はてなキーワード: 村上春樹とは
村上春樹の「やれやれ僕は射精した」とか、パスタ食いながらセックスするとか、そういうネットミーム的なイメージ。
あれ広めてる連中にすごく文句を言いたい。
村上春樹ね、名前だけはもちろん知っているが実際に読んだことがなかったんだ。
教養として一冊読んでおこうかな、と図書館で海辺のカフカを借りた。
前に見た初めての村上春樹にお勧めのタイトル的一覧には入ってなかったが、まあこれしか無かったし話題に挙がらないということは無難でもあるだろうという判断だ。
いま50ページほど読んでるんだが、バスで同乗した女のブラ紐見て勃起するシーンが気持ち悪すぎて辛い。
あのなあ!こっちはいきなりセックスしても受け入れる覚悟ができてるんだよ!
どうせセックスするんだろわかってるわかってるって思いながら読んでたの!
村上春樹というのは、まぁあまり良いことを言う類の作家ではないのだけれど、風の歌を聴けに出てくるこの文章だけはずっと覚えてるし正しいと思ってる。文章だけじゃない。夜中の3時に寝静まった台所の冷蔵庫を漁るような人間には、それだけのことしかできない。そんな人間のやることなんて人は信用しないし、そんな人間は自分のことも信用できない。理由は言わなくてもわかると思うが、深夜3時に冷蔵庫を漁っている人間よりも、日付が変わる前に寝て朝の7時にベーコンと目玉焼きを焼いている人間のほうが正しいに決まっているからだ。そう言われても俺たち社会のクズたる増田にはどうしようもないことと思うが、そんなクズの俺にもたった一つだけ言えることがある。腹が減ったら寝ろ。これがたった一つの深夜の真理だ。
以下簡単に箇条書きで
村上春樹の小説を一度も読んだことない俺のイメージなんだけどどう?
車はちょっと古いヤツ
新しい物の便利さを需要してる自分の愚かさに気が付くみたいな描写がある
なにかとタバコをふかす
事あるごとに自分に戸惑う
爆発とかはない
怪盗とかはあまり出てこない
オッサンが女の子侍らせて「でも僕そんなに欲情してませんよ」って顔してイキってるだけの小説ばかりじゃんね。
「主人公くん実はめっちゃモテてたよ」とか「オッサンまじかっこいい(じょわ~~」みたいなのが多すぎてほんまキモい。
007でも気取ってるんだろうけど主人公は単なる偏屈なイケメン気取りの謎の高給取り(この謎に高給取りな所が特にキモいよね)。
なろうの「チート!女!エルフ!幼女!ハーレム!NTR(する方)!」はこれにくらべるとねちっこくなくて爽やかさね。
ほんまいい年こいたオジンが「いや~~~僕別に若い女に欲情とかしないし~~~」ってツラでこんな栗の花くっせえイカくっせえ小説書いてると思うと本当キモくてね。
まだ主人公の年齢と作者の年齢が同じぐらいだった頃は読めたんだが、いつからか作者がジジイになりすぎて出てくる主人公の若作り臭がキツくなってきたじゃん。
アレが本当無理になってきたんだよ。
高齢者のオッサンのムッツリで奥ゆかしい(と本人が思い込んでる)性欲が乗り移ったアラサーアラフォー主人公の薄気味悪さよ……
まして作中の思い出話で語られる10代20代における恋愛模様のオッサンが妄想した恋愛観たるや……。
ほーんまないわー。
きんもー。
無理ー。
ハルキー。
おまえー。
官能小説のレイプシーンでだけ成立するんじゃジジイの枯れた指から発せられるセックの波動は―。
お前が書くと主人公だけアラサーでもセックの波動が後期高齢者なんじゃー。
やめー。
もうやめー。
おまえもうセックスやめー。
タコピーの原罪という漫画について、賛否が分かれているけど、自分も最初はあまり好きではなかった。
なので漫画として完璧!みたいに絶賛する記事が出始めたときはえ、そうなの?と思ったりした。
ただ悲惨なだけでウケてると思っていた。
最終話目前まで読んだ今でも、自分にはあまりしっくりきていない。
でも確かに何かのメッセージ性をもって描かれているのはわかる気がする。
ふと思ったのだが、この漫画を絶賛する人というのは、これを読んで「自分の物語だ」と思える人なのではないか。
物語を通して、人は自分の読みたい物語を読む的なことを村上春樹が言ってたような気がする(うろ覚え)
タコピーの原罪も、たぶんメタファーだらけで、自分はそれを拾えて読めていないのかもと思った。
そして努力しても読み取れる自信もない。