はてなキーワード: M-1とは
やめろって言ったってオタクは身だしなみ以外に金をかけちゃうし
つい共感しちゃう偏りとか歪なところをつついたり誇張して可笑しさを出すのがポピュラーな笑いで、
突かれた歪さに拒絶反応を示しちゃった事は気の毒だけど、そもそも誰も全てのネタで笑いなさいなんて言ってないしね。
ももの漫才は見た目で人を判断すんじゃねーよっていうツッコミ前提のネタだし
漫才の評価基準は台本の面白さだけじゃなく掛け合いの間やテンポも重要視されるから、ももの出来は決勝にふさわしかったよ。
〜本戦〜
モグライダー…優勝
ランジャタイ…優勝
ゆにばーす…やや優勝ではない
ハライチ(敗者復活組)…やや優勝ではない
真空ジェシカ…優勝
オズワルド…優勝
ロングコートダディ…優勝
錦鯉…優勝
インディアンス…やや優勝ではない
もも…やや優勝ではない
〜敗者復活〜
キュウ…やや復活ではない
アインシュタイン…やや復活ではない
ダイタク...やや復活ではない
見取り図…やや復活ではない
ハライチ…やや復活
マユリカ…復活
ヨネダ2000…やや復活
ヘンダーソン…やや復活ではない
ニューヨーク…やや復活ではない
男性ブランコ…復活
東京ホテイソン…やや復活
金属バット…やや復活ではない
さや香…復活ではない
〜総評〜
全員…優勝
M-1優勝おめでとう。
長年鳴かず飛ばずで金なくて親から借りまくって歯の治療費もなければ交通費もないところからここまで来たって、感動話に思えるかも知れない。
50歳過ぎてまともな稼ぎもなくて、バカで面白いからっていう理由で周りに引き止められて、今更売れました!おめでとう!ってなっちゃだめだよ。
売れたから良かったね。ではなくて、売れなかった時代の搾取を被害として訴えないと。
今までずっと被害者だったのに、売れて喜んで成功体験ですみたいな空気だしちゃったらそれはもう加害者ですよ。
ブレイクしてこれからいくら稼げるかわからないけど、今までコツコツと一つの仕事に打ち込んでいればその分の金額は十分に稼げたはず。
いわばこれって止まった時計問題と同じで、本人が変わったとか才能が芽生えたとかじゃなくて、たまたま世の中のトレンドが重なっただけの話。
それを努力とか学習とかに置き換えて搾り取るのがワナビジネス。
最初は面白い素人のおっさんがたまたま発掘されたのかと思って笑ってたけど、苦労話を聞けば聞くほど笑えなくなる。
周囲がそれを感動話にしようとしているのが本当にぞっとする。
芸人があつまって「売れてよかった」的な話をするたびに思う。それは搾取側の思うつぼだよって。
売れない人間同士傷を舐めあわせて、感動話に仕立て上げておいて薄く長く搾取を続ける。
成功者が生まれたら搾取側に回って(飯食わせてやってるとかいうけど、それはどうみても撒き餌だ。)、搾取を繰り返す。
闇営業問題のときにこの辺が全部明らかになってくれることを期待したけど駄目だった。
芸人プロライセンスとかを年齢制限設けて作ってプロとしての最低賃金を設けなり、最低限の生活を守りながらも途中で諦めても人生のやり直しができるようにしてほしい。
錦鯉がどうみても生存バイアスでしかなくて、それがそうだと理解できない程度の頭の人間がこぞってワナビジネスに飛び込んでいく姿を見るのはひたすら辛い。
せめて周囲は、あれが笑ってはいけない物の典型であると反応すべきだ。
これが30前の若手なら一発逆転サクセスストーリーだけど、少なくとも錦鯉に関しては搾取被害者として世に問いかけるべき話だってことをわかってほしい。
それでもまだ笑えると言うなら、世の中はよっぽど狂ってる。
優勝のシーンは感動的だったし俺も泣いた。
でもこれは絶対に美談ではない。生存バイアスを美談にしてはいけない。
彼らの成功を否定するつもりはないが、成功できないことがあたりまえな芸人たちの中で、彼らの成功は結果論でしか無い。
そうした被害者を増やさないために、彼らには成功体験を語るのではなく、給与制、定年制など諦めても人生の取り返しがつくような仕組みづくりに働きかけてほしい。
「50になっても売れませんでした」は、そのまま売れずに道を諦める人間にとっては仕組みとして残酷すぎる。
優勝おめでとう。
去年のM-1後に野田クリスタルがヤフコメをネタにしてたのでヤフコメのお笑い評論家は知られるようになってきたけど、5chのお笑い評論家もなかなか強い。
特に敗者復活戦については顕著。
始まる前は「敗者復活戦はワーキャー人気(若い女性ファンによる人気のこと)で見取り図が勝ち上がるんだろうな」などと言っていた。
その後、見取り図は4位に終わったが、今度はハライチが時間オーバーして知名度で勝ち上がった(スレではそういうことになっている)ことに対して延々文句を書いている。
ヤフコメはまだ一般目線で書いてるんだが、5chのやつらは「一般人は知名度で語るからクソ!お笑いファンの自分たちが正しい!」と言いながら知名度で語ってて本当に凄い。
こいつらは自局テレビの視聴者を奪う存在だって、テレビ局の人たちはまだ気づかないんだろうか。
ギャオではM-1の番組すぐはじめてて、テレビ放送の方は放送で別の芸人の番組やってるのに。
何考えてるんだろう。
モグライダー:聞き取りづらい。スピードは有るがグルーヴ感は無い。強弱・緩急が無いからか。ネタが美川憲一『さそり座の女』というのは古臭い印象で、若者に分かるのだろうかという感じ。
ランジャタイ:挨拶から聞き取りづらい。頭の中にギャグ漫画の原稿があって、それを再現しているような感じ。擬音と擬態語にあふれていて、ビジョンを共有できなければ、置いてけぼりになって楽しめない。
ゆにばーす:掴みが上手い。観客と空気のキャッチボールが出来ている。一人はダミ声だけど喋りは聞き取りやすい。動きも静動・緩急があり、やり過ぎない。良い意味でのしゃべくり漫才。上手くなった印象。
ハライチ:過去に見た、言い間違い漫才の印象があったので、今回は意外性があった。オチが少し弱い。しかし、勝敗を超えて、良いイメージを新たに観客に与えることが出来た。個人的には、高評価の上沼恵美子に賛同。
(ランジャタイ敗退)
真空ジェシカ:二進法ネタとか、掛け算もできない松本人志には理解できなさそう。無理なスピードは出さないが、細かく笑いのポイントをばら撒いていているので、テンポ良く感じる。一つ一つの言葉の選び方も良い。とり・みきのギャグ漫画を読んだ時の感覚に似てる。
オズワルド:滑り出しは静かなのに、すぐさま観客を話に引き込んで笑いを取れるのは、流石3年連続決勝進出の実力派。出場者の中では動きに頼らず、話芸で勝負している印象。緩急が気持ち良かった。高得点も見ていて納得。
(モグライダー敗退)
ロングコートダディ:来世の生まれ変わりを名称の尻取りで決めるという突飛な設定なのに、演技もセリフも分かりやすくて漫才の世界に入り込みやすい。おそらく説明力が高いのだろう。ツッコミがするキメ顔も良い。
(ゆにばーす、真空ジェシカが同率3位なので、ここでは敗退者決まらず。)
錦鯉:長谷川の頭を強く叩きすぎw。最年長にもかかわらず、出場者の中で群を抜くバカな内容。徹頭徹尾くだらなくて、笑うまいと頑張るほど堪えきれずに笑ってしまう。観客と審査員の笑いが、去年のブレイクはマグレじゃなかったと証明。
インディアンズ:極限まで悪ふざけをぶち込むスタイルは出番が早くて会場が温まっていない時には不利そうだが、今回は10組の終盤に出番が来たことで上手く作用したか。もう少し観客と空気のキャッチボールが出来ると、さらに評価が面白くなりそう。
(ロングコートダディ敗退)
もも:喋りも上手く声も良いので聞き取りやすく、言葉の選択も良いとは思う。思うのだが、良くも悪くも"関西の漫才"のステレオタイプどおりという印象。つまり優等生的。個人的には10組の中では印象が薄かった。
(もも敗退)