことを繰り返しているにすぎないのだ。ーー私の母はおとなしくしていれば娘には手を出さないという約束を破られて初めて抵抗し君たちの味方の銃で蜂の巣にされた。上の姉は拉致されて行方知れず、助かったのは目と四肢を潰された下の姉と、ちょうど買い物に出ていてすべてが終わった後に帰ってきた私だけだった。その姉も今頃生きてはいないだろうな。助けるべき家族を見捨てて、復讐に駆られた私はその脚で兵士に志願した。私の罪だ。私が姉を殺した」

まり返った室内に愉快そうな女の笑い声だけが響く。

「なに、同情することはない。これはさっきも言った通りよくある手段なんだ。君たちにもそんな過去ひとつくらいあるのだろう。例えばーーそこの新兵。そう、君だ、顔を真っ赤にして震えているお前のことだ。さしずめお前の家族も同じことをされたのだろう? だって私が初めて殲滅した村の子ゴキブリのように生き残っていたら、ちょうどお前くらいの年だ」

若い兵士戦犯の顔を見つめ、何かを思い出したように悲鳴をあげた。たちまち少年は上官に引きずられて外に出されていく。

尋問官が額に汗を浮かべながら言った。

ひとつだけ訊きたい。なぜ自分も同じ目に遭いながら犯し掠奪し、幼児に至るまで殺戮し、しかもその跡を灰燼と帰すまで焼き払うような真似ができる?」

女は光のような金色の髪を揺らして首を傾げ、あどけない顔で笑う。

「私のような子を二度と出さないために」

廊下では上官につまみ出された若い兵士叫びがずっと響き渡っていた。

「言わせておけば被害者ぶりやがって! どちらが始めた戦争だと思ってるんだちくしょう……ちくしょう……!」

2023-12-25

ガンダムSEEDを見た

映画の影響かアマプラ無料だった

ながら見20話程度まで見たけどクズが多すぎない?

今更ながらだけど一応ネタバレ配慮して簡単に羅列すると


中立地区兵器開発

巻きまこれた学生戦闘積極的関与(ガンダム様式美ではあるが人数が……)

戦闘時に上官の指示・命令に平気で逆らう部下

闇落ちビッチ化とそれを受け入れる主人公

私怨や怒りから民間船を狙う軍人

戦闘大勢決定後の降伏勧告無視して万歳アタックする軍人


軍隊関係リアルさを追求しろとまでは言う気ないけど、もうちょいやりようなかったのかとは思う

2023-12-24

anond:20231222214419

なぁぜなぁぜって何だったんだ?いつ誰が始めたんだ?不明瞭な文化だ。ロシア工作員が流布させている可能性がある。ロシア語でナザナザ(назад, назад)とは「後ろを振り向け」、つまり降伏命令意味する。

2023-12-22

anond:20231222171711

何が一番良かったのかは個人的にはまだよくわからない。「停戦をしたって地獄」はそのとおりだろうし、無抵抗占領されても地獄はあっただろう。その意味で現状でも停戦に反対する人がいてもおかしくないとは思う。

ただ、「少しでもウクライナに不利な降伏武力による現状変更成功体験になる」から論外、そういう奴は馬鹿にしていいという論調があり、その内実は中国ロシアといった日本隣国日本との領土関係について、ウクライナ人の命を掛け金に有利な結果を得ようとする卑劣ものであることに全く考えが及ばないのはひどいものだなと。

anond:20231222170633

結局はさっさと降伏しろと言っていた人が一番正しかったんだよな

なんで勝てもしない相手無駄に戦うのか

2023-12-18

anond:20231218002455

さっさと中止しろって意味なら全面的同意するけど、それはむしろ、ここから黒字化する見込みがない、帰還不能点を超えてるという話から帰結だよ。バイアス問題ではない。

中止とは早期降伏であって、勝利ではない。

逆転したがってる元増田サンクコストバイアスに囚われてるって意味ならこれまた同意するので誤読すまんだけど。

2023-12-12

anond:20231212210020

降伏したとこでガス室送りにされるの目に見えとるやん

そら戦うやろ

anond:20231212104713

原爆2発くらったうえで無条件降伏しましたけど何か有利になってます・・・

本当に特攻隊無駄死にか?

戦勝国といえどもこれ以上自国の兵に犠牲を出したくないはずで

自爆攻撃が続くのはごめんだろう。

たとえ無条件降伏だったとしても特攻が止むように講和では譲歩せざる得ない。

朝鮮の役でも李舜臣講和結んだ後に攻撃をしてかけて、結果余計な死者を出したあげく、自分戦死したが

無駄死に扱いされずに英雄だ。

それは日本軍がこれ以上戦争を続けたくないなかで、戦争を続けることができる気概を見せつけることで

有利な条件で講和できるからだ。

2023-12-11

中沢琴が新選組に入っていたら絶対創作物に引っ張りだこだったのに

漫画ばりに設定盛られまくった感のある幕末の女剣士

長身イケメン妹属性、美形を証明する写真浪士組から新徴組じゃなく新選組に入っていれば、新選組紅一点のイケメンとして今頃あらゆる創作物に引っ張りだこだったろうに、幕末の女キャラといえば新選組女体化ばかりでほぼ無名なのはとても惜しいな。

中沢

剣術道場に生まれ、幼少期より剣術薙刀を学んだ女剣士薙刀は師である父をも凌ぐ腕前。

当時男でも珍しかった170センチ長身、涼し気な美貌で、女からも男からも言い寄られ、追っかけがついて困り果てていた。

兄と共に浪士隊に参加、男装の女剣士として活躍新選組に入ろうとするが兄の説得で江戸に戻り新徴組に。

兄とともに日向佐土原藩邸の襲撃に参加しかかとを切られる。

内戦争で官軍と戦い活躍庄内藩新政府軍降伏するまで抵抗を続ける。

帰郷後数多の求婚に、私より強い男性結婚すると試合をし、勝ち続けたので生涯独身、気ままに生きて88歳で死亡。

anond:20231211003406

戦隊(とくせんたい)とは、軍隊において自軍部隊を後方から監視し、自軍兵士命令無しに勝手戦闘から退却(敵前逃亡)または降伏投降)する様な行動を採れば攻撃を加え、強制的戦闘を続行させる任務を持った部隊のことです。

戦隊は、戦線の後方に展開し、自軍兵士敵前逃亡阻止等の任に就きます戦闘継続させるためならば、敗走する自軍兵士容赦なく攻撃し、殺害することもあります。

戦隊は、もともと兵士らが自発的戦闘に出ることを期待するのが難しかった前近代時代戦争に主に使われた手段です。ナチスドイツ旧ソ連は第2次世界大戦当時までこうした部隊運営悪名を馳せました。

2022年11月4日英国防省は戦況分析で、ロシア軍が「督戦隊」と呼ばれる部隊ウクライナ国内に展開し始めたとの見方を明らかにしました。逃亡を図る自軍兵士を「射殺する」と脅し、無理やり戦闘を続行させるのが役割だと述べています。

2023-12-07

チートスレイヤーとかも批判こそすれ「連載中止しろ」なんて誰も言ってないのに

ちょっと小突かれただけで全面降伏ちゃうKADOKAWAさんが打たれ弱すぎる説はある

2023-12-06

複雑化する思想対立適当に分類する

※これは毎日XことTwitterを見ている人間観測範囲から見えることだけで考えた戯言です

Xは今日燃えている。その原因の多くは思想的な対立かと思うが、その内容は以前よりかなり複雑化しているように思う。

以前の思想対立の主流は「ネトウヨvsパヨク」であり、匿名掲示板時代からある古式ゆかしい対立である特に安倍元首相在任時はこれが顕著であった。

今回はこの思想対立ベースにどのように思想が分裂していったかを考えたい(なお、この文章ではあえて思想対立ベースを「ネトウヨ」「パヨク」と記載する)。

新型コロナ

基本的二項対立だった論争は、2020年から旗色が変わってくる。その原因はもちろん新型コロナウィルス感染症、Covid-19である

ここで生まれたのがみなさんご存知「自粛派vs反自粛派」「ワクチンvs反ワクチン」の対立だ。

この時点では(現在も)多くの者が前者の立場を取ったため、あまり思想ごとの偏りは多くなかった。せいぜい政府対策の遅さを非難するべく「パヨク」側が前者に立っていたのが目立つぐらいだろうか。

しかし発生が中国武漢であったとされている点、政府アメリカ製ワクチンを推進したという点からネトウヨ」「パヨク」の一部が「反自粛」「反ワクチン」に移ったことは抑えておきたい。

フェミニズム

さて、その前後で起こっていた思想対立といえば「ツイフェミvsアンチフェミである

これは比較的単純で、ツイフェミ陣営は「パヨク」、アンチフェミ陣営は「ネトウヨ」が主であった。というのも、当時のTwitterで湧き上がる論争は概ね「宇崎ちゃん献血コラボ」「温泉むすめ」「ラブライブ!サンシャインJAコラボ」等に対するツイフェミから批判嚆矢となることが多かったので、「左派表現規制vs右派表現の自由戦士」という文脈で語られることがほとんどだったためであるそもそも表現規制右派お家芸だったのだが…そこら辺は割愛)。

しかしここで一つの変化が生まれる。それがトランスジェンダーを巡る問題である

人権尊重を是とする「パヨク」およびそれに準ずる「ツイフェミ」にとって、トランスジェンダーおよびLGBは当然尊重すべき存在であり、欧米各国の動きを見ても当然と考えられていた。

しかし、「ツイフェミ」と呼ばれる女性の一部が「フェミニズム」を掲げている理由は主流左派のそれとは異なっていた。それは男性から性的に客体化される恐怖や怒り、男性嫌悪が行動の原理となっていたという点である

この視点から考えるに、彼女らにとって身体男性トイレ銭湯に入ってくるというのは全く受け入れられない。結果的トランス排除に向けて「ツイフェミ」は分裂する。いわゆる「TERF」の誕生である

ここで興味深いのが「TERF」と「ネトウヨ」の合流である戸籍制度の護持を標榜する「ネトウヨ」にとって同性婚は蟻の一穴となりかねないものとなっており、必然的LGBTに対しても反対的な立場を取るものほとんどだった。これが、「TERF」と「ネトウヨ」を結びつけるに至った。本来対立する思想各論反対によって一致するというのは興味深い。

もっとも、ラディカルフミニストの思想本質的にかなり保守的であるため、合流は当然という見方もある)

ウクライナロシア戦争、イスラエルハマス紛争

ここまででもお腹いっぱいであるが、今最も新しい思想対立最後に紹介する。

それが「ウクライナロシア戦争」と「イスラエルハマス紛争パレスチナ-ガザ地区)」の思想対立である

日本国立場としては前者は「ウクライナ寄り」後者は「中立であると筆者は考えている。

しかし「ネトウヨ」と「パヨク」はここでさらなる分裂を迎えることになる。

まず「パヨク」の方は比較シンプルで、基本的には「ウクライナ寄りの中立」「パレスチナ寄り」となっている。

憲法9条を基にした戦争反対という考えがベースにあり、被害がより深刻な陣営に寄り添うという思想からは当然のことのように思われる。しかし注意したいのが「パヨク」は基本的に「反米であるという点である。なので米国支援するイスラエル戦闘状態にあるパレスチナガザ地区)については積極的に支持できる一方、同様に米国支援するウクライナ消極的な支持となっている。その証左ウクライナの抗戦を諫め降伏を促す言論基本的に「パヨクから出てきている。これが高じた一部の「パヨク」は明確にロシア側の立場を取るものも少なくない数観測できる。

一方の「ネトウヨ」はさらに分裂している。

まず「ウクライナロシア戦争」においては基本的に「ウクライナ寄り」の者がほとんどかと思う。というのも、ネトウヨほとんどは政府見解と一致した親米保守であり、反中・反東側陣営という点から見てもウクライナ支持がほとんどかと考えられる。

だが「イスラエルハマス紛争」においてはかなり微妙である。先ほど述べた通り「ネトウヨ」は基本的政府見解と一致した思想軸足を置いているため、かなり中立となっている現在日本立場には拠り所がない。

もちろん親米保守立場からイスラエル支持、パレスチナ批判を展開する「ネトウヨ」もいるが、どちらかというとドイツイスラエル決死支援嘲笑うぐらいで特に支持を明確にしていない場合も多いように思う。

しかし「ネトウヨ」が親米保守であるというのはあくま原則論である。中には極右として自民党すら切り捨てる勢力存在する。それが「参政党」「日本保守党」の支持勢力である思想の違いは存在するが、共通するのは強烈なラディカル右派であるという点である

どちらも政府自民党の不満へのカウンターとして存在しており、前者は「政府コロナ対応後者は「トランスジェンダー法案の可決」を機に勢力を伸ばした。

当然の如く反「パヨク」や反中反韓ではあるが、日本第一主義の観点から反米(というか反戦勝国)的視点も持ち合わせており、その観点からウクライナロシア戦争」においてロシア側を支持する者も多い。

そしてえてして反ワクチン思想も兼ね備えているケースが散見される。

最後

さて、ざっくりまとめただけでもこのような分類になったが、実際にはもっと多くの対立存在している(インボイス推進vs反インボイスAIvs反AI etc…)

ワンイシューでの思想対立が難しい現状において、統率の取れた反対運動というのは以前よりも減少しているのかもしれない。しかし、それに反比例するように炎上自体の回数は増えているように思う。

この思想対立に終着は見えないが、Xが終わるその日までこの争いを見届けたい。

2023-12-03

降伏したウクライナ兵がロシア兵に射殺されたらしいが

ロシア兵酷い!よりウクライナ降伏?劣勢なの?って印象与えちゃうからあんまり宣伝されんだろうな

2023-11-22

空爆ってもう戦争じゃないよね?

お互い制空権取り合ってるならわかるけどさ、もう一方が相手に航空で攻撃できてないならもう戦争を停止すべきじゃないか

勝負にならない、ただの虐殺じゃん。太平洋戦争の、日本空襲の話を聞くたびに「なんで降伏しない?」と思ってた

2023-11-21

江川紹子意見について

 江川紹子意見があった。

  https://note.com/amneris/n/nbf2ed1fcd873

 

 羽生結弦離婚について次の三点を言う。

 (1) (マスコミの)誰が何をしたのか、明確にするべきだ。

 (2) (マスコミの)取材報道に「許可」は必要

 (3) (離婚する前に弁護士などの)プロの力を借りよう

 

 これらについて、はてなーから多大な批判が上がった。

 

 ──

 

 (1) については、特に批判はないようだ。ただし、意図は異なる。

 江川紹子は、「マスコミのうちの悪い部分と良い部分を区別して、悪い部分だけを批判せよ」という趣旨だ。

 はてなーは、「マスコミ報道はすべて悪だ。区別必要もない」という趣旨だ。これについての批判が少ないのは、(2)に含まれるせいだろう。

 

 (2) については、多大な批判がある。「結婚報道については、許可必要に決まっている。プライバシーなんだから当然だろ」と。

 なるほど。妻についてなら、それは当てはまるかもしれない。しか江川紹子が言っているのは「妻の許可」ではなく、「夫の許可」だ。

 羽生さんの場合は、結婚事実は伝えたいが、妻となった女性については一切触れてほしくなかったのだろう。ただ、これだけのスターだ。……ただの一私人とは言えない。

 夫の許可必要という考えには、私は与できない。

 夫の許可については、こう論じる。

 果たして取材報道には「許可」が必要なのだろうか?

 また、事柄によっては、当事者が望まない私事を、読者・視聴者の「知りたい」に応えることを優先して、報じる場合はある。芸能人スポーツ選手政治家など著名人交際離婚不倫隠し子、あるいは過去不祥事などを巡る報道の大半は、そうではないか

 当人の「許可」がなければ取材報道もしてはならない、となれば、メディアは本人が望む情報だけを拡散する宣伝媒体しか機能しなくなる。

 私人でなく芸能人についての報道だ。それについて「許可」が必要かと問う。羽生芸能人プロ)として、スケートショーで莫大な稼ぎを得ている。1席5万円の席を数千席も売っており、1回で数億円の売上げを誇る。普段芸能人としてマスコミを利用しておきながら、いざ結婚となると「許可」を求めるというのは、ご都合主義だろう。

 

 「それでもプライバシーについては許可必要だ」

 というのが、はてなーの声だろう。しかし本件は、必ずしも「プライバシー侵害」とは言えない。理由は次の二点。

 そもそも結婚慶事であり、結婚の告知はプライバシーには相当しない。結婚披露宴がプライバシーであるけがない。世間関係者に周知することで祝福を得る。誰も困らない。今回、困っているのは羽生結弦だけだ。少なくとも奥さんは困っていないし、むしろ名誉を感じている。だから奥さんの方からの苦情もない。この件では、地方新聞社が批判されているが、地方新聞社はよくある「結婚報道」「死亡報道」の一つとして(地元での)公開情報報道しただけだ。秘密となるプライバシー侵害したわけではない。

 羽生さんはあれだけの有名人。そして、奥さんとなった末延麻裕子さんも地元では有名なバイオリニストです。しかも、地元には彼女をよく知る方も多くいて、『おめでとう』という祝福の声が多数あがっていました。その事実を報じたまでです。

 小さな新聞社とはいえ人権問題については重く考えていますし、掲載前に弁護士相談しました。ウソを書いたのであれば訂正しますが、地元が歓迎しているという事実を書いただけ。記事を出した後についても、末延さんサイドからクレームなどは一切来ていません。 (¶)

 https://gendai.media/articles/-/119572?page=2

      ¶ の段落を加筆しました。

 地元慶事公開情報報道しただけであるようだ。プライバシー侵害とはまったく違う。

 この情報の公開を厭がっているのは、羽生結弦一人だけだ。そして、その彼は、普段マスコミを利用することで、巨額の金を稼いでいるのだ。

 そういうふうに、「あるときマスコミを利用し、あるときは極端にマスコミ拒否する」という二重基準を、マスコミは受け入れるべきなのか……というのが、江川紹子問題提起だ。「こんな基準を受け入れたら、ジャニーズ不正報道できなくなる」という懸念は、もっともだ。

 

 ※ 文春の「盗み撮り」は、また別の話。これはプライバシー侵害になりそうだ。しかし「盗み撮り」ならば、別件としてプロ弁護士に頼ればいいのであって、今回の「マスコミ批判」とは話は別になる。

 

 

 (3) については、特に論じない。

 


 

 一方、羽生本人よりも、妻の立場心配する声もある。「地元の声」として紹介される、「離婚された妻が可哀想だ」という趣旨だ。

 これについても、「マスコミが悪い」という批判をするのが、はてなーだ。しかし、「誰それが悪い」という責任論よりも、「被害者である妻が可哀想だ」という同情論を取ることもある。

 この件については、次の比喩を考えてほしい。

 すごい強盗に襲われた被害者夫婦がいる。その強盗は、巨大な力をもっており、巨大なナタを振るって、被害者夫婦を襲った。

 そこで、被害者夫婦抵抗することもなく、あっさり降伏した。夫は「命を助けてください。お金差し上げます」と言って、金を差し出した。さらに妻をも差し出した。こうして金と妻を差し出すことで、命は助かった。しかし妻は陵辱された。

 このあと世間は、「強盗強姦魔が悪い」と大々的に批判した。夫も「悪いのは強盗強姦魔です。あいつのせいで被害に遭ったんです」と言うだけだ。

 しかし妻は納得できなかった。「強姦魔に妻を差し出すことで自分だけは助かったのね」というモヤモヤした思いが残った。「僕はきみを守るよ」という結婚前の言葉はどこに行ったの、という思いだった。しかも、そのあとで離婚に至るなんて、結婚ときの誓いはどこに行ったの、という思いがした。「病めるときも健やかなるときも、妻として愛し 敬い 慈しむ事を誓います」という誓いはどこに行ったの、と。

 ともあれ、妻は「傷物」とされて、あっさり放り出された。

 夫も世間も、「強盗強姦魔が悪い」と大々的に批判するだけであって、可哀想な妻のことを考えてくれる人は、ごく少数にすぎなかった。

 マスコミ批判するだけの はてなーは、どれに該当するのか? 

 

 ともあれ、今回の離婚で大幅に利益を得たのは、羽生結弦一人だった。彼は妻を放り出すことで、離れかけた多大なファンを引き戻すことに成功した。これで話題を売ったあとでは、以後のスケートショーでは大量の客がチケットを購入してくれるだろう。「私たちの結弦さまが、他の女を捨てて、また私たちの前に戻ってくれた!」と狂喜乱舞することだろう。チケット爆売れ。マスコミは悪役となる。マスコミ羽生結弦に利用されただけだった。はてなーもまた、まんまと利用されただけだった。 

2023-11-18

ウクライナ降伏しそう

アメリカも見捨てるモード、反転攻勢してたハズが逆襲されてロシアに陣地取られてる

支援も先細りしか三重ないし終わりやね

しかし、通販生活叩いてたやつらはどう言い訳するのやら

2023-11-12

anond:20231112131659

頭や倒幕ではなく「民族ないし集団全体」が相手場合、むしろリーダー降伏させて敵集団体操らないといけないか無意味

それでも暗殺というなら、人狼方式で民の数を減らすことになる

2023-11-11

anond:20231111110517

ワイ:久我重明について教えてください

Claude:久我重明(くが しげあき)は、戦国時代から安土桃山時代にかけて活躍した武将です。

1536年、讃岐国国人領主久我通久の子として誕生

三好長慶に仕え、三好三人衆の一人として各地を転戦。

長慶の死後は三好政権下で実力者となる。畠山高政対立して畠山氏を滅亡に追い込む。

1582年の本能寺の変後、羽柴秀吉に臣従。四国攻めに参加。

秀吉九州征伐にも従軍し、大友氏を降伏させるのに貢献した。

晩年讃岐一国を安堵されたが、文禄の役出兵の際、朝鮮に渡ることな病死

織田信長による三好政崩壊後も四国大名として存続できたため、戦国大名の中でも生き残りを図る political survivor評価されている。

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