中学生の頃、味より量に傾き始めた
ただ急いで腹を満たせば良い、それだけの行為に成り果てた
9時から2時まで研究に没頭して、論文が書き終わった時にはもはや味覚なんて消え去っていて
だけれどここを抜ければ、就職できれば
またすぐに飯の味が戻るものだと思っていた
そうして、社会人になって、飯の味がしない
研修の中でそれなりの成績と顔を保っているのに
何を食べていても、砂利と変わらない
社会人になれば美味しいものを食べて笑えるあの頃に、戻れると思っていたのに
去年からはじめた個人勢でようやく収益化ラインを超えるぐらいのピコ手
隠れてやっている理由はなんとなく自分だけの趣味が欲しかったから
生声だともちろん夫にバレてしまうのでボイスチェンジャーを使っている
ローランドのVT-4というやつで声を加工して私だとわからないようにしている
これの設定をするにあたって先達の男性Vtuberの動画をたくさん参考にした
VT-4という機械があることを知ったのも彼らの動画からだった
でも声だけ作り込んでもバレるかもしれないと心配だったのでキャラも作り込んだ
私生活の話でボロが出ないように素の私とは程遠いキャラを設定した
このキャラ作りというやつの意義は思った以上に大きくて何度もそれに助けられた
視聴者とのふれあいの中での誘導尋問的な質問も上手くいなすことができた
そして何かを演じるというのは思った以上に楽しいものだということにも気付いた
普段の自分とは別の何かになることで言えないようなことをスッと言えたり
自分を客観的に見つめ直すことも以前よりできるようになっていた
でも不思議なもので最近は夫に見つけてほしいなと思う気持ちも出てきた
なぜかは分からないけどどこかでやっぱり見ていてほしいという気持ちがある
夫が私じゃないVtuberにハマっているのを傍目に見ているからかもしれない
これが恋なのだろうか
今はただただしんどくていっそ増田で手酷く殴られたい気持ちもあったから、むしろありがたかったよ。
一応何かの奇跡を願ってこれから精進するつもりだ。好意はなくとも愛着があればまだ一緒にいられるかもしれないしな。
明確なNOを突きつけられない限りは見苦しく足掻いてみる。
確か年間2万貰うとよく知らない気持ち悪い人になるんだよな
んで抜きのプロってこと?
『令和もいよいよ終りを迎え……』
その男は、隣の部屋が大音量で流してくる報道番組の音を薄い壁越しに聞いていた。
この時間は彼の人生において最も想像力と多様性に満ちており、彼にとっては睡眠・労働に並ぶ三大娯楽の1つであった。
「いかなければ」
彼はそそくさと服を脱ぎ、仕事場へ向かう。
ドアノブをひねり、便座に座り、備え付けのチューブを咥え目隠しをつける。
目隠しから伸びたイヤホンが自動的に耳に絡まっていくと、トイレのドア越しに労働讃歌が流れていくのが聞こえるも、すぐにその音はかき消されていく。
「かった」
噛みしめるとは言ったが彼には生まれつき歯はない。
誕生以前より伽藍堂であり続けた口腔に、ネットリとした液体がゆっくりと流れ込んでいく。
目隠しの裏に浮かんでは消える美辞麗句は、彼の人生が如何ほど価値のあるものかをしきりに伝え、それに彼は心の中でうなずく。
何度も何度も心の中で彼はうなずく。
自分の存在価値の偉大さを噛みしめるたび、生まれてきたことそのものへの感謝がとめどなく溢れ出る。
そうして心で頷きながらも彼が頑なにその首を動かさないのは、流れる液体の嚥下を妨げないようにしようとする忠誠心によるものでもあるのやも知れぬが、それ以前に彼がそのような動作により肯定を現すことさえも知らないからである。
そこに備え付けられた人生再結成第弐世代向け労働器具を除けば、彼に情報を与えるものは本来存在し得なかったはずなのだ。
彼の部屋がたまたま高多機能性細胞保有排便製造監督者控室のすぐ隣にあったこと、それが幸運であったのかは知るよしもない。
『人生再結成第弐世代についてどう考えますか?街の人に聞いてみましょう?』
『「いやー羨ましいですよ。生まれつき何も知らないなら自分の人生に疑問を持つこともないですからね」』
『「あの人達のおかげで私達は健康に暮らせているんだから感謝しないといけないと思っています」』
『「前テレビで見ましたけど、本当に大人しいんですよね。うちの子もあれぐらい素直だったらなと考えちゃいますウフフwwww」』
『専門家に聞いてみました』
『「人生再設計第一世代が失敗した原因を調査した所、他者と自己を比較することによる過剰な劣等感が、彼らの反社会性に大きく影響していることが分かったんですね。そこで考えられたのが、現在のように、生まれつき完全に情報を遮断してあげ、完全に外界と隔離してあげた状態で何らかのごく単純な労働に就かせてあげるという形なんです。これでしたら、自分と他人を比べてしまうこともありません。単純労働力の不足した日本という国を立て直しつつ、それを担う世代に幸福な人生を送ってもらう。この2つを両立するにはこれ以外の方法はなかったと言えるでしょう。」』
彼女に気持ちが生まれず、俺といることが負担になるようなら終止符は打つつもりだ。早い段階の方がお互いのためだと彼女からも言われた。その方が増田くんも時間を無駄にしないですむって。
ずるずる続いたあとの辛さと、今いさぎよく諦める辛さ、どっちが大きいか判断できずに結局延命させたのが正しかったのかいまだに自信が持てない。
四天王の中では誰がさいつよなの?
昔は2ちゃんねるが最強だった。人が多かったからだ。そこしか集まる場所が無かったとも言える。
今は、どんどん分散してしまって、匿名コミュもあれば実名コミュもあれば、よりニッチな分野にも対応できる充実っぷり。
弱いとサービスを続けるだけのリターンも得られないから、突然終了したりする(マストドンとか!)。
やはりすべての強さは人の数に依存する。
やつらは人口が規格外だから、自国民向けのサービスだけやっていても儲かる。人が多いからだ。
今すべきことは中国に乗っかること。数 is the power。そういうことだ。チャイナを信じろ。ついでにインドもやばい。インド is crazy。象を敬え。
もしつらくて寝れないことがあれば弁護士にメールしてみてください。あなたの抱えている悩みは解決可能かもしれない。必要なのは相談する勇気です。あなたの側にいる弁護士がいます。
それは具体的なことを語るのに必須ではありますが、私が意図してる知識ではありません。
似た境遇の奴から話を聞くと少しほっとするな。こういう気持ち俺だけじゃないんだってなる。匿名相手に何言ってんだって感じだけど。
実は俺転職中で、上手くいけば彼女のいるところで働けるかもしれないんだ。そこから頑張るっていうのも手かもしれないな。ありがとう。
おちんぽ
時代の流れがどうとかファストファッションがどうとか描いてる記事あったけど
どこにも着れないアホみたいな柄しかなかったし
高い割りに質も最悪だし
ただ単にブランドの怠慢なだけだよ
好きだったしついこの間まで買ってたけど終了は当然だし残念
そうか、なんか複雑だな。