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【オフサイド】
フットボールがアソシエーション(サッカー)とラグビーの2つに収束していく前からある概念。
オフサイドにいる選手はプレイしてはいけない。⇔プレイするためにはオンサイドにいる必要がある。
単にオフサイドにいる分には構わないが、何かしらプレイと関係があると判断されれば反則になる。
昔のフットボールはボール保持者が常に前線で、ボールより前でパスを待つのはつまらないという思想だった。前にいくにはドリブル。手で持ったら後ろの選手にパス。タックルも前方から。
サッカーが確立するにしたがって、前方へのパスを解法したいが、ガン待ちは引き続き禁じたいということになった。
そのため、古くはボールの位置だったオフサイドライン(オフサイドの境界線)が緩和されて、「ボール」・「ハーフウェーライン」・「ゴールラインから2人目の守備側選手(通常GK+1人)」の3つうち、一番相手ゴール側のものをオフサイドラインとするようにかわっていった。
競技規則の書き方に沿って書くと、"相手競技者のハーフ内"で"ボールおよび後方から2人目の相手競技者より相手競技者のゴールラインに近い"とオフサイドにいることになる。
ラグビーでは無秩序にならないようにより厳しくプレーを制限するよう進化した。シチュエーションによってボールより後ろに色々なオフサイドラインができる。
密集から剥がれた選手が止まっていたりぐるっと後ろに回ったりするのはオフサイドの位置でプレーに関与しないため。
スクラムから離れたところで横に並んでるのは、そこにスクラムに関与しない選手のオフサイドラインがあるから。
オフサイドルールはサッカーの中ではややこいけど、サッカーは野球やラグビーやアメフトの細かいルールに比べたらシチュエーションによる違いとかそんなにないので難しくないと思う。
https://news.yahoo.co.jp/articles/167538a475d9993892729eac4375467d81508062
一応卒業生だ。約10年前に卒業した。当時は体育会に入っていた。アメフトみたいな洒落たやつじゃなくて、もっと古風なやつだ。
さてタイトルだが、そんなはずがないだろう。こういうのは大学生に限った問題じゃない。ほぼ若者に限った問題だ。
若いうちは愚かだ。自分でもわけがわからないくらいにテンションが上がって、相当馬鹿なことをやらかしてしまう。
特に、シモに関してはそうだ。いろいろと欲求不満な年齢なだけに、性的暴行に走る人間もいるだろう。
ところで、私も彼ら犯罪者4人と同じくスポーツ推薦で入学した。少し、当時のことを思い出してみるに……
体育会のほとんどの部において、彼らと同じようなことをする者が最低一人はいた。
・同じ部の新1回生の家に押しかけて長居し、帰る頃に性交渉に及ぶ(行為中の写真を撮って部員に自慢する)
・個室のある居酒屋で新歓・追い出し・祝勝その他の飲み会をする際、メンバーによっては性的な行為が行われる
※2009年の京都教育大学の事件が懐かしい。当時京都の高校生だった自分は汚い物を見るような視線を向けた。今思えば、あの時は純粋だった。幽遊白書の仙水みたいに、この世には正義と悪があるのだと信じていた。
・他大学の女子であれば証拠が残りにくいと考えるのか、合コンになると途端に狂暴になる。後先構わず打ちまくるイメージ。店を出た後で「二次会に行こう」と腕や手を掴んで引っ張るのは基本だった。
元になっている価値観が原因だと感じる。
思えば、体育会の後輩は奴隷のように扱われていた。私のところだと、後輩は先輩の投げ込みに何百本でも付き合う必要があった。どれだけ痛くとも。それで、その彼が先輩になる頃には同じことを繰り返すのだ。
そういう鬱憤が溜まると、精神的に一定の域に達していない者は、「条件さえ揃えば誰かを好き放題してもよい」という価値観をもつようになる。精神的にレベルの高い者は「こういう文化は自分の代で終わりにせねば」と社会の未来を考えた意見をもつようになる。
自分も、強姦といってしまってもいいのか、そういう事案に巻き込まれたことはある。3回生の時だった。
ニュースの4人と同じく、中京区(東京で例えると新宿+池袋みたいな感じか。飲み屋街の近くに百貨店などが並んでいる)の個室居酒屋で合コンがあったのだが、お持ち帰り交渉に成功しかけた柔道部の後輩がいて、彼の住んでいる三条通りのマンションに男3人と女2人が入ることになった。
そいつは普段は大人しいのだが、酒が入ると異性に積極的になるタイプだった。ほろ酔いだった私も家にお邪魔させてもらって、三次会を楽しんだ。
日が変わった頃、私がトイレから出てくると、男女1組が【そういうこと】になっていて、残りの2人がそれを見ていた。性行為の一番初めが終わって、上の服を脱がせている場面だった。
私は立っていたから、たまたまその女子が嫌な表情を垣間見せたのを見ていた。どうやって止めたかは覚えてないが、「やめとけ、嫌がってる」とか言ったかな。
それで、後輩の方は急にしおらしくなって「、ごめんね」と女の子に告げた。酒が抜け始めていたのか、それともいったん理性が強くなったのかは分からないが、言うことを聞いてくれた。
でも、もし後輩でなくて4回生とかだったら。私は止めるために声をかけただろうか。かけなかったんじゃないか。今となってはわからないが。
かなり前の増田で、自分と同年代と思しき社会人が日記を上げていた。「俺の通ってる大学に入りたかったんか」と勘ぐった思い出がある。
https://anond.hatelabo.jp/20210301212331
後半の方に、社会に生きる人間としてよくない行為をする大学生が簡単に紹介される。こういうのを見ると、冒頭の話に戻るが、性的暴行に限らず、若い人間は愚かなことをするのだというのがしみじみとわかる。
あの4人は氷山の一角に過ぎない。若い人間というのは、京都府内だったら京大だろうと、京都府立医科大学だろうと、同志社だろうと立命館だろうと、それ以外のどんな大学でもそうだし、専門学生でもそうだし、フリーターや派遣労働者やニートでもそうだ。彼らは『愚か』という点では全く一緒の存在だ。
ただまあ、あの連中に限らずスポーツ推薦(特にセレクション入試)で入学している場合は、中学高校時代にスポーツの世界で活躍してきた人ばかりになる。ちょっとばかし全能感に駆られることが多い。それで物騒な行為に及んでしまうのだ。中途半端で、間違った方向の自信が他者を蹂躙することになる。
思ったより長文になってしまった。取り留めのない内容ですまない。