はてなキーワード: センサーとは
「情報を食ってる」という言葉には多分に嘲笑的なニュアンスがありますがそれは「まっさらな状態で感じたことが本物で情報を得た後は思い込みにより歪められた偽物だ」という考えがあるからだと思います。
しかしそれは完全な誤りです。
むしろ情報や知識を得た後じゃないと本当の味や香りはわからないんです(ごく一部の天才を除く)
人間の目や耳や鼻や舌は場合によっては高額な分析機器より高性能で精緻なセンサーですが、それを処理する脳がクソサボり魔なんです。
大飯喰らいの臓器である脳はことあるごとに省エネ運転を試みます。せっかくの高性能センサーが届けてきた信号をまるっと切り捨てて無視しちゃうんです。
例を出してみましょう。
隠し絵というのをを知ってますね?
よくできた隠し絵を見せられて即座に何が隠れているかを見つけられる人はそう多くありません。
確かにそこに描かれているものを信号として捉えてはいても脳がサボってちゃんと処理してくれないからです。
「何かが隠れているので探してください」と言われ意識してサボりモードが解除されて初めて”見る“ことができるんです。
そして一度見つけたら見えなくなることはないですし、トレーニングを積めば無意識に脳を働かせてパッと見でもわかるようになります。
味や香りもこれと全く同じなんです。
情報や知識がないままだと脳はわかりやすく強い要素だけを処理して他を捨ててしまいます。
「◯◯の香りがします」「隠し味に◯◯が入ってます」といった情報を与えられて意識をすることで細かい味や香りを感じられるんです。
五感は生得的に備わっていると考えがちですがトレーニングしないと本当の能力を発揮してくれないのは技術や運動能力と同じです。
うちの玄関のドアは鍵を持った状態でボタン押すと開錠される。車の鍵と一緒。
うちの玄関の電灯は、Google端末に玄関つけてというと付く。先日専用の電球買ってセットした。
どちらもそれなりに便利だけど、鍵はバッグの中の位置や電池の残量により反応が悪いことがしばしば。
玄関の電気をつけるのは室内のGoogle端末からしかできないので、出迎えくらいにしか使わない。
それなりに便利だけど、なんかこうイマイチ。
ほんとうにやってほしいのは暗くなってから帰ってきて、玄関の側に立ったら明かりをつけて(これは人感センサーでできそう)、ドアの外側から「ドアを開けて」と自分が声をかけたらドアが開く、なんだけど。
これってまだまだ難しいのかなあ。
ドアを開けて、を開けゴマ、的な。
なんちゃら抜き言葉、と呼ばれる概念は色々あるんだが、それらの根本的原因は何かと考えると、これは言葉のリズム感の変化なんじゃないか、って思うわけよ。
つまり省略された言葉というものに耳もしくは脳が慣れちゃった。これは適応と言ってもいいかもしれない。
たかが一音が抜けただけで細かい奴だなあ、と思われるだろうか。だけどリズムの世界において、「一つズレる」のはとても重要な変化なのではないか。
言葉が持つリズムが変化する時、その瞬間に生じる歪みに気付くか、気付かないか。そのセンサーがすなわち感性、リズム感というものだろう。審美感と言い換えてもよいが、時代と共に人のそれが変わりつつあるように思う。
ダイレクトドライブのフィードバック読み取り部はあの外周のドットではないぞ。あれは人間が見て確認するだけの内蔵ストロボスコープだ。
シンクロナスモータの回転数フィードバック制御は通常、モータからの逆起電力(BEMF)が0Vをまたぐタイミングを見る(ゼロクロス検知)などしてモータの現在の位置を特定する。回転が遅れていればパワーが足りないから電流を増やしたり電圧を早めに上げたりするのだ。調べるとSL-1200ではフォトカプラを使ったと書いてあるからそれを誤解したんだろうが、フォトカプラというのはオペアンプみたいなICの中にLEDと光センサーが密着して組み込まれていてLEDに流れている電気にマイコンをぶっ壊すような高電圧成分が含まれていても内部で物理的に絶縁されているから安心して読み取れるというただそれだけのものだ。
ストロボスコープというのは正確な一定周期で発光するランプで、SL-1200のテーブル外周に描かれた・・・模様は発光周期と選択された回転数が一致している場合はちょうど点滅周期と同期してランプの目前の・に光が当たりピタリと静止して見えるような間隔で刻まれている。メディアの規格に合わせて回転数が標準33 1/3rpm、高音質45rpm、旧式互換の78rpmがあるため3列あるわけだ。ピッチ調整を変えて、あるいはピッチが狂って発光周期と回転が同期しなくなると点が周方向前後に動き、だからスコープそのものが壊れていない限りあれが視覚的に静止していることで回転数が指定と合っている事が分かる。デジタルは信用できない音がおかしいと言ってうるさい奴がいればあのランプを点けてやればどうだピタリ止まっているだろう分かったら黙れと言って黙らせられるわけだ。ちなみに現代ではスマホ用のストロボスコープアプリというのがある。あの模様がないターンテーブルでは印刷した紙とアプリで再現してみることもできる。