子供の頃のお弁当にはいつもチキチキボーンという惣菜が入っていた。
そんなチキチキボーンには、かつてチキンボンボンという瓜二つの商品が存在していた。
どちらが先かは分からないが今同じように追随商品を出したら訴えられるんじゃないかってくらい似ていた。名前からパッケージから。ただし味については食べ比べたことがないのでよく分からない。
じゃあ嘘は駄目ってことじゃないのか?
匿名であるという条件のときだけ良いというのであれば、ただ匿名を良いことに言いたい放題言っているだけじゃん。
はてな匿名ダイアリー使っていながら偉そうなことをいうのは矛盾するようだが。
20代は非正規雇用で金が全然無かった。30目前に不動産関係の会社を起業をした。
1年後、小さな会社だけど、役員報酬を毎月200万円以上は得られるようになった。
お金があると、人生の楽しみが増えるんだなって今になって噛み締めてる。
もっとも社長なんて不安定だから、毎月貯金と、余剰金は投資信託で資産運用もしてる。
金は大事だ
26歳の誕生日が来月に迫っていることに気がついて、だからようやく結論が出たんだけど、残念ながら生きていくのがもうそろそろ無理になりそうです。
もうね無理。本当に無理。
なにが無理って、まず心がもう限界になってきていて、とにかく気分の上下が無茶苦茶になっちゃっているところです。
月曜日に「今週からは仕事バリバリやって、オフもがんばって充実させるぞ〜」と思うんだけど、仕事が遅くなって23時に家についたりしたら「すべてうまくいかなかった。いつもそうだ、私は何をやってもだめ」となります。
これは大体水曜日まで続いて、「もう死ぬか?ここまで充分がんばったし、生きるための取っ掛かりもない。仕事も不満があるし、なにより誰にも愛されていない」となって、不意に木曜日辺りで「過去は全部忘れて、今の私を充実させないと!」と思い直してまた3日後くらいに落ち込みます。
えらい荒波メンタルです。
このことのなにが無理かというと、毎日いつ自分に裏切られるかわからないという恐怖が無理です。
ぎりぎりやり直せる年齢だから将来に希望を持って、でも行動に移す前に自分に失望して、行動に移していないから実際にどこにも進めなくて、ただありもしない展望を夢想するだけの毎日になっています。
こんな悲しい人生無理じゃないですか?
あともうひとつ無理なところがあって、彼氏はおろか友達がいないことです。わかる人にはわかるかと思うんですが、これも結構無理です。
そもそも彼氏なんかいたことないし。なにが「女は無理しなくても彼氏ができる」ですか、え?無理ですよね?本当にどうやって作るんですか?
ちなみに友達の定義は「電話やメールで相談できる」「ラインを送るとき考え過ぎて時間をかけない間柄」です。無理無理。そんな人いません。
これがなんで無理かというと、言わずもがななんですが、寂しくて無理です。
寂しいけど誘う人もいないので、おかげさまでひとり焼肉も行けるようになりました。傍から見たらそれこそ無理な女ですけど…。
でも実は異性も無理なんですよね。父親を始め嫌がらせばかりでしたし、異性に想われたこともなければ、想うことを許された思い出もないので、もうみんな怖くなっちゃいました。
あと、友達がいないとあらゆるモチベーションが維持できないです。私は絵を描くことが好きなのですが、見せる相手がいません(これは人に見せるのが怖いというのもあるのですが)。
絵って、見せないと成長しないんですよね。誰にも必要とされない絵をひたすら描き続けるのって時間の無駄だし。生産性のないクリエイトなんてもう無理です。
このふたつが合わさって、例えば自分に失望しても相談できる人がいなかったり、共有できる人がいないから希望がただの妄想になるわけです。無理ですね。
去年の誕生日に「この25歳で何も変われなかったらこの人生はもう駄目だ、死ぬぞ」と思っていたのですが、残念ながら無理そうです。
人にはそれぞれ得手不得手がありますが、人生そのものが不得意な人っていると思うんです。多分私はそういう、最初から人生が無理な人間だったのかもしれません。
涙が出てきましたが、きっとまた3日後には希望を持つから大丈夫です。でもまた失望するだろうから、死にそうなほど無理になっていることは忘れないようにしたいです。
👦同年代の男子からは、もう相手にされない地雷クソビッチなので、JKという魔法が有効なおじさんにLINEのID配ってま~す。
実は店長とも付き合ってまーすって子かなっ。
※B'zファン以外に向けて書いた文章であり、2曲だけネタバレありますので、注意してください。これまでのネタバレ被害の方、本当に申し訳ありません。
すごいものを見た。誰もがそう思っただろうと思う。
一曲目で所々声が出ない稲葉氏。素人が見てもあからさまに調子が悪い。
でも、認めようとしないかのようにいつものようにシャウト。しかし、すればするほどガラガラ声に。
例えるなら、俺が酒飲んだ後にB'z歌う時みたいな声になった。
B'zファンは稲葉氏のストイックさに誇りを持っていたので、まずそこまで事故レベルの調子の悪さに唖然。
稲葉氏の顔は青ざめる。しかし、歌うのをやめることは絶対にしなかった。お約束のCDよりかなり手数の多いシャウトもサボらなかった。声はガラガラだが。
会場は暗転して、どよめいた。
稲葉氏には稲葉氏が全て、というような女性ファンがたくさんいる。彼女らは既に40-50代であることも多く、体も強いとは言えない。
そもそも会場が非常に蒸して暑かった。そのため、心労と重なりバタバタ倒れ、何人もの女性が運ばれていた。
しかし、稲葉氏がステージ上に現れた。そして稲葉氏はこう告げる。
「声の調子が良くなくて、聞苦しい声になってしまい本当にごめんなさい。正直なところ、このまま聞き苦しい声とならない状態でライブを続けられるかどうかは自信がありません。だから、皆さん僕が歌えるかどうか厳しい目でジャッジしてくれませんか。こんなことは初めてで、本当にごめんなさい。もしまた聞き苦しい声になってしまったら、その時は必ず埋め合わせをします。今日の僕のありのままの姿をしっかりと厳しい目で見てください。」
おそらく、稲葉氏にとって35000人の前で聞くに耐えないガラガラ声になるというのは人生最大のピンチだっただろうと思う。
しかし、彼は35000人の聴衆の前で「この俺を見てくれ」と言った。かっこ悪い自分をしっかり見てくれと。
黙って引っ込むこともできたと思う。しかし、今日の自分の至らなさを正直に認め、引っ込まなかった。そして、調子が悪いなりの歌唱、しかし、これまでにない鬼気迫る歌唱を見せてくれた。
謝罪してからは常に水を側に置き、曲中も何度も口にして喉を潤しながら歌っていた。正直、何度も水を飲む姿はカッコ良くはないかもしれない。でも、死ぬ気でステージで這いつくばる稲葉氏はこれまでで一番カッコ良かった。
「自信がない。」と率直に語り、初めて見た稲葉氏の弱さ。しかし、それを曝け出す強さ。そこは今までそれとなく聞いてきた歌詞の主人公の男そのままだった。
正直、B'zなサウンドと歌唱が好きな俺はそこまで歌詞を読み取っていなかった。いや、読み取ってはいたけど、作られた小説を国語のテストのように読み取るだけだったと思う。
初めてB'zの作品に血液がドクンドクンと脈打って流れ始めた気がした。
B'zは安定した演奏を聴かせてくれるもの、と安心しきっていた自分はB'zのことを何も理解していなかった。
35000人の観衆の前で人生最大のピンチと真正面に向き合う稲葉氏の歌唱は胸に響きまくった。
謝罪後に歌った「裸足の女神」と「WONDERFUL OPPORTUNITY」には胸を熱くさせられた。曲を知らない人はぜひ歌詞を読んでいただきたい。
何度もMCを挟み「心配事や悩みをB'zのライブの時だけは忘れて楽しもうとしているのに、何で僕の心配をしなきゃいけないんだよ、と思いますよね。」ということを何度も言っていたのが印象的だった。そういう強い意識を持ってライブに挑んでいたことが手に取るように分かる言葉だった。
こういう時に何でも野球に例えるのはおっさんの悪癖だが、今日の稲葉氏は調子悪いなりに、要所要所を抑えるようなピッチングをしたと思う。
謝罪後はシャウトの手数も減り、原曲より長音をいたずらに伸ばさなくなった。でもファンが「聞きたい」と思うポイントの長音やシャウトは全力でやってくれた。そのポイントで全力を発揮できるように温存しながら歌っていたのだ。
俺は個人的には普段も今日の歌い方でも十分なんじゃないかと思った。
普段、いかに稲葉氏が手を抜かずによりB'zらしくシャウトをし、長音を伸ばしてくれているかがよくわかった。
9回に全力を尽くす抑えの投手が先発で出てきて、1回~9回までミス無しで全力投球をして完封する。
そんなピッチングを絶対にしなければいけないのが稲葉投手なんだな、と思った。
しかし、野球選手は「調子悪いなりのピッチング」もする。俺はそれも立派なプロだと思う。
なぜならピンチでしっかり全力投球をして抑えるからだ。今日の稲葉氏はメロは控えめに、サビで全力投球するような歌唱だった。
全体を通していつもより声量不足気味ではあったが、やはり要所は圧巻だった。凄かった。
稲葉氏はライブの終盤で「30年やってきてこんな経験は初めてです。つまりはこれも30年やってきたからこそできた経験ということです。30年やってきてよかった!」と言い放ちました。これがプロなんだ。
結局、音楽鑑賞という気持ちは消え失せ、スポーツを見ているような気分でライブを見ました。
地方大会から一人で投げぬいてきたエースピッチャーが打ち込まれている。でも、ブルペンに他に投手はいない。
マウンドに上がるのは稲葉投手だけ。ここまでどれだけ練習しているか準備しているか、実力もみんな知っているから、誰も責められない。
一人戦うエースと、いつもどおりで淡々と仕事をこなすことでサポートするキャプテン松本。なんか甲子園みたいな気持ちだったな。
俺が普段カラオケでキツイ場所が、今日は稲葉氏もキツそうだった。
そんな姿を見て、当然だが「稲葉さんも紛れもなく、俺と同じ人間なんだ」ということを感じ取った。
今日の稲葉はこれまで見てきた稲葉で間違いなく最悪の稲葉だったが、これまで見てきた稲葉で間違いなく最高の稲葉だったとも言える。
稲葉氏は「ライブが始まっても自分の声が全然でなくて、真っ青になる夢をよく見る」と語っていた。
まさにその夢が現実になったのが、今日のヤフオクドームだったのだ。
言葉で言うのは簡単だけど、ピンチに真正面から向き合うとはこういうことなのか。