技術系の50歳代前半、事業部長クラスのクソジジイ（既婚者）が、理系院卒の新人女性にセクハラ。
報告書と、ワイが聞いた話
- 「経験を積んだ方がいい」と称して、二人だけで出張にやたらと出かけることを繰り返す
- 加害者がほぼほぼまとめた大規模商談を被害者が担当ということにして、過大な実績をつける（年商が800億円の会社で、入社1年目で売上貢献に30億円とかついてた）
- 周りに暗に愛人であるかのように言いふらす。だからセクハラを訴えても「痴話げんかだよ」などと圧力をかけて潰す。
- 相思相愛だよなめいた異な事をいって、出張先でダブルルームをとってくる
- みんなの前で拒否れ無い状況でプレゼントを渡す（背景には個別に渡されて被害者が拒否っていた）
- 何故かいつも隣に座る＆隣に座らせる
- やたらとかまう（被害者の机に入り浸る）
- 会議などでやたらと彼女を庇ってみせる
- ベタベタと触ってくる、ボディタッチしてくる
- 性的なことを聞いてくる・猥談をしてくる
発覚した経緯
- 出張先で本気で嫌がって泣いていたところを、取引先（自動車会社）の人が見かねて保護した
- 客先の監査室が出張ってきて、あまりの惨状にブチギレ。責任者飛ばさないと取引を切るぞと激怒

常務取締役のお出まし～！

当然こんな惨状なので、社外で発覚する前に訴えがあって人事が動いたのだけれど、人事などの動きが鈍い。

事業部長クラスが加害者であるということ、この事業部長クラスは技術者としては社内の実力者で、今までは「真面目な人」として通ってきたと言う所があった。

更に地方の製造業としては、男女平等という事で、ようやく院卒で製品開発部門に入ってくれた人だった。なので、真面目な人で通っていた彼の所に配属されたという経緯がある。

なので、人事が出てくるのが無茶苦茶遅くなっている。

で、その後常務取締役（創業者一族。創業者のひ孫）が登場した行動が、例の一等海佐にそっくり。

普段は現場に来ない
来たと思ったら、加害者と会議室に入って1時間ぐらい話
その後、被害者を連れに来て同じ会議室に入っていく。そこで被害者が謝罪
謝罪を受け入れられたことにして、これからも仲良く頑張ろうね！みたいな結論に。
人事の内部通報があったけど、常務が話をつけたので、解決済みです、と社長（常務の叔父）に報告

しかし、その後で、自動車での出張が設定され、別のベテラン主任も入って3人で出張することになったのだが、実際にはなぜかベテラン主任は別の緊急業務が入って出張不可になり、2人で出張した先で泣き崩れた被害者を取引先が保護したという経緯。

一等海佐もこれを狙ったのでは

一等海佐もこれを狙ったのでは。問題にはなったけど、既に解決しています、と報告したいがためにやった。

そして後で問題になっても「あの俺があいつに説教して謝罪させた。後は受け入れる側が受け入れなかっただけ」ってなもんで。

弊社のその後

客先が指定した弁護士による社内調査……中にコロナ禍が始まって混乱し、ヒヤリングなどのく調査が上手くできず結構いろいろ有耶無耶になったと思われる。それでも出てきた報告書は客先には出されたは、出されたらしい。しかし、社内には広く一般公開はされず。

被害者女性は退職となり、PTSDの診断書がついたと聞いた。その後は詳しくは知らないけど、知人によれば弊社よりよっぽど良いちゃんとした会社に入社したとか。経歴を聞くと、なんで弊社に？って感じのスペックだったので。だから狙われたのだろうが。

事業部長のジジイは依願退職となった……が、実際には子会社に席が設けられ、退職後再就職。事実上子会社に左遷された形……と思ったら、なんと半年でその会社の社長になるというトンデモ人事が発動。慣例だと子会社の社長は3年交代であるため、子会社社長の経験者という実績を持って再び本社復帰するのでは無いかと噂されている。