はてなキーワード: コカ・コーラとは
たとえばお前がアニメオタクだったとするよな?
「今度のウィルスはアニメ経由で感染する!アニメの放送はやめろ!」
となったとき、それでもテレビ東京が平然とアニメを放送し続けてたとする。
そうだなじゃあインターネットにしよう。
「今度のウィルスはネット経由で感染する!ネットを使うのをやめろ!」
と言われたとする。
明日から全ての書類はネットじゃなくてFAXか郵便か手渡しで送ることになる。
無職になって家に帰ってきて、しゃーないからはてなをやろうとしてもネット回線は存在しない。
そんな時「人類ネットカフェ協会」っていうよく分からんこのたとえ話に都合がいい組織が出てきて「ネットカフェだけは維持しろ!」と圧力をかけてきた。
なんか知らんけどコカ・コーラとかも協力してくれてネットカフェでだけはネットが見れて、広告にはやたらとコカ・コーラが並ぶ。
当然のようにネットカフェ経由でウィルスに感染してバタバタ倒れる奴らは出てくるけど、人類ネットカフェ協会の圧力によりネットカフェは閉鎖されない。
さて、お前らはその状況でネットカフェに行くのを本当に我慢できるのか?
市井の噂話でネットカフェに行くやつが批判されているのを口先では悪し様に言っても、本当は自分もネットカフェに通い詰めたりしないのか?
お前らな、「スポーツ好きにとってのオリパラ」について想像の翼を羽ばたかせてから批判したか?
それでお前らはDaiGOを叩いてるんだろ?
想像力がないって。
そういう姿を見て俺は想像力がないんだなってつくづく感じるんだ。
ふ と つ い や に苦渋の糾
2021.8.2コミケ99
私は、オタク君は何だかんだいって頭がよくて先のことが考えられる人たちだと思ってたんだよ。
特にコミケスタッフみたいなオタク全体の行く末を決めうる旗振り役は。
スタッフ迷言とか作っちゃう姿に、ヒーローとか正義とか世の中の理想とかやっぱ追いかけちゃうのかなと思ってた。
でも違ったんだね。
君たちがやってることはバッハや森やコカ・コーラやCATVと何も変わらないんだって気づいてほしい。
時間はあったよね?
少なくとも既にIOCや日本政府が同じことを繰り返して、皆呆れ果てていたのを見ていたはずだよね?
むしろ君たちはコミケが潰された腹いせにとこぞってその姿に野次を飛ばしていた側なんじゃないだろうか。
それなのに、コミケの準備を薦めるんだね。
それが1年後なら私も少しは納得した。
来年のことを言うと鬼が笑うと言うしね。
半年後、日本中でワクチン接種が終わっているかなんて分からないんだよ?
ワクチン接種が終わったからと言って、それが万能のバリアにならないことは、頭でっかちで机上論にだけはバリバリに強いオタク君達ならよく分かってるはずだ。
デルタ株がやってきてることも3回目の接種が必要だと噂されていることも、開催について審議してきたなら流石に仕入れてるはずの情報だよね?
それなのに今年度中にコミケを開催したいと。
呆れ果てたよ。
流石にもうこれは呆れ果てたよ。
「準備だけでもしておきたい」なんて口にしたら、「準備しちゃったからやっちゃおう」になりうることは、既に見たばかりだよね?
じゃあ準備なんてしちゃ駄目じゃないか。
君たちが好きなヒーロー達は、そうやって口にするとき他人を平気で犠牲にしながらそういった口ぶりを使うのかい?
辞めなよ。
辞めるべきだ。
オタクとして楽しく生きていきたいなら辞めるべきだ。
こんなことを繰り返したらヒーローに対して感情移入なんてできなくなる。
チンケな小悪党に感情移入すればいいやなんて割り切った所で、そういったキャラクターの活躍なんてのは多くの場合は主流への逆張りでしかない。
主流に乗れなくなったらそれらを楽しむのだって難しくなると思うよ。
ヒーローに憧れたり、ふと自分を重ねたりすることが、一生できなくなる。
呼吸器が一生まともに機能しなくなることよりも辛いかも知れない傷をキミのオタクとしての魂が受けるかも知れない。
辞めておけ。
私はただそれだけが言いたい
電車の中、周囲の迷惑も考えずに談笑する小学生がそう語っていた。
私が「ゴラン・ノ・スポンサー」の意味を理解したのはいくつの頃だったろうか。
五輪が税金だとか入場チケットじゃなくてスポンサーが払う広告費で運営されていると理解したのはいつだったか。
感染症の蔓延に加担したからとコカコーラを批判するような発想に至れるような頭を、少なくとも小学校に通っていた頃の私は持ち合わせていなかっただろう。
開拓のツルハシの音(実際には勘違いなのだが)を聞きながら「美しい」と口にし彼は息を引き取る。
契約に従いメフィストフェレスはその魂を持ち去ろうとするが、最期にファウストの心が清らかになったのを見届けた天の者達によってそれは阻止されるのだった。
私が感じている気持ちはファウストが最後に感じたものと似通っているはずだ。
願わくばこれが幻でないことを。
人々の命を、誰かの魂を食い物にする悪魔たちに天罰のあらんことを。
そう思いながら小学生を見つめた私と、反対側から同じことをしていた中年男性とが小学生の肩越しに目を合わせる。
ふとピントのあった彼の瞳の奥に、そんな言葉が見えた。
私は頷いた