はてなキーワード: アカポスとは
あなたの分野でそうだからって、それで「学者」全般を語っちゃうのはどうなのよ。
とはいえ、別の分野には別のドロドロがあるわけだけどね。まあ情報系だとアカポスじゃなくてもそこそこ「作りたいもの作って論文も書いて」ってことができるから選択肢は多いかもしれん。論文書くために、組織に所属したり社交的になったりする必要は全くないし。作りたいものを作れる環境に行くために立ち回りが必要な場合はあるけど。
でも結論には同意かな。少なくとも自分の分野では、純粋な研究職に残るのは結局、本当に好きでたまらないからやってる人達だなあ。そういう人にはかなわないよ。何歳になっても子供のように目を輝かせて議論してるんだから。(というかむしろ、世間的にはともかく業界的に言えば「名誉」は何を作ったか、どういう論文を書いたかであって、教授になったかどうかはおまけでしかないし、同程度の能力があれば民間の方が給料良いし、名誉欲や金銭欲を満たしたいならアカデミアはないでしょう、といった感覚。)
これから痛いか痛くないかはわからないけど腹探られる覚悟はいるよね。
俺が自分の分野でそういうのいたら絶対調べてみるもん。
まぁ、やってなきゃやってないでいいわけだし、
http://anond.hatelabo.jp/20131216185706
★個人経営商店主が鬼籍に入ったあとに後継するプレーヤーがいない業界が一番問題。
日本の中小企業メーカーの大半は、経営者が鬼籍に入ったら廃業に追い込まれる。日本のモノ作りの基礎体力が低下する(モノ作りインフラの崩壊)
いわゆる「棟梁」「工務店」の後継者が不足している。このままでは「家を作りたくても、建てる人がいない」ということになりかねない
ウチの息子は外に討って出てどーんと一発当ててこい!よしきた、とーちゃん!って空気
その後オイルショックやバブルがあって、ジャパニーズゴールドラッシュを夢見る人は減ったけど
それでも、ジリ貧の家業を継ぐより大企業に就職したほうが良いって空気
生き残るには大企業就職という蜘蛛の糸を掴むしかない!というもっと切実な感じになってきた
でも、自分の周りみてみると、進学校行って、いい大学入って、そのまま一流企業残ってるって
いるにはいるけど、かなり少ない、大学院、アカポスで不安定なやつ
一方、高卒や地元のそれなりの大学出て家業継いだやつのが安定してる率が高く見える
サンプル少ないのは重々承知だが、いまどき家業を継ぐという選択は
職種によってはそんなに悪くない
単に後継車不在で売りに出てる町工場とかがぽつぽつあるらしい
アカポス狙ってるの? それならいい論文誌にできるだけ多く論文を通すにはどうすればいいのか、を最優先で考えないと。教官がカリスマ的かどうかは置いといて、研究室の先輩たちは論文をがんがん生産してる? 良い論文誌に通してる? "Publish or perish" の歪みではあるんだけど、論文を書きやすい研究室の仕組み(大きな戦略の選び方、研究計画の立て方、資源配分)ってのは確かにあるんで、実績最優先ならそういう仕組みがあるかどうかを見た方がいい。
民間でとりあえず就職に困らないだろうし、研究者としてトップ争いをするよりは好きなことをまったりやれたらいいや、論文も自分がとことん納得いくのだけぽつりぽつりと出せればいいや、っていうのなら、マイペースでできることを優先したらいい。指導教官に構ってもらえないのはその場合かえってプラスになるかもしれない。論文にはつながらなくても、人脈を利用して学生の間に色々なところに首を突っ込んで活動してれば、就職やその後のキャリアもおもしろくなるかもしれない。
下に見てるわけじゃない、ってわざわざ断ってるのになあ。マニュアルで出来る単純労働なら「大学に授業料払って買ってる時間」以外でもできるだろうってこと。長期休暇中でもいいし、金に困ってるなら休学したっていいし。(「マニュアルでできる」ってところが引っかかった? 別にバカにしてるわけじゃなくて、「仕事に人生賭けます、仕事通じて自己実現します」って人じゃなくて、「他にやりたいことがあって、金稼ぐ手段として仕事したい」って人のために最適化された仕事ってこと。最近は仕事で自己実現が流行って、前者の仕事でないと尊くないみたいな風潮が醸されてるけど、あれはマーケティングだから。どちらの仕事も世の中を回すために同じくらい重要よ。)
アカポスでない専門職についた人なら、専門分野の中でも、大学の研究室では経験できないことが現場にあるってわかるんじゃないかな。優先順位が違うから。もちろん大学の研究室じゃないとできないこともあるし、現場経験ないとだめとかいうつもりはない。ただ、大学でやってる自分の研究がどういう具合に世の中で応用されてるかを、反対側から見る経験って結構役に立つと思うけどな。
まあ専攻によっても違うから平行線になるのは仕方ない。俺としては、マニュアル仕事って別にバカにしてるわけじゃないよってことだけ。
そーなんですよ。
元増田の言うとおり、研究をおざなりにして就職しようとする学生を否定すると
「金持ちか将来をドブに捨てるキチガイ以外院に来るな」って話になっちゃうわけで。
国家も博士を増やしたかった。この両者の思惑がうっかり噛みあったために、
少なくとも、カネ貰ってるポスドクは
あれかな、それともあれ。
でいいか。いいような気もしてきた。
よし、俺もそうしよう。
学生はクソ!院に来た時点で将来捨てろ!
就職したいなら辞めろ!
俺も旧帝の理学部で、しかも一番やばい生物系で博士とったからよくわかるわ。
一つ言えるのは、進学云々の時に彼女がいなかったから進学に踏み切れたわけで、彼女がいたら確実に就職していたと思う。
こんなにも不安で、将来が悲観的で、仕事量の上限もない生活はやってられん。
家族をかかえてそんなことすると、俺なら確実に押しつぶされて死ぬと思う。
で、怠け気質で働きたくないのは俺も一緒だわ。
しかし言わせてもらうとな、学振とったら何もしないでも給料もらえるわけで、会社で働くよりすげえ楽だと思う。
ポスドクも、アカポスも、会社で働くことをおもうとすげえ楽だ。
ただ一点、将来が不確定で安定しないという不安を除けば、だ。
まあ、俺は会社で働いたことなくてアカデミにしかいたことないからあくまで想像でしかないのだが、俺のアカデミ経験と周囲の社会人みるとそう想像できる。
クソな教授とか、研究成果が出なくて死にたくなったこともあるし、不安に押しつぶされて飛び降りそうになったこともある。
しかし、これは俺がやりたくてやってることであって、会社で興味もなくやりたくもないことを理不尽に怒られて管理されながらさせられる立場よりよっぽどいいと思う。
これがやっぱり、一番のいいところだ。楽なところだ。怠け者にも勤まるところだ。
会社なんてクソくらえだ。
怠け者の自覚があるものこそ、研究職は向いている(社会人に向いていない)気はするぞ。
俺も会社なんか入らなくてよかったと心底思ってる。
あとは劣等感について。
俺は学部からずっと生え抜きの学生だったけど、優秀な先輩を見て、優秀な後輩を見て、劣等感もすごいあったな。
120% の努力をもって 200% の結果、というのはよくわからんけど、100% の才能の上に 100% の努力をするようなやつは多かったな。
俺も才能は 100% だけど、努力は 50% だなー、しかもそのまま年数が経つと努力差の積算がえらいことになってんなー、やばいなー、
と思いながらも、結局そこまで頑張れない、みたいな感じだった。
そして多くの学生は、才能が 80% で努力も 80% みたいな感じだった。
結果的に、才能で劣ってるやつが俺より頑張ってやってるじゃん、俺このままでいいの? やばくね? みたいな焦りもすごいあった。
結局さー、理想論を言わせてもらうとさー、努力をするしかないわけだよね。
才能が 80% しかないなら、100% 努力をしたら、俺みたいなやつには勝てるわけじゃん。
その努力を自信にして、劣等感を打ち消していくしかないんじゃないか?
ま、一番の能力って、努力ができるかどうかだな、ってのはつくづくおもうけどね。
まあ将来のことなんて考えたってわかんないんだから、いま必要なことをして、いま手に入れたいものを手に入れていくしかないんじゃね?