以前、学会出席のため米国のホテルを利用したことがある。初めての海外だった。
・ベッドが大きい。体操や陸上競技で使う巨大マットレスみたい。
・部屋が綺麗(映画に出てくるような小汚いモーテルではない。ちっこいがプールもある)
・ドレッサーに置かれた聖書も綺麗("葬式仏教"に相当する英語はあるのだろうか)
という感じのホテルだった。日本のビジネスホテルをデカく、安くしたイメージ。
受付の呼び鈴を鳴らすと、「人はここまで太れるのか」と反射的に思ってしまうほど太った女が出てきた。
あまりにも無愛想なので掃除のオバちゃんかと思ったが、どうやら"接客兼受付嬢"らしい。
巨大女「ビザ」
とのたまった。
ビ、ビザ? 査証?
日本人はビザ免除のはずだし、ESTAとかいうクソ面倒な手続きもしたし、どうして安宿ごときに査証を見せなきゃならんのだ。
この女、レイシストなのか? 私を怪しいアジア人だと思っているのか?
私が「ビザなんて持ってないし、パスポートは荷物の奥で出すの大変だよ」と文句を言おうとしたら、連れが「クレカのことだよ」と教えてくれた。
イマイチ状況が飲み込めなかったが、言われるがまま私はクレジットカード(VISA)を女に渡した。
レジでカードをスキャンすると、女はひょいとカードを私に返した。
一抹の不安はあったが、上述の通り部屋は綺麗だし、ベッドがデカイことにメリットは何もなかったが、まぁVISAのことはすぐ忘れた。
再び疑問に襲われたのはチェックアウトの時だ。またハート様然とした女がピザ、もといビザを出せという。
謎が溶けたのは帰国してからだ。Google先生がすべての事情を教えてくれた。
取りはぐれがないよう、海外ではチェックイン時にクレカを提示するのが常識だという。そうか、なるほどなるほど、じゃねぇよ。
分からん。
まあ真面目な話として、家宅捜索すればペドものアダルトゲームとか薄い本とか子供の腰部を象った大型オナホールとかがドサドサ出てくると思うよ。
小学生低学年くらいの子が著名な創作物の登場人物に自分を擬えるのは珍しい話ではない。というかそんなことをして喜ぶことができる最後の年代とも言える。
一方で架空の世界に浸りきりになって過ごしたせいで精神年齢が幼稚園で停止しているゲーヲタはその話を真に受けて、「ぴ、ぴ、ぴ、ピーチ姫が実在したんだな、ぼ、ぼ、ボキタンというマリオがクッパ城から助けだしてあげるんだな、そ、そ、そして楽しくえっちして過ごすんだな、こ、こ、これでボキタンも童貞脱出なんだな、ウふフいひヒヒケケケ!!!!!」と発狂し拉致に至る。
世間を騒がせるような大きい事件が起こったことを喜んで何が悪いん?
実際、楽しいじゃんw
楽しいんだけど、そんなこと言っちゃったら傷つく人がいるでしょ?
単発、週払いというのに惹かれて始めたバイトだが、
他にバイトした飲食やイベントと比べ学びが大きかったので書いてみる。
「新商品やリニューアル商品このくらい仕入れていただければ、販売員を付けますよ!」と営業をかける。
今度はメーカーは試食販売員派遣会社に「この商品ここのスーパーに何名販売員を派遣して欲しい」と伝えて仕事が発生する。
仕事の流れとして、まずバイトは試食販売員派遣会社の事務所において販売にあたって必要な知識を学ぶ。
販売する商品についてだけでなく、他社の似たような商品との違いや、必要であればメーカーについても教えてもらう。
他に、当日必要なもの(調理器具などは基本的に持ち込む。費用は会社から出る。)の確認などを行う。
これにも給与は発生するが、1回事務所に来て説明聞くといくら、だったので何回かの分をまとめて説明を聞いていた。
時給が欲しいな、と考えたことはあったが、発売前の試供品などももらえるので(自分で売る商品は必ず自分も試す)私はまぁまぁ納得していた。
当日はメーカーの人間として振る舞う。裏の従業員入り口から入り、メーカー名を名乗る。
が、もちろんスーパーの人は派遣のバイトだということは知っている。試食販売員はスーパーで「マネキンさん」と呼ばれていた。
はじめて聞いた時には私はなんつー呼称だ、差別用語じゃないのか!?とびっくりしたがすぐに慣れた。
・・・だけでなく、お客さんの反応や、売り場の観察なども行う。
販売後にはシートを提出するのだがそこには、そのスーパーの客層で多いのはどんな人か
お客さんはどんなことを言っていたか、買った人、試食したけど買わなかった人、試食しなかった人
年齢性別などわけてけっこう細かく記入する欄がある。
他に、他社の商品で何が売れていたのか、なども書いていた。いわゆるマーケティングである。
考えてみれば新商品ひとつとってもメーカーには、企画から開発、デザインや宣伝などを行った多くの人がいる。
私はそういう人たちの思いを(勝手に)背負って、仕事をしていた。
どのような言葉をかけると「売れる」のかについてもよく考察し、
時期も場所もドンピシャでさらにテレビCM投入中の大企業の新商品を売るのだから南極で氷を売るよりも何倍も簡単そうだけれど
これが意外と難しかった。
勉強したら即結果が出るはペーパー試験のみという現実を向き合いながら仕事をした。
売れっ子の試食販売員に教わったり、参考になるかわからなかったが柳原可奈子のコントも見た。
そのかいあってか私の販売成績は、「てんでダメ」なとこから「平均よりちょい、上」ぐらいまで成長した。
お客さんと直に会話を交わすことで営業の訓練にもなり、
マーケティングはもちろん、業界や企業研究まで幅広く行うことができる職業なのであった。
それだけに数々のデメリットとして
丸一日拘束されて日給が7500円なことと、
とにかくスーパーは寒く、真夏でもタイツ着用必須にもかかわらず冷え性が悪化するため女性には辛い
7時間半にもわたり、スーパーの一画で笑顔で大きな声を出し、ヒール(スニーカー不可)で立ちっぱなしがきつい
などの「あっ、これは長く続ける仕事じゃねーな」感が非常に残念でもあった。
まぁ、これだけ考えて勉強しても、売上は売れっ子にかなわず(完全に自分の力不足)
マーケティング分析はとても楽しいけれど自分は営業は向いてないなーということも痛感し、就活の際は営業は除外した。
そのため就活に対しても役に立ったと言えるし、今後の仕事についても、役立てられるアルバイトだったと思う。
【追記】
もともと販売員のことをマネキンと言う、という事実を知りませんでした。
当時は「販売員なんてメーカーから派遣されるお人形さんのようなもの」というニュアンスで「マネキンさん」と呼ばれていると思い、
「人間のことを人形扱いなんて!」と差別的な意味を含む言葉と勘違いしていました。
ご指摘ありがとうございます。
これは派遣会社によりますね。自社で販売員を持ってるスーパーもありますし、
おばちゃんが多いところはおばちゃんにメリットのある会社があると思うので。近場でコンスタントに仕事ができるとか。
私のいたところは本当に自由に仕事したいなーってとき、入れるときだけ仕事ができる代わり派遣先は結構広範囲でしたので若い女の子が多かったです。
かぐや姫は氏家齊一郎に「死ぬ前に高畑の映画を観たい、どんなに赤字が出てもいいから作ってくれ」と言われて制作されたものなので問題ない。
人間なら誰でも相反するような感情を同時に抱えるもので、不安なら不安一色、喜びなら喜び一色、なんて異常な人間はおまえだけなんだ。
全く思ってないわけじゃないだろ。それこそ子供を狙った猟奇的殺人なんて、子を持つ親なら誰だって心配だ。お前は「芸能人」というフィルターで人を判別しすぎ。
今日ねテレビ見てたら、案の定どの局も例のバラバラ殺人の放送をしてるわけですよ。
そんで出演者とかも、痛ましい事件が~とか、最悪の展開が~とか、犯人の異常性が~言ってるわけ。
でもね、あんたら内心ではそんなこと全く思ってないでしょと。
書いてあることより、書いてないことに注意を払う自分でありたい。
藤子不二雄のFとAみたいな感じ?
両者才能はあるけど、支持度や収益の圧倒的な差を見せつけられちゃう感じとか。
二人の間の単純ではなかろう関係とか。
お金と人を使って宮崎氏の羨望(恨み)まで買って作って大コケして
おそらくはジブリ畳む大きな要因になっているやもしれず。
高畑作品って、楽しむって言うより観ることに義務感がともなう感じの作品なんだよな。
それがしんどい。
宮崎作品も、もののけあたりから観るのに義務感がともなう気がして苦手。
結局近年の作品はどっちも楽しめない。
本人たちは半分日記のつもりで書いているのだけど、
SEOを意識した話題に感化されすぎて、日常風景なのに見出しにライフハックみたいなタイトルをつけてしまうから品質が低く見えているだけだった。
つまり、自分達の記事に適切な見出しがつけられないという未熟さの表れでしかなかった。
僕と付き合って下さい!(真剣