はてなキーワード: 発酵とは
数年前からあるSNSでフォローしてる女のコは、若干醜形恐怖を感じさせるくらい美意識が高かった
何かの作文コンクールで入賞したという筆に自信を持つ彼女は、純文学チックな文章で日々を綴っていた
生活や趣味、読んだ本やその時懇ろにしていた男との逢瀬、そして彼女を覆う化粧や衣装について
美意識とプライドの高さからか、しょっちゅう自分はブスだ、ブスな自分で苦しいと嘆いていたし、あんなブスがと時に自分以外のブスも許せなかった
私はパーツはいいけど配置と骨格がブスだからどうしようもない、と
友達や男からはかわいいなどと言ってもらえるけど、自分ではブスだと思うから信じられないと言っていた
それでもおしゃれは、特にメイクは自分に自信を与えてくれる、世界が開けると言って、饒舌に語り楽しんでいた
アイラインが綺麗に引けるようになった、少し跳ね上げると私の目が際立つ、アイシャドウはどのパレットのどの色とあれを組み合わせるといい感じ、ファンデは、リップは、アイブロウは、マスカラは、チークは、シェーディングは、ハイライトは、コンシーラーは、ベースは、
意志が強く気性が激しくて、危うげだった
彼女の尖った美意識やプライドは歳をとるにつれ角が取れ、今ある素材を生かしつつ美しくなろうと前向きになっていった
自分の稼ぎで憧れのデパコスやブランド品を手に入れ始め、ヒールを履いて背筋を伸ばし、徐々に自信をつけているそうだ
若いときは遊んだり遊ばれたりしたけど、今やめでたくプロポーズされて幸せの一路を進んでいる
アカウント名は、ほんの人さじ程度本名にちなんでたんだとわかった
検索すると、彼女が積み上げてきた発言からわかる素性に一致する、同姓同名の写真が見つかった
こぎれいで残念なブスだった
顔の骨格が間延びしてて、首が短くて頭がでかい、こけしみたいなフォルム
芋臭さがぬぐいきれないけど、なんとか灰汁抜きしましたって感じだった
発酵しすぎてて焼いてもダレる、どうしようもないパンの生地だなって思った
ガッカリした
あなたのプライドと美意識の高さから、実際はそれなりに整っていてそれを周りにも認められているのに、ブスって自称してるもんだと思っていたから
本当におかちめんこだなんて思ってなかった
物心ついた頃から、自分が相対的にどこに位置しているか理解できてる人だったんだね
今の生まれながらにクリスタルと同調する力を持った子供たちは信じてくれるだろうか。
始まりはそう、古き伝承よりも色あせた古き時代のスパゲッティは紅蓮しかなかった。
紡ぎ出す生命――そう、この俺だけで、帝国の新鮮な食材を使ったパエリアを口にすることもなく、獣どもに与える餌も、グランマルシェの迷宮も、鮮血《クリムゾンレッド》のバーミセラスと第一種ミート預言書の一節よりほかに無かった。
今更語るまでもないが、「大いなる時空の縦糸」などという呼称は帝国的ではなく、世界が闇に堕ちそうだというのにミートアカシックレコードを「生き血を糧に生きるラグー」と詠ばれるのを聞いたことがなかった。
うちのHNMLSのパテールなど、未だに血のように赤く破滅を招かないスパゲッティはモルボルだと思ってる。
ここからは俺の想像にすぎないが、赤く預言書にない偉大なるヌードルが地上人<ラムズ>権を得たのはイタリアンFFブームの気配が近づいてきた……誰もが勝利を確信したそのときのような気がする。
イタリア語のアンパンマンの顔みたいなやつがティラミススキル:完全魅了耐性とか……パンナコッタの眷属流行った頃。
初めて喰らい尽くしたカルボナーラにその瞬間だけは言葉を忘れた。
そのミルクと黒胡椒であえた炭焼き風パスタは、今に思えば日本式の全く異なる法則の下に存在する生命体ではあるが、偉大なるヌードルが発酵生成物と云うことが衝撃拡散(ショックアブソーバー)だった。
スパゲッティ――塩を振って炙っただけではない。
小指の力だけで大岩をも砕くサラ=ミとオニオン・ナイトとカプシークムが必ず乗った聖餅生地の帝都アメリウス式で、魔炎の触媒をかけて喰らう『存在』だった。
創造神すらも敵わないメィルシ・ゲリスートゥスなどなかった。
未発酵のため枯れました
私は頭が考えている事と、体の欲しているものが乖離していて、食べたいと思ったものを自由気ままに食べていたら胃がやられる。というか、かつてやられた。
胃腸の不調は1日2日食べなかったら復活していたんだけど、長い間腹の調子が悪すぎて、お腹が空くのに食べたら気持ち悪いを繰り返していたら少々の断食じゃ治らなくなってしまっていた。
食べて気持ち悪くなる癖に、腹は減るから本当に参っていた。減るから食いたいんだよね。減るなよ、ほんと。
そんで、スーパーであーーーー、また何食ったらいいんだよ、もうわからん!って思ってた時に、もう、腹に直接聞こう...と思い立った。買って食べて疲れての繰り返しだから、何買っていいかも全くわかんなくなってたのよね。
当時の私は野菜は無条件に体にいいと思っていて、いかなる時でも積極的に摂らないといけないと思いこんでいたわけです。
そして、私の行きつけのスーパーは入ってすぐが野菜コーナーなのよね。だからトマトとか、気になる野菜を一個一個聞いた。腹に。
聞くといってももちろん声には出さないですよ。頭の中で腹に向かってこれいる?と聞く。意外にも即答。いらん。え、いらないの?いらん。みたいな。
いくつかの野菜を聞いて全部いらんと即答される。一個一個聞くのが面倒になって、このコーナーにいるものある?と聞いたら、ない。だって。エーーー、野菜だぜ?いらんの?いっこも?と思いながら、移動して麺類のコーナーでふと焼きそばは?と聞いた。(焼きそば好き)そしたら、腹からイヤーーーーーーー!と驚きの拒絶をうけた。びびるよね、え、、そんなに...?わかった...と色々コーナーをさまよい、何故か焼き鮭にオーケーが降りた。焼き鮭ねえ、その時頭の私は焼き鮭を全く食いたくなかったわけです。
謎だわ〜マジかー、と思いながらチーズコーナーに差し掛かった時に、この中に食べたいものがあると腹が答えるからそこでまた足を止めた。当然、すぐ食べられるチーズだと思うじゃないですか。でもどれも違うって言うんですよね、腹は。ベビーチーズとカマンベールチーズとか、裂けるチーズとか、全部確認したけど、全部違う。でもこのコーナーにいるものがあると言う答えは変わらない。頭にハテナが飛びかったけど、聞き方をコーナーの右半分?左半分?みたいなアキネイターかよ、みたいな事をしながら場所を絞り込んで、やっと該当が見つかった訳です。またも意味不明な、カップ入りクリームチーズ!
焼き鮭(純和風)とクリームチーズて!どうせいと言うんじゃ...と思いつつ、その日頭と腹が満場一致で食べたいと思った酸っぱいパン、酸味のある発酵系?のパンと一緒に買って帰りました。
そんで、買って帰った酸っぱいパンにクリームチーズを塗って食べたら、久しぶりに、ほんっと久しぶりに美味しかった!
ごはんが美味しい!本当に久しぶりの感覚だった訳です。そして、試しにパンにチーズ塗って、焼き鮭を乗せて食べて見たら、これまた本当に美味しかった...体が喜んでる...
これで、腹の言葉を少し信頼して、その後しばらく食べ物は全部腹に聞きました。あまりに頭と腹の回答がかけ離れているから、え、これ?全く食いたく無いんだけど...という物を差し出される。食べたらマジでうまい。感動のうまさ。
別に特別なものではないんですよ。今までも食べた事あるものばっかりなんだけど、体が欲してるとこんなに美味しく感じるとは。そして、回答は早い。毎度即答。
このおかげで腹の調子はだんだんと良くなっていき、普通に食べれるようになりました。嬉しかったなぁ
元気になってしばらくは聞いてたんだけど、それなりに面倒でだんだん聞かなくなって、そんな事も忘れておりましたが。こないだ心底疲れる事があった時に、不意に思い出して、今日久々に腹と相談しながら買い物をしました。
栗の甘露煮を指名された時はマジ?!と思ったけど食べたらうわ、ウッマ!だったし、カリカリ梅を指名された時も勘弁してよ家に普通の梅干しあるやんけ?!と思ったけど、やっぱりサイコーにウマかった。