はてなキーワード: FOMCとは
時々私たちは聞きたいことを聞きます.FRB議長のジェローム・パウエルがFOMCの7月の会合後にマスコミに「ある時点で」引き締めのペースを遅くすることが適切になると語ったとき、市場はそれをFRBが利上げのペースが鈍化するだけでなく、2023 年には利下げを開始することさえありました。
FRB は 7 月に 2 回連続で 75 ベーシス ポイントの利上げを行い、9 月には 3 分の 1 の利上げを続けましたが、中央銀行による差し迫ったハト派のピボットへの期待が S&P 500 の 9.1% 上昇を促進し、7 月は2020 年 11 月以来の株式にとって最も強い月。2022 年末のフェデラル ファンド レートの見積もりは、6 月中旬の水準から 40 ベーシス ポイント低下して 3.3% になり、2023 年末の見積もりはさらに 100 ベーシス ポイント低下して 2.7% になりました。これらの動きは、FRB が 1980 年代以来最速の利上げサイクルを行った後、来年利下げを行うと市場が予想していることを示唆しています。
2022 年と 2023 年の両方のフェデラル ファンド先物の下落は、インフレと FRB の利上げペースの両方がピークに達したという市場参加者の感情の高まりを反映しています。そしてある程度、彼らは正しいです。インフレ率は短期的には低下傾向にあると思われます。そして明らかに、ある時点でFRBは利上げのペースを遅くするでしょう。
しかし、市場が考慮していないのは、インフレ率が低下するリスクですが、依然として高水準にとどまっていることです。2 桁のインフレにつながった 1970 年代半ばの「ストップ アンド ゴー」金融政策の悪影響を FRB が認識していることを考えると、利上げ後すぐに利下げを行う可能性は低いと言えます。
そのため、中央銀行は、インフレ率が 2% の目標に向けて下降傾向にあるという明確な証拠が数か月にわたって得られるまで、引き締め政策を維持する可能性が高いと考えています。秋には利上げのペースが鈍化するかもしれませんが、それはFRBが利下げを行う環境とは大きく異なる政策環境です。
消費者物価指数 (CPI) で測定されたインフレ率が 6 月に 9.1% でピークに達したという期待は、コモディティ価格の下落とサプライ チェーンのボトルネックの緩和によってもたらされました。それにもかかわらず、インフレは現在広範囲に及んでおり、商品価格の上昇から経済のサービス部門に移行しています。これらには、賃金や家賃などの住居費などの分野が含まれます。これらは粘着性があり、コモディティ主導の総合インフレ率よりも調整に時間がかかります。
FRB当局者はまた、あらゆる機会を利用して、経済の弱体化に直面してもひるむ可能性が低いことを強調してきました. パウエル議長は、7 月の FOMC 会合の後、経済力を犠牲にし、労働市場を弱体化させなければならないとしても、FRB の最優先事項はインフレ率を 2% の目標に戻すことだと繰り返しました。
株式市場は長期投資家にとってより魅力的に見えます。これは、感情が洗い流され、消費財、通信、テクノロジーの大幅な下落、および一部のセクターでの収益予想の再設定を考慮するとです。それでも、経済の弱体化に伴う利益率への継続的な圧力を反映して、アナリストの収益予測は引き続き低下しているため、株式のさらなる弱体化とレンジバウンドの市場が予想されます。
インフレに後押しされた収益は、第 2 四半期の収益シーズン中にアナリストの予測をほぼ達成していますが、多くの企業は、ドル高が海外収益に与える影響、投入コストの上昇、消費者需要の軟化、および賃金圧力に対処するため、利益率の低下を報告しています。 1980 年代以来、これほど高くはありませんでした。
2022 年と 2023 年の S&P 500 の収益予測は、先月下落したにもかかわらず、依然として不安定です。S&P 500 の収益倍率は現在の推定の 17 倍であり、長期的な平均を上回っており、収益が引き続き低下する可能性が高いというリスクを反映していません。FRB は 2% の個人消費支出 (PCE) インフレ率を目標にしているため、ここからの複数の景気拡大はありそうにないと考えています。
https://www.bnymellonwealth.com/insights/investment-update-hopes-for-a-fed-pivot-premature.html
10月の米CPIは総合指数の前年同月比上昇率が7.7%と市場予想(8%程度)を下回り「ようやく良いニュースが出た」(バンク・オブ・アメリカ)との受け止めが広がった。これまでCPIは予想を上回って投資家の失望を誘うケースが多かっただけに、下振れ方向のサプライズに市場の反応が大きくなった面もある。
米連邦準備理事会(FRB)が12月13~14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅を過去4回の0.75%から0.5%に縮小するとの観測も広がっている。金利先物市場では0.5%の利上げ予想が9日の57%から80%超に高まった。次のFOMCの直前には11月分のCPI公表も控える。利上げペースや最終的な政策金利の到達点を巡る思惑で市場の変動が大きくなる展開は当面続きそうだ。
一応中国も同じタイミングで介入した(4月から対ドルで12.5%ほどの急速な元安。日本円は年初から25%下落)らしいけど、やっぱ弾数少ないのと、FOMC(FRBの金融政策会合)があと2回あって、最終的な利上げ目標が低くて4.75、市場関係者の予想で5%で、現状の3.25からまだ上に1.5%から1.75%上がるって思われてるから、一時凌ぎ感あるよな。
実際、144までいって朝には147円に戻ったんで、そんな遠くないタイミングで150はまた行くと思う。
そうなると個人としての今の最適解は、「多少予想外にドル円が動いても痛まない程度には今のタイミングでドルを買う」ってことになる。
じゃあこれから先、ずっと円安ドル高が続くのか、円高はもう来ないのかとなると、為替トレーダーじゃないけど、「そうでもない」と思っている。
米FF金利は上限が見えてきたので、円安ドル高の根拠の一つの金利差、「円で金借りてドルで預ければお得じゃん」って状況は「ドンドン進む」から「ここらでひとまず止まる」ってことになる。
もう一つの根拠である「そうはいっても米国経済は強いから、米で投資するためにドル必要だよね、日本?どこそれ?」って状態も、来年のIMFの世界経済見通しでは「先進国やばい、世界やばい、アメリカもインフレの悪影響でやばい」という状況の中で、日本はそうでもない。
2022→2023年のGDP成長率予測で、アメリカ1.6→1.0、ユーロ3.1→0.5、イギリス3.6→0.3(おいおい)という中で、日本は1.7→1.6、相対的に「そこまで悪くない」という予測になってる。
アメリカが経済ヤバなってアメさんらが「株やばいな、国債いくか。まぁ〜、あんま良くないけど現金もちにしとく?」ってなっても「日本株は意外と悪くないんちゃう?」となって「日円買っとくか」ってシナリオはありそう。
ワンチャン円高くれば、ドルから円にかえて投資してる海外投資家は為替で水増しされるわけだし。
あとは要素としては移動平均との乖離率ってのがあって、30日とかの長期のアップダウントレンドの移動平均線と現状がどれだけ離れているか、長期的には平均に回帰するとされるそれが、150円だと乖離しすぎている、つまりドルは買われすぎている。
そうなると、どっかで円安ドル高の条件設定が崩れた時に円への巻き戻しにブーストがかかることになる。
そう考えると、今ドルを怖くない程度に買って、来年円高に動き始めたら戻す、戻らなくてもまあ資産防衛できてるし、手持ちドルで安値圏を彷徨うS&P500かVTIを買う、旅行行く時の資金にする、海外通販に使うとかしておくのがいいんじゃないかなと思う。
積み立ててる人は同じペースで積み立て続けるのが基本だが、今後も積み立て続ける覚悟があるなら、がっつり下がったところで多めに突っ込むのも良い。S&P500に対する信仰心が試されるな…
昨晩公表されたCPIから、9月FOMCの利上げは0.75ポイントは確実、あるいは1ポイントかもしれないと市場は読みを変え、下落トレンドが鮮明になった。
一つ目は直近底値の3600ドル程度。この位置は200週移動平均線(要するに200週の間に買った人たちが平均的にはその位置で買っているというライン)ともだいたい一致するので、その観点からも下げ止まりやすい。チャートを見ると分かるが、200週移動平均線まで下落が達したのは前回はコロナショック、その前は2018年末。滅多に無いこと。
3600ドルで下げ止まらなかった場合、二つ目は心理的節目の3500ドル、三つ目はコロナショックが起きる直前の水準だった3400ドル程度。
底に達した週はたいてい出来高が突出する(多くの人が絶望してぶん投げるが、それをチャンスと見た人たちが買いまくるので、取引が成立した量である出来高がものすごいことになる)ので、それも底を見極める判断材料になる。
なんでこのタイミングで増田とはてブで株式投資が話題になってるのか不思議。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言から、9月のFOMCできつめの利上げがあることを市場が確実視したので、直近では日米とも地合いは不安定、もしくは下落局面が続く。数ヶ月から1年程度の幅で先を見ても、中国の不動産バブル崩壊、途上国等の債務危機、ロシアのウクライナ侵攻etcを鑑みて、相場が上向く見込みは高くない。むしろ大幅下落の火種がそこかしこに散らばっている状態。
もっとも、投資せずにしっかり座学するには良い期間だとは思う。最悪数年の間、価格が買値を下回っても我慢できる人なら、今からS&P500をちびちび仕込み続けるのも、まぁ、無しでもないか。
市場は数か月程度先を織り込んで動くので引き締めが始まってからでは確実に遅い
実際はテーパリングが始まるあたりから逃げる準備をするのが定石で、ナスダックなんかは11月ぐらいからすでに崩れ始めている
12月のFOMCはテーパリングを当初の予定より加速するなど明らかに焦りが見えたので、自分は12月から徐々にショートを入れ始めていた
そのあたりは最低限経済ニュース(特にFOMCでの発表)とチャートを観察しておく必要はある
「長期のトレンドラインを割る」とか、「高値から少し下げた後、再度高値更新を試みるが届かない」というのは株価が天井をつけるサインである
しかし天底をピンポイントで当てるなんてのは相場を知らない素人が抱きがちな妄想で、ドルコスト平均のように徐々にポジションを軽くしていくというのが無難なやり方ではないか
1月に本格的に崩れ始めてから逃げても十分危機は回避できていると思うけどね(チャート的に長期のトレンドラインを割ったのも1月10日ごろ)