「いぬる」を含む日記 RSS

はてなキーワード: いぬるとは

2024-01-23

anond:20240123083603

お前は寿司家の話をもってして意味もなくキレる人間が周りにいないぬるま湯さんは羨ましいわー

って被害者ポジション悦に入ってんだろ

普通人間意味もなくキレる人間が周りにいようが得られる情報から女側がおかしいって判断してんだよ

2024-01-19

逆に聞くけどはてなーは「だんまり決め込んでいる被疑者から何とか自白を取れ」って言われて罵詈雑言封印し続けられるの?

失敗したら自分評価が下がるし、相手は完全にうつむいて時間切れになるのを粘ってきてるのに?

どうする?

「揺るがない証拠があるんだからそれを突きつければいいだろ」なんてのは中身のない空論だよ。

証拠突きつけた相手逆転裁判みたいに勝手発狂してくれると思ってるならそれは他人とまともに裁判起こしたことがないぬるま湯人生から出た戯言しか感じない。

世の中の人間、とりわけ悪事に手を染めることが出来る人間ってのは「黙ってさえいれば事実はどうあれ自分の刑が軽くなる」と考えたらいくらでも黙り込むんだよ。

それが人間として正しいか間違ってるかなんて本人には関係ない。

だってそもそも犯罪に手を染めるほどにモラルが低いんだもの

そういう人間事実を突きつけたって「知らん顔すればいいだけでしょ?」でノーダメなの。

でもね、プライドを傷つけてやれば「なんか言い返してやるー!」となってようやくボロを出し始めるわけ。

喋らせないことにはなんともならないけど、相手善意を期待したりまともに話が通じることを期待しちゃ駄目なの。

相手クズであればあるほど、その口を割るための最後の細い糸が「相手プライドを如何にして逆撫でして、不利と分かっていても喋るように仕向けられるか」になってくるわけ。

黙秘権を過剰に講師する相手に対してプライド方面から攻め手を打つ検察ってのは凄く仕事熱心だと思うな。

それこそ腐りきった検察だったら壊れたスピーカーみたいに「あなたはこの日これをしましたね。はいと言ってください。いいえならいいえと言ってください。黙秘ならはいと言う事にしますよ?」をひたすら繰り返すぐらいしかやらなくなるから

自分の頭を必死に捻って、今手元にある証拠をただ突きつける以上のナニカを探ろうとするってのは、責任感があってこその仕事だと思うな。

税金泥棒として割り切ってるなら相手が黙ったままでいるのをいいことに自分も黙りこくって適当時間が過ぎるのを待って、そのあと上司から怒られても「だってだって相手が黙ってるんだもん」で済ませようとするだろうさ。

今の司法システムの中でちゃん仕事をしようとしたらね、いつかは相手プライドをくすぐってやる必要が出てくるんだって

どうせはてなーは「自分が同じ状況になったらどうするだろう?」なんて考えずに批判してるんでしょ?

そんな身勝手な事後孔明は単なる無責任しかいね

正義感からAEDをやった人に対して「おっぱいを見たいかAEDを使ったんだろ!うらやまけしからん!」と安全から罵倒するようなもんだよ。

この世で最も卑劣行為の一つと言えるね。

2023-11-27

anond:20231104095837

人が死なないバトルアクションもの面白いか?

死の恐怖があるからこそ、スリルが生まれて読む側も展開が気になるんじゃねーの?

絶対に死人が出ないぬるいバトル見たいか

2023-10-26

あああああ

情報商材っぽいDMに返信してしまった

だってだって多重質問かまされたんだもん…

一瞬でゆるいぬるま湯お花畑お絵描きアカウントツイッタラーから疑り深くて脊髄反射であげつらう性格の悪い増田民に脳が切り替わったよね

多重質問スルーすることなんてできないよぅ🥺ぴえん

2023-10-20

anond:20231020152232

専門学校なんか大学受験勉強すらしたくないけど社会にも出たくないみたいなゴミカス9.5割で

真面目にプログラミング習得したいと思って入る奴は残りの0.3割くらいしかいないぬるま湯通り越した環境だぞ。

anond:20231019012834

公務員って考えたことなかったけど。副業禁止ロックインされてしまうんだな。民間副業禁止契約だけど公務員法律でなんか破るハードル高そうだし。市場さらされないぬる環境で外で生きられなくなる

2023-10-01

anond:20231001183934

だいたい夫さんと上の兄弟は一度やるけど一口目でまずっていって吐き出す

あほぼ味しないぬるま湯だから

2023-09-08

anond:20230908192039

世の中の厳しさを知らないぬるま湯おじさんは結構見るなあ

公務員とか、民間でも高度成長期に入れてろくな仕事してないのに高給もらってるおっさんとか

anond:20230908192039

エリートが楽だというのは皮肉なんだがな

当然だが厳しい世界努力必要知的努力が当たり前の環境だが、精神的に落ち着いた人間が多いので生活やす

当然だが世の中の仕組みや関係などをよく知ってるのはこち

ものを知らないバカ感情制御できないサル努力のできない堕落した原始人のコミュニティは何の努力必要いぬる世界だが、頭のおかしい奴だらけなので人間関係地獄という

世の中を知らない思い込みの強いバカが、謎の主観を世の中の厳しさと誤解しているが単に無能知的に足りないだけである

2023-09-02

anond:20230902032000

関連記事いちばん腑に落ちた

健常者ぶって社会人ごっこしてるようにしか思えないレベルの低いぬるま湯ばかりで辟易する

部族の慣習に従えるかどうかが焦点で仕事効率化みたいな視点は一切ない

どこまでいってもやる気熱意言い方が取り沙汰されていく

悪意の有無なんて小学生レベル観点問題を語り始める

内輪ウケの良さ外面の良さ声のデカさが評価基準

俺はこの世に愛想が尽きたよ

俺に並び立てる人材を揃えることがまず不可能

チームを組めないので0回戦敗退

もっと頭が悪く生まれてくれば仲間が見つかって幸せだったのにな

2023-06-13

anond:20230613185127

3Dもっさりわかる

実際注意して見てみると大して経過時間としては変わってない気がするけど

3Dアニメ特有の中割のないぬるぬる感かなあ

UXって不思議

2022-12-02

anond:20221202114103

上流工程下流工程がある程度分かれているのは日本独特で、GoogleやMetaのエンジニア設計製造も両方バンバンやれるから高収入なんやで。

からコーディングしかできないエンジニアGoogleにもMetaにも入れません。

コーディングだけの人がエンジニアとして仕事できちゃうのは日本が厳しくないぬるま湯だからですよ。世界標準にしたら仕事ないようなエンジニアでも雇ってもらえるのが日本やで。良かったな。

2022-11-19

anond:20221119083412

昔は低学歴でもいい企業に入れる時代

グローバル競争に晒されてないぬるま湯の環境の中で

社内が全員バカだった時代からうまくやれたんだよ。

 

びっくりする

2022-10-30

anond:20221030171005

需要活躍度合の少ないぬるい職」以外の職って日本になんかあるの?

いか円安なのでは?

anond:20221030165628

やっぱり現代的な司書業務の意義ってあんまりよくわかんないや。需要活躍度合の少ないぬるい職を確保したい、しか給料上げてくれ、っていう話と、「貧乏人が学力をつけるための文化資本(キリッ)」ってなんか実体と建前の乖離が激しすぎて正直良く言うよな、って感じる。

2022-09-12

anond:20220912153748

何が起こってるかわからいかしわかってきたくらいの初心者帯が一番楽しいんだよね

慣れてきて周りがよく見えるようになると、味方のミスとか何が悪いのか明確にわかるようになってしまってだんだん色んなことに腹が立ってくるようになる

週数時間くらいぬるく楽しくやってるのが一番楽しいと思う YouTube見て戦術とか考え始めてランクなんて初めてはいけないぞ 泥沼だから

2022-06-16

anond:20220615174308

言いたいことは分かるけど、それをやる=回転率が上がると会社側も選ばれる=捨てられるというリスクが今の比じゃなくなるぞ。

今よりも一層給与社会貢献、将来性や学べる機会といった指標中小企業に対してもかかる。

お互いぬるま湯なのをやめる覚悟があるなら全然それでいいよ。

 

つーか増田の言う事が正しいのであれば全て派遣フリーランスだけで会社経営すれば?

正社員に無理を吸収してもらっているから高額で依頼を出せるってことがあん理解できてなさそう。

お互い対等な立場に近づくほど不利になったら簡単に見捨てられる会社になるけど自信あんのか?

日本式の良いところだけ残そうなんて期待してんじゃないだろうな。

金で買った忠誠心で作った城なんて道端の段ボール集めたハウスと何も変わらないぞ。火付いたら終わり。

2022-04-22

子供を諦めた45歳独身女性の遅咲き。今からでも「子供はいらないか

今は昔、ネットで知り合った19歳の女の子が、あとから最初に会ったとき17歳だったと言われた。

17歳って言うと引かれると思って」

19歳も17歳あんまり変わらないし(14歳とかもいたから)、

若いのが好きとかもないから、まあ別になんともないんだけど、

えっちなことやりまくって、ワイのアナルを開発されて(指を3本挿れられた)、

色んな体位して、ラブホ48時間閉じこもったり、アナルセックスもしたし、

そんな子が17歳だったと思うと、自分17歳ときは。。

19歳でも変わらないか。あ、顔はすんごく地味。ブスじゃないけど地味。

「やりまくってるの?」「相手いるからですよ。増田さんが高校生の時、30歳の私がいたら?

エロ漫画シチュエーション全部やりたい」「先生万引きしたこと内緒にしてください」

「そ、その代わり、いいよね」「わかりました。。あんあんあんあん、いやん、先生

明日学校ノーパンで来なさい」「本当にやったことある。だれも気づかないから、

公園で遊んでた男の子にちらっと見せちゃった」

「僕は中学の時、同じクラス女子に『私がトイレ入るから、隣の個室から覗いてて」って言われて、

からその女の子おしっこするところ見ましたよ」「エロいそれから?」

「見てた?って聞かれて」「見てた」って言って、「毛が生えてた」って言ったら、

普通みんな生えてるから増田のも見せなさいよ」「いま大きくなってるから

勃起したの?へんたーい。勃起みせてよ」「見たいの?」「増田が私の見たからじゃん」って、

部活の準備室で誰もいない時見せた。「おなにーするの?」「してる」「出るの?」「出ます

「うわっ。何考えてするの?」「色々」「学校女子は?」「どうしておしっこしてるの見てほしかったの?」

増田が覗いたんじゃん。いまおなにーしてよ」「じゃあパンツ脱いで」「見てするの?」

パンツ脱いで」。脱いだパンツを奪って、それでちんこを包んで、女の子パンツに出したの。気持ちよかった」。

えっちはしたんですか?」「中学生でえっちの考えは無くて」「私は多目的トイレ全裸でおなにーとか」

「夜遅いときに入ったら、女の人が便器にM字で座っておなにーしてて」「それでそれで」

「顔は知ってる人で、『ごめんねこんなことしてて』『いえいえ』『一緒にします?』

します!』ってすぐジーンズトランクス下ろしたけど大きくならなくて、

格好つかないから『舐めましょうか』『してくれる?ありがとうちょっと綺麗じゃないけど』

で舐め始めたんですけど1分で『声出したいかラブホ行こう。お金出すから』でラブホに行って、

ずっとクンニして、相手はずっと『私のまんこ見てる?エロい?こんなに股開いて丸見えでしょ。

いっぱいぬるぬるするの出てる。えっちなことしか考えてない』とか思ったこと全部喋るようなマシンガントークで」

「結局えっちは?」「ふぇらしてあげるよからの、なんだ勃つじゃん!はーい、今からせっくすするよー」って。

この女の子に「外の女子トイレ盗撮できますよね」「そんなの見たいんですか?」で駅に行って、

「撮ってきましたよ」で見たら撮れてて、「最後おならでちゃった」「自撮りですか」

あとはその子SNSで見つけた女の子と仲良くなって、脈絡なく裸とか外でノーパンとかの動画送ってたら、

相手もお繰り返してきて、深夜のネカフェノーパントイレまで行くとか、

私のまんこの形は変ですか?とか。もちろんこっちも送ってたんだけど。半分パイパンとか。

ある時「いつも一人で撮ってるんですか」「男友達も見てます」「えっ。その人のちんこも送ってください」

手コキされて射精する瞬間を「本木雅弘」のタイトルで送りました。

テレビ電話したときは、こっちは二人羽織でおなにーして、相手は亀甲縛りでおまるに座ってて、

牛乳飲んで本当にお腹ゆるくして、おまるでするかどうか最後まで考えてました。

まあおまるにしたんですけどね。「私が増田さんの顔にうんちする?」「それはスカトロでは」。

外で野グソして犬の糞みたいに持ち帰るくらいはしました。

2日間介護練習面白かったな。2日間食事や着替えやお風呂や下の世話をするの。

うんちするの我慢しようとおもってたら下剤飲まされて、おむつにうんちの世話をフルでされて、

全然平気。臭いけど」って言われて、ワイが介護するときは、なんか大変だった。大変じゃないけど。

見られた感想は「おじいさんはいつもちんこ立ってますね。おばあさんは性処理させすぎ。

でも風呂とか寝ながらトイレしたり、お尻の穴が痒いときも書いてくれるのはやって欲しい。

硬いお肉を代わりに噛んであげるの、愛ですよね。アパートの1階に住んでる友達の外の洗濯物に、

私の洗ってないパンツを干しました(下着は室内干し)。盗まれるどころか、

知らない洗濯してないパンツが干されてて、悪質ないたずらで警察沙汰になるところでした。

シミからDNA鑑定されるのを「もってるのキモいから」と捨てさせ、

下着泥棒が間違えて手持ちの下着を残したのではないかとか、そんなんで落ち着きました。

全く私は疑われませんでした。あと、男性が行くファッションヘルスに行って、

まんこのなやみを聞いて欲しい」と、女の子身体洗ってもらって、

見せて見て、色がどーこーとか色んなちんことか、時間が余ったからローション塗ってもらって、

自分でおなにーしてひとりでイッて『横の部屋でおじさんとか、大きくなったちんこ気持ちよくして、

射精してもらってるんですよね」「あなたもたいがいよ」。

やりたかったのは、ワイが他の女の子とせっくすしてると思いきや、

下半身女の子女の子まんこに挿れてるから浮気じゃないってのを、

デリヘル女の子にお願いしたけどうまくできなくて、

目隠しして手コキしてるのはどっちでしょう。外れたら自分で出したの飲む。

手コキされて、それからコンドーム着けられて上に乗られて、

化粧品匂いからデリヘルのこなんだけど、入ってるのか素股なのか、

絶対デリヘルのこが本番したと思うんだけど、正解は女の子の手コキ。

のしかったな。

2022-01-27

anond:20220127150807

僕ヤバは性的な絵とそうでない絵を完全に使い分けてる

市川が他の人に見られて嫌がるような姿の山田ファンじゃない人の面前には出さないよ(特典やグッズでは出してくれる)

大抵の人はわかって楽しんでるのによくわかってないぬるオタク杞憂して騒ぎそうという意味でどうせつったんだよ

2022-01-10

恋人結婚してくれない

タイトル通り。どうすればいいんだろう。

新婚さんいらっしゃいを見ながら恋人に「いつ結婚する?」と聞いたら「え、結婚する気ないよ」と言われた。

めちゃめちゃびっくりして、きょどりながら「なんで?」って聞いたら理由自分浮気だった。

頭が真っ白になった。

ばれていないと思っていた浮気ほとんどばれていた。

次に出た「なんで」は無意識だった。「なにが」と聞かれ、なにを聞きたいのか考えなければならなくなって、言葉がすぐには出てこなかった。

「なんで言わなかったの」

結婚してないか別にいかと思って」

「なんで別れなかったの」

「付き合ってるの楽だし他に探すの面倒だから

「ごめん」

「謝らなくていいよ、それより結婚する気あったんだ」

何も言えなかった。

そのあと「結婚したいなら他の人を探してね」と言われて会話は終わった。

1か月くらいしてから婚活のためにマッチングアプリ登録した。

数十人の人とメッセージを交わして、何人かの人とは会ってお茶もした。

けれど恋人と比べてしまって、ふとした瞬間に冷めてしま自分がいる。

恋人は今でも優しい。

好きなものも嫌いなものもお互いに分かっていて、会話のテンポも心地よくて、同じテレビ映画を見て一緒に楽しめる。

でも恋人結婚してくれない。

自分はどうすればいいんだろう。

 

伸びてたか追記

まず釣りスレ釣りだとコメントするやつも釣られていることを自覚しろ

別に相談に乗ってほしくて書いたわけじゃない、自分100%悪いのは分かってるよ、ただの日記で自問自答でチラ裏落書きだよ。

 

浮気した理由は性欲を満たしたかたから。

恋人はもう3年させてくれない。ずっと誘ってたけど。

でもそれでも楽しかたから付き合ってたし結婚したいとも思ってた、自分子供いらないから求められなくて楽だとも思ってたし。

 

増田不安はいつかあっさりと乗り換えられてなおかつあっさりと忘れ去られる恐怖なんだろうなあ

結婚したい理由はこれ。

今は恋人が一緒にいてくれるからいいけど、歳取ってからふらっと消えられてしまいそうで怖い。

将来ずっと独身でいるなんて考えたらゾッとする。

 

性別を書くと男だからダメとか女だから許さんとかそういう性別を前提としたコメントになるので増田では性別は書かない方がいいんだよ。

性別書いていない理由に一番近いのはこれ。

自分フェミもアンフェも大嫌いでお前らのオナニーに使われるなんてまっぴらごめんなんだよ。まさかこんなにコメント付くとは思ってなかったけどさ。

 

>居心地のいいぬるま湯でゆるやかに縛り付けてると思うとなかなか狡い。それも報復の一つの形?

報復とか復讐ならまだ執着持ってくれてるのかな。

でも時間が経ったり他にいいひと現れたら捨てられるよね。

 

>素直に結婚する気ないと答えるなんて優しい。復讐しようと思えばもっと引き伸ばしたり婚約だけして浮気証拠押さえて慰謝料請求とかもできたのでは。

優しいよね、でも面倒くさいと思ってただけな気もする、ていうかさすがに婚約までしたら浮気はしない。

2021-10-20

罰ゲームって必要ないよね

ゲームに罰をつけたがる人って、ゲームはどうでも良くて誰かが嫌な事や恥ずかしい事をするのが楽しいだけだよね

いじめっ子と同じ思想

何かがうまくいかなくて罰の様に嫌な思いをするなんて現実だけで充分だよ

逆にゲームに罰をつけたがる人はそういう状況に当てはまらいぬる人生送ってんだろうな

 

話が逸れた

ゲームなんてみんなで遊んで楽しいねでお終いでいいじゃんね

冷静に考えたらゲームで罰とか意味わからん

 

罰ゲームがないと本気でやらない人がいる」って言い訳を聞くけど、その人ゲームかお前かどっちかが嫌いなだけじゃない?

ていうかゲームに本気になる必要なくない??

本気でやりたい人だけ本気でやりゃいーじゃん

別に本気でやってる人を否定したりしないけど、たかが娯楽に本気でやれって強制するのはどうなの

 

みんなでゲームして楽しいねで終わればいいのに

罰ゲームって本当クソ

2021-10-14

ちんちんメンテナンスしてますか?

1か月くらい見てなかったらひさしぶりに小便器おしっこしようと取り出したらものすごい臭かったし家で洗う時ものすごいぬるぬるしてた><

性欲がわかなくなってからぞんざいな扱いになってしまって申し訳なく思う。

2021-09-09

岸田が漢になっちゃったよw

岸田と言えば頼りないボンボンヘタレ外務大臣経産省の犬と言ったイメージだったけど

憲法改正による、緊急事態条項自衛隊の明記に踏み込んできたり、二階にほぼ名指しで引退を迫ったり

ここに来て覚醒した印象に代わって来た。

政策も攻めた内容になっていて納得感も高い、優れたものだった。菅の失敗から学んでプレゼン能力も向上させてきてもいた。政策発表会見は見事だったよ。

そう思うと顔つきすらも、ボンボンのような甘ったるいぬるま湯で育ったエリートから挫折を乗り越えた男の顔に見えてくるもんだw

河野がいいと思っていたし、河野立候補して政策を出すまでは保留するけども

俺の中では岸田もありになって来た。こういう思いは、俺以外の自民党員の中でも強くなってるだろうと思う。

女系天皇はないと言ってみたり、改憲必要性を訴えたり、際どい主張を確信をもって言える様になった姿を見てると

岸田が首相になったら、国際法違反韓国に折れるんじゃ?とか、対中包囲網敷いてる中で中国からの圧でへし折れるんじゃ?と言う不安も小さくなった。

中韓は岸田歓迎してたけど、この覚醒岸田の力強さは俺の中では安倍政権のそれと変わらない印象になってる。

ちょっと分かんなくなって来たね。岸田さん、ここに来て覚醒して漢になっちゃったよw

https://www.youtube.com/watch?v=TwoHZwESt0Y

2021-08-19

鮭の皮

残す?食べる?

俺はカリカリに焼いてあるやつは食べるけど完全に水分が飛んでないぬるっとしてるときは食べない。

2021-03-22

又三郎

風の又三郎

宮沢賢治


どっどど どどうど どどうど どどう

青いくるみも吹きとばせ

すっぱいかりんも吹きとばせ

どっどど どどうど どどうど どどう

 谷川の岸に小さな学校がありました。

 教室はたった一つでしたが生徒は三年生がないだけで、あとは一年から六年までみんなありました。運動場もテニスコートのくらいでしたが、すぐうしろは栗くりの木のあるきれいな草の山でしたし、運動場のすみにはごぼごぼつめたい水を噴ふく岩穴もあったのです。

 さわやかな九月一日の朝でした。青ぞらで風がどうと鳴り、日光運動場いっぱいでした。黒い雪袴ゆきばかまをはいた二人の一年の子がどてをまわって運動場にはいって来て、まだほかにだれも来ていないのを見て、「ほう、おら一等だぞ。一等だぞ。」とかわるがわる叫びながら大よろこびで門をはいって来たのでしたが、ちょっと教室の中を見ますと、二人ふたりともまるでびっくりして棒立ちになり、それから顔を見合わせてぶるぶるふるえましたが、ひとりはとうとう泣き出してしまいました。というわけは、そのしんとした朝の教室なかにどこから来たのか、まるで顔も知らないおかしな赤い髪の子供がひとり、いちばん前の机にちゃんとすわっていたのです。そしてその机といったらまったくこの泣いた子の自分の机だったのです。

 もひとりの子ももう半分泣きかけていましたが、それでもむりやり目をりんと張って、そっちのほうをにらめていましたら、ちょうどそのとき川上から

「ちょうはあ かぐり ちょうはあ かぐり。」と高く叫ぶ声がして、それからまるで大きなからすのように、嘉助かすけがかばんをかかえてわらって運動場へかけて来ました。と思ったらすぐそのあとから太郎さたろうだの耕助こうすけだのどやどややってきました。

「なして泣いでら、うなかもたのが。」嘉助が泣かないこどもの肩をつかまえて言いました。するとその子もわあと泣いてしまいました。おかしいとおもってみんながあたりを見ると、教室の中にあの赤毛おかしな子がすまして、しゃんとすわっているのが目につきました。

 みんなはしんとなってしまいました。だんだんみんな女の子たちも集まって来ましたが、だれもなんとも言えませんでした。

 赤毛の子どもはいっこうこわがるふうもなくやっぱりちゃんとすわって、じっと黒板を見ています。すると六年生の一郎いちろうが来ました。一郎はまるでおとなのようにゆっくり大またにやってきて、みんなを見て、

「何なにした。」とききました。

 みんなははじめてがやがや声をたててその教室の中の変な子を指さしました。一郎はしばらくそっちを見ていましたが、やがて鞄かばんをしっかりかかえて、さっさと窓の下へ行きました。

 みんなもすっかり元気になってついて行きました。

「だれだ、時間にならないに教室はいってるのは。」一郎は窓へはいのぼって教室の中へ顔をつき出して言いました。

「お天気のいい時教室はいってるづど先生にうんとしからえるぞ。」窓の下の耕助が言いました。

しからえでもおら知らないよ。」嘉助が言いました。

「早ぐ出はって来こ、出はって来。」一郎が言いました。けれどもそのこどもはきょろきょろ室へやの中やみんなのほうを見るばかりで、やっぱりちゃんとひざに手をおいて腰掛けにすわっていました。

 ぜんたいその形からが実におかしいのでした。変てこなねずみいろのだぶだぶの上着を着て、白い半ずぼんをはいて、それに赤い革かわの半靴はんぐつをはいていたのです。

 それに顔といったらまるで熟したりんごのよう、ことに目はまん丸でまっくろなのでした。いっこう言葉が通じないようなので一郎も全く困ってしまいました。

あいづは外国人だな。」

学校はいるのだな。」みんなはがやがやがやがや言いました。ところが五年生の嘉助がいきなり、

「ああ三年生さはいるのだ。」と叫びましたので、

「ああそうだ。」と小さいこどもらは思いましたが、一郎はだまってくびをまげました。

 変なこどもはやはりきょろきょろこっちを見るだけ、きちんと腰掛けています

 そのとき風がどうと吹いて来て教室ガラス戸はみんながたがた鳴り、学校のうしろの山の萱かやや栗くりの木はみんな変に青じろくなってゆれ、教室のなかのこどもはなんだかにやっとわらってすこしうごいたようでした。

 すると嘉助がすぐ叫びました。

「ああわかった。あいつは風の又三郎またさぶろうだぞ。」

 そうだっとみんなもおもったときにわかにうしろのほうで五郎が、

「わあ、痛いぢゃあ。」と叫びました。

 みんなそっちへ振り向きますと、五郎が耕助に足のゆびをふまれて、まるでおこって耕助をなぐりつけていたのです。すると耕助もおこって、

「わあ、われ悪くてでひと撲はだいだなあ。」と言ってまた五郎をなぐろうとしました。

 五郎はまるで顔じゅう涙だらけにして耕助に組み付こうとしました。そこで一郎が間へはいって嘉助が耕助を押えてしまいました。

「わあい、けんかするなったら、先生ちゃん職員室に来てらぞ。」と一郎が言いながらまた教室のほうを見ましたら、一郎はにわかにまるでぽかんとしてしまいました。

 たったいままで教室にいたあの変な子が影もかたちもないのです。みんなもまるでせっかく友だちになった子うまが遠くへやられたよう、せっかく捕とった山雀やまがらに逃げられたように思いました。

 風がまたどうと吹いて来て窓ガラスをがたがた言わせ、うしろの山の萱かやをだんだん上流のほうへ青じろく波だてて行きました。

「わあ、うなだけんかしたんだがら又三郎いなぐなったな。」嘉助がおこって言いました。

 みんなもほんとうにそう思いました。五郎はじつに申しわけないと思って、足の痛いのも忘れてしょんぼり肩をすぼめて立ったのです。

「やっぱりあいつは風の又三郎だったな。」

二百十日で来たのだな。」

「靴くつはいでだたぞ。」

「服も着でだたぞ。」

「髪赤くておかしやづだったな。」

「ありゃありゃ、又三郎おれの机の上さ石かけ乗せでったぞ。」二年生の子が言いました。見るとその子の机の上にはきたない石かけが乗っていたのです。

「そうだ、ありゃ。あそごのガラスもぶっかしたぞ。」

「そだないでああいづあ休み前に嘉助石ぶっつけだのだな。」

「わあい。そだないであ。」と言っていたとき、これはまたなんというわけでしょう。先生玄関から出て来たのです。先生はぴかぴか光る呼び子を右手にもって、もう集まれのしたくをしているのでしたが、そのすぐうしろから、さっきの赤い髪の子が、まるで権現ごんげんさまの尾おっぱ持ちのようにすまし込んで、白いシャッポかぶって、先生についてすぱすぱとあるいて来たのです。

 みんなはしいんとなってしまいました。やっと一郎が「先生お早うございます。」と言いましたのでみんなもついて、

先生お早うございます。」と言っただけでした。

「みなさん。お早う。どなたも元気ですね。では並んで。」先生は呼び子をビルルと吹きました。それはすぐ谷の向こうの山へひびいてまたビルルルと低く戻もどってきました。

 すっかりやすみの前のとおりだとみんなが思いながら六年生は一人、五年生は七人、四年生は六人、一二年生は十二人、組ごとに一列に縦にならびました。

 二年は八人、一年生は四人前へならえをしてならんだのです。

 するとその間あのおかしな子は、何かおかしいのかおもしろいのか奥歯で横っちょに舌をかむようにして、じろじろみんなを見ながら先生のうしろに立っていたのです。すると先生は、高田たかださんこっちへおはいりなさいと言いながら五年生の列のところへ連れて行って、丈たけを嘉助とくらべてから嘉助とそのうしろのきよの間へ立たせました。

 みんなはふりかえってじっとそれを見ていました。

 先生はまた玄関の前に戻って、

「前へならえ。」と号令をかけました。

 みんなはもう一ぺん前へならえをしてすっかり列をつくりましたが、じつはあの変な子がどういうふうにしているのか見たくて、かわるがわるそっちをふりむいたり横目でにらんだりしたのでした。するとその子ちゃんと前へならえでもなんでも知ってるらしく平気で両腕を前へ出して、指さきを嘉助のせなかへやっと届くくらいにしていたものですから、嘉助はなんだかせなかがかゆく、くすぐったいというふうにもじもじしていました。

「直れ。」先生がまた号令をかけました。

一年から順に前へおい。」そこで一年生はあるき出し、まもなく二年生もあるき出してみんなの前をぐるっと通って、右手下駄箱げたばこのある入り口はいって行きました。四年生があるき出すとさっきの子も嘉助のあとへついて大威張りであるいて行きました。前へ行った子もときどきふりかえって見、あとの者もじっと見ていたのです。

 まもなくみんなははきもの下駄箱げたばこに入れて教室はいって、ちょうど外へならんだときのように組ごとに一列に机にすわりました。さっきの子もすまし込んで嘉助のうしろにすわりました。ところがもう大さわぎです。

「わあ、おらの机さ石かけはいってるぞ。」

「わあ、おらの机代わってるぞ。」

「キッコ、キッコ、うな通信簿持って来たが。おら忘れで来たぢゃあ。」

「わあい、さの、木ペン借せ、木ペン借せったら。」

「わあがない。ひとの雑記帳とってって。」

 そのとき先生はいって来ましたのでみんなもさわぎながらとにかく立ちあがり、一郎がいちばんしろで、

「礼。」と言いました。

 みんなはおじぎをする間はちょっとしんとなりましたが、それからまたがやがやがやがや言いました。

「しずかに、みなさん。しずかにするのです。」先生が言いました。

「しっ、悦治えつじ、やがましったら、嘉助え、喜きっこう。わあい。」と一郎がいちばんしろからまりさわぐものを一人ずつしかりました。

 みんなはしんとなりました。

 先生が言いました。

「みなさん、長い夏のお休みおもしろかったですね。みなさんは朝から水泳ぎもできたし、林の中で鷹たかにも負けないくらい高く叫んだり、またにいさんの草刈りについて上うえの野原へ行ったりしたでしょう。けれどももうきのうで休みは終わりました。これからは第二学期で秋です。むかしから秋はいちばんからだもこころもひきしまって、勉強のできる時だといってあるのです。ですから、みなさんもきょうからまたいっしょにしっかり勉強しましょう。それからこのお休みの間にみなさんのお友だちが一人ふえました。それはそこにいる高田さんです。そのかたのおとうさんはこんど会社のご用で上の野原の入り口へおいでになっていられるのです。高田さんはいままでは北海道学校におられたのですが、きょうからみなさんのお友だちになるのですから、みなさんは学校勉強ときも、また栗拾くりひろいや魚さかなとりに行くときも、高田さんをさそうようにしなければなりません。わかりましたか。わかった人は手をあげてごらんなさい。」

 すぐみんなは手をあげました。その高田とよばれた子も勢いよく手をあげましたので、ちょっと先生はわらいましたが、すぐ、

「わかりましたね、ではよし。」と言いましたので、みんなは火の消えたように一ぺんに手をおろしました。

 ところが嘉助がすぐ、

先生。」といってまた手をあげました。

はい。」先生は嘉助を指さしました。

高田さん名はなんて言うべな。」

高田三郎さぶろうさんです。」

「わあ、うまい、そりゃ、やっぱり又三郎だな。」嘉助はまるで手をたたいて机の中で踊るようにしましたので、大きなほうの子どもらはどっと笑いましたが、下の子どもらは何かこわいというふうにしいんとして三郎のほうを見ていたのです。

 先生はまた言いました。

「きょうはみなさんは通信簿宿題をもってくるのでしたね。持って来た人は机の上へ出してください。私がいま集めに行きますから。」

 みんなはばたばた鞄かばんをあけたりふろしきをといたりして、通信簿宿題を机の上に出しました。そして先生一年生のほうから順にそれを集めはじめました。そのときみんなはぎょっとしました。というわけはみんなのうしろのところにいつか一人の大人おとなが立っていたのです。その人は白いだぶだぶの麻服を着て黒いてかてかしたはんけちをネクタイの代わりに首に巻いて、手には白い扇をもって軽くじぶんの顔を扇あおぎながら少し笑ってみんなを見おろしていたのです。さあみんなはだんだんしいんとなって、まるで堅くなってしまいました。

 ところが先生別にその人を気にかけるふうもなく、順々に通信簿を集めて三郎の席まで行きますと、三郎は通信簿宿題帳もないかわりに両手をにぎりこぶしにして二つ机の上にのせていたのです。先生はだまってそこを通りすぎ、みんなのを集めてしまうとそれを両手でそろえながらまた教壇に戻りました。

「では宿題帳はこの次の土曜日に直して渡しまから、きょう持って来なかった人は、あしたきっと忘れないで持って来てください。それは悦治さんと勇治ゆうじさんと良作りょうさくさんとですね。ではきょうはここまでです。あしたかちゃんといつものとおりのしたくをしておいでなさい。それから四年生と六年生の人は、先生といっしょに教室のお掃除そうじをしましょう。ではここまで。」

 一郎が気をつけ、と言いみんなは一ぺんに立ちました。うしろ大人おとなも扇を下にさげて立ちました。

「礼。」先生もみんなも礼をしました。うしろ大人も軽く頭を下げました。それからずうっと下の組の子どもらは一目散に教室を飛び出しましたが、四年生の子どもらはまだもじもじしていました。

 すると三郎はさっきのだぶだぶの白い服の人のところへ行きました。先生も教壇をおりてその人のところへ行きました。

「いやどうもご苦労さまでございます。」その大人はていねいに先生に礼をしました。

「じきみんなとお友だちになりますから。」先生も礼を返しながら言いました。

「何ぶんどうかよろしくねがいいたします。それでは。」その人はまたていねいに礼をして目で三郎に合図すると、自分玄関のほうへまわって外へ出て待っていますと、三郎はみんなの見ている中を目をりんとはってだまって昇降口から出て行って追いつき、二人は運動場を通って川下のほうへ歩いて行きました。

 運動場を出るときの子はこっちをふりむいて、じっと学校やみんなのほうをにらむようにすると、またすたすた白服の大人おとなについて歩いて行きました。

先生、あの人は高田さんのとうさんですか。」一郎が箒ほうきをもちながら先生にききました。

「そうです。」

「なんの用で来たべ。」

「上の野原の入り口モリブデンという鉱石ができるので、それをだんだん掘るようにするためだそうです。」

「どこらあだりだべな。」

「私もまだよくわかりませんが、いつもみなさんが馬をつれて行くみちから、少し川下へ寄ったほうなようです。」

モリブデン何にするべな。」

「それは鉄とまぜたり、薬をつくったりするのだそうです。」

「そだら又三郎も掘るべが。」嘉助が言いました。

又三郎だない。高田三郎だぢゃ。」佐太郎が言いました。

又三郎又三郎だ。」嘉助が顔をまっ赤かにしてがん張りました。

「嘉助、うなも残ってらば掃除そうじしてすけろ。」一郎が言いました。

「わあい。やんたぢゃ。きょう四年生ど六年生だな。」

 嘉助は大急ぎで教室をはねだして逃げてしまいました。

 風がまた吹いて来て窓ガラスはまたがたがた鳴り、ぞうきんを入れたバケツにも小さな黒い波をたてました。

 次の日一郎はあのおかし子供が、きょうからほんとうに学校へ来て本を読んだりするかどうか早く見たいような気がして、いつもより早く嘉助をさそいました。ところが嘉助のほうは一郎よりもっとそう考えていたと見えて、とうにごはんもたべ、ふろしきに包んだ本ももって家の前へ出て一郎を待っていたのでした。二人は途中もいろいろその子のことを話しながら学校へ来ました。すると運動場には小さな子供らがもう七八人集まっていて、棒かくしをしていましたが、その子はまだ来ていませんでした。またきのうのように教室の中にいるのかと思って中をのぞいて見ましたが、教室の中はしいんとしてだれもいず、黒板の上にはきのう掃除ときぞうきんでふいた跡がかわいてぼんやり白い縞しまになっていました。

「きのうのやつまだ来てないな。」一郎が言いました。

「うん。」嘉助も言ってそこらを見まわしました。

 一郎はそこで鉄棒の下へ行って、じゃみ上がりというやり方で、無理やりに鉄棒の上にのぼり両腕をだんだん寄せて右の腕木に行くと、そこへ腰掛けてきのう三郎の行ったほうをじっと見おろして待っていました。谷川はそっちのほうへきらきら光ってながれて行き、その下の山の上のほうでは風も吹いているらしく、ときどき萱かやが白く波立っていました。

 嘉助もやっぱりその柱の下でじっとそっちを見て待っていました。ところが二人はそんなに長く待つこともありませんでした。それは突然三郎がその下手のみちから灰いろの鞄かばんを右手にかかえて走るようにして出て来たのです。

「来たぞ。」と一郎が思わず下にいる嘉助へ叫ぼうとしていますと、早くも三郎はどてをぐるっとまわって、どんどん正門をはいって来ると、

お早う。」とはっきり言いました。みんなはいっしょにそっちをふり向きましたが、一人も返事をしたものがありませんでした。

 それは返事をしないのではなくて、みんなは先生はいつでも「お早うございます。」というように習っていたのですが、お互いに「お早う。」なんて言ったことがなかったのに三郎にそう言われても、一郎や嘉助はあんまりにわかで、また勢いがいいのでとうとう臆おくしてしまって一郎も嘉助も口の中でお早うというかわりに、もにゃもにゃっと言ってしまったのでした。

 ところが三郎のほうはべつだんそれを苦にするふうもなく、二三歩また前へ進むとじっと立って、そのまっ黒な目でぐるっと運動場じゅうを見まわしました。そしてしばらくだれか遊ぶ相手がないかさがしているようでした。けれどもみんなきょろきょろ三郎のほうはみていても、やはり忙しそうに棒かくしをしたり三郎のほうへ行くものがありませんでした。三郎はちょっと具合が悪いようにそこにつっ立っていましたが、また運動場をもう一度見まわしました。

 それからぜんたいこの運動場は何間なんげんあるかというように、正門から玄関まで大またに歩数を数えながら歩きはじめました。一郎は急いで鉄棒をはねおりて嘉助とならんで、息をこらしてそれを見ていました。

 そのうち三郎は向こうの玄関の前まで行ってしまうと、こっちへ向いてしばらく暗算をするように少し首をまげて立っていました。

 みんなはやはりきろきろそっちを見ています。三郎は少し困ったように両手をうしろへ組むと向こう側の土手のほうへ職員室の前を通って歩きだしました。

 その時風がざあっと吹いて来て土手の草はざわざわ波になり、運動場のまん中でさあっと塵ちりがあがり、それが玄関の前まで行くと、きりきりとまわって小さなつむじ風になって、黄いろな塵は瓶びんをさかさまにしたような形になって屋根より高くのぼりました。

 すると嘉助が突然高く言いました。

「そうだ。やっぱりあい又三郎だぞ。あいづ何かするときっと風吹いてくるぞ。」

「うん。」一郎はどうだかわからないと思いながらもだまってそっちを見ていました。三郎はそんなことにはかまわず土手のほうへやはりすたすた歩いて行きます

 そのとき先生がいつものように呼び子をもって玄関を出て来たのです。

お早うございます。」小さな子どもらはみんな集まりました。

お早う。」先生はちらっと運動場を見まわしてから、「ではならんで。」と言いながらビルルッと笛を吹きました。

 みんなは集まってきてきのうのとおりきちんとならびました。三郎もきのう言われた所へちゃんと立っています

 先生はお日さまがまっ正面なのですこしまぶしそうにしながら号令をだんだんかけて、とうとうみんなは昇降口から教室はいりました。そして礼がすむと先生は、

「ではみなさんきょうから勉強をはじめましょう。みなさんはちゃんとお道具をもってきましたね。では一年生(と二年生)の人はお習字のお手本と硯すずりと紙を出して、二年生と四年生の人は算術帳と雑記帳と鉛筆を出して、五年生と六年生の人は国語の本を出してください。」

 さあするとあっちでもこっちでも大さわぎがはじまりました。中にも三郎のすぐ横の四年生の机の佐太郎が、いきなり手をのばして二年生のかよの鉛筆ひらりととってしまったのです。かよは佐太郎の妹でした。するとかよは、

「うわあ、兄あいな、木ペン取とてわかんないな。」と言いながら取り返そうとしますと佐太郎が、

「わあ、こいつおれのだなあ。」と言いながら鉛筆をふところの中へ入れて、あとはシナ人がおじぎするときのように両手を袖そでへ入れて、机へぴったり胸をくっつけました。するとかよは立って来て、

「兄あいな、兄なの木ペンはきのう小屋でなくしてしまったけなあ。よこせったら。」と言いながら一生けん命とり返そうとしましたが、どうしてももう佐太郎は机にくっついた大きな蟹かに化石みたいになっているので、とうとうかよは立ったまま口を大きくまげて泣きだしそうになりました。

 すると三郎は国語の本をちゃんと机にのせて困ったようにしてこれを見ていましたが、かよがとうとうぼろぼろ涙をこぼしたのを見ると、だまって右手に持っていた半分ばかりになった鉛筆を佐太郎の目の前の机に置きました。

 すると佐太郎はにわかに元気になって、むっくり起き上がりました。そして、

「くれる?」と三郎にききました。三郎はちょっとまごついたようでしたが覚悟したように、「うん。」と言いました。すると佐太郎はいきなりわらい出してふところの鉛筆をかよの小さな赤い手に持たせました。

 先生は向こうで一年の子の硯すずりに水をついでやったりしていましたし、嘉助は三郎の前ですから知りませんでしたが、一郎はこれをいちばんしろちゃんと見ていました。そしてまるでなんと言ったらいいかからない、変な気持ちがして歯をきりきり言わせました。

「では二年生のひとはお休みの前にならった引き算をもう一ぺん習ってみましょう。これを勘定してごらんなさい。」先生は黒板に25-12=の数式と書きました。二年生のこどもらはみんな一生

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん