はてなキーワード: コミックマーケットとは
コミックマーケットの会場ではイヤホン等を使用せず音を出してゲームをプレイするのは、「他の参加者に迷惑のかかる行為」内の「ラジカセなどで騒音をまき散らす行為」に該当するとして禁止されています。
今回のコミケでは、ラブプラス、特に『彼女通信』でこのルールを違反する者が続出すると見て、準備会はかなり警戒を強めているようです。
他にもゲームに夢中になって歩行中に事故を起こしたり、イヤホンやヘッドホンのせいでスタッフの指示を聞き逃してトラブルになる事例も多発しています。
特にここ最近は「通信中を理由にスタッフの指示に従わない」や「マジコンを利用している参加者とのトラブル」など、通信ゲームを巡るトラブルも目立っているようです。
持ち込みが禁止品の中に携帯ゲームが含まれるような時代が来ない為にも、移動中は絶対にゲームをしない、スタッフの指示がある場所ではイヤホンやヘッドホンを外す、周囲の人に迷惑がかかるようなプレイはしない等注意して下さい。
今年は改正児童ポルノ禁止法案をはじめとして、「レイプレイ」に端を発する性暴力ゲーム問題、東京都の青少年問題の答申案問題など「創作物に対する表現規制問題」がクローズアップされた年だった
( ^ω^ )どうしてこうなった!児ポ法改正反対運動13:Human68k
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/doujin/1254503237/l50
↑表現規制問題を取り扱った2Ch上のスレッドで「表現規制反対運動においてコミックマーケットをはじめとする同人即売会側の動きが鈍い」と訴えてる人が居る。実際には訴えてる人はIDをコロコロ変えてなおかつ発言自体もかなり支離滅裂で独りよがりな意見が目立つ訳だけど、一方で今出ているコミケカタログを読んでみるとコミケ側もそれなりに危機感を抱いてる事は肌で感じる。つまりはコミケ側も手をこまねいているわけではなくおそらくは独自の手法で反対運動を展開しているのだろうとは思う、ぶっちゃけ一部の表現規制反対派が自分達の思い描いた通りの反対運動にコミケが参加してくれないのでこういう場で腹を立てているだけなのが正解なのだと思う。
しかし、この流れを見る限り表現規制問題に対してどうするべきかと言う点についてある種の対立が見え隠れするのも事実ではあるわけで、一部の規制反対派の考えとしては児童を取り扱った創作物の表現規制を求めるユニセフやエクパットに対して反対する側も「団結」を求める節がありネット上でも散見される。しかし、無理やり団結した所で意見集約をどうするかと言う問題はかなり出てくるし、それ以前に「表現規制反対」と言うだけで様々な考えを持つ人や団体をまとめきれるのかと言う問題もある。過去にされらが原因で離散したケースもあるし2000年代中盤に於いてNGO-AMIが表現規制反対運動の中心を担っていたものの動きが鈍かった印象がある。この事を踏まえるとこれからの「創作物の表現規制反対運動」は危機感を共有した上で個々の流れを拡大させつつ情報の共有や人的交流をすすめ連携を緩やかにしかし強くするという一種の分散型で良いと思うし、そうするべきだ。
この前、俺はニコニコでこんなのを見つけたんだ。
21年前の対談番組で、すぎやまこういち氏が景山民夫氏と対談していた時の話なんだけど、
すぎやま氏がこんな発言をしていたので紹介しとく。
僕がね、新聞で見てね、非常に感動した話ってのがね、西ドイツがね、ポルノグラフィーを解禁するときに、その議会の演説でね、西ドイツのその、上院議員がね、私自身はねポルノが大嫌いであると、ポルノグラフィを見ると気持ちが悪い。大嫌いだけども、今までのWHOの統計その他を見ると、ポルノの解禁した解禁国は解禁前よりも解禁後の方が全部性犯罪が統計的に減っていると。で、ポルノグラフィーは私は大嫌いだが社会にとって有用なものだから、これは解禁するべきであって、ポルノグラフィー解禁の方に一票投じるという演説をした議員がいたの。感動しましたね。
俺はもしかしたら、すぎやまこういち氏はうまく説得できれば規制反対派になってくれるんじゃないかと
前々から思っていたわけ。
なぜかというと、
・「ドラゴンクエスト」をはじめとして多くのアニメやゲームの仕事に携わっている。
・人権擁護法案に反対する意見広告に、「コミックマーケットに出す同人誌も」という文言を盛り込んでいる。
(参考 http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/4c/f1285d9eb17f53fa214a841e49b19f8c.jpg)
・秋葉原連続殺人事件に関して、ゲームと事件を結び付ける言説を批判している。
(参考 http://warasoku.blog18.fc2.com/blog-entry-554.html)
・2ちゃんねらーであることを公言している。
・慰安婦問題に批判的であり、APP研やECPATの思想的背景と敵対的であること。
・典型的なネット右翼的思想信条の持ち主であり、自民党を支持しながら表現規制に反対するということが不自然ではないため。
といった理由があるわけ。
でも、これで確信した。
すぎやまこういち氏はうまく訴えることができれば、
児ポ法とかのような表現規制にも反してくれるんじゃないのかと思う。
"THE FACTS"などのように保守系の意見広告を載せているように、
是非とも表現規制反対の意見広告を載せてほしいと思っているわけ。
楽観的すぎるかな?
コミケット77にコミック表現規制派の大規模偵察の可能性があります!
http://blog.goo.ne.jp/kotoba_mamoru/e/035204a29f287c99702af442d345e347
場に不相応な、インテリそうな中年男性やオバサンの集団などが、無闇に写真を撮っている、ノート・手帳などに記入している等、怪しい人物を見かけたら、不審者として近くのスタッフに通報を。
くれぐれも慌てず冷静に対処しましょう。
かれこれ1ヶ月半もすればもうすぐ冬のコミケなわけだが、最近になって上記の様な情報が流れている。
確かに成人向けとされる同人誌や同人ソフトに対して未成年に売らない事を徹底させる事は常識だとしても
「東京都の職員や表現を規制したい人がコミケを潰すために今回のコミケで偵察に来ているぞ!」
と煽ってもコミケは不特定多数の人が行き来する現状では単なるデマの域を出ないし、規制に反対する人が嫌う「疑わしきは罰せよ」をそのままやってる事に他ならないんじゃないかな?。
女が入ってきた文化は間違いなく衰退する
http://blog.livedoor.jp/kaibu222/archives/51466679.html
↑のブコメ
http://b.hatena.ne.jp/entry/blog.livedoor.jp/kaibu222/archives/51466679.html
既に※欄やブコメで色々と突っ込まれているが、色々と思うところがあったので書いてみる。
男だけで楽しくワイワイやってきたところに
女がチヤホヤされたいと私も混ぜてぇ~混ぜてぇ~とズケズケ入ってくる
そうして衰退した文化は多い
Ⅴ速
どう見ても、「流行る→落ち着く→定着or衰退」という、よくある流れになっただけのものがほとんどです。本当にありがとうございました。
定着or衰退期に入ると、あとはもう個人の趣味の領域で、やる人は深くハマってるけどやらない人は全然やらないというふうになる。
バブル期を経験した人が、「最近の若者は飲む・打つ・買うをしないね」と言ってるのと一緒。別に女関係ない。
昔は今より夫婦漫才が盛んだったし、音曲漫才は多数の女芸人が活躍してた(証拠映像:http://www.youtube.com/watch?v=tzWfxPs0Fmg)。
漫画挙げるなんて、もうね…2000年以降急に女漫画家が参入して来たとでも?
ただ単に男同士で遊んでて女の存在が見えてなかっただけ。
つーか、スレを見るに、今の中高生中心の若者文化を楽しむには年を取ったが、かといって昔のことはよく知らない20代ぐらいのやつが懐古厨気取って、昔は男だけで盛り上がってたはずだと、憶測だけでものを言ってるんだろうな。
まあ自分も20代で、お笑いと流行歌は昔のほうが良いと思っている懐古厨だけど、懐古厨気取るなら、こんなちょっと調べればわかることぐらい、調べてからものを言えばいいのに。
ここで、コミケを例にとって話をしてみる。
一般参加者の男女比については、2004年8月のコミックマーケット66でコミック文化研究会(九州大学助教授・杉山あかし)が準備会と共同で試験的に計測した結果によると、男性がやや多いかも知れないという。一方で、2008年2月に準備会が公開した資料「コミックマーケットとは何か?」によると、女性57%、男性43%である。サークル参加者に関しては、同資料によれば女性71%、男性29%であり、準備会は「世の中の認識とは異なり、女性の参加者が多い」と結論づけている。時期によってサークル参加者の男女の比率は大きな変動があるが、第1回コミック=マーケット開催当時から一貫して女性のサークル参加者数が男性のそれを下回ったことはない。
つまり、女の場合は比較的全員参加型になるのに比べて、男の場合は、一部の自分でガンガンやる人と、沢山の消費専に分かれる傾向があるということだ。
そして、消費するだけの人間ほど「自分たちのもの」「わしが育てた」と思い込みやすい。
実際に、2chやニコニコ動画などでは、運営は「誰でもいらっしゃい」のスタンスであるにもかかわらず、「自分たちのもの」と勘違いする男が沢山いて、「女は出て行けよ」などと言っている。
加えて男の場合、「女にはわからない男の世界」というホモソーシャル的な優越感を感じながら趣味を楽しむ人がいるのが原因かと。
これが全てですね。
文化の衰退の根本的な問題を考えずに女のせいにする思考回路は、子供がキレる原因をゲームのせいにする「ゲーム脳」と変わらんよ。
ゲーム脳を信じても子供のためにはならないように、女のせいにしたって文化のためにはならない。
もうほんと、何もしない人に限ってこういうこと言うよね。
ヒトラー総統も言っています。
ヒトラーを持ち出してくる時点でアレだけど、あのナチスの時代こそが、ドイツの文化が衰退した時代だったんだが。
近代日本においても、第二次世界大戦中が一番規制かけまくって文化が衰退した時代だったよね。
中国も、文化大革命の頃が一番文化が衰退した時期だ。中国の場合は、現代もまだ衰退期を抜け出せていない感があるけれど。
あと、是非ようつべで、昔の懐古厨代表、人生幸朗・生恵幸子の夫婦漫才見てみてください。
面白いよ!
http://www.youtube.com/watch?v=wHQflkzqDx8
そして、半田健人に超期待。
すみません、かなり勘違いされてます。
私自身は自分を凄く平凡だと思ってますよ。そしてそんなことはものすごくどうでもいい。
つまり「『一部の女性』と私を一緒にしないで!私は違うの!」でしょ。
全然違います。主体が逆です。
「一部の女性と意見が食い違う事で自分が外されるならそれはそもそも『性差別問題』なのか?」という意味です。
私が変わり者かどうかなどということは、どうでもいい話なのです。
このように中傷し見下して喜んでいるように見えたので
それは申し訳ないです。が、それも掛かって来る部分が違います。
規制賛成派のそういった女性の声を『引用する』人の事を指して書きました。
尻馬に乗ってる人達が嫌なんです。
私は「凌辱ゲーの存在に傷付く人に同情する」と書いてるんですが、全体を通して読まれてますか?
普通の女と違うアタシカコイイな人だなー
とか心底どうでもいいです。
なんてどこにも書いてませんよ。それは随分と恣意的な受け取り方ではないですか。
「目につかなくていい人の目にまで入ってしまうのは面倒だから」。これです。(勿論これが全てと言う意味でもありません)
「著作権違反のものを扱っているから」というのは当然大前提でありながらも、
出版社自体がファン絵を求めたりしますし、ファン活動への取り締まりは今のところかなり緩く、
過剰に取り締まるのなら、そもそも『コミックマーケット』など開催出来る筈もありません。
それでも「原作への後ろめたさや申し訳なさ、創作の元作品のイメージを壊したくない方への配慮」があるからこそ隠れようとするのでしょう。
「人の目につかない」事こそが重要なのであって、そこにファクターの一つとして
『男×男の性表現がある』事が含まれていてもそれは本丸ではありません。
つまり「法的にグレーだから」だけで片付けられる問題ではないということです。
一般参加者の男女比については、確たる統計がない。コミックマーケット66でコミック文化研究会(九州大学助教授・杉山あかし)が準備会と共同で試験的に計測した結果では、男性がやや多いかも知れないとの結果を得たという。サークル参加者に関しては、第1回コミックマーケット開催当時から一貫して女性参加者が多い。時期によって男女の比率は大きな変動があるが、女性サークルが男性サークルを下回ったことはない。
あと、この記事も興味深い。
http://d.hatena.ne.jp/ruku/20050430/p1
コミケを知っている人を対象に、コミケの男女比はどのくらいと思うのかを、男女別にアンケートを取っている。
実際の男女比は大体「男:女=40:60」で、女性の方が少し多いのだが、女性向けアンケートでは「男:女=60:40」、男性向けアンケートでは「男:女=70:30」という結果。
両者とも女性より男性のほうが多いのではないかと思っているのだが、特に男性のほうがより顕著だ。
http://anond.hatelabo.jp/20090306040620の流れで感じたこと。
詳細はニコニコ大百科を見てもらえればわかると思う。
http://dic.nicovideo.jp/a/%E6%8C%AF%E3%82%8A%E8%BE%BC%E3%82%81%E3%81%AA%E3%81%84%E8%A9%90%E6%AC%BA
そして、そのタグがなぜ荒れているかも。
要は、「こんなこと言って、本当は振り込まないんだろ。気持ち悪いからこんなタグつけるな」というゴタゴタが起きてるわけだ。
大百科にこういう記述がある。
このタグをつけられた作者が「じゃあ今度からこの口座に振り込んでください」と言ったら何が起こるか
こんなもの、ツンデレカルタ騒動を見ればそんなの火を見るより明らかである。
「振り込めない詐欺」タグをつけた人間で本当に振り込もうとする奴なんて極わずかだ。
このタグは、「素晴らしい作品を無償で公開したことに対する尊敬」と解釈するのが正しい。
ゴミのような二次創作物を有料で売ってる奴もいる世の中で、それは確かに尊敬に値する行為だ。
嫌儲は美しい。
なぜなら、対価を一切受け取らずに表現をするという行為は、自らの表現行為の純粋性を証明するもっとも有効な手段だからだ。
著作権を侵害せず、全くオリジナルな創作を対価を取って販売する行為はとりたてて責められるべきことではない。
それでも、対価を取らない方がより好意的に受け止められることは「振り込めない詐欺」あたりの事例で推察できる。
一方、人様の著作物を無償で利用する人間が自分は対価を取ろうという行為はどう考えても正当性があるとは思えない。
印刷代とやらを理由に正当化するのも到底理解できない。そこまで好きなのであれば印刷代くらいは自分で捻出すべきものだろう。
儲からないことが殆どという輩が多いが、そもそも世の中には儲かる可能性が無い趣味の方が多い。
もとより、赤字を覚悟で本を出すのであればいっそ、無料で配ったら良い話である。
配る対象を絞らなければならないのなら、アンケートと引き換えにする、同人誌同士を交換する(これは既に行われてるけどね。)等いくらでも方法は考えられる。
人に自分の作品を見て欲しいというのが動機なのであれば、現在は既にインターネットという手段がある。
本の形態で販売するよりも確実に多数の人にアクセスする機会があるだろう。そして、反響を得る機会も同様に多い。
仮に本を出すのであっても、無料でネットに公開すればいいのではないだろうか。
自分のことを棚に上げて同人誌作者が嫌う転売屋(同人誌書店とどう違うのだろう?)のような行為の抑制にもなるし、ちょうど良い。
人の著作権に寄生する立場で、自分の作品にアクセスしたいと思う人にお金を出すことを強要することはやはり醜悪な行為であろう。
クリエイティブ・コモンズに非商用というライセンスがあるのも、このような考え方が世界的に存在することを表している。
決して、日本だけの足の引っ張り合いの文化でも嫉妬でもない。
コミックマーケットのような同人誌即売会は既にその歴史的な役割を終えつつある。
あれは表現行為の場が欠乏していた時代における戦後の闇市のようなものだ。もはや現状では美しき嫌儲思想を汚す許されざる悪だ。
一度何かのきっかけで崩壊して、規模が縮小して本来の理念を取り戻す機会があればいいのだが。
「みんなに読んで欲しい」
「表現の云々」
ってのが超うそ臭いんだよね。
だったらネットで公開すれば良いのに。
本の形で出したいんだ、とかいう奴もいるけど別にネットに公開した上で本も出せばいい話だろうに。
結局、何のかんのいってお金とって売ってる時点でどう言い訳しようと商売だろ。
即売会なんかでは未だに「参加者」とか気持ち悪い概念で「みんな対等です」とか言ってるけどもはやそんなの成立して無いだろ。
もう完全に商売じゃん。金目当てじゃん。
読みたいという要望があったから?
じゃあネットで公開すれば良いよね?
人の権利侵害して金儲けする行為がここまで堂々と街中で行われてるのは先進国として異常じゃないの?
「儲けが出てるのはごく一部」「趣味の一環」
この手の言い訳はもう飽きたよ。
単に売れてないからそうやっていいわけしてるだけじゃん。
儲けが出るような構造で活動してるんだから結果的にどうであろうと関係ないし。
そもそも、商売目的じゃなかったら違法行為が許されるって理屈がわからん。
マジコン売ってる奴の方がまだマシだわ。
※主にリアルでの話
そんなこと言われなくても分かっているという人は
これはただの注意喚起と自分への戒めなのでテキトーに読み流してもらえればいいと思う。
自分がヲタであるということを他人に示すのはまさに自己主張の塊
ヲタ趣味が自己完結できる趣味であるというのはもはや言うまでも無い。
さらに良好な人間関係を築いていくというのは不可能に近いことではないだろうか。
そもそもヲタ趣味に限っては、人間関係を築くきっかけとしては有効かもしれないが、
「友達」と「ヲタ友達」というのはかなり異質なものである。
ヲタ友達を作る最大の目的となるのが「趣味の話題の共有」だろう。
共通の話題を持つ人間同士は会話が盛り上がり、一見すると大変仲の良いようにみえる。
しかし、本当に趣味が合う=仲が良いかといえばもちろんそうではない。
何万何十万といるファンのうちの一人でしかなくいつでも代替の効くものだ。
友達同士でオタク趣味を共有し、気づけばヲタ友達となっているケースもあるだろう。
しかし、そうなったら最後オタクな話題が先行し、ちょっとしたすれ違いから
「こいつとは趣味が合わない」と疎遠になってしまうことも珍しくはない。
何故そういったつまらないすれ違いが簡単に起きてしまうのか、
「モノ」が先行する世界であるという点ではないだろうか。
例えば普通の友人同士の会話でありがちなのが昨晩見たテレビ番組などだ
この程度の話題であれば、割と見ているものも共通で話題としても取り上げやすい。
凡庸であればあるほど、共通の話題は軽い内容でありさほど重視はされない。
そのため深く話題について議論する必要もなく会話は総じて個々人が尊重されて進んでいく。
たとえ芸能人の好き嫌いがあったとしても、オタクとは違い思い入れは薄い。後腐れの残るような会話もまず起こらない。
これがオタク同士になると、例えば好きな絵師について話題にしようとしたとする。
Aは「○又先生が好きでさ~」と話を振ったが、Bはデッサンの崩れやハンコ顔について指摘した。
(オタクというのは自分の趣向に総じて貪欲であるためこういった指摘は平気でする。)
Aはこのあとどのように快い会話を続けられるだろうか?
たとえ指摘まではしなかったとしても、あからさまに無関心そうな顔をするか話題を逸らすだろう。
たったこれだけのことでも友達となれる人が限定されてしまう、それがヲタ友達だ。
また、オタク同士の会話の中では「モノ」についての話題が不可欠となる。
その話題も多様で、入手方法・作者・価値・収集・保管・鑑賞など様々だ。
モノの入手について合理性を追求した集まりの典型が、同人誌即売会のバイヤー仲間だろう。
そのやりとりは時に「本当に友達なのか?」と疑問を抱かせる場面も少なくない。
良心で協力していたものが、気づけばただ利用されているだけになっていたなどということはしばしばだ。
遠方であり、その友人はなかなか行くのも難しい状況であったため快く引き受け、
早朝から午後まで半日以上並ぶことになったが、なんとか2限で自分と友人の分を手に入れることができた。
しかし1年後、別の友人づてから聞いたのだが、もうすでに飽きてヤフオクで処分していたらしい。
しかも、倍以上の利益を上げてだ。
「隠れヲタ」というものがあるが、
実社会で信頼を勝ち得て良好な人間関係を維持していくにはこれはかなり堅実な選択ではないだろうか。
ただし、ヲタの本質が強いほどこれはかなり忍耐を強いられるものだろう。
今幸いにも良好な人間関係に恵まれ、さらにオタク趣味も共有できる「友達」がいるのならば
「ヲタ友達」にしてしまわぬよう気をつけるべきだ。
特定の話題に固執するばかりに相手を不快にさせない、相手を尊重し思いやること。
これだけでも出来ていれば「まともな」友人関係は継続できるはずだ。
既に自分が相手にとって「ヲタ友達」でしか無くなっていた場合は手遅れであることが多いが・・・
それでもやっぱり「自分は○○が好きなヲタです」と吹聴して回るオタク
それは、ただ手放しで自分(が好きな○○)を絶賛してくれる誰かを待っているだけではないだろうか?
──1回目は、ただひたすら圧倒されるだけだった。
「同人誌」という物の存在は知っていたけれど、その売り手と買い手がこれほど大量に集まっている場に立つのは生まれて初めてだった。カタログの見方も判らず、館内をどう移動すればいいかも判らず、どこで何が売っているかも判らず、何を買えばよいかすら判らず。
殺気だった人混みをふらふらと彷徨する中で、大好きだったラノベの絵師の同人誌を1冊と、熱気に浮かされて適当な男性向けエロ同人を幾つか買った。
──2回目は、判断を停止して買いあさるだけだった。
前回の経験から館内の移動ルートをそれなりに把握し、どこでどんな傾向の本が売られているかをカタログから把握する術も身につけた。
目当てのジャンルへとひた走り、目に付く物を片っ端から買った。そこに善し悪しの判断や、自分の好みと合致するかどうかの考慮なんて物は全くなかった。
──3回目は、相手の都合も考えず一方的に話しかけるだけだった。
ネット上で見た事のある人たちがたくさんサークル参加していると言う事に今更気づき、彼らのブースを回った。向こうがこちらを知っているかどうかなどおかまいなし、ネット上の憧れの存在が目の前にいると言うだけで興奮し、親しげに話しかけていた。
このとき、俺は初めて、「ただの売り子」でなく、人格と思考を持った存在としてサークル参加者たちを認識したのだと思う。
──4回目は、裏側から見られる事を無邪気に喜んでいるだけだった。
サイトで描いていたものがその筋では有名な某サークルの目にとまり、ゲスト原稿として参加させてもらうことになった。その縁で売り子を手伝う事になり、生まれて初めてサークル参加をした。
スムーズな入場。机と椅子が見渡す限り並ぶ空虚なホール内の風景。開場前行列の人混み。サークル参加者同士の、新刊の交換を媒介にした社交。
全てが初めて体験する物で、自分がこれまでの3回で見ていたものの裏側を垣間見ている事に、たとえようもない興奮を覚えていた。
──5回目は、ただの歯車だった。
自分では何も描かなかったけれど、前回の縁で同じサークルの売り子を手伝う事になった。壁サークルへとステップアップしたそこでの業務の苛烈さは、俺をただ金を受け取り本を差し出す機械にした。
溢れる客をさばき、大量の新刊を完売させた瞬間の達成感は素晴らしかった。だがそれと同時に、自分はただの手伝い、交換可能な歯車で、この本達は自分が居なくともきっと売れただろうという事も痛烈に感じていた。
──そして、6回目。
家のプリンターで印刷した手折りのコピー本を数十部。折った紙にマジックで書いた「新刊 ¥○○○」の文字。ドローソフトと格闘し、何とか作ったロゴ入り看板。
売り子として手伝ってもらう友人もなく、俺はただ一人自分のスペースに、それらを並べて開場を待つ。
今ここでこうしているのが、1回目の頃から決まっていた運命のように感じながら。
「ただ今より、コミックマーケット75を開催いたします……」
http://anond.hatelabo.jp/20080806004918
言うのを忘れてたんだが、
ニコニコ大百科のコミケに関するところが物凄く充実しているので、そちらを参考にしてほしい。
もう他の資料なんていらないくらいの豊富さだ。
うん、言いたかったのはそれだけなんだ。
冬も書いてもいいんだが、夏にこれを超えることはできないと思って、凹んだんだ。
基本的に風邪にさえ気をつければ、夏よりも冬のほうがコミケは過ごしやすいような気がする(当社比)。
東方を狙っている人はガチで死ぬ気でいったほうがいいよ。死ぬから。
カタログは早めに買うのを忘れずにな。CD-ROM版を狙っているならいいが、冊子版はすぐに売り切れるぞ。
まぁ、私がいえるのはそれくらいだ。今年は大晦日ではないけれども、思う存分楽しもうぜ。
どの辺が怪しいと感じるのかについては個人的に凄く知りたいです。
画像が多かったり、例えばフラッシュとかがあると怪しくないのかな?
個人的には若干テーブルタグ使いすぎには感じるけど、
テキストブラウザで見ようが、(おそらく)携帯で見ようが……。
そういう状況でも非常に標示が崩れにくい設計がなされていると思うよ。
(昔のサイトを流用しているだけかも知れないけど)
対応しやすいものだと思う。
そういう意味で個人的にはわりと評価したいと思うんだけど。
どうなってたら怪しくないのか、良ければ教えて下さい。
あとまぁ参加案内については色んな意見があるだろうけど。
「一般参加者」の下に「コミックマーケット75インフォメーション」て
そんなにわかりにくいんだろうか。Ctrl+Fではだめ?
正直結構不思議なので是非教えて下さい。
y_arimです。
ここまで具体的に言わないとオタの人は服を買えないものなの!?
そっちにびっくりだ。普段どうやって服を買っているんだ・・・。
おっしゃるとおり、ここまで具体的に言わないと買えません。
で、普段どうやって服を買っているかというと、買っていません。マジで。
ぼく個人の話をさせていただくならば、5月に自ら思い立って服を買いに行きましたが、
これは実に4-5年ぶりのことです。現在着まわしている服には、2001年の同時多発テロ前に購入したものが多いです。
もちろん、まともに社会人をやっているオタの人ならばもう少しマシだとは思いますが、
ここ数年会うたびに同じ格好しているよなあという30代のオタの知り合いはざらにいます。
一般化は難しいですが、重症例の多いと思われるぼくの見聞きした例(自分含む)で言うならば、
まず「普段」服を買うという習慣自体が存在しないわけです。
服を買うのはとてもレアなイヴェントです。相手の都合を考えない身勝手さを承知でオタク的に喩えるならば、
東京ビッグサイトでやってるコミックマーケットは年2回しか開催されませんが、
年2回は確実に開かれるぶんまだ馴染みがあります。それくらいに縁がない行為といえます。
マンガみたいに年中一張羅というやつは、学生ならばマジでいるんです。冬でもサンダル履きってのも。
まあそういうひとは、脱オタファッションに手を染める意志も最初からないと思いますが。
これについては、極端な場合「服について色の好みやデザインを考える」という思考回路自体をインストールしなければなりません。
あと、ある程度服を買うことに目覚めても、色の好みやデザイン自体がはなはだしく世間一般からずれていることは本当によくあります。
放っておいたら上から下まで黒一色とか、似合いもしないネックレスとか買い始める人種ですから。
一体どこら辺が専門用語なの?
では、列挙させていただきます。キーワードリンクや画像ページへのリンク辿ればわかるだろ、というのはいったん措いて。
多めに見積もってこれくらいは、「なんだか馴染みのない単語が書いてある→専門用語なのか……」と受け取られるでしょう。
もちろん「行動するか自分で調べ」ることは可能ですし、ネット上で検索しても解説ページに行き当たる単語ばかりですが、
正直言って心理的な障壁は高いです。
2008年10月14日 Nunocky Nunocky ネルシャツとかチノパンとかマルチボーダーって書かれて全くわからない自分はどうすれば
現にこのようなブコメもありますし。
なんか、用語から一つ一つ子供に教えるように細かく具体的に言わないと理解出来ない人が多いのかなぁ。
脱オタファッションをあてがわれるようなオタは、服飾に関してはまるっきり子供といって差し支えないと思います。
まさしく、おっしゃるようなケアが必要でしょう。
同人イベント板はID出ないので自演の可能性もなくはないのでまだ真偽のほどはわからないけれど自分用に一応載せておく。
230 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 12:46 ID:JYbxGhY2
やっとトイレ入れた
なんか、隣の個室からニチャニチャいう音と
「ウッ、ウッ」ていう男の低い声がするんだが…
621 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 13:17 ID:???
144 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 13:53 ID:???
精液まみれの鰤レイヤーが鳴きながらスタッフになんか言ってるwwwww
408 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:05 ID:???
精液ブリジットマジじゃん。。。レイヤー女の子か?普通に可愛いぞ・・・。
900 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:43 ID:???
流れ切ってすまん。
934 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:46 ID:???
>>900
でもそもそもトイレとか普通に常時誰か居るし、異性がトイレに入るor連れ込むは無理じゃね?→釣り だと思ってた。
942 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:47 ID:???
>>934
ちょっとちがう
それで精液がかけられてたって話だから、男が襲ったはず
965 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 14:48 ID:???
>>942
性別の明記はなかったはずだが
409 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 15:22 ID:???
トイレで抜いたの誰だよ
イカ臭い
421 名前:カタログ片手に名無しさん 投稿日:08/08/15 15:23 ID:???
>>409
それって鰤の・・・げんば?
コミックマーケット準備会からの緊急のお知らせに「なお、持ち込み禁止物については、「コミックマーケット74カタログ」8ページを参照下さい。」とか書いてあるけど、PDFじゃ見る人少ないだろうからコピペ
コミックマーケットでは、以下の物品の持ち込みを禁止します。違反した場合、該当する物品などは没収し、以後返却には一切応じません。
イベントに適合しない会場を借りたことが事故を招いた、って論旨なんだから
自分たちに合う場所がないなら「作れ」とか言ってるんだぞw
芸に走りすぎてうまく伝わらなかったか。
趣旨は
「なぜオタク叩きばかりが先行するのか。確かにイベント自体には問題があるが、エスカレータが原因であるのは明らかで、そこから目を背けさせるような言動についてはそれを間違いであるとしか言いようがない。
しかしエスカレータのみに問題がありイベントには問題が無いという主張にも賛同できない。他のイベントで発生せず、この場でこの事故が発露したのは何らかの原因があり、その点も究明する必要がある。そしてあらゆる対策を練るべきだ。
結局他人のままではいられないのだから、問題意識を持つべきだ。」
というところだ。
うむ。http://anond.hatelabo.jp/20080807171207を芸を省いて書き直してみるか。
なぜかオタク叩きや、一時的なものなのだから、まずは反省してやりすごせよというような結論を多く見かけるが、これについては異論があります。
はじめにポジションを申し上げておくと、私は別にイベント自体についてはそれほど思い入れがない。今回の事件があり、興味があって初めてイベントの概要を詳しく調べたが、模型系の特定の趣味を持った人々の一大イベントであるということはわかったりました。
しかし、こういった場合は即売会という性質上、人が多く集まることは目に見えています。イベントの規模と比較して、会場が小さくなりぎて、ぎりぎり、余裕を持たずに行っているという印象を受けたます。
事故を発生させるに至った当事者は、失敗から学び二度とこんな事が起こらないようにすべきで、そのために一番確実な対策はイベントを止めることだが、それすら視野に入れるべき問題であると考えています。
だが、しかし、今回の事件で一番問題であるのは、加重に耐えられなかったエスカレータであるのは間違いありません。なのに人間は理解できないものを嫌うという性質があるとはいえ、オタク叩きの方ばかりに目を向けず、根本的な原因を探るべきだと思います。
たとえば、同等製品が名古屋でも事故を起こしているが、このときもエスカレータを走って上ることが原因の一つにあげられました。だが結局はあのときは、多くの論調は「走ることは日常的に行われているのに、それを考慮しなかった強度設計が問題である」という結論であったように記憶しています。すくなくとも、利用者を強烈に批判するようなものは見たことがありません。
そのため、エスカレータを走って上ることはしないで、という啓蒙はおこなわれましたが、今回故障したエスカレータを含め同型機種には対策が施されたわけです。
今回の事件はエスカレータメーカが一番、この問題が重大であるかと言うことは一番よくわかっているだろうと思います。だから処置はする。しかしその措置は社会的な圧力があるかどうかによって全然違うのではないでしょうか。言ってしまえば、似たような会社はたくさんあると思います。ただ社会的な圧力上がるかないか、社内的処置として行うのと、公的に経過を公開して処置を行うのとでは全く話が違うでしょう。公的に経過を公開すれば、そのノウハウが伝わり、各社がその知識を利用することで同種の事故を防ぐ事ができるかも知れない。こういった観点からすれば、こういう方向に行くのが一番よいのではないかと考えます。
こういったことが、一部のオタクを嫌う感情から、重大な問題の存在を隠匿するようであっては、社会的に大きな損害でしょう。
ただ、そういったところでエスカレータだけが原因か、といえば、他にもあることは指摘せざるをえません。
言ってしまえば、参加型のイベントで人が多く集まるという形でやるには、規模が大きくなりすぎているのではないでしょうか。また、会場の選定を間違っていないでしょうか。
<これについては補足をする。つまり、ビックサイトは大規模なホールのほとんどが広い入り口と通路でつながっているが、その中でなぜ限られた通路しかない場所を使用したのか、ということについて、疑問があると思っている。全ホール貸し切りというわけではないのだろ?>
また、エスカレータに欠陥があり、そこが根本的な原因でいつか事故が起きるかも知れない状況であったとはいえ、なぜこのイベントで起きたか、ということについては、もしかしたら運かもしれませんが、それにしたって原因はあるはずです。その原因分析は相応に行われるべきだと思います。その結果としては、施設の制限を事細かに事前に把握して的sてうな誘導プランを策定する、といったことや、はてまた運が悪かった(確率論的に避けようがなかった)という結論であるなら、オカルトに頼ってみるという方法だってかまいません。
私が知る限り、この種のイベントは毎回問題を抱えているように見えますが、運営方法について改善の余地があるのではないでしょうか。愛好家の集まり、アマチュアであるから一定以上の金が出せない、というような事を理由に参加費の値上げや各種サービスの有料化等に反対している論をインターネットなどで読みます。また、改善案等を提案する人がいても、コストを理由にそれを押さえ込む動きもよくみます。
しかし、それでいいのでしょうか? スムーズに運営するために相応のコストは当然なのではないでしょうか?その結果、今回の事故がこのイベントで起きてしまったのだとすれば、それはもう成立しないのだから、中止するという抑止方法も選択すべきです。
運営する会場の規模がイベントに比べて小さいのならば、さらに大規模な会場を探すことも選択肢です。またイベントの種類に適した適切な会場に移り、無ければテントなどを用いた仮設営などでも会場を作ることも考えるべきです。それらが無理ならば、少なくとも会場に似合っただけの規模に抑えるべきです。少なくとも、特定の時間帯や開始直後に集中させずに、抑制し分散する対策は必要だと思うのですが、現状十分にとっているのでしょうか?
それらのエスカレータの事故がこのイベントで起こってしまった事実は厳粛に受け止めるべきだと思うのですが。
考え方としては、オタク系イベントの中でも随一の知名度と規模を誇る割に、開催基盤がワンフェスに比べて脆弱なコミックマーケットで発生しなくてよかった、ともいえるのではないでしょうか。海洋堂ならばチョコエッグを始め一般的な知名度もわりとありますし、ワンフェスのみで収入を得ているわけでなく、柱となる事業があります。原因究明についてはきちんとした結果とノウハウを公表してくれるでしょう。
いえることは今回たまたまエスカレータの部分に問題がでましたが、今回これが大丈夫でも、同じ体制では他のところに問題が発生したかも知れません。そういった考え方をしても、イベントの規模が問題であって、参加者に問題がある、とは考えられないでしょう。
イベントに問題があるのは、その参加者の問題もありますが、原則的にはイベントの運営方法に問題があると考えます。そこで参加者についてたたいたりもdないにしたところで、またその参加者がすべての責任をおたっと頃で、原因究明は遅れるばかりで何の利もありません。
最後に、このトラックバックツリーの大元の増田の話を引用します。
事故が起きないようにする防衛策と起きたあとの対応策の両面に問題があるはずなのに極々狭い視野で決め付けや陰謀論に走ったりしてるからもう見てらんない。
ビックサイトはオタク系イベント以外でも利用します。エスカレータもビックサイトにあるのがすべてではありません。誰も人ごとでいられないでしょう。
クソつまらん文章だな。クソだこんなもん。
去年、コミケにはじめていったときに、いろいろなところの情報を読んで、自分なりにまとめたものを公開してみる。夏コミにはそこまで詳しくないので、間違っている部分や補足があればよろしくお願いします。訂正や追記をさせていただきます。
これは必須。コミケの注意事項や案内が載っているので、絶対に買うこと。2000円オーバーと高いですが、このお金でコミケは運営されています。是非とも購入お願いします。初心者のかたにはCD-ROM版よりも冊子版のほうが丁寧なのでオススメ。まんレポも読めるし(熟読必須)。企業だけが目当てならば、企業パンフを入手する方法もあり。
ただ、カタログが売切れてしまった場合は(去年の冬コミは売り切れました)、仕方ないのでネットを使ってデータを集めてください。ここでもなるべくデータをまとめますが、情報は多いほうがいいので探しましょう。
今回からコミケのHPで諸注意ページがPDFで公開されましたので、参考にしてください。というか、初心者、熟練者含め必読。毎回変更点があるので。
参考:コミケカタログ74 諸注意ページ http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74CtlgNotes.pdf
初心者向けコミケ解説 http://www.sun-inet.or.jp/~sei/sakurao/kiroku/nippo_00/nippo0004c.html
実録、コミケカタログの全て http://anond.hatelabo.jp/20070801015144
既に目当てのサークル(作家)さんがいるのならば、その場所をチェック。いないのならば、カタログをみて探してみましょう。現場でみつけるのもいいですが、そんな余裕はない可能性も高いです。どのジャンルを中心に回るかだけでも決めておけば、当日に歩きやすくなります。最低限、どこを中心にみるか、それがどの辺りにあるのかだけでもチェック。
どの辺りにどういうジャンルがあるのか、ビックサイトの構造や移動手段、トイレの場所まで頭にいれておけば完璧。時間によって通れなくなる場所もありますので、御注意を。
ジャンルや参加企業についてはコミケのHPにまとめられています。
参考:夏コミジャンルコード一覧 http://www.comiket.co.jp/info-c/C74/C74genre.html
夏コミ企業ブースページ http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74kigyou/index.html
コミケのトイレまとめ http://anond.hatelabo.jp/20070810184538
コミケ危険地帯 http://plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/200808030000/
※カタログを購入できなかったかた用にサークル配置図を非公式で公開されているサイトをリンクしておきますが、カタログは購入が基本ですので、購入可能なかたは購入するようにしてください。
textbox.jp http://www.textbox.jp/download(IEのみ)
関東圏在住者ならば関係ないないですが、地方に住んでいる方はどういった交通機関でいくかも事前にチェックしておきましょう。高速バス、新幹線、飛行機、そして到着してからどうやってビックサイトに向かうかまで。これについては地方の状況によって違いますが、事前準備しておくと、あとで苦労せずにすみます。
一日だけではなく数日だったり、日帰りでなく参加する方は宿泊の準備も。ケチってカプセルホテルでもいいですが、体力回復に難ありなので、できればちゃんとしたホテルに泊まりたいもの。カプセルホテルだと逆に疲れることもあります。
秋葉原や池袋など、東京観光も兼ねているならば、期間中のスケジュールも同時に立てておくのもありかもしれません。ビックサイトからは秋葉原への直通バスもあります。
参考:アニ店特急2008夏 http://www.animate.co.jp/aniten/capex3/
基本的にコミケで販売しているものは1000―500円のものばかり。1万円札を持っていっても、扱えない可能性があります。ある程度の予算よりも多い目に1000円札を用意しておくのがオススメ。多い目なのは、予想以上に買いたいサークルさんがあったときの為…よりも、何か想定外の事態に対応するためです。
現地で卸そうなんてことを考えてはいけません。何万人もの人が参加する場所に、数台しかないATMです。どうなるかはいうまでもないですね。もちろんカードなんてもっての他。
SUICAなどを持っている人はあらかじめチャージしておくことも忘れずに。こちらも多めに。
基本的に必要なものは現地購入よりも、事前準備が基本です。自動販売機でペットボトル一本くらいならともかく(それでも厳しい)、コンビニで買うものだとそれだけで行列に並ぶことになったり、売り切れの可能性もあります。当日も忙しいので、前日までには準備しておくのが望ましいです。ペットボトルは数本準備し、なおかつ凍らせるなど、暑さ対策も兼ねるとよりいいかも。
ビックサイト周辺にも飲食するとこはありますが、人数が人数なのと、時間がもったいないので、事前に軽食を持っていくのもあり。というか、疲れすぎていてものが口に入らない可能性もある。手軽に食べれるのはカロリーメイトなど。それが無理ならば、ウイダーインゼリーなどもあり。どちらにしてもできるだけ速く体力を回復できて、なおかつ日射病対策のために塩分をとれるものを用意しよう。
雨天時の準備として基本なのは雨合羽。折りたたみ傘でもいいですが、行列で傘は御法度。日傘ももちろんダメ。ビックサイト周辺以外の行き帰り用ならば折りたたみ傘もOK。あとはゴミ袋やビニール袋を持っていくのがオススメ。ゴミを入れるのはもちろんですが、雨が振ったときに買った本を守るために使うことができます。
ここまで書いといてなんですが、荷物は少なめにというのも基本。単純に重かったり、置き場所がなかったりするので、コインロッカーにも期待しないほうがいい。ゴミはゴミ箱に、なければ自分のゴミ袋にというのも基本。いうまでもないですが、ゴミのポイ捨てはマナー違反。
あと、「らき☆すた」でこなたがカートで周っている描写がありますが、カートは上級者向けでうまく使わないと歩くとき邪魔になりますし、事故の原因にもなりやすいです。手提げ袋でも十分ですので、それに予備の紙袋を持って行きましょう。
参考:夏コミ指南 http://purotora.com/report/report-natsukomisinan.html
コミケにはこれを持っていけ! http://guideline.livedoor.biz/archives/50630975.html
雨対策 http://www.zephyr.dti.ne.jp/~mikan/comike/rain.html
まず、基本は動きやすい服。場合によっては日中に外で数時間も待機し、満員電車レベルの人ごみのなかを動き回るわけだから、できるだけ汚れてもよくて、なおかつ動きやすい服。真夏なので汗もかくことから、通気性が高く、速乾性の高いもの。白いもののほうが熱がたまりにくいのでいいが、女性の場合は透けてしまう心配があるので御注意を。
待機列に並ぶつもりのかたはあえて半袖ではなく、長袖をチョイス。この真夏に外にいて、まず考えなくてはならないのは直射日光をどう避けるか。学校のグラウンドのど真ん中のようなところに並ぶので、もちろん日陰はない。砂漠に並ぶのと同じもの。半袖を着て腕を直射日光でやられるよりも、長袖を着て暑くなったらまくったほうが楽。もちろん、ズボンやスカートも同じ考えで長いものを選ぶ。
できれば着替えも用意するのがベスト。一日歩き回ると、シャツは完全に汗だくになって気持ち悪い。チャンスをみつけて着替えよう。
靴はもちろんスニーカー。履きなれているものを。サンダル、ハイヒールは御法度。満員電車にそんなものを履いてのっているとどうなるか予想するのは容易い。しかも、旅行用のカートも行き交う場所なので、交通事故の格好の標的となる。無難に履きなれているスニーカーでいくのがベスト。
コミケでいちばん重要なものは同人誌よりも、お金よりも、体力。コミケで倒れたら、身も蓋もありません。準備を済ませたら、いそいそと早めに就寝しましょう。
初心者向けに書いているのでないとは思いますが、徹夜はダメです。絶対。現場周辺でなくとも、体力を消耗した状態で行くのは危険なので、できるだけ避けましょう。
まずは朝ごはん。就寝のところでも書きましたが、コミケでいちばん必要なのは体力。朝ごはんは絶対に食べましょう。道中や入場待機行列で食べる方法もありますが、電車内の飲食はマナー違反ですので、御注意を。
トイレにも絶対に行っておきましょう。コミケではトイレに○時間待ちがあります。特に女性の場合は必須。トイレに行ってたから楽しめなかったーなんてことにならないように。水分補給を控えめにするのもいうまでもないですが、熱中症にもなりやすくなりますので、バランスが必要です。
忘れ物はいうまでもないですね。未成年のかたは保護者にコミケに行くことを伝えておきましょう。恥ずかしいかもしれませんが、必要なことです。
ここは欲しいものがどれだけあるか、どういう目的を持っていくかにもよります。
余程欲しいものがたくさんあるか、コミケでしか手に入らない壁サークルの本が欲しい場合以外は早朝に来る必要はないと思います。この辺りはいちばん重要なところなんですが、それだけに判断が難しい。どれだけ早くいっても手に入らないときは手に入らないし。
参考程度にコミケHPに記載されている平均的な待ち時間を転載しておきます。それにあわせて出発してください。ただ、雰囲気を楽しみたい程度ならば、10時以降に着くようにでれば、十分楽しめるのではないかと思います。
来場時刻 | 入場時刻 | 待ち時間 |
始発電車 | 10時―10時半頃 | 5時間 |
10時頃 | 11時―11時半頃 | 1時間 |
12時頃 | 12時頃 | 0時間 |
参考:コミックマーケット74のご案内 http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74info.html
さて、家を出たらビックサイトに向かいます。方法は基本的に三つ。りんかい線、ゆりかもめ、都バス。東京駅からならば、都バスで一本。時間が掛かるのが嫌ならばりんかい線。ゆりかもめはいろいろあるので止めたほうがいいらしい(笑)。
詳細はコミケHPに載っているので、そちらを参照。いろいろ読んでいるぶんだとりんかい線が人気みたいです。
ただ、タクシーについてはカタログに避けるように指示されています。これはビックサイト周辺の混雑の原因になる為です。やむをえない理由がある場合は別ですが、できるだけタクシーの使用は避けましょう。
参考:コミックマーケット74のご案内 http://www.comiket.co.jp/info-a/C74/C74info.html
東京ビッグサイトへ行く最適な交通手段とは? http://d.hatena.ne.jp/rikio0505/20071227/1198762853
ビックサイト周辺にまでたどり着けば、スタッフさんがそこら中に待機しています。スタッフさんの指示に従って、移動しましょう。ビックサイトには西館と東館があるので、間違えないように。間違えて入ってしまうと、反対にいくのは至難の業になります。基本的に企業ブースは西、同人は東です。
無事に入場待機列に並んだら、静かに列が動くのを待ちましょう。暇ならば、周りの人と仲良くなっておくと、あとあと便利です(トイレに離れるときとかに)。早朝から並ぶ場合は、待機用に携帯ゲームなどを用意すると暇がつぶせて便利。
あと、基本的にコミケ期間中のビックサイト周辺ではケータイが通じない為、友達と連絡をとるつもりのかたは、何かのときの待ち合わせ場所やはぐれたときの対策を決めておいたほうがいいかもしれません。
なかに入ったら、存分に同人誌や企業ブースで商品を購入してください。ただし、ここでは注意点があります。それはマナーを守ること。
基本的にコミケにプロはいません。買いに来るお客はもちろん、サークル参加している売り手も参加者という位置づけです。スタッフもお金を貰っているわけではなく、ボランティアです。売り手と買い手も、コミケスタッフも立場の違いはあれど、対等です。
同人誌を買うときは売り手に失礼のないようにしましょう。スタッフの指示は守りましょう。無闇に走るなとか、列に割り込みをするなとか、基本的なマナーを守るのはいうまでもなく。
どちらかといえば、普通の店舗で商品を買うよりも、フリーマーケットで買う意識でいたほうが参加しやすいかもしれません。フリーマーケットにいって何もいわずに商品を差し出す人はいませんよね。買ったあとに何もいわずに立ち去る人はいませんよね。何事もマナーが大事です。
あと、ほとんどのサークルの本は割と遅い時間でも買うことが出来ます。ですから絶対に走らないでください。コミケは常に満員電車のような状態です。満員電車で走ればどうなるかわかりますよね。走るマナーの悪い人もいますが、真似してはいけません。何よりも危険です。歩きましょう。
ここまでいろいろ注意点を書きましたが、ほとんどのかたには当たり前のことだと思います。きちんとマナーを守って、楽しいコミケを。目的だったサークルさんの本を手に入れたあともぶらぶら回っていると思わぬ出会いがあったりとかします。是非とも楽しい一日を。
参考:コミケ参加の基礎知識-一般参加者の基礎知識 http://human-dust.kdn.gr.jp/doujin/gocomiket/1_3.html
コミケスタッフだけど、何か質問ある? http://workingnews.blog117.fc2.com/blog-entry-1337.html
迷った場合はとりあえず上をみましょう。上のほうに文字が貼ってあるのがみえるとおもいます。まずはそれで大体の位置が把握できると思います。そしたら近くの島の端に場所名の書いた紙が貼ってありますので、そちらを確認。それでもわからなければ、一旦、エントランスにまで戻って場所を把握。それでもわからなければ、近くのサークルに声を掛けるという裏技も(できれば本を買ってね)。
友人さんと来る場合は、あらかじめ待ち合わせの場所などを決めておきましょう。コミケ期間中のビックサイトではケータイは繋がらない可能性が高いです。連絡をとることは不可能なので、事前に決めておいたほうが無難です。午後からならば、割とゆっくり回れますが、午前中だとはぐれる可能性はかなり高いです。一緒に行動するつもりでも念の為。
コミケでは普通の満員電車くらいの混雑が常時続きます。そんなところでは手を繋いで移動することは不可能ですし、もちろん誰かとはぐれる可能性も高いです。ですから、子どもは絶対に連れてこないように。もしはぐれたら、呼び出しなどの対応もしてもらえますが、基本的には連れてこないほうがいいです。子どもがいなくなっても自己責任です。どうしても連れてくる必要がある場合はコミナビのなかにある迷子札をダウンロードして連絡先がわかるようにしましょう。
参考:コミケ当日の落し物について http://www.comiket.co.jp/info-a/LostsAndFounds.html
コミナビ 迷子札(PDF) http://www.comi-navi.com/contents/pdf/c-68/maigo.pdf
コミケでは毎回倒れる人がいます。何かあったときにはまずスタッフさんを頼りましょう。うろうろしている人は作業中の可能性があるので、インフォメーションなどで待機しているかたに。救護室もあります。間違っても自分自身で対応をしたりしないように(救急車を呼ぶなど)。夏コミですので、水分補給も重要な要素になります。水分補給はできるだけ早めに。
さて、買いものも終わって帰宅します。閉会前後は駅も電車も混みます。できるだけ早めに帰りましょう。買った本を読みたい気持ちもわかりますが、それは家に帰ってからのお楽しみ。電車のなかでは迷惑になることもあります。できるだけ家に帰ってから読むようにしましょう。
コミックマーケット公式サイト:http://www.comiket.co.jp/
コミケ参加の基礎知識:http://human-dust.kdn.gr.jp/doujin/gocomiket/
コミケ初心者講座:http://plaza.rakuten.co.jp/fantag/diary/200806290000/
コミナビ http://www.comi-navi.com/
コミックマーケット レポート&リンクまとめ集 http://ponyapepe.sakura.ne.jp/comiket-74.html
余談ですが。暇な方はコミケ前日(14日)の設営にも参加してあげてください。別のイベントで参加しましたが、ガチで大変なので。コミケの規模となると、想像もつきません。やりかたがわかんなければ、スタッフのかたが説明してくださるので、初心者でも大丈夫です。
《『東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件』での誤解》 誤解された原因がわかりました。 3ヶ月ほど前、『芸能!裏チャンネル』の悩み相談室に 「東海林は信用できない。なぜならば、"宮崎事件"のときに、コミックマーケットに来た人々を"宮崎勤"扱いした。『皆さん、ここに10万人の宮崎勤がいます!』と発言した」 TBSのワイドショーで、私・東海林がそう発言した、ということから、私の人格そして相談内容にまで信用できないという旨の書き込みがありました。 そのときすぐ私は、「その事件を取材したけれど、絶対に発言はしていない」と説明したのですが、その後も 「そういう発言をする人間なので、コラムまでもがそんな人が書いているのでとても軽いように思えてきた」 という書き込みもありました。その後、事実ではないのに、なぜそう思われたかを調べたところ、インターネット上のフリー百科事典「Wikipedia (ウィキペディア)」の"東京・埼玉連続幼女誘拐殺人事件"の中の事件説明中の「業界への影響」というところに、私の名前がフルネームで入っていたのが誤解の原因と分かりました。 私が"宮崎事件"を報道していたのはフジテレビです。 Wikipediaでは、『TBSのワイドショーで女性レポーター東海林のり子が・・・』と書かれていたので、ここで誤解が生じたとわかりました。 あのころは毎日のように事件を追い続けていましたので、単純に、女性レポーター=東海林、と誤解されたのかもしれません。 しかし、非常に重要な事件でした。事実に添って日々真剣に取材していたのを今でも覚えています。その中で、コミックマーケットにきた人々を"宮崎勤"扱いした、と誤解されたということは、私の取材人生の中で非常につらいものとなりました。 言い訳でも何でもなくて、事実がわかったことが本当によかったと思っています。 でもこのWikipediaの間違った内容を週刊誌までも引用して私の名前を載せていたことが残念でなりません。 事実を確かめる事無く人違いのまま書き込まれた事で、知らぬままそれが事実となってしまう恐さを体験しました。
http://ralf-halfmoon.jugem.jp/?eid=191
そう、
アコギな限定版商売をする企業ですらもコミケの一部であり「参加者」だ。
その点は正しい。
ただし「牛歩」は駄目だ
故、米やんは新しい表現を生み出すためには
自由(カオス)の苗床を用意するのが一番と信じ、それを実現するために
コミケと言う名の「場」を作り育ててきたのだ。
コミックマーケット「理念と目的」>http://d.hatena.ne.jp/ir9/20061002/1159742289
「儲け主義」「粗製濫造」「手抜き」「無節操」、、創作とはおよそ反対と思われる
要素も含まれているってことだ。
悪貨を排除し上質な作品だけを歩留まり良く作ろうとしたジャンルは必ず衰退する。
「30分のコマーシャル」と揶揄され「悪書追放運動」等と弾圧されつつ
時に粗製濫造された有象無象の中から沢山の名作が生まれてきたことを
私達は知っている。
だからこそ、儲け主義もオリジナル創作も上手も下手もエロも評論もすべて飲み込んだ
しかし「牛歩」はだめだ。何も生み出さないじゃないか。
「その本がアリか無しか、決めるのは買い手なんです」なんて言ってるが
並んでる奴は好きで並んでるわけじゃねーぞ。
混雑という直接の迷惑。だけでなく
広いスペースを用意しなければならないための抽選倍率の悪化、(三日目の東館は両端が1列少ない。)
「牛歩」はこれら全てのコストをただいたずらに自分の儲けのために
吸い取っているだけじゃないか。
儲けたければ売れ線の絵を研究しろ。ジャンルをリサーチしろ。宣伝しろ。
正々堂々と買い手に媚びを売れ。一人でも多くの奴を満足させてみろ。
お前のいうとおり決めるのは書い手だ。
日本は中世か、というタイトルにしたのは、またもやあちこちで「魔女狩り」が始まりかけているからである。契機となったのは宮崎某による幼女殺人事件である。まずここで「おたく族」がやりだまにあげられた。「おたく族」とは少女マンガやアニメの総称である。年に何度か開かれるコミックマーケットのようなものに行って、先鋭化したマニア向けの同人誌などを買いあさる。情報交換などするときに「おたくの場合さあ・・・」といった口調でしゃべるので「おたく族」と呼ばれる。宮崎はこの「おたく族」だったのか、部屋の中に多数のアニメビデオや専門誌を置いていた。こうしたアニメやコミックの中ではロリコンものやパロディポルノに需要が多い。人気番組のキャラクターを使ってエッチなことをさせる。同人誌の多くははっきりと性器を描いた、完全なポルノである。ロリコンものにしても、現実の少女を使うとたいへんな事になるが、アニメやコミックですれば問題はさしあたって起こらない。そういう世界では、たとえば8歳の少女とセックスメカノイドとの激しいセックスが描かれていたりする。僕もそうしたコミック誌やアニメを見たが、これは確かに立つ。おたく族の青年が、もはや現実の女性にセクシュアリティを感じなくなる、というのも分かる気がする。ところで、おたく族を現実逃避だの男性性の欠如だの気味悪いだの小太り色白だのと陰口をたたくのは勝手である。そうした陰口は吐いた本人の品性の貧しさをあらわすだけで、実際に論陣を張れば、シャープで理知的なおたく族の前ではひとたまりも無いだろう。おたく族というのは実際、一本のアニメをより理解する為にフィリップ・k・ディックから南方熊楠までまで読んでしまうような、そういう人種だからである。ところがここに至って、宮崎某がおたく族であったという事実が、世のおたく族嫌いを有頂天にさせているようだ。「宮崎=おたく族」であっても、この場合逆もまた真なりとはならない。正しくは「宮崎=おたく族のうち一人」である。しかし、魔女狩りをする群集には理も否もありはしない。現実にあるロリコンアニメをつきつけては、どうだどうだと迫る。「おまえも、こんなことしてみたいといっつも思ってるんだろうが、えっ!?」
もちろん彼らはそう思っている。思って思って自分と戦った結果、道義的責任のないアニメの世界に安住場所を見つけたのである。
二次元の世界しか欲望の対象を持たない彼らは、およそこの現実の世界では一番犯罪を起こしにくい人種なのだ。嘘だと思うなら、この世の中からロリコンアニメをすべて撤収してしまうといい。その場合、幼女姦が増えるかを統計的に見れば分かるはずだ。その場合、幼女姦が増えたとして、その責任は誰がどうとるのか。同じことがホラーに対しても言える。宮崎の事件を契機にしてスプラッター・ホラーへの抑圧が始まっている。これはやはり宮崎の部屋に「ギニー・ピッグ」のシリーズが置いてあったことに端を発している。「ギニー・ピッグ」は僕自身は最初の一本目と、シリーズ中の「ピーターの悪魔の女医さん」というのを見た。ピーターの方は大笑いのブラックコメディ集である。一本目の方は監禁した女の子をなぶり殺しにする過程をビデオに収めた、という設定で、アメリカに実際ある「殺人ビデオ」の雰囲気を出そうと苦労している。スタッフは苦労しただろうが、見ているこっちはうそ寒くて鼻で笑うしかないような作品だ。
しかし、世の中で事件が起きると必ずこの手の反動が起きる。「ギニーピッグ」をかばうわけでも何でもないが、犯罪が起きるとマスコミはその犯罪の尻をどこかに持っていってつじつまを合わせたくなるようだ。知能犯罪が起きれば犯人の本棚からその手口のもととなった推理小説を探す。その結果、著者がコメントを求められて、「私の小説が動機となったのなら、残念なことだ」と述べたりする。
この場合「動機」は小説ではない。「金ほしさ」である。僕がもしこの作家の立場に立たされたらはっきりとこう反論する。
「犯人の反抗に対して私の作品が与えた因果関係を、誘導尋問によらず自白させてほしい。その上でそれが犯人の自分の犯行に対する他への責任転嫁ではという、なんらかの証明をしてほしい。加えて、犯人がもし私の作品に接していなければ犯行に至らなかったどうか。なぜ私の作品に接した多数の人間の中で、”犯人以外の”大多数は犯行に至らなかったのか。それを説明してほしい」
ロリコンものの場合も、一般のポルノの場合も、スプラッタホラーの場合も同じことである。何らかの表現行為に起因して犯罪が起こるというのは空論だ。すべての表現、たとえそれが芸術的に無価値な、便所の落書きのようなものであったとしても許容されなければならない。ただし、見たくない人は見ずにすむという「自由」の上においてだが。そういう意味ではスイッチを押せばどんな画像が出てくるか分からないテレビなどのメディアは、この条件を満たせない。しかし、映画やビデオや出版物はそうではない。パブリックなメディアとパーソナルなメディアを混同されては困る。その上に、異常者の犯罪と表現メディアを対にして考えては困る。そして、もっともっと困るのは、犯罪者とその家族をいっしょくたにして考えられることだろう。それこそ中世の「一連托生」の考え方なのだが、マスコミはそうした前近代的なことを平気でやってのける。今回の宮崎の事件にしても、僕は某誌の「誰も書かなかった真実」なるレポートをみて驚いた。
そこには宮崎のおじいさんの代にわたって家庭内のことが掘り起こしてあったのだ。おじいさんに愛人がいて夫婦仲が悪かっただの、お父さんの性格が「お調子物」だの、etc。そうした家庭環境が犯行の遠因になっていたかのような書き方だが、それはレポーターの大義名分に過ぎない。本質的にはこうした家人のことというのは「ご近所のヒソヒソ話」であって、オフィシャルに出されるものではない。犯罪者の家人だからこそさわってはいけない。殺された子供の親同様、この人たちもいやされようの犠牲者であるからだ。それをじいさんの女関係までさかのぼって掘り返すとはどういう神経なのかと思う。こんな事件のせいで、おたく族もホラーファンも犯人の親族も大迷惑をこうむってるわけだが、少なくともこうしたことだけは宮崎一人のせいではない。人間の中の魔女狩りの古い記憶、「はらい」や「みそぎ」の感覚、ならびに窃視願望がこうした見当違いの弾圧を起こさせるのだ。「時の勢い」というのは恐ろしいものだから一度はずみのついたこうした力は加速度持っていくことも考えられる。ホラーもアニメも誰かさんの総チェックを受けるようなことにになるかもしれない。
人間とはどうしてこう干渉や規制が好きな動物なのだろう。人の楽しみはほうっておけばいい。禁止しても放置しても、犯罪は起こるのだ。