はてなキーワード: 諏訪湖とは
リニアの南アルプストンネルによる大井川渇水に就いてJR東海は「水量減少を最小限にする」と述べ、それを鵜呑みにして「なるべく水が出ない工事をするんだな」と考えている人がいるが、このJRの言い分は出鱈目な嘘である。以下その理由を述べる。
南アルプストンネルというと赤石山脈ばかりに注目が行くが、一番の問題点はフォッサマグナの西縁を通る事だ。しかも大深度で。
中学の地学で習ったフォッサマグナは大地溝で、本州を縦に切って断面を見ると西縁が静岡~糸魚川、東縁が千葉~柏崎のU字溝の形をしていて、U字溝の中には富士山、白根山、浅間山、八ヶ岳、箱根などの新しい活火山が入っている。
なんでこんなものが出来たかというとプレートテクニクスと日本海造盆運動に関係していて、太平洋プレートがユーラシア&北米プレートに巨大な力で押し付けられながら沈み込む際に日本列島になる部分が大陸から離れる方向、つまり太平洋プレートの方に動いて浮き上がってきた。
この一見おかしな運動は長い靴下を側面から押えながら履く時に似ている。上辺が内側に巻き込まれるので靴下はくちゃくちゃになり上部付近の繊維は上に動く場面があるはずだ。
この辺は面白いので背弧海盆などで調べてみて欲しい。紅海やカリフォルニア湾と日本列島が親類関係にある事が判るはずだ。サンフランシスコの東のサクラメントの平原は水に飲まれる前の日本海である。
この為に本州に当たる部分は北米プレート、ユーラシアプレートにそれぞれ乗る部分で引き裂かれた。ここにフィリピン海プレートが押してきて無理やり裂かれた部分は押し付けられ、大量の火山が発生した。
L字の鉄鋼を山の部分でぶった切ってからプレスで思い切り押してアーチ形になった様なもんだ。押し付けられて真っ赤に溶けて盛り上がったのがフォッサマグナの火山帯だ。
こういう経緯なのでフォッサマグナのU字溝内は活火山帯だがU字溝自体と周囲は断層と大破砕帯になっているのである。
一つは崩れやすいからであり、特にトンネルでは地圧が高いのに崩落しやすいという最悪な状態になる。
もう一つは出水で、岩がガラガラな状態というのはそこに水を溜めているか流れているという事だ。井戸は砂礫層に到達すると水が出るのである。今回静岡県とJRの争点になっているのはこっちである。
更に問題であるのは、普通の破砕帯は概ね水平に近い方向に伸びている事が多い。だがフォッサマグナでは垂直に伸びているのだ。
さてここで水圧を計算してみよう。
南アルプストンネルが通過する赤石山脈の標高は約3000m、東側坑口は550m、西坑口が800m。すると土被りは最大で2300mである。
この時破砕帯がある場合、その水圧はどれだけになるか?答えは230気圧である。土被り1000mの箇所でも100気圧。こんな圧力に耐えられる中空構造物なんてあるはずが無い。工事だって出来るはずがない。
だがこれは間違いなのだ。この気圧は静水圧だ。ここで水を流すと岩の隙間から噴出してくる動圧になり、制御不可能な数字では無くなるのである。
この為に、高土被りの破砕帯での工事ではまずは水抜きのトンネルを掘りまくる。掘りまくって水量が安定したら平衡状態である。出てきた水はどんどん流して捨てる。そうしないと圧力が高くなるからだ。これ以外に工事の方法は無い。「水抜きボーリング」で検索すると土木会社の解説が沢山出てくる。
更に中空のトンネル躯体が耐えられる圧力ではないのだからこの水抜きトンネルはずっと稼働させて水を流しっぱなしにしなきゃならない。もし封じてしまったら水圧は静水圧となり100気圧超という鋼鉄の球体以外に耐えられない圧力になる。
この辺を誤解してコンクリの本坑トンネルだけ作ってコンクリの壁で水をとめるというイメージの人が多いが全然違う。意図的に大量の水抜きをしなきゃ工事も出来ず躯体の維持も出来ない。
そしてこの抜かれる水というのは大井川の水源で湧き出すはずだったものなのだ。この水はそのままなら重力に従い低い方の東側坑口、早川か導水路を作って甲府盆地にに放流されることになる。そしてこの両方とも富士川水系なのである。
この辺について静岡新聞などは「大井川の地下を通るので地下水の分布が変わり」と説明しているがこれも違うんじゃないか?
そうじゃなくて大量の水抜きをするので周辺一帯の湧水は枯れるのである。それは工事の為に意図的にしなきゃならないものなのだ。それをJRはあたかも極力防止するよう努力するみたいな事を言っている。いい加減な騙しだ。
静岡県が大井川水源問題に拘る理由は地理院地図で大井川周囲を眺めれば一目瞭然だ。https://maps.gsi.go.jp/
ダムが多数あるが、ある程度拡大すると水色の点線が沢山出てくる。これらはダム用の水路トンネルである。山中を数十キロものとてつもない長大トンネルを掘り数段にも亘って水源利用をしているのが判るだろう。数もとんでもない数だ。
因みに農業用水や水道用暗渠は描かれていない。水道も農業用水もこれらのダムや水管路を元に組み立てているのだから水量が低下したら壊滅的なダメージがあるに決まっている。
因みに名産品のお茶の品質にも影響が~って話もあるがそれは尻馬の出鱈目です。お茶は丘陵地帯で水が引けず耕作ができない処で発展したのが特徴ですので。
フォッサマグナを高土被りで掘削なんて前例がないのにJRは湧水量の算定をしているが、それは過去の大清水トンネル、長崎トンネルなどの出水を参照している。この時点でインチキ臭いのだが、国民の方もその詭弁に気づいていない。
中学校の地学でフォッサマグナの事を勉強したのに暗記だけして忘れちゃってるのだな。そういう勉強もちゃんと役に立つ時があるんだよ。日本に住んでて土木をしようと思ったらフォッサマグナと中央構造線は避けて通れない。
以前、長野県が長野をパスしないリニアルートとして諏訪周りのルートを提唱した時、その平面図だけ見て平成の大八廻りとか言ってる人が沢山居たのだが、中央構造線とフォッサマグナ西縁の交差点が諏訪湖なのだ。諏訪湖が陥没地形になっているのはその為なのだよ。
だからトンネルに入る前に諏訪湖を地上で経由するかどうかは工事の難度どころか可否と水源問題の多寡に直結する。
鉄オタは電車が好きなだけでこういう問題を考える事が出来ない。
ネットメディアでは説明するより馬鹿を扇動した方がPVが上がるので「静岡県では”JRはのぞみを静岡に停めない”等の憤懣も聞かれ」などのどうでもいい所をクローズアップして書く。すると鉄オタは「はやいのぞみごうのていしゃえきをふやすのか!」と見事に釣られてSNSで吹きあがり争点がなんだか判らなくなるんである。あほか。
沢山インタビューしたりネットから意見拾えば尻馬に乗ってどうでもいい憤懣を言う人は出る。取材しないネットメディアはそこだけをクローズアップして書くので釣られて幼稚な吹きあがりしてるのが争点だと思い込むのであるな。なんの為に義務教育終えたんだい?
水源問題起こして難工事の末に開通させられるか?出来ないんじゃないかと思う。
ここは日本であって大地が安定したスイスなどとは違う。まだ動き続けてるプレートの境目にある若い火山帯であって、しかもフォッサマグナ西縁は北米プレートとユーラシアプレートの境目だ。更にフィリピン海プレートが角型の2分割列島を一本の弓型列島になるほどの力で押してる。
三大奇祭。
ぶっとい木を曳いて、坂から落として、川越えて、立てる。改めて考えると本当不思議なお祭りだ。
御柱の上に乗る人は貢献度で決まる。喇叭隊やコテ衆、お掃除係から初めてどんどん出世していくのだ。
役員が被る帽子というのもある。それさえ被っていればどこでも入れる。
観光客はツアーなんかに参加すると運が良ければ曳くことができる。
最近は観光客用の桟敷席もある。しかし高い。しかも柱一本見ての入れ替え制だと言う。
見所はいくつかある。
一番有名な木落とし。ニュースでも良く流れる、丸太に人が乗りながら坂を下るクレイジーなやつだ。
川越し。冷たい雪解け水のなかに棒を入れる。振り落とされて諏訪湖まで流されると危険。今は堤防があるので安全。
大曲。直角の角を曲がる。長いので大変。
鳥居くぐり。普通だと潜れない鳥居を傾けたり、斜めにしたり頑張って潜る。
建て御柱。建てる。棒には40人くらい乗り、ごへい(先端の棒)を打ち付けたり、上から餅を投げたり、垂れ幕を下げたりする。
木遣りを唄い、喇叭を鳴らし、ヨイテコショし、花火を鳴らし、くす玉を割り、やっと落ちる。
氏子は知り合いが出たり、お手伝いしたりで大忙し。
今回、前宮の建て御柱は規制が厳しくて、朝早くから付いていないと氏子でも入れさせてもらえなかった。
全て安全の為。
桟敷席買っていた人まで入ることができなかったみたい。
昔は、東京本社の人間が大阪支社に出張ともなれば、宿泊が前提。
遠路はるばるおこし下さいまして、ということで、一席設けて
それがいまや、朝10時から夕方5時までの会議を梯子して日帰り出張が
当たり前になった。
暖かい布団は窮屈な自由席に、暖かい夕食はワゴンの弁当になった。
Cルートが出来ても日本人は幸せにならないよ。朝6時八王子始発の
リニアにドブネズミ色のスーツを着たサラリーマンが鮨詰めになって、
大阪で8時30分から始まる会議の資料を轟音が鳴り響く長大なトンネルの中で読む。それがCルート。
一方、会議を早めに終えて、夕暮れの南アルプスを眺めながら読書しつつ、
「やったー、パパ!ありがとう!」
「なあに、今日は良夫の誕生日じゃないか!土産が買えたのもBルートのお陰だ。」
「何ですの?そのBルートって。」
「いいかい、ここが名古屋、ここの南アルプスを抜けて、ほおらここが諏訪湖・・・」
「いやん!くすぐったいですわ、あなたん!やめてください!あっ!あっ!」
「こりゃひとつ、良夫の誕生日プレゼントに可愛い弟か妹をこしらえて
やらにゃいかんな。」
「まあ、あなたったらん♪」
これがBルート。.
数日前に新聞に出ていた諏訪湖で心中した男女が発見された事件。
その男の方が、私の夫でした。
夫は、私には旅行に行くと言って家を出ました。
相手の女は、夫の元同僚でした。
私が夫の浮気に気付いていなかったわけではありません。
もしも離婚なんてことになったら、私も3人の子供たちもどうしていいのかわからなくなってしまいます。
だから、私は夫の浮気に気付いていながら、怖くて指摘できませんでした。
まさか浮気相手の女と心中するなんて、思ってもみませんでした。
夫が数日おきにしか家に帰ってこなくても、外に他の女がいたとしても、少しでも家族の楽しい時間が作れるなら、私はそれでかまわなかったのに。
しかし、あの戦争の時に家も財産も焼かれ、夫は失業し、それから夫は変わってしまいました。
毎日仕事もせず、ふらっといなくなっては、家に帰ってこなくなる夫。
私はどうすればよかったんでしょうか?
夫が死ぬ直前に私宛に出した手紙を読みました。
そこには革命がなんだとどうでもいいことが書いてありました。
生きてくれさえすれば、私はどうだってよかったのに。
なんで死ぬ必要があったのか私にはわかりません。