2008-06-17

10万人の宮崎勤伝説

http://www.google.com/search?q=cache:0U15mdYH6z8J:ura-channel.jp/i/src/shouji_movie.php?uid=NULLGWDOCOMO&cntno=20363&catno=33

《『東京埼玉連続幼女誘拐殺人事件』での誤解》

誤解された原因がわかりました。
3ヶ月ほど前、『芸能!裏チャンネル』の悩み相談室に
「東海林は信用できない。なぜならば、"宮崎事件"のときに、コミックマーケットに来た人々を"宮崎勤"扱いした。『皆さん、ここに10万人の宮崎勤がいます!』と発言した」
TBSワイドショーで、私・東海林がそう発言した、ということから、私の人格そして相談内容にまで信用できないという旨の書き込みがありました。

そのときすぐ私は、「その事件を取材したけれど、絶対に発言はしていない」と説明したのですが、その後も
「そういう発言をする人間なので、コラムまでもがそんな人が書いているのでとても軽いように思えてきた」
という書き込みもありました。その後、事実ではないのに、なぜそう思われたかを調べたところ、インターネット上のフリー百科事典Wikipedia (ウィキペディア)」の"東京埼玉連続幼女誘拐殺人事件"の中の事件説明中の「業界への影響」というところに、私の名前がフルネームで入っていたのが誤解の原因と分かりました。

私が"宮崎事件"を報道していたのはフジテレビです。
Wikipediaでは、『TBSワイドショー女性レポーター東海林のり子が・・・』と書かれていたので、ここで誤解が生じたとわかりました。

あのころは毎日のように事件を追い続けていましたので、単純に、女性レポーター=東海林、と誤解されたのかもしれません。
しかし、非常に重要な事件でした。事実に添って日々真剣に取材していたのを今でも覚えています。その中で、コミックマーケットにきた人々を"宮崎勤"扱いした、と誤解されたということは、私の取材人生の中で非常につらいものとなりました。

言い訳でも何でもなくて、事実がわかったことが本当によかったと思っています。
でもこのWikipediaの間違った内容を週刊誌までも引用して私の名前を載せていたことが残念でなりません。
事実を確かめる事無く人違いのまま書き込まれた事で、知らぬままそれが事実となってしまう恐さを体験しました。

cf. ここに10万人の宮崎勤がいます 都市伝説

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